JP2020143267A - 陰イオン交換膜およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一態様は、重量平均分子量Mwが250,000〜450,000のポリオレフィンを含む連続相マトリックスおよび前記マトリックス中で架橋された不連続相シラン変性ポリオレフィンを含む多孔性支持体;および前記多孔性支持体の気孔に含浸されたり表面に塗布された陰イオン伝導性物質;を含む陰イオン交換膜を提供する。
本発明の他の一態様は、(a)重量平均分子量Mwが250,000〜450,000のポリオレフィンおよびシラン変性ポリオレフィンを含む組成物を加工して、多孔性支持体を製造する段階;(b)前記多孔性支持体に含まれたシラン変性ポリオレフィンを架橋させる段階;および(c)前記多孔性支持体を陰イオン伝導性物質および溶媒を含む溶液に含浸する段階;を含む陰イオン交換膜の製造方法を提供する。
重量平均分子量Mwが350,000であり、分子量分布Mw/Mnが5である高密度ポリエチレン(High density polyethylene、HDPE)25重量部、シラン変性ポリエチレン0.5重量部、および40℃での動粘度が70cStであるパラフィンオイル74.5重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56、Twin screw extruder)に投入した。前記混合物を200℃、スクリュー回転速度40rpmの条件で前記2軸押出機から幅が300mmのTダイ(T−die)で吐出させた。以後、温度が40℃のキャストロール(Casting roll)を通過させて、厚みが800μmのベースシートを製造した。前記ベースシートを110℃のロール延伸器で縦方向(MD)6倍延伸し、125℃のテンター延伸機で横方向(TD)に7倍延伸して、延伸フィルムを製造した。前記延伸フィルムを25℃のジクロロメタン浸出槽に含浸して1分間パラフィンオイルを抽出、除去して、多孔膜を製造した。前記多孔膜を50℃の条件で乾燥した。以後、前記多孔膜をテンター延伸機で125℃に加熱した後、横方向(TD)に1.45倍延伸後に弛緩させて、延伸前に比べて1.25倍になるように熱固定させた。前記多孔膜を85℃、湿度85%の恒温恒湿槽で72時間の間架橋させて、多孔性支持体を製造した。
重量平均分子量Mwが350,000であり、分子量分布Mw/Mnが5である高密度ポリエチレン29.5重量部、シラン変性高密度ポリエチレン0.5重量部、および40℃での動粘度が70cStであるパラフィンオイル70重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56)に投入した。架橋触媒であるジブチルスズジラウレートを前記パラフィンオイルのうち一部に事前分散させ、前記2軸押出機を通過する混合物の総重量を基準として0.5重量%になるように前記2軸押出機のサイドインジェクターを介して投入した。前記混合物を200℃、スクリュー回転速度40rpmの条件で前記2軸押出機から幅が300mmのTダイで吐出させた。以後、温度が40℃のキャストロールを通過させて、厚みが800μmのベースシートを製造した。前記ベースシートを110℃のロール延伸機で縦方向(MD)6倍延伸し、125℃のテンター延伸機で横方向(TD)に7倍延伸して、延伸フィルムを製造した。前記延伸フィルムを25℃のジクロロメタン浸出槽に含浸して1分間パラフィンオイルを抽出、除去して、多孔膜を製造した。前記多孔膜を5分間50℃の条件で乾燥した。以後、前記多孔膜をテンター延伸機で125℃に加熱した後、横方向(TD)に1.45倍延伸後、1.25倍に弛緩させた。前記多孔膜を85℃、湿度85%の恒温恒湿槽で72時間の間架橋させて、多孔性支持体を製造した。
重量平均分子量Mwが350,000であり、分子量分布Mw/Mnが5である高密度ポリエチレンを重量平均分子量Mwが250,000であり、分子量分布Mw/Mnが6である高密度ポリエチレンに変えたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
重量平均分子量Mwが350,000であり、分子量分布Mw/Mnが5である高密度ポリエチレンを重量平均分子量Mwが250,000であり、分子量分布Mw/Mnが6である高密度ポリエチレンに変えたことを除いて、前記製造例1−2と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、プロピレングリコールが160℃に加熱した架橋槽に投入、連続式に30分間通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、プロピレングリコールおよびジブチルスズジラウレートがそれぞれ95:5の重量比で混合された溶液が160℃に加熱した架橋槽に投入、連続式に10分間通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、エチレングリコールが120℃に加熱した架橋槽に投入、連続式に60分間通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、エチレングリコールおよびジブチルスズジラウレートがそれぞれ90:10の重量比で混合された溶液が120℃に加熱した架橋槽に投入、連続式に15分間通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
エチレンが表面コートされた平均粒度が600nmであるナノシリカ粒子20重量部、重量平均分子量Mwが350,000である高密度ポリエチレン29.5重量部、MFR 0.8g/10min、密度0.958g/mlであるトリメトキシビニルシラン変性高密度ポリエチレン0.5重量部、および40℃での動粘度が70cStであるパラフィンオイル70重量部を混合し、高速ミキサーを使用してナノシリカ粒子を分散させた。
重量平均分子量Mwが350,000であり、分子量分布Mw/Mnが5である高密度ポリエチレン28.5重量部、シラン変性ポリエチレン1.5重量部、および40℃での動粘度が70cStであるパラフィンオイル70重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56)に投入した。前記混合物を210℃、スクリュー回転速度45rpmの条件で前記2軸押出機から幅が300mmであるTダイで吐出させた。以後、温度が40℃であるキャストロールを通過させて、厚みが800μmのベースシートを製造した。前記ベースシートを110℃のロール延伸機で縦方向(MD)6倍延伸し、125℃のテンター延伸機で横方向(TD)に7倍延伸して、延伸フィルムを製造した。前記延伸フィルムを25℃のジクロロメタン浸出槽に含浸して1分間パラフィンオイルを抽出、除去して多孔膜を製造した。前記多孔膜を50℃の条件で乾燥した。以後、前記多孔膜をテンター延伸機で125℃に加熱した後、横方向(TD)に1.45倍延伸後に弛緩させて、延伸前に比べて1.25倍になるように熱固定させた。前記多孔膜を85℃、湿度85%の恒温恒湿槽で72時間の間架橋させて、多孔性支持体を製造した。
MFR 0.8g/10min、密度0.958g/cm3のシラン変性ポリエチレン45重量部に40℃での動粘度が70cStであるパラフィンオイル55重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56)に投入した。160℃、スクリュー回転速度40rpmの条件で前記2軸押出機で幅が300mmのTダイで吐出させた後、温度が40℃のキャストロールを通過させて、厚みが60μmのベースシートを製造した。前記ベースシートの両面に濃度30重量%のジブチルスズジラウレート水分散液を塗布した後、温度が85℃の温水で1時間の間シラン架橋反応を進めて、架橋フィルムを製造した。前記架橋フィルムを25℃のジクロロメタン浸出槽に含浸して30分間パラフィンオイルを抽出、除去した。前記架橋フィルムを温度が80℃のオーブンで30分間乾燥して、多孔性支持体を製造した。
溶融温度が135℃であり、重量平均分子量が300,000である高密度ポリエチレン35重量部、40℃での動粘度が40cStであるパラフィンオイル65重量部、トリメトキシビニルシラン2重量部、ジブチルスズジラウレート2重量部および2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン(2,5−dimethyl−2,5−di(tert−butylperoxy)hexane)2重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56)に投入した。200℃、スクリュー回転速度30rpmの条件で前記2軸押出機で反応押出させてシラン変性ポリオレフィン組成物を製造し、幅が300mmのTダイで吐出後に温度が40℃のキャストロールを通過させて、厚みが800μmのベースシートを製造した。前記ベースシートを108℃のロール延伸機で縦方向(MD)5.5倍延伸し、123℃のテンター延伸機で横方向(TD)に5.5倍延伸して、延伸フィルムを製造した。前記延伸フィルムを25℃のジクロロメタン浸出槽に含浸して10分間パラフィンオイルを抽出、除去した。パラフィンオイルが除去されたフィルムを127℃に熱固定して、多孔性支持体を製造した。前記多孔性支持体を80℃、湿度90%の恒温恒湿槽で24時間の間架橋させて、多孔性支持体を製造した。
重量平均分子量が500,000である高密度ポリエチレン5重量部、MFRが0.5g/10min、密度0.942g/mlであるシラン変性ポリエチレン10重量部、および40℃での動粘度が60cStであるパラフィンオイル85重量部を混合して、2軸押出機(内径58mm、L/D=56)に投入した。160℃、スクリュー回転速度40rpmの条件で前記2軸押出機で幅が300mmのTダイで吐出させた後、温度が40℃のキャストロールを通過させて、115℃で圧延して、厚みが500μmのベースシートを製造した。前記ベースシートの製造過程で一部の不良が発生した場合、廃棄し、正常な外観を有するベースシートを選定して使用した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、沸騰水が担持された架橋槽に投入、連続式に通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
延伸されたフィルムを恒温恒湿槽で架橋させることなく、80℃に加熱した温水が担持された架橋槽に投入、連続式に通過させて架橋させたことを除いて、前記製造例1−1と同じ方法で多孔性支持体を製造した。
本発明で測定した物性それぞれに対する試験方法は、下記の通りである。温度に対する別途の言及がない場合、常温(25℃)で測定した。
前記製造例1−2、比較製造例1−1および1−2のジクロロメタン浸出槽で抽出後に再生されたパラフィンオイルを誘導結合型プラズマ発光分析(Inductively coupled plasma atomic emission spectroscopy、ICP)して、その結果を下記表3に示した。
製造例および比較製造例によって製造された多孔性支持体を横方向(TD)に3等分して各部分で支持体試験片を抽出して、架橋度、穿孔強度およびメルトダウン温度を測定して、下記表4に示した。下記表4で、Lは、一側の支持体、Rは、他側の支持体、Mは、中央側の支持体の試験片で測定された値を意味する。最大差異は、M値とLまたはR値との差異のうち大きい値である。
製造例および比較製造例による架橋時、架橋時間による支持体のゲル分率を測定して架橋方法および条件による反応速度を評価し、その結果を下記表5に示した。
前記製造例1−1〜1−8の多孔性支持体の表面を改質するために、真空プラズマで処理した。プラズマ処理前に、前記多孔性支持体を平坦に広げた状態に維持できる枠に挟持し、支持体上の不純物を除去するために窒素でパージ(purge)した。
製造例1−1で製造された多孔性支持体をプラズマおよび後処理で表面を改質し、改質された表面の荷電特性を定量化するために、フロー電位方法を利用して表面のゼータ電位(zeta potential、mV)を測定し、その結果を下記表6に示した。
100mLの枝付き丸フラスコに気体投入口、温度計、ディーン・スタークトラップ、冷却器および撹拌機を設置し、窒素雰囲気で数分間空気および不純物を除去した後、4,4’−ジクロロジフェニルスルホン3.4460g、4,4’−ビフェノール(BP)3.7242g、ジスルホン化ジクロロジフェニルスルホン3.9301g、K2CO3 3.1787gおよびNMP 44.4mL、トルエン22.2mL(NMP/トルエン=2/1、v/v)を投入し、80℃以上で1時間の間撹拌させながら単量体を溶解させた。
商用化されたNeosepta(登録商標)陰イオン交換膜(AMX)を脱イオン水で洗浄して、陰イオン交換膜を製造した。
製造された陰イオン交換膜の性能と耐久性を下記方法で評価し、その結果は、下記表7の通りである。
Claims (10)
- 重量平均分子量Mwが250,000〜450,000のポリオレフィンを含む連続相マトリックスおよび前記連続相マトリックス中で架橋された不連続相シラン変性ポリオレフィンを含む多孔性支持体、および、
前記多孔性支持体の気孔に含浸された、または、表面に塗布された陰イオン伝導性物質を含む、陰イオン交換膜。 - 前記多孔性支持体のうち前記不連続相シラン変性ポリオレフィンの含量は、0.1〜5重量%である、請求項1に記載の陰イオン交換膜。
- シランは、アルコキシ基を含有するビニルシランである、請求項1に記載の陰イオン交換膜。
- 前記陰イオン伝導性物質は、アミン化した高分子(aminated polymer)である、請求項1に記載の陰イオン交換膜。
- 前記アミン化した高分子は、下記化学式(化1)の構造を有し、
Yは、共有結合(−)、−CO−、−SO2−または−O−であり、
ZおよびDは、それぞれ共有結合(−)、−O−または−S−であり、
Cは、共有結合(−)、−C(CH3)2−または−C(CF3)2−であり、
R1は、Hまたは−CH2N+R2R3R4であり、
R2、R3、R4は、それぞれ−CH3、−CH2CH3、−(CH2)2CH3、−CH2NH2、−(CH2)2NH2または−(CH2)3NH(CH3)Clであり、
x、yは、それぞれ任意の反復単位であり、
x/(x+y)は、0.001〜1である、
請求項4に記載の陰イオン交換膜。 - 前記アミン化した高分子は、aminated PAES(polyaryleneether sulfone)、aminated PEK(polyether keton)、aminated PEEK(polyetherether ketone)、aminated PS(polysulfone)、aminated PES(polyether sulfone)、aminated PPO(polyphenylene oxide)、aminated PPS(polyphenylene sulfide)およびこれらのうち2以上の組合せよりなる群から選択された一つである、請求項4に記載の陰イオン交換膜。
- 前記多孔性支持体は、無機フィラーをさらに含み、
前記多孔性支持体のうち前記無機フィラーの含量は、10〜70重量%である、請求項1に記載の陰イオン交換膜。 - (a)重量平均分子量Mwが250,000〜450,000のポリオレフィンおよびシラン変性ポリオレフィンを含む組成物を加工して、多孔性支持体を製造する段階、
(b)前記多孔性支持体に含まれたシラン変性ポリオレフィンを架橋させる段階、および、
(c)前記多孔性支持体を陰イオン伝導性物質および溶媒を含む溶液に含浸する段階、を含む、陰イオン交換膜の製造方法。 - 前記段階(c)の前に、
前記多孔性支持体をブロム気体の存在下でプラズマ処理し、アミン基を含有する化合物で二分子的求核置換反応(SN2反応)させる段階をさらに含む、請求項8に記載の陰イオン交換膜の製造方法。 - 前記プラズマ処理は、0.5〜90分間行われる、請求項9に記載の陰イオン交換膜の製造方法。
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KR20160129583A (ko) * | 2015-04-30 | 2016-11-09 | 주식회사 엘지화학 | 가교 폴리올레핀 분리막 및 이의 제조방법 |
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