JP2020136733A - 送信装置および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IIoTでは大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理が要求されるため、個々の送信データの情報量削減が必要となる。【解決手段】送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データの圧縮符号化方式設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部と、前記複数の送信データ圧縮符号化部の中から前記送信データの圧縮符号化を行う一つの送信データ圧縮符号化部を選択する送信データ圧縮符号化方式選択部とを備え、前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報を、受信装置に送信することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、送信装置、受信装置およびその通信方法に関する。
標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、第3世代の移動通信方式を進化させたEvolved Universal Terrestrial Radio Access(「EUTRA」もしくは「LTE」とも呼称される)と、更にその発展形である第4世代の移動通信方式であるAdvanced EUTRA(「LTE−Advanced」もしくは「LTE−A」とも呼称される)の仕様規格化が行われ、それを利用した移動体通信の商用化が各国で行われている(非特許文献1)。また近年、3GPPでは第5世代移動通信方式であるNR(New Radio)の技術検討および仕様規格化が進んでいる(非特許文献2)。第5世代移動通信方式においては、eMBB(enhanced Mobile BroadBand;高速大容量)、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communicaion;超高信頼低遅延)、およびmMTC(massive Machine Type Communicaion;多数端末接続)などの技術を採用し、IoT(Internet of Things)の実現が図られている。また、産業用IoT(IIoT;Industory IoT)に第5世代移動通信方式の無線ネットワークを適用する検討も行われている(非特許文献3)。
IIoTでは、大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理が要求されるため、個々の送信データに適応した情報量削減が必要となる。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、送信データによって圧縮符号化方式を適応的に選択することにより、効率的な通信を実現する送信装置および受信装置を提供することにある。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データの圧縮符号化方式設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部と、前記複数の送信データ圧縮符号化部の中から前記送信データの圧縮符号化を行う一つの送信データ圧縮符
号化部を選択する送信データ圧縮符号化方式選択部とを備え、前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報を、受信装置に送信することを特徴とする。
(2)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データの種別によって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データのサイズによって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データのサイズによって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする。
(5)本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報を圧縮符号化方式選択要求に含めて受信機に送信することを特徴とする。
(6)本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報をヘッダに含めて受信機に送信することを特徴とする。
(7)本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信データ圧縮符号化選択方式部は、前記複数の送信データ圧縮符号化部の選択を変更する場合に、変更後の前記送信データ圧縮符号化部の状態をリセットしないことを特徴とする。
(8)本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記送信データ圧縮符号化選択部は、前記複数の送信データ圧縮符号化部の選択を変更する場合に、変更後の前記送信データ圧縮符号化部の状態をリセットすることを特徴とする。
(9)また、本発明の一態様による受信装置は、送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの受信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データの圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの復号伸長を行う複数の受信データ復号伸長部と、前記複数の受信データ復号伸長部の中から前記受信データの復号伸長を行う一つの受信データ復号伸長部を選択する受信データ復号伸長方式選択部と、を備え、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信装置から受信した圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択することを特徴とする。
(10)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した圧縮符号化方式選択要求に含まれる前記圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択することを特徴とする。
(11)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した圧縮符号化方式選択要求に従って、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択した場合に、圧縮符号化方式選択確認を前記送信装置に送信することを特徴とする。
(12)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した前記受信データのヘッダ情報に含まれる前記圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択することを特徴とする。
(13)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記複数の受信データ復号伸長部の選択を変更する場合に、変更後の前記受信データ復号伸長部の状態をリセットしないことを特徴とする。
(14)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記複数の受信データ復号伸長部の選択を変更する場合に、変更後の前記受信データ復号伸長部の状態をリセットすることを特徴とする。
この発明によれば、送信データによって圧縮符号化方式を適応的に選択することにより、効率的な通信を実現する送信装置および受信装置を提供することができる。
本発明の一態様である送信装置と受信装置を、端末装置と基地局装置に組み込んで通信した場合の一例を示す図である。 本発明の一態様である送信装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である受信装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である送信装置および受信装置の処理の流れの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における送信装置が送信するデータの構造の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の一態様である送信装置と受信装置を、端末装置と基地局装置に組み込んで通信した場合の一例を図示している。図1に記載のとおり、上りリンクのデータは端末装置の送信装置から基地局装置の受信装置に送信され、下りリンクのデータは基地局装置の送信装置から端末装置の受信装置に送信される。
図2は本発明を適用した場合の送信装置の構成の一例を図示している。図2において、201は送信装置全体を制御する制御部である。202は上位レイヤとのデータの受け渡しを行う上位レイヤインタフェース(I/F)部である。203は第1送信データ圧縮符号化部であり、第1圧縮符号化方式(例えばROHC)を使用して送信データの圧縮符号化を行う。204は第2送信データ圧縮符号化部であり、第2圧縮符号化方式(例えばDeflate)を使用して送信データの圧縮符号化を行う。第1送信データ圧縮符号化部203および第2送信データ圧縮符号化部204がそれぞれどの圧縮符号化方式を使用するかは、上位レイヤからのメッセージによって設定されてもよいし、予め仕様書などで規定されていてもよい。205は送信処理部であり、送信データに対して分割処理や誤り訂正符号化処理、送信リソースの割り当て、再送などの処理を行う。また、圧縮符号化方式選択要求を受信装置に送信するための処理も行う。206は受信装置からのフィードバックデータを受信し、第1送信データ圧縮符号化部203および第2送信データ圧縮符号化部204にフィードバックを行う。また、受信装置からの圧縮符号化方式選択確認を受信し、制御部に通知する。207は変復調部であり、アンテナ部208を介してデータを無
線信号で送受信するための変復調を行う。208はアンテナ部であり、受信装置との無線信号の送受信を行う。209は送信データ圧縮符号化方式選択部であり、送信データ毎に第1圧縮符号化部203または第2圧縮符号化部204のどちらで圧縮符号化を行うかを選択する。
図3は本発明を適用した場合の受信装置の構成の一例を図示している。図3において、301は受信装置全体を制御する制御部である。302は上位レイヤとのデータの受け渡しを行う上位レイヤインタフェース(I/F)部である。303は第1受信データ復号伸長部であり、第1圧縮符号化方式(例えばROHC)で圧縮符号化された受信データを復号伸長する。304は第2受信データ復号伸長部であり、第2圧縮符号化方式(例えばDeflate)で圧縮符号化された受信データを復号伸長する。第1受信データ復号伸長部303および第2受信データ復号伸長部304がそれぞれどの圧縮符号化方式を使用するかは、上位レイヤからのメッセージによって設定されてもよいし、予め仕様書などで規定されていてもよい。305は受信処理部であり、受信データに対して結合処理や誤り訂正処理、送信装置への再送要求処理などを行う。306はフィードバック送信部であり、第1受信データ復号伸長部303および第2受信データ復号伸長部304からのフィードバックデータや、圧縮符号化方式選択確認を送信装置に送信するための処理を行う。307は変復調部であり、アンテナ部308を介してデータを無線で送受信するための変復調を行う。308はアンテナ部であり、送信装置との無線信号の送受信を行う。309は受信データ復号伸長方式選択部であり、受信データ毎に第1復号伸長部303または第2復号伸長部304のどちらで復号伸長を行うかを選択する。
送信データの圧縮符号化および受信データの復号伸長で使用される圧縮符号化方式の一例として、ROHC(Robust Header Compression)、およびDeflateがある。ROHCは、データそのもの(ペイロード)を圧縮符号化するのではなく、送受信に使用される通信プロトコルによってペイロードに付加されるヘッダ情報に対して圧縮符号化を行うものであり、ペイロードのサイズが比較的小さく、かつ送受信頻度が多いデータの情報量削減に効果的である。ROHCは使用されるプロトコルの組み合わせによって最適な圧縮符号化方式が予めプロファイルとして定められており、IP、TCP、UDP、RTPなどといったプロトコル(以下、IP系プロトコルと呼称する)の組み合わせに対してのプロファイルが、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comments)によって規定されている。一方、イーサネット(登録商標)やイーサネット(登録商標)で伝送されるEtherCAT(登録商標)などのIP系プロトコルを使用しない通信プロトコル(以下、非IP系プロトコルと呼称する)、およびそれらのプロトコルの組み合わせに対するROHCのプロファイルは、IETFのRFCではまだ規定されていない。これはROHCの圧縮手法を非IP系プロトコルに適用することができない事を意味するものではなく、新規にプロファイルを設定し、非IP系プロトコルで使用されるヘッダに対し、ROHCに用いられる圧縮器の状態を管理することでヘッダ内の一部領域をエントロピー符号化する技術を使用することは可能である。一方、DeflateはIETFのRFC1951で規定される可逆データ圧縮アルゴリズムであり、ヘッダ情報およびペイロード両方を含むデータ全体を圧縮符号化することができる。また、ROHCのようなプロトコル毎のプロファイル規定もなく、どのようなデータに対しても圧縮符号化を行うことができる。ただし、データの内容にも依るが、データサイズが小さい場合は圧縮効率が低い傾向がある。よって、送受信するデータに応じて、これらの圧縮符号化方式を適応的に切り替えることにより、より効率的に通信を行うことができる。例えば、IP系プロトコルのデータを送受信する場合はROHC、非IP系プロトコルのデータの場合はDeflateを選択して送受信することにより、効率的に通信を行うことが可能となる。これはEtherCAT(登録商標)など非IP系プロトコルが適用される場面ではペイロードのサイズが小さい場合が多いことによるものである。また、圧縮符号化の切り替え基準として、プロトコル種別ではなく、送信データ全体のサイズやバケットのペイロードサイズによって切り替えても良い。例えば128バイト以上の送信データのサイズ、またはパケットのペイロードサイズで会った場合にDeflateを使用し、128バイト未満で会った場合はROHCを使用するようにしても良い。また、送信データの宛先によって圧縮符号化方式の切り替えを行うようにしてもよい。
図4は、本実施形態における送信装置と受信装置の処理の流れを表している。まず、時間t0において、送信装置および受信装置ともにデータ送受信のための初期化処理を行う。なお、初期化において、使用する圧縮符号化方式はデフォルトの圧縮符号化方式に設定する。このデフォルトの圧縮符号化方式は、RRCなどの上位レイヤから事前に設定されたものを使用してよいし、あるいは仕様書等で予め決めておいてもよい。図4では一例として、デフォルトは第1圧縮符号化方式とする。つまり、送信装置においては送信データ圧縮符号化方式選択部209を第1圧縮符号化方式を選択するように設定し、また、受信装置においては、受信データ復号伸長方式選択部309を選択するように設定する。次に、初期化が終わった後から、送信装置は第1圧縮符号化方式で圧縮符号化したデータを受信装置に送信し、受信装置は送信装置からの受信データを、第1圧縮符号化方式で復号伸長する。次に、時間t1において、送信装置が使用する圧縮符号化方式を第2圧縮符号化方式へ選択を要求するための、圧縮符号化方式選択要求(第2圧縮符号化方式)を受信装置に送信する。受信装置は、送信装置からの圧縮符号化方式選択要求(第2圧縮符号化方式)を受信すると、受信データ復号伸長方式選択部309を第2圧縮符号化方式を選択するように設定し、圧縮符号化方式選択確認を送信装置に送信する。送信装置は、受信装置からの圧縮符号化方式選択確認を受信すると、送信データ圧縮符号化方式選択部209を第2圧縮符号化方式を選択するように設定する。その後、送信装置は第2圧縮符号化方式で圧縮符号化したデータを受信装置に送信し、受信装置は送信装置からの受信データを、第2圧縮符号化方式で復号伸長する。次に、時間t2において、送信装置が使用する圧縮符号化方式を第2圧縮符号化方式へ選択を要求するための、圧縮符号化方式選択要求(第1圧縮符号化方式)を受信装置に送信する。受信装置は、送信装置からの圧縮符号化方式選択要求(第1圧縮符号化方式)を受信すると、受信データ復号伸長方式選択部309を第1圧縮符号化方式を選択するように設定し、圧縮符号化方式選択確認を送信装置に送信する。送信装置は、受信装置からの圧縮符号化方式選択確認を受信すると、送信データ圧縮符号化方式選択部209を第1圧縮符号化方式を選択するように設定する。その後、送信装置は第1圧縮符号化方式で圧縮符号化したデータを受信装置に送信し、受信装置は送信装置からの受信データを、第1圧縮符号化方式で復号伸長する。
なお、ROHCなどの圧縮符号化方式では、送信装置と受信装置の状態を同期させることによって、圧縮の効率を向上させている。したがって、図4のように、時間t0からt1まで第1圧縮符号化方式を選択してデータの送受信が行われた後、時間t1からt2まで第2圧縮符号化方式を選択してデータの送受信が行われ、さらに時間t2以降再び第1圧縮符号化方式が選択された場合、送信装置と受信装置の状態を再同期させる必要がある。この課題の解決策の一つの例としては、時間t2における圧縮符号化方式選択要求(第1圧縮符号化)およびその圧縮符号化確認の送受信時に行われる第1圧縮符号化方式の選択の直前に、時間t1までの第1送信データ圧縮符号化部203および第1受信データ復号伸長部303の状態にそれぞれ戻すことによって、時間t1までの状態からの継続で第1圧縮符号化方式による圧縮符号化および復号伸長を行うことができる(レジューム)。また、別の解決策の一例としては、圧縮符号化方式選択要求(第2圧縮符号化)およびその圧縮符号化確認の送受信時によって第2圧縮符号化方式の選択が行われた場合は、送信装置の第2送信データ圧縮符号化部204および受信装置の第2受信データ復号伸長部304の状態をそれぞれリセットし、圧縮符号化方式選択要求(第1圧縮符号化)およびその圧縮符号化確認の送受信によって第1圧縮符号化方式の選択が行われた場合は、送信装置の第1送信データ圧縮符号化部203および受信装置の第1受信データ復号伸長部303の状態をそれぞれリセットすることによって、送信装置および受信装置の状態の同期外れを防止することができる。圧縮符号化方式の選択(切替)時に、前者の方法(レジューム)と後者の方法(リセット)のどちらにするのかは、初期化時に上位レイヤからのメッセージによって設定してもよいし、仕様書などで予め決めておいてもよい。また、送信装置が圧縮符号化方式選択要求にレジュームするかリセットするかの情報を含め、受信装置がそれに従うことにしてもよい。また、受信装置が圧縮符号化方式選択確認にレジュームするかリセットするかの情報を含め、送信装置がそれに従うことにしてもよい。
なお、以上の説明では、データ圧縮符号化方式にROHCおよびDeflateを用いた例を記載したが、これら以外のデータ圧縮符号化方式を使用してもよい。また、LTEおよびLTE−AではDeflateでのデータ圧縮符号化方式をUDC(Uplink
Data Compression)と規定しており、これの利用も本発明の範囲内である。また、本実施形態では、2つの圧縮符号化方式を選択する例を記載したが、3つ以上の圧縮符号化方式を選択するようにしてもよい。また、圧縮符号化を行わない場合も、圧縮符号化方式のうちの一つとして扱うことも可能である。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、送受信するデータに応じて適応的に圧縮符号化方式を変えることにより、効率的にデータの送受信を行うことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、送信装置からの圧縮符号化方式選択要求および受信装置からの圧縮符号化方式選択確認によって、圧縮符号化方式の選択を行う例を記載したが、送受信データに付加するヘッダ情報に、選択した圧縮符号化方式の情報を組み込み、これにより判別を行う方法もある。これを第2の実施形態として説明する。
図5は、本実施形態における送信装置が送信するデータの構造の一例を図示している。送信装置は、圧縮符号化を行ったデータ(ペイロード)に対して、圧縮符号化方式情報を含むヘッダ情報を付加する。この圧縮符号化方式情報には、データの圧縮符号化を行った圧縮符号化方式を一意に識別できる値を設定する。図5の例では、圧縮符号化方式情報が0の場合は無圧縮、1の場合はROHC、2の場合はDeflateを記載しているが、これに限るものではない。受信装置は、図5で図示されるデータを受信すると、そのヘッダ情報に含まれる圧縮符号化方式情報を読み取り、その値に対応する圧縮符号化方式を選択して、ペイロードに含まれる圧縮符号化後データの復号伸長を行う。
なお、本実施形態においても、ヘッダ情報に含まれる圧縮符号化方式情報が前回のデータの圧縮符号化方式と異なる圧縮符号化方式の指定が行われた場合、送信装置と受信装置の状態をレジュームするかリセットするかは、初期化時に上位レイヤからのメッセージによって設定してもよいし、仕様書などで予め決めておいてもよい。
なお、以上の説明では、データ圧縮符号化方式にROHCおよびDeflateを用いた例を記載したが、これら以外のデータ圧縮符号化方式を使用してもよい。また、LTEおよびLTE−AではDeflateでのデータ圧縮符号化方式をUDC(Uplink
Data Compression)と規定しており、これの利用も本発明の範囲内である。また、本実施形態では、2つの圧縮符号化方式を選択する例を記載したが、3つ以上の圧縮符号化方式を選択するようにしてもよい。また、圧縮符号化を行わない場合も、圧縮符号化方式のうちの一つとして扱うことも可能である。また、本実施形態では、無圧縮を含む3つの圧縮符号化方式を選択する例を記載したが、2つあるいは4つ以上の圧縮符号化方式を選択するようにしてもよい。また、ヘッダ情報にレジュームするかリセットするかの情報を含め、それに従うようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、送受信するデータに応じて適応的に圧縮符号化方式を変えることにより、効率的にデータの送受信を行うことができる。
なお、以上で説明した送信装置および受信装置の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、送信装置および受信装置の全部または一部の機能を集積回路に集約して実現してもよい。各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、有線および無線での通信システムや通信装置に用いて好適である。
201…制御部
202…上位レイヤインタフェース部
203…第1送信データ圧縮符号化部
204…第2送信データ圧縮符号化部
205…送信処理部
206…フィードバック受信部
207…変復調部
208…アンテナ部
209…送信データ圧縮符号化方式選択部
301…制御部
302…上位レイヤインタフェース部
303…第1送信データ圧縮符号化部
304…第2送信データ圧縮符号化部
305…送信処理部
306…フィードバック受信部
307…変復調部
308…アンテナ部
309…受信データ復号伸長方式選択部

Claims (14)

  1. 送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、
    上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データの圧縮符号化方式設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部と、
    前記複数の送信データ圧縮符号化部の中から前記送信データの圧縮符号化を行う一つの送信データ圧縮符号化部を選択する送信データ圧縮符号化方式選択部とを備え、
    前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報を、受信装置に送信する
    ことを特徴とする、送信装置。
  2. 前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データの種別によって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  3. 前記送信データ圧縮符号化方式選択部は、前記送信データのサイズによって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  4. 前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データのサイズによって送信データ圧縮符号化部を選択することを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  5. 前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報を圧縮符号化方式選択要求に含めて受信機に送信することを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  6. 前記送信圧縮符号化方式選択部は、前記送信データ圧縮符号化部の選択情報をヘッダに含めて受信機に送信することを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  7. 前記送信データ圧縮符号化選択方式部は、前記複数の送信データ圧縮符号化部の選択を変更する場合に、
    変更後の前記送信データ圧縮符号化部の状態をリセットしないことを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  8. 前記送信データ圧縮符号化選択部は、前記複数の送信データ圧縮符号化部の選択を変更する場合に、
    変更後の前記送信データ圧縮符号化部の状態をリセットすることを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  9. 送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの受信装置であって、
    上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データの圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの復号伸長を行う複数の受信データ復号伸長部と、
    前記複数の受信データ復号伸長部の中から前記受信データの復号伸長を行う一つの受信データ復号伸長部を選択する受信データ復号伸長方式選択部と、を備え、
    前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信装置から受信した圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択する
    ことを特徴とする、受信装置。
  10. 前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した圧縮符号化方式選択要求に含まれる前記圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択することを特徴とする、請求項9記載の受信装置。
  11. 前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した圧縮符号化方式選択要求に従って、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択した場合に、圧縮符号化方式選択確認を前記送信装置に送信することを特徴とする、請求項9から10記載の受信装置。
  12. 前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記送信機から受信した前記受信データのヘッダ情報に含まれる前記圧縮符号化方式の選択情報に従い、前記複数の受信データ復号伸長部の中から一つの受信データ復号伸長部を選択することを特徴とする、請求項9記載の受信装置。
  13. 前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記複数の受信データ復号伸長部の選択を変更する場合に、
    変更後の前記受信データ復号伸長部の状態をリセットしないことを特徴とする、請求項9記載の受信装置。
  14. 前記受信データ復号伸長方式選択部は、前記複数の受信データ復号伸長部の選択を変更する場合に、
    変更後の前記受信データ復号伸長部の状態をリセットすることを特徴とする、請求項9記載の受信装置。
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