JP2020126390A - 車両の配車システム及び配車プログラム - Google Patents

車両の配車システム及び配車プログラム Download PDF

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高明 町川
Takaaki Machikawa
高明 町川
小池 雄一
Yuichi Koike
雄一 小池
知己 平林
Tomoki Hirabayashi
知己 平林
諭司 河合
Satoshi Kawai
諭司 河合
浩幹 立川
Hiromiki Tachikawa
浩幹 立川
金剛 富張
Kanetake Tomihari
金剛 富張
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Abstract

【課題】ユーザによって乗降車の位置を指定することが容易であり、乗降車位置に停車できなかった場合でも新たな乗降車位置を容易に再設定できる車両の配車システムを提供する。【解決手段】ユーザが車両に乗降する位置として希望する希望乗降位置を取得する希望乗降位置取得手段と、希望乗降位置に応じてデータベースから車両を移動させる目的位置となる乗降ラインを乗降ライン候補として選択する乗降ライン候補選択手段と、を備える配車システムとする。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の配車システム及び配車プログラムに関する。
従来、個人がタクシーを呼ぼうとする際に、電話(固定電話,携帯電話)を使用して、タクシー会社の最寄りの営業所と通話を行うことによって、場所などを通知して配車を受けるようにするという方法が一般的であった。
また、ユーザがタクシー検索を要求する際に、検索要求にユーザが希望する乗車位置を含む乗車希望ブロックと、ユーザが降車を希望する降車位置を含む目的地ブロックを含める技術が開示されている。乗車希望ブロックと目的地ブロックを検索要件として利用することでタクシーの配車を可能にしている(特許文献1)。
特開2005−301629号公報
ところで、従来の配車システムでは、サーバの負荷を軽減させつつ、ユーザが最寄りのタクシーを検索することを目的としたものであり、実際の乗降車の位置はユーザが運転手に電話で連絡することにより決定される。したがって、ユーザ及び運転手の両方において利便性に問題があった。
また、車両を乗降車位置に停車できなかった場合、再度電話等で連絡を取り合って乗降車位置を調整する必要があった。
本発明の1つの態様は、車両に乗降車可能な領域が乗降ラインとして複数記憶されたデータベースにアクセス可能であり、ユーザが前記車両に乗降する位置として希望する希望乗降位置を取得する希望乗降位置取得手段と、前記希望乗降位置に応じて、前記データベースから前記車両を移動させる目的位置となる前記乗降ラインを乗降ライン候補として選択する乗降ライン候補選択手段と、を備えることを特徴とする配車システムである。
本発明の別の態様は、車両に乗降車可能な領域が乗降ラインとして複数記憶されたデータベースにアクセス可能であるコンピュータを、ユーザが前記車両に乗降する位置として希望する希望乗降位置を取得する希望乗降位置取得手段と、前記希望乗降位置に応じて、前記データベースから前記車両を移動させる目的位置となる前記乗降ラインを乗降ライン候補として選択する乗降ライン候補選択手段と、して機能させることを特徴とする配車プログラムである。
ここで、前記乗降ラインは、前記車両の車長に応じて前記車両が停車できる基準距離以上の距離であることを条件に設定されることが好適である。また、前記乗降ラインは、法令上において前記車両が停車できる領域であることを条件に設定されることが好適である。また、前記乗降ラインは、道路に設置されている地物の配置に応じて前記車両にユーザが乗降可能な領域であることを条件に設定されることが好適である。また、前記乗降ラインは、時間変化する道路状況に応じて前記車両にユーザが乗降可能な領域であることを条件に設定されることが好適である。また、前記時間変化する道路状況は、天候、イベント、事故、工事の少なくとも1つに関する道路状況であることが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去の車両の停車成功率に応じて前記乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去の車両の停車頻度に応じて前記乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去のユーザの選択率に応じて前記乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記希望乗降位置と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインの位置との関係から定められる前記ユーザの移動コストに応じて前記乗降ライン候補を選択することが好適である。また、前記移動コストは、前記希望乗降位置と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインとの直線距離であることが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記車両の状況と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインとの関係に応じて前記乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記乗降ライン候補を複数選択し、当該選択された前記乗降ライン候補の優先度を決定することが好適である。
また、前記乗降ライン候補を前記ユーザに通知する通知手段を備えることが好適である。
また、前記優先度が最も高い前記乗降ライン候補を前記ユーザに通知する通知手段を備えることが好適である。
また、前記乗降ライン候補から前記ユーザが乗降を希望する候補の選択を受け付ける乗降ライン選択手段を備えることが好適である。
また、前記乗降ライン候補に前記車両が停車した場合に前記ユーザに当該乗降ライン候補を通知することが好適である。
また、前記乗降ライン候補選択手段は、前記乗降ライン候補に前記車両が停車できなかった場合に別の前記乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、前記車両が停車できなかった前記乗降ライン候補の数が所定基準数以上となった場合に配車処理を終了させることが好適である。
また、前記車両は、自動運転車であることが好適である。
本発明によれば、ユーザによって乗降車の位置を指定することが容易であり、乗降車位置に停車できなかった場合でも新たな乗降車位置を容易に再設定できる車両の配車システム及び配車プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態における移動体の配車システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるホストコンピュータの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における車両端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における移動体の配置処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における乗降ラインの登録例を示す図である。 本発明の実施の形態における乗降ラインの例を示す図である。
本発明の実施の形態における移動体の配車システム100は、図1に示すように、ホストコンピュータ102、ユーザ端末104、車両端末106を含んで構成される。ホストコンピュータ102とユーザ端末104及び車両端末106は、インターネット等の情報通信網108を介して情報伝達が可能な状態で接続される。なお、情報通信網108は、情報伝達可能であれば特に限定されるものではなく、有線通信網であってもよいし、無線通信網であってもよい。
移動体の配車システム100は、ユーザ端末104から移動体を移動させる目的地となる位置(希望乗降位置)の指定を受けて、ホストコンピュータ102によって車両を希望乗降位置に移動させるための処理を行う。
ホストコンピュータ102は、図2に示すように、処理部10、記憶部12、入力部14、出力部16及び通信部18を含んで構成される。処理部10は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部10は、記憶部12に記憶されているホストプログラムを実行することによって、本実施の形態における移動体の配車システム100においてユーザ端末104に地図情報や配置情報を提供したり、ユーザ端末104から希望乗降位置の情報を取得して車両の配車のための処理を行ったり等の機能を実現する。記憶部12は、半導体メモリやメモリカード等の記憶手段を含む。記憶部12は、処理部10とアクセス可能に接続され、ホストプログラム、その処理に必要な情報を記憶する。入力部14は、情報を入力する手段を含む。入力部14は、例えば、管理者からの入力を受けるキーボード、タッチパネル、ボタン等を備える。出力部16は、管理者から入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)等のホストコンピュータ102での処理結果を出力する手段を含む。出力部16は、例えば、管理者に対して画像を呈示するディスプレイを備える。通信部18は、情報通信網108を介して、ユーザ端末104及び車両端末106との情報の通信を行うインターフェースを含んで構成される。通信部18による通信は有線及び無線を問わない。
ユーザ端末104は、図3に示すように、処理部20、記憶部22、入力部24、出力部26及び通信部28を含んで構成される。処理部20は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部20は、記憶部22に記憶されているクライアントプログラムを実行することによって、本実施の形態におけるユーザ端末104の機能を実現する。また、処理部20は、ユーザ端末104の位置を特定するための手段を備えることが好適である。例えば、処理部20は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)や無線ネットワークの基地局を利用して位置特定手段を備えることが好適である。記憶部22は、半導体メモリやメモリカード等の記憶手段を含む。記憶部22は、処理部20とアクセス可能に接続され、クライアントプログラム、その処理に必要な情報を記憶する。入力部24は、情報を入力する手段を含む。入力部24は、例えば、ユーザからの入力を受けるキーボード、タッチパネル、ボタン等を備える。出力部26は、ユーザから入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)や情報を呈示する画面等のユーザ端末104での処理に必要な情報を出力する手段を含む。出力部26は、例えば、ユーザに対して画像を呈示するディスプレイを備える。通信部28は、情報通信網108を介して、ホストコンピュータ102との情報の通信を行うインターフェースを含んで構成される。通信部28による通信は有線及び無線を問わない。
車両端末106は、図4に示すように、処理部30、記憶部32、入力部34、出力部36及び通信部38を含んで構成される。処理部30は、CPU等の演算処理を行う手段を含む。処理部30は、記憶部32に記憶されている車両プログラムを実行することによって、本実施の形態における車両端末106の機能を実現する。また、処理部30は、車両端末106の位置や移動方向や速度等を特定するための手段を備えることが好適である。例えば、処理部30は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)や無線ネットワークの基地局を利用して位置、移動方向、速度等を特定する手段を備えることが好適である。また、処理部30は、車両が現在空車であるかユーザが搭乗している実車であるかを特定する手段を備えることが好適である。記憶部32は、半導体メモリやメモリカード等の記憶手段を含む。記憶部32は、処理部30とアクセス可能に接続され、車両プログラム、その処理に必要な情報を記憶する。入力部34は、情報を入力する手段を含む。入力部34は、例えば、ユーザからの入力を受けるキーボード、タッチパネル、ボタン等を備える。また、入力部34は、自動運転に必要な場合、外部環境を撮像する撮像手段(カメラ等)、障害物等を検出する各種センサ等を含むものとしてもよい。出力部36は、ユーザから入力情報を受け付けるためのユーザインターフェース画面(UI)や情報を呈示する画面等の車両端末106での処理に必要な情報を出力する手段を含む。出力部36は、例えば、ユーザに対して画像を呈示するディスプレイを備える。通信部38は、情報通信網108を介して、ホストコンピュータ102との情報の通信を行うインターフェースを含んで構成される。通信部38による通信は有線及び無線を問わない。
車両端末106は、例えば道路上を移動する移動体(車両)に搭載される。具体的には、例えば、移動体は、タクシーや荷物配送車とすることができる。また、移動体は、自動運転により自律的に移動する自動運転車としてもよい。
また、本実施の形態では、車両端末106を車両に搭載する構成としたが、車両自体に車両端末106が備えられている構成としてもよい。例えば、自動運転車において車両自体に車両端末106の機能が設けられている構成としてもよい。
以下、図5のフローチャートを参照して、本実施の形態における車両の配車処理について説明する。以下の処理は、ホストコンピュータ102においてホストプログラムを実行し、ユーザ端末104においてクライアントプログラムを実行し、車両端末106において車両プログラムを実行することによって実現される。なお、本実施の形態では、移動体として自動運転の車両を例に説明を行う。
ステップS10では、配車処理の初期設定が行われる。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は初期設定手段として機能する。
初期設定では、ホストコンピュータ102、ユーザ端末104及び車両端末106において、配車処理に必要な情報の設定や初期状態の設定が行われる。
ホストコンピュータ102では、車両の配車を行う領域に関する地図情報が記憶部12に記憶される。また、ホストコンピュータ102では、乗降車可能な領域が乗降ラインとして道路ネットワークに関連付けて記憶部12に乗降領域データベースとして記憶される。
本実施の形態では、乗降ラインは、ユーザが車両に乗降車可能な領域を始点と終点とを繋いだライン(線分)として表される。具体的には、図6の乗降領域データベースの例に示すように、始点及び終点を示す座標(経度・緯度)データの組み合わせとして乗降ラインが記憶部12に記憶される。図7は、図6の乗降領域データベースに基づく地図上の乗降ラインの例を示す。
なお、乗降ラインは、乗降可能な複数の乗降ポイントを関連付けた情報としてもよい。例えば、1つのグループとして関連付けた乗降可能な複数の乗降ポイントを1つの乗降ラインとして扱うようにしてもよい。
また、乗降ラインは、直線に限定されるものではなく、曲線であってもよいし、直線と曲線の組み合わせであってもよい。例えば、乗降ラインは、始点と終点とそれを結ぶラインを示す関数として表される情報としてもよい。
乗降車可能な領域は、車両特徴による停車可能性、法令上の停車可能性及び地物による停車可能性の少なくとも1つを考慮して設定される。
車両特徴による停車可能性とは、配車の対象となる車両の特徴に応じた停車の可能性を意味する。例えば、停車までのアプローチ距離が確保できることを考慮して車両を停車させることができる領域を乗降ラインとして設定する。具体的には、車両の全長に所定の基準距離が確保できる領域を乗降ラインとして設定することができる。より具体的には、例えば、車両の全長(車長)の1.5倍の長さを有する領域を乗降ラインとして設定する。また、例えば、他の路駐車両が存在したとしてもさらに車両が停車できる距離が確保できる領域を乗降ラインとして設定する。より具体的には、例えば、車両の全長に対して前後に7.5mの余裕がある領域を乗降ラインとして設定する。
法令上の停車可能性とは、法令上において車両が停車できる可能性を意味する。すなわち、法令(日本では道路交通法)上において停車が禁止されている領域を除いた領域を乗降ラインとして設定する。
地物による停車可能性とは、ユーザの車両への乗降車を阻害する植栽やガードレール等の地物の配置に応じた停車の可能性を意味する。例えば、植栽やガードレール等の地物が側道に設置されている領域を除いた領域を乗降ラインとして設定する。
さらに、乗降車可能な領域は、時間変化する道路状況に応じて乗降可能な領域であることを条件に設定されるものとしてもよい。ここで、時間変化する道路状況は、例えば、天候、イベント、事故、工事の少なくとも1つに関する道路状況としてもよい。すなわち、天候、イベント、事故、工事の少なくとも1つの状態に応じて車両の停車可能性を判定し、車両が停車可能な領域を乗降ラインとして設定するようにしてもよい。また、時間変化する道路状況は、現在の道路状況としてもよいし、過去の道路状況の履歴や未来の道路状況の予測を条件として用いてもよい。これらの時間変化する道路状況の情報は、インターネット等の情報通信網108を介して外部装置からホストコンピュータ102が取得するようにしてもよい。
なお、これらの乗降車可能な領域を設定するための条件は、それぞれ単独で適用してもよいし、複数の条件を組み合わせて適用してもよい。例えば、法令(日本では道路交通法)上において停車が禁止されている領域を除いた領域であって、かつ車両の全長に所定の距離が確保できる領域を乗降ラインとして設定するようにしてもよい。条件の組み合わせは、これに限定されるものではない。
また、情報通信網108を介して、ホストコンピュータ102、ユーザ端末104及び車両端末106が情報伝達可能に接続される。例えば、ユーザ端末104においてクライアントプログラム(アプリケーション)を起動することによってホストコンピュータ102との接続が行われる。また、例えば、車両端末106において車両プログラム(アプリケーション)を起動することによってホストコンピュータ102との接続が行われる。
ステップS12では、ユーザが乗降車を希望する位置を希望乗降位置として取得する処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は希望乗降位置取得手段として機能する。
例えば、ユーザ端末104の入力部24を用いて、ユーザが乗降車を希望する位置が希望乗降位置として取得される。具体的には、ユーザ端末104の出力部26であるタッチパネル上にユーザ端末104の現在位置付近の地図を表示させ、ユーザに地図上における乗降を希望する位置をタップさせることによって当該位置を希望乗降位置として取得するようにしてもよい。また、ユーザ端末104の入力部24を用いて、ユーザが乗降を希望する位置の座標(緯度・経度)を直接入力させることによって、当該座標の位置を希望乗降位置として取得するようにしてもよい。また、ユーザ端末104の入力部24を用いて、予め位置を特定する情報が登録されている施設等をユーザが特定することによって希望乗降位置として取得するようにしてもよい。
また、例えば、ユーザ端末104に設けられたGPS機能やユーザ端末104がアクセスしている無線基地局を利用した位置把握技術を用いてユーザが乗降車を希望する位置を希望乗降位置として取得するようにしてもよい。具体的には、これらの機能を用いて得られたユーザ端末104の現在位置を希望乗降位置として取得するようにしてもよい。
ユーザ端末104の処理部20は、希望乗降位置を所得すると、当該希望乗降位置を記憶部22に記憶させると共に、通信部28を介して当該希望乗降位置をホストコンピュータ102へ送信する。
ステップS14では、乗降ライン候補の選択処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は乗降ライン候補選択手段として機能する。ホストコンピュータ102の処理部10は、ステップS12において取得された希望乗降位置に基づいて、乗降ラインデータベースに記憶されている乗降ラインの中から車両を移動させる目的位置の候補となる乗降ライン候補を選択する処理を行う。
ホストコンピュータ102の処理部10は、乗降ラインデータベースに記憶されている各乗降ラインと希望乗降位置との位置関係に基づいて乗降ライン候補を選択することができる。例えば、各乗降ラインと希望乗降位置との直線距離を算出し、当該直線距離が最も短い乗降ラインを乗降ライン候補として選択することができる。このとき、ユーザが歩み寄れる距離を上限として設定してもよい。例えば、徒歩で80mを歩くのに1分掛かるとして、最大30秒で歩ける距離である40mを上限としてもよい。
また、例えば、各乗降ラインと希望乗降位置との位置関係からユーザの移動コストを算出し、当該移動コストが最も小さい乗降ラインを乗降ライン候補として選択することができる。
移動コストとしては、例えば、各乗降ラインと希望乗降位置との直線距離が長いほど移動コストが大きくなるように評価することができる。
また、移動コストしては、例えば、希望乗降位置から各乗降ラインまでにユーザが実際に移動するときの移動距離を求め、当該移動距離が長いほど移動コストが大きくなるように評価することができる。移動距離は、希望乗降位置から各乗降ラインまで移動する際の道路に沿った移動距離、横断歩道や歩道橋を渡る必要がある場合には横断歩道や歩道橋を利用したときの移動距離等を考慮して求めることが好適である。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12には、地図情報に加えて、横断歩道の位置情報や歩道橋の位置情報、横断時間(平均横断時間)を予め記憶させておくことが好適である。なお、移動コストを算出する際の評価項目は、これらに限定されるものではなく、他の評価項目を用いてもよい。
また、移動コストとしては、例えば、希望乗降位置から各乗降ラインまでにユーザが実際に移動するときの移動時間を求め、当該移動時間が長いほどコスト値が大きくなるように評価することができる。移動時間は、希望乗降位置から各乗降ラインまで移動する際の道路に沿った移動時間、横断歩道や歩道橋を渡る必要がある場合には横断歩道や歩道橋を利用したときの移動時間、信号を待つ必要がある場合には待ち時間(平均待ち時間等)等を考慮して求めることが好適である。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12には、地図情報に加えて、横断歩道の位置情報や歩道橋の位置情報及び信号の平均待ち時間等を予め記憶させておくことが好適である。なお、移動コストを算出する際の評価項目は、これらに限定されるものではなく、他の評価項目を用いてもよい。
また、各乗降ラインの過去の履歴に基づいて乗降ライン候補を選択する処理としてもよい。例えば、過去に乗降ライン候補として選択され、実際に当該乗降ライン候補となった乗降ラインにおいてユーザの乗降が成功した確率(停車成功率又は乗降成功率)に応じて乗降ライン候補を選択するようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12において履歴データベースとして各乗降ラインの過去の乗降成功率を記憶させておけばよい。また、例えば、過去に乗降ライン候補として選択され、実際にユーザの乗降位置として使用した頻度(停車頻度又は使用頻度)に応じて乗降ライン候補を選択するようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12において履歴データベースとして各乗降ラインの過去の使用頻度を記憶させておけばよい。また、例えば、過去に乗降ライン候補として選択され、実際にユーザによって選択された確率(選択率)に応じて乗降ライン候補を選択するようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12において履歴データベースとして各乗降ラインの過去の選択率を記憶させておけばよい。
また、配車可能な車両の状況と乗降ラインとの関係に基づいて乗降ライン候補を選択する処理としてもよい。車両の状況は、情報通信網108を介して各車両に設けた車両端末106からホストコンピュータ102へ送信するようにすればよい。ホストコンピュータ102は、各車両から位置(緯度・経度)、移動方向、速度等の情報や車両が空車か実車かを示す情報を取得する。
例えば、各車両の現在位置と各乗降ラインとの組み合わせ毎に直線距離を算出し、当該直線距離が最も短い乗降ラインを乗降ライン候補として選択することができる。このとき、各車両と各乗降ラインとの距離に上限を設定してもよい。
また、例えば、各車両の状況と各乗降ラインとの関係から車両移動コストを算出し、当該車両移動コストが最も小さい乗降ラインを乗降ライン候補として選択することができる。
車両移動コストとしては、例えば、各車両の現在位置と各乗降ラインとの直線距離が長いほど車両移動コストが大きくなるように評価することができる。
また、車両移動コストしては、例えば、各車両の現在の状況に基づいて各乗降ラインに到達するまでに各車両が実際に移動するときの移動距離を求め、当該移動距離が長いほどコスト値が大きくなるように評価することができる。移動距離は、各車両から各乗降ラインまで移動する際の道路に沿った移動距離を求めることが好適である。このとき、現在の移動方向に応じて方向転換を考慮して移動距離を求めることがより好適である。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12には、地図情報に加えて、車線等の車両の移動に関する情報を予め記憶させておくことが好適である。なお、車両移動コストを算出する際の評価項目は、これらに限定されるものではなく、他の評価項目を用いてもよい。
また、車両移動コストとしては、例えば、各車両の現在の状況に基づいて各乗降ラインまでに各車両が実際に移動するときの移動時間を求め、当該移動時間が長いほどコスト値が大きくなるように評価することができる。移動時間は、各車両から各乗降ラインまで移動する際の道路に沿った移動時間(各道路における、移動方向に応じて方向転換が必要な場合には方向転換に掛かる時間、信号を通過する必要がある場合には信号の待ち時間(平均待ち時間)等)を考慮して求めることが好適である。この場合、ホストコンピュータ102の記憶部12には、地図情報に加えて、車線、信号の位置・平均待ち時間等の車両の移動に関する情報を予め記憶させておくことが好適である。なお、車両移動コストを算出する際の評価項目は、これらに限定されるものではなく、他の評価項目を用いてもよい。
なお、乗降ライン候補を決定する際、上記条件をそれぞれ単独で適用してもよいし、複数の条件を組み合わせ適用してもよい。
複数の条件を適用する場合、適用する条件に優先順位をつけて当該優先順位に基づいて乗降ライン候補を決定するようにしてもよい。具体的には、例えば、希望乗降位置に対する直線距離が所定の基準範囲にある乗降ラインのうち過去の乗降成功率が最も高い乗降ラインを乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。また、例えば、希望乗降位置に対する直線距離が所定の基準範囲にある乗降ラインのうち過去の使用率が最も高い乗降ラインを乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。なお、適用する複数の条件は、これらに限定されるものではなく、他の条件を組み合わせてもよい。
また、複数の条件を適用する場合、適用する条件毎に重み付けをした評価値を算出し、複数の条件に対して算出された評価値の合計値が最も高い乗降ラインを乗降ライン候補として決定するようにしてもよい。例えば、重み付け係数a〜c(正又は負の係数)を用いて、a×(乗降ラインと希望乗降位置との直線距離)+b×(移動コスト)+c×(乗降成功率)を評価値合計として算出し、当該評価値合計に基づいて乗降ライン候補を選択するようにしてもよい。なお、適用する複数の条件は、これらに限定されるものではなく、他の条件を組み合わせてもよい。また、評価値を算出する関数は一次式に限定されるものではなく、それぞれの条件に対して任意の関数を適用してもよい。
また、乗降ライン候補は複数選択するようにしてもよい。具体的には、上記の乗降ライン候補の選択方法において各乗降ラインに順序をつけて乗降ライン候補として選択し、当該順序に応じて各乗降ライン候補に優先度を決定するようにすればよい。
例えば、乗降ラインと希望乗降位置との位置関係に基づいて乗降ライン候補を選択する場合、各乗降ラインと希望乗降位置との直線距離を算出し、当該直線距離が短い順に乗降ラインに優先度を定めて乗降ライン候補として選択することができる。
また、例えば、各乗降ラインと希望乗降位置との位置関係からユーザの移動コストを算出し、当該移動コストが小さい順に乗降ラインに優先度を定めて乗降ライン候補として選択することができる。
また、各乗降ラインの過去の履歴に基づいて乗降ライン候補を選択する場合、例えば、過去の乗降成功率が高い順に乗降ラインに優先度を定めて乗降ライン候補として選択することができる。同様に、乗降ラインの過去の使用頻度、乗降ラインの過去のユーザの選択率に応じて乗降ラインに優先度を定めて乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。
また、配車可能な車両の状況と乗降ラインとの関係に基づいて乗降ライン候補を選択する場合も複数の乗降ライン候補に優先度をつけて選択するようにしてもよい。
例えば、各車両の現在位置と各乗降ラインとの組み合わせ毎に直線距離を算出し、当該直線距離が短い順に優先度を定めて乗降ライン候補として選択することができる。また、例えば、各車両の状況と各乗降ラインとの関係から車両移動コストを算出し、当該車両移動コストが小さい順に優先度を定めて乗降ライン候補として選択してもよい。
なお、乗降ライン候補を決定する際、上記条件をそれぞれ単独で適用してもよいし、複数の条件を組み合わせ適用してもよい。
複数の条件を適用する場合、適用する条件に優先順位をつけて当該優先順位に基づいて各乗降ラインに優先度を定めて乗降ライン候補を決定するようにしてもよい。具体的には、例えば、希望乗降位置に対する直線距離が所定の基準範囲にある乗降ラインのうち過去の乗降成功率が高い順に優先度を定めて乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。また、例えば、希望乗降位置に対する直線距離が所定の基準範囲にある乗降ラインのうち過去の使用率が高い順に優先度を定めて乗降ラインを乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。なお、適用する複数の条件は、これらに限定されるものではなく、他の条件を組み合わせてもよい。
また、複数の条件を適用する場合、適用する条件毎に重み付けをした評価値を算出し、複数の条件に対して算出された評価値の合計値に基づいて優先度を定めて乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。例えば、重み付け係数a〜c(正又は負の係数)を用いて、a×(乗降ラインと希望乗降位置との直線距離)+b×(移動コスト)+c×(乗降成功率)を評価値合計として算出し、当該評価値合計に基づいて優先度を定めて乗降ライン候補として選択するようにしてもよい。なお、適用する複数の条件は、これらに限定されるものではなく、他の条件を組み合わせてもよい。また、評価値を算出する関数は一次式に限定されるものではなく、それぞれの条件に対して任意の関数を適用してもよい。
ステップS16では、乗降ライン候補がユーザに呈示される。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は乗降ライン候補呈示手段(通知手段)として機能する。ホストコンピュータ102の処理部10は、情報通信網108を介してステップS14において選択された乗降ライン候補の情報をユーザ端末104へ送信する。ユーザ端末104の処理部20は、通信部28によって乗降ライン候補の情報を受信すると、出力部26において当該乗降ライン候補を示す情報を表示させる。
例えば、図7に示したような地図情報上において選択された乗降ライン候補に該当する乗降ラインを他の乗降ラインとは区別できる表示態様で表示させるようにすればよい。具体的には、例えば、乗降ライン候補に該当する乗降ラインのみを点滅させるようにすればよい。また、例えば、乗降ライン候補に該当する乗降ラインのみを他の乗降ラインとは異なる色で表示させるようにしてもよい。また、例えば、地図上において選択された乗降ライン候補に該当する乗降ラインのみを表示させるようにしてもよい。
ただし、乗降ライン候補の呈示方法は、これらに限定されるものではなく、他の呈示方法を採用してもよい。例えば、選択された乗降ライン候補に該当する乗降ラインの始点及び終点の座標(緯度・経度)を直接表示させるようにしてもよい。
また、ステップS14において複数の乗降ライン候補が選択された場合、これらの複数の乗降ライン候補をユーザに呈示するようにしてもよい。この場合も、上記と同様に、選択された乗降ライン候補に該当する乗降ラインを他の乗降ラインとは区別できる表示態様で表示させるようにすればよい。
このとき、複数の乗降ライン候補に与えられた優先度をユーザが把握できる態様で呈示させることが好適である。例えば、地図情報上において選択された乗降ライン候補に該当する乗降ラインを他の乗降ラインとは区別できる表示態様で表示させると共に、乗降ライン候補の近傍に優先度に応じた情報(優先順位を示す数値や色など)を表示させるようにすればよい。
また、複数の乗降ライン候補がある場合、ユーザに候補の中の1つを選択させる処理を行ってもよい。当該処理によって、配車システム100は乗降ライン選択手段として機能する。ユーザ端末104の入力部24を用いて、ユーザは呈示された複数の乗降ライン候補のうち1つを選択する。例えば、入力部24及び出力部26がタッチパネルである場合、図7に示したように表示された地図上に表示された複数の乗降ライン候補の1つをユーザが指でタップすることによって、タップされた乗降ライン候補が選択される。ユーザ端末104の処理部20は、乗降ライン候補のユーザからの選択を受けて、情報通信網108を介して当該選択された乗降ライン候補をホストコンピュータ102へ送信する。ホストコンピュータ102の処理部10は、通信部18によって当該選択された乗降ライン候補を受信する。
ステップS18では、車両の移動処理が行われる。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は車両移動手段として機能する。ホストコンピュータ102は、ステップS14において選択された乗降ライン候補、または、ステップS16においてユーザによって乗降ライン候補が選択された場合には当該乗降ライン候補に該当する乗降ラインに向けて車両を移動させる処理を行う。
ホストコンピュータ102の処理部10は、対象となる乗降ライン候補へ移動させる車両を選択して、情報通信網108を介して乗降ライン候補の位置を示す情報を当該車両に搭載された車両端末106へ送信する。車両端末106は、通信部38を用いて乗降ライン候補の位置を受信すると、搭載されている車両を当該乗降ライン候補の位置へ移動させる。
ここで、移動させる車両は、対象となる乗降ライン候補に基づいて決定することが好適である。例えば、各車両について対象となる乗降ライン候補に対する上記車両移動コストを算出し、当該車両移動コストが最も小さい車両を選択するようにすればよい。
このとき、ユーザ端末104において車両を移動させる目的地となる乗降ライン候補に該当する乗降ラインをユーザに呈示させることが好適である。例えば、図7に示したような出力部26において表示された地図上において、車両を移動させる目的地となっている乗降ラインを他の乗降ラインと区別できる態様で表示させる。具体的には、例えば、対象となる乗降ラインを点滅させる、他の乗降ラインとは異なる色で表示させる等の表示を行えばよい。
車両端末106の処理部10は、対象となる乗降ライン候補に該当する乗降ラインに到達すると、入力部34によって得られた外部環境に関する情報に基づいて当該乗降ラインの領域に停車できるか否かを判定する。当該乗降ライン上に停車が可能な場合には車両を停車させる。他の車両が停車している場合や予期せぬ障害物等が存在して停車できない場合には停車させない。
車両端末106の処理部30は、情報通信網108を介して車両を停車させることができたか否かを示す停車情報をホストコンピュータ102へ送信する。ホストコンピュータ102の処理部10は、通信部18を用いて停車情報を受信する。
ステップS20では、車両が乗降ライン候補に該当する乗降ラインに停車できたか否かが判定される。当該ステップにおける処理によって、配車システム100は停車判定手段として機能する。
ホストコンピュータ102は、車両から送られてきた停車情報に基づいて当該車両が乗降ライン候補に該当する乗降ラインの領域に停車できたか否かを判定する。車両が停車できた場合、ユーザは乗降車できたものとして処理を終了する。このとき、ユーザ端末104に対して停車が完了したことを示す情報を送信し、ユーザ端末104においてユーザに停車が完了したことを示す情報を呈示するようにしてもよい。例えば、呈示する情報は、地図上において実際に車両が停車した乗降ライン候補の位置を示す情報としてもよい。
一方、車両が停車できなかった場合、処理をステップS14に戻して乗降ライン候補の選択処理から繰り返す。このとき、停車できなかった乗降ラインを除いて、新たに別の乗降ライン候補を選択することが好適である。
また、所定回数(所定基準数)以上繰り返して乗降ライン候補に停車ができなかった場合、車両の配車をキャンセルして処理を終了させるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザによって乗降車の位置を指定することが容易であり、乗降車位置に停車できなかった場合でも新たな乗降車位置を容易に再設定できる配車システム及び配車プログラムを提供することができる。
10 処理部、12 記憶部、14 入力部、16 出力部、18 通信部、20 処理部、22 記憶部、24 入力部、26 出力部、28 通信部、30 処理部、32 記憶部、34 入力部、36 出力部、38 通信部、100 配車システム、102 ホストコンピュータ、104 ユーザ端末、106 車両端末、108 情報通信網。

Claims (21)

  1. 車両に乗降車可能な領域が乗降ラインとして複数記憶されたデータベースにアクセス可能であり、
    ユーザが前記車両に乗降する位置として希望する希望乗降位置を取得する希望乗降位置取得手段と、
    前記希望乗降位置に応じて、前記データベースから前記車両を移動させる目的位置となる前記乗降ラインを乗降ライン候補として選択する乗降ライン候補選択手段と、
    を備えることを特徴とする配車システム。
  2. 請求項1に記載の配車システムであって、
    前記乗降ラインは、前記車両の車長に応じて前記車両が停車できる基準距離以上の距離であることを条件に設定されることを特徴とする配車システム。
  3. 請求項1又は2に記載の配車システムであって、
    前記乗降ラインは、法令上において前記車両が停車できる領域であることを条件に設定されることを特徴とする配車システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ラインは、道路に設置されている地物の配置に応じて前記車両にユーザが乗降可能な領域であることを条件に設定されることを特徴とする配車システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ラインは、時間変化する道路状況に応じて前記車両にユーザが乗降可能な領域であることを条件に設定されることを特徴とする配車システム。
  6. 請求項5に記載の配車システムであって、
    前記時間変化する道路状況は、天候、イベント、事故、工事の少なくとも1つに関する道路状況であることを特徴とする配車システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去の車両の停車成功率に応じて前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去の車両の停車頻度に応じて前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインに対する過去のユーザの選択率に応じて前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記希望乗降位置と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインの位置との関係から定められる前記ユーザの移動コストに応じて前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  11. 請求項10に記載の配車システムであって、
    前記移動コストは、前記希望乗降位置と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインとの直線距離であることを特徴とする配車システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記車両の状況と前記データベースに記憶されている複数の前記乗降ラインとの関係に応じて前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記乗降ライン候補を複数選択し、当該選択された前記乗降ライン候補の優先度を決定することを特徴とする配車システム。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補を前記ユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする配車システム。
  15. 請求項13に記載の配車システムであって、
    前記優先度が最も高い前記乗降ライン候補を前記ユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする配車システム。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補から前記ユーザが乗降を希望する候補の選択を受け付ける乗降ライン選択手段を備えることを特徴とする配車システム。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補に前記車両が停車した場合に前記ユーザに当該乗降ライン候補を通知することを特徴とする配車システム。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記乗降ライン候補選択手段は、前記乗降ライン候補に前記車両が停車できなかった場合に別の前記乗降ライン候補を選択することを特徴とする配車システム。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記車両が停車できなかった前記乗降ライン候補の数が所定基準数以上となった場合に配車処理を終了させることを特徴とする配車システム。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の配車システムであって、
    前記車両は、自動運転車であることを特徴とする配車システム。
  21. 車両に乗降車可能な領域が乗降ラインとして複数記憶されたデータベースにアクセス可能であるコンピュータを、
    ユーザが前記車両に乗降する位置として希望する希望乗降位置を取得する希望乗降位置取得手段と、
    前記希望乗降位置に応じて、前記データベースから前記車両を移動させる目的位置となる前記乗降ラインを乗降ライン候補として選択する乗降ライン候補選択手段と、
    して機能させることを特徴とする配車プログラム。
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