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網目状構造体及びこれを備えた燃料電池の触媒、網目状構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】白金の表面積を増加して、質量活性および耐久性を高くすることができる網目状構造体及びこれを備えた燃料電池の触媒、網目状構造体の製造方法を提供する。【解決手段】スパッタ装置10,20を用いて、基材15に白金層12及びアルミニウム層22からなる柱状構造体24を形成し、この柱状構造体24を水酸化ナトリウム溶液に浸漬して、アルミニウム層22を除去し、網目状構造体25を製造した。実施例1では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が1%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が35°Cで、浸漬時間は15分である。その結果、実施例1では、電圧(V)が0.55V、網目状構造体25の高さH1が1.620〜1.950μm、網目状構造体25の幅L1が0.140〜0.280μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が2.552nm、網目状構造体25の網目の幅L3が6.500〜10.260nmであった。【選択図】図6

Description

本発明は、網目状構造体及びこれを備えた燃料電池の触媒、網目状構造体の製造方法に関する。
近年、ガソリンに代えて燃料電池を燃料として駆動される電気自動車が知られている。このような電気自動車用の固体高分子形燃料電池(PEFC)には、電極触媒として白金が使用される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、触媒活性を有する第1材料(白金)のスパッタと、第1材料と比較して、溶解を生じやすい第2材料のスパッタとを、基体に対して同時に行うことで、白金および第2材料を含んだ堆積層を形成している。そして、この堆積層に対して熱処理を行い、白金中に第2材料を拡散させた後、溶解処理により堆積層から第2材料を除去することで、複数の空孔を含んだ触媒層(網目状構造体)を製造しており、複数の空孔を含ませることで、白金の使用量を抑えた網目状構造体を製造している。
特開2015−065183号公報
燃料電池の触媒として白金を用いる場合、触媒となる白金の単位表面積当たりの電流と、触媒となる白金の単位重量当たりの活性表面積との積で示される質量活性を高くすることが求められる。
特許文献1では、複数の空孔を含んだ白金構造体を製造しているが、白金の表面積の増加量が少なく、質量活性が低く、耐久性も低い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、白金の表面積を増加して、質量活性および耐久性を高くすることができる網目状構造体及びこれを備えた燃料電池の触媒、網目状構造体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、基材の表面に形成されているナノオーダーの網目を有する白金からなる柱状の網目状構造体である。
本発明の網目状構造体によれば、ナノオーダーの網目を有する白金からなる柱状で形成されているので、柱状でないものに比べて、白金の表面積を増やすことができる。これにより、網目状構造体の質量活性および耐久性を高くすることができる。
また、高さが1.6μm〜2.0μm、太さが0.13μm〜0.3μmで形成されていることが好ましい。
この構成によれば、より一層確実に、白金の表面積を増やしながらも、網目状構造体の質量活性および耐久性を高くすることができる。
さらに、前記ナノオーダーの網目のそれぞれのサイズは、6.3nm〜10.5nmであることが好ましい。
白金の表面積という観点からみると、網目のサイズが大きければ大きいほど、白金の表面積を増やすことができるが、網目のサイズが大きくなると、柱状の網目状構造体の形状を保つことが難しくなる。
本出願人は、鋭意検討の結果、網目のサイズが6.3nm〜10.5nmで形成されている場合に、柱状の形状を保ちながら、最も白金の表面積を増やして、網目状構造体の質量活性および耐久性を高くすることができることが分かった。
本発明の燃料電池の触媒は、上記網目状構造体を備えることを特徴とする。
本発明の燃料電池の触媒によれば、網目状構造体の質量活性および耐久性を高くすることができ、これにより、燃料電池の触媒としての性能を向上することができる。
本発明の網目状構造体の製造方法は、基材の表面に形成されているナノオーダーの網目を有する白金からなる柱状の網目状構造体の製造方法であって、白金から構成され、前記網目状構造体を構成する白金部と、金属から構成され、前記網目の部分を構成する金属部とを、前記基材の表面に形成する第1工程と、前記白金よりも前記金属部を溶解しやすい溶液に、前記白金部及び前記金属部を浸漬して前記金属部を溶解させて除去することで、前記網目状構造体を前記基材の表面に形成する第2工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の網目状構造体の製造方法によれば、白金とともに形成された金属部を溶かして除去するだけで、白金からなる柱状の網目状構造体を製造することができる。
本発明の網目状構造体を製造する第1,第2スパッタ装置を示す概略側面図。 基材と柱状構造体とを示す概略側面図。 柱状構造体の内部構造を示す図。 アルミニウム層を除去した網目状構造体の内部構造を示す図。 アルミニウム層を除去した網目状構造体を示す顕微鏡撮影画像。 第1実施例及び第1〜第5比較例の網目状構造体製造時の各数値を示す図。 固体高分子型燃料電池用膜−電極構造体を示す側面図。
以下に、本発明の網目状構造体の一つの実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の第1スパッタ装置10は、ターゲットとなる白金11と、カーボンファイバから構成される基材15との間に電圧をかけることで、白金11の粒子をはじき飛ばしてスパッタリングして、基材15に白金層12(図3参照)を形成する(第1工程)。本実施形態では、白金11は、基材15の左斜め上に配置されている。
第2スパッタ装置20は、ターゲットとなるアルミニウム21と、基材15との間に電圧をかけることで、アルミニウムの粒子をはじき飛ばしてスパッタリングして、基材15にアルミニウム層22(図3参照)を形成する(第1工程)。本実施形態では、アルミニウム21は、基材15の右斜め上に配置されている。
図2に示すように、第1,第2スパッタ装置10,20により形成された白金層12及びアルミニウム層22は一体化されて、網目状に形成された白金層12と、網目の部分を構成するアルミニウム層22とからなる柱状の柱状構造体24が、基材15上に複数形成される。なお、図2では、簡易的に、隣り合う柱状構造体24の間に隙間を図示しており、この隙間は、後述するアルミニウム層22の除去により形成される。
図3に示すような白金層12及びアルミニウム層22からなる柱状構造体24から、アルミニウム層22を除去する場合、柱状構造体24を、水酸化ナトリウム溶液に所定時間浸漬する(第2工程)。水酸化ナトリウム溶液は、白金層12よりもアルミニウム層22を溶解しやすい性質を有し、柱状構造体24の水酸化ナトリウム溶液への浸漬により、アルミニウム層22が溶解されて除去される。
図4及び図5に示すように、柱状構造体24のアルミニウム層22が除去されると、網目状に形成された白金層12からなる柱状の網目状構造体25が製造される。図5は、詳しくは後述する実施例1の条件で形成した網目状構造体25を、顕微鏡を用いて拡大して撮影した画像である。
[実施例]
第1,第2スパッタ装置10,20を用いて、基材15に白金層12及びアルミニウム層22からなる柱状構造体24を形成し、この柱状構造体24を水酸化ナトリウム溶液に浸漬して、アルミニウム層22を除去し、網目状構造体25を製造する実験(実施例1及び比較例1〜5)を行った。
上記実験では、一般的なカーボンペーパーを基材15として使用した。そして、白金層12での白金11の比率を0.17mg/cm、白金層12とアルミニウム層22との比率を、1:30とし、第1スパッタ装置10での電力を0.03kW、第2スパッタ装置20での電力を2.0kWとし、第1,第2スパッタ装置10,20でのスパッタ(成膜)時間を2時間30分とした。
上記実験として、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)、水酸化ナトリウム溶液の温度、水酸化ナトリウム溶液への浸漬時間等の条件を変えて実験(実施例1及び比較例1〜5)を行った。
そして、実施例1及び比較例1〜5において、複数の網目状構造体25が担持された基材15を触媒層とし、一体化した後、電流を印加し、周知のIV試験により電圧(V)を測定した。また、網目状構造体25の高さH1(図2参照)、網目状構造体25の幅L1(太さ)(図2参照)、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2(図4参照)、及び、網目状構造体25の網目の幅L3(網目サイズ)(図4参照)を、透過型電子顕微鏡TEM(Transmission Electron Microscope)を用いて拡大して測定した。この結果を図6に示す。
[実施例1]
実施例1では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が1%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が35°Cで、浸漬時間は15分である。その結果、実施例1では、IV試験での電圧(V)が0.55V、網目状構造体25の高さH1が1.620〜1.950μm、網目状構造体25の幅L1が0.140〜0.280μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が2.552nm、網目状構造体25の網目の幅L3が6.500〜10.260nmであった。
実施例1及び比較例1〜5では、下記の条件1〜3を満たしているか否かが判定される。
[条件1]
網目状構造体25の高さH1が1.6〜2.0μmであること。
[条件2]
網目状構造体25の幅L1が0.13〜0.30μmであること。
[条件3]
網目状構造体25の網目の幅L3が6.3〜10.5nmであること。
実施例1では、上記条件1〜3を満たす。実施例1では、網目状構造体が柱状でないものに比べて、白金の表面積が増加して所望する表面積を得ることができ、さらに、網目状構造体25の質量活性及び耐久性が向上した。また、IV試験での電圧も、後述する比較例1に比べて高い値(0.55V)であった。これにより、複数の網目状構造体25が担持された基材15を燃料電池の触媒として用いる場合に、網目状構造体が柱状でないものに比べて、燃料電池の触媒としての出力特性が高くなり性能も高くなり、所望する性能を得ることができる。
また、実施例1の条件を少し変更し、上記条件1〜3の下限値及び上限値から少し外れた数値となった場合にも、実施例1と同様の効果を得られた。このことからも、上記条件1〜3の有効性が得られる。
[比較例1]
比較例1では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が0.01%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が35°Cで、浸漬時間は18時間である。その結果、比較例1では、IV試験での電圧(V)が0.01V、網目状構造体25の高さH1が1.034〜1.195μm、網目状構造体25の幅L1が0.147〜0.497μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が1.756nm、網目状構造体25の網目の幅L3が1.793〜4.153nmであった。
比較例1では、上記条件1〜3を満たしておらず、網目状構造体25の表面積として、所望する表面積を得られず、V試験での電圧も低く(0.01V)、燃料電池の触媒としての出力特性が低く性能も低い。
[比較例2]
比較例2では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が0.1%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が35°Cで、浸漬時間は2時間である。ある。その結果、比較例2では、IV試験での電圧(V)が0.35V、網目状構造体25の高さH1が1.028〜1.378μm、網目状構造体25の幅L1が0.189〜0.630μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が1.882nm、網目状構造体25の網目の幅L3が4.350〜7.393nmであった。
比較例2では、上記条件1〜3を満たしておらず、網目状構造体25の表面積として、所望する表面積を得られず、燃料電池の触媒として所望する性能を得ることができない。
[比較例3]
比較例3では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が0.5%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が35°Cで、浸漬時間は1時間である。ある。その結果、比較例3では、IV試験での電圧(V)が0.42V、網目状構造体25の高さH1が1.580〜1.870μm、網目状構造体25の幅L1が0.180〜0.250μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が1.644nm、網目状構造体25の網目の幅L3が7.000〜10.300nmとなった。
比較例3では、上記条件2及び3を満たす。比較例3でも、上記条件2及び3を満たすことから、実施例1の数値の有効性が得られた。
[比較例4]
比較例4では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が5%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が60°Cで、浸漬時間は5秒である。ある。その結果、比較例4では、IV試験での電圧(V)が0.54V、網目状構造体25の高さH1が1.616〜1.763μm、網目状構造体25の幅L1が0.066〜0.123μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が2.483nm、網目状構造体25の網目の幅L3が7.838〜16.343nmであった。
比較例4では、上記条件2及び3を満たさず、特に、網目状構造体25の網目の幅L3が、条件3(6.3〜10.58nm)に比べて大きく、柱状の網目状構造体25の形状を保つことができなくなることがあった。
[比較例5]
比較例5では、水酸化ナトリウム溶液の濃度(%)が10%で、水酸化ナトリウム溶液の温度が60°Cで、浸漬時間は3秒である。ある。その結果、比較例5では、IV試験での電圧(V)が0.01V、網目状構造体25の高さH1が1.650〜1.873μm、網目状構造体25の幅L1が0.068〜0.104μm、網目状構造体25の網目状を形成する網目線の幅L2の平均値が2.861nm、網目状構造体25の網目の幅L3が11.976〜28.480nmであった。
比較例5では、上記条件2及び3を満たさず、特に、網目状構造体25の網目の幅L3が、条件3(6.3〜10.58nm)に比べて大きく、柱状の網目状構造体25の形状を保つことができなくなることがあった。また、V試験での電圧も低く(0.01V)、燃料電池の触媒としての出力特性が低く性能も低い。
[固体高分子型燃料電池用膜−電極構造体]
図7に示すように、燃料電池に用いられる固体高分子型燃料電池用膜−電極構造体50(MEA:Membrane Electrode Assembly)は、プロトン伝導性ポリマーからなる固体高分子電解質膜51を、1対の電極触媒層52,52で挟持した構成を備える。電極触媒層52は、複数の網目状構造体25が担持された基材15を備える。
固体高分子電解質膜51を構成するプロトン伝導性ポリマーとしては、パーフルオロアルキルスルホン酸ポリマー等のフッ素含有樹脂またはスルホン化ポリフェニレン等の炭化水素系樹脂からなる陽イオン交換樹脂を用いることができる。ただし、前記プロトン伝導性ポリマーは、過酸化水素又は過酸化物ラジカルの攻撃に対する耐性に優れている点から、前記パーフルオロアルキルスルホン酸ポリマー等のフッ素含有樹脂であることが好ましい。前記パーフルオロアルキルスルホン酸ポリマーとしては、デュポン社製のナフィオン(登録商標)等を用いることができる。
電極触媒層52は、触媒粒子と電極電解質とを含んでいる。前記触媒粒子は、白金からなる網目状構造体25としての触媒が、基材15に担持されている。また、前記電極電解質は、イオン伝導性高分子バインダーであり、パーフルオロアルキレンスルホン酸ポリマー等のフッ素含有樹脂を用いることができる。電極触媒層52は、前記触媒粒子が前記電極電解質に一体化されることにより構成されている。
電極触媒層52を製造する場合、複数の網目状構造体25が形成された基材15を、電解質(Nafion)の溶液に浸し、真空引きした後、160°Cで加熱し、前記電極電解質に一体化させることで製造される。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、アルミニウムに代えて、銅やニッケルを用いてもよく、水酸化ナトリウム溶液に代えて、塩酸や硫酸を用いてもよい。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
11…白金、21…アルミニウム、24…柱状構造体、25…網目状構造体、52…電極触媒層。

Claims (5)

  1. 基材の表面に形成されているナノオーダーの網目を有する白金からなる柱状の網目状構造体。
  2. 請求項1に記載の網目状構造体において、
    高さが1.6μm〜2.0μm、太さが0.13μm〜0.3μmで形成されていることを特徴とする網目状構造体。
  3. 請求項1又は2に記載の網目状構造体において、
    前記ナノオーダーの網目のそれぞれのサイズは、6.3nm〜10.5nmであることを特徴とする網目状構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の網目状構造体を備えることを特徴とする燃料電池の触媒。
  5. 基材の表面に形成されているナノオーダーの網目を有する白金からなる柱状の網目状構造体の製造方法であって、
    白金から構成され、前記網目状構造体を構成する白金部と、金属から構成され、前記網目の部分を構成する金属部とを、前記基材の表面に形成する第1工程と、
    前記白金よりも前記金属部を溶解しやすい溶液に、前記白金部及び前記金属部を浸漬して前記金属部を溶解させて除去することで、前記網目状構造体を前記基材の表面に形成する第2工程と、
    を備えることを特徴とする網目状構造体の製造方法。
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