JP2020131101A - 固液分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遠心力でフロックを破壊することなく固液分離を可能とすることによって、凝集槽、沈殿槽を不要とし、装置全体の小型化を達成することができる固液分離装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態の固液分離装置は、配管内に収納され、処理すべき原水に含まれる濁質を凝集フロックとして、原水から分離し、凝集フロックを分離された原水を回収する。そのため、濁質が大きく成長した凝集フロックを含む原水を、遠心力により、凝集フロックと、凝集フロックを分離された原水とに固液分離する複数の固液分離機を並列配置した、固液分離エリアを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、浄水場や産業排水を始めとするプラント、発電所等において、原水から、金属イオンや有機物、無機塩等の懸濁物質を分離し、除去するための固液分離装置に関する。
従来、浄水場や産業排水を始めとするプラント、発電所等において、原水から、金属イオンや有機物、無機塩等の懸濁物質を分離し、除去するために、固液分離装置が使用されている。
この種の固液分離装置に適用されている代表的な技術に、凝集処理技術や遠心分離技術がある。
凝集処理技術が適用された固液分離装置では、処理対象の原水に凝集剤を加えて2種類の撹拌混合を加える。凝集剤を添加した直後には急速撹拌と呼ばれる強い撹拌を短時間加えて凝集剤が原水全体に行きわたるように混合し、次に緩速撹拌と呼ばれる弱い撹拌を長時間加えて凝集物同士を接触合一させて粗大化させ、沈殿槽において沈降分離する凝集物を除去する。
このために、凝集処理技術が適用された固液分離装置では、急速撹拌を行う混和池と、緩速撹拌を行う凝集槽あるいはフロック形成池、沈降分離を行う沈殿池とプロセスごとに水槽が分かれており、それぞれの凝集反応ごとに相応の反応時間を要する。このため、各水槽のために大きな設置スペースを要し、装置全体が大型化してしまう。
一方、遠心分離技術が適用された固液分離装置では、固形物をフロック化した後、遠心分離機によって、フロックを含む原水を旋回させ、遠心力を利用して、所定の粒径以上のフロックを、原水から分離する。遠心分離機では、重力よりも加速度の大きな遠心力を利用するため、重力を利用する場合よりも短時間で、固体である固形物を分離することができるので、沈殿槽の容量を小型化することができる。
しかしながら、遠心分離機において、結合力が弱いフロックを高速で旋回させると、一度形成されたフロックが分裂し微細化することがある。そこで、分裂や微細化しにくいフロックを形成するために、フロック形成槽を設ける必要がある。さらに、高密度かつ高強度のフロックを形成するために、フロックの壁面との衝突を促進するように、フロック形成槽内に、棚板で流路を形成する必要がある。
このように、遠心分離技術が適用された固液分離装置は、沈殿槽の容量を小型化することはできるものの、フロック形成槽を設ける必要があるので、装置全体の小型化を実現することはできない。また、フロック形成槽の構造も複雑であるので、製造も容易ではない。
特開2011−83709号公報 国際公開第2014/038537号公報 特開2010−214248号公報 特開2011−83697号公報 特開2012−192346号公報
本発明が解決しようとする課題は、遠心力でフロックを破壊することなく固液分離を可能とすることによって、凝集槽、沈殿槽を不要とし、装置全体の小型化を達成することができる固液分離装置を提供することである。
実施形態の固液分離装置は、配管内に収納され、処理すべき原水に含まれる濁質を凝集フロックとして、原水から分離し、凝集フロックを分離された原水を回収する。そのため、濁質が大きく成長した凝集フロックを含む原水を、遠心力により、凝集フロックと、凝集フロックを分離された原水とに固液分離する複数の固液分離機を並列配置した、固液分離エリアを備えている。
実施形態の固液分離装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態の固液分離装置の構成例を示す部分切欠斜視図および側断面図である。 インペラーの延伸方向を説明するための模式図である。 原水に無機系凝集剤が注入されてから、凝集フロックが成長するまでの過程を示す模式図である(1/4)。 原水に無機系凝集剤が注入されてから、凝集フロックが成長するまでの過程を示す模式図である(2/4)。 原水に無機系凝集剤が注入されてから、凝集フロックが成長するまでの過程を示す模式図である(3/4)。 原水に無機系凝集剤が注入されてから、凝集フロックが成長するまでの過程を示す模式図である(4/4)。 固液分離エリアの構成例を示す斜断面図である。 固液分離エリアの一部を詳細に示す拡大斜断面図である。 サイクロンによる固液分離のメカニズムを説明するための模式図である。 流入シェル、流出シェル、および排出シェルにおける圧力分布の解析結果の一例を示す図である。
以下に、実施形態の固液分離装置を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の固液分離装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、実施形態の固液分離装置の構成例を示す部分切欠斜視図および側断面図である。
固液分離装置10は、円筒状の配管70内に収納して構成されており、原水aを受け入れるための入口部11の後に、直列的に配置された送水エリア12、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、造粒エリア20、および固液分離エリア22を順に備えている。また、固液分離エリア22には、回収管26、ブロー配管28、および出口部30が接続されている。
配管70内には、配管70の長手方向Fに沿って、配管70の中心軸を通るように、すなわち、配管70の円断面の中心を通るように、回転軸24が配置されている。
送水エリア12、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、造粒エリア20にはそれぞれ、回転軸24に固定されたポンプ翼13、撹拌機15、17、19、21が備えられている。これらポンプ翼13、撹拌機15、17、19、21はいずれも羽根状のインペラーを備えている。
ポンプ翼13、撹拌機15、17、19、21の各インペラーは、図3に例示するように、回転軸24の長手方向Fに直交する面Vに対して、0〜5°の方向に延伸している。
回転軸24の一端は、配管70の外部に設けられたモータ25に接続されており、モータ25が回転すると、回転軸24も回転し、ポンプ翼13、撹拌機15、17、19、21のインペラーも配管70内で回転する。
これによって、入口部11から受け入れられた原水aは、図2中矢印に示すように、インペラーの回転によって、配管70内を上流側から下流側へ螺旋状に流れるように送液され、送水エリア12、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、造粒エリア20、および固液分離エリア22へ順に連続的に移動する。このように、送水エリア12、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、造粒エリア20、および固液分離エリア22は、ラインミキサ構造を形成している。
そして、最終的には、固液分離エリア22において、原水aに含まれる濁質の凝集物が、凝集フロックとして原水aから分離され、凝集フロックを含むスラッジbが回収管26から排出される一方、凝集物を分離された原水aが、出口部30から、回収水cとして回収される。
次に、送水エリア12、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、造粒エリア20、固液分離エリア22の詳細について説明する。
送水エリア12は加圧エリアとも称され、入口部11から受け入れられた原水aを、ポンプ翼13によって加圧し、pH調整エリア14へ送液する。
なお、固液分離装置10よりも上流側にある配管内に、原水aを加圧し、入口部11へ送液するためのポンプを適宜設けてもよい。この場合、既存の設備を流用することができる。
また、撹拌機17のインペラーの角度を、原水aの送液、加圧可能な形状、角度にすることで、送水エリア12を省略することができる。
なお、このようにポンプ翼13を備えた送水エリア12は、図1および図2に例示するようにpH調整エリア14の上流側に備えられる代わりに、pH調整エリア14と混和エリア16との間に備えられても良い。あるいは、pH調整エリア14の上流側と、pH調整エリア14と混和エリア16との間との両方に備えられても良い。
pH調整エリア14には、図示しないpH調整剤注入機に接続されたpH調整剤注入管14aが接続されており、ph調整エリア14では、送水エリア12から送液された原水aに対して、pH調整剤注入機からpH調整剤注入管14aを介して供給されたpH調整剤dが注入される。
具体的なpH調整剤は、後述するように、混和エリア16で注入される無機系凝集剤の種類に応じて適切に決定される。
撹拌機15は、pH調整剤dが注入された原水aを撹拌するとともに、混和エリア16へ送液する。
混和エリア16には、図示されない無機系凝集剤注入機に接続された無機系凝集剤注入管16aが接続されており、混和エリア16では、pH調整エリア14から送液された原水a、すなわちpH調整剤dと混合された原水aに対して、無機系凝集剤注入機から無機系凝集剤注入管16aを介して供給された無機系凝集剤eが注入される。
無機系凝集剤eとしては、例えば、硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウム、硫酸第一鉄、塩化第二鉄等が挙げられるが、これらに限定されない。硫酸バンドおよびポリ塩化アルミニウムは、酸性領域で使用され、硫酸第一鉄は、アルカリ領域で使用され、塩化第二鉄は、酸性領域でもアルカリ領域でも使用される。
pH調整エリア14において注入されるpH調整剤dは、混和エリア16で注入される無機系凝集剤eの種類に応じて適切に決定される。例えば、混和エリア16で、硫酸バンドおよびポリ塩化アルミニウムのように酸性領域で使用される無機系凝集剤eが添加される場合には、pH調整エリア14では、例えば塩酸、硫酸、炭酸がpH調整剤として注入される。また、混和エリア16で、硫酸第一鉄のようにアルカリ領域で使用される無機系凝集剤eが添加される場合には、pH調整エリア14では、苛性ソーダや重曹等がpH調整剤として注入される。
図4から図7は、原水aに無機系凝集剤eが注入されてから、凝集フロックが成長するまでの過程を示す模式図である。
混和エリア16において、原水aに無機系凝集剤eが注入された直後は、図4に示すように、原水aに含まれる濁質hは、まだ無機系凝集剤eによって凝集されていない。
混和エリア16では、無機系凝集剤eによって原水a中の固形物である濁質hの表面電位を中和し、凝集し易くなった濁質h同士が、撹拌機17による強い撹拌力により衝突することで、図5に示すように、凝集物iが形成され、その後、図6に示すように、凝集物iの表面が球面化し、さらに、図7に示すように、凝集物iの粒径分布が均一化することによって、最小限の大きさで、粒度分布も狭く、高密度かつ高強度の微細な凝集フロックjが得られる。
ここで、撹拌機17による撹拌力について説明する。
撹拌力は、下記(1)式におけるGとして表される。
G=(P/(V・μ))1/2・・・(1)
ここで、Pは、撹拌機17に投入されたエネルギー(W)、Vは、混和エリア16の容量(m)、μは、水の粘性係数(kg/m・s)である。
撹拌機17は、例えば、上記Gが7000以上25000以下の範囲の撹拌力で、無機系凝集剤eが注入された原水aを撹拌する。この撹拌力を実現するために、撹拌機17は、例えば、インペラーを1000以上15000(rpm)の回転速度で回転させる。これによって、無機系凝集剤eが注入された原水aは、混和エリア16を通過する間、一般に0.1〜1秒間、7000以上25000以下の範囲の撹拌力Gで、撹拌される。
なお、他の撹拌機15、19、21による撹拌力は、撹拌機17による撹拌力よりも小さい。このため、撹拌機15、19、21はいずれも、撹拌機17よりも、小さいまたは羽根数の少ないインペラーを備えている。
撹拌機17に投入されたエネルギーP(W)は、撹拌機17のインペラーを回転させるモータの電力計等によって確認することができる。また、一般に、配管70内を流れる流体の流速は、最大2(m/s)で設計されており、この最大流速で原水aが流れる場合、0.1〜1秒間撹拌するためには、長手方向Fに0.2(m)から2(m)の長さの混和エリア16を確保する必要がある。
このように、7000以上25000以下の範囲の撹拌力Gで、0.1〜1秒間撹拌すれば、結合力が強く、比重が1.1〜1.5の高密度な凝集物iが生成する。さらに、凝集物iの表面を球面化するとともに、粒度分布を狭くすることによって、凝集物iから、微細な凝集フロックjが形成される。このように形成された凝集フロックjを含む原水aが、撹拌機17によって凝集エリア18へ送液される。
凝集エリア18には、図示されないカチオン系高分子凝集剤注入機に接続されたカチオン系高分子凝集剤注入管18aが接続されており、凝集エリア18では、混和エリア16から送液された、凝集フロックjを含む原水aに対して、カチオン系高分子凝集剤注入機からカチオン系高分子凝集剤注入管18aを介して供給されたカチオン系高分子凝集剤fが注入される。さらに、カチオン系高分子凝集剤fが注入された、凝集フロックjを含む原水aを、撹拌機19が、撹拌機17の撹拌力よりも小さい撹拌力で撹拌する。これによって、凝集フロックjが大きく成長する。このように、大きく成長した凝集フロックjを含む原水aは、撹拌機19による撹拌力によって、造粒エリア20へ送液される。
造粒エリア20には、図示されないアニオン系高分子凝集剤注入機に接続されたアニオン系高分子凝集剤注入管20aが接続されており、造粒エリア20では、凝集エリア18から送液された、大きく成長した凝集フロックjを含む原水aに対して、アニオン系高分子凝集剤注入機からアニオン系高分子凝集剤注入管20aを介して供給されたアニオン系高分子凝集剤gが注入される。さらに、アニオン系高分子凝集剤gが注入された、大きく成長した凝集フロックjを含む原水aを、撹拌機21が、撹拌機17の撹拌力よりも小さい撹拌力で撹拌する。これによって、凝集フロックjがさらに大きく成長し、造粒する。このように造粒された凝集フロックjを含む原水aは、撹拌機21による撹拌力によって、固液分離エリア22へ送液される。
図8は、固液分離エリアの構成例を示す斜断面図である。
図9は、固液分離エリアの一部を詳細に示す拡大斜断面図である。
固液分離エリア22は、造粒された凝集フロックjを含む原水aから、遠心力により、凝集フロックjを分離し、凝集フロックjを分離された原水aを回収することによって固液分離する、複数の固液分離機40を並列接続している。
固液分離機40はそれぞれ、円筒部42と中空円錐部44とを結合して形成されるコーン形状をしたサイクロン46を備えている。
図10は、サイクロンによる固液分離のメカニズムを説明するための模式図である。
固液分離機40はまた、円筒部42に接続され、造粒エリア20から送液された凝集フロックjを含む原水aを、円筒部42の接線方向から、サイクロン46内に流入させるための入口管48を備えている。さらには、円筒部42を閉塞する閉塞面中心に接続され、サイクロン46による固液分離作用によって、凝集フロックjを分離された原水aである回収水cを、接線方向と直交する方向へ、サイクロン46から排出するための出口管50を備えている。さらにまた、中空円錐部44の先端に設けられ、サイクロン46による固液分離作用によって、原水aから分離された凝集フロックjを含むスラッジbを、サイクロン46から排出するための排出管52を備えている。
なお、図8および図9では、5つのサイクロン46が並列配置された構成が例示されている一方、図10では、3つのサイクロン46が並列配置された構成が例示されている。これらは何れも一例であり、並列配置されるサイクロン46の数に限定はない。
なお、円筒部42の内径サイズは、以下の理由により、20(mm)以上、特に30(mm)であることが好ましい。
すなわち、サイクロン46では、円筒部42の内径、すなわち、中空円錐部44の最大内径が小さくなるほど旋回力が大きくなり固液分離性能が向上する。一方、入口管48および排出管52の内径は、造粒エリア20から送液される原水aに含まれる凝集フロックjのサイズより大きくする必要ある。造粒エリア20から送液される原水aに含まれる凝集フロックjのサイズは、数十(μm)〜数(mm)であることから、入口管48および排出管52の内径をそれ以上のサイズにする必要がある。そのため、円筒部42の内径サイズは、最低でも20(mm)必要となり、特に30(mm)が好ましい。
また、固液分離エリア22は、複数の固液分離機の40すべての入口管48と共通して空間連通している流入シェル54と、複数の固液分離機40のすべての出口管50と共通して空間連通している流出シェル56と、複数の固液分離機40のすべての排出管52と共通して空間連通している排出シェル58とを備えている。
流入シェル54、流出シェル56、および排出シェル58は、複数のサイクロン46によって隔てられている。これによって、流入シェル54、流出シェル56、および排出シェル58のおのおの内における圧力が均一になる。
図11は、流入シェル54、流出シェル56、および排出シェル58における圧力分布の解析結果の一例を示す図である。
図11より、流入シェル54、流出シェル56、および排出シェル58において、各シェル内の圧力が均一になり、その結果、各サイクロン46の入口管48、出口管50、および排出管52の圧力差が均一化され、並列配置された各サイクロン46における原水均等分配(すなわち、各サイクロン46への原水の流入量の均一化、分離性能の均一化)が実現される。
流入シェル54は、流入シェル開口部55において、固液分離エリア22の上流側と空間連通し、すなわち、造粒エリア20と空間連通している。流出シェル56は、流出シェル開口部57において、固液分離エリア22の下流側と空間連通している。
排出シェル58は胴形状をしており、胴の周囲を360°周回するように、複数のサイクロン46が、何れも排出管52を排出シェル58側に向けて配置されている。
排出シェル58の下流端近傍には、サイクロン46によって周回されていない領域58aが存在する。この領域58aには、重力方向に延伸するように、排出管52から排出された凝集フロックjのスラッジbを回収するための回収管26が接続されている。
排出シェル58には、さらにブロー配管28が接続されている。ブロー配管28は、排出管52から、凝集フロックjと同伴して排出された原水aの上澄み液を、ブロー水として、入口部11へ戻すための配管である。
このように、排出シェル58からのブロー水を、ブロー配管28によって、入口部11へ戻すことによって、ポンプなしでブロー水を吸引すると共に、原水aからの濁質の回収率を向上させることができる。
なお、例えば、ブロー配管28に、図示しないバルブを設けることによって、入口部11へ戻されるブロー水の量を、サイクロン46内に流入される原水aの量に対する所定の割合(例えば、5〜20%)になるように、調節することができる。
以上のような構成の固液分離装置10によれば、原水aに含まれる濁質を、大きな凝集フロックjに成長させ、大きな凝集フロックjを含む原水aに対して、遠心分離を適用することによって、原水aから凝集フロックjを分離するとともに、凝集フロックjが分離された原水aを回収することができる。
原水aに含まれる大きな凝集フロックjは、結合力が強く高密度であるので、遠心分離をかけても、遠心力で破壊することはない。したがって、実施形態の固液分離装置10では、凝集槽および沈殿槽が不要となる。これによって、凝集槽および沈殿槽の設置に要していた面積を削減できるので、装置全体の小型化を達成することができる。
(変形例)
以上、実施形態の固液分離装置の一例について説明したが、実施形態の固液分離装置は、以下のように変形して適用することも可能である。
すなわち、上記実施形態では、固液分離エリア22において、原水aに含まれる凝集フロックjを、原水aから分離し、凝集フロックjを分離された原水aを回収することについて説明したが、固液分離エリア22は、原水aに含まれる凝集フロックjを分離するのみならず、原水aに含まれる様々な不純物を分離することもできる。
例えば、固液分離エリア22を、砂ろ過装置の前処理、地下水や井戸水等に含まれる汚れ(懸濁物質)の除去、クーリングタワー等の循環水中のゴミや汚れの除去、汚水に含まれる泥、砂、花粉、スライム、さび、および火山灰等の除去、工業用冷却水、鯉養殖池の汚れ(懸濁物質)の除去等のためにも適用することができる。
この場合、凝集剤の添加や、撹拌機17による強力撹拌は不要となるので、上記実施形態の固液分離装置10から、pH調整エリア14、混和エリア16、凝集エリア18、および造粒エリア20を省略した構成の固液分離装置によって実現することができる。
(製造方法)
次に、前述した実施形態および変形例の固液分離装置10の好適な製造方法について説明する。
前述したように、固液分離装置10は、固液分離エリア22に、多数のサイクロン46が配置されている。このような多数の同一機器の製造には、3Dプリンタを用いることが有利である。
したがって、前述した実施形態および変形例の固液分離装置10は、3Dプリンタによる一体造形により製造することによって、製造コストおよび設置工事コストを低減することが可能となる。
具体的な原料としては、軽量かつ高強度のエンジニアリングプラスチックを使用することが可能である。また、特に、高圧かつ高温化において、腐食性排水を処理するような厳しい条件で使用される固液分離装置10を製造する場合には、原料として、SUS316Lや、SUS304粉末を使用すればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10・・固液分離装置、11・・入口部、12・・送水エリア、13・・ポンプ翼、14・・pH調整エリア、14a・・pH調整剤注入管、15・・撹拌機、16・・混和エリア、16a・・無機系凝集剤注入管、17・・撹拌機、18・・凝集エリア、18a・・カチオン系高分子凝集剤注入管、19・・撹拌機、20・・造粒エリア、20a・・アニオン系高分子凝集剤注入管、21・・撹拌機、22・・固液分離エリア、24・・回転軸、25・・モータ、26・・回収管、28・・ブロー配管、30・・出口部、40・・固液分離機、42・・円筒部、44・・中空円錐部、46・・サイクロン、48・・入口管、50・・出口管、52・・排出管、54・・流入シェル、55・・流入シェル開口部、56・・流出シェル、57・・流出シェル開口部、58・・排出シェル、70・・配管。

Claims (22)

  1. 配管内に収納され、処理すべき原水に含まれる濁質を凝集フロックとして、前記原水から分離し、前記凝集フロックを分離された原水を回収する固液分離装置であって、
    前記濁質が大きく成長した前記凝集フロックを含む前記原水を、遠心力により、前記凝集フロックと、前記凝集フロックを分離された前記原水とに固液分離する複数の固液分離機を並列配置した、固液分離エリアを備えたことを特徴とする、固液分離装置。
  2. 前記固液分離する前に、前記濁質から前記凝集フロックを形成するために、無機系凝集剤を注入された前記原水を、第1の撹拌機によって、第1の撹拌力で撹拌する混和エリアを、前記配管内における前記固液分離エリアの上流側に備えたことを特徴とする、請求項1に記載された固液分離装置。
  3. 前記固液分離する前に、前記混和エリアにおいて形成された前記凝集フロックを大きく成長させるために、カチオン系高分子凝集剤を注入し、第2の撹拌機によって、前記第1の撹拌力よりも小さい撹拌力で撹拌する凝集エリアと、
    前記固液分離する前に、前記凝集エリアで成長した凝集フロックをさらに大きく成長させるために、アニオン系高分子凝集剤を注入し、第3の撹拌機によって、前記第1の撹拌力よりも小さい撹拌力で撹拌する造粒エリアとを、
    前記混和エリアと前記固液分離エリアとの間に備えたことを特徴とする、請求項2に記載された固液分離装置。
  4. 前記固液分離する前に、前記原水のpHを調整するために、前記原水にpH調整剤を注入し混合するためのpH調整エリアを、前記混和エリアの上流側に備えたことを特徴とする、請求項3に記載された固液分離装置。
  5. 前記第1の撹拌力は、前記第1の撹拌機に投入されたエネルギー(W)をP、前記混和エリアの容量(m)をV、水の粘性係数(kg/m・s)をμとした場合、下記(1)式のように表される撹拌力Gの値が、7000以上25000以下の範囲であり、
    G=(P/(V・μ))1/2・・・(1)
    前記第1の撹拌機は、前記原水が前記混和エリアを通過する間、前記原水を撹拌する、請求項2乃至4の何れか1項に記載された固液分離装置。
  6. 前記第1の撹拌機は、羽根状のインペラーを備え、前記インペラーを1000以上15000(rpm)の回転速度で回転させることで前記第1の撹拌力を実現することを特徴とする、請求項5に記載された固液分離装置。
  7. 前記第1の撹拌機は、前記インペラーの回転によって、前記原水を加圧および下流側へ送液することを特徴とする、請求項6に記載された固液分離装置。
  8. 前記pH調整エリアの上流側、および、前記pH調整エリアと前記混和エリアとの間、のうちの少なくとも何れかに、前記原水を加圧および下流側へ送液するための羽根状のインペラーを備えた加圧エリアをさらに備えたことを特徴とする、請求項4に記載された固液分離装置。
  9. 前記pH調整エリアに、前記pH調整剤を注入された前記原水を撹拌する第4の撹拌機を備え、
    前記第2の撹拌機、前記第3の撹拌機、および前記第4の撹拌機はいずれも、前記第1の撹拌機よりも小さいまたは羽根数の少ない羽根状のインペラーを備えたことを特徴とする、請求項4に記載された固液分離装置。
  10. 前記第4の撹拌機に備えられた各インペラーの方向はおのおの、前記配管の長手方向に直交する面に対して、0〜5°の角度を有することを特徴とする、請求項9に記載された固液分離装置。
  11. 前記第2の撹拌機および前記第3の撹拌機に備えられた各インペラーの方向はおのおの、前記配管の長手方向に直交する面に対して、0〜5°の角度を有することを特徴とする、請求項3に記載された固液分離装置。
  12. 前記pH調整エリアと、前記混和エリアと、前記凝集エリアと、前記造粒エリアとによって、前記原水が、前記配管内において前記上流側から下流側へ、螺旋状に流れるラインミキサ構造を形成したことを特徴とする、請求項4に記載された固液分離装置。
  13. 前記複数の固液分離機はそれぞれ、
    円筒部と中空円錐部とを結合して形成されるコーン形状をしたサイクロンと、
    前記円筒部に接続され、前記原水を、前記円筒部の接線方向から、前記サイクロン内に流入させるための入口管と、
    前記中空円錐部の先端に設けられ、前記サイクロンによる固液分離作用によって、前記原水から分離された前記凝集フロックを、前記サイクロンから排出するための排出管と、
    前記円筒部を閉塞する閉塞面中心に接続され、前記サイクロンによる固液分離作用によって、前記凝集フロックを分離された前記原水を、前記接線方向と直交する方向へ、前記サイクロンから排出するための出口管とを備え、
    前記固液分離エリアは、
    前記複数の固液分離機のすべての入口管と共通して空間連通している流入シェルと、
    前記複数の固液分離機のすべての出口管と共通して空間連通している流出シェルと、
    前記複数の固液分離機のすべての排出管と共通して空間連通している排出シェルとを備えたことを特徴とする、請求項1乃至12の何れか1項に記載された固液分離装置。
  14. 前記排出シェルに、重力方向に延伸するように接続され、前記排出管から排出された前記凝集フロックを回収するための回収管と、
    前記排出シェルに接続され、前記排出管から、前記凝集フロックと同伴して排出された前記原水の上澄み液を排出するためのブロー配管とをさらに備え、
    前記流入シェルは、前記固液分離エリアの上流側と空間連通し、前記流出シェルは、前記固液分離エリアの下流側と空間連通していることを特徴とする、請求項13に記載された固液分離装置。
  15. 前記処理すべき原水を、受け入れるための入口部をさらに備え、
    前記上澄み液を、前記入口部に供給するために、前記ブロー配管を、前記入口部に接続したことを特徴とする、請求項14に記載された固液分離装置。
  16. 前記円筒部の内径サイズを20(mm)以上としたことを特徴とする、請求項13乃至15の何れか1項に記載された固液分離装置。
  17. 配管内に収納され、処理すべき原水に含まれる不純物を前記原水から分離し、前記不純物を分離された原水を回収する固液分離装置において、
    前記不純物を含む前記原水を、遠心力により、前記不純物と、前記不純物を分離された前記原水とに固液分離する複数の固液分離機を並列配置した、固液分離エリアを備えたことを特徴とする、固液分離装置。
  18. 前記複数の固液分離機はそれぞれ、
    円筒部と中空円錐部とを結合して形成されるコーン形状をしたサイクロンと、
    前記円筒部に接続され、前記原水を、前記円筒部の接線方向から、前記サイクロン内に流入させるための入口管と、
    前記中空円錐部の先端に設けられ、前記サイクロンによる固液分離作用によって、前記原水から分離された前記不純物を、前記サイクロンから排出するための排出管と、
    前記円筒部を閉塞する閉塞面中心に接続され、前記サイクロンによる固液分離作用によって、前記不純物を分離された前記原水を、前記接線方向と直交する方向へ、前記サイクロンから排出するための出口管とを備え、
    前記固液分離エリアは、
    前記複数の固液分離機のすべての入口管と共通して空間連通している流入シェルと、
    前記複数の固液分離機のすべての出口管と共通して空間連通している流出シェルと、
    前記複数の固液分離機のすべての排出管と共通して空間連通している排出シェルとを備えたことを特徴とする、請求項17に記載された固液分離装置。
  19. 前記排出シェルに、重力方向に延伸するように接続され、前記排出管から排出された前記不純物を回収するための回収管と、
    前記排出シェルに接続され、前記排出管から、前記不純物と同伴して排出された前記原水の上澄み液を排出するためのブロー配管とをさらに備え、
    前記流入シェルは、前記固液分離エリアの上流側と空間連通し、前記流出シェルは、前記固液分離エリアの下流側と空間連通していることを特徴とする、請求項18に記載された固液分離装置。
  20. 前記処理すべき原水を、受け入れるための入口部をさらに備え、
    前記上澄み液を、前記入口部に供給するために、前記ブロー配管を、前記入口部に接続したことを特徴とする、請求項19に記載された固液分離装置。
  21. 前記円筒部の内径を20(mm)以上としたことを特徴とする、請求項18乃至20の何れか1項に記載された固液分離装置。
  22. 3Dプリンタによって一体造形されたことを特徴とする、請求項1乃至21の何れか1項に記載された固液分離装置。
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