JP2020148072A - 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法 - Google Patents

海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レアアース泥を高い信頼性をもって揚鉱し得る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法を提供する。【解決手段】この海洋資源揚鉱装置は、洋上から供給される駆動用流体S1によって駆動される流体モータ部11と、流体モータ部11の下部に設けられて流体モータ部11によって駆動されるねじポンプ部12と、をケーシング31内に有する第一揚鉱部1と、第一揚鉱部1のケーシング31に沿って配置されてねじポンプ部12の吐出口16に連通するように配置されるライザー管21と、ライザー管21の内部に配管されて洋上から供給される揚鉱用流体S2をライザー管21内での吐出口16に連通する位置の近傍に噴射する揚水導入管23と、を有する第二揚鉱部2と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、海洋資源を揚鉱するための装置および方法に係り、特に、海洋に存在するレアアース泥等の海洋資源の揚泥用に好適な揚鉱装置並びにこれを用いた海洋資源の揚鉱方法に関する。
2012年、南鳥島の排他的経済水域の深海で極めて高濃度なレアアースを含む泥(以下、「レアアース泥」という)が発見された。ここで、海底石油の人工採油技術や深海のレアアース泥の揚鉱技術としては、高揚程多段スラリーポンプを複数ヵ所で直列に連結して揚鉱するポンプリフト方式や、船上の空気圧縮機から各水深層の数か所に高圧空気を導入するエアリフト方式が考えられている。ポンプリフト方式としては、例えば、特許文献1(ターボ形)や特許文献2(斜流形インペラ)が開示されている。
特許第5490582号公報 特開昭51−72902号公報
しかし、海洋資源であるレアアース泥は、水深5000m以上の深海に存在することから、ポンプリフト方式であると、多段遠心ポンプの直列運転となり、装置の構造が複雑であり、軽量化が困難なことから、安定した運転を確保する上で課題が多く、水中機器の信頼性(特に、高圧水深下での水中モータの軸シールの耐久性と信頼性)に問題がある。
一方、エアリフト方式は、水中機器が極めて少ないことから、ポンプリフト方式に比べて信頼性および耐久性に優れるものの、エネルギー効率が悪く、ポンプリフト方式以上の膨大なエネルギーを要するという問題がある。
ここで、従来は、海底の硬い岩盤の掘削に際しては、図5に例示するようなライザー掘削装置120を用い、ライザー管121と、ビット104を駆動するとともに揚鉱用流体Sを導く駆動管123とにより、岩盤をビット104で掘削しつつ、その掘削礫を揚鉱用流体Sとともにライザー管121で還流(符号Mで示す矢印)させて揚鉱が行われている。
しかし、同図に示すようなライザー掘削装置120による掘削方法で海底のレアアース泥Bを揚鉱する場合、柔らかいレアアース泥Bでは、硬い岩盤を掘削する場合とは異なり、ライザー管121の側面からの液漏れにより、海底から船上までレアアース泥Bを揚鉱するための圧力の確保が難しいという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、レアアース泥を高い信頼性をもって揚鉱し得る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱装置は、洋上から供給される駆動用流体によって駆動される流体モータ部と、該流体モータ部の下部に設けられて該流体モータ部によって駆動されるねじポンプ部と、をケーシング内に有する第一揚鉱部と、前記第一揚鉱部の前記ケーシングに沿って配置されて前記ねじポンプ部の吐出口に連通するように配置されるライザー管と、該ライザー管の内部に配管されて洋上から供給される揚鉱用流体を該ライザー管内での前記吐出口に連通する位置の近傍に噴射する揚水導入管と、を有する第二揚鉱部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱方法は、本発明のいずれか一の態様に係る海洋資源揚鉱装置を用い、前記第一揚鉱部の駆動によって前記第二揚鉱部の前記ライザー管の最下部近傍に海底のレアアース泥を導入しつつ、前記揚水導入管から噴射する揚鉱用流体の圧力で該揚鉱用流体とともに前記吐出口から導入されたレアアース泥を洋上まで揚鉱することを特徴とする。
本発明のいずれか一の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、第一揚鉱部と、第一揚鉱部のケーシングに沿って配置されたライザー管を有する第二揚鉱部とを備え、第一および第二揚鉱部のいずれも、洋上から送られる流体で作動する。
そのため、本発明のいずれか一の態様に係る海洋資源揚鉱装置を用いれば、第一揚鉱部の駆動によって吐出口から第二揚鉱部のライザー管の下部近傍に海底のレアアース泥を導入しつつ、揚水導入管から噴射する揚鉱用流体の圧力で該揚鉱用流体とともに吐出口から導入されたレアアース泥を洋上まで揚鉱できる。
よって、本発明によれば、高圧水深下での軸シールの耐久性および信頼性に課題を持つ水中モータが不要であり、さらに、第一揚鉱部と第二揚鉱部との協働により、海底から船上までレアアース泥を揚鉱するための圧力を確保して、水深5000m以上の深海に存在するレアアース泥を洋上まで高い信頼性をもって揚鉱できる。
上述のように、本発明によれば、レアアース泥を高い信頼性をもって揚鉱し得る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法を提供できる。
本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱装置の一実施形態の全体構成を説明する模式図である。 一実施形態の海洋資源揚鉱装置の要部構成を説明する図であり、同図では、軸線に沿った断面を示している。 一実施形態の海洋資源揚鉱装置の動作を説明する模式図である。 一実施形態の変形例に係る海洋資源揚鉱装置を説明する模式図である。 従来のライザー掘削装置の一例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
図1に示すように、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、流体モータ駆動ねじポンプとして構成された第一揚鉱部1と、長尺な中空円筒状のライザー管21を有する第二揚鉱部2とを備える。第一揚鉱部1は、長尺な中空円筒状のケーシング31を有する。ケーシング31の下端には、ビット4を有する掘削部3が設けられている。
この海洋資源揚鉱装置10は、同図に示すように、第一揚鉱部1のケーシング31および第二揚鉱部2のライザー管21の軸線を上下方向として海中に配備される。第二揚鉱部2のライザー管21は、第一揚鉱部1のケーシング31に沿って配置される。第一揚鉱部1と第二揚鉱部2とは、連結管22を介して相互に連結され、海上に停泊する海洋資源回収船100まで海水が満たされた状態で延設される。
そして、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、第一揚鉱部1および第二揚鉱部2のいずれも、洋上の海洋資源回収船100から送られる流体で作動するように構成され、各揚鉱部1,2の作動用の流体、海水およびレアアース泥Bがライザー管21に導かれるように構成されている。
詳しくは、図2に要部を拡大図示するように、第一揚鉱部1が構成する流体モータ駆動ねじポンプは、洋上の海洋資源回収船100から供給される駆動用流体S1によって駆動される流体モータ部11と、流体モータ部11の下部に設けられて流体モータ部11によって駆動されるねじポンプ部12と、をケーシング31内に備える。
一方、第二揚鉱部2を構成するライザー管21は、ねじポンプ部12の吐出口16に自身最下部近傍の位置で連結管22を介して連通される。ライザー管21内には、略同軸に支持された長尺な中空円筒状の揚水導入管23が設けられる。
揚水導入管23は、ライザー管21の内部に略同軸に配管され、洋上の海洋資源回収船100から供給される揚鉱用流体S2を、ライザー管21内での最下部近傍の位置に噴射可能になっている。
本実施形態のケーシング31は、モータ部ケーシング31aと、ポンプ部ケーシング31bとを有する。モータ部ケーシング31aとポンプ部ケーシング31bとは、シャフト支持部60を介して相互に連結されている。モータ部ケーシング31aの上端には、駆動流体導入管32が略同軸に接続され、ポンプ部ケーシング31bの下端には、複数の第一吸込口17を周壁面に有する吸込ケーシング5が略同軸に接続されている。
モータ部ケーシング31a内には、流体モータ部11が設けられ、ポンプ部ケーシング31b内には、ねじポンプ部12が設けられる。本実施形態では、後に詳述するように、流体モータ部11およびねじポンプ部12の基本構成として、インナロータとともにアウタロータが連れ回り駆動するねじポンプを採用している。
下部の吸込ケーシング5の内周面には、水中軸受6が装着された軸受支持筒7が設けられ、この水中軸受6によって、シャフト40の先端部40sが回転自在に支持されている。軸受支持筒7は、平面視が略レンコン状をなし、軸方向に沿って貫通する複数の貫通孔が周方向に離隔して形成された第二吸込口18が軸方向に沿って設けられている。
さらに、吸込ケーシング5は、インナロータ先端にビット4を設けることで掘削部3を構成しており、海底のレアアース泥Bをビット4で掘削するとともに、ねじポンプ部12を駆動することにより、掘削されたレアアース泥Bを、吸込ケーシング5の第一吸込口17および第二吸込口18から導入室8の内部に吸引し、上部の吐出口16から連結管22を介してライザー管21に移送可能になっている。
より詳しくは、吸込ケーシング5の上端部には、中空円筒状のモータ部ケーシング31が同軸に接続されている。モータ部ケーシング31の下端開口は、掘削されたレアアース泥Bの導入室8の上部の回収口15に連通している。モータ部ケーシング31内には駆動軸43が回転自在に支持されている。
モータ部ケーシング31内には、流体モータ部11が、駆動軸43の軸方向の一端側(この例では上下方向上側)に設けられるとともに、ねじポンプ部12が、駆動軸43の他端側(この例では上下方向下側)に設けられている。モータ部ケーシング31の上端部は、駆動流体導入管32からの駆動用流体S1を導入する導入口33と連通される。
モータ部ケーシング31の途中部分の下部寄りの位置に、駆動軸43を回転自在に支持するシャフト支持部60が設けられている。駆動軸43は、シャフト支持部60の複数の軸受45によって回転自在に支持される。複数の軸受45の両側それぞれにはシール部が設けられ、このシール部により駆動軸43の外周面とモータ部ケーシング31との間がシールされている。
なお、本実施形態は、駆動軸43を支持する複数の軸受45に深溝玉軸受を使用しているが、これに限定されず、種々の軸受を用いることができる(モータ部ケーシング31内の他の軸受について同様)。
駆動軸43には、シャフト支持部60よりも上部の位置に、駆動用流体噴射流路13への導入口14が設けられている。導入口14は、流体モータ部11による駆動軸43を駆動後の駆動用流体S1が導入されて駆動用流体噴射流路13へと送られる。
駆動用流体噴射流路13は、導入口14の位置から下方に向け、駆動軸43の中心を貫通して駆動軸43の下端面に連通している。さらに、駆動用流体噴射流路13は、駆動軸43の下端に接続されたシャフト40の中心に貫通形成され、シャフト40の先端部40sに装着されるビット4に開口する複数の噴射口4sから駆動用流体S1を吐出可能に設けられている。
さらに、ケーシング31の途中部分であってねじポンプ部12の上部の位置には、駆動用流体S1と掘削されたレアアース泥Bとの混合物M1を吐出する吐出口16が側面に設けられ、吐出口16にライザー管21の下端部近傍が連結管22を介して連通して一体に装着されている。ライザー管21は、その下端部近傍が、連結管22で吐出口16に接続され、直線状の管本体部がケーシング31に並行して上方に延びている。
モータ部ケーシング31a内には、上記流体モータ部11が設けられている。流体モータ部11は、モータ部ケーシング31a内に、第一アウタロータ51と、片持ち構造の第一インナロータ41とを有する。第一アウタロータ51には、左巻雌ねじ状の螺旋部が内周面に形成されている。
第一インナロータ41には、左巻雄ねじ状の螺旋部が外周面に形成されている。第一インナロータ41の基端部44は、モータ部ケーシング31a内に直線状に延び、自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いることなく、駆動軸43の上端に一体形成され、駆動軸43とともに一体で回転するようになっている。
第一アウタロータ51は、金属製で円筒状をなすロータ外筒51sと、ロータ外筒51s内に配置されたゴム製のロータ内筒51nとからなる。第一アウタロータ51は、その両端が、軸方向に離隔した複数の軸受53を介してモータ部ケーシング31a内に回転自在に支承されている。複数の軸受53の軸方向外側それぞれにはシール部54が設けられ、このシール部54により、第一アウタロータ51の外周面とモータ部ケーシング31aとの間がシールされている。
第一実施形態の流体モータ部11では、第一インナロータ41の螺旋部は、左巻き2条雄ねじになっており、第一アウタロータ51の内周面の螺旋部の形状は、120度間隔の頂点を有する横断面が3角リング形状の左巻き3条雌ねじになっている。
そして、第一インナロータ41の外周面の螺旋部が、雌ねじ状の内面を形成した第一アウタロータ51に内装されている。第一アウタロータ51の軸線と第一インナロータ41の軸線とは、相互の軸心が所定の偏心量(軸心間距離)だけ離れた平行な2軸でそれぞれ回転可能に支承され、第一アウタロータ51が、第一インナロータ41の回転に応じて連れ回りするようになっている。第一アウタロータ51内に第一インナロータ41の螺旋部が差し込まれると、相互の隙間には、駆動に応じて独立した密閉空間とされるキャビティが、軸方向の複数個所に画成される。
一方、モータ部ケーシング31aの下部には、シャフト支持部60を介してポンプ部ケーシング31bが同軸に接続され、ポンプ部ケーシング31bの内部に、上記ねじポンプ部12が設けられている。ねじポンプ部12は、ポンプ部ケーシング31b内に、右巻き雄ねじ状の螺旋部が外周面に形成された片持ち構造の第二インナロータ42と、右巻き雌ねじ状の螺旋部が内周面に形成された第二アウタロータ52とを有する。
第二インナロータ42の基端部46は、ポンプ部ケーシング31b内に直線状に延び、自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いることなく、駆動軸43の下端に一体形成され、駆動軸43とともに一体で回転するようになっている。
第二アウタロータ52は、金属製で円筒状をなすロータ外筒52sと、ロータ外筒52s内に配置されたゴム製のロータ内筒52nとからなる。第二アウタロータ52は、その両端が、軸方向に離隔した複数の軸受63を介してポンプ部ケーシング31b内に回転自在に支承されている。複数の軸受63の軸方向外側それぞれにシール部64が設けられ、このシール部64により、第二アウタロータ52の外周面とポンプ部ケーシング31bとの間がシールされている。
第一実施形態では、第二インナロータ42の下端部は、回収口15を通して導入室8内まで延設され、導入室8内の上部の位置でシャフト40の先端部40sの上端に連結され、ビット4の基端部はシャフト40の先端部40sに連結されて一体で回転するようになっている。
本実施形態では、第二インナロータ42は、螺旋部の外周面に右巻き2条雄ねじを有し、第二アウタロータ52は、その内周面に右巻き3条雌ねじの螺旋部を有する。なお、ねじポンプ部12の各ロータ42、52の螺旋部の詳細は、上述した流体モータ部11とは、螺旋部の巻方向が逆方向(つまり、右巻き)である以外は、流体モータ部11と同様に構成されているため、詳細な説明を省略する。
上記構成により、第二インナロータ42の外周面の螺旋部が、雌ねじ状の内面を形成した第二アウタロータ52の螺旋部に内装され、第二アウタロータ52の軸線と第二インナロータ42の軸線とは、相互の軸心が所定の偏心量(軸心間距離)だけ離れた平行な2軸でそれぞれ回転可能に支承され、第二アウタロータ52が、第二インナロータ42の回転に応じて連れ回りする。さらに、第二インナロータ42の回転と共に、第二インナロータ42の下端に連結されたシャフト40も一体で回転駆動するようになっている。
次に、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10の動作および作用効果について説明する。
上記のように構成された第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10において、図1に示したように海洋資源揚鉱装置10を配置し、流体モータ部11に対し、洋上の海洋資源回収船100から駆動流体導入管32を介して上部の導入口33に高圧の駆動用流体S1を供給する。導入口33に高圧の駆動用流体S1が供給されると、駆動用流体S1が第一インナロータ41と第一アウタロータ51との対向空間に画成された複数のキャビティに順次に導入される。
これにより、流体モータ部11は、キャビティに作用する高圧の駆動用流体S1の導入圧により、第一インナロータ41が回転し、第一インナロータ41の動きに伴って第一アウタロータ51も第一インナロータ41の回転と同期して従動回転する。これにより、流体モータ部11において、駆動用流体S1の導入圧が駆動軸43の回転駆動力に変換される。
さらに、駆動用流体S1は、導入口14から駆動用流体噴射流路13に導入され、駆動軸43の中心からシャフト40の中心に沿って軸方向に形成された駆動用流体噴射流路13を通り、ビット4に開口する噴射口4sへと送出される。
そして、流体モータ部11で第一インナロータ41が回転駆動すると、ねじポンプ部12では、1本の駆動軸43に同軸に設けられた第二インナロータ42が回転する。これとともに、図3に示すように、海洋資源揚鉱装置10を海底に向けて軸方向に沿って掘進する。
これにより、インナロータ先端のビット4により海底のレアアース泥Bがビット4で掘削される。さらに、第二インナロータ42の動きに伴って第二アウタロータ52も第二インナロータ42の回転と同期して従動回転することでねじポンプ部12がポンプとして機能する。
ここで、ねじポンプ部12は、流体モータ部11とは逆ねじになっているので、第二アウタロータ52と第二インナロータ42との接線で吸込側と吐出側を遮断するシールラインが吸込側から吐出側に連続的に移動することで、ビット4により掘削されたレアアース泥Bが、ビット4から噴射された駆動用流体S1と混合された混合物M1とされ、ねじポンプ部12がポンプ機能により、先端の吸込ケーシング5の第一吸込口17および第二吸込口18から導入室8の内部に吸引して、吸込ケーシング5の導入室8に導かれ、導入室8内の混合物M1を下方の回収口15から上方の吐出口16に向けて圧送できる。
さらに、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、ライザー管21の内部に配置された揚水導入管23から高圧の揚鉱用流体S2が供給される。これにより、ビット4で掘削したレアアース泥Bとともにビット近傍に設けた回収口15から駆動用流体S1とともにレアアース泥Bを吸引して、ライザー管21の最下部近傍にレアアース泥Bを導入し、揚水導入管23から供給される高圧の揚鉱用流体S2の圧力で、揚鉱用流体S2とともにライザー管21でレアアース泥Bを洋上の海洋資源回収船100まで揚鉱できる。
よって、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、駆動用流体S1とレアアース泥Bとの混合物M1を、ねじポンプ部12により上方の吐出口16に向けて圧送するとともに、ライザー管21による揚鉱用流体S2の圧送力に加え、ねじポンプ部12による揚液力の協働効果で混合物M1の浮上を補助できる(混合物M1に揚鉱用流体S2の圧送力が更に加わった状態の混合物を符号M2で示している)。
ここで、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10において、流体モータ駆動ねじポンプの流体モータ部11への駆動用流体S1の導入と、ライザー管21の内部に配置された揚水導入管23への揚鉱用流体S2の導入と、を交互に切り替えて運転すれば、ねじポンプ部12からライザー管21への導入圧力を低減する上で好適である。
このように、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、深海からのレアアース泥Bの揚鉱において、実績のあるライザー管技術と、石油の掘削等で実績のあるダウンホールモータ技術を発展させた流体モータ駆動ねじポンプの技術とを組み合わせている。
そして、いずれの技術も、洋上の海洋資源回収船100に配置したポンプで送られる流体S1、S2で作動することから、高圧水深下での軸シールの耐久性および信頼性に課題を持つ水中モータが不要であり、水深5000m以上の深海に存在するレアアース泥を船上まで高い信頼性をもって揚鉱できる。
ここで、従来のポンプリフト方式では、機器の信頼性、特に高圧水深下での水中モータの軸シールの耐久性が問題とされる。これに対し、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、ポンプ部ケーシング31b内に、流体モータ部11で駆動するねじポンプ部12を備え、1本の駆動軸43の軸方向一端のねじポンプを流体モータとして使用し、その出力をユニバーサルジョイントを介することなく、1本の駆動軸43の他端のねじポンプを駆動できる。
つまり、従来のポンプリフト方式では、ポンプシャフトの駆動に水中モータが採用されてきたところ、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、ポンプシャフトの駆動に用いる流体モータ部11として、第一インナロータ41の軸心から所定距離離れた並列軸を中心に、雌ねじ状の第一アウタロータ51を回転自在に支承するとともに、ねじポンプ部12も同様に、第二インナロータ42の軸心から所定距離離れた並列軸を中心に、雌ねじ状の第二アウタロータ52を回転自在に支承している。
そのため、流体モータ部11とねじポンプ部12のいずれも、インナロータおよびアウタロータが共に回転する構造なので、駆動軸43への回転力の伝達に、大きなスペースを必要とするユニバーサルジョイントを用いることなく、省スペース化を実現し、流体モータの駆動力を効率良くねじポンプに伝えることができる。
また、軸受45で回転自在に支承されたシャフト40の一端に左巻き雄ねじの第一インナロータ41を構成し、シャフト40の他端に右巻き雄ねじの第二インナロータ42を構成することで、流体モータ部11とねじポンプ部12とが一体化されたシンプルな構造により、深海の過酷な条件下でも、レアアース泥を含む混合物Mを揚鉱可能な信頼性の高い海洋資源揚鉱装置10を構成できる。また、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、エアリフト方式と比較して、エネルギー効率が極めて高く、ランニングコストの削減が可能となる。
特に、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、駆動軸43の下端にシャフト40の上端を連結して、シャフト40をも同時に駆動するので、流体モータ部11とねじポンプ部12とに加え、掘削部3をも同時に駆動できる。よって、一体化されたシンプルな構造により、深海の過酷な条件下でも混合物Mを揚鉱可能な信頼性の高い海洋資源揚鉱装置10を構成する上で極めて優れている。
また、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、流体モータ部11とねじポンプ部12のいずれも、各アウタロータ51,52が内周面に3条雌ねじを有するとともに、各インナロータ41,42が外周面に2条雄ねじを有するねじポンプなので、各インナロータ41,42を、自身軸線に対して偏心の無い楕円形状とし、インナロータとアウタロータを2頂点以上のインナロータと3頂点以上のアウタロータとすることで、インナロータからアウタロータへの回転力の伝達が確実となり、アウタロータのスムーズな従属回転が可能となり、安定した運転を確保する上で優れている。
特に、例えば、上記特許文献1記載の技術のように、ターボ形のポンプの場合、高揚程を確保するにはインペラ径を大きくする必要があり、外径1000mmの1枚の羽根で、達成される揚程は70m(清水圧7kgf/cm)程度ある。したがって、より高揚程化を図るには、インペラの多段化を図る必要があるものの、その場合、機器はかなり大型かつ複雑な形状となる。
これに対し、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、機器外径は変えずにステージ数(アウタロータの1ピッチが1ステージ)を増やすことで、シンプルな形状のまま高圧化が達成できる。第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、1台当り100kgf/cm(揚程1000m)以上の吐出圧力の達成可能である。
さらに、特許文献1に記載のようなターボ形のポンプの場合、定量性に劣り、流れに脈動があるため、直列運転時の各号機間の運転バランスが難しい。また、流量バランスが崩れた場合、インペラ内部やケーシング内部の流れが複雑なため、部分的な負圧が発生して、機器の破損に至る可能性がある。これに対し、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、ねじポンプが定量性に優れ、脈動が極めて小さい定常流のため、安定した運転が可能である。
また、例えば、特許文献2記載の斜流形インペラのポンプの場合、得られる揚程はターボ形ポンプよりもさらに小さく、インペラ一枚当たり得られる揚程は30m以下である。これに対し、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、1台あたり100kgf/cm(清水揚程1000m)以上の能力があるため、深海からの揚鉱の場合、圧倒的に少ない台数での揚液が可能である。
また、特許文献2に記載されるタービン・ポンプセットは、ポンプインペラの外周にタービンが配置されているので、必然的に外径が大きくなる構造である。これに対し、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、機器外径は変えずに、ステージ数(アウタロータの1ピッチが1ステージ)を増やすことで吐出圧力を高めることができる。そのため、小径形状のままで高圧化を達成できる。
以上説明したように、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法によれば、レアアース泥を高い信頼性をもって揚鉱できる。なお、本発明に係る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記第一実施形態では、流体モータ部11およびねじポンプ部12の一例として、内周面に3条雌ねじを有するアウタロータ51,52と、外周面に2条雄ねじを有するインナロータ41,42とを備え、各インナロータ41,42とともに各アウタロータ51,52が2/3の回転角度で連れ回り駆動可能な例に説明したが、これに限定されない。
つまり、第一実施形態に例示する海洋資源揚鉱装置10は、インナロータとともにアウタロータが連れ回り駆動可能な流体モータ部11およびねじポンプ部12であれば、内周面に(N+1)条雌ねじを有するアウタロータと、外周面にN条雄ねじを有するインナロータとを備え、インナロータとともにアウタロータがN/(N+1)の回転角度で連れ回り駆動可能な構造(但し、Nは、1以上の自然数である。)を採用できる。
具体的には、流体モータ部11およびねじポンプ部12の構成を、例えば、ケーシングと、ケーシング内に回転可能に支持されるとともに内周面に2条雌ねじを有するアウタロータと、アウタロータ内に挿入されるとともに回転可能に支持されて外周面に1条雄ねじを有するインナロータとを備え、インナロータとともにアウタロータが1/2の回転角度で連れ回り駆動する構成としてもよい。
また、例えば上記実施形態では、連結管22がねじポンプ部12の吐出口16に直接連通する位置に接続された例を示したが、これに限定されず、図4に示す変形例のように、海底のレアアース泥Bを一層深く掘り進むために、第一揚鉱部1の流体モータ部11の外周部に案内管70を設け、揚鉱するレアアース泥Bの混合物M1を導くための流路をケーシング31の外周に沿って構成してもよい。
つまり、同図の例では、流体モータ部11のモータ部ケーシング31a外周を囲繞するように、案内管70を同軸に設けている。案内管70の下部は、ねじポンプ部12の吐出口16に連通する位置に配置され、案内管70の下端が、円環状の案内管下部支持部72で閉止されるようにポンプ部ケーシング31bに固定されている。
また、案内管70の上部は、駆動流体導入管32に沿って、一層深く掘り進むために必要な長さだけ上方に延設され、その上端近傍の位置で側方に張り出す案内管連結路73を介して連結管22に連通されている。案内管70の上端は、円環状の案内管上部支持部71で閉止されるように駆動流体導入管32に固定されている。
このような構成であれば、ねじポンプ部12の吐出口16の位置によって掘進深度が規制されない。そのため、必要な長さだけ上方に延設した分だけ、深い位置まで掘進できる。
1 第一揚鉱部
2 第二揚鉱部
3 掘削部
4 ビット
4s 噴射口
5 吸込ケーシング
6 水中軸受
7 軸受支持筒
8 導入室
10 海洋資源揚鉱装置
11 流体モータ部
12 ねじポンプ部
13 駆動用流体噴射流路
14 導入口
15 回収口
16 吐出口
17 第一吸込口
18 第二吸込口
21 ライザー管
22 連結管
23 揚水導入管
24 閉塞板
31 ケーシング
31a モータ部ケーシング
31b ポンプ部ケーシング
32 駆動流体導入管
33 導入口
40 シャフト
41 第一インナロータ
42 第二インナロータ
43 駆動軸
44 基端部
45 軸受
46 基端部
51 第一アウタロータ
51s ロータ外筒
51n ロータ内筒
52 第二アウタロータ
52s ロータ外筒
52n ロータ内筒
53 軸受
54 シール部
60 シャフト支持部
63 軸受
64 シール部
70 案内管
71 案内管上部支持部
72 案内管下部支持部
73 案内管連結路
100 海洋資源回収船
M 混合物
S1 駆動用流体
S2 揚鉱用流体
B 海底のレアアース泥

Claims (7)

  1. 洋上から供給される駆動用流体によって駆動される流体モータ部と、該流体モータ部の下部に設けられて該流体モータ部によって駆動されるねじポンプ部と、をケーシング内に有する第一揚鉱部と、
    前記第一揚鉱部の前記ケーシングに沿って配置されて前記ねじポンプ部の吐出口に連通するように配置されるライザー管と、該ライザー管の内部に配管されて洋上から供給される揚鉱用流体を該ライザー管内での前記吐出口に連通する位置の近傍に噴射する揚水導入管と、を有する第二揚鉱部と、を備えることを特徴とする海洋資源揚鉱装置。
  2. 前記第二揚鉱部は、前記ライザー管の下部近傍が、前記駆動用流体とともに揚鉱するレアアース泥を前記ねじポンプ部の吐出口から導入可能に前記ケーシングに接続されている請求項1に記載の海洋資源揚鉱装置。
  3. 前記第一揚鉱部には、前記流体モータ部のケーシング外周部に、揚鉱するレアアース泥を前記吐出口から導くための案内管が設けられ、
    前記第二揚鉱部は、前記ライザー管の下部近傍が、前記案内管に接続されている請求項1に記載の海洋資源揚鉱装置。
  4. 前記第一揚鉱部は、
    前記ケーシング内に回転自在に支承されたシャフトと、
    前記シャフトの一端に設けられて雄ねじ状の外周面を有する第一インナロータと、
    前記第一インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第一インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第一インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第一アウタロータと、
    前記シャフトの他端に設けられて前記第一インナロータのねじ巻方向と逆巻き雄ねじ状外周面を有する第二インナロータと、
    前記第二インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第二インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第二インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第二アウタロータと、を有し、
    前記流体モータ部が、前記第一インナロータと前記第一アウタロータとで構成され、前記ねじポンプ部が、前記第二インナロータと前記第二アウタロータとで構成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の海洋資源揚鉱装置。
  5. 前記第一揚鉱部は、前記第一インナロータの下部の位置で前記駆動用流体を導入可能に形成された導入口と、該導入口から導入された前記駆動用流体を前記第二インナロータの下部先端に配置されたビットから噴射可能に形成された駆動用流体噴射流路と、を前記シャフトに有するとともに、その噴射された駆動用流体とともに前記ビットで掘削されたレアアース泥を前記ねじポンプ部によって前記ケーシング内に吸引可能に前記ビットの近傍に形成された吸込口と、を有する請求項4に記載の海洋資源揚鉱装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の海洋資源揚鉱装置を用い、
    前記第一揚鉱部の駆動によって前記第二揚鉱部の前記ライザー管の下部近傍に海底のレアアース泥を導入しつつ、前記揚水導入管から噴射する揚鉱用流体の圧力で該揚鉱用流体とともに前記吐出口から導入されたレアアース泥を洋上まで揚鉱することを特徴とする海洋資源揚鉱方法。
  7. 前記第一揚鉱部の前記駆動モータ部への駆動用流体の導入と、前記第二揚鉱部の前記泥水導入管への揚鉱用流体の導入と、を交互に切り替えて揚鉱する請求項6に記載の海洋資源揚鉱方法。
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