JP2020146234A - Washing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機に関する。 The present invention relates to a washing machine having a lid that can open and close the laundry inlet.
縦型洗濯機は、洗濯機本体の上部に洗濯物投入口を有しており、洗濯物投入口を開閉自在に覆う板状の蓋体を備えている。蓋体は、ヒンジ軸部によって洗濯機本体の上部に回動可能に支持されている。 The vertical washing machine has a laundry inlet at the top of the washing machine body, and has a plate-shaped lid that covers the laundry inlet so as to be openable and closable. The lid is rotatably supported on the upper part of the washing machine body by a hinge shaft portion.
また、蓋体は、最大開放時に洗濯機本体の一部と当接するストッパー部を有しており、このストッパー部によって蓋体を適切な位置で停止させることができるようになっている(例えば、特許文献1)。 Further, the lid body has a stopper portion that comes into contact with a part of the washing machine main body when the lid body is opened to the maximum, and the lid body can be stopped at an appropriate position by this stopper portion (for example,). Patent Document 1).
従来の洗濯機では、蓋体の後端部付近における左右両側に2箇所のヒンジ軸部が設けられ、かつ、ストッパー部がヒンジ軸部に近接して設けられる構成が一般的である。しかしながら、例えば、蓋体の開放時にユーザが力を加えすぎるなどしてストッパー部に過剰な負荷が掛かった場合、ストッパー部とヒンジ軸部との距離が近いと、ヒンジ軸部にも大きな負荷が掛かり軸受などに破損が生じる虞がある。 In a conventional washing machine, it is common that two hinge shaft portions are provided on both left and right sides near the rear end portion of the lid, and stopper portions are provided close to the hinge shaft portion. However, for example, when an excessive load is applied to the stopper portion due to the user applying too much force when opening the lid, if the distance between the stopper portion and the hinge shaft portion is short, a large load is also applied to the hinge shaft portion. There is a risk of damage to the hanging bearings.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ヒンジ軸部に掛かる負荷を小さくすることのできる洗濯機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a washing machine capable of reducing the load applied to the hinge shaft portion.
上記の課題を解決するために、本発明は、洗濯機本体に対してヒンジ軸部を介してヒンジ結合されており、前記洗濯機本体の上面に設けられた洗濯物投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機であって、前記蓋体は、最大開放時に前記洗濯機本体の一部と当接することで当該蓋体を適切な位置で停止させる第1ストッパー部を有しており、前記ヒンジ軸部は前記蓋体の後端部付近において左右両側の2箇所に設けられており、前記第1ストッパー部は、前記2箇所の前記ヒンジ軸部の間に設けられていることを特徴としている。 In order to solve the above problems, the present invention is hinged to the washing machine main body via a hinge shaft portion, and covers the washing machine input port provided on the upper surface of the washing machine main body so as to be openable and closable. A washing machine having a lid, the lid has a first stopper portion that stops the lid at an appropriate position by contacting a part of the washing machine body when the lid is opened to the maximum. The hinge shaft portion is provided at two positions on both the left and right sides in the vicinity of the rear end portion of the lid, and the first stopper portion is provided between the two hinge shaft portions. It is said.
上記の構成によれば、第1ストッパー部が、2箇所のヒンジ軸部の間に設けられていることにより、軸方向に沿って第1ストッパー部とヒンジ軸部との距離を大きく取ることができる。これにより、第1ストッパー部に過剰な負荷が掛かったとしても、蓋体の変形などによって力が吸収され、ヒンジ軸部の軸受に大きな負荷が掛かりすぎることを防止できる。その結果、ヒンジ軸部の軸受に破損が生じることを抑制できる。 According to the above configuration, since the first stopper portion is provided between the two hinge shaft portions, the distance between the first stopper portion and the hinge shaft portion can be increased along the axial direction. it can. As a result, even if an excessive load is applied to the first stopper portion, the force is absorbed due to deformation of the lid or the like, and it is possible to prevent an excessive load from being applied to the bearing of the hinge shaft portion. As a result, it is possible to prevent the bearing of the hinge shaft portion from being damaged.
また、上記洗濯機は、第2ストッパー部を有しており、前記第2ストッパー部は、前記蓋体が最大開放状態にあるのみでは前記洗濯機本体に当接せず、最大開放状態にある前記蓋体に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合に前記洗濯機本体に当接する構成とすることができる。 Further, the washing machine has a second stopper portion, and the second stopper portion does not come into contact with the washing machine main body only when the lid body is in the maximum open state, and is in the maximum open state. When an external force in the opening direction is further applied to the lid body, the lid body may be in contact with the washing machine body.
上記の構成によれば、最大開放状態から蓋体に開放方向への外力が加えられた時、この外力によって第2ストッパー部が洗濯機本体に当接する。これにより、蓋体に加えられる外力は、第1ストッパー部と第2ストッパー部とに分散されることになり、蓋体の耐荷重をより向上させることができる。 According to the above configuration, when an external force is applied to the lid in the opening direction from the maximum open state, the second stopper portion comes into contact with the washing machine main body by this external force. As a result, the external force applied to the lid body is distributed to the first stopper portion and the second stopper portion, and the load capacity of the lid body can be further improved.
また、上記洗濯機は、前記第1ストッパー部には、前記洗濯機本体との当接面に調整凸部が設けられている構成とすることができる。 Further, the washing machine may be configured such that the first stopper portion is provided with an adjusting convex portion on the contact surface with the washing machine main body.
上記の構成によれば、調整凸部は、蓋体の樹脂部品をモールド成型する際に、金型のパーツ形状調整によって、その高さを容易に微調整できるようになっている。そして、調整凸部の高さの微調整によって、蓋体の最大開放状態の姿勢を調整でき、また、蓋体が最大開放状態にある時の第2ストッパー部と洗濯機本体との隙間を適切な寸法とすることが容易となる。 According to the above configuration, the height of the adjusting convex portion can be easily finely adjusted by adjusting the shape of the parts of the mold when the resin part of the lid is molded. Then, by finely adjusting the height of the adjustment convex portion, the posture of the lid body in the maximum open state can be adjusted, and the gap between the second stopper portion and the washing machine main body when the lid body is in the maximum open state is appropriate. It becomes easy to make a large size.
本発明の洗濯機は、軸方向に沿って第1ストッパー部とヒンジ軸部との距離を大きく取ることで、第1ストッパー部に過剰な負荷が掛かった場合に、ヒンジ軸部の軸受に大きな負荷が掛かりすぎることを防止でき、ヒンジ軸部の軸受に破損が生じることを抑制できるといった効果を奏する。 The washing machine of the present invention has a large distance between the first stopper portion and the hinge shaft portion along the axial direction, so that when an excessive load is applied to the first stopper portion, the bearing of the hinge shaft portion is large. It is possible to prevent an excessive load from being applied, and it is possible to prevent damage to the bearing of the hinge shaft portion.
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る洗濯機10の外観を示す斜視図である。
[Embodiment 1]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing the appearance of the
洗濯機10は、洗濯機本体11と上蓋(蓋体)30とを備える縦型洗濯機である。洗濯機本体11の外観は外箱12と上面板20とで構成されており、上蓋30は上面板20に対して取り付けられている。すなわち、洗濯機本体11は、上面板20に洗濯物投入口21を有しており、上蓋30は洗濯物投入口21を開閉自在に覆うように上面板20に対して後述するヒンジ軸部を介してヒンジ結合されている。また、上面板20には、ユーザが洗濯機10に対して操作入力を行うための操作パネル22(図3参照)も設けられている。本実施の形態1に係る洗濯機10は、上面板20に対する上蓋30の取付構造に特徴を有するため、以下の説明では、上面板20および上蓋30のみについて説明を行う。
The
先ずは、図2を参照し、上蓋30の構成について説明する。図2において、(a)は上蓋30の平面図、(b)は裏面図、(c)は(b)のA−A断面図、(d)は(b)のB−B断面図である。
First, the configuration of the
上蓋30は、略円形形状の平板状の蓋体とされており、1枚のガラス板31に樹脂製の枠体部32を取り付けて構成されている。これにより、洗濯機10では、上蓋30を閉じた状態でもガラス板31を通して洗濯機本体11の内部(すなわち洗濯槽内部)を視認できるようになっている。
The
枠体部32には、上蓋30の裏面側の後端部付近において、蓋体側軸受部33、第1ストッパー部34および第2ストッパー部35が形成されている。
The
蓋体側軸受部33は、後述する軸部材40(図3参照)の軸受となることで、上蓋30を上面板20にヒンジ結合させるものである。蓋体側軸受部33は、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、上蓋30の左右両端付近にそれぞれ1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。
The lid
また、蓋体側軸受部33は、上蓋30の裏面よりも内側に形成された軸穴となっている。このため、軸部材40は、上蓋30の裏面に設けられた開口33A(図3参照)から挿入され、蓋体側軸受部33に差し込まれるようになっている。そして、開口33Aは、軸部材40を取り外しするとき以外は、上蓋30に対して着脱可能なカバー部材36によって覆われるようになっている。
Further, the lid
第1ストッパー部34は、上蓋30の中央後端部がそのままストッパーとして用いられるものである。第2ストッパー部35は、裏面からさらに下方に突出するように形成されたアーム状のストッパーである。第2ストッパー部35は、蓋体側軸受部33に近接して設けられるストッパーであり、蓋体側軸受部33と同様に、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、上蓋30の左右両端付近にそれぞれ1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。尚、本実施の形態1において参照する各図においても第2ストッパー部35を図示しているが、第2ストッパー部35は本発明において好適な構成要素の一つであり、本発明において必須の要素ではない。このため、第2ストッパー部35の詳細については、後述する実施の形態2において説明する。
In the
続いて、上面板20に対する上蓋30の取付構造を図3ないし図5を参照して説明する。図3は、上面板20と上蓋30との取付構造を示す分解斜視図である。図4は、図3の取付構造においてヒンジ軸部を含む断面の拡大断面図である。
Subsequently, the attachment structure of the
上面板20は、洗濯物投入口21よりも後方側において、本体側軸受部23と凹部24とを有している。
The
本体側軸受部23は、上蓋30の蓋体側軸受部33と同軸に配置され、本体側軸受部23と蓋体側軸受部33とに同一の軸部材40が嵌入されることによって、上蓋30が上面板20にヒンジ結合されるようになっている。また、図4に示すように、軸部材40の一端は本体側軸受部23によって軸支されており、軸部材40の他端はカバー部材36によって押さえられている。これにより、軸部材40の軸方向の移動が規制されるようになっている。すなわち、本実施の形態1に係る洗濯機10において、ヒンジ軸部は、本体側軸受部23、蓋体側軸受部33、軸部材40およびカバー部材36から構成されている。尚、ここでは詳細な図示を省略しているが、ヒンジ軸部には、上蓋30の急激な変位を抑制するための制動ダンパが設けられていることが好ましい。一例として制動ダンパは軸部材40に設けられており、軸部材40の一端と他端との間の回動変位を制動する。
The main body
凹部24は、上面板20の上面から下側に向かって凹むように形成されており、この凹部24によって上蓋30の開閉時に、上蓋30の一部(具体的には、ヒンジ軸部よりも後方となる部分)の回動スペースが確保されるようになっている。
The
上面板20に上蓋30を取り付ける時は、先ず、上蓋30の後端部を凹部24に差し入れるようにして、蓋体側軸受部33と本体側軸受部23とを同軸に配置させる。次に、軸部材40を開口33Aから挿入して外側にスライド移動させることにより、蓋体側軸受部33および本体側軸受部23に軸部材40を挿入する。最後に、開口33Aにカバー部材36を嵌め込み、カバー部材36をビス等によって上蓋30に固定する。これにより、軸部材40が蓋体側軸受部33および本体側軸受部23に跨って配置され、上蓋30が上面板20に対して開閉可能に回動する際の回動軸として機能する。
When attaching the
図5は、上蓋30を閉じた状態における上面板20および上蓋30の側面図である。図5に示すように、上面板20の上面は、後方に比べて前方が僅かに低くなるような傾斜を有している。一方、上蓋30の上面は、上面板20と同様に傾斜を有していてもよいが、その傾斜角は上面板20よりも緩やかとされる。尚、上蓋30の上面は傾斜を有せず水平とされていてもよい。
FIG. 5 is a side view of the
これにより、上蓋30を閉じた状態では、上蓋30の後端側は上面板20の上面から殆ど浮き上がっていない状態でありながら、上蓋30の前端側は上面板20の上面からある程度浮き上がった状態とすることができる。ユーザは、上蓋30を開くときに、上蓋30の前端縁部における上面板20との隙間Gに手をかけて(上蓋30の前端縁部を取っ手として)上蓋30を開くことができる。これにより、上蓋30の上面に上蓋30を開くための取っ手を設けたり、上面板20の前方に上蓋30の下面に手を入れるための凹部を設ける必要がない。
As a result, when the
上蓋の上面に取っ手を設ける構成とする場合、上蓋の開放に伴い取っ手が後方に向いてしまうことから、上蓋は開閉に伴って折り畳みが生じるような機能を有する必要がある。しかしながら、上面に取っ手を有しない上蓋30はそのような折り畳み機能を有する必要がなく、上蓋30の構成を簡略化でき、コストの削減にも繋がる。また、上面板20の前方に上蓋30の下面に手を入れるための凹部を設ける場合は、凹部を洗濯物投入口21の外側に設けるため、上面板20に対して洗濯物投入口21を大きく形成しにくい。しかしながら、本実施の構造では、上面板20に凹部を設ける必要がなく、洗濯物投入口21を大きく形成でき、使用性を向上できる。
When the handle is provided on the upper surface of the upper lid, the handle faces rearward as the upper lid is opened, so that the upper lid needs to have a function of folding when the upper lid is opened and closed. However, the
続いて、図6を参照し、本実施の形態1における第1ストッパー部34の機能について説明する。図6は、上蓋30が最大開放された状態の断面図であり、上蓋30が図2(c)のA−A断面に対応している。
Subsequently, with reference to FIG. 6, the function of the
図6に示す断面(洗濯機10の前後方向に沿った断面)において、第1ストッパー部34を含む上蓋30の中央後端部は、凹部24内で回動できるようになっている。そして、上蓋30が最大開放状態にある時、第1ストッパー部34が凹部24内の前方壁面24Aに当接し、上蓋30を適切な位置で停止させるようになっている。尚、最大開放状態の上蓋30では、上蓋30の重心が軸部材40の軸中心よりもある程度後方側に位置する。これにより、最大開放状態にある上蓋30は、ユーザが上蓋30から手を離しても安定してその状態が維持される。
In the cross section shown in FIG. 6 (cross section along the front-rear direction of the washing machine 10), the central rear end portion of the
本実施の形態1に係る洗濯機10では、上蓋30が上面板20にヒンジ結合される後端部の両端付近に2箇所のヒンジ軸部が設けられているのに対し、第1ストッパー部34は上蓋30の後端部で2箇所のヒンジ軸部の間に設けられている。例えば、第1ストッパー部34は、2箇所のヒンジ軸部の中央に設けられている。このため、ヒンジ軸部の軸方向に沿って、第1ストッパー部34とヒンジ軸部との距離を大きく取ることができる。これにより、例えば、上蓋30の開放時にユーザが力を加えすぎるなどして第1ストッパー部34に大きな負荷が掛かったとしても、第1ストッパー部34とヒンジ軸部との間における上蓋30や凹部24内の前方壁面24Aの変形によって力が吸収され、ヒンジ軸部の軸受(本体側軸受部23および蓋体側軸受部33)に掛かる負荷を低減できる。その結果、ヒンジ軸部の軸受に変形または破損が生じることを抑制できる。
In the
また、上蓋30の中央後端部に設けられる第1ストッパー部34は、凹部24内の前方壁面24Aとの軸方向の当接幅を広く取ることも容易である。そして、第1ストッパー部34の当接幅を広く取ることで、第1ストッパー部34に掛かる負荷も分散され、上蓋30や前方壁面24Aの耐荷重を向上させることができる。
Further, the
尚、本実施の形態1に係る上蓋30において、ガラス板31は平面視で完全な円形ではなく、一部にDカット部を有する形状(円の一部を弦で切り取った形状)とされている。そして、ガラス板31にDカット部を設けることで、上蓋30の組立時においてガラス板31を所定の向きに合わせることが容易となり、例えばガラス板31に文字や図柄が印刷されている場合に、文字や絵図柄が傾くことを防止できる。
In the
また、ガラス板31におけるDカット部は、上蓋30の後端側に設けられるものとし、上蓋30の平面視において、第1ストッパー部34における前方壁面24Aとの当接面はDカット部によるガラス板31の切欠領域にあるものとする。これにより、図6にも示されているように、第1ストッパー部34が前方壁面24Aと当接している状態において、前方壁面24Aから第1ストッパー部34を介して上蓋30に掛かる応力(第1ストッパー部34の当接面に対した直交する方向の力)は、ガラス板31と重畳しない領域にのみ作用し、ガラス板31に対して直接作用することはない。このため、ガラス板31が枠体部32から浮き上がったり、ガラス板31に割れが生じたりすることを防止できる。
Further, the D-cut portion of the
〔実施の形態2〕
本実施の形態2では、図7を参照し、第2ストッパー部35の機能について説明する。図7は、上蓋30が最大開放された状態の断面図であり、上蓋30が図2(d)のB−B断面に対応している。
[Embodiment 2]
In the second embodiment, the function of the
図7に示す断面(洗濯機10の前後方向に沿った断面)において、第2ストッパー部35を含む上蓋30の後端部は、凹部24内で回動できるようになっている。但し、第2ストッパー部35は、上蓋30が最大開放状態にあっても、上蓋30にユーザなどから外力が加えられていない限りは、凹部24内の前方壁面24Bに当接するものではない。すなわち、図7に示す状態では、第2ストッパー部35は、凹部24の前方壁面24Bとの間に僅かな隙間(好適には、0.5mm〜2mm程度)を有するように位置している。
In the cross section shown in FIG. 7 (cross section along the front-rear direction of the washing machine 10), the rear end portion of the
上蓋30が最大開放状態にあるときには第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの間には隙間があるため、通常は第2ストッパーには応力がかからない。但し、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間は僅かであるため、この状態から上蓋30に開放方向への外力が加えられると、この外力によって上蓋30やヒンジ軸部に変形が生じ、第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接する。第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接することで、上蓋30に加えられる外力は、第1ストッパー部34と第2ストッパー部35とに分散されることになり、上蓋30の耐荷重をより向上させることができる。また、第2ストッパー部35が前方壁面24Bに当接することで、上蓋30や前方壁面24Aの変形が抑制されるため、上蓋30や前方壁面24Aが元の形状に戻らないほど変形したり破損したりすることを防ぐ。
When the
〔実施の形態3〕
上蓋30に設けられる第1ストッパー部34は、凹部24内の前方壁面24Aとの当接面において調整凸部34A(図3参照)を有する構成とすることができる。
[Embodiment 3]
The
上蓋30において、第1ストッパー部34が形成される枠体部32は樹脂製であり、通常、複数のパーツからなる金型を用いたモールド成型によって製造される。このようなモールド成型においては、全体的に微小な寸法精度を確保することは困難である。すなわち、上蓋30において、実施の形態2における第2ストッパー部35を設ける場合、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間を適切な寸法とするためには工夫が必要となる。また、上蓋30の最大開放状態の姿勢を適切に設定することも必要である。調整凸部34Aは、そのための工夫として設けられるものである。
In the
調整凸部34Aは、枠体部32をモールド成型する際に、金型のパーツ形状調整によって、その高さを容易に微調整できるようになっている。そして、調整凸部34Aの高さの微調整によって、上蓋30が最大開放状態にある時の第2ストッパー部35と前方壁面24Bとの隙間を適切な寸法とすることが容易となる。また、調整凸部34Aの高さの微調整によって、上蓋30と上面板20との間に組み付け寸法にバラツキがあっても、上蓋30の最大開放状態の姿勢を適切に設定することができる。
The height of the adjustment
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。 The embodiments disclosed this time are exemplary in all respects and do not provide a basis for limited interpretation. Therefore, the technical scope of the present invention is not construed solely by the above-described embodiments, but is defined based on the description of the claims. It also includes all changes within the meaning and scope of the claims.
10 洗濯機
11 洗濯機本体
12 外箱
20 上面板
21 洗濯物投入口
22 操作パネル
23 本体側軸受部(ヒンジ軸部)
24 凹部
24A 前方壁面
24B 前方壁面
30 上蓋(蓋体)
31 ガラス板
32 枠体部
33 蓋体側軸受部(ヒンジ軸部)
34 第1ストッパー部
34A 調整凸部
35 第2ストッパー部
36 カバー部材(ヒンジ軸部)
40 軸部材(ヒンジ軸部)
10
24
31
34
40 Shaft member (hinge shaft part)
Claims (3)
前記蓋体は、最大開放時に前記洗濯機本体の一部と当接することで当該蓋体を適切な位置で停止させる第1ストッパー部を有しており、
前記ヒンジ軸部は前記蓋体の後端部付近において左右両側の2箇所に設けられており、前記第1ストッパー部は、前記2箇所の前記ヒンジ軸部の間に設けられていることを特徴とする洗濯機。 A washing machine that is hinged to the washing machine main body via a hinge shaft portion and has a lid that can open and close the laundry inlet provided on the upper surface of the washing machine main body.
The lid has a first stopper portion that stops the lid at an appropriate position by coming into contact with a part of the washing machine body when the lid is opened to the maximum.
The hinge shaft portion is provided at two locations on the left and right sides in the vicinity of the rear end portion of the lid, and the first stopper portion is provided between the two hinge shaft portions. Washing machine.
第2ストッパー部を有しており、
前記第2ストッパー部は、前記蓋体が最大開放状態にあるのみでは前記洗濯機本体に当接せず、最大開放状態にある前記蓋体に対してさらに開放方向への外力が加えられた場合に前記洗濯機本体に当接する構成であることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 1.
It has a second stopper part,
The second stopper portion does not come into contact with the washing machine main body only when the lid is in the maximum open state, and when an external force is further applied to the lid in the maximum open state in the opening direction. A washing machine characterized in that it is in contact with the main body of the washing machine.
前記第1ストッパー部には、前記洗濯機本体との当接面に調整凸部が設けられていることを特徴とする洗濯機。 The washing machine according to claim 2.
A washing machine characterized in that the first stopper portion is provided with an adjusting convex portion on a contact surface with the washing machine main body.
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