JP2020142198A - 電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備 - Google Patents

電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備 Download PDF

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Abstract

【課題】移動性が高く、様々な汚水を区別し、次いで標的を絞った処理を行うことができる電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備を提供する。【解決手段】電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備であって、主に、ハウジング1と、ハウジングの内部に取り付けられた汚水選別ユニット2と、生化学処理ユニットと、電気透析処理ユニット4と、排出管と、制御装置と、汚水選別ユニットの内部に取り付けられた汚水検出センシング装置と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、石油汚水処理技術の分野に関し、具体的には、電気透析処理技術に基づく石油
採掘汚水処理設備に関する。
石油を採掘するとき、その地域の生態学に一定の影響を与える可能性がある。石油油田の
採掘によって発生する汚水を処理するときに、採掘によって大量の汚水を発生させること
だけでなく、人が巻き込んだ後に発生するすべての汚水を考慮して処理した後に排出して
地域環境への負荷を軽減する必要がある。
石油廃水の成分が複雑であるため、クラッキングプロセスからの廃水は、基本的に製油廃
水と同じであり、油に加えて、シアン化物を含むこともある中間体が混入することがある
。多種多様な製品および異なるプロセスのために、廃水組成物は極めて複雑である。従来
技術では、ある三一会社によって製造された統合汚水処理設備およびその埋設汚水処理設
備のような石油採掘中に発生した汚水を処理するための設備のみがあり、その使用中の処
理の深さが不十分であるため、石油採掘の過程で汚水処理の需要を満たすことができない
。したがって、移動性が高く、様々な汚水を区別し、次いで標的を絞った処理を行うこと
ができる設備が緊急に必要とされる。
本発明の目的は、移動性が高く、様々な汚水を区別し、次いで標的を絞った処理を行うこ
とができる電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備を提供することである。
本発明の技術的解決手段は以下のとおりである。
電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備であって、主に、
ハウジングと、
ハウジングの内部に取り付けられた汚水選別ユニットと、汚水の指標を検出するための汚
水選別ユニット内に取り付けられた汚水検出センシング装置と、汚水検出センシング装置
は検出されたデータを制御装置に送信し、
汚水に対して生化学処理を行うためにハウジングの内部に取り付けられた生化学処理ユニ
ットと、
生化学処理ユニットで前処理された生産廃水および油田水を高度処理するためにハウジン
グの内部に取り付けられた電気透析処理ユニットと、
汚水処理後の汚泥を排出するためにハウジングの内部に取り付けられた汚水管と、
処理設備を制御するためにハウジングの内部に取り付けられた制御装置と、を含む。
さらに、前記ハウジングは基板上に搭載することができ、処理設備をより移動しやすくす
る。
さらに、前記ベースはセミトレーラであり、かつセミトレーラ上に発電設備が取り付けら
れ、前記発電設備は具体的にはディーゼル発電機であり、輸送時に、セミトレーラを動か
すだけでよく、操縦性を効果的に向上させる。
さらに、前記ベースは有蓋貨車であり、具体的には全翼有蓋貨車を採用し、かつ全翼有蓋
貨車上に太陽エネルギー発電システムを取り付け、ここで、太陽エネルギー発電システム
のソーラーパネルが全翼有蓋貨車の両翼に取り付けられ、実用性がより強く、使用される
太陽エネルギー発電システムは、より環境に優しいだけでなく、後の運用でコストを効果
的に低減することもできる。
さらに、前記制御装置は、処理設備を制御するコントローラと、汚水に対してデータ分析
を行うCPU、およびユーザ操作のためのタッチスクリーンを含み、使用時に、CPUは
汚水検出センシング装置を検出して分析した後、汚水処理の経路を選択し、またはユーザ
はタッチスクリーンによって設備に入れる汚水に対して処理経路を人為的に選択すること
ができる。
さらに、前記汚水選別ユニットは、選別キャビディ本体、選別キャビディ本体の内部に設
置された粗濾過ネット、および粗濾過ネットの内側に設置された水ポンプを含み、前記水
ポンプは、粗濾過後の汚水を生化学処理ユニットまたは電気透析処理ユニットにポンピン
グするために使用され、前記汚水検出センシング装置は、粗濾過ネットの外側に設置され
、かつデータを前記CPUに送信し、選別キャビディ本体の下端に汚水を排出するための
第一排出口が設置され、前記第一排出口は排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され
、ここで、前記汚水検出センシング装置は、具体的には、溶存酸素監視センサ、導電率セ
ンサ、およびCOD監視センサのうちの1つ以上であり、処理される汚水が選別キャビデ
ィ本体に入った後、粗濾過ネットによって粗濾過した後、汚水検出センシング装置を用い
て汚水中の溶存酸素、導電率、CODに対して1つ以上の指標データの検出を実行し、石
油採掘中に、生産汚水、生産廃水、事故廃水、メンテナンス汚水、生活汚水などの様々な
種類の汚水が発生する可能性があるため、指標データに従って異なる汚水処理経路を選択
し、より効率的だけではなく、処理コストを効果的に低減することができる。
さらに、前記生化学処理ユニットは、第一生物学的接触酸化室、第二生物学的接触酸化
室、混合反応室および沈殿濾過室を含み、前記第一生物学的接触酸化室、第二生物学的接
触酸化室、混合反応室および沈殿濾過室は順に接続され、第一生物学的接触酸化室の底部
は水ポンプに接続され、接続部に電磁弁が設置され、第一生物学的接触酸化室の内部に汚
泥の一部をブロックするための細濾過ネット、および汚染物質を排出するための第二排出
口が設置され、前記第二排出口は排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され、第二生
体接触酸化室の内部に曝気装置が設置され、混合反応室の内壁には凝集剤を投入するため
の投入装置および撹拌のための撹拌装置が設置され、沈殿濾過室の内部に濾過のための汚
泥濾過装置、逆洗のための逆洗装置および殺菌消毒のための消毒装置が設置され、汚水は
汚泥濾過装置で処理された後、配管を通して電気透析処理ユニットに導入され、前記汚泥
濾過装置の底部は排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され、前記電磁弁、水ポンプ
、曝気装置、投入装置、撹拌装置、逆洗装置、および消毒装置はすべてコントローラに接
続される。
さらに、前記電気透析処理ユニットは、電気透析装置、逆浸透装置、水軟化装置、ED
I装置および圧力水タンクを含み、前記電気透析装置の水入口は沈殿物濾過室および水ポ
ンプに接続され、接続部にそれぞれ電磁弁が設置され、電気透析装置の水出口はそれぞれ
前記逆浸透装置およびEDI装置に接続され、接続部には電磁弁が配置され、逆浸透装置
、水軟化装置およびEDI装置は順次接続され、EDI装置の水入口は沈殿濾過室および
水ポンプに接続され、接続部にそれぞれ電磁弁が設置され、前記電磁弁、電気透析装置お
よびEDI装置はすべてコントローラに接続され、電気透析装置、逆浸透装置およびED
I装置の水出口は外部に接続でき、接続部に電磁弁が設置され、前記圧力水タンクは電気
透析処理ユニットに入る汚水に動力を供給し、ここで、前記電気透析装置、水軟化装置、
およびEDI装置の水入口にそれぞれ第一導電率検出器、第二導電率検出器、および第三
導電率検出器が設置される。
汚水検出センシング装置は汚水を検出し、溶存酸素監視センサ、導電率センサ、COD
監視センサによって汚水中の溶存酸素、導電率、およびCOD指標のうちの1つ以上を検
出し、その後、異なる指標の汚水に対して異なる汚水処理を行い、具体的な判断は、汚水
中の溶存酸素含有量が0.05mg/Lを超えると生化学処理を行い、逆に、生化学処理
を行わず、汚水中のCOD含有量が8000mg/Lを超えると、汚水が電気透析処理ユ
ニットに入った後に汚水に対して順に電気透析処理、逆浸透処理、EDI処理を行い、逆
に、汚水が電気透析処理ユニットに入った後に汚水に対して電気透析処理を行い、ここで
、汚水が生化学的に処理されない場合、再度汚水に対して逆浸透処理を行い、導電率の指
数は、電気透析処理およびEDI処理にその後のデータ比較を提供することができる。
従来技術に比べて、本発明の有益な効果は以下のとおりであり、本発明は汚水検出セン
シング装置を用いて指標データ従って標的を絞って異なる指標の汚水に対して異なる方式
の処理を行い、効率が高く、コストが低く、かつ、本発明の処理設備はベースと共に使用
することができ、モビリティが大幅に向上させ、使用範囲が地理的に制限されず、普及に
適している。
図1は本発明における実施例1の構造概略図である。 図2は本発明における実施例2の構造概略図である。 図3は本発明における処理設備の内部構造概略図である。 図4は本発明における処理設備の汚水選別ユニットの構造概略図である。 図5は本発明における処理設備の生化学処理ユニットのユニット構造概略図である。 図6は本発明における実施例1の制御モジュール図である。 図7は本発明における実施例2の制御モジュール図である。 図8は本発明におけるCPU判断プロセスフローである。このうち、1−ハウジング、2−汚水選別ユニット、21−選別キャビディ本体、210−第一排出口、22−粗濾過ネット、23−水ポンプ、24−汚水検出センシング装置、3−生化学処理ユニット、31−第一生物学的接触酸化室、310−細濾過ネット、311−第二排出口、32−第二生物学的接触酸化室、320−曝気装置、33−混合反応室、331−投入装置、332−撹拌装置、34−沈殿濾過室、341−汚泥濾過装置、342−逆洗装置、343−消毒装置、4−電気透析処理ユニット、41−電気透析装置、42−逆浸透装置、43−水軟化装置、44−EDI装置、45−圧力水タンク、461−第一導電率検出器、462−第二導電率検出器、463−第三導電率検出器。
実施例1
図1、3に示す電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備であって、主に、
ハウジング1と、
ハウジング1の内部に取り付けられた汚水選別ユニット2と、汚水の指標を検出するため
に汚水選別ユニット2内に取り付けられた汚水検出センシング装置24と、
汚水に対して生化学処理を行うためにハウジング1の内部に取り付けられた生化学処理
ユニット3と、
生化学処理ユニット3で前処理された生産廃水および油田水を高度処理するためにハウ
ジング1の内部に取り付けられた電気透析処理ユニット4と、
汚水処理後の汚泥を排出するためにハウジング1の内部に取り付けられた汚水管と、
ハウジング1の内部に取り付けられた制御装置と、を含む。
図4に示すとおり、汚水選別ユニット2は、選別キャビディ本体21、選別キャビディ
本体21の内部に設置された粗濾過ネット22、および粗濾過ネット22の内側に設置さ
れた水ポンプ23を含み、水ポンプ23は、粗濾過後の汚水を生化学処理ユニット3また
は電気透析処理ユニット4にポンピングするために使用され、汚水検出センシング装置2
4は、粗濾過ネット22の外側に設置され、選別キャビディ本体21の下端に汚染物質を
排出するための第一排出口210が設置され、第一排出口210は排出管に接続され、接
続部に電磁弁が設置され、汚水検出センシング装置24は溶存酸素監視センサおよびCO
D監視センサである。
図5に示すとおり、生化学処理ユニット3は、第一生物学的接触酸化室31、第二生物
学的接触酸化室32、混合反応室33および沈殿濾過室34を含み、第一生物学的接触酸
化室31、第二生物学的接触酸化室32、混合反応室33および沈殿濾過室34は順に接
続され、第一生物学的接触酸化室31の底部は水ポンプ23に接続され、接続部に電磁弁
が設置され、第一生物学的接触酸化室31の内部に汚泥の一部をブロックするための細濾
過ネット310、および汚染物質を排出するための第二排出口311が設置され、第二排
出口311は排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され、第二生体接触酸化室32の
内部に曝気装置320が設置され、混合反応室33の内壁には凝集剤を投入するための投
入装置331および撹拌のための撹拌装置332が設置され、沈殿濾過室34の内部に濾
過のための汚泥濾過装置341、逆洗のための逆洗装置342および殺菌消毒のための消
毒装置343が設置され、汚水は汚泥濾過装置341で処理された後、配管を通して電気
透析処理ユニット4に導入され、汚泥濾過装置341の底部は排出管に接続され、接続部
に電磁弁が設置され、このうち、消毒装置343は紫外線発生器を使用する。
図3に示すとおり、電気透析処理ユニット4は、電気透析装置41、逆浸透装置42、
水軟化装置43、EDI装置44および圧力水タンク45を含み、このうち、水軟化装置
43は軟化カラム装置を使用し、電気透析装置41の水入口は沈殿物濾過室34および水
ポンプ23に接続され、接続部にそれぞれ電磁弁が設置され、電気透析装置41の水出口
はそれぞれ逆浸透装置42およびEDI装置44に接続され、接続部に電磁弁が配置され
、逆浸透装置42、水軟化装置43およびEDI装置44は順次接続され、EDI装置4
4の水入口は沈殿濾過室34および水ポンプ23に接続され、接続部にそれぞれ電磁弁が
設置され、電気透析装置41、逆浸透装置42およびEDI装置44の水出口は外部に接
続でき、接続部に電磁弁が設置され、圧力水タンク45は電気透析処理ユニット4に入る
汚水に動力を供給し、ここで、電気透析装置41、水軟化装置43、およびEDI装置4
4の水入口にそれぞれ第一導電率検出器461、第二導電率検出器462、および第三導
電率検出器463が設置される。
制御装置は市販され、具体的にはMAS 5202 EGプログラマブル動作制御装置を
採用し、制御装置は、処理設備を制御するためのコントローラ、汚水データを受信してデ
ータを分析するためのCPU、およびユーザ操作のためのタッチスクリーンを含み、コン
トローラは、電磁弁、水ポンプ23、曝気装置320、投入装置343、撹拌装置332
、逆洗装置342、消毒装置343、電気透析装置41、およびEDI装置44に接続さ
れ、CPUは汚水検出センシング装置24、およびコントローラに接続され、タッチスク
リーンは、コントローラおよびCPUに接続される。
このうち、ハウジング1は基板上に搭載することができ、ベースはセミトレーラを採用
し、かつセミトレーラ上にディーゼル発電機が取り付けられ、ディーゼル発電機は処理設
備に電源を供給する。
実施例2
実施例1とは異なり、図2に示すとおり、ベースは有蓋貨車であり、具体的には全翼有蓋
貨車を採用し、かつ全翼有蓋貨車上に太陽エネルギー発電システムを取り付け、太陽エネ
ルギー発電システムは、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するためのソーラーパネ
ル、マルチチャネル太陽エネルギーバッテリアレイによるバッテリの充電およびバッテリ
による太陽エネルギーインバータ負荷への電力供給を制御するための太陽エネルギーコン
トローラ、およびエネルギーを蓄積するためのバッテリを含み、このうち、バッテリは処
理設備に電源を供給し、太陽エネルギー発電システムのソーラーパネルは全翼有蓋貨車の
両翼に取る付けられる。
適用例1
実施例1の処理設備を用いて新疆のある油田の製油廃水を処理し、汚水検出センシング装
置24の溶存酸素監視センサおよびCOD監視センサはそれぞれ汚水流入ときの溶存酸素
含有量が0.03mg/Lであり、COD含有量が20253mg/Lであると監視され
、汚水が汚水選別ユニット2に入った後に水ポンプ23によって汚水を直接電気透析処理
ユニット4にポンピングし、汚水は順に電気透析装置41、逆浸透装置42、軟水化装置
43、およびEDI装置44を経て電気透析処理、逆浸透処理、および連続的な電気脱塩
処理を行った後に排出され、排出後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理後の汚
水のCOD含有量が97mg/Lであり、その最終的な劣化率は99.5%に達し、かつ
中国汚水排出基準を満たす。
比較例:従来のある三一会社で製造された統合汚水処理設備を用いて適用例と同様の水処
理を行い、その結果、該設備で処理した後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理
後の汚水のCOD含有量が5265mg/Lであり、その最終的な劣化率は74.0%で
あり、その処理後の汚水は中国汚水排出基準に満たされない。
結論:従来技術の統合汚水処理設備は油田の製油廃水を処理することができず、製油廃水
はそれが負担する負荷をはるかに超え、本発明の処理設備を用いて製油廃水を処理すると
きに、従来技術の統合汚水処理設備より優れる。
適用例2
実施例1の処理設備を用いて新疆のある油田の製油廃水を処理し、汚水検出センシング装
置24の溶存酸素監視センサおよびCOD監視センサはそれぞれ汚水流入ときの溶存酸素
含有量が0.05mg/Lであり、COD含有量が7690mg/Lであると監視され、
汚水が汚水選別ユニット2に入った後に水ポンプ23によって汚水を直接電気透析処理ユ
ニット4にポンピングし、汚水は順に電気透析装置41、逆浸透装置42、軟水化装置4
3を経て電気透析処理、および逆浸透処理を行った後に排出され、排出後の汚水を回収し
、かつCODをテストして処理後の汚水のCOD含有量が65mg/Lであり、その最終
的な劣化率は99.1%に達し、かつ中国汚水排出基準を満たす。
比較例:従来のある三一会社で製造された統合汚水処理設備を用いて適用例と同様の水処
理を行い、その結果、該設備で処理した後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理
後の汚水のCOD含有量が1153mg/Lであり、その最終的な劣化率は85.0%で
ある。
結論:本発明の処理設備を用いて製油廃水を処理するときに、従来技術の統合汚水処理設
備より優れる。
適用例3
実施例2の処理設備を用いて新疆のある油田の製油廃水を処理し、汚水検出センシング装
置24の溶存酸素監視センサおよびCOD監視センサはそれぞれ汚水流入ときの溶存酸素
含有量が0.12mg/Lであり、COD含有量が590mg/Lであると監視され、汚
水が汚水選別ユニット2に入った後に水ポンプ23によって汚水を生化学処理ユニット2
にポンピングして生化学処理した後、電気透析処理ユニット4の電気透析装置41によっ
て電気透析処理を行った後に排出し、排出後の汚水を回収し、かつCODをテストして処
理後の汚水のCOD含有量が47mg/Lであり、その最終的な劣化率は92.0%に達
する。
比較例:従来のある三一会社で製造された統合汚水処理設備を用いて適用例と同様の水処
理を行い、その結果、該設備で処理した後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理
後の汚水のCOD含有量が168mg/Lであり、その最終的な劣化率は75.4%であ
る。
結論:本発明の処理設備を用いて製油廃水を処理するときに、従来技術の統合汚水処理設
備より優れる。
適用例4
実施例2の処理設備を用いて新疆のある油田の製油廃水を処理し、汚水検出センシング装
置24の溶存酸素監視センサおよびCOD監視センサはそれぞれ汚水流入ときの溶存酸素
含有量が0.15mg/Lであり、COD含有量が28260mg/Lであると監視され
、汚水が汚水選別ユニット2に入った後に水ポンプ23によって汚水を生化学処理ユニッ
ト2にポンピングして生化学処理した後、電気透析処理ユニット4の電気透析装置41、
逆浸透装置42、軟水化装置43を経て電気透析処理、および逆浸透処理を行った後に排
出され、排出後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理後の汚水のCOD含有量が
68mg/Lであり、その最終的な劣化率は99.7%に達し、かつ中国汚水排出基準を
満たす。
比較例:従来のある三一会社で製造された埋設汚水処理設備を用いて適用例と同様の水処
理を行い、その結果、該設備で処理した後の汚水を回収し、かつCODをテストして処理
後の汚水のCOD含有量が6368mg/Lであり、その最終的な劣化率は77.4%で
ある。
結論:従来技術の埋設汚水処理設備は油田の製油廃水を処理することができず、他の設備
と共に処理する必要があり、本発明の処理設備を用いて製油廃水を処理するときに、従来
技術の埋設汚水処理設備より優れる。

Claims (8)

  1. 電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備であって、主に、
    ハウジング(1)と、
    前記ハウジング(1)の内部に取り付けられた汚水選別ユニット(2)と、
    汚水の指標を検出するために前記汚水選別ユニット(2)内に取り付けられた汚水検出セ
    ンシング装置(24)と、
    汚水に対して生化学処理を行うために前記ハウジング(1)の内部に取り付けられた生化
    学処理ユニット(3)と、
    前記生化学処理ユニット(3)で前処理された生産廃水および油田水を高度処理するため
    に前記ハウジング(1)の内部に取り付けられた電気透析処理ユニット(4)と、
    汚水処理後の汚泥を排出するためにハウジング(1)の内部に取り付けられた汚水管と、
    処理設備を制御するために前記ハウジング(1)の内部に取り付けられた制御装置と、を
    含む、ことを特徴とする、
    電気透析処理技術に基づく石油採掘汚水処理設備。
  2. 前記ハウジング(1)は、ベースに搭載することができる、ことを特徴とする、
    請求項1に記載の石油採掘汚水処理設備。
  3. 前記ベースは、セミトレーラであり、かつセミトレーラ上に発電設備が取り付けられる、
    ことを特徴とする、
    請求項2に記載の石油採掘汚水処理設備。
  4. 前記ベースは有蓋貨車であり、全翼有蓋貨車を採用し、かつ全翼有蓋貨車上に太陽エネル
    ギー発電システムを取り付け、太陽エネルギー発電システムのソーラーパネルが全翼有蓋
    貨車の両翼に取り付けられる、ことを特徴とする、
    請求項2に記載の石油採掘汚水処理設備。
  5. 前記制御装置は、処理設備を制御するためのコントローラ、汚水に対してデータを分析す
    るためのCPU、およびユーザ操作のためのタッチスクリーンを含む、ことを特徴とする

    請求項1〜4のいずれか1項に記載の石油採掘汚水処理設備。
  6. 前記汚水選別ユニット(2)は、選別キャビディ本体(21)、前記選別キャビディ本体
    (21)の内部に設置された粗濾過ネット(22)、および前記粗濾過ネット(22)の
    内側に設置された水ポンプ(23)を含み、前記水ポンプ(23)は、粗濾過後の汚水を
    生化学処理ユニット(3)または前記電気透析処理ユニット(4)にポンピングするため
    に使用され、前記汚水検出センシング装置(24)は、前記粗濾過ネット(22)の外側
    に設置され、前記汚水検出センシング装置(24)は検出された汚水指標データを前記C
    PUに送信し、前記選別キャビディ本体(21)の下端に汚水を排出するための第一排出
    口(210)が設置され、前記第一排出口(210)は排出管に接続され、接続部に電磁
    弁が設置され、前記汚水検出センシング装置(24)は、具体的には、溶存酸素監視セン
    サ、導電率センサ、およびCOD監視センサのうちの1つ以上であり、電磁弁はコントロ
    ーラに接続され、前記汚水検出センシング装置(24)はCPUに接続される、ことを特
    徴とする、
    請求項5に記載の石油採掘汚水処理設備。
  7. 前記生化学処理ユニット(3)は、第一生物学的接触酸化室(31)、第二生物学的接触
    酸化室(32)、混合反応室(33)および沈殿濾過室(34)を含み、前記第一生物学
    的接触酸化室(31)、前記第二生物学的接触酸化室(32)、混合反応室(33)およ
    び沈殿濾過室(34)は順に接続され、前記第一生物学的接触酸化室(31)の底部は前
    記水ポンプ(23)に接続され、接続部に電磁弁が設置され、前記第一生物学的接触酸化
    室(31)の内部に汚泥の一部をブロックするための細濾過ネット(310)、および汚
    染物質を排出するための第二排出口(311)が設置され、前記第二排出口(311)は
    排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され、前記第二生体接触酸化室(32)の内部
    に曝気装置(320)が設置され、前記混合反応室(33)の内壁には凝集剤を投入する
    ための投入装置(331)および撹拌のための撹拌装置(332)が設置され、前記沈殿
    濾過室(34)の内部に濾過のための汚泥濾過装置(341)、逆洗のための逆洗装置(
    342)および殺菌消毒のための消毒装置(343)が設置され、汚水は前記汚泥濾過装
    置(341)で処理された後、配管を通して前記電気透析処理ユニット(4)に導入され
    、前記汚泥濾過装置(341)の底部は排出管に接続され、接続部に電磁弁が設置され、
    前記電磁弁、前記水ポンプ(23)、前記曝気装置(320)、前記投入装置(331)
    、前記撹拌装置(332)、前記逆洗装置(342)、および前記消毒装置(343)は
    すべてコントローラに接続される、ことを特徴とする、
    請求項5に記載の石油採掘汚水処理設備。
  8. 前記電気透析処理ユニット(4)は、電気透析装置(41)、逆浸透装置(42)、水軟
    化装置(43)、EDI装置(44)および圧力水タンク(45)を含み、前記電気透析
    装置(41)の水入口は沈殿物濾過室(34)および水ポンプ(23)に接続され、接続
    部にそれぞれ電磁弁が設置され、電気透析装置(41)の水出口はそれぞれ前記逆浸透装
    置(42)および前記EDI装置(44)に接続され、接続部には電磁弁が配置され、前
    記逆浸透装置(42)、前記水軟化装置(43)および前記EDI装置(44)は順次接
    続され、前記EDI装置(44)の水入口は沈殿濾過室(34)および水ポンプ(23)
    に接続され、接続部にそれぞれ電磁弁が設置され、電気透析装置(41)、逆浸透装置(
    42)およびEDI装置(44)の水出口は外部に接続でき、接続部に電磁弁が設置され
    、前記圧力水タンク(45)は電気透析処理ユニット(4)に入る汚水に動力を供給し、
    前記前記電気透析装置(41)、前記水軟化装置(43)、および前記EDI装置(44
    )の水入口にそれぞれ第一導電率検出器(461)、第二導電率検出器(462)、およ
    び第三導電率検出器(463)が設置され、前記電磁弁、前記電気透析装置(41)、前
    記EDI装置(44)はいずれもコントローラに接続される、ことを特徴とする、
    請求項5に記載の石油採掘汚水処理設備。
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