JP2020134199A - 水栓取付型流水検知器及び見守りシステム - Google Patents

水栓取付型流水検知器及び見守りシステム Download PDF

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美英 福永
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Abstract

【課題】既設の水栓に容易に取り付けることができ、しかも水道の使用を簡易な構成で確実に検出することができる水栓取付型流水検知器と、この水栓取付型流水検知器を用いた見守りシステムとを提供する。【解決手段】水栓の吐水口に取り付けられる流水検知器1であって、ハウジング3と、該ハウジング3の上面部に設けられた流入口4と、該ハウジング3の下面部に設けられた流出口5と、該流入口と流出口とを連通する水路と、該水路に設けられた、該水路内の水勢によって変位する可動体10と、該可動体に設けられたマグネット11と、前記可動体の変位によって前記マグネットが接近離反する磁気センサ21と、該磁気センサ21の検出信号を送信する送信装置とを備えてなる水栓取付型流水検知器。【選択図】図1

Description

本発明は、水栓に取り付けられる流水検知器と、この流水検知器を備えた見守りシステムとに関する。
一人住いの高齢者等の見守りシステムとして、水道の使用、不使用状況を検知して緊急事態を報告するシステムが多数提案されている(例えば特許文献1〜3)。しかしながら、上記の見守りシステムでは、水道の使用検知センサを水道メータに設置しており、既存の水道設備に容易に設置することはできない。
特許文献4には、水道管からの音をマイクロホンで検知し、周波数分析して水道の使用を判別して見守りシステムに送信することが記載されているが、構成が複雑で価格も高いものとなる。
特許文献5には、水道管表面に振動センサを設け、流水に伴う微弱な振動を電気信号に変換し、見守りシステムに信号を送ることが記載されているが、同様に高価であり、また外来の各種振動に起因した誤検知のおそれも大きい。
特開2003−141667号公報 特開2017−10422号公報 特開2014−232461号公報 特開2016−145750号公報 特開2001−6072号公報
本発明は、既設の水栓に容易に取り付けることができ、しかも水道の使用を簡易な構成で確実に検出することができる水栓取付型流水検知器と、この水栓取付型流水検知器を用いた見守りシステムとを提供することを目的とする。
本発明の水栓取付型流水検知器は、水栓の吐水口に取り付けられる流水検知器であって、ハウジングと、該ハウジングの上面部に設けられた、前記吐水口の吐出水が流入する流入口と、該ハウジングの下面部に設けられた流出口と、該流入口と流出口とを連通する水路と、該水路に設けられた、該水路内の水勢によって変位する可動体と、該可動体の変位を検出する可動体変位検出手段と、該可動体変位検出手段の検出信号を送信する送信装置とを備える。
本発明の一態様では、前記可動体変位検出手段は、前記可動体に設けられたマグネットと、前記可動体の変位によって該マグネットが接近離反する磁気センサとからなる。
本発明の一態様では、前記可動体は、バネによって変位可能に支持されている。
本発明の見守りシステムは、かかる本発明の水栓取付型流水検知器と、該水栓取付型流水検知器の前記送信装置からの信号を受信する受信装置と、複数の該受信装置から通信手段を介して信号を受信してデータ収集する第1のサーバと、該第1のサーバから通信手段を介してデータを受け取る第2のサーバとを備えてなる見守りシステムであって、該第2のサーバは、流水が第1所定時間以上検出されないこと又は流水が第2所定時間以上継続することに基づいて異常の有無を判定し、異常ありと判定された場合にアラームを送信する。
本発明の水栓取付型流水検知器は、既設の水栓に対し、水栓への取付部によって簡単に取り付けることができる。本発明の流水検知器は、内部に水が流れると、バネ片が振動し、該バネ片に設けられたマグネットが磁気センサと接近離反し、該磁気センサ出力が変動することにより、流水が生じたことすなわち水栓が使用されたことが検知される。
この水栓取付型流水検知器は、構成が簡易であり、低コストである。
実施の形態に係る水栓取付型流水検知器の斜視図である。 可動体の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る見守りシステムのブロック図である。 実施の形態に係る見守りシステムの作動を示すフローチャートであるる
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1の通り、水栓取付型流水検知器1は水栓の吐水管2の先端の吐水口2aに取り付けて使用される。
この水栓取付型流水検知器1では、ハウジング3の上面に流入口4が設けられ、下面に流出口5が設けられている。流入口4には付属ナット6が螺着されている。この水栓取付型流水検知器1の吐水口2aの取り付け構造は、市販の吐水管取り付け型浄水器と同様であり、ナット6を緩めて吐水口2aに差し込み、該ナット6を締め込むことにより行われる。ナット6を締め込むと、リング状のアダプタ(図示略)が締め付けられて縮径し、吐水口2aの先端外周を周回する凸条よりなる縁部2bがアダプタとハウジング3側のパッキン(図示略)との間で挟持され、水栓取付型流水検知器1が吐水口2aに固定される。
ハウジング3内には、流入口4と流出口5とを連通する水路としてのチャンバ(図示略)が設けられている。流入口4はチャンバの天井面部分に臨んでおり、流出口5はチャンバの底面部分に臨んでいる。
このチャンバ内に、図2の通り、可動体10とベースプレート12とが配置されている。該可動体10にマグネット11が取り付けられている。この可動体10は、ベースプレート12にコイルバネ16を介して支持されている。
この実施の形態では、可動体10及びベースプレート12は、それぞれ、略長方形の板状である。ベースプレート12は、ビス13によってチャンバの底面に上向きに固定されている。ベースプレート12から上方にガイドコラム14が立設されており、このガイドコラム14の外周を取り巻くようにコイルバネ16が配置されている。
可動体10の上面からは略直方体形状のガイドブロック10aが立設されている。このガイドブロック10aは、チャンバの天井面に設けられた略直方体形状の凹穴に摺動自在に嵌合し、可動体10の上下動を案内するように構成されている。
前記コイルバネ16は、可動体10とベースプレート12との間に蓄圧状態で介在されている。チャンバ内に水が流れると、水勢によって可動体10がコイルバネ16の上向き押圧力に抗して押し下げられる。チャンバ内を水が流れなくなると、可動体10がコイルバネ16に押されて元位置へ上昇する。この元位置にあっては、可動体10がチャンバの天井面部分に当接している。
チャンバの天井面のうち、マグネット11の上方位置に、磁気センサとしてのリードスイッチ21(図3)が設けられている。可動体10が上昇限(上記の元位置)まで上昇した流水停止状態にあっては、マグネット11がリードスイッチ21に近接しており、リードスイッチ21がON状態となっている。チャンバ内を水が流れると、水勢に押されて可動体10が下降し、マグネット11がリードスイッチ21から離反し、リードスイッチ21がOFFとなる。ハウジング3内には、このリードスイッチ21の信号の増幅回路22及び後述の発信部23等を構成する回路を搭載した回路基板と、電源(この実施の形態では乾電池)とが設置されている。
このリードスイッチ21のON,OFFが増幅回路22で増幅されて近接通信の発信部23に出力され、通信の受信部24に送信される。受信部24は、前記水栓を設置した建物内、もしくは建物外に設置されている。
受信部24で受信された信号は、インターネットその他の通信手段25を介して見守りシステムの第1のサーバ30に送信される。この信号は、水栓利用者のIDと、リードスイッチ21のON,OFFに基づく流水信号とを含む。サーバ30には、多数の水栓取付型流水検知器1から信号が送信される。
第1のサーバ30及び後述の第2のサーバ32は、CPU(中央演算処理装置)や、フラッシュメモリ、ROM(Read−only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等からなるコンピュータである。
第1のサーバ30は、利用者のID毎のデータの収集を行う。各利用者のデータは、第1のサーバ30からインターネットその他の通信手段31を介して第2のサーバ32に送信され、第2のサーバ32にて異常判定、データ蓄積及びアラーム送信が行われる。
第2のサーバ32は、流水停止が第1所定時間以上継続した場合、及び流水が第2所定時間以上継続した場合には、それぞれ異常が生じたものと判定し、その他の場合には異常はないものと判定する。
図4の通り、異常ありと判定された場合には、所定の相手先34(例えば、家族や自治体、警備会社など)にアラームがインターネット、電話回線などの通信手段33を介して送信される。
この見守りシステムにあっては、前記水栓取付型流水検知器1の構成が簡易で機材コストが安い。また、水栓取付型流水検知器1は、既設の水栓に対しても簡単に取り付け(後付け)できるものであり、施工コストも極めて安価である。さらに、サーバにおける異常判定方法もシンプルであり、プログラム構築コストが低い。
1 水栓取付型流水検知器
2 吐水管
3 ハウジング
4 流入口
5 流出口
6 ナット
10 可動体
11 マグネット
21 リードスイッチ
30 第1のサーバ
32 第2のサーバ

Claims (4)

  1. 水栓の吐水口に取り付けられる流水検知器であって、
    ハウジングと、
    該ハウジングの上面部に設けられた、前記吐水口の吐出水が流入する流入口と、
    該ハウジングの下面部に設けられた流出口と、
    該流入口と流出口とを連通する水路と、
    該水路に設けられた、該水路内の水勢によって変位する可動体と、
    該可動体の変位を検出する可動体変位検出手段と、
    該可動体変位検出手段の検出信号を送信する送信装置と
    を備えてなる水栓取付型流水検知器。
  2. 前記可動体変位検出手段は、前記可動体に設けられたマグネットと、前記可動体の変位によって該マグネットが接近離反する磁気センサとからなることを特徴とする請求項1に記載の水栓取付型流水検知器。
  3. 前記可動体は、バネによって変位可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水栓取付型流水検知器。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水栓取付型流水検知器と、
    該水栓取付型流水検知器の前記送信装置からの信号を受信する受信装置と、
    複数の該受信装置から通信手段を介して信号を受信してデータ収集する第1のサーバと、
    該第1のサーバから通信手段を介してデータを受け取る第2のサーバと
    を備えてなる見守りシステムであって、
    該第2のサーバは、流水が第1所定時間以上検出されないこと又は流水が第2所定時間以上継続することに基づいて異常の有無を判定し、異常ありと判定された場合にアラームを送信する
    見守りシステム。
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JP7045627B1 (ja) * 2021-02-10 2022-04-01 株式会社アクアメンテナンス 水道監視プログラム、装置、及びシステム

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