JP2020125044A - 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法 - Google Patents

飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020125044A
JP2020125044A JP2019019041A JP2019019041A JP2020125044A JP 2020125044 A JP2020125044 A JP 2020125044A JP 2019019041 A JP2019019041 A JP 2019019041A JP 2019019041 A JP2019019041 A JP 2019019041A JP 2020125044 A JP2020125044 A JP 2020125044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
landing port
landing
aircraft
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019019041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7275612B2 (ja
Inventor
潤 沖原
Jun OKIHARA
潤 沖原
博昭 谷川
Hiroaki Tanigawa
博昭 谷川
大久保 典浩
Norihiro Okubo
典浩 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2019019041A priority Critical patent/JP7275612B2/ja
Publication of JP2020125044A publication Critical patent/JP2020125044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7275612B2 publication Critical patent/JP7275612B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】飛行体を容易かつ確実に定位置に着陸させることができるようにする。【解決手段】台座部と、台座部の下方に延出して設けられる複数の脚部とを有する飛行体の着陸ポートであり、上方から降下してくる飛行体の複数の脚部の夫々が接触可能に形成された錐面を有する。着陸ポートは、裁頭錐状の部分を有し、錐面は当該部分の錐面であり、裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分は台座部と前記複数の脚部とで囲まれる空間に収まる形状である。飛行体は、空間の台座部の近傍に非接触給電により電力を受電する受電コイルを有しており、着陸ポートは、裁頭錐状の部分の頂面の近傍に受電コイルに電力を供給する送電コイルを備える。送電コイルは、その送電面が、空間が裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分に収まった状態で受電コイルの受電面と対面するように設けられる。【選択図】図1B

Description

本発明は、飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法に関する。
特許文献1には、無人飛行装置を着陸させる無人飛行システムに関して記載されている。無人飛行システムは、無人飛行装置と、着陸スペースが設けられた着陸側装置とを備え、無人飛行装置は、線状体の巻取装置を有する。線状体の先端部には、被拘束体が取り付けられ、着陸側装置は、着陸面に近づいて来た被拘束体を着陸面へ引き寄せて拘束位置に拘束する拘束装置を有する。拘束位置は着陸スペースの下方または着陸スペースにある。
特許文献2には、無人飛行体を自律飛行により着陸目標地点に確実かつ安全に着陸させる技術について記載されている。無人飛行体は、着陸目標地点に併設される複数の第1アンテナの夫々から送信される複数の第1無線信号の位相差に基づき着陸目標地点から見た自身の方向を取得し、第2無線信号を送信し、着陸目標地点に併設された第2のアンテナから送信されてくる、第2無線信号に同期させた第3無線信号を受信し、第2無線信号と第3無線信号の位相差に基づき、着陸目標地点から自身までの距離を取得し、取得した方向と距離とに基づき自身の現在位置を取得し、取得した現在位置に基づき飛行する第1飛行モードで着陸目標地点に向けて自律飛行する。
非特許文献1には、太陽光パネル監視などに向けた、ワイヤレス給電対応のドローン(無人飛行機)について記載されている。ドローンが充電台に着陸すると、ワイヤレス給電により内蔵バッテリを充電する。バッテリを充電している間はドローンのLEDが緑色に点灯する。
非特許文献2には、ドローンやロボット向けのワイヤレス給電システムについて記載されている。またワイヤレス給電システムによれば、ドローンからバッテリを外す手間を省略でき、不要な金属面を露出する必要がないため安全に充電できると記載されている。
特開2018−122765号公報 特開2011−240745号公報 "日経テクノロジーonline"、[online]、2015年10月09日、大塚 基之、[平成31年1月7日検索]、インターネット〈URL:http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/event/15/091600004/100900058/?bpnet&rt=nocnt〉 "Business network.jp"、[online]、2015年5月20日、business network.jp編集部、[平成31年1月7日検索]、インターネット〈URL:http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/3983/Default.aspx〉
非特許文献1、2に記載されているように、飛行体への電力供給を非接触給電により行う試みがなされている。非接触給電による飛行体への電力の供給は、着陸場所に設けた送電コイルから飛行体側に設けた受電コイルに電力を供給することにより行われる。
ここで送電コイルから受電コイルへの送電効率は、送電コイルと受電コイルとの位置関係に大きく影響される。そのため、非接触給電を効率よく行うには飛行体を着陸場所の定位置に適切な姿勢で精度よく着陸させる必要がある。
しかし多様に変化する環境(風力、風向等)の下で毎回の着陸時に飛行体を精度よく定位置に収めるには高度な操縦技術や機体制御技術が要求される。またGPS等の位置標定システムが出力する位置情報は誤差を有するため飛行体の高精度な着陸を自動で行うには限界がある。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、飛行体を容易かつ確実に定位置に着陸させることを可能にする、飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、台座部と、前記台座部の下方に延出して設けられる複数の脚部とを有する飛行体の着陸ポートであって、上方から降下してくる前記飛行体の前記複数の脚部の夫々が接触可能に形成された錐面を有する。
このように本発明の着陸ポートは、上方から降下してくる飛行体の複数の脚部の夫々が接触可能に形成された錐面を有するので、飛行体が着陸ポートに向けて着陸する際に脚部が錐面に接触して飛行体の位置が矯正され、飛行体を容易かつ確実に定位置に着陸させることができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、裁頭錐状の部分を有し、前記錐面は当該部分の錐面であり、前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分は前記台座部と前記複数の脚部とで囲まれる空間に収まる形状である。
このように本発明の着陸ポートは裁頭錐状の部分を有し、飛行体が、台座部と複数の脚部とで囲まれる空間に裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分が収まるように着陸ポートに着陸することで飛行体を容易かつ確実に定位置に着陸させることができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記飛行体は、前記空間の前記台座部の近傍に非接触給電により電力を受電する受電コイルを有し、前記裁頭錐状の部分の頂面の近傍に前記受電コイルに電力を供給する送電コイルを備える。
このように本発明の着陸ポートは、飛行体に非接触給電により電力を共有する送電コイルを備えており、飛行体を非接触給電の効率のよい定位置に着陸させて効率よく非接触給電を行うことができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記送電コイルは、その送電面が、前記空間が前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分に収まった状態で前記受電コイルの受電面と対面するように設けられる。
このように送電コイルをその送電面が上記空間が裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分に収まった状態で受電コイルの受電面と対面するように設けることで、送電コイルと受電コイルを適切な位置関係で対面させることができ、非接触給電を効率よく行うことができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記裁頭錐状は、裁頭円錐状または裁頭角錐状である。
このように着陸ポートを裁頭円錐状または裁頭角錐状とすることで、着陸ポートの生産性や取り扱い容易性を高めることができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、下方ほど内径が小さくなる錐体状の凹部を有し、前記錐面は当該錐体状の凹部の上部開口の周囲の錐面である。
このように着陸ポートは下方ほど内径が小さくなる錐体状の凹部を有する構成とすることができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記錐面は、前記飛行体の前記複数の脚部の夫々が載置される棚状部を有する。
このように錐面に棚状部を設けることで、飛行体を定位置に安定して支持することができる。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記錐面を振動させる振動発生装置を備える。
本発明の他の一つは、上記着陸ポートであって、前記飛行体が当該着陸ポートに接触していることを検出するセンサ装置を備え、前記振動発生装置は、前記センサ装置が前記飛行体が当該着陸ポートに接触していることを検出したのに応じて前記錐面を振動させる。
このように着陸ポートに錐面を振動させる振動発生装置を設けることで、飛行体が定位置から多少ずれた状態で着陸した際、着陸ポートを振動させて飛行体の着陸位置を矯正することができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、飛行体を容易かつ確実に定位置に着陸させることができ、例えば、非接触給電による飛行体への電力供給を効率よく行うことができる。
非接触給電システムの構成を示す正面図である。 非接触給電システムの構成を示す斜視図である。 無人飛行体を正面斜め上方から眺めた斜視図である。 (a)は着陸ポートのハードウェア構成を示す図であり、(b)は送電装置の回路構成を示す図である。 図3(a)に示した情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置が備える機能を示す図である。 無人飛行体のハードウェア構成を示す図である。 図6に示した制御回路が備える機能を示す図である。 受電装置の構成を示す図である。 充電制御装置のハードウェア構成を示す図である。 充電制御装置が備える機能(ソフトウェア構成)を示す図である。 無人飛行体が着陸ポートに着陸する際の手順を説明する図である。 送電制御処理を説明するフローチャートである。 他の形態の着陸ポートを用いた非接触給電システムを示す正面図である。 着陸ポートの他の形態を示す斜視図である。 他の形態の着陸ポートを用いた非接触給電システムを示す正面図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。尚、以下の説明において、同一の又は類似する構成について共通の符号を付して説明を省略することがある。
図1A及び図1Bに、本発明の一実施形態として説明する非接触給電システム1の概略的な構成を示している。非接触給電システム1は、非接触給電(ワイヤレス給電)により電力供給を受ける無人飛行体3(ドローン)と、非接触給電により無人飛行体3に電力を供給する着陸ポート2(ドローンポート)と、を含む。図1A及び図1Bは、いずれも非接触給電により無人飛行体3に給電を行う際の非接触給電システム1の様子を示す図であり、図1Aは、非接触給電システム1を無人飛行体3の正面から眺めた正面図、図1Bは、非接触給電システム1を無人飛行体3の正面斜め上方から眺めた斜視図である。
図2に無人飛行体3の構成を示している。無人飛行体3は、例えば、空撮や荷物の運搬等の様々な用途に用いられる。無人飛行体3は、例えば、マルチコプタ(バイコプタ(bicopter)トリコプタ(tricopter)、クアッドコプタ(quadcopter)、ヘキサコプタ(hexacopter)、オクトコプタ(octocopter)等)、ヘリコプタ、飛行機、飛行ロボット等である。無人飛行体3は、無線方式で遠隔操縦されるタイプのものであってもよいし、自律制御機構を備えて自律飛行するタイプのものであってもよい。本実施形態では、無人飛行体3は、無線方式で遠隔操縦されるタイプのクアッドコプタであるものとする。
無人飛行体3は、その基本骨格(フレーム)として、台座部31、台座部31から+y方向を基準として、夫々、45°、135°、225°、315°の角度で水平方向に延出する4つのアーム32を備える。
台座部31は、上下方向(z軸方向)に複数段の板材を有する構造(本例では上下2段)である。
4つのアーム32の夫々の端部近傍には、動力モータ255(推力発生装置)が設けられている。各動力モータ255の回転軸にはプロペラ271(回転翼)が設けられている。各動力モータ255にはモータ制御装置254が接続されている。
無人飛行体3は、台座部31の下方(−z方向)に延出して設けられる4つの脚部33を備える。4つの脚部33は、いずれも台座部31から四方に広がるように開脚しつつ台座部31の下方に所定長さで延出する。
尚、アーム32や脚部33は、例えば、筒状(円筒状、角筒状等)やトラス状の部材を用いて構成される。これらは、例えば、樹脂や金属等を素材として構成される。
脚部33の下端の表面は、後述する着陸ポート2の表面に対して滑りやすい素材で構成されている。脚部33の下端の表面が着陸ポート2の表面に対して滑りやすくするように、脚部33の下端に、例えば、後述する着陸ポート2の表面に対して滑りやすい素材からなる部材(脚カバー等)を設けてもよい。
尚、台座部31や脚部33の形態は一例に過ぎず、例えば、脚部33の数や脚部33の形状(直線状、曲線状、屈曲部を有する形状等)等は必ずしも限定されない。
台座部31の上段には、飛行制御装置250や撮影装置282(カメラ)が設けられている。また台座部31の下段には、バッテリ260(蓄電装置)や後述する充電制御装置75が設けられている。
無人飛行体3には、送電装置10の送電コイル111から送られてくる電力を受電する非接触給電の受電装置20が設けられている(図8を参照)。受電装置20は、受電コイル211や整流回路22等を含む。以下の説明において、非接触給電は磁界共鳴方式(交流共鳴方式又は直流共鳴方式)であるものとするが、非接触給電の方式は必ずしも同方式に限定されない。例えば、非接触給電システム1は「電磁誘導方式」や「マイクロ波方式」等の他の非接触給電の方式により実現してもよい。
台座部31の下方には、台座部31の下段を構成する部材と4本の脚部33とで囲まれる空間Sが形成されている。この空間Sには、受電コイル211を内蔵する、略円盤状の受電コイルユニット81が設けられている。
受電コイルユニット81は、扁平略筒状のケース811と、ケース811の内部に収容されている受電コイル211とを有する。ケース811は、樹脂等の絶縁性の素材を用いて構成されている。尚、空力特性の観点からは、ケース811は流線型もしくは流線型に近い形状とすることが好ましい。ケース811の所定位置に後述する受電回路21の容量素子212を実装してもよい。
ケース811の所定箇所からは、ケース811内部の受電コイル211の2つの端子に繋がる配線ケーブル83(図8を参照)が延出している。配線ケーブル83の他端は台座部31の下段に設けられている制御ユニット82(図8を参照)に接続される。
受電コイル211は、導線を巻回して構成したスパイラル型であり、ケース811の内部に配置される。受電コイル211は、給電時にその受電面と後述する送電コイル111の送電面とが平行になるように設けられる。本例の場合、受電コイル211は、受電面が水平方向を向くように(受電コイル211の巻回軸の方向が鉛直方向を向くように)、またその巻回軸が無人飛行体3の重心又は重心近傍を通るように、無人飛行体3に設けられる。尚、本実施形態では、このような態様で受電コイル211及び受電コイルユニット81を設けているが、これらの態様(その形態、設ける位置、設ける方法等)は必ずしも限定されない。
台座部31の下段には、整流回路22等が実装された制御ユニット82(図8を併せて参照)が設けられている。この制御ユニット82には、更に後述する充電制御装置75が実装されている。受電コイルユニット81と制御ユニット82とは配線ケーブル83を介して電気的に接続されている。
図1A又は図1Bに示すように、着陸ポート2は裁頭円錐状を呈する。着陸ポート2の底面2bは、例えば、頂面2aと平行とする。底面2bは開放されていてもよいし塞がれていてもよい。尚、着陸ポート2の下部の構成は必ずしも限定されない。着陸ポート2は、移動式のものでもよいし、地上や構造物に固定された固定式のものでもよい。着陸ポート2には、無人飛行体3に非接触給電により送電を行う送電装置10や機体検知センサ14(センサ装置)、情報処理装置15、振動発生装置16等が設けられている。
着陸ポート2の頂面2a付近の内部には、送電装置10の構成要素であるスパイラル型の送電コイル111が設けられている。送電コイル111は、その送電面が水平になるように(送電コイル111の巻回軸の方向が鉛直方向を向くように)設けられている。本実施形態では、着陸ポート2の内部に送電装置10を設けているが、送電装置10の全部又は一部を着陸ポート2の外部に設けてもよい。また本実施形態では、以上のような態様で送電コイル111を設けているが、送電コイル111の態様(その形態、設ける位置、設ける方法等)は必ずしも限定されない。
図3(a)に着陸ポート2のハードウェア構成(ブロック図)を示している。同図に示すように、着陸ポート2は、送電装置10、機体検知センサ14、情報処理装置15、及び振動発生装置16(加振装置)を備える。
図3(b)に送電装置10の回路構成を示している。同図に示すように、送電装置10は、送電回路11、電力計測回路12、及び電源回路13を備える。送電回路11は、送電コイル111、容量素子112、及び制御回路113を含む。電力計測回路12は、電源回路13から送電回路11に供給される電力を計測する電圧計121及び電流計122を含む。電力計測回路12の計測値は情報処理装置15等に入力される。
電源回路13は、例えば、AC/DCコンバータやレギュレータ(スイッチング方式のレギュレータ、リニア方式のレギュレータ等)を含み、例えば、商用電源等から供給される電力を送電回路11や情報処理装置15に供給する。
制御回路113は、送電回路11に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。制御回路113は、例えば、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)、高周波増幅器、整合回路(マッチング回路)を含む。
図3(a)に戻り、機体検知センサ14から出力される情報(出力信号)は、無人飛行体3が着陸ポート2の近傍に存在するか、無人飛行体3が定位置に存在するか(例えば、送電コイル111の近傍に受電コイル211が存在するか、送電コイル111の送電領域と受電コイル211の受電領域とが丁度重なった状態になっているか、送電コイル111から受電コイル211への送電(受電)効率が最大化されているか等)否かの判定に用いられる。
機体検知センサ14は、例えば、着陸ポート2の所定位置に配設された一つ以上の光電式センサを用いて構成される。機体検知センサ14は、例えば、感圧センサや測距センサ等を用いて構成される。機体検知センサ14は、例えば、無人飛行体3が着陸した際にかかる荷重の変化を検知するセンサ(例えば、感圧センサ、歪みゲージ等)を用いて構成される。送電装置10の電力計測回路12を機体検知センサ14として利用し、電力計測回路12の計測値を機体検知センサ14の出力として用いてもよい。
振動発生装置16は、着陸ポート2又は着陸ポート2に連結された部材の所定位置に設けられ、着陸ポート2を振動させる。振動発生装置16としては、例えば、電磁効果を利用する動電式のものや油圧式のもの、機械式のもの等を用いることができる。振動発生装置16が生成する振動の方向や大きさ、周波数等は、無人飛行体3の位置を効果的に矯正できる値に設定される。
図4に、図3(a)に示した情報処理装置15(コンピュータ)のハードウェア構成(ブロック図)を示している。同図に示すように、情報処理装置15は、プロセッサ151、記憶装置152、入力装置153、出力装置154、及び通信装置155を備える。これらはバス等の通信手段を介して通信可能に接続されている。
プロセッサ151は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)を用いて構成されている。記憶装置152は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NVRAM(Non Volatile RAM)等である。プロセッサ151及び記憶装置152は、例えば、これらが一体としてパッケージングされたマイクロコンピュータ(マイコン)等として提供されるものであってもよい。
入力装置153は、ユーザから情報や指示の入力を受け付けるインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力装置154は、ユーザに情報を提供するインタフェースであり、例えば、液晶パネル(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)、スピーカ等である。
通信装置155は、後述する無人飛行体3側の通信装置259や充電制御装置75の通信装置754と無線通信を行う。この無線通信は、例えば、2.4GHz帯の電波等を用いて行われる。
図5に情報処理装置15が備える主な機能(ソフトウェア構成)を示している。同図に示すように、情報処理装置15は、操作入力受付部501、機体認識処理部502、機体状態検知部503、送電制御部504、消費電力監視部505、情報出力部506、及び振動制御部507の各機能を備える。これらの機能は、例えば、プロセッサ151が、記憶装置152に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
操作入力受付部501は、入力装置153を介してユーザから操作入力を受け付ける。操作入力受付部501は、例えば、ユーザが送電開始操作(給電許可操作)又は送電停止操作を行ったか否かを判定し、その結果を送電制御部504に通知する。
機体認識処理部502は、無人飛行体3側から取得した認証情報(例えば、無人飛行体3ごとに固有の識別番号や登録番号等)に基づき認証処理を行う。上記認証情報は、例えば、通信装置155が、後述する充電制御装置75の通信装置754と無線通信することにより取得する。
機体状態検知部503は、機体検知センサ14から出力される情報に基づき、無人飛行体3が存在するか否か、無人飛行体3が定位置に存在するか否か、といった無人飛行体3の状態に関する情報を取得する。
送電制御部504は、送電コイル111から送電する電力の大きさ(出力)や送電有無を制御する。送電制御部504は、例えば、操作入力受付部501からの通知(例えば、ユーザが送電開始操作や送電停止操作を行った旨の通知)に応じて送電コイル111からの送電有無を制御する。送電制御部504は、例えば、機体状態検知部503の判定結果に基づき、送電コイル111からの送電有無を制御する。これらの制御は、例えば、送電制御部504が、制御回路113のドライバ回路のPWM制御におけるデューティ比、送電回路11と受電回路21の結合係数、容量素子112の静電容量、電源回路13から制御回路113への電力供給量、制御回路113から送電コイル111への電力供給量等の一つ以上を変化させることにより行われる。
消費電力監視部505は、電力計測回路12から得られる情報(電圧値、電流値)に基づき送電回路11の消費電力を随時監視する。情報出力部506は、出力装置154に様々な情報を出力する。
振動制御部507は、振動発生装置16を制御して着陸ポート2を振動させる。振動制御部507は、例えば、機体状態検知部503が、着陸ポート2に着陸している無人飛行体3が定位置に存在しないことを検知した場合に着陸ポート2を振動させる。
図6に、無人飛行体3のハードウェア構成(ブロック図)を示している。同図に示すように、無人飛行体3は、受電装置20、充電制御装置75、バッテリ260、飛行制御装置250、及び推力発生装置270を備える。飛行制御装置250及び推力発生装置270はバッテリ260から供給される電力によって動作する。充電制御装置75は、例えば、受電装置20から供給される電力によって動作する。
飛行制御装置250は、制御回路251、受信機252、各種センサ253、出力装置258、通信装置259、及びバッテリ260を備える。
制御回路251は、プロセッサや記憶素子を含み、情報処理装置として機能する。制御回路251は、例えば、プロセッサや記憶素子が一体としてパッケージングされたマイクロコンピュータ(マイコン)として実現されるものであってもよい。
各種センサ253は、例えば、3軸ジャイロセンサ(角速度センサ)、3軸加速度センサ、気圧センサ、磁気センサ、超音波センサ、GPS(Global Positioning System)信号の受信装置等である。尚、無人飛行体3は、必ずしも以上に例示した総てのセンサを備えていなくてもよい。
受信機252は、遠隔操縦の送信機6から送られてくる無線信号を受信し、受信した無線信号の内容を制御回路251に入力する。
出力装置258は、ユーザに情報を提供するインタフェースであり、例えば、LED、スピーカ等である。
通信装置259は、例えば、着陸ポート2側の通信装置155と無線通信を行う。また通信装置259は、後述する充電制御装置75の通信装置754と有線通信又は無線通信を行う。
バッテリ260は、例えば、リチウムポリマー二次電池、電気二重層キャパシタ(電気二重層コンデンサ)、リチウムイオン二次電池等である。制御回路251は、バッテリ260の端子間電圧に基づきバッテリ260の残量を把握する。制御回路251は、例えば、バッテリ260の現在の残量を示す情報を通信装置259から送信もしくは出力装置258から出力する。制御回路251、充電制御装置75、及び着陸ポート2は、相互に通信して夫々が保有する情報を共有する。
推力発生装置270は、モータ制御装置254及び動力モータ255を備える。モータ制御装置254(ESC(Electronic Speed Controller)、アンプ等とも称される。)は、例えば、電気抵抗値の大きさ制御やPWM(Pulse Width Modulation)制御によって動力モータ255の回転を制御する。
モータ制御装置254は、飛行のための推力を発生する。制御回路251は、各種センサ253から入力される情報に基づき、複数の動力モータ255の夫々の回転数を制御することにより、無人飛行体3の動作(姿勢(ピッチ、ロール、ヨー)、移動(前進、後退、左右移動、上昇、下降)等)を制御する。動力モータ255は、電動モータであり、例えば、ブラシレスモータである。
図7に、図6に示した制御回路251が備える機能(ソフトウェア構成)を示している。同図に示すように、制御回路251は、姿勢制御部801及び操舵制御部802を備える。これらの機能は、例えば、制御回路251のプロセッサが、制御回路251の記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
姿勢制御部801は、各種センサ253から入力される信号に応じて、モータ制御装置254(動力モータ255)を制御し、無人飛行体3の飛行姿勢を制御する。操舵制御部802は、受信機252から入力される信号に応じて、モータ制御装置254(動力モータ255)を制御し、無人飛行体3の動作を制御する。
図8に受電装置20の構成を示している。同図に示すように、受電装置20は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う受電回路21(受電コイル211及び容量素子212を含む。)、受電回路21が受電した電力を整流して負荷(飛行制御装置250、バッテリ260等)に供給する整流回路22、及び、負荷に供給される受電電力を計測し、計測した値を充電制御装置75に入力する電力計測回路24(電圧計241及び電流計242を含む。)を備える。
同図に示すように、受電コイルユニット81には、受電回路21の受電コイル211や容量素子212が実装されている。また制御ユニット82には、整流回路22、電力計測回路24、及び充電制御装置75が実装されている。尚、容量素子212については、例えば、制御ユニット82に実装するようにしてもよい。
図9に受電装置20の充電制御装置75のハードウェア構成(ブロック図)を示している。同図に示すように、充電制御装置75は、プロセッサ751、記憶装置752、充電制御回路753、及び通信装置754を備える。これらはバス等の通信手段を介して通信可能に接続されている。
プロセッサ751は、例えば、CPUやMPUを用いて構成されている。記憶装置752は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、ROM、RAM、NVRAM等である。プロセッサ751及び記憶装置752は、例えば、これらが一体としてパッケージングされたマイクロコンピュータ(マイコン)等として提供されるものであってもよい。
充電制御回路753は、バッテリ260の充電を効率よく行うため制御を行う充電制御回路、バッテリ260の端子間電圧の監視回路、各種保護回路等を含む。
通信装置754は、着陸ポート2の通信装置155と無線通信を行う。また通信装置754は、飛行制御装置250の通信装置259と有線通信又は無線通信を行う。
図10に受電装置20の充電制御装置75が備える主な機能(ソフトウェア構成)を示している。同図に示すように、充電制御装置75は、認証情報送信部781、受電電力監視部782、及び充電制御部783の各機能を備える。これらの機能は、例えば、プロセッサ751が、記憶装置752に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
認証情報送信部781は、認証情報を記憶し、通信装置754を介して認証情報を着陸ポート2に送信する。
受電電力監視部782は、受電装置20の電力計測回路24から入力される電圧又は電流の計測値に基づき受電電力を監視する。受電電力監視部782は、上記計測値(受電電力)を通信装置754を介して着陸ポート2に随時通知する。
充電制御部783は、電力計測回路24から入力される電圧又は電流の計測値やバッテリ260の端子間電圧を監視しつつ受電電力をバッテリ260に効率よく供給してバッテリ260の充電を行う。充電制御部783は、例えば、CVCC(Constant Voltage. Constant Current)方式の制御を行いつつバッテリ260を充電する。また充電制御部783は、例えば、バッテリ260の端子間電圧や充電の進捗に関する情報等を着陸ポート2の情報処理装置15に随時通知する。また充電制御部783は、例えば、着陸ポート2の情報処理装置15から送られてくる指示に応じてバッテリ260の充電制御を行う。尚、充電制御部783が、着陸ポート2との間で通信によりバッテリ260に関する情報(充電最大容量、適正充電電圧、適正充電電流等)を共有し、これらの情報に基づき、充電制御部783又は着陸ポート2が、バッテリ260の充電制御や充電状態の監視等を行う構成としてもよい。
<着陸から受電開始まで>
図11は、無人飛行体3が着陸ポート2に着陸する際の手順を説明する図である。以下、同図とともに上記手順について説明する。
図11(a)に示すように、着陸ポート2に向けた着陸に際し、無人飛行体3は徐々に高度を下げて着陸ポート2の裁頭円錐状の頂面2aに上方から接近する。より具体的には、無人飛行体3は、台座部31と4つの脚部33とで囲まれる空間Sに着陸ポート2の頂面2a付近の部分が収容されるように、着陸ポート2に上方から接近する。
無人飛行体3がさらに降下すると、図11(b)に示すように空間Sに着陸ポート2の頂面2a付近の部分が収容される。このとき無人飛行体3の位置がずれている(例えば、無人飛行体3の重心を通る軸が裁頭円錐状の着陸ポート2の中心軸からずれている)と、4つの脚部33の下端のいずれかが着陸ポート2の錐面に接触し、着陸ポート2から受ける抗力によって無人飛行体3の位置は定位置に近づく方向に矯正される。尚、前述したように、脚部33の下端の表面は、着陸ポート2の表面に対して滑りやすい(摩擦係数の小さな)素材で構成されている。そのため、4つの脚部33の下端が着陸ポート2の錐面に接触することによる無人飛行体3の飛行に対する影響は小さく、無人飛行体3は定位置に向けて安全に着陸することができる。
続いて、無人飛行体3がさらに降下すると、図11(c)に示すように、無人飛行体3の台座部31や脚部33が着陸ポート2に接触し、無人飛行体3は着陸ポート2に着陸した状態となる。その後、無人飛行体3への非接触給電が開始される。
以上のように、無人飛行体3を、台座部31と4つの脚部33とで囲まれる空間Sに着陸ポート2の頂面2a付近の部分が収容されるように飛行させることで、着陸ポート2から受ける抗力により無人飛行体3の着陸位置が矯正され、無人飛行体3を多様に変化する環境(風力、風向等)の下で容易かつ確実に定位置に着陸させることができる。
図12は、着陸ポート2に着陸した無人飛行体3に対する非接触給電に際して行われる処理(以下、送電制御処理S1200と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに送電制御処理S1200について説明する。
同図に示すように、着陸ポート2の機体認識処理部502は、無人飛行体3の認識有無の判定をリアルタイムに行っている(S1211:NO)。そして機体認識処理部502が無人飛行体3を認識(認証に成功)すると(S1211:YES)、着陸ポート2の機体状態検知部503が、無人飛行体3が定位置に存在するか否かを判定する(S1212)。無人飛行体3が定位置に存在すると機体状態検知部503が判定した場合(S1212:YES)、処理はS1214に進む。一方、無人飛行体3が定位置に存在しないと機体状態検知部503が判定した場合(S1212:NO)、処理はS1213に進む。
S1213では、振動制御部507が、無人飛行体3が定位置に収まるように、振動発生装置16を制御して着陸ポート2を振動させる。このように、無人飛行体3が定位置に存在しない場合は着陸ポート2を振動させて無人飛行体3が定位置に収まるようにするので、着陸ポート2に着陸している無人飛行体3が何らかの理由で定位置に収まっていない場合でも無人飛行体3が確実に定位置に収まるように修正することができる。
S1214では、送電制御部504が非接触給電による送電を開始する(送電コイル111を通電する)。
送電を開始した後、送電制御部504は、電力計測回路12の計測値や無人飛行体3との通信により取得されるバッテリ260の充電状態等の情報に基づき、送電を停止すべきか否かの判定をリアルタイムに行う(S1215)。送電制御部504は、例えば、バッテリ260の蓄電量が目標値に達した場合や、送電を続けることにより発火等の危険が生じる可能性があると判定した場合に、送電を停止すべきと判定する。この判定ロジックは例えば公知の技術が用いられる。送電を停止すべきと判定すると(S1215:YES)、送電制御部504は送電を停止する(S1216)。
以上に説明したように、本実施形態の着陸ポート2は、上方から降下してくる無人飛行体3の複数の脚部33の夫々が接触可能に形成された錐面を有する裁頭円錐状を呈し、台座部31と4つの脚部33とで囲まれる空間Sに着陸ポート2の頂面2a付近の部分が収容されるように、無人飛行体3を着陸ポート2に着陸させることで、無人飛行体3の最終的な着陸位置が定位置となるように矯正され、無人飛行体3を容易かつ確実に定位置に着陸させることができる。そしてこれにより非接触給電における送電コイル111の送電面と受電コイル211の受電面を精度よく適切な状態で対面させることができ、非接触給電を効率よく行うことができる。
尚、裁頭円錐状の着陸ポート2は可搬性に優れており、その内部空間への送電装置10や送電コイル111の設置も容易である。また裁頭円錐状の着陸ポート2は構成がシンプルであるため生産性にも優れる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、以上の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また上記実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
例えば、着陸ポート2の形態や大きさは、無人飛行体3の形態や大きさ、受電コイル211の大きさ等に応じて任意に設定することができる。
例えば、図13に示すように、裁頭円錐状の着陸ポート2の錐面に無人飛行体3の脚部33が載置される棚状部201を設けてもよい。このようにすることで、無人飛行体3を適切な姿勢で定位置に支持することができ、非接触給電を効率よく行うことができる。
また例えば、着陸ポート2は裁頭角錐状等の他の裁頭錐状としてもよい。図14に裁頭四角錐状とした着陸ポート2の一例を示す。
尚、無人飛行体3の着陸位置を矯正するには、基本的(原理的)には着陸ポート2が上方から降下してくる無人飛行体3の複数の脚部33の夫々が接触可能に形成された錐面を有していればよい。
そこで、例えば図15に示すように、無人飛行体3の着陸場所8(地面等)に、下方ほど内径が小さくなる錐体状の凹部を形成して着陸ポート2として機能させるようにしてよい。またこの場合、同図に示すように送電コイル111を受電コイル211と適切な位置関係で対面させるために台7を設け、この台7に送電コイル111を支持することにより着陸している無人飛行体3に非接触給電により効率よく給電を行うようにしてもよい。またこの場合も着陸ポート2の錐面に無人飛行体3の脚部33が載置される棚状部を設けてもよい。
また例えば、以上の実施形態では、受電コイルユニット81に設ける受電コイル211はスパイラル型であるものとして説明したが、受電コイル211の態様は必ずしも限定されない。例えば、受電コイル211としてヘリカル型のコイルを用いてもよい。尚、ヘリカル型のコイルを用いた場合、例えば、送電コイル111と受電コイル211を、送電コイル111のヘリカル型のコイルの巻回軸と受電コイル211の巻回軸とが同軸になるように配置して充電を行う。
1 非接触給電システム
2 着陸ポート
2a 頂面
2b 底面
S 空間
3 無人飛行体
20 受電装置
211 受電コイル
31 台座部
32 アーム
33 脚部
75 充電制御装置
781 認証情報送信部
782 受電電力監視部
783 充電制御部
81 受電コイルユニット
811 ケース
10 送電装置
111 送電コイル
14 機体検知センサ
15 情報処理装置
16 振動発生装置
250 飛行制御装置
260 バッテリ
270 推力発生装置
501 操作入力受付部
502 機体認識処理部
503 機体状態検知部
504 送電制御部
505 消費電力監視部
507 振動制御部
S1200 送電制御処理

Claims (13)

  1. 台座部と、前記台座部の下方に延出して設けられる複数の脚部とを有する飛行体の着陸ポートであって、
    上方から降下してくる前記飛行体の前記複数の脚部の夫々が接触可能に形成された錐面を有する、
    飛行体の着陸ポート。
  2. 請求項1に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    裁頭錐状の部分を有し、前記錐面は当該部分の錐面であり、前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分は前記台座部と前記複数の脚部とで囲まれる空間に収まる形状である、
    飛行体の着陸ポート。
  3. 請求項2に記載の着陸ポートであって、
    前記飛行体は、前記空間の前記台座部の近傍に非接触給電により電力を受電する受電コイルを有し、
    前記裁頭錐状の部分の頂面の近傍に前記受電コイルに電力を供給する送電コイルを備える、
    飛行体の着陸ポート。
  4. 請求項3に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    前記送電コイルは、その送電面が、前記空間が前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分に収まった状態で前記受電コイルの受電面と対面するように設けられる、
    飛行体の着陸ポート。
  5. 請求項3に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    前記裁頭錐状は、裁頭円錐状または裁頭角錐状である、
    飛行体の着陸ポート。
  6. 請求項1に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    下方ほど内径が小さくなる錐体状の凹部を有し、前記錐面は当該錐体状の凹部の上部開口の周囲の錐面である、
    飛行体の着陸ポート。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    前記錐面は、前記飛行体の前記複数の脚部の夫々が載置される棚状部を有する、
    飛行体の着陸ポート。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    前記錐面を振動させる振動発生装置を備える、
    飛行体の着陸ポート。
  9. 請求項8に記載の飛行体の着陸ポートであって、
    前記飛行体が当該着陸ポートに接触していることを検出するセンサ装置を備え、
    前記振動発生装置は、前記センサ装置が前記飛行体が当該着陸ポートに接触していることを検出したのに応じて前記錐面を振動させる、
    飛行体の着陸ポート。
  10. 台座部と当該台座部の下方に延出して設けられる複数の脚部とを有する飛行体を、前記複数の脚部の夫々が接触可能に形成された錐面を有する着陸ポートに着陸させる、
    飛行体の着陸方法。
  11. 請求項10に記載の飛行体の着陸方法であって、
    前記着陸ポートは、裁頭錐状の部分を有し、前記錐面は当該部分の錐面であり、前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分は前記飛行体の前記台座部と前記複数の脚部とで囲まれる空間に収まる形状である、
    飛行体の着陸方法。
  12. 請求項11に記載の飛行体の着陸方法であって、
    前記飛行体は、前記空間の前記台座部の近傍に非接触給電により電力を受電する受電コイルを有し、前記裁頭錐状の部分の頂面の近傍に前記受電コイルに電力を供給する送電コイルを備え、前記飛行体が前記着陸ポートの定位置に着陸した際、前記送電コイルから前記受電コイルに電力を送電する、
    飛行体の着陸方法。
  13. 請求項12に記載の飛行体の着陸方法であって、
    前記送電コイルは、その送電面が、前記空間が前記裁頭錐状の部分の頂面近傍の部分に収まった状態で前記受電コイルの受電面と対面するように設けられる、
    飛行体の着陸方法。
JP2019019041A 2019-02-05 2019-02-05 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法 Active JP7275612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019041A JP7275612B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019041A JP7275612B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020125044A true JP2020125044A (ja) 2020-08-20
JP7275612B2 JP7275612B2 (ja) 2023-05-18

Family

ID=72083470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019019041A Active JP7275612B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7275612B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202734A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社東芝 無線送電装置及び無線送電方法
WO2022158174A1 (ja) * 2021-01-21 2022-07-28 村田機械株式会社 パージ装置及び搬送システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170073084A1 (en) * 2015-09-11 2017-03-16 Reese A. Mozer Drone aircraft landing and docking systems
JP2017124758A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 田淵電機株式会社 飛行体の着陸対象装置、および飛行体の制御方法
JP2017135880A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 日立マクセル株式会社 無線給電システム
JP2019201451A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 株式会社東芝 送電装置、移動体および無線電力伝送装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170073084A1 (en) * 2015-09-11 2017-03-16 Reese A. Mozer Drone aircraft landing and docking systems
JP2017124758A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 田淵電機株式会社 飛行体の着陸対象装置、および飛行体の制御方法
JP2017135880A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 日立マクセル株式会社 無線給電システム
JP2019201451A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 株式会社東芝 送電装置、移動体および無線電力伝送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202734A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社東芝 無線送電装置及び無線送電方法
WO2022158174A1 (ja) * 2021-01-21 2022-07-28 村田機械株式会社 パージ装置及び搬送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7275612B2 (ja) 2023-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6179687B1 (ja) 無人飛行体、受電コイルユニット、及び充電システム
JP6179689B1 (ja) 無人飛行体、受電コイルユニット、及び充電システム
JP6292365B1 (ja) 無人飛行体、及び受電コイルユニット
JP6156605B1 (ja) 無人飛行体、充電システム、及び充電システムの制御方法
AU2019220713B2 (en) System for mid-air payload retrieval by a UAV
WO2018105054A1 (ja) 無人飛行体の制御方法、及び無人飛行体
US20220048625A1 (en) Methods and Systems for Door-Enabled Loading and Release of Payloads in an Unmanned Aerial Vehicle (UAV)
EP3781480B1 (en) Perforated capsule hook for stable high speed retract
US11072417B2 (en) Unmanned aircraft
US20180257502A1 (en) Wireless charging system for unmanned aerial vehicle and method for operating same
US11803804B2 (en) Recipient-assisted vehicle recharging
CN116834987A (zh) 由uav自动拾取运载物的系统和方法
JP6179688B1 (ja) 飛行体の飛行システム、及び飛行体の飛行方法
WO2018156991A1 (en) Control systems for unmanned aerial vehicles
JP7275612B2 (ja) 飛行体の着陸ポート、及び飛行体の着陸方法
CN111511643A (zh) 无人驾驶航空器的有效载荷耦合装置和有效载荷递送方法
WO2019073601A1 (ja) 無人飛行体の制御方法、及び無人飛行体
AU2024203336A1 (en) Systems and methods for battery capacity management in a fleet of UAVs
CN114845934A (zh) 用于停止操作构件移动的系统和方法
US20230192296A1 (en) Package Retrieval System with Channel to Engage Payload Retriever
US20240217659A1 (en) Payload Retrieval Apparatus with Extending Member For Use with a UAV
US20240208650A1 (en) Package Retrieval System with Funneling Mechanism
WO2024097197A1 (en) Uav having lower cargo bay door(s)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7275612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150