JP2020144682A - プログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラム - Google Patents

プログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プログラムの更新の効率化を図る。【解決手段】制御システム(10A)は、主記憶領域及び副記憶領域を有し、主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置(13)と、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置(14)と、取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部(129b)と、第1の制御装置で記憶される第1のプログラムを優先して取得してプログラム記憶部に記憶させ、第1のプログラムがプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、第2の制御装置で記憶されるプログラムを取得してプログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部(126)と、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させ、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部(127)とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、プログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、車両に搭載された制御装置でプログラムを更新する際、更新後の相互間の動作確認が取れている複数の更新プログラムを、単独での更新が可能である更新プログラムより優先して記憶部へ格納することが記載される。この特許文献1に記載の技術では、中継装置のメモリの空き容量が不足しても、動作確認が取れた複数の制御装置についての更新を実行することができる。
特許第6361671号公報
本開示は、複数の制御装置を有する制御システムにおける各制御装置で利用されるプログラムの更新に関する、プログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムを提供する。
本開示のプログラム更新システムは、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムとが接続され、プログラムを更新するプログラム更新システムであって、管理サーバは、制御システムに、更新が必要なプログラムの取得に利用されるアドレスを含むデータを送信する送信部を備え、制御システムは、主記憶領域及び副記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置と、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置と、取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部と、管理サーバから受信したデータにしたがって、第1の制御装置に記憶させる第1のプログラムを優先して取得してプログラム記憶部に記憶させるとともに、当該第1のプログラムがプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、当該第1のプログラムをプログラム記憶部から削除し、第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部と、プログラム記憶部に記憶された第1のプログラムを第1の制御装置の主記憶領域に記憶させ、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるとともに、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部とを備える。
これらの概括的かつ特定の態様は、システム、方法、及びコンピュータプログラム、並びに、それらの組み合わせにより、実現されてもよい。
本開示のプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムによれば、プログラムの更新の際の同時更新を可能とし、更新によりユーザの制御システムの利用の停止時間を短くすることができる。
実施の形態1に係るプログラム更新システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 制御システムの有するプログラム記憶部の記憶容量と記憶するプログラムのデータ容量の関係を説明する概念図である。 制御システムにおけるデータの書き込みと削除の一例について説明する概念図である。 制御システムにおけるデータの書き込みと削除の他の例について説明する概念図である。 実施の形態1に係る制御システムにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る管理サーバにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る制御システムにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る管理サーバにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態3に係るプログラム更新システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る制御システムにおける処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態3に係る管理サーバにおける管理データ取得の処理の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態3に係る管理サーバにおけるアドレスデータ送信の処理の一例を説明するフローチャートである。
[本開示の基礎となった知見]
自動車には、例えば、ECU(Electronic Control Unit)と言われる複数の制御装置が搭載されている。各ECUは、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作、車内照明、ヘッドライトの点灯と消灯、オーディオシステムやカーナビゲーションシステム等を制御する。このようなECUは、それぞれが異なるプログラムにより実行されているが、それらプログラムのバージョンアップに合わせて、ECU内のプログラム更新することがある。
近年では、自動車等の移動体でも種々の通信機能を有しており、ハッカーの攻撃対象となりうる。また、仮に、攻撃対象となった場合、事故を招く恐れもある。したがって、プログラムの脆弱性対策、バグフィックス、機能追加のため、プログラムの更新、いわゆる、FOTA(Firmware Over The Air)技術が利用される。
自動車に搭載されている複数のECUは相互に接続されて自動運転等の高度な機能を実現していることもある。また、関連した複数のECUのプログラムを同時に更新することもある。このような、複数のプログラムを同時更新する場合、中継装置の記憶部には、一旦、これら複数のプログラムを記憶させておき、一括して同時更新を行う必要がある。しかしながら、記憶部の記憶容量は限定されており、この容量を超えるプログラムの取得を効率的に実行するのが困難である。例えば、プログラムの更新の際には、制御装置が動作しないため、自動車が使えない時間が生じ、ユーザの利便性を妨げる恐れがある。具体的には、自動車の運転をするタイミングでこのようなプログラムの更新が始まると、ユーザは長時間、運転できなくなる不具合が生じる。
本開示は、複数の制御装置を備える制御システムにおける各制御装置のプログラムの更新において、各制御装置のメモリの構成に応じて更新プログラムの取得タイミングを設定する。これにより、本開示では、プログラムの更新を効率的に実行することができる。具体的には、本開示のプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムによれば、プログラムの更新の際の同時更新を可能とし、更新によりユーザの制御システムの利用の停止時間を短くすることができる
[実施形態]
以下に、図面を参照して実施形態に係るプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムについて説明する。実施形態に係るプログラム更新システムは、移動体に備えられる複数の制御装置(ECU)を実行するプログラムを更新するものとして説明するが、そのようなプログラムに限定しない。すなわち、複数の制御装置で同時に異なる複数のプログラムを更新するものであれば、実施形態に係るプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムを利用することができる。以下の説明では、同一の構成について、同一の符号を付して説明を省略する。
詳細な説明において、従来技術および実質的に同一の構成に関する説明のうち不必要な部分は省略されることもある。これは、説明を簡単にするためである。また、以下の説明および添付の図面は、当業者が本開示を充分に理解できるよう開示されるのであって、特許請求の範囲の主題を限定することを意図されていない。
以下の説明では、「移動体」は、自動車であるものとして説明するが、制御装置の制御対象となりうる移動する物体であればよい。たとえば、移動体は、電車、飛行機、ドローン、建設機械、船等の移動する物体である。
「同時更新」は、複数のプログラムを更新する際、システムの起動の停止を複数回繰り返すことなく、1回の停止により実行するものとする。
〈実施の形態1〉
《プログラム更新システム》
図1に示すように、実施の形態1に係るプログラム更新システム1Aは、移動体に備えられ、移動体における種々の制御を実行する制御システム10A、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバ20A及び制御システム10Aで利用されるプログラムを提供する提供サーバ30とがネットワーク40を介して接続され、互いにデータ通信が可能である。
制御システム10Aは、通信部11、中継装置12、複数の制御装置(ECU)13(13a,13b),14(14a,14b)を備え、移動体(図示せず)に設置される。各ECU13,14は、それぞれ異なるプログラムを記憶し、移動体である自動車が備える種々の構成の制御等を実行する。
また、制御システム10Aは、管理サーバ20Aから各ECU13,14に記憶されるいずれかのプログラムの更新に関する情報を取得すると、提供サーバ30から更新されたプログラムを取得する。この制御システム10Aの構成については、後述する。なお、図1では、説明の便宜上、プログラム更新システム1Aが有する制御システム10Aの数が1台の例で示すが、その数は限定されない。すなわち、異なる複数の移動体が備える複数の制御システム10Aが管理サーバ20A及び提供サーバ30と接続されてもよい。
管理サーバ20Aは、プログラムの更新に関する情報を管理する。また、管理サーバ20Aは、制御システム10Aに最新のプログラムを提要する提供サーバ30の情報であるアドレスデータを送信する。この管理サーバ20Aの構成については、後述する。
提供サーバ30は、制御システム10Aからのリクエストに応じて、制御システム10Aに最新のプログラムを送信する。なお、図1では、説明の便宜上、プログラム更新システム1Aが有する提供サーバ30の数が1台の例で示すが、その数は限定されない。例えば、制御システムは複数のECU13,14を備え、それぞれが異なる提供サーバから提供されることもありうる。したがって、制御システム10Aは、複数台の提供サーバ30と接続されてもよい。
ネットワーク40は、制御システム10A、管理サーバ20A及び提供サーバ30との間のデータの送受信に利用されるネットワーク網であって、その通信方式は限定されない。上述したように、制御システム10Aは、移動体に備えられる。したがって、例えば、ネットワーク40はその一部において、無線通信を利用して制御システム10Aと接続される。
《制御システム》
図2に示すように、制御システム10Aは、ネットワーク40を介した通信を実現する通信部11、中継装置12、第1のECU13(13a,13b)及び第2のECU14(14a,14b)を備える。
ここで、第1のECU13は、主記憶領域及び副記憶領域を備えるが、第2のECU14は、主記憶領域のみ備え、副記憶領域を備えない。例えば、第1メモリ132をメインのメモリである主記憶領域とし、第2メモリを予備のメモリである副記憶領域とする。そして、第1のECU13は、メインのメモリである主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する。
ここで、「副記憶領域」とは、複数台のストレージないし複数の区画に分割されたプログラムを記憶する領域のうち、予めバージョンアップ後のプログラムを記憶する目的で用意された、現在実行対象としているプログラムが記憶されている領域とは別の記憶領域である。
例えば、図2に示すように、第1のECU13aは、第1メモリ132と、第2メモリ133とを備え、制御部131により主記憶領域と副記憶領域をスイッチ134の利用によって切り替えることができる。具体的には、図2に示す例では、スイッチ134を介して制御部131と第1メモリ132とが接続される。したがって、第1メモリ132が主記憶領域となり、制御部131は、第1メモリ132に記憶されるプログラムを実行する。また、このとき、第2メモリ133は、副記憶領域である。仮に、スイッチ134が切り替えられ、制御部131が第1メモリ132と非接続となり、第2メモリ133と接続された場合、第1メモリ132が副記憶領域となり、第2メモリ133が主記憶領域となるため、制御部131は、主記憶領域である第2メモリ133に記憶されるプログラムを実行する。なお、以下では、第1メモリ132が主記憶領域であり、第2メモリ133が副記憶領域であり、これを切り替える例で説明する。また、プログラムの実行とプログラムの更新がされる場合、実行中のプログラムが記憶される主記憶領域と、更新プログラムの書き込み及びベリファイの実行で利用される副記憶領域の両方にアクセスされる場合もあるが、これについては説明を省略する。
なお、図示を省略するが第1のECU13bも、例えば、第1のECU13aと同様に、制御部131、メモリ132,133及びスイッチ134を備える構成である。すなわち、第1のECU13bもメモリの主記憶領域と副記憶領域を備え、制御部131で接続される領域を切り替えてメモリを使用することができる。
また、制御部131とメモリ132,133との切り替えは、図2に示すスイッチ134を利用する構成に限定されない。具体的には、物理的に2つのメモリ132,133を利用し、スイッチ134で切り替える構成にする必要はない。例えば、1つのメモリ内における書き込み読み出し領域を、タイミングに応じて切り替えるような構成であってもよい。したがって、主記憶領域と副記憶領域を有するメモリは、2バンク構成等の複数バンク構成、複数ディレクトリ構成、複数のSDカードの利用、ネットワークストレージの利用等様々な形態で実現することができる。
ここでは、第1のECU13のメモリ132,133に記憶されるプログラムを「第1のプログラム」とし、第2のECU14のメモリ142に記憶されるプログラムを「第2のプログラム」とする。すなわち、主記憶領域及び副記憶領域を有する第1のECU13で実行するプログラムを第1のプログラムとし、副記憶領域を有さない第2のECU14で実行するプログラムを第2のプログラムとする。したがって、各ECU13は、メモリ132又は133に記憶される第1のプログラムに応じて、各ECU14は、メモリ142に記憶される第2のプログラムに応じて、処理を実行する。例えば、制御部131,141が、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作、車内照明、ヘッドライトの点灯と消灯、オーディオシステムやカーナビゲーションシステム等の制御をそれぞれ実行する。
なお、図2では、便宜的に制御システム10Aが、2つの第1のECU13a,13bと、2つの第2のECU14a,14bを備える例を示すが、その数は、限定されない。自動車には、多数のECUを備えるものが多く、その数が、例えば、100や200を超えるものもある。
各ECU13,14は、外部の装置との通信をすることができない。したがって、制御システム10Aにおいて各ECU13,14のプログラムを更新する際、まず、中継装置12が、各ECU13,14で使用するプログラムを一旦取得してプログラム記憶部129bに一時的に記憶させる。その後、中継装置12は、プログラム記憶部129bに記憶されるプログラムを、対象のECU13,14のメモリ132,133,142に書き込む。
ここで、図3の(1)で示すように、制御システム10Aにおいて、プログラム記憶部129bの最大記憶容量が『B』であるとする。また、図3の(2)で示すように、第1のECU13aが実行するプログラムP11のデータ容量が『B1』であり、第1のECU13bが実行するプログラムP12のデータ容量が『B2』であり、第2のECU14aが実行するプログラムP21のデータ容量が『B3』であり、第4のECU14bが実行するプログラムP22のデータ容量が『B4』であるとする。
図3に示す例では、プログラムP11,P12,P21,P22のデータ容量の合計(B1+B2+B3+B4)は、中継装置12のプログラム記憶部129bの記憶容量(B)を上回る。そのため、この例では、中継装置12は、全てのプログラムP11〜P22を同時にプログラム記憶部129bに記憶させることができない。したがって、本開示に係る制御システム10Aでは、後述する方法で順に各プログラムP11〜P22を取得することで、効率的にプログラムの更新を実現する。
通信部11は、ネットワーク40を介して管理サーバ20Aと通信を可能とするインタフェース回路(モジュール)である。例えば、通信部11は、Wi−Fi、IEEE802.2、IEEE802.3、3G、LTE、5G等の規格にしたがい通信を行う。
中継装置12は、いわゆるゲートウェイといわれる外部の装置と複数のECU13,14の通信を中継するものであり、例えば、制御部122及び記憶部129を備える。
記憶部129は、情報を記憶する記憶媒体であって、例えば、種々の情報を記録する記録媒体である。記憶部129は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Device)、ハードディスク、その他の記憶デバイス又はそれらを適宜組み合わせて実現される。
記憶部129は、関連データを記憶する管理データ記憶部129aと、図1を用いて上述した提供サーバ30から取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部129bとを少なくとも有する。また、記憶部129は、制御システム10Aでプログラムの更新処理を実行する更新実行プログラムPを記憶する。
管理データ記憶部129aで記憶される管理データは、各ECU13,14の型番等のECUの識別情報と、各ECU13,14のメモリに記憶されるプログラムのバージョンを特定するバージョン番号等とを関連付けるデータである。例えば、この管理データによって、各ECU13,14が副記憶領域を有するか否かを判別することができる。
図示を用いた説明を省略するが、管理データ記憶部129aに記憶される管理データは、ECU13,14においてメモリ132,133,142に新たなプログラムが記憶されると、記憶された新たなプログラムのバージョンを特定するバージョン番号等とを関連付けるデータに、書き換えられる。すなわち、管理データでは、各ECU13,14で現在使用するプログラムのバージョンを管理する。
プログラム記憶部129bは、ECU13,14のプログラムの更新の際に取得する新たなプログラムを記憶する。図3を用いて上述したように、プログラム記憶部129bは、予め記憶容量が限定されており、その記憶容量を超えるデータ容量のプログラムを記憶することはできない。したがって、制御システム10Aは、データ容量の合計がプログラム記憶部129bの記憶容量を超える複数のプログラムを取得する場合、複数回に分けてデータを取得する。
制御部122は、制御システム10A全体の制御を司るコントローラであるCPUやMPU等である。制御部122は、記憶部129に記憶される更新実行プログラムPを呼び出して実行することにより、図2に示すように、管理データ送信部123、一覧取得部124、判定部125、プログラム取得部126及び更新部127としての処理を実行する。制御部122は、ハードウェアとソフトウェアの協働により所定の機能を実現するものに限定されず、所定の機能を実現する専用に設計されたハードウェア回路でもよい。すなわち、制御部122は、CPU、MPU、GPU、FPGA、DSP、ASIC等、種々のプロセッサで実現することができる。
管理データ送信部123は、所定のタイミングで、管理データ記憶部129aに記憶される管理データを管理サーバ20Aに送信する。所定のタイミングとは、各ECUを実行するプログラムの更新の有無を確認するタイミングであって、例えば、自動車のアクセサリー電源がはいり、通信部が通信できるようになったタイミングである。また例えば、所定のタイミングとは、前回のプログラムの更新から一定期間が経過した際に、定期更新するタイミングである。
一覧取得部124は、プログラムの更新に関する情報であるアドレスデータを管理サーバ20Aから取得する。例えば、アドレスデータは、制御システム10Aでプログラムの更新が必要な各ECU13,14の型番と、そのプログラムの取得に利用するアドレスを関連付けるデータである。
判定部125は、プログラムを更新するECUが、副記憶領域を有するものがあるか否かを判定する。上述したように、管理データ記憶部129aに記憶された管理データに含まれる型番等を利用して、メモリが副記憶領域を有するか否かを判定できる。したがって、判定部125は、管理データ記憶部129aの管理データを読み出し、判定に使用する。
プログラム取得部126は、判定部125の判定が終了すると、更新対象となる新たなプログラムの取得を開始する。ここで、プログラム取得部126は、更新が必要な第1のプログラムを優先して取得した後、更新が必要な第2のプログラムを取得する。
具体的には、プログラム取得部126は、提供サーバ30から第1のプログラムを優先して取得してプログラム記憶部129bに記憶させ、第1のプログラムの取得完了の通知を更新部127に出力する。また、プログラム取得部126は、第1のプログラム記憶部129bから第1のECU13aの副記憶領域である第2メモリ133への書き込みが完了した通知が更新部127から入力されると、プログラム記憶部129bの第1のプログラムを削除する。その後、プログラム取得部126は、提供サーバ30から第2のプログラムを取得してプログラム記憶部129bに記憶させ、第2のプログラムの取得完了の通知を更新部127に出力する。例えば、プログラム取得部126は、更新部127から第2のプログラムのメモリ142への記憶が完了した通知が入力されると、プログラム記憶部129bに記憶された第2のプログラムを削除してもよい。
なお、更新が必要な第1のプログラムが複数あり、そのデータ量の合計が、プログラム記憶部129bの記憶容量を上回るとき、プログラム取得部126は、第1のプログラムを複数回に分けて取得する。また、更新が必要な第2のプログラムが複数あり、そのデータ量の合計が、プログラム記憶部129bの記憶容量を上回るときにも、プログラム取得部126は、第2のプログラムを複数回に分けて取得する。
プログラム取得部126は、更新後のプログラム、すなわち、新たなプログラムの全てを取得してもよいし、更新後のプログラムの一部を取得してもよい。ここで、一部を取得するとは、管理データ記憶部129aに記憶される管理データで特定されるバージョンのプログラムと、最新のバージョンのプログラムとの差分のみを取得することである。例えば、更新プログラムでは、過去のプログラムの一部のみが書き換えられている場合もあるが、このような場合、書き換えられた部分のみを取得することで、プログラムの取得に要する時間を短くすることができるとともに、プログラムの更新時のプログラム記憶部129bの使用容量も低減することができる。
更新部127は、プログラム取得部126から新たな第1のプログラムをプログラム記憶部129bに記憶した通知が入力されると、プログラム記憶部129bに記憶された新たな第1のプログラムを第1のECU13の副記憶領域であるメモリ133に記憶させる。また、更新部127は、プログラム取得部126から新たな第2のプログラムをプログラム記憶部129bに記憶した通知が入力されると、プログラム記憶部129bに記憶された新たな第2のプログラムを第2のECUのメモリ142に記憶させる。
さらに、更新部127は、新たなプログラムを実行させるため、各ECU13,14を再起動する。具体的には、更新部127は、第1のプログラムを第2メモリ133に記憶した後、第2のECU14を、プログラムを実行する通常の状態から、リプロモード(プログラムを更新するための専用処理を実施するモード)にするため、複数の制御装置におけるプログラムの実行を停止する。これにより、リプロモードとなることで、新たな第2のプログラムを第2のECUのメモリ142に記憶させることが可能となる。また、更新部127は、第2のプログラムを第2のECU14のメモリ142へ書き込みを行い、第1のECU13aの第1メモリ132及び第2メモリ133を切り替えることにより第2メモリ133を主記憶領域とした後、全てのECU13,14を再起動することで、プログラムの更新処理を実行する。なお、例えば、更新部127は、第2のプログラムをメモリ142に記憶させたタイミングで、第2のプログラムをプログラム記憶部129bから削除してもよい。
(プログラムの更新)
図4Aを用いて、プログラムP11,P12,P21,P22を取得する場合の一例を説明する。プログラム取得部126は、第1のプログラムP11を取得し、プログラム記憶部129bに書き込む。また、更新部127は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP11を第1のECU13aの副記憶領域である第2メモリ133に記憶させる(取得1)。その後、プログラム取得部126は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP11を削除する(削除1)。
次に、プログラム取得部126は、第1のプログラムP12を取得し、プログラム記憶部129bに書き込む。また、更新部127は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP12を第1のECU13bの副記憶領域である第2メモリ133に記憶させる(取得2)。その後、プログラム取得部126は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP12を削除する(削除2)。
続いて、プログラム取得部126は、第2のプログラムP21,P22を取得し、プログラム記憶部129bに書き込む。また、更新部127は、プログラム記憶部129bの第2のプログラムP21を第2のECU14aのメモリ142に記憶させ、第2のプログラムP22を第2のECU14bのメモリ142に記憶させる(取得3)。
プログラムを更新する場合、制御システム10Aでは、システムを停止させる必要がある。この停止は、各ECU13,14でのメモリの書き込みと再起動に要する時間、処理を実行できないことによる。仮に、図4の例において、副記憶領域の第2メモリ133を使用できない場合、『取得1』においてプログラム記憶部129bから第1メモリ132への第1のプログラムP11の書き込みを開始するタイミングから、プログラム記憶部129bから各メモリ142への第2のプログラムP21,P22の書き込みを終了タイミングまでの時間、システムを停止する必要がある。すなわち、ECU13の実行には副記憶領域の第2メモリ133を利用する必要がないため、主記憶領域である第1メモリ132に記憶されるプログラムが利用されることにより、制御システム10Aを停止することなく処理を実行できるためである。
図4Aに示す方法の例では、第1のプログラムP11,P12は、実行対象のプログラムが記憶される主記憶領域であるメモリ132ではなく、副記憶領域であるメモリ133に書き込むため、メモリへの書き込みの際に、システムを停止させる必要はない。したがって、図4Aに示す例では『取得3』において、第2のプログラムP21,P22をプログラム記憶部129bからメモリ142に書き込む間のみ、システムを停止すればよい。したがって、図4Aに示す方法を利用することで、ユーザが制御システム10Aを利用できない時間を最小限にすることができる。
なお、プログラムの書き込み方法は、図4Aに示す方法に限定されず、例えば、図4Bに示すように行ってもよい。図4Bに示す例では、プログラム取得部126は、第1のプログラムP11,P12を取得し、プログラム記憶部129bに書き込む。また、更新部127は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP11を第1のECU13aの副記憶領域である第2メモリ133に記憶させ、第1のプログラムP12を第1のECU13bの副記憶領域である第2メモリ133に記憶させる(取得1)。その後、プログラム取得部126は、プログラム記憶部129bの第1のプログラムP11,第1のプログラムP12を削除する(削除1)。
次に、プログラム取得部126は、第2のプログラムP21,P22を取得し、プログラム記憶部129bに書き込み、また、プログラム記憶部129bの第2のプログラムP21を第2のECU14aのメモリ142に記憶させ、第2のプログラムP22を第2のECU14bのメモリ142に記憶させる(取得2)。
図4Bに示す例でも、『取得2』において、第2のプログラムP21,P22をプログラム記憶部129bからメモリ142に書き込む間のみ、システムを停止すればよい。したがって、図4Aで上述した場合と同様に、ユーザが制御システム10Aを利用できない時間を最小限にすることができる。
《管理サーバ》
次に、図1を用いて、管理サーバ20Aについて説明する。管理サーバ20Aは、通信部21と、制御部22と、記憶部23とを備える。
通信部21は、ネットワーク40を介して制御システム10Aとの通信を可能とするためのインタフェース回路(モジュール)である。通信部21は、Wi−Fi、IEEE802.2、IEEE802.3、3G、LTE、5G等の規格にしたがい通信を行う。
記憶部23は、情報を記憶する記憶媒体であって、例えば、種々の情報を記録する記録媒体である。記憶部23は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Device)、ハードディスク、その他の記憶デバイス又はそれらを適宜組み合わせて実現される。記憶部23は、一覧データD1及び更新データD2を記憶する。
制御部22は、管理サーバ20A全体の制御を司るコントローラである。制御部22は、プログラムを実行することにより所定の機能を実現するCPUまたはMPUのような汎用プロセッサを含む。例えば、管理サーバ20Aでは、記憶部23に記憶される管理プログラム(図示せず)が読み出されて実行されることで、制御部22が、取得部221、判定部222及び送信部223としての処理を実行する。なお、制御部22は、ハードウェアとソフトウェアの協働により所定の機能を実現するものに限定されず、所定の機能を実現する専用に設計されたハードウェア回路でもよい。すなわち、制御部22は、CPU、MPU、GPU、FPGA、DSP、ASIC等、種々のプロセッサで実現することができる。
ここで、管理サーバ20Aは、1台のコンピュータにより実現されてもよいし、ネットワークを介して接続される複数台のコンピュータの組み合わせにより実現されてもよい。また例えば、記憶部23に記憶されるデータの全部又は一部が、ネットワーク40を介して接続される外部の記憶媒体に記憶され、管理サーバ20Aは、外部の記憶媒体に記憶されるデータを使用するように構成されていてもよい。具体的には、一覧データD1や、更新データD2を外部の記憶媒体に記憶してもよい。
一覧データD1は、各ECU13,14を実行可能な最新のプログラムに関するデータである。例えば、一覧データD1は、制御システム10Aの識別情報と、制御システム10Aが備えるECU13,14の識別情報である型番等と、各プログラムの最新のバージョン番号とを関連付ける。
更新データD2は、各ECU13,14を実行可能なプログラムを提供する提供サーバ30のアクセス情報に関するデータである。例えば、更新データD2は、ECU13,14の識別情報である型番等と、各ECUが使用するプログラムを提供する提供サーバ30のアドレスとを関連付ける。具体的には、更新データD2は、プログラムを提供する提供サーバ30のIPアドレスやドメイン名を含む。
取得部221は、制御システム10Aから送信された管理データを取得する。また、取得した管理データを判定部222に出力する。
判定部222は、各ECU13,14が使用するプログラムが最新のバージョンであるか否かにより、プログラムの更新の必要の有無を判定する。具体的には、判定部222は、記憶部23から一覧データD1を読み出し、管理データに含まれるバージョン番号と、一覧データD1に含まれるバージョン番号とを比較する。比較の結果、各ECU13,14が現在使用可能なプログラムが最新のバージョンでない場合、判定部222は、プログラムの更新が必要であると判定する。すなわち、判定部222は、管理データに含まれる各プログラムのバージョン番号と、一覧データD1の各プログラムのバージョン番号とが異なる場合、プログラムが最新のバージョンではないため、更新の必要があると判定する。
送信部223は、プログラムの更新が必要な制御装置があると判定された場合、プログラムの更新に利用されるアドレスデータを送信する。具体的には、送信部223は、更新の必要があるプログラムについて、ECU13,14の識別情報である型番等と、更新データD2に含まれる提供サーバのアドレスとを含むアドレスデータを生成する。また、送信部223は、生成したアドレスデータを制御システム10Aに送信する。
上述した実施の形態1に係るプログラム更新システム1Aでは、制御システム10Aにおいて、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Aで同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現することができる。
《プログラム更新方法》
図5及び図6に示すフローチャートを用いて、プログラム更新の処理の一例を説明する。
(制御システム)
まず、図5を用いて、制御システム10Aにおける処理を説明する。
制御システム10Aは、所定のタイミングで管理サーバ20Aに管理データを送信する(S01)。
制御システム10Aは、ステップS01で送信した管理データに対し、管理サーバ20Aからアドレスデータを取得しない場合(S02でNO)、更新するプログラムがないため、処理を終了する。
一方、アドレスデータを取得した場合(S02でYES)、制御システム10Aは、更新が必要な第1のプログラムがあるか否かを判定する(S03)。
更新が必要な第1のプログラムがあるとき(S03でYES)、制御システム10Aは、ステップS02で取得したアドレスデータに含まれる取得方法にしたがって、更新が必要な第1のプログラムを取得し、プログラム記憶部129bに記憶させる(S04)。
続いて、制御システム10Aは、プログラム記憶部129bに記憶した第1のプログラムを第1のECU13の副記憶領域である第2メモリ133に記憶させる(S05)。
その後、制御システム10Aは、プログラム記憶部129bに記憶される第1のプログラムを削除する(S06)。
なお、更新が必要な第1のプログラムがないとき(S03でNO)、制御システム10Aは、このステップS04〜S06の処理を実行せずに、ステップS07に進む。
次に、制御システム10Aは、ステップS02で取得したアドレスデータに含まれる取得方法にしたがって、更新が必要な第2のプログラムを取得し、プログラム記憶部129bに記憶させる(S07)。
続いて、制御システム10Aは、第2のECUをリプロモードに遷移させる。(S08)。これにより、第2のECUでは、プログラムの実行が停止する。
その後、制御システム10Aは、プログラム記憶部129bに記憶した第2のプログラムを第2のECU14のメモリ142に記憶させる(S09)。
制御システム10Aは、第1のプログラムの更新があったか否かを判定する(S10)。すなわち、制御システム10Aは、ステップS05で、第1のプログラムが副記憶領域である第2メモリ133に記憶されたか否かを判定する。
第1のプログラムの更新があった場合(S10でYES)、制御システム10Aは、副記憶領域である第2メモリ133を主記憶領域に切り替える(S11)。
なお、第1のプログラムの更新がなかった場合(S10でNO)、制御システム10Aは、ステップS11の処理を実行せずに、ステップS12に進む。
その後、制御システム10Aは、全てのECUを一斉に再起動させる(S12)。これにより、制御システム10Aの各ECU13,14は、最新のプログラムで実行されることになる。
また、制御システム10Aは、更新されたプログラムのバージョンで、管理データ記憶部129aの管理データを更新する(S13)。
(管理サーバ)
続いて、図6を用いて、管理サーバ20Aにおける処理を説明する。
管理サーバ20Aは、制御システム10Aから送信された管理データを受信する(S21)。
その後、管理サーバ20Aは、記憶部23から一覧データD1を読み出し、ステップS21で受信した管理データと読み出した一覧データD1を比較し、更新が必要なプログラムがあるか否かを判定する(S22)。すなわち、制御システム10Aの各ECU13,14が最新のプログラムを使用しているか否かを判定する。
更新が必要なプログラムがない場合(S22でNO)、管理サーバ20Aは、処理を終了する。
更新が必要なプログラムがある場合(S22でYES)、管理サーバ20Aは、記憶部23から更新データD2を読み出し、アドレスデータを生成する(S23)。具体的には、管理サーバ20Aは、読み出した更新データD2から更新するプログラムを提供する提供サーバ30のアドレスを抽出し、アドレスデータを生成する。
また、管理サーバ20Aは、ステップS23で生成したアドレスデータを制御システム10Aに送信する(S24)。
このようにして管理サーバ20Aから送信されたアドレスデータが、制御システム10Aにおいて受信され、使用される(図5のステップS02以降)。
上述したプログラム更新方法により、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Aで同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現することができる。
〈実施の形態2〉
《プログラム更新システム》
実施の形態2に係るプログラム更新システムの構成は、図1を用いて上述した構成であるため、図1を用いて説明する。また、図7に、実施の形態2に係る制御システム10Bを示す。
《制御システム》
図7に示す実施の形態2に係る制御システム10Bは、図1に示す実施の形態2に係る制御システム10Aと比較して、判定部125を備えない点で異なる。
制御システム10Aは、一覧取得部124において、更新が必要な全てのプログラムを取得するためのアドレスを含むアドレスデータを取得する。また、判定部125において、アドレスデータが含む各アドレスを用いて取得するプログラムが、メモリの副記憶領域を有する第1のECU13で利用される第1のプログラムであるか、メモリの副記憶領域の無い第2のECU14で利用される第2のプログラムであるかを判定する。
これに対し、制御システム10Bは、一覧取得部124が、第1のプログラムを取得するアドレスと、第2のプログラムを取得するアドレスとを、管理サーバ20Aから別々に取得する。具体的には、一覧取得部124は、第1のプログラムを取得するアドレスのみを含む第1のアドレスデータと、第2のプログラムを取得するアドレスのみを含む第2のアドレスデータとを区別して取得する。そのため、中継装置12においては、各アドレスで取得するプログラムが第1のプログラムであるか第2のプログラムであるかを判定する必要がない。
プログラム取得部126は、一覧取得部124が取得した第1のアドレスデータに基づいて、更新する必要のある第1のプログラムを優先して取得する。また、プログラム取得部126は、第1のアドレスデータにも続く取得が終了した後、一覧取得部124が取得した第2のアドレスデータに基づいて、更新する必要のある第2のプログラムを取得する。
したがって、実施の形態2に係る制御システム10Bでは、中継装置12においてアドレスデータに含まれる各アドレスで取得するプログラムが、第1のプログラムであるか第2のプログラムであるかを判定する処理負担を軽減することができる。
《管理サーバ》
上述したように、実施の形態2の管理サーバ20A(図1)は、第1のアドレスデータと第2のアドレスデータとを別々に送信する。
したがって、実施の形態2においては、判定部222で、制御システム10Bの各ECU13,14で更新が必要なプログラムがあるか否かを判定するとともに、各プログラムがメモリの副記憶領域がある第1のECU13で利用される第1のプログラムであるか、メモリの副記憶領域の無い第2のECU14で利用される第2のプログラムであるかを判定する。ここで、判定部222は、取得部221が制御システム10Bから取得した管理データに基づいて、第1のプログラムであるか又は第2のプログラムであるかを判定する。なお、判定部222は、管理データに含まれるECU13,14の型番等の情報により、メモリが副記憶領域を有するか否かを特定する。
また、送信部223は、更新の必要がある第1のプログラムについて第1のアドレスデータを生成し、更新の必要がある第2のプログラムについて第2のアドレスデータを生成し、生成した第1のアドレスデータ及び第2のアドレスデータを制御システム10Bに送信する。
上述した実施の形態2に係るプログラム更新システムでは、制御システム10Bにおいて、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Bで同時更新での停止時間の短縮化を可能とするとともに、制御システム10Bでの処理負担を軽減し、効率的なプログラム更新を実現することができる。
《プログラム更新方法》
図8及び図9に示すフローチャートを用いて、実施の形態2におけるプログラム更新の処理の一例を説明する。
(制御システム)
まず、図8を用いて、実施の形態2の制御システム10Bにおける処理を説明する。なお、図5を用いて上述した処理と同様の処理については、同一の符号を用いて説明を省略する。
制御システム10Bは、管理サーバ20Aから、ステップS01で送信した管理データに対して第1のアドレスデータを取得したか否かを判定する(S31)。
第1のアドレスデータを取得した場合(S31でYES)、更新する第1のプログラムがあるため、制御システム10Bは、ステップS04〜S06の処理を実行する。
一方、第1のアドレスデータを取得しないとき(S31でNO)、更新する第1のプログラムはないため、制御システム10Bは、ステップS04〜S06の処理を実行せずに、ステップS32に進む。
次に、制御システム10Bは、管理サーバ20Aから、ステップS01で送信した管理データに対して第2のアドレスデータを取得したか否かを判定する(S32)。
第2のアドレスデータを取得した場合(S32でYES)、更新する第2のプログラムがあるため、制御システム10Bは、ステップS07〜S09の処理を実行する。
一方、第2のアドレスデータを取得しないとき(S32でNO)、更新する第2のプログラムはないため、制御システム10Bは、ステップS07〜S09の処理を実行せずに、ステップS10の処理に進む。
制御システム10Bは、ステップS10及びS11の後、プログラムの更新がされたか否かを判定する(S33)。
また、プログラムの更新がされていた場合(S33でYES)、制御システム10Bは、全てのECUを一斉に再起動させる(S12)。これにより、制御システム10Bの各ECU13,14は、最新のプログラムで実行されることになる。
さらに、制御システム10Bは、更新されたプログラムのバージョンで、管理データ記憶部129aの管理データを更新する(S13)。
なお、プログラムが更新されていない場合(S33でNO)、すなわち、第1のアドレスデータ及び第2のアドレスデータを取得しておらず、プログラムが更新していない場合、ECUを再起動する必要もないため、制御システム10Bは、処理を終了する。
(管理サーバ)
続いて、図9を用いて、実施の形態2の管理サーバ20Aにおける処理を説明する。なお、図6を用いて上述した処理と同様の処理については、同一の符号を用いる。
管理サーバ20Aは、制御システム10Aから送信された管理データを受信する(S21)。
その後、管理サーバ20Aは、記憶部23から一覧データD1を読み出し、ステップS21で受信した管理データと読み出した一覧データD1を比較し、更新が必要なプログラムがない場合(S22でNO)、管理サーバ20Aは、処理を終了する。
一方、更新が必要なプログラムがある場合(S22でYES)、管理サーバ20Aは、更新の必要があるプログラムの中に、メモリの副記憶領域のあるECU13で利用される第1のプログラムがあるか否かを判定する(S41)。
更新の必要がある第1のプログラムがある場合(S41でYES)、管理サーバ20Aは、更新の必要がある第1のプログラムのアドレスを含む第1のアドレスデータを生成する(S42)。
また、管理サーバ20Aは、ステップS42で生成した第1のアドレスデータを制御システム10Bに送信する(S43)。
このようにして管理サーバ20Aから送信された第1のアドレスデータが、制御システム10Bにおいて受信され、判定に利用される(図8のステップS31)。
更新の必要がある第1のプログラムがない場合(S41でNO)、ステップS42及びS43の処理を実行せずにステップS44に進む。
更新の必要がある第2のプログラムがある場合(S44でYES)、管理サーバ20Aは、更新の必要がある第2のプログラムのアドレスを含む第2のアドレスデータを生成する(S45)。
また、管理サーバ20Aは、ステップS45で生成した第2のアドレスデータを制御システム10Bに送信する(S43)。
このようにして管理サーバ20Aから送信されたアドレスデータが、制御システム10Bにおいて受信され、使用される(図8のステップS31以降)。
上述したプログラム更新方法により、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Bで同時更新での停止時間の短縮化を可能とするとともに、制御システム10Bでの処理負担を軽減し、効率的なプログラム更新を実現することができる。
〈実施の形態3〉
《プログラム更新システム》
図10に示すように、実施の形態3に係るプログラム更新システム1Cは、制御システム10C、管理サーバ20C及び提供サーバ30が、ネットワーク40を介して接続される構成である。
実施の形態1及び2に係るプログラム更新システム1Aでは、制御システム10A,10Bは、プル配信によってアドレスデータを取得していた。これに対し、実施の形態3に係るプログラム更新システム1Cにおいては、制御システム10Cは、プッシュ配信によってアドレスデータを取得する。
《制御システム》
実施の形態3に係る制御システム10Cは、図7を用いて上述した制御システム10Bと同一の構成であるため、新たな図示を省略し、図7を参照する。
図7を用いて上述した実施の形態2に係る制御システム10Bは、ECU13,14のプログラムの更新の有無を確認する所定のタイミングで管理サーバ20Aに管理データを送信した。これに対し、実施の形態3に係る制御システム10Cは、各ECU13,14のプログラムを更新したタイミングで管理サーバ20Cに管理データを送信する。したがって、実施の形態3に係る制御システム10Cは、更新のタイミングを管理する必要がない。
具体的には、管理データ送信部123は、いずれかのECU13,14のプログラムの更新をしたタイミングで、プログラムを更新したECU13,14に関する管理データを管理サーバ20Cに送信する。また、管理データ送信部123は、いずれかのECU13,14を交換等することにより管理データ記憶部129aで記憶される管理データの内容に変更になった場合にも、新たなECU13,14に関する管理データを管理サーバ20Cに送信する。
また、一覧取得部124は、制御システム10Cが備えるECU13,14の利用するプログラムに更新があった場合に、アドレスデータを受信する。
したがって、実施の形態3に係る制御システム10Cでは、プログラムの更新の際に管理データの更新とともに管理サーバ20Cに管理データを送信するだけでよく、中継装置12における管理データの送信タイミングの管理に関する処理負担を軽減することができる。
《管理サーバ》
図10に示すように、実施の形態3の管理サーバ20Cは、プッシュ配信によってアドレスデータを送信するため、記憶部23で管理データD3を記憶する。
管理データD3は、制御システム10Cの識別情報に、制御システム10Cの各ECU13,14の型番等のECUの識別情報と、各ECU13,14のメモリに記憶されるプログラムのバージョンを特定するバージョン番号等とを関連付けるデータである。
したがって、実施の形態3においては、取得部221は、制御システム10Cから取得した管理データを、制御システム10Cの識別情報とともに、管理データD3として記憶部23に記憶させる。
また、判定部222は、取得部221が制御システム10Cから管理データを取得したタイミングではなく、所定のタイミングで、記憶部23から管理データD3及び一覧データD1を読み出し、制御システム10CのECU13,14のプログラムの更新の必要の有無を判定する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、定期的なタイミングや、一覧データD1もしくは管理データD3が更新されたタイミングである。
上述した実施の形態3に係るプログラム更新システム1Cでは、制御システム10Cにおいて、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Cで同時更新での停止時間の短縮化を可能とするとともに、制御システム10Cでの処理負担を軽減し、効率的なプログラム更新を実現することができる。
《プログラム更新方法》
図11、図12A及び図12Bに示すフローチャートを用いて、実施の形態3におけるプログラム更新の処理の一例を説明する。
(制御システム)
まず、図11を用いて、実施の形態3の制御システム10Cにおける処理を説明する。
図5を用いて上述した例では、制御システム10Aは、管理データの送信に対して、アドレスデータを取得する。これに対し、制御システム10Cは、管理サーバ20Cからのプッシュ配信によりアドレスデータを取得するため、管理データの送信とは無関係にアドレスデータを受信する(S02)。
なお、ステップS03〜S13の処理については、図5を用いて上述した処理と同一であるため、同一の符号を用いて説明を省略する。
また、制御システム10Cは、ステップS13で更新した管理データを管理サーバ20Cに送信する(S52)。
(管理サーバ)
続いて、図12A及び図12Bを用いて、実施の形態3の管理サーバ20Cにおける処理を説明する。なお、図6を用いて上述した処理と同様の処理については、同一の符号を用いる。管理サーバ20Cでは、管理データの受信と、アドレスデータの送信とが独立している。したがって、図12Aを用いて管理データの受信について説明し、図12Bを用いてアドレスデータの送信について説明する。
図12Aに示すように、管理サーバ20Cは、制御システム10Aから送信された管理データを受信すると(S61でYES)、記憶部23に管理データD3として記憶させる(S62)。
また、図12Bに示すように、管理サーバ20Cは、所定のタイミングで(S63でYES)、記憶部23に記憶される一覧データD1及び管理データD3を比較し、更新が必要なプログラムがあるか否かを判定する(S64)。
更新が必要なプログラムがない場合(S64でNO)、管理サーバ20Cは、処理を終了する。
更新が必要なプログラムがある場合(S64でYES)、管理サーバ20Cは、更新の必要があるプログラムのアドレスを含むアドレスデータを生成し(S23)、生成した第2のアドレスデータを制御システム10Cに送信する(S24)。
上述したプログラム更新方法により、複数プログラムの同時更新を可能とし、また、制御システム10Cで同時更新での停止時間の短縮化を可能とするとともに、制御システム10Cの処理負担を軽減し、効率的なプログラム更新を実現することができる。
《変形例》
なお、図10乃至図12Bを用いて上述した、実施の形態3に係るプログラム更新システム1Cでは、管理サーバ20Cが、制御システム10Cに更新対象のプログラムを取得する全てのアドレスを含むアドレスデータを送信する例で説明した。しかし、実施の形態2に係るプログラム更新システム1Bのように、管理サーバ20Cは、第1のプログラムを取得するアドレスのみを含む第1のアドレスデータ及び第2のプログラムを取得するアドレスのみを含む第2のアドレスデータに分けて制御システム10Cに送信してもよい。このようにすることで、制御システム10Cで第1のプログラムを取得するアドレスと第2のプログラムを取得するアドレスとを区別する必要がなくなる。すなわち、制御システム10Cにおける処理負担を軽減することができる。
〈効果及び補足〉
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、上記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。
《実施形態の概要》
(1)本開示のプログラム更新システムは、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムとが接続され、プログラムを更新するプログラム更新システムであって、管理サーバは、制御システムに、更新が必要なプログラムの取得に利用されるアドレスを含むデータを送信する送信部を備え、制御システムは、主記憶領域及び副記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置と、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置と、取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部と、管理サーバから受信したデータにしたがって、第1の制御装置に記憶させる第1のプログラムを優先して取得してプログラム記憶部に記憶させるとともに、当該第1のプログラムがプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、当該第1のプログラムをプログラム記憶部から削除し、第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部と、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるとともに、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部とを備える。
これにより、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(2)本開示の制御システムは、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと接続され、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムであって、主記憶領域及び副記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置と、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置と、取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部と、第1の制御装置に記憶させる第1のプログラムを優先して取得してプログラム記憶部に記憶させるとともに、当該第1のプログラムがプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、当該第1のプログラムをプログラム記憶部から削除し、第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部と、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるとともに、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部とを備える。
これにより、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(3)(2)の制御システムは、各制御装置の識別情報と、各制御装置のメモリにそれぞれ記憶されるプログラムの更新情報とを含む管理データを記憶する管理データ記憶部と、管理データ記憶部に記憶される管理データを管理サーバに送信する管理データ送信部と、プログラム取得部は、管理サーバから、管理データに含まれるプログラムに対し、更新が必要なプログラムの取得に利用するアドレスを含むアドレスデータを受信すると、当該アドレスデータにしたがって、第1のプログラムの取得を開始する。
これにより、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(4)(3)の制御システムの更新部は、第2のプログラムがプログラム記憶部に記憶されると、複数の制御装置におけるプログラムの実行を停止し、第2のプログラムを第2の制御装置のメモリに記憶させ、各制御装置を再起動させてもよい。
これにより、プログラムを更新する際に、停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(5)(2)の制御システムのプログラム取得部は、制御装置のメモリに記憶されるプログラムと、最新のプログラムとの差分を取得してもよい。
これにより、プログラムを更新する際に、停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(6)本開示の移動体は、(2)〜(5)の制御システムを備えてもよい。
これにより、移動体の制御システムにおいてプログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
(7)本開示のプログラム更新方法は、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと接続され、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムにおいて、前記プログラムを更新するプログラム更新方法であって、プログラム記憶部と、主記憶領域及び副記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置で記憶させる第1のプログラムを優先して取得し、プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部に記憶させるステップと、第1のプログラムをプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶させるステップと、第1のプログラムをプログラム記憶部から削除するステップと、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるステップと、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるステップと、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替えるステップと、を有する。
これにより、プログラムを更新する際に、複数プログラムの同時更新を可能とし、同時更新での停止時間の短縮化を可能とし、効率的なプログラム更新を実現する。
本開示の全請求項に記載のプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムは、ハードウェア資源、例えば、プロセッサ、メモリ、及びプログラムとの協働などによって、実現される。
本開示のプログラム更新システム、制御システム、移動体、プログラム更新方法及びプログラムは、例えば、移動体に備えられる制御部でのプログラムの更新に有用である。
1A,1B,1C プログラム更新システム
10A,10B,10C 制御システム
11 通信部
12 中継装置
122 制御部
123 管理データ送信部
124 一覧取得部
125 判定部
126 プログラム取得部
127 更新部
129 記憶部
129a 管理データ記憶部
129b プログラム記憶部
13(13a,13b) 第1の制御装置(ECU)
131 制御部
132 第1メモリ
133 第2メモリ
134 スイッチ
14(14a,14b) 第2の制御装置(ECU)
141 制御部
142 メモリ
20A,20C 管理サーバ
21 通信部
22 制御部
221 取得部
222 判定部
223 送信部
23 記憶部
D1 一覧データ
D2 更新データ
D3 管理データ
30 提供サーバ
40 ネットワーク
プログラム取得部126は、一覧取得部124が取得した第1のアドレスデータに基づいて、更新する必要のある第1のプログラムを優先して取得する。また、プログラム取得部126は、第1のアドレスデータに基づく取得が終了した後、一覧取得部124が取得した第2のアドレスデータに基づいて、更新する必要のある第2のプログラムを取得する。
更新の必要がある第2のプログラムがある場合(S44でYES)、管理サーバ20Aは、更新の必要がある第2のプログラムのアドレスを含む第2のアドレスデータを生成する(S45)。
また、管理サーバ20Aは、ステップS45で生成した第2のアドレスデータを制御システム10Bに送信する(S46)。
このようにして管理サーバ20Aから送信されたアドレスデータが、制御システム10Bにおいて受信され、使用される(図8のステップS31以降)。
図5を用いて上述した例では、制御システム10Aは、管理データの送信に対して、アドレスデータを取得する。これに対し、制御システム10Cは、管理サーバ20Cからのプッシュ配信によりアドレスデータを取得するため、管理データの送信とは無関係にアドレスデータを受信する(S51)。
(3)(2)の制御システムは、各制御装置の識別情報と、各制御装置のメモリにそれぞれ記憶されるプログラムの更新情報とを含む管理データを記憶する管理データ記憶部と、管理データ記憶部に記憶される管理データを管理サーバに送信する管理データ送信部とを備え、プログラム取得部は、管理サーバから、管理データに含まれるプログラムに対し、更新が必要なプログラムの取得に利用するアドレスを含むアドレスデータを受信すると、当該アドレスデータにしたがって、第1のプログラムの取得を開始する。
(7)本開示のプログラム更新方法は、プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと接続され、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムにおいて、前記プログラムを更新するプログラム更新方法であって主記憶領域及び副記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置で記憶させる第1のプログラムを優先して取得し、プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部に記憶させるステップと、第1のプログラムをプログラム記憶部から第1の制御装置の副記憶領域に記憶させるステップと、第1のプログラムをプログラム記憶部から削除するステップと、副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるステップと、プログラム記憶部に記憶された第2のプログラムを第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるステップと、第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替えるステップと、を有する。

Claims (8)

  1. プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムとが接続され、前記プログラムを更新するプログラム更新システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記制御システムに、更新が必要なプログラムの取得に利用されるアドレスを含むデータを送信する送信部を備え、
    前記制御システムは、
    主記憶領域及び副記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置と、
    副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置と、
    取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部と、
    前記管理サーバから受信したデータにしたがって、前記第1の制御装置に記憶させる第1のプログラムを優先して取得して前記プログラム記憶部に記憶させるとともに、当該第1のプログラムが前記プログラム記憶部から前記第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、当該第1のプログラムを前記プログラム記憶部から削除し、前記第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部と、
    前記プログラム記憶部に記憶された前記第1のプログラムを前記第1の制御装置の主記憶領域に記憶させ、前記プログラム記憶部に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるとともに、前記第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部と、
    を備えるプログラム更新システム。
  2. プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと接続され、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムであって、
    主記憶領域及び副記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置と、
    副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、自装置が有する当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置と、
    取得したプログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部と、
    前記第1の制御装置に記憶させる第1のプログラムを優先して取得して前記プログラム記憶部に記憶させるとともに、当該第1のプログラムが前記プログラム記憶部から前記第1の制御装置の副記憶領域に記憶されると、当該第1のプログラムを前記プログラム記憶部から削除し、前記第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるプログラム取得部と、
    前記プログラム記憶部に記憶された前記第1のプログラムを前記第1の制御装置の主記憶領域に記憶させ、前記プログラム記憶部に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるとともに、前記第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替える更新部と、
    を備える制御システム。
  3. 各制御装置の識別情報と、各制御装置のメモリにそれぞれ記憶されるプログラムの更新情報とを含む管理データを記憶する管理データ記憶部と、
    前記管理データ記憶部に記憶される管理データを前記管理サーバに送信する管理データ送信部と、
    前記プログラム取得部は、前記管理サーバから、前記管理データに含まれるプログラムに対し、更新が必要なプログラムの取得に利用するアドレスを含むアドレスデータを受信すると、当該アドレスデータにしたがって、前記第1のプログラムの取得を開始する、
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記更新部は、前記第2のプログラムが前記プログラム記憶部に記憶されると、複数の前記制御装置におけるプログラムの実行を停止し、第2のプログラムを前記第2の制御装置の主記憶領域に記憶させ、各制御装置を再起動させる
    請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記プログラム取得部は、前記制御装置の主記憶領域に記憶されるプログラムと、最新のプログラムとの差分を取得する
    請求項2乃至4のいずれか1に記載の制御システム。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1に記載の制御システムを備える移動体。
  7. プログラムの更新に関する情報を管理する管理サーバと接続され、プログラムを実行する制御装置を複数備える制御システムにおいて、前記プログラムを更新するプログラム更新方法であって、
    プログラム記憶部と、
    主記憶領域及び副記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第1の制御装置で記憶させる第1のプログラムを優先して取得し、プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶部に記憶させるステップと、
    前記第1のプログラムを前記プログラム記憶部から前記第1の制御装置の副記憶領域に記憶させるステップと、
    前記第1のプログラムを前記プログラム記憶部から削除するステップと、
    副記憶領域を備えず、主記憶領域を有し、当該主記憶領域に記憶されるプログラムを実行する第2の制御装置に記憶させる第2のプログラムを取得して当該プログラム記憶部に記憶させるステップと、
    前記プログラム記憶部に記憶された前記第2のプログラムを前記第2の制御装置の主記憶領域に記憶させるステップと、
    前記第1の制御装置の主記憶領域と副記憶領域を切り替えるステップと、
    を有するプログラム更新方法。
  8. 請求項7に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。

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