JP2020139889A - 計測装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1のような技術においても、大気と遮断した流体側に配置されるセンサ等の検出手段と大気側に存在する装置(例えば表示装置)とはハーメッチックコネクタなどによって、密閉した内部における各種センサの信号を、大気側に存在する装置(例えば電源表示制御基板部や表示装置)に接続するためには、気体側と大気側を遮断したコネクタ(所謂ハーメッチックコネクタ)により接続することが必要である。
図11に示すように、被測定流体が流れる計測流路の流速を測定し信号化するセンサを備えた計測手段110と、この計測手段110によって計測された信号によって、流速、流量を演算する演算手段を介し、表示手段120に接続するときに、密閉手段としての中継コネクタ130を介して、大気側に設けられた表示手段120等に連結されている。なお流速、流量を演算する演算手段は表示手段120側に配置してもよい。
図12に示すように、リード線101と端子ピン103は圧着端子102によって接続されている。つまり圧着端子102は、リード線101を一方側で保持し、このリード線101の一端部で端子ピン103と接続するように構成され、この端子ピン103は、端子板105に設けられた図示しない貫通穴に挿着され保持されるようになっている。
またリード線101を取り付けた圧着端子102と、あるいはリード線の芯線を、直接、端子ピン103と接続するために、従来は半田等を用いて接続が行われていた。しかしながら、半田を用いて接続する場合、フラックスや半田を付ける作業が必要になるため、品質のバラつきが大きく、安定した接続の管理は難しい、という不都合があった。
このように構成すると、無線通信アンテナを形成するスペース別途設けず、また無線通信アンテナを目立たないように形成することが可能である。
このように、隣接する端子ピンと端子ピンとの間隔が少なくとも5mmの間隔で立っているので、プレート(端子板)に形成された貫通穴の周りが、ガラスでシールされている場合、何らかの熱によって、ガラスが溶融し、端子ピンが倒れたとしても、隣接する端子ピン同士が接触する可能性を低減することができる。
つまり、溶接の自動化を行う場合、複数の端子ピンを保持する圧着端子をロボットでつかんで、端子ピンをプレートの貫通穴に一括の挿入が可能となり、さらに図示しない曲がった溶接端子を使用することで、貫通穴と端子ピンとの溶接ができ、効率化が図れる。
また、圧着端子は、前記端子ピンを保持する保持部と、該保持部と連結された連結部と、該連結部を介してリード線を保持するリード線保持部とを有し、前記圧着端子により前記端子ピンと前記リード線を接続してなるように構成するとよい。
また前記連結部は少なくとも一部は平面から形成されているように構成することにより、この平面となっている連結部の部分をロボットにより保持することが容易となり、自動化に最適なものとなる。
・プレートからの端子ピンの高さを抑えることができ、コンパクトとなる。そして、端子ピンとプレートとの距離だけでなく、プレートに対して20度から75度の範囲で端子ピンが傾斜して配置固定されることにより、ハーネスが斜めになるため、高さを抑えることができる。
・プレートに形成された穴の周りが、ガラスでシールされて、何らかの熱によって、ガラスが溶融し、端子ピンが倒れたとしても、隣接端子と接触する可能性を低減することができる。半田による場合、作業による品質のバラつきを防止し、安定した接続の管理を行える。
・リード線を接続した端子ピンとプレートの貫通穴を溶接する場合に、圧着端子が少なくとも平面部分を有するので、自動溶接装置を用いてピンの貫通穴への挿着と溶接の自動化を容易に行うことが可能となる。
・無線通信アンテナを形成するスペースを別途設けず、また無線通信アンテナを目立たないように形成することが可能である。
本実施例では鉄製のプレート31に穴(貫通穴)31aを開けており、貫通穴31aの部分にガラス玉を溶融し、この部分に接点ピンである端子ピン32を入れて、シール材31bとしてのガラス玉を挿入して、100Kパスカルのシール性を担保している。
この連結部36と保持部37とは一枚の板金で打ち抜いて形成するもので、打ち抜いた後、図6に示すように、保持部37を円筒状に巻いて、端部の舌片37aの部分を、連結部36に形成された凹部36aと保持部37の間に形成された部分に差し入れて形成するものである。
この連結部36は少なくとも一部が平面部を有するように形成されている。図1の例では保持部37とリード線配置部35aとを平面の板体からなる連結部36が一体となって形成された例を示しているが、溶接・作業ロボットが圧着端子35を把持して作業が行いやすいように一部に平面箇所を形成してもよい。
そして、端子ピン32と保持部37とを溶接する場合に、圧着端子35の連結部36を把持できるような自動溶接装置を用いて、保持部37の端子ピン32への装着と溶接の自動化を容易に行うことが可能となる。
このように圧着端子35の一方側にリード線33の端部側が第1爪部35b及び第2爪部35cにより固定、保持される。また、連結部36を介して、圧着端子35の他方側に端子ピン32が接続され、端子ピン32と保持部37とが溶接される。
このように構成したのは、真っすぐな直線状の端子を用いても、溶接または、他の方法で結合されたリード線が中継端子(ハーメチックコネクタ)のプレート表面に対して、所定角度を有しているので、接合部に負荷をかけないことになり、リード線などの引き回しに高さを必要としないで行えるようになっている。なお、図7に示すリード線33はそれぞれ同じ方向に平行になるよう延びているが、リード線33が延びる方向は別々の方向であってもよい。
これによって、半田接合した場合の不都合、例えばフラックスや半田を付ける作業による品質のバラつきが大きく、安定した接続の管理は難しいというような不都合を解消することが可能になる。
無線通信アンテナを、メータの電池ケース又はガスメータの通信ユニットのケースの裏側にLDS(Laser Direct Structuring)やプリントなどのMID(Molded Interconnect Device)技術によって、プラスチック面にアンテナを形成することが可能である。そのため、無線通信アンテナを形成するスペースを別途設けることなく、また無線通信アンテナを目立たないように形成することが可能である。
20 表示手段
30 中継コネクタ(中継端子)
31 プレート
31a 貫通穴
31b シール材
32 端子ピン
32a 本体部
32b 頭部
32c くびれ部(頸部)
33 リード線
35 圧着端子
35a リード線配置部
35b 第1爪部
35c 第2爪部
36 連結部
36a 凹部
37 保持部
37a 舌片
37b 抑え部
37c 突き当て部
Claims (7)
- 流体の流れる流路の流量を検出する流量検出手段と、該流量検出手段で検出した情報を表示する表示手段と、前記流量検出手段と前記表示手段とを接続する信号線と、前記流体側に配設される信号線と前記流体外に配設される信号線とを接続する中継端子と、を備えた計測装置において、
前記中継端子は、プレートと、該プレートに複数の貫通穴が形成され、該貫通穴に端子ピンがシール材を介して挿通固定され気密に閉塞され、
前記端子ピンは、圧着端子を介して前記プレートの表面に対して、20度から75度までの範囲の角度を持たせて、傾斜させて挿着されるように構成したことを特徴とする計測装置。 - さらに、前記表示手段を駆動する電池のケースの裏側、前記計測装置に付随する通信装置のケース裏側の面の少なくとも一方に、無線通信アンテナを形成した構成を付加してなることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
- 前記端子ピンは複数配設され、前記端子ピンの配設における隣接する端子ピンと端子ピンの間隔が少なくとも5mmの間隔をもって構成され、前記プレートの少なくとも貫通穴は鉄合金の穴となるように形成され、前記シール材としてガラスを用いていることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
- 前記圧着端子は、端子ピンを押える端子ピン押えと、リード線を配置するリード線配置部と、該リード線配置部に配置されたリード線の被覆部を押える被覆部押えと、を備え、前記リード線と前記端子ピンの端部が前記圧着端子によって接続されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の計測装置。
- 前記圧着端子は、前記端子ピンを保持する保持部と、該保持部と連結された連結部と、該連結部を介してリード線を保持するリード線保持部とを有し、前記圧着端子により前記端子ピンと前記リード線を接続してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の計測装置。
- 前記連結部は少なくとも一部は平面から形成されていることを特徴とする請求項5に記載の計測装置。
- 前記プレートの貫通穴と前記端子ピンとは溶接により接合されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の計測装置。
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPH062594U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-01-14 | 矢崎総業株式会社 | プラグターミナル |
JP2001332359A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Daikin Ind Ltd | 電源ターミナル構造およびそれを備えた圧縮機 |
JP2005172658A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波流量計 |
US20120006127A1 (en) * | 2009-04-02 | 2012-01-12 | Kamstrup A/S | Flow meter unit with water-tight casing |
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- 2019-02-28 JP JP2019037039A patent/JP7232671B2/ja active Active
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