JP2020138758A - 容器及び冷凍食品 - Google Patents

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Hirotaka Bando
弘敬 板東
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冨士夫 井上
史彰 荒井
Fumiaki Arai
史彰 荒井
健太 島田
Kenta Shimada
健太 島田
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Takato Aihara
貴人 粟飯原
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Abstract

【課題】冷凍食品の調理をより容易にするとともに、調理後の冷凍食品の温度をより適切にすることが可能な容器、及び、該容器に収容された冷凍食品を提供する。【解決手段】容器は、冷凍食品を収容するように構成されている。この容器は、第1容器と、第2容器とを備える。第1容器は、冷凍されたコロイド状又は液体状の第1食品を収容するように構成されている。第2容器は、冷凍された固体状の第2食品を収容するように構成されている。第1容器には、電子レンジによる解凍時における下方に開口が形成されている。第2容器には、上記解凍時における上方に開口が形成されている。上記解凍時には、第1容器が第2容器の上に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、容器及び冷凍食品に関する。
特開平6−125755号公報(特許文献1)は、容器入り冷凍食品を開示する。この冷凍食品においては、冷凍された固形食品が容器本体に収容され、冷凍された調味液が中蓋に収容されている。すなわち、この冷凍食品は、調味液が固形食品の上方に隔離された状態で、電子レンジによって解凍される(特許文献1参照)。
特開平6−125755号公報
上記特許文献1に開示されている冷凍食品のユーザは、電子レンジによる加熱調理後に、中蓋に収容された調味液を容器本体に移す必要がある。加熱調理後の調味液は高温であり調味液の移動は慎重に行なわれる必要があるため、該冷凍食品の調理は必ずしも容易ではない。
また、冷凍食品の解凍に要する時間は、食品の種類及び電子レンジ内における食品の位置によっても変わる。上記特許文献1に開示されている冷凍食品においては、調味液に合わせて加熱時間を決定すると固形食品が過加熱となり、固形食品に合わせて加熱時間を決定すると調味液が加熱不足となる可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、冷凍食品の調理をより容易にするとともに、調理後の冷凍食品の温度をより適切にすることが可能な容器、及び、該容器に収容された冷凍食品を提供することである。
本発明のある局面に従う容器は、冷凍食品を収容するように構成されている。この容器は、第1容器と、第2容器とを備える。第1容器は、冷凍されたコロイド状又は液体状の第1食品を収容するように構成されている。第2容器は、冷凍された固体状の第2食品を収容するように構成されている。第1容器には、電子レンジによる解凍時における下方に開口が形成されている。第2容器には、上記解凍時における上方に開口が形成されている。上記解凍時には、第1容器が第2容器の上に配置される。
この容器において、第1食品が収容されている第1容器には、下方に開口が形成されている。したがって、加熱調理途中において第1食品がある程度解凍された段階で、第1食品が第2食品上に落下する。すなわち、加熱調理が終了した段階で第1及び第2食品の両方が第2容器に収容されている。したがって、この容器によれば、加熱調理後にユーザが第1食品を第2容器に移す必要がないため、冷凍食品の調理をより容易に行なうことができる。
また、第1食品の第2食品上への落下後においては、第1及び第2食品のうち高温の食品から低温の食品への熱伝導が生じる。したがって、この容器によれば、第1及び第2食品間での熱伝導が生じ得るため、第1及び第2食品のいずれかが過加熱又は加熱不足となる事態を抑制することができる。
上記容器において、第1容器は、複数の収容部を含み、複数の収容部の各々は、上面部と、上面部の外周の少なくとも一部から下方に延びる側壁部とを含み、複数の収容部の各々は、コロイド状又は液体状の第1食品を収容するように構成されていてもよい。
この容器においては、各収容部が側壁部を含むため、第1容器が1つの収容部のみを有する場合と比較して、第1容器の表面積が大きい。したがって、この容器によれば、第1容器が1つの収容部のみを有する場合と比較して、第1容器の表面により多くの電磁波を照射することができるため、加熱調理に時間を要する第1食品の解凍をより促進することができる。また、この容器においては、第1容器が複数の収容部を含むため、解凍が進んだ第1食品から順に第2食品上に落下する。したがって、この容器によれば、解凍が進んでいない第1食品が第2食品上に落下することを抑制し、解凍が進んでいない第1食品をなるべく第1容器内に留めることができる。
上記容器において、側壁部のうち少なくとも一部の上下方向の長さは、第1容器の深さの1/2以上であってもよい。
上記容器において、側壁部は、第1側壁部と、第1側壁部よりも上下方向の長さが短い第2側壁部とを含み、収容部内の空間は、第2側壁部の下方に形成された通路を介して、隣接する収容部内の空間と連通してもよい。
この容器においては、いずれかの収容部に流し込まれた冷凍前の第1食品が、通路を介して隣接する収容部に流れ込む。したがって、この容器によれば、各収容部の上方から第1食品を流し込まなくても、いずれかの収容部の上方から第1食品を流し込むだけで各収容部に第1食品が流れ込むため、冷凍食品を容易に製造することができる。
上記容器において、第1及び第2容器は、第1容器が第2容器の上に配置された場合に、互いに嵌合しないように構成されていてもよい。
したがって、この容器によれば、冷凍食品の加熱調理時に第1容器及び第2容器を互いに嵌合させる必要がないため、冷凍食品の調理を容易に行なうことができる。
本発明の他の局面に従う冷凍食品は、上記容器と、第1容器に収容された、冷凍されたコロイド状又は液体状の第1食品と、第2容器に収容された、冷凍された固体状の第2食品とを備える。
この冷凍食品において、第1食品が収容されている第1容器には、下方に開口が形成されている。したがって、加熱調理途中において第1食品がある程度解凍された段階で、第1食品が第2食品上に落下する。すなわち、加熱調理が終了した段階で第1及び第2食品の両方が第2容器に収容されている。したがって、この冷凍食品によれば、加熱調理後にユーザが第1食品を第2容器に移す必要がないため、冷凍食品の調理をより容易に行なうことができる。
また、第1食品の第2食品上への落下後においては、第1及び第2食品のうち高温の食品から低温の食品への熱伝導が生じる。したがって、この冷凍食品によれば、第1及び第2食品間での熱伝導が生じ得るため、第1及び第2食品のいずれかが過加熱又は加熱不足となる事態を抑制することができる。
本発明によれば、冷凍食品の調理をより容易にするとともに、調理後の冷凍食品の温度をより適切にすることが可能な容器、及び、該容器に収容された冷凍食品を提供することができる。
容器の斜視図である。 下側容器の平面図である。 図2のIII−III断面図である。 上側容器の平面図である。 図4のV−V断面図である。 冷凍食品を電子レンジで加熱調理する場合における各容器の配置を説明するための図である。 冷凍食品を輸送及び販売する場合における各容器の配置を説明するための図である。 冷凍食品の加熱調理手順を示すフローチャートである。 変形例における上側容器の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[1.冷凍食品の概要]
図1は、本実施の形態に従う容器10の斜視図である。容器10は、冷凍食品を収容するように構成されている。
図1に示されるように、容器10は、下側容器100と、上側容器200とを含んでいる。詳細については後述するが、下側容器100及び上側容器200の各々には、たとえば、冷凍された異なる種類の食品が収容される。冷凍食品が収容された容器10は、下側容器100上に上側容器200が配置された状態で、電子レンジによって解凍される。電子レンジによる冷凍食品の解凍完了時には、上側容器200に収容されていた食品が下側容器100内に落下している。すなわち、容器10によれば、電子レンジによる冷凍食品の解凍完了後に、解凍前に上側容器200に収容されていた食品を下側容器100にユーザが移す手間を省くことができる。以下、容器10の詳細について説明する。
[2.下側容器の構成]
図2は、下側容器100の平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。下側容器100は、たとえば、冷凍された、麺類、パスタ類及び米飯等の固体状の食品を収容するように構成されている。
図2及び図3に示されるように、下側容器100は、底面部110と、側壁部120と、フランジ部130とを含んでいる。底面部110の形状は、八角形状である。底面部110においては、中央部が僅かに上方に隆起している。側壁部120は、底面部110の外周全体から斜め上方に延びている。下側容器100において、側壁部120の上端には開口が形成されている。フランジ部130は、下側容器100の上方の開口全周から水平方向外側に延びている。フランジ部130は、たとえば、容器10の取手として用いられる。
下側容器100は、たとえば、樹脂製のシート材を熱成形することによって作成されている。樹脂製のシート材は、たとえば、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリウレタン(PUR)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂(PMMA)、ナイロン、EVOH樹脂、PLA樹脂、及び、ポリカーボネート(PC)等の樹脂をシート状に成形したものである。なお、樹脂製のシート材は、たとえば、主原料が無機物であってもよく、たとえば、無機物(タルク等)、澱粉、紙等のフィラーをシート状に成形したものであってもよい。また、樹脂製のシート材は、たとえば、バリア層を含むような複合材であってもよい。
[3.上側容器の構成]
図4は、上側容器200の平面図である。図5は、図4のV−V断面図である。上側容器200は、たとえば、冷凍された、スープ、ソース及びカレー等の液体状又はコロイド状の食品(流動性食品)を収容するように構成されている。上側容器200は、たとえば、下側容器100と同様の材料を用いて作成されてもよいし、下側容器100とは異なる材料を用いて作成されてもよい。
図4及び図5に示されるように、上側容器200は、平面視において略八角形状を有し、複数(9個)の収容部210を含む。各収容部210は、冷凍された液体状又はコロイド状の食品を収容するように構成されている。上側容器200において、収容部210は、縦方向及び横方向に3個ずつ並んでいる。各収容部210は、側壁部230を介して互いに連結されている。
各収容部210は、上面部220と、上面部220の外周から下方に延びる側壁部230とを含んでいる。各収容部210において、側壁部230の下端には、開口が形成されている。上面部220は、平面視において角が丸まった矩形状又は五角形状を有する。側壁部230は、側壁部230Aと、側壁部230Aよりも上下方向の長さが短い側壁部230Bとを含んでいる。側壁部230Aの上下方向の長さH2は、上側容器200の深さH1の1/2以上である。側壁部230Bの下方には、通路240が形成されている。互いに隣接する収容部210内の空間は、通路240を介して連通している。通路240の役割については、後程詳しく説明する。
複数(9個)の収容部210の集合体の外周には下方に隆起する凸部260が外側に向かって連結されており、凸部260の外周には水平方向外側に延びるフランジ部250が連結されている。
[4.各容器の配置]
図6は、冷凍食品50を電子レンジで加熱調理する場合における各容器の配置を説明するための図である。図6に示されるように、冷凍食品50においては、下側容器100に冷凍状態の食品300(たとえば、ラーメンの麺及び具材)が収容され、上側容器200に冷凍状態の食品400(たとえば、ラーメンのスープ)が収容されている。たとえば、上側容器200に充填される食品400の量は、側壁部230Aの先端が食品400の下面上にあらわれる程度である。冷凍食品50の加熱調理時に、下側容器100にはユーザによって水が入れられる。また、加熱調理時に、上側容器200は、開口が下方を向いた状態で、下側容器100の上に配置される。なお、下側容器100と上側容器200との間には、食品400の落下を妨げる隔壁は存在していない。
食品400は、たとえば食品300と比較して、解凍に長い時間を要する。冷凍食品50においては、食品400が、食品300と距離を置いて食品300の上方に配置されている。したがって、電子レンジによって加熱調理をした場合に、食品400の下方、上方及び側方から食品400に電磁波が照射される。その結果、冷凍食品50によれば、たとえば、食品400の上方及び側方のみから食品400に電磁波が照射される場合と比較して、より短時間で食品400を解凍することができる。また、加熱調理時に下側容器100には水が入れられているため、発生した高温の蒸気によって食品400の解凍がさらに促進される。
また、上述のように、加熱調理時に、上側容器200の開口は下方を向いている。したがって、加熱調理途中において食品400がある程度解凍された段階で、食品400が食品300上に落下する。すなわち、加熱調理が終了した段階で食品300,400の両方が下側容器100に収容されている。したがって、冷凍食品50によれば、加熱調理後にユーザが食品400を下側容器100に移す必要がないため、冷凍食品の調理をより容易に行なうことができる。
また、食品400の食品300上への落下後においては、食品300,400のうち高温の食品から低温の食品への熱伝導が生じる。したがって、冷凍食品50によれば、食品300,400間での熱伝導が生じ得るため、食品300,400のいずれかが過加熱又は加熱不足となる事態を抑制することができる。
また、冷凍食品50においては、上側容器200の各収容部210(図5)が側壁部230を含むため、上側容器が1つの収容部のみを有する場合と比較して、上側容器200の表面積が大きい。したがって、冷凍食品50によれば、上側容器が1つの収容部のみを有する場合と比較して、上側容器200の表面により多くの電磁波を照射することができるため、食品400の解凍をより促進することができる。
また、冷凍食品50においては、上側容器200が複数の収容部210を含むため、いずれかの収容部210に収容された、解凍が進んだ食品400から順に食品300上に落下する。たとえば、複数の収容部210のうち外側の収容部210(収容部210A,210B,210C,210D,210F,210G,210H,210I)における解凍が内側の収容部210(収容部210E)における解凍よりも早く進むことが実験的に分かっている。したがって、冷凍食品50によれば、解凍が進んでいない食品400が食品300上に落下することを抑制し、解凍が進んでいない食品400をなるべく上側容器200内に留めることができる。すなわち、冷凍食品50によれば、上側容器200に収容されたすべての食品400が一度に食品300上に落下することを抑制することができる。
また、冷凍食品50においては、上側容器200における凸部260の水平方向の外側の端部が、下側容器100の上方の開口の内側に位置している。すなわち、下側容器100及び上側容器200は、互いに嵌合しない。したがって、冷凍食品50によれば、加熱調理時に下側容器100及び上側容器200を互いに嵌合させる必要がないため、調理を容易に行なうことができる。
また、冷凍食品50の製造時においては、いずれかの収容部210に流し込まれた冷凍前の食品400が、通路240(図5)を介して隣接する収容部210に流れ込む。したがって、容器10によれば、各収容部210の上方から食品400を個別に流し込まなくても、いずれかの収容部210の上方から食品400を流し込むだけで各収容部210に食品400が流れ込むため、冷凍食品50を容易に製造することができる。
図7は、冷凍食品50を輸送及び販売する場合における各容器の配置を説明するための図である。図7に示されるように、冷凍食品50の輸送及び販売時に、上側容器200は、開口が上方を向いた状態で、下側容器100の上に配置される。側壁部230Aの上下方向の長さH2は、凸部260の上下方向の長さH3より長いため、上側容器200の開口を上方に向けることで、冷凍食品50の上下方向の長さは、加熱調理時(図6)よりも短くなる。すなわち、冷凍食品50は、加熱調理時よりもよりコンパクトな形態で輸送、販売することができる。
[5.加熱調理手順]
図8は、冷凍食品50の加熱調理手順を示すフローチャートである。図8を参照して、冷凍食品50のユーザは、上側容器200を下側容器100から取り外す(ステップS100)。ユーザは、下側容器100内に適量の水を入れる(ステップS110)。ユーザは、上側容器200の開口が下方を向いた状態で、上側容器200を下側容器100上に配置する(ステップS120)。ユーザは、冷凍食品50を電子レンジ内にセットし、電子レンジに加熱調理を開始させる(ステップS130)。予め定められた時間が経過して加熱調理が完了すると(ステップS140においてYES)、ユーザは、冷凍食品50を電子レンジから取り出す(ステップS150)。ユーザが下側容器100から上側容器200を取り外すことによって、冷凍食品50の調理が完了する(ステップS160)。
[6.特徴]
以上のように、本実施の形態に従う容器10において、食品400が収容されている上側容器200には、加熱調理時における下方に開口が形成されている。したがって、加熱調理途中において食品400がある程度解凍された段階で、食品400が食品300上に落下する。すなわち、加熱調理が終了した段階で食品300,400の両方が下側容器100に収容されている。したがって、本実施の形態に従う容器10によれば、加熱調理後にユーザが食品400を食品300に移す必要がないため、冷凍食品50の調理をより容易に行なうことができる。
また、食品400の食品300上への落下後においては、食品300,400のうち高温の食品から低温の食品への熱伝導が生じる。したがって、本実施の形態に従う容器10によれば、食品300,400間での熱伝導が生じ得るため、食品300,400のいずれかが過加熱又は加熱不足となる事態を抑制することができる。
[7.変形例]
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。但し、以下の変形例は適宜組合せ可能である。
(7−1)
上記実施の形態において、上側容器200に含まれる収容部210の数は、9個であった。しかしながら、上側容器200に含まれる収容部210の数はこれに限定されない。たとえば、上側容器200に含まれる収容部210の数は、1個〜8個であってもよいし、10個以上であってもよい。また、各収容部210の平面視における形状は、矩形状又は五角形状であるとした。しかしながら、各収容部210の平面視における形状はこれに限定されない。たとえば、三角形でもよいし、六角形であってもよい。たとえば、上側容器200は、図9に示されるような形態であってもよい。図9に示されるように、上側容器200Xは、複数の六角形状の収容部210Xを含んでいる。
(7−2)
また、上記実施の形態においては、収容部210と隣接する収容部210との間に通路240が形成された。しかしながら、通路240は、必ずしも設けられなくてもよい。収容部210と隣接する収容部210とが空間的に完全に隔離されていてもよい。
(7−3)
また、上記実施の形態においては、下側容器100及び上側容器200が互いに嵌合しないこととしたが、下側容器100及び上側容器200が互いに嵌合してもよい。
(7−4)
また、上記実施の形態においては、側壁部230Aの上下方向の長さが上側容器200の深さの1/2以上であるとしたが、側壁部230Aの上下方向の長さが上側容器200の深さの1/2未満であってもよい。
10 容器、50 冷凍食品、100 下側容器、110 底面部、120,230 側壁部、130,250 フランジ部、200,200X 上側容器、210,210X 収容部、220 上面部、240 通路、260 凸部、300,400 食品、310 水。

Claims (6)

  1. 冷凍食品を収容するように構成された容器であって、
    冷凍されたコロイド状又は液体状の第1食品を収容するように構成された第1容器と、
    冷凍された固体状の第2食品を収容するように構成された第2容器とを備え、
    前記第1容器には、電子レンジによる解凍時における下方に開口が形成されており、
    前記第2容器には、前記解凍時における上方に開口が形成されており、
    前記解凍時には、前記第1容器が前記第2容器の上に配置される、容器。
  2. 前記第1容器は、複数の収容部を含み、
    前記複数の収容部の各々は、上面部と、前記上面部の外周の少なくとも一部から前記下方に延びる側壁部とを含み、
    前記複数の収容部の各々は、前記第1食品を収容するように構成されている、請求項1に記載の容器。
  3. 前記側壁部のうち少なくとも一部の上下方向の長さは、前記第1容器の深さの1/2以上である、請求項2に記載の容器。
  4. 前記側壁部は、第1側壁部と、前記第1側壁部よりも上下方向の長さが短い第2側壁部とを含み、
    前記収容部内の空間は、前記第2側壁部の前記下方に形成された通路を介して、隣接する前記収容部内の空間と連通する、請求項2又は請求項3に記載の容器。
  5. 前記第1及び第2容器は、前記第1容器が前記第2容器の上に配置された場合に、互いに嵌合しないように構成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の容器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の容器と、
    前記第1容器に収容された、冷凍されたコロイド状又は液体状の第1食品と、
    前記第2容器に収容された、冷凍された固体状の第2食品とを備える、冷凍食品。
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