JP2020136249A - 発光素子駆動装置、発光素子駆動システム及び発光システム - Google Patents

発光素子駆動装置、発光素子駆動システム及び発光システム Download PDF

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Abstract

【課題】各発光部に対する発光用駆動電圧の適正化を図る。
【解決手段】LEDドライバ(10A)は、1以上のLEDから成る発光部(LL)に接続されるべき発光部接続端子(CH)を有し、発光部接続端子を介して発光部に電流を流すことで発光部を発光させるドライバブロック(20)を複数チャネル分備えると共に、各チャネルの発光部接続端子の電圧の内の最低電圧を検出して出力する最低電圧検出回路(40)と、最低電圧検出回路の出力電圧(VLS)を自身の保持電圧(VLS_SH)と比較して該出力電圧が保持電圧よりも低いとき該出力電圧にて保持電圧を更新するサンプルホールド回路(50)と、複数チャネル分の発光部に発光用駆動電圧(Vo)を供給する電源装置(11)に対し保持電圧及び所定の基準電圧に基づく帰還信号を出力することで発光用駆動電圧を制御する帰還制御回路(60)と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、発光素子駆動装置、発光素子駆動システム及び発光システムに関する。
液晶表示パネルに対しLEDにて構成された発光部がバックライトとして利用されることも多く、当該発光部を駆動する装置としてLEDドライバが用いられる。近年、HDR(High Dynamic Range)に対応すべく、ローカルディミング(局所調光)が可能なLEDドライバが求められている。
図17に、ローカルディミングが可能に構成されたLEDドライバ910を含む発光システムの構成を示す。図17の発光システムでは、各々が1以上のLEDから成る複数の発光部にてバックライト部912が形成される。各発光部は電源装置911とLEDドライバ910との間に設けられ、LEDドライバ910は、電源装置911の出力電圧に基づき各発光部に流れる電流を制御することで各発光部の発光輝度を調整する。これにより、発光部の個数分のローカルディミングが可能となる。
特開2013−222515号公報
発光部を構成する各LEDの順方向電圧にはばらつきがあるため、電流が流れているときの発光部での電圧降下は様々にばらつく。このようなばらつきを考慮して、電源装置911の出力電圧(発光用駆動電圧)を決定又は制御することが要求される。電源装置911が低すぎると必要な電圧が各発光部に加わらないが、電源装置911の出力電圧が高すぎると大きな発熱が発生する。発熱はなるだけ抑制されることが好ましい。
電源装置911の出力電圧の適正化を図るべく、各発光部での電圧降下に依存する電圧情報を電源装置911に帰還するという方法も検討されるが、この際、電源装置911の出力電圧が頻繁に変動するといったことなどが無いような工夫が必要となる(この点については、後にも詳説される)。
尚、発光部を構成する発光素子としてLEDを例示すると共に発光素子駆動装置としてLEDドライバを例示して、発光素子駆動装置に関わる事情を説明したが、LED以外の発光素子を取り扱う発光素子駆動装置においても同様の事情が存在し得る。
本発明は、発光用駆動電圧の適正化に寄与する発光素子駆動装置、発光素子駆動システム及び発光システムを提供することを目的とする。
本発明に係る発光素子駆動装置は、1以上の発光素子から成る発光部に接続されるべき発光部接続端子を有し、前記発光部接続端子を介して前記発光部に電流を流すことで前記発光部を発光させるドライバブロックを複数チャネル分備えるとともに、各チャネルの前記発光部接続端子の電圧の内の最低電圧を検出して出力する最低電圧検出回路と、前記最低電圧検出回路の出力電圧を自身の保持電圧と比較して、該出力電圧が前記保持電圧よりも低いとき、該出力電圧にて前記保持電圧を更新するサンプルホールド回路と、前記複数チャネル分の前記発光部に発光用駆動電圧を供給する電源装置に対して、前記保持電圧及び所定の基準電圧に基づく帰還信号を出力することで、前記発光用駆動電圧を制御する帰還制御回路と、を備えた構成(第1の構成)である。
上記第1の構成に係る発光素子駆動装置において、各ドライバブロックは、前記発光部接続端子を介して前記発光部に定電流を流すための定電流回路、及び、前記定電流が流れる経路に直列に挿入されるスイッチング素子を更に有して、前記スイッチング素子をオン、オフすることで前記発光部をパルス発光させる構成(第2の構成)であっても良い。
上記第1又は第2の構成に係る発光素子駆動装置において、前記帰還制御回路は、前記保持電圧が前記基準電圧よりも高いとき前記発光用駆動電圧が低下するように且つ前記保持電圧が前記基準電圧よりも低いとき前記発光用駆動電圧が上昇するように、前記帰還信号を生成する構成(第3の構成)であっても良い。
上記第1〜第3の構成の何れかに係る発光素子駆動装置において、前記サンプルホールド回路は、前記保持電圧を所定の初期電圧とするリセット処理を実行可能に形成されている構成(第4の構成)であっても良い。
上記第4の構成に係る発光素子駆動装置において、前記サンプルホールド回路は、所定条件が成立すると前記リセット処理の周期的な実行を開始し、その後、前記最低電圧検出回路の出力電圧にて更新された前記保持電圧と前記基準電圧との関係に基づき、前記リセット処理の周期的な実行を終了する構成(第5の構成)であっても良い。
上記第1〜第5の構成の何れかに係る発光素子駆動装置において、各チャネルにおいて前記発光部接続端子に複数の発光部を並列接続させることが可能であり、前記複数の発光部に対し時分割で選択的に前記発光用駆動電圧を加える構成(第6の構成)であっても良い。
上記第1〜第6の構成の何れかに係る発光素子駆動装置において、互いに対向する第1辺及び第3辺と互いに対向する第2辺及び第4辺とを有する筐体を備え、前記複数チャネル分の前記発光部接続端子が前記第1辺、前記第2辺及び前記第3辺に亘って配置され、前記帰還信号を出力するための帰還信号出力端子が前記第4辺に配置される構成(第7の構成)であっても良い。
上記第7の構成に係る発光素子駆動装置において、外部装置と通信可能に形成され、前記外部装置と通信するための通信用端子が前記第3辺に配置される構成(第8の構成)であっても良い。
上記第8の構成に係る発光素子駆動装置に関し、前記第3辺において、前記通信用端子は前記発光部接続端子よりも前記第4辺の近くに配置される構成(第9の構成)であっても良い。
本発明に係る発光素子駆動システムは、上記第1〜第9の構成の何れかに係る発光素子駆動装置と、前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成及び出力する電源装置と、を備えた構成(第10の構成)である。
本発明に係る発光システムは、上記第1〜第9の構成の何れかに係る発光素子駆動装置と、前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成及び出力する電源装置と、前記複数チャネル分の発光部と、を備えた構成(第11の構成)である。
或いは、本発明に係る発光システムは、上記第6の構成に係る発光素子駆動装置と、前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成し、自身の出力端子から前記発光用駆動電圧を出力する電源装置と、前記複数チャネル分の発光部と、を備えた発光システムであって、前記複数チャネルは第1〜第Nチャネルから成り(Nは2以上の整数)、各チャネルにおいて前記発光部接続端子に第1〜第M発光部が並列接続され(Mは2以上の整数)、前記電源装置の出力端子と各チャネルの第1発光部との間に第1スイッチング素子が直列に挿入され、前記電源装置の出力端子と各チャネルの第2発光部との間に第2スイッチング素子が直列に挿入され、・・・、前記電源装置の出力端子と各チャネルの第M発光部との間に第Mスイッチング素子が直列に挿入され、前記発光素子駆動装置は、第1〜第Mスイッチング素子のオン、オフを制御することで、各チャネルの第1〜第M発光部に対し時分割で選択的に前記発光用駆動電圧を加えるスイッチ制御回路を更に備える構成(第12の構成)である。
本発明によれば、発光用駆動電圧の適正化に寄与する発光素子駆動装置、発光素子駆動システム及び発光システムを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の概略外観図である。 本発明の第1実施形態に係る表示装置1の概略内部ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る発光部の構成図である。 本発明の第1実施形態に係り、バックライト部と発光制御に関わる部位の構成図である。 本発明の第1実施形態に係り、DC/DCコンバータの出力制御に関わる部位の構成図である。 本発明の第1実施形態に係り、単位区間と、スイッチング素子のオン、オフ制御と、発光部接続端子の電圧との関係を示す図である。 第1参考動作例に係る各部の電圧波形を示す図である。 本発明の第1実施形態に属する動作例(EX1_1)に係り、各部の電圧波形を示す図である。 第2参考動作例に係る各部の電圧波形を示す図である。 本発明の第1実施形態に属する動作例(EX1_2)に係り、各部の電圧波形を示す図である。 本発明の第2実施形態に係り、バックライト部と発光制御に関わる部位の構成図である。 本発明の第2実施形態に係り、共通のグループに属する複数の発光部を示す図である。 本発明の第2実施形態に係り、共通のチャネルに属する複数の発光部を示す図である。 本発明の第2実施形態に係り、単位区間と、単位区間に属する4つのPWM区間と、DC/DCコンバータ及びバックライト部間のスイッチング素子の状態と、の関係を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るドライバICの外観斜視図である。 本発明の第3実施形態に係り、ドライバICの外部端子配列を示す図である。 従来の発光システムの構成図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、素子又は部位等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、素子又は部位等の名称を省略又は略記することがある。例えば、後述の“40”によって参照される最低電圧検出回路は(図4参照)、最低電圧検出回路40と表記されることもあるし、回路40と略記されることもあり得るが、それらは全て同じものを指す。
本発明の実施形態の記述にて用いられる幾つかの用語について説明を設ける。グランドとは、0V(ゼロボルト)の基準電位を有する導電部を指す又は基準電位そのものを指す。本発明の実施形態において、特に基準を設けずに示される電圧は、グランドから見た電位を表す。レベルとは電位のレベルを指し、任意の信号又は電圧についてハイレベルはローレベルよりも高い電位を有する。任意のスイッチング素子は1以上のFET(電界効果トランジスタ)にて構成することができ、或るスイッチング素子がオン状態のときには当該スイッチング素子の両端間が導通する一方で或るスイッチング素子がオフ状態のときには当該スイッチング素子の両端間が非導通となる。任意のスイッチング素子について、オン状態、オフ状態を、単に、オン、オフと表現することもある。
<<第1実施形態>>
本発明の第1実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置1の概略外観図である。図1では、据え置き型のテレビ受信機が表示装置1として示されているが、表示装置1は、携帯可能に設計された表示装置であっても良いし、表示機能を備えた任意の機器(パーソナルコンピュータ等)に組み込まれるものであっても良い。
図2に表示装置1の概略内部ブロック図を示す。表示装置1は、半導体装置としてのLEDドライバ10と、DC/DCコンバータ11と、バックライト部12と、CPU(Central Processing Unit)13と、液晶表示パネル14と、液晶ドライバ15と、を備える。尚、図2では、表示装置1の構成要素の内、本発明に関わる要部のみが抽出して示されており、図2に示されない他の構成要素も表示装置1に含まれうる。
液晶表示パネル14は、マトリクス状に配列された複数の画素を備える。液晶表示パネル14には複数のデータ線と複数の走査線が設けられ、データ線と走査線の各交点に画素が配置される。
液晶ドライバ15は、液晶表示パネル14に表示すべき映像(換言すれば画像)を表す映像データの供給を受け、液晶表示パネル14に映像データに基づく電圧を印加することで当該映像データに基づく映像を液晶表示パネル14に形成させる。液晶ドライバ15は、映像データに応じた駆動電圧を複数のデータ線に印加するデータドライバと、複数の走査線を順に選択するゲートドライバと、を含む。液晶ドライバ15は、表示装置1内の発振回路(不図示)を用いて生成された垂直同期信号Vsync及び水平同期信号Hsyncに基づくタイミングで、液晶表示パネル14に対し映像データに基づく電圧を印加する。
DC/DCコンバータ11は、直流の入力電圧Viを電力変換(直流−直流変換)することで直流の出力電圧Voを生成する。入力電圧Viは正の直流電圧(例えば12V)であり、出力電圧Voも正の直流電圧である。但し、出力電圧Voの値は可変制御される(例えば20V〜40Vの範囲内で可変制御される)。入力電圧Viは表示装置1の外部から供給されて良いし、表示装置1内の他の電源回路により生成されても良い。表示装置1には、DC/DCコンバータ11を含む電源回路(不図示)が設けられており、当該電源回路にて生成される電圧に基づき、表示装置1に設けられた各構成要素が駆動する。
バックライト部12は、液晶表示パネル14に対する光源として機能する。バックライト部12は複数の発光部を有し、液晶表示パネル14は各発光部から発せられた光を用いて上記映像を視認可能に表示する。各発光部は1以上のLED(発光ダイオード)から成り、DC/DCコンバータ11の出力電圧Voを元に発光する。
LEDドライバ10は、バックライト部12を構成する各発光部を駆動制御する。CPU13は、LEDドライバ10にとっての外部装置の例である。CPU13及びLEDドライバ10は双方向通信が可能な形態で互いに接続されており、LEDドライバ10はCPU13の制御の下で、バックライト部12を構成する各発光部の発光輝度の調整等を行う。
図3に発光部LLの構成を示す。発光部LLが複数個設けられることでバックライト部12が形成される。発光部LLは複数のLEDを直列に接続することで形成される。発光部LLは高電位端及び低電位端を有し、発光部LLを形成する各LEDは高電位端から低電位端に向かう方向に順方向を有する。但し、発光部LLは1つのLEDにて構成されていても良い。この場合、発光部LLを形成する単一のLEDのアノード、カソードが、夫々、高電位端、低電位端に相当する。
図4に、第1実施形態に係るLEDドライバ10A、DC/DCコンバータ11及びバックライト部12Aの接続関係と、第1実施形態に係るLEDドライバ10A及びバックライト部12Aの構成を示す。LEDドライバ10A及びバックライト部12Aは、夫々、図2のLEDドライバ10及びバックライト部12の例である。
DC/DCコンバータ11は例えば入力電圧Viをパルス幅変調することで出力電圧Voを生成する。出力電圧Voは正の直流電圧値を有する。DC/DCコンバータ11は出力端子11a及び帰還入力端子11bを有し、出力電圧Voは出力端子11aから出力される。出力電圧Voは抵抗R1及びR2の直列回路により分圧される。詳細には出力端子11aは抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2を介してグランドに接続される。また、出力端子11aとグランドとの間には出力コンデンサCoが挿入される。抵抗R1及びR2間の接続ノードNDに生じる電圧を帰還電圧Vfbと称する。帰還電圧Vfbは出力電圧Voの値と抵抗R1及びR2の抵抗値比に依存する。ノードNDは帰還入力端子11bに接続される。DC/DCコンバータ11は、帰還入力端子11bに加わる帰還電圧Vfbが所定のDC/DC用基準電圧と一致するように、出力電圧Voを制御する。DC/DCコンバータ11は、帰還電圧VfbがDC/DC用基準電圧よりも低ければ出力電圧Voが上昇するように、帰還電圧VfbがDC/DC用基準電圧よりも高ければ出力電圧Voが低下するように、出力電圧Voの値を調整する。このように、DC/DCコンバータ11、抵抗R1及びR2並びに出力コンデンサCoにより、各発光部LLに対して発光用駆動電圧(電圧Vo)を供給する電源装置が構成される。
DC/DCコンバータ11を含む電源装置とLEDドライバ10Aにより発光素子駆動システムが構成され、発光駆動システムにバックライト部12Aを追加することで発光システムが構成される。
バックライト部12AはNチャネル分の発光部LLから成る。N個のチャネルは第1〜第Nチャネルと称される。バックライト部12Aにおいて、各発光部LLの高電位端にはDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが発光用駆動電圧として印加される。Nは2以上の任意の整数であり、例えば “N=24”である。Nチャネル分の発光部LLは互いに同じ構成を有する。以下、発光部LLに流れる電流をLED電流と称する。Nチャネル分の発光部LLを互いに区別する必要がある場合、Nチャネル分の発光部LLを発光部LL[1]〜LL[N]にて参照する。発光部LL[i]は第iチャネルの発光部LLである(iは整数)。
LEDドライバ10Aは、Nチャネル分のドライバブロック20を備えると共に、発光制御回路30、最低電圧検出回路40、サンプルホールド回路50及び帰還制御回路60を備える。LEDドライバ10Aには、LEDドライバ10Aの筐体から露出した複数の外部端子が設けられており、図4には、その複数の外部端子に含まれる一部の外部端子として、Nチャネル分の発光部接続端子CHと、帰還信号出力端子FBと、電源電圧入力端子VCCと、が示されている。電源電圧入力端子VCCには上述の電圧Viが入力される。LEDドライバ10Aは電圧Viを電源電圧として用いて駆動する。
Nチャネル分のドライバブロック20は互いに同じ構成を有する。各ドライバブロック20は、発光部接続端子CHと、定電流回路21と、スイッチング素子22とを備える。各ドライバブロック20において、発光部接続端子CHと定電流回路21との間に直列にスイッチング素子22が挿入され、スイッチング素子22がオン状態であるときにのみ、定電流回路21は、発光部接続端子CHを介し所定の定電流をグランドに向けて流すように動作する。定電流回路21による定電流が流れる経路に挿入される限り、スイッチング素子22の挿入位置は任意である(従って例えば、定電流回路21及びグランド間にスイッチング素子22が挿入されても良い)。
Nチャネル分のドライバブロック20を互いに区別する必要がある場合、Nチャネル分のドライバブロック20をドライバブロック20[1]〜20[N]にて参照する。ドライバブロック20[i]は第iチャネルのドライバブロック20である(iは整数)。ドライバブロック20[i]における発光部接続端子CH、定電流回路21、スイッチング素子22は、特に夫々、符号“CH[i]”、“21[i]”、“22[i]”にて参照されることがある。発光部接続端子CH[i]、定電流回路21[i]、スイッチング素子22[i]は、夫々、第iチャネルの発光部接続端子CH、定電流回路21、スイッチング素子22である(iは整数)。
各発光部接続端子CHは対応する発光部LLの低電位端に接続される。第iチャネルのドライバブロック20(即ち20[i])は第iチャネルの発光部LL(即ちLL[i])に対応しているため、発光部接続端子CH[i]は発光部LL[i]の低電位端に接続される。故に、スイッチング素子22[i]がオン状態であるとき、出力端子11aから、発光部LL[i]、発光部接続端子CH[i]及びスイッチング素子22[i]を経由して定電流回路21[i]による定電流がLED電流として流れ、結果、発光部LL[i]が発光する。スイッチング素子22[i]がオフ状態であるときには、発光部LL[i]及び定電流回路21[i]間が遮断されるため、発光部LL[i]に電流が流れず発光部LL[i]は非発光となる。
発光制御回路30は、発光設定情報に基づきチャネルごとにPWM信号を生成し、チャネルごとにPWM信号をスイッチング素子22に供給することで、チャネルごとにスイッチング素子22のオンデューティを制御する。発光設定情報はCPU13からの信号に基づいて決定される(換言すればCPU13から与えられる)。任意のチャネルである第iチャネルについて、スイッチング素子22[i]は所定の単位区間において交互にオン、オフとされる(図6参照)。単位区間は所定周期にて到来し、或る単位区間の終了タイミングは次の単位区間の開始タイミングと一致する。第1実施形態では、1つの単位区間は1つのPWM区間と一致する(それらが一致しないケースは第2実施形態で説明)。スイッチング素子22[i]について、PWM区間はスイッチング素子22[i]がオン状態となるオン区間とスイッチング素子22[i]がオフ状態となるオフ区間とから成り、PWM区間の長さに対するオン区間の長さの比が、スイッチング素子22[i]のオンデューティである。
各ドライバブロック20では、PWM信号に基づきスイッチング素子22がオン、オフされることで、対応する発光部LLがパルス発光されることになる。スイッチング素子22[i]のオンデューティの増大、低下に伴って、発光部LL[i]の平均的な発光輝度は、夫々、増大、低下することになる。
また、各チャネルの定電流回路21において定電流の値は可変となっており、各定電流回路21による定電流の値も発光設定情報に基づいて発光制御回路30により制御される。定電流回路21[i]による定電流の値の増大、低下に伴って、発光部LL[i]の発光輝度は、夫々、増大、低下する。定電流回路21による定電流の値を発光設定情報に基づいてチャネルごとに設定できるようにしても良いが、ここでは、定電流回路21による定電流の値は第1〜第Nチャネル間で共通であるとする。
液晶表示パネル14の表示領域を第1〜第N領域に分割し、第i領域に対する光源に発光部LL[i]を割り当てる。そして、各領域に表示される映像の明るさ等に応じて、対応する発光部LLの発光輝度を調整すればN分割のローカルディミングが可能となる。表示装置1に、図4の発光システムを複数設けることも可能であり、この場合、Nの整数倍のローカルディミングが可能となる。
発光部接続端子CH[i]における電圧を端子電圧と称し、符号 “V[i]”により表す。各チャネルの端子電圧、即ち端子電圧V[1]〜V[N]が最低電圧検出回路40に与えられる。
最低電圧検出回路40は、端子電圧V[1]〜V[N]の内の最低電圧を検出し、検出した最低電圧を電圧VLSとして出力する。回路40の出力電圧VLSは、端子電圧V[1]〜V[N]の内の最低電圧が変化する度に変化する。即ち例えば、端子電圧V[1]〜V[N]の内、或る第1タイミングにおいては端子電圧V[1]が最低電圧であって、且つ、その後の第2タイミングにおいては端子電圧V[2]が最低電圧である場合、第1タイミングでの電圧VLSは第1タイミングでの端子電圧V[1]と一致し、第2タイミングでの電圧VLSは第2タイミングでの端子電圧V[2]と一致する。
但し、電圧VLSに対して所定の上限電圧(例えば5V)が定められており、上限電圧を超える電圧は回路40から出力されないようになっている。故に、端子電圧V[1]〜V[N]の全てが上限電圧以上である場合には、電圧VLSは上限電圧となる。スイッチング素子22[1]がオフとされて発光部LL[i]にLED電流が流れていない状態では、端子電圧V[i]が上限電圧以上となることが想定される。このため、最低電圧検出回路40は、スイッチング素子22[1]がオン状態とされているときの端子電圧V[1]、スイッチング素子22[2]がオン状態とされているときの端子電圧V[2]、・・・、及び、スイッチング素子22[N]がオン状態とされているときの端子電圧V[N]の内の最低電圧を検出し、検出した最低電圧を電圧VLSとして出力する回路である、と解することも可能である(スイッチング素子22[1]〜22[N]が全てオフ状態であるときには電圧VLSは上限電圧と一致せしめられる)。
サンプルホールド回路50は、最低電圧検出回路40の出力電圧VLSに基づいて自身が保持する電圧(以下、保持電圧VLS_SHと称する)を適宜更新し、保持電圧VLS_SHを帰還制御回路60に出力する。サンプルホールド回路50は、保持電圧VLS_SHと回路40の出力電圧VLSとを常時比較しており、出力電圧VLSが保持電圧VLS_SH以上であるときには保持電圧VLS_SHをそのまま維持するが、出力電圧VLSが保持電圧VLS_SHより低いときには、そのときの出力電圧VLSにて保持電圧VLS_SHを更新する。
帰還制御回路60は、サンプルホールド回路50から供給される保持電圧VLS_SHと所定の基準電圧VREFとに基づく帰還信号Sfbを生成し、帰還信号Sfbを帰還信号出力端子FBから出力する。帰還信号出力端子FBはノードNDに接続されており、帰還信号Sfbに基づいて帰還電圧Vfbが変動する。従って、帰還制御回路60は、帰還信号Sfbを出力することを通じてDC/DCコンバータ11の出力電圧Vo(発光用駆動電圧)を制御することができる。基準電圧VREFは、上述の上限電圧よりも低い所定の正の直流電圧(例えば1V)である。LEDドライバ10の起動時における保持電圧VLS_SHは基準電圧VREFより高くて良い。
図5に、出力電圧Voの制御に関わる部位の構成図を示す。図5に示す如く、サンプルホールド回路50は、サンプリング用のスイッチング素子51、保持回路52、制御ロジック53、リセット回路54、及び、リセット用のスイッチング素子55を備える。図5において、帰還制御回路60はエラーアンプ60aにて構成される。
スイッチング素子51は最低電圧検出回路40と保持回路52との間の配線上に直列に挿入される。保持回路52は、スイッチング素子51がオフ状態であるときには自身が保持する保持電圧VLS_SHを変更することなくそのまま維持する。スイッチング素子51がオン状態であるとき、回路40の出力電圧VLSが保持回路52に入力され、保持回路52は、入力された電圧VLSにて保持電圧VLS_SHを更新する。保持電圧VLS_SHは保持回路52から出力される。スイッチング素子51のオン、オフは、制御ロジック53により制御される。
制御ロジック53に対し、回路40からの電圧VLSと保持回路52からの保持電圧VLS_SHが入力される。制御ロジック53は、電圧VLSと保持電圧VLS_SHを比較し、電圧VLSが保持電圧VLS_SH以上であるときにはスイッチング素子51をオフ状態とするが、電圧VLSが保持電圧VLS_SHより低いときにはスイッチング素子51をオン状態とすることで電圧VLSを保持回路52に与える。但し、後述のリセット処理が実行されてスイッチング素子55がオン状態とされる区間においては、電圧VLS及びVLS_SHの高低関係に依存せずスイッチング素子55はオフ状態に維持される。
リセット回路54は所定の初期電圧を出力可能な回路であり、リセット回路54及び保持回路52間に設けられたスイッチング素子55がオン状態であるときにのみ、リセット回路54からの初期電圧が保持回路52に入力される。保持回路52は、初期電圧の入力を受けると保持電圧VLS_SHを初期電圧とする(即ち初期電圧にて更新する)。保持電圧VLS_SHを初期電圧とする処理はリセット処理と称される。制御ロジック53は、スイッチング素子55に対してリセット信号RSTを供給することでスイッチング素子55のオン、オフを制御する。従って、制御ロジック53によりリセット処理の実行が制御されることになる。初期電圧は、基準電圧VREFと一致していても良いし、基準電圧VREFより高くても良い。
エラーアンプ60aは、非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を備える。エラーアンプ60aにおいて、非反転入力端子には保持回路52からの保持電圧VLS_SHが入力され、反転入力端子には所定の正の直流電圧値を有する基準電圧VREFが入力され、出力端子は帰還信号出力端子FBが接続される。エラーアンプ60aは、電流出力型のトランスコンダクタンスアンプであって、故に、エラーアンプ60aの出力端子からは、保持電圧VLS_SHと基準電圧VREFとの差に応じた誤差電流信号が帰還信号Sfbとして出力される。つまり、エラーアンプ60aは、保持電圧VLS_SH及び基準電圧VREF間の差分電圧を示す電圧信号を誤差電流信号(帰還信号Sfb)に変換する。
帰還信号出力端子FBはノードNDに接続されているため、誤差電流信号による電流はノードNDに対して入出力される。尚、端子FB及びノードND間に抵抗が挿入されていても良い。
具体的には、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも高いとき、エラーアンプ60aは、ノードNDの電位が上がるよう自身の出力端子から端子FBを介しノードNDに向けて誤差電流信号(帰還信号Sfb)による電流を出力する。この電流の出力により、DC/DCコンバータ11では出力電圧Voを低下させる制御が実行される。つまり、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも高いときには出力電圧Voの低下をもたらす誤差電流信号(帰還信号Sfb)が生成される。
逆に、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低いとき、エラーアンプ60aはノードNDの電位が下がるよう、ノードNDから端子FBを介し自身の出力端子に向けて誤差電流信号(帰還信号Sfb)による電流を引き込む。この電流の引き込みにより、DC/DCコンバータ11では出力電圧Voを上昇させる制御が実行される。つまり、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低いときには出力電圧Voの上昇をもたらす誤差電流信号(帰還信号Sfb)が生成される。
保持電圧VLS_SH及び基準電圧VREF間の差の絶対値が増大するにつれて、誤差電流信号による電流の大きさも増大する。
尚、ここでは、図6に示す如く、各単位区間において、まずスイッチング素子22[i]のオン区間が生じ、その後にスイッチング素子22[i]のオフ区間が生じるものとする(但し、それらの順序を逆にすることも可能である)。過渡状態及び漏れ電流を無視すれば、スイッチング素子22[i]のオフ区間では発光部LL[i]にて電圧降下が生じないため端子電圧V[i]は電圧Voと一致し、スイッチング素子22[i]のオン区間では、電圧Voより発光部LL[i]での電圧降下だけ低い電圧が端子電圧V[i]となる。
全チャネルにおいて単位区間は共通であり、図6に示す如く、単位区間の長さは上述の垂直同期信号Vsyncに基づいて定められても良い。ここでは、垂直同期信号Vsyncに同期して単位区間が開始されるものとする。垂直同期信号Vsyncは、液晶表示パネル14に表示される映像のフレームレートの逆数を周波数とする同期信号であり、垂直同期信号Vsyncの周期にて液晶表示パネル14の表示映像は更新される。より具体的には、垂直同期信号Vsyncは一定間隔でパルスが生じる信号であり、当該パルスの発生間隔が垂直同期信号Vsyncの周期(即ち垂直同期信号Vsyncの周波数の逆数)に相当する。図6の例では、垂直同期信号Vsyncにてパルスが発生する度に新たな単位区間が開始されており、1つの単位区間の長さは垂直同期信号Vsyncの周期と一致している。但し、1つの単位区間の長さは垂直同期信号Vsyncの周期の整数倍であっても良いし、垂直同期信号Vsyncの周期とは独立して定められるものであっても良い。
また、以下では、説明の便宜上、用語“オン端子電圧”を導入する(図6参照。第1実施形態において、或るチャネルに関するオン端子電圧とは、当該チャネルのスイッチング素子22がオン状態とされて当該チャネルの発光部LLにLED電流が流れているときの、当該チャネルの発光部接続端子CHの電圧を指す。故に例えば、オン端子電圧V[i]とは、スイッチング素子22[i]がオン状態とされて発光部LL[i]にLED電流が流れているときの端子電圧V[i]を指す。
第1実施形態に係る発光システムの動作として、以下に動作例EX1_1及びEX1_2を示すが、まず、動作例EX1_1との対比に供される第1参考動作例について説明する。尚、動作例EX1_2との対比に供される第2参考動作例も後に説明される。
[第1参考動作例]
図7は、第1参考動作例における端子電圧V[1]〜V[N]、最低電圧VLS及び出力電圧Voの波形を示している。第1参考動作例では、上述の説明とは異なるが、便宜上、エラーアンプ60aの非反転入力端子に対し常に電圧VLSが印加されると仮定している。これは、常に“VLS_SH=VLS”が成立すると仮定することに等しい。図7では、以下に示す状況αが想定される。状況αでは、或る1つの単位区間610に注目してタイミングtA1〜tA4を以下のように定義する。時間の進行につれて、タイミングtA1、tA2、tA3、tA4が、この順番で訪れる。状況αにおいて、タイミングtA1、tA4は、夫々、注目した単位区間610の開始タイミング、終了タイミングであり、タイミングtA1及びtA2間がスイッチング素子22[1]のオン区間であって且つタイミングtA2及びtA4間がスイッチング素子22[1]のオフ区間であり、タイミングtA1及びtA3間がスイッチング素子22[2]のオン区間であって且つタイミングtA3及びtA4間がスイッチング素子22[2]のオフ区間である。
発光部LLを構成する各LEDの順方向電圧にはばらつきがあるため、LED電流が流れているときの発光部LLでの電圧降下は、発光部LL[1]〜LL[N]間で互いに異なり得る。状況αでは、LED電流が流れているときの発光部LLの電圧降下は発光部LL[1]において最も大きく、且つ、タイミングtA2及びtA3間ではスイッチング素子22[1]〜22[N]の内、スイッチング素子22[2]のみがオン状態とされ、且つ、タイミングtA3〜tA4間ではスイッチング素子22[1]〜22[N]が全てオフ状態とされている。故に、状況αでは、タイミングtA1及びtA2間において端子電圧V[1]が最低電圧VLSとして検出され、タイミングtA2及びtA3間において端子電圧V[2]が最低電圧VLSとして検出される。タイミングtA3及びtA4間では、端子電圧V[1]〜V[N]の全てが上述の上限電圧以上となっていて、電圧VLSは上限電圧と一致せしめられる。
上述のオン端子電圧は、発光部LL間の順方向電圧のばらつきに起因して複数チャネル間でばらつくことになる。オン端子電圧が低すぎるチャネルに対しては、LED電流が不足している可能性がある。LED電流の不足を抑止すべく、DC/DCコンバータ11への帰還を行わずに十分に高い出力電圧Voを各発光部LLに与えておくという方法も考えられるが、その方法ではオン端子電圧が無駄に高くなって発熱が過度となるおそれがある。そこで、LED電流の不足を回避しつつも過度の発熱を抑えるべく、全チャネルのオン端子電圧の内、最低電圧が所定の基準電圧となるようにDC/DCコンバータ11に帰還を返すという帰還方法が検討される。
第1参考動作例では、この帰還方法が採用されているが、エラーアンプ60aの非反転入力端子に対し常に電圧VLSが印加されていることから、1つの単位区間内でDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが頻繁に変動する。このような出力電圧Voの変動は、表示装置1のユーザの目に見える形で各発光部LLの発光輝度をちらつかせる可能性があり、好ましくない。
[動作例EX1_1]
これを考慮し、本実施形態では、サンプルホールド回路50を用いて、エラーアンプ60aの非反転入力端子に供給される電圧の安定化を図っている。この安定化が図られた動作例である動作例EX1_1を説明する。図8は、動作例EX1_1おける端子電圧V[1]〜V[N]、最低電圧VLS及び保持電圧VLS_SH及び出力電圧Voの波形を示している。尚、動作例EX1_1では、図5のスイッチング素子55がオフ状態に維持されていて上述のリセット処理の実行は考慮されないものとする。
動作例EX1_1でも上述の状況αが想定される。また、ここでは、タイミングtA1の直前における保持電圧VLS_SHは、タイミングtA1での端子電圧V[1]及びタイミングtA1直後での端子電圧V[1]よりも高いと仮定する。そうすると、タイミングtA1を境に、制御ロジック53によりスイッチング素子51がオフ状態からオン状態に切り替えられて、タイミングtA1及びtA2間において、保持電圧VLS_SHがタイミングtA1及びtA2間における最低電圧VLS(即ち端子電圧V[1])にて更新されることになる。その後、タイミングtA2を境に、最低電圧検出回路40からの電圧VLSが上昇するため制御ロジック53によりスイッチング素子51がオン状態からオフ状態に切り替えられる。以後は、タイミングtA1及びtA2間で更新された保持電圧VLS_SHを下回る電圧VLSが回路40から出力されない限り、スイッチング素子51のオフ状態が維持されて保持電圧VLS_SHは変化しない。
図8の例では、タイミングtA1及びtA2間での最低電圧VLSである端子電圧V[1]が基準電圧VREFと一致していることが想定されており、故に、タイミングtA1以降において保持電圧VLS_SHが継続的に基準電圧VREFと一致している(但し過渡状態を無視)。このため、タイミングtA1を境に出力電圧Voが上昇した後、出力電圧Voは実質的に一定の電圧に保たれることになる。
このように、サンプルホールド回路50を設けた構成では、DC/DCコンバータ11に帰還を返す帰還方法の採用により発熱の抑制効果を享受でき、その上で、第1参考動作例でみられるような出力電圧Voの変動を抑制することが可能となる。
[第2参考動作例]
表示装置1の起動後の安定状態においては動作例EX1_1の利用のみで問題は生じないが、DC/DCコンバータ11の起動時等における過渡応答を考慮すれば、更なる工夫を追加した方が好ましい。即ち例えば、表示装置1に電力が供給開始されて表示装置1が起動する際、DC/DCコンバータ11も起動することになるが、DC/DCコンバータ11の起動直後においては、出力電圧Voが0Vから規定電圧に向けて上昇する過程にあり、その過程における各発光部接続端子の端子電圧(オン端子電圧)は基準電圧VREFよりも低くなることが見込まれる又は基準電圧VREFより低くなる可能がある。故に、その過程で、基準電圧VREF未満となっている端子電圧をサンプリングして保持電圧VLS_SHとして保持し、当該保持を一切リセットしない構成を採用したならば、エラーアンプ60aは電流を引き込み続けることになって、DC/DCコンバータ11の出力電圧Voが必要以上に高まるおそれがある。高すぎる出力電圧Voは発熱等の問題から好ましくない。
発光設定情報が変更されることで各チャネルの定電流回路21の定電流の値が変更されたときにも同様のことが言える。例えば、表示装置1のユーザは、表示装置1に付属するリモートコントローラを操作するなどして表示装置1に対し、表示装置1での表示映像の明るさの増大又は減少を指定することができる。CPU13は、この指定に基づき、当該指定に沿った明るさの増大又は減少が達成されるよう、LEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)に対して必要なコマンド信号を送信する。このコマンド信号が受信されることで発光設定情報が変更される。今、この発光設定情報の変更に伴い、各チャネルの定電流回路21による定電流の値が、電流値Iから電流値Iに変更された状況βを想定する。
図9に、第2参考動作例における最低電圧VLS、保持電圧VLS_SH及び出力電圧Voの波形を示す。第2参考動作例では、図5に示す構成が採用されつつも、上述のリセット処理が一切実行されないと仮定している。図9では、連続する3つの単位区間621〜623が注目されている。時間の進行につれて、単位区間621、622、623が、この順番で訪れる。単位区間621はタイミングtB1及びtB2間の単位区間であり、単位区間622はタイミングtB2及びtB3間の単位区間であり、単位区間623はタイミングtB3から始まる単位区間である。
図9では状況βが想定されている。状況βでは、タイミングtB2以前において、各チャネルの定電流回路21による定電流の値が電流値Iに設定されていて、少なくとも単位区間621では保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFと一致し且つDC/DCコンバータ11の出力電圧Voは電圧Vo1_TGにて安定化している。電圧Vo1_TGは、各チャネルの発光部LLに電流値IのLED電流を供給するのに適した出力電圧Voに相当する。
状況βでは、タイミングtB2以前にLEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)にて上記コマンド信号が受信されることで、タイミングtB2を境に、各チャネルの定電流回路21の定電流の値が電流値I(例えば20mA)から電流値Iよりも大きな電流値I(例えば40mA)に変更される。
そうすると、LED電流が流れるときの各発光部LLの電圧降下は単位区間621よりも単位区間622において大きくなるため、単位区間621における最低電圧VLSよりも単位区間622における最低電圧VLSの方が低くなる。これを受けて、状況βでは、単位区間622にて基準電圧VREFよりも低い最低電圧VLSがサンプリングされて保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低くなる。
リセット処理が一切実行されない第2参考動作例では、一旦、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低くなると、保持電圧VLS_SHが常に基準電圧VREFを下回るため、DC/DCコンバータ11の出力電圧Voを上昇させようとする帰還制御が働き続けて出力電圧Voが必要以上に高まるおそれがある。つまり、図9の電圧Vo2_TGは、各チャネルの発光部LLに電流値IのLED電流を供給するのに適した出力電圧Voに相当するが、第2参考動作例では、電圧Vo2_TGを超えて出力電圧Voが上昇してゆくおそれがある。出力電圧Voの上昇にも限度があるが、必要以上の出力電圧Voの上昇は電力の無駄であるし、発熱を過度に増大させる(尚、実際とは異なり得るが、図9では簡易的に、タイミングtB2以降において出力電圧Voが直線的に上昇しているかのように示されている)。
[動作例EX1_2]
これを考慮し、本実施形態では、保持電圧VLS_SHを初期電圧にてリセットするリセット処理が実行可能に形成されている。リセット処理の実行を伴う動作例として動作例EX1_2を説明する。図10は、動作例EX1_2における最低電圧VLS、保持電圧VLS_SH及び出力電圧Voの波形を示す。尚、図10には、リセット用のスイッチング素子55に対して入力されるリセット信号RSTも示されている。リセット信号RSTはローレベル又はハイレベルをとる信号であって、ここでは、リセット信号RSTがハイレベルであるときにのみスイッチング素子55はオン状態となるものとする。
動作例EX1_2でも上述の状況βが想定される。図10では、連続する4つの単位区間621〜624が注目されている。時間の進行につれて、単位区間621、622、623、624が、この順番で訪れる。単位区間621、622、623、624は、夫々、タイミングtB1及びtB2間の単位区間、タイミングtB2及びtB3間の単位区間、タイミングtB3及びtB4間の単位区間、タイミングtB4及びtB5間の単位区間である。
上述したように、状況βでは、タイミングtB2以前において、各チャネルの定電流回路21の定電流の値が電流値Iに設定されていて、少なくとも単位区間621では保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFと一致し且つDC/DCコンバータ11の出力電圧Voは電圧Vo1_TGにて安定化している。そして、タイミングtB2以前にLEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)にて上記コマンド信号が受信されることで、タイミングtB2を境に、各チャネルの定電流回路21の定電流の値が電流値I(例えば20mA)から電流値Iよりも大きな電流値I(例えば40mA)に変更される。
そうすると、LED電流が流れるときの各発光部LLの電圧降下は単位区間621よりも単位区間622において大きくなるため、単位区間621における最低電圧VLSよりも単位区間622における最低電圧VLSの方が低くなる。これを受けて、状況βでは、単位区間622にて基準電圧VREFよりも低い最低電圧VLSがサンプリングされて保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低くなる。
保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低くなると、エラーアンプ60aの作用によりDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが上昇する。保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFよりも低くなっている区間において、DC/DCコンバータ11の出力電圧Voは徐々に上昇してゆく(尚、実際とは異なり得るが、図10では簡易的に、タイミングtB2及びtB4間において出力電圧Voが直線的に上昇しているかのように示されている)。
リセット信号RSTはタイミングtB3以前においてローレベルに維持されている。タイミングtB3において、制御ロジック53は、リセット信号RSTのレベルを微小時間だけハイレベルとした後、ローレベルに戻す。これにより、タイミングtB3においてリセット処理が実行されて、リセット信号RSTのハイレベル区間だけ保持電圧VLS_SHが上述の初期電圧と一致せしめられる。ここにおける初期電圧は基準電圧VREFよりも高いものとする。リセット信号RSTのレベルがローレベルとなった後は、保持電圧VLS_SHと最低電圧検出回路40からの最低電圧VLSとの比較結果に基づき保持電圧VLS_SHが更新され得る。図10の例では、タイミングtB3でのリセット処理の後、単位区間623の初期の段階にて基準電圧VREFよりも低い最低電圧VLSが得られて、その最低電圧VLSにて保持電圧VLS_SHが更新されている。
その後、図10の例では、単位区間623の途中においてDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが電圧Vo2_TG(即ち、各チャネルの発光部LLに電流値IのLED電流を供給するのに適した出力電圧Vo)に達している。
タイミングtB4において、制御ロジック53は、再びリセット信号RSTのレベルを微小時間だけハイレベルとした後、ローレベルに戻す。これにより、タイミングtB4において再びリセット処理が実行されて、リセット信号RSTのハイレベル区間だけ保持電圧VLS_SHが上述の初期電圧と一致せしめられる。リセット信号RSTのレベルがローレベルとなった後は、保持電圧VLS_SHと最低電圧検出回路40からの最低電圧VLSとの比較結果に基づき保持電圧VLS_SHが更新され得る。図10の例では、タイミングtB4でのリセット処理の後、単位区間624の初期の段階にて基準電圧VREFと一致する最低電圧VLSが得られて、その最低電圧VLSにて保持電圧VLS_SHが更新され、以後、最低電圧VLSは基準電圧VREFを下回っていない。故に、基準電圧VREFと一致する最低電圧VLSにて保持電圧VLS_SHが更新されて以降は、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFに維持され、これに伴って出力電圧Voが電圧Vo2_TG近辺にて安定化される。
リセット処理の実行後、保持電圧VLS_SHが基準電圧VREFに達したことを確認すると、制御ロジック53は、出力電圧Voが電圧Vo2_TG近辺に達したと判断し、以降のリセット処理を非実行とする。
上述の如く、動作例EX1_2では、第2参考動作例(図9参照)で見られるような低すぎる保持電圧VLS_SHの維持が回避される。結果、必要以上の出力電圧Voの上昇を回避することができるなど、期待通りの出力電圧Voを得やすくなり、もって過度の発熱を抑制することが可能となる。
サンプルホールド回路50では、リセット処理に関して以下のような動作を行うと言える。即ち、サンプルホールド回路50は、所定のリセット開始条件が成立するとリセット処理の周期的な実行を開始し、その後、最低電圧検出回路40の出力電圧(即ち最低電圧VLS)にて更新された保持電圧VLS_SHと基準電圧VREFとの関係に基づき、リセット処理の周期的な実行を終了する。
例えば、各チャネルの定電流回路21の定電流の値が、或る電流値から他の電流値(例えば電流値Iから電流値I)に変更されたとき、リセット開始条件が成立する。
また例えば、LEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)が起動する際にもリセット開始条件が成立する。表示装置1に電力が供給開始されて表示装置1が起動する際、DC/DCコンバータ11と共にLEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)も起動し、それらの起動直後においては、出力電圧Voが0Vから規定電圧に向けて上昇する過程にある。故に、電源電圧入力端子VCCへの電圧Viの供給開始に基づきサンプルホールド回路50を含むLEDドライバ10(ここではLEDドライバ10A)が起動することをもって、リセット開始条件は充足すると解される。
DC/DCコンバータ11の出力電圧Voが過渡的に変化する他の任意の状況において、リセット開始条件は成立するものであっても良い。
制御ロジック53は、リセット処理の周期的な実行を開始した後、最低電圧検出回路40の出力電圧(即ち最低電圧VLS)にて更新された保持電圧VLS_SHと基準電圧VREFとの一致が観測されたとき、リセット終了条件が成立すると判断してリセット処理の周期的な実行を終了させて良い。より具体的には例えば、リセット処理の周期的な実行が開始された後の各単位区間において、サンプリング用のスイッチング素子51がオンされることで保持電圧VLS_SHが回路40の出力電圧(即ち最低電圧VLS)にて更新されることになるが、制御ロジック53は、各単位区間において単位区間の終了直前の保持電圧VLS_SHを判定電圧として参照する。そして、制御ロジック53は、判定電圧を基準電圧VREFと比較して、判定電圧と基準電圧VREFとの差が所定の微小電圧以下であるとき、リセット終了条件が成立すると判断してリセット処理の周期的な実行を終了させる。或いは、判定電圧と基準電圧VREFとの差が所定の微小電圧以下である状態が複数の単位区間に亘って継続したとき、リセット終了条件が成立すると判断してリセット処理の周期的な実行を終了させても良い。上記の微小時間は実質的にゼロであると解しても良い。
<<第2実施形態>>
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態並びに後述の第3及び第4実施形態は第1実施形態を基礎とする実施形態であり、第2〜第4実施形態において特に述べない事項に関しては、矛盾の無い限り、第1実施形態の記載が第2〜第4実施形態にも適用される。第2実施形態の記載を解釈するにあたり、第1及び第2実施形態間で矛盾する事項については第2実施形態の記載が優先されて良い(後述の第3及び第4実施形態についても同様)。矛盾の無い限り、第1〜第4実施形態の内、任意の複数の実施形態を組み合わせても良い。
図11に、第2実施形態に係るLEDドライバ10B、DC/DCコンバータ11及びバックライト部12Bの接続関係と、第2実施形態に係るLEDドライバ10B及びバックライト部12Bの構成を示す。LEDドライバ10B及びバックライト部12Bは、夫々、図2のLEDドライバ10及びバックライト部12の例である。第2実施形態に係る表示装置1にはスイッチング素子SW[1]〜SW[M]も備えられている。Mは2以上の任意の整数であって良いが、ここでは説明の具体化のため、“M=4”であるとする。
DC/DCコンバータ11を含む電源装置とLEDドライバ10Bにより発光素子駆動システムが構成され、発光駆動システムにバックライト部12Bを追加することで発光システムが構成される。発光素子駆動システム及び発光システムの構成要素にスイッチング素子SW[1]〜SW[M]も含まれると考えても良い。
スイッチング素子SW[j]は第1端、第2端及び制御端を備え、スイッチング素子SW[j]の制御端に対してスイッチ制御信号G[j]が供給され、スイッチ制御信号G[j]に応じてスイッチング素子SW[j]がオン、オフ制御される(jは整数)。スイッチング素子SW[1]〜SW[4]の夫々をPチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)として構成しておくことができる。この場合、スイッチング素子SW[j]の第1端、第2端、制御端は、夫々、ソース、ドレイン、ゲートに相当し、スイッチ制御信号G[j]をローレベルとすることでスイッチング素子SW[j]はオン状態となり(即ちスイッチング素子SW[j]の第1端及び第2端間が導通し)、スイッチ制御信号G[j]をハイレベルとすることでスイッチング素子SW[j]はオフ状態となる(即ちスイッチング素子SW[j]の第1端及び第2端間が非導通となる)。この際、スイッチ制御信号G[j]のハイレベルは電圧Voのレベルと一致し、スイッチ制御信号G[j]のローレベルは電圧Voのレベルよりも低い。
バックライト部12Bは(N×M)個の発光部LLにて構成される。DC/DCコンバータ11の構成及び動作については第1実施形態で述べた通りである。但し、第2実施形態において、DC/DCコンバータ11の出力端子Voは、バックライト部12Bを構成する各発光部LLに直接接続されておらず、スイッチング素子SW[1]〜SW[M]の各第1端に接続される。スイッチング素子SW[1]〜SW[M]の第2端に対して、個別に、N個の発光部LLの高電位端が接続される。
図12も参照し、バックライト部12Bを構成する各発光部LLは、1以上N以下の整数iと、1以上M以下の整数jを用いて、符号“LL[i,j]”にて表される。発光部LL[i,j]は、スイッチング素子SW[j]の第2端と発光部接続端子CH[i]との間に挿入された発光部LLに相当する。即ち、発光部LL[i,j]の高電位端はスイッチング素子SW[j]の第2端に接続され、発光部LL[i,j]の低電位端は発光部接続端子CH[i]に接続される。スイッチング素子SW[j]に接続される計N個の発光部LL(即ち発光部LL[1,j]〜LL[N,j])は第jグループに属すると考える。スイッチング素子SW[j]がオン状態であるとき、発光部LL[i,j]の高電位端に対してDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが発光用駆動電圧として印加されるが、スイッチング素子SW[j]がオフ状態であるときには、そのような印加が生じず、発光部LL[i,j]にLED電流は流れない。
上述の説明から理解されるが、図13に示す如く、発光部LL[i,1]、LL[i,2]、LL[i,3]及びLL[i,4]の各低電位端は発光部接続端子CH[i]に共通接続されており、これら4つの発光部LL[i,1]、LL[i,2]、LL[i,3]及びLL[i,4]は第iチャネルに属すると考える。このように、第2実施形態では、各チャネルにおいて発光部接続端子CHに対しM個の発光部LL(ここでは4つの発光部LL)が並列接続されている。“(N,M)=(24,4)”であるとすると、第2実施形態に係るバックライト部12Bは、“24×4=96”より、計96個の発光部LLにて構成されることになる。但し、バックライト部12Bに実際に含まれる発光部LLの個数は96個未満であっても良い。即ち例えば、発光部接続端子CH[1]〜CH[N]の内、発光部接続端子CH[1]のみに対しては2つの発光部LLしか接続されない、といったことが有り得ても良い(この場合、バックライト部12Bに実際に含まれる発光部LLの個数は94個となる)。何れせよ、LEDドライバ10Bでは、各チャネルにおいて発光部接続端子CHに複数の発光部LLを並列接続することが可能となっている。以下では、特に記述無き限り、“(N,M)=(24,4)”であって、バックライト部12Bに計96個の発光部LL(LL[1,1]〜LL[24,4])が含まれているものとする。
図11のLEDドライバ10Bは、図4のLEDドライバ10Aに対し、ゲート制御回路とも称されるべきスイッチ制御回路70と、スイッチ制御端子GC[1]〜GC[4]及び電圧入力端子VINSWを追加した構成を有する。これらの追加を除き、LEDドライバ10Bの構成及び動作は、LEDドライバ10Aのそれらと同様であり、第1実施形態の説明が第2実施形態にも適用される。この適用の際、第1実施形態の記載における“LEDドライバ10A”は、第2実施形態では“LEDドライバ10B”に読み替えられる。
LEDドライバ10Bには、LEDドライバ10Bの筐体から露出した複数の外部端子が設けられており、その複数の外部端子の中にスイッチ制御端子GC[1]〜GC[4]及び電圧入力端子VINSWが含まれる。電圧入力端子VINSWに対してDC/DCコンバータ11の出力電圧Voが供給される。スイッチ制御回路70は、電圧入力端子VINSWを通じて供給される電圧Voを用いてスイッチ制御信号G[1]〜G[4]を生成する。スイッチ制御端子GC[1]〜GC[4]は、夫々、スイッチング素子SW[1]〜SW[4]の制御端に接続される。スイッチ制御回路70は、スイッチ制御端子GC[1]〜GC[4]を通じてスイッチ制御信号G[1]〜G[4]をスイッチング素子SW[1]〜SW[4]の制御端に与えることで、スイッチング素子SW[1]〜SW[4]のオン、オフを制御する。
このように構成されることで、第2実施形態では、スイッチング素子SW[j]及び22[i]が共にオン状態であるとき、出力端子11aから、スイッチング素子SW[j]、発光部LL[i,j]、発光部接続端子CH[i]及びスイッチング素子22[i]を経由して定電流回路21[i]による定電流がLED電流として流れ、結果、発光部LL[i,j]が発光する。スイッチング素子SW[j]及び22[i]の少なくとも一方がオフ状態であるときには、発光部LL[i,j]に電流が流れず発光部LL[i,j]は非発光となる。
図14に示す如く、第2実施形態では、各単位区間が第1〜第4PWM区間にて等分割される。各単位区間において、第1、第2、第3、第4PWM区間が、この順番で訪れる。全チャネルにおいて単位区間は共通であり、第1実施形態で述べたように、単位区間の長さは垂直同期信号Vsyncに基づいて定められても良い。図14の例では、垂直同期信号Vsyncにてパルスが発生する度に新たな単位区間が開始されており、1つの単位区間の長さは垂直同期信号Vsyncの周期と一致している。但し、1つの単位区間の長さは垂直同期信号Vsyncの周期の整数倍であっても良いし、垂直同期信号Vsyncの周期とは独立して定められるものであっても良い。
各単位区間では、スイッチング素子SW[1]〜SW[4]の内、何れか1つのみが選択的にオン状態とされる。即ち、図11のスイッチ制御回路70は、各単位区間の第jPWM区間において、スイッチング素子SW[1]〜SW[4]の内、スイッチング素子SW[j]のみをオン状態とし、他の3つのスイッチング素子をオフ状態とする。第jPWM区間の全体に亘り、スイッチング素子SW[j]はオン状態とされる。
発光制御回路30は、発光設定情報に基づき、第1〜第4PWM区間の夫々に対してチャネルごとにPWM信号を生成し、PWM区間ごと且つチャネルごとにPWM信号をスイッチング素子22に供給することで、PWM区間ごと且つチャネルごとにスイッチング素子22のオンデューティを制御する。
つまり、第1PWM区間では、第1PWM区間に対してチャネルごとに生成されたPWM信号に基づき、スイッチング素子22[1]〜22[N]のオンデューティが制御され、これによって、第1グループ(図12参照)に属する発光部LL[1,1]〜LL[N,1]の発光制御が行われる。第1PWM区間におけるスイッチング素子22[i]のオンデューティの増大、低下に伴って、発光部LL[i,1]の平均的な発光輝度は、夫々、増大、低下することになる。スイッチング素子22[i]について、第1PWM区間はスイッチング素子22[i]がオン状態となるオン区間とスイッチング素子22[i]がオフ状態となるオフ区間とから成り、第1PWM区間の長さに対する第1PWM区間中のオン区間の長さの比が、第1PWM区間におけるスイッチング素子22[i]のオンデューティである。第1PWM区間において、まずスイッチング素子22[i]のオン区間が生じ、その後にスイッチング素子22[i]のオフ区間が生じるものとする(但し、それらの順序を逆にすることも可能である)。
同様に、第2PWM区間では、第2PWM区間に対してチャネルごとに生成されたPWM信号に基づき、スイッチング素子22[1]〜22[N]のオンデューティが制御され、これによって、第2グループ(図12参照)に属する発光部LL[1,2]〜LL[N,2]の発光制御が行われる。第2PWM区間におけるスイッチング素子22[i]のオンデューティの増大、低下に伴って、発光部LL[i,2]の平均的な発光輝度は、夫々、増大、低下することになる。スイッチング素子22[i]について、第2PWM区間はスイッチング素子22[i]がオン状態となるオン区間とスイッチング素子22[i]がオフ状態となるオフ区間とから成り、第2PWM区間の長さに対する第2PWM区間中のオン区間の長さの比が、第2PWM区間におけるスイッチング素子22[i]のオンデューティである。第2PWM区間において、まずスイッチング素子22[i]のオン区間が生じ、その後にスイッチング素子22[i]のオフ区間が生じるものとする(但し、それらの順序を逆にすることも可能である)。
第3及び第4PWM区間についても同様である。
このように、第2実施形態では、(N×M)個の発光部LLをM個のグループに分類して時分割で発光制御している。スイッチ制御回路70は、スイッチング素子SW[1]〜SW[M]と協働して、(N×M)の発光部LLに対し時分割で選択的にDC/DCコンバータ1の出力電圧Vo(発光用駆動電圧)を加える回路として機能する。
最低電圧検出回路40、サンプルホールド回路50及び帰還制御回路60の構成及び動作は、第1実施形態で述べたものと同様である。第1PWM区間では、第1グループに属する発光部LLのLEDの順方向電圧に依存する端子電圧V[1]〜V[N]の内の最低電圧が回路40から電圧VLSとして出力され、第2PWM区間では、第2グループに属する発光部LLのLEDの順方向電圧に依存する端子電圧V[1]〜V[N]の内の最低電圧が回路40から電圧VLSとして出力される。第3及び第4PWM区間についても同様である。
第1実施形態で述べたように、回路40の出力電圧VLSは、端子電圧V[1]〜V[N]の内の最低電圧が変化する度に変化する(図14参照)。即ち例えば、端子電圧V[1]〜V[N]の内、或る第1タイミングにおいては端子電圧V[1]が最低電圧であって、且つ、その後の第2タイミングにおいては端子電圧V[2]が最低電圧である場合、第1タイミングでの電圧VLSは第1タイミングでの端子電圧V[1]と一致し、第2タイミングでの電圧VLSは第2タイミングでの端子電圧V[2]と一致する。
第2実施形態では、グループごとに時分割でLED電流が発光部LLに供給されるので、(N×M)個の発光部LLのLEDの順方向電圧が考慮された電圧が保持電圧VLS_SHとして得られる。故に、バックライト部12Bの全体にとって適切な出力電圧VoがDC/DCコンバータ11から出力されるよう、DC/DCコンバータ11が制御されることになる。
従って仮に例えば、LED電流が流れているときの発光部LLの電圧降下について、バックライト部12Bを構成する全発光部LLの内、発光部LL[2,3]の電圧降下が最も大きいのであれば、第3PWM区間にて発光部LL[2,3]にLED電流が流れているときの端子電圧V[2]が保持電圧VLS_SHとしてサンプリングされてエラーアンプ60aに供給されることになる。
第2実施形態に関して、図8を参照して述べた状況α及び動作例EX1_1を当てはめる場合、PWM区間610を4つ分合わせたものが1つの単位区間に相当することになる。そして、1つの単位区間中の或る1つのPWM区間610内において、タイミングtA1及びtA2間の端子電圧V[1]が最低電圧VLSとなって且つ保持電圧VLS_SHとしてサンプリングされならば、その後は、保持電圧VLS_SHは変化なく維持されることが期待される(但しリセット処理の実行が無いと仮定)。
第2実施形態に関して、図10を参照して述べた状況β及び動作例EX1_2を当てはめる場合、単位区間621〜624の夫々が第1〜第4PWM区間にて構成されることになる。単位区間621が第1〜第4PWM区間にて構成され、単位区間621中の夫々のPWM区間にてスイッチング素子22がオン、オフとなるため、第2実施形態では単位区間621での最低電圧VLSの波形が図10に示すものとは随分異なるものとなる。図14に示した1つの単位区間中の最低電圧VLSの波形に類する波形が、単位区間621での最低電圧VLSの波形となる。単位区間622〜624についても同様である。但し、何れにせよ、保持電圧VLS_SH、リセット信号RST及び出力電圧Voの挙動は動作例EX1_2で上述したものと同様である。
第2実施形態では、液晶表示パネル14の表示領域を領域AR[1,1]〜AR[N,M]に分割し、領域AR[i,j]に対する光源に発光部LL[i,j]を割り当てることができる。そして、各領域に表示される映像の明るさ等に応じて、対応する発光部LLの発光輝度を調整すれば(N×M)分割のローカルディミングが可能となる。つまり、第1実施形態の構成を利用して(N×M)分割のローカルディミングを実現しようとすればM個のLEDドライバ10Aが必要となるが、第2実施形態の構成を利用すれば、必要なLEDドライバ10Bの個数は1となり、表示装置全体のコスト削減に大きなメリットをもたらす。
1つのLEDドライバに接続される発光部LLの個数が第1実施形態の構成と比べて増大する分、第2実施形態では出力電圧Voに対する適切な帰還制御がより重要となってくるが、回路40、50及び60を利用した帰還制御により、発熱及び出力電圧Voの変動を適切に抑制することが可能となる。
尚、表示装置1に、図11の発光システムを複数設けることも可能であり、この場合、(N×M)の整数倍のローカルディミングが可能となる。
<<第3実施形態>>
本発明の第3実施形態を説明する。LEDドライバ10は半導体集積回路を用いて形成され、当該半導体集積回路を収容した電子部品をドライバIC200と称する。ドライバIC200は、LEDドライバ10を形成する半導体集積回路を樹脂にて構成された筐体(パッケージ)内に封入することで形成された電子部品である。ドライバIC200の筐体(換言すればLEDドライバ10の筐体)には、ドライバIC200の外部に対して露出した外部端子が複数設けられている。図15にドライバIC200の外観斜視図を示す。
図16はドライバIC200の概略平面図である。ここではドライバIC200が、QFN(Dual Flatpack No-leaded)と称される筐体(パッケージ)を有している例を挙げる。この際、ドライバIC200は概略直方体形状の筐体を有し、当該筐体の裏面に相当する面の4辺の夫々に複数の外部端子が配列される(図16は裏面側から見た平面図である)。尚、ドライバIC200の筐体の形態はQFNに限定されず、DFN(Dual Flatpack No-leaded)やSOP(Small Outline Package)など、任意であって良い。
ドライバIC200の筐体の裏面は長方形(正方形を含む)の形状を有し、当該長方形の4頂点は頂点VT1〜VT4から成る。頂点VT1及びVT2間を結ぶ辺、頂点VT2及びVT3間を結ぶ辺、頂点VT3及びVT4間を結ぶ辺、頂点VT4及びVT1間を結ぶ辺を、夫々、辺SD1、SD2、SD3、SD4と称する。辺SD1及びSD3は互いに平行であって、互いに対向し合う。辺SD2及びSD4は互いに平行であって、互いに対向し合う。
図16に示されるドライバIC200の外部端子配列は、第2実施形態のLEDドライバ10B用の配列である。
辺SD1には計14個の外部端子が設けられる。辺SD1において、頂点VT1から頂点VT2に向けて、外部端子として、端子VINSW、GC[4]、GC[3]、GC[2]、GC[1]、CH[24]、CH[23]、CH[22]、CH[21]、LGND、CH[20]、CH[19]、CH[18]、CH[17]が、この順番で並べて配置される。
辺SD2には計9個の外部端子が設けられる。辺SD2において、頂点VT2から頂点VT3に向けて、外部端子として、端子CH[16]、CH[15]、CH[14]、CH[13]、LGND、CH[12]、CH[11]、CH[10]、CH[9]が、この順番で並べて配置される。
辺SD3には計14個の外部端子が設けられる。辺SD3において、頂点VT3から頂点VT4に向けて、外部端子として、端子CH[8]、CH[7]、CH[6]、CH[5]、LGND、CH[4]、CH[3]、CH[2]、CH[1]、FAILB、SDO、SCLK、SDI、SCSBが、この順番で並べて配置される。
辺SD4には計9個の外部端子が設けられる。辺SD4において、頂点VT4から頂点VT1に向けて、外部端子として、端子VIO、VSYNC、HSYNC、ISET、VREG15、GND、VREG50、FB、VCCが、この順番で並べて配置される。
端子VINSW、GC[1]〜GC[4]、CH[1]〜CH[24]、FB及びVCCの機能については、第1又は第2実施形態で述べた通りである。他の端子の機能について説明する。
辺SD1〜SD3の夫々に設けられた端子LGNDは、アナログ回路用のグランドに接続されるべきグランド端子である。アナログ回路は、DC/DCコンバータ11及びバックライト部12を含む。LED電流は、DC/DCコンバータ11の出力端子11aから発光部LL及び発光部接続端子CHを通じグランド端子LGNDに向けて流れる。一方、辺SD4に設けられた端子GNDは、デジタル回路用のグランドに接続されるべきグランド端子である。デジタル回路はCPU13を含む。アナログ回路用のグランドとデジタル回路用のグランドとは互いに共通のグランド電位を有しているが、それら回路間の電流の入出力がなるだけ少なくなるようにパターンの分離等が行われている。
CPU13及びドライバIC200間の通信は、SPI(Serial Peripheral Interface)を用いて実現される。この際、CPU13がマスタとして且つドライバIC200がスレーブとして機能する。SPIによる通信は、チップセレクト信号、クロック信号、データイン信号及びデータアウト信号の送受信により実現される。端子SCSB、SCLK、SDI及びSDOは、SPIによる通信を行うための通信用端子として機能する。但し、CPU13をマスタとする構成にスレーブが1つしかない場合、端子SCSBは省略されうる。端子SCSBは、CPU13からのチップセレクト信号を受けるべきチップセレクト端子である。端子SCLKは、CPU13からのクロック信号を受けるべきクロック入力端子である。端子SDIは、CPU13からのデータ信号を受けるべきデータ入力端子である。端子SDOは、CPU13に向けてデータ信号を出力するためのデータ出力端子である。
ドライバIC200には、ドライバIC200にて異常(温度に関する異常や電圧に関する異常等)が生じているか否かを検出する異常検出回路(不図示)が設けられている。端子FAILBは、異常の有無の検出結果を示す信号を外部(例えばCPU13)に対して出力するためのフェイル端子である。
端子VIOは、CPU13の電源電圧と同じ電圧を受けるべき電圧入力端子である。ドライバCI200において、CPU13との通信を担うインターフェース回路(不図示)は、端子VIOへの入力電圧を用いて動作する。
端子VSYNC及びHSYNCは、夫々、垂直同期信号Vsync及び水平同期信号Hsyncを受けるべき端子である。ドライバIC200では、端子VSYNCに入力された垂直同期信号Vsyncを用いて単位区間を定めることができる。水平同期信号Hsyncは、垂直同期信号Vsyncの1周期中において液晶表示パネル14の水平ライン数分のパルスを含んだ同期信号である。ドライバIC200では、水平同期信号Hsyncを用いてPWM信号が生成されて良い。ドライバIC200において端子HSYNCが省略されることもある。
端子ISETは、各チャネルの定電流回路21での定電流の最大値を定めるための電流設定端子である。ドライバIC200の外部において、端子ISET及びグランド間に設定用抵抗(不図示)が設けられ、設定用抵抗の抵抗値に応じて上記定電流の最大値が定まる。
ドライバIC200には、電源電圧入力端子VCCへの入力電圧Viに基づき所定の第1直流電圧(例えば5.0V)及び第2直流電圧(例えば1.5V)を生成するレギュレータ回路(不図示)が設けられており、端子VREG50、VREG15に、夫々、第1、第2直流電圧が加わる。ドライバIC200の外部において、端子VREG50及びVREG15とグランドとの間に個別にコンデンサが挿入される。
比較的大きな耐圧が必要とされる外部端子と、そうでない外部端子とが、なるだけ分離して配置されるように、各外部端子の配置が決定されている。これにより、隣接端子間の短絡による回路破壊等が発生しにくくなる。
具体的には、端子GC[1]〜GC[4]及びCH[1]〜CH[24]及びVINSWの耐圧は、所定の第1耐圧とされる一方で、端子FAILB、SDO、SCLK、SDI、SCSB、VIO、VSYNC、HSYNC、ISET、VREG15の耐圧は所定の第2耐圧とされる。第1耐圧は、DC/DCコンバータ11が出力し得る電圧Voの最大値以上の値(例えば40V)を持つ。第2耐圧は第1耐圧よりも低く、CPU13の端子の耐圧と同程度(例えば10V)で良い。
端子FB及びVCCの耐圧は所定の第3耐圧とされる。第3耐圧は第1耐圧よりも低いが第2耐圧よりも高い。但し、端子FB及びVCCの耐圧を第1耐圧又は第2耐圧とすることも可能である。端子VREG50及びGNDの耐圧は第2耐圧又は第3耐圧とされる。端子LGNDの耐圧は第1耐圧とされても良いし、第2又は第3耐圧とされても良い。
<<第4実施形態>>
本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態では、第1〜第3実施形態に適用可能な応用技術や変形技術、補足事項を説明する。
第3実施形態(図16)では、第2実施形態のLEDドライバ10Bに適用される外部端子配列を説明したが、図16の外部端子配列を第1実施形態のLEDドライバ10Aに適用することも可能である。その際には、端子GC[1]〜GC[4]及びVINSWを、端子NCとして良い。端子NCは、LEDドライバ10Aを構成する半導体集積回路の何れの箇所にも接続されない外部端子を指し、何ら機能を有さない。
DC/DCコンバータ11も半導体集積回路を用いて構成されて良い。この場合、DC/DCコンバータ11を構成する半導体集積回路を筐体内に収容した電源IC(不図示)と、LEDドライバ10を構成する半導体集積回路を筐体内に収容したドライバIC200は、別々のICとして表示装置1に組み込まれる。但し、DC/DCコンバータ11を構成する半導体集積回路とLEDドライバ10を構成する半導体集積回路とを共通の筐体内に収容して単一のドライバICを構成することも可能である。
上述したように、発光部LLは電流供給により発光する1以上の発光素子から成る。発光素子としてのLEDは、任意の種類の発光ダイオードであって良く、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)を実現する有機LEDでも良い。また、発光素子はLEDに分類されないものでもよく、例えば、レーザダイオードであっても良い。
本実施形態においてLEDドライバとして具現化された発光素子駆動装置は、液晶表示パネルのバックライト用途に限らず、レーザダイオードを使用したLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)システムやヘッドアップディスプレイなど、様々な用途に利用可能である。
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
1 表示装置
10、10A、10B LEDドライバ
11 DC/DCコンバータ
12、12A、12B バックライト部
13 CPU
14 液晶表示パネル
15 液晶ドライバ
20 ドライバブロック
21 定電流回路
22 スイッチング素子
30 発光制御回路
40 最低電圧検出回路
50 サンプルホールド回路
60 帰還制御回路
70 スイッチ制御回路
LL 発光部
CH 発光部接続端子

Claims (12)

  1. 1以上の発光素子から成る発光部に接続されるべき発光部接続端子を有し、前記発光部接続端子を介して前記発光部に電流を流すことで前記発光部を発光させるドライバブロックを複数チャネル分備えるとともに、
    各チャネルの前記発光部接続端子の電圧の内の最低電圧を検出して出力する最低電圧検出回路と、
    前記最低電圧検出回路の出力電圧を自身の保持電圧と比較して、該出力電圧が前記保持電圧よりも低いとき、該出力電圧にて前記保持電圧を更新するサンプルホールド回路と、
    前記複数チャネル分の前記発光部に発光用駆動電圧を供給する電源装置に対して、前記保持電圧及び所定の基準電圧に基づく帰還信号を出力することで、前記発光用駆動電圧を制御する帰還制御回路と、を備えた
    ことを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 各ドライバブロックは、前記発光部接続端子を介して前記発光部に定電流を流すための定電流回路、及び、前記定電流が流れる経路に直列に挿入されるスイッチング素子を更に有して、前記スイッチング素子をオン、オフすることで前記発光部をパルス発光させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動装置。
  3. 前記帰還制御回路は、前記保持電圧が前記基準電圧よりも高いとき前記発光用駆動電圧が低下するように且つ前記保持電圧が前記基準電圧よりも低いとき前記発光用駆動電圧が上昇するように、前記帰還信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子駆動装置。
  4. 前記サンプルホールド回路は、前記保持電圧を所定の初期電圧とするリセット処理を実行可能に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  5. 前記サンプルホールド回路は、所定条件が成立すると前記リセット処理の周期的な実行を開始し、その後、前記最低電圧検出回路の出力電圧にて更新された前記保持電圧と前記基準電圧との関係に基づき、前記リセット処理の周期的な実行を終了する
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光素子駆動装置。
  6. 各チャネルにおいて前記発光部接続端子に複数の発光部を並列接続させることが可能であり、
    前記複数の発光部に対し時分割で選択的に前記発光用駆動電圧を加える
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  7. 互いに対向する第1辺及び第3辺と互いに対向する第2辺及び第4辺とを有する筐体を備え、
    前記複数チャネル分の前記発光部接続端子が前記第1辺、前記第2辺及び前記第3辺に亘って配置され、
    前記帰還信号を出力するための帰還信号出力端子が前記第4辺に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の発光素子駆動装置。
  8. 外部装置と通信可能に形成され、
    前記外部装置と通信するための通信用端子が前記第3辺に配置される
    ことを特徴とする請求項7に記載の発光素子駆動装置。
  9. 前記第3辺において、前記通信用端子は前記発光部接続端子よりも前記第4辺の近くに配置される
    ことを特徴とする請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の発光素子駆動装置と、
    前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成及び出力する電源装置と、を備えた
    ことを特徴とする発光素子駆動システム。
  11. 請求項1〜9の何れかに記載の発光素子駆動装置と、
    前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成及び出力する電源装置と、
    前記複数チャネル分の発光部と、を備えた
    ことを特徴とする発光システム。
  12. 請求項6に記載の発光素子駆動装置と、
    前記発光素子駆動装置からの前記帰還信号に応じて前記発光用駆動電圧を生成し、自身の出力端子から前記発光用駆動電圧を出力する電源装置と、
    前記複数チャネル分の発光部と、を備えた発光システムであって、
    前記複数チャネルは第1〜第Nチャネルから成り(Nは2以上の整数)、
    各チャネルにおいて前記発光部接続端子に第1〜第M発光部が並列接続され(Mは2以上の整数)、
    前記電源装置の出力端子と各チャネルの第1発光部との間に第1スイッチング素子が直列に挿入され、前記電源装置の出力端子と各チャネルの第2発光部との間に第2スイッチング素子が直列に挿入され、・・・、前記電源装置の出力端子と各チャネルの第M発光部との間に第Mスイッチング素子が直列に挿入され、
    前記発光素子駆動装置は、第1〜第Mスイッチング素子のオン、オフを制御することで、各チャネルの第1〜第M発光部に対し時分割で選択的に前記発光用駆動電圧を加えるスイッチ制御回路を更に備える
    ことを特徴とする発光システム。
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