JP2020124486A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアの内部に流入した湿気や水を流路を介してドアの外部に排出することのできる衣類処理装置を提供する。【解決手段】本発明による衣類処理装置は、前面に衣類投入口106を備える本体10と、衣類投入口106を開閉するドア12とを含み、ドア12は、本体10の外側を向くように配置されるアウターフレーム14と、アウターフレーム14の前面に付着され、ドア12の前面を形成するフロントガラス20と、フロントガラス20から衣類投入口106に向けて離隔して配置され、衣類投入口106に対応して配置されるドアウィンドウ23と、アウターフレーム14及びドアウィンドウ23に連結され、ドア12の背面の一部を形成するインナーフレーム19と、フロントガラス20とアウターフレーム14間に形成されるドア12の内部とドア12の外部とを連通する流路とを含む。【選択図】図2

Description

〔本発明〕
本発明は、本体の衣類投入口を開閉するドアを備える衣類処理装置に関する。
〔関連技術〕
本発明は、韓国特許出願第10−2019−0014095号(出願日:2019年2月1日)及び韓国特許出願第10−2019−0060211号(出願日:2019年5月22日)に基づくパリ条約4条の優先権主張を伴ったものであり、当該韓国特許出願に開示された内容に基づくものである。参考のために、当該韓国特許出願の明細書及び図面の内容は本願明細書の一部に包摂されるものである。
衣類処理装置には、衣類の洗濯を行う装置、衣類の乾燥を行う装置、衣類の洗濯及び乾燥を共に行う装置が含まれる。衣類処理装置において、衣類の洗濯とは、水と洗剤の作用により衣類に付着した汚染物質を除去する行程をいい、衣類の乾燥とは、衣類処理装置に備えられる熱風供給装置により衣類に含まれる水分を除去する行程をいう。
特許文献1(2006年6月23日登録)には、洗濯乾燥機/ドラム式洗濯機のドアが開示されている。
特許文献1の衣類処理装置は、前面に衣類投入口を備える本体と、衣類投入口を開閉するように構成されるドアとを備える。ドアは、ヒンジユニットにより本体に回転可能に結合されるドアフレームと、ドアフレームの前面に付着されてドアの前面外観を形成するアウターウィンドウと、ドアフレームの開口部に対応して配置されるインナーウィンドウとを含む。
ドアフレームは、本体の外側を向くように配置されるアウターフレームと、本体の内側を向くように配置されるインナーフレームとから構成され、アウターフレームとインナーフレームとが結合される。
アウターウィンドウとインナーウィンドウがどちらも透明な材質であるので、ドアが閉じた状態でもアウターウィンドウとインナーウィンドウを通じてドラム内部の洗濯状況を目視することができる。
しかし、従来の衣類処理装置には次の問題があった。
第一に、アウターフレームとインナーフレームの隙間から湿気や水が侵入し、ドアの内部に湿気や水が残留するという問題があった。
第二に、アウターフレームとインナーフレームの隙間からドアの内部に侵入した湿気や水が、ドアフレームの前面を覆うように配置されたアウターウィンドウ側に流入すると、アウターウィンドウが曇るという問題があった。
また、アウターウィンドウは衣類処理装置の前面の相当部分を占める構成であるので、上記問題は衣類処理装置の高級感を低下させる要因として作用する。
特許文献2(2017年2月14日登録)には、衣類処理装置が開示されている。
特許文献2の要約書及び図3を参照すると、ドアは、ドアフレーム、ドアカバー及びドアウィンドウを含む。
ドアフレームは、本体の外側を向くように配置されるアウターフレームと、アウターフレームの背面に結合されるインナーフレームとから構成される。ドアカバーは、ドアフレームの前面に付着され、ドアの外観を形成する。
ドアウィンドウは、衣類投入口に対応するように、アウターフレームとインナーフレーム間に装着される。
しかし、特許文献2のドアにおいては、湿気や水がインナーフレームとドアウィンドウの隙間からドアの内部に侵入することがある。
この場合、ドアの内部に侵入した湿気や水により、ドアカバーが曇って水滴がつくことになる。
よって、ドアカバーとドアウィンドウを通じて本体内部の洗濯状況を目視することが困難であるという問題があった。
韓国登録特許第10−0595180号公報 韓国登録特許第10−1708352号公報
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の目的は、ドアの内部に侵入した湿気や水を除去できる構造を有する衣類処理装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、湿気や水の除去構造がドアの外部から見えないようにした衣類処理装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ドアの内部に侵入した湿気や水を無動力で外部に排出することのできる衣類処理装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、ドアのフロントガラス側に侵入した湿気や水によりフロントガラスとドアフレームとの接着力が弱くなることを最小限に抑えることのできる衣類処理装置を提供することにある。
本発明の第5の目的は、ドアの内部に侵入した湿気や水を動力を利用して外部に強制排出することのできる衣類処理装置を提供することにある。
〔本発明の一の態様〕
本発明の一の態様は以下の通りである。
〔1〕 衣類処理装置であって、
前面に衣類投入口を備える本体と、
前記衣類投入口を開閉するドアとを備えてなり、
前記ドアは、
前記本体の外側を向くように配置されるアウターフレームと、
前記アウターフレームの前面に付着され、前記ドアの前面を形成するフロントガラスと、
前記フロントガラスから前記衣類投入口に向けて離隔して配置され、前記衣類投入口に対応して配置されるドアウィンドウと、
前記アウターフレーム及び前記ドアウィンドウに連結され、前記ドアの背面の一部を形成するインナーフレームと、
前記フロントガラスと前記アウターフレーム間に形成される前記ドアの内部と前記ドアの外部とを連通する流路とを備えてなる、衣類処理装置。
〔2〕 前記流路は、
前記アウターフレームに形成される連通孔と、
前記インナーフレームに形成される排出孔とを備えてなる、〔1〕に記載の衣類処理装置。
〔3〕 前記アウターフレームは、リング状に形成されたものであり、
前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の水平中心線を基準に、前記アウターフレームの下部に形成される、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔4〕 前記排出孔は、前記連通孔より低い位置に配置される、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔5〕 前記アウターフレームは、
前記フロントガラスの外側面を囲む付着ガイドと、
前記付着ガイドの内側に半径方向に延びる平面部と、
前記平面部の内側に前記衣類投入口に対応して形成される開口部と、
前記付着ガイドから前記開口部に延びる前記平面部にリング状に形成される接着剤充填溝とを備えてなる、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔6〕 前記アウターフレームは、
前記平面部と前記開口部間に配置され、
前記平面部から前記ドアウィンドウの外縁部に向けて曲面状に形成される曲面部をさらに備えてなる、〔5〕に記載の衣類処理装置。
〔7〕 前記アウターフレームと前記インナーフレーム間には、前記連通孔及び前記排出孔に連通する環状空間が形成される、〔6〕に記載の衣類処理装置。
〔8〕 前記連通孔は、前記接着剤充填溝から前記開口部に延びる前記平面部に形成される、〔5〕に記載の衣類処理装置。
〔9〕 前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の垂直中心線を基準に、前記平面部の左側と右側とに離隔して複数形成され、
前記連通孔は、前記接着剤充填溝の下端より高い位置に配置される、〔5〕に記載の衣類処理装置。
〔10〕 前記フロントガラスは、
前記接着剤充填溝及び前記連通孔を遮蔽するように配置される非透光領域と、
前記非透光領域の内側に配置される透光領域とを備えてなる、〔5〕に記載の衣類処理装置。
〔11〕 前記本体は、
前記衣類投入口が形成される前面パネルと、
前記衣類投入口を囲むように前記前面パネルに凹設され、前記インナーフレームの一部を収容する凹部とを備えてなる、〔2〕に記載の衣類処理装置。
〔12〕 前記衣類投入口は、前記凹部の中心から上方に偏心して配置される、〔11〕に記載の衣類処理装置。
〔13〕 前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、それぞれ前記衣類投入口に対応する開口部を有するようにリング状に形成されたものであり、
前記開口部は、前記アウターフレーム及び前記インナーフレームのそれぞれの中心から上方に偏心して配置される、〔12〕に記載の衣類処理装置。
〔14〕 前記アウターフレームには、前記フロントガラスの付着のための接着剤充填溝がリング状に形成され、
前記接着剤充填溝と前記開口部間の距離は、前記アウターフレームの上部から下部に向って離れてなるものであり、
前記連通孔は、前記接着剤充填溝と前記開口部間の距離が最も遠い領域に形成される、〔13〕に記載の衣類処理装置。
〔15〕 前記フロントガラスは、
前記開口部及び前記ドアウィンドウに対応して形成される透光領域と、
前記透光領域を囲むように形成され、前記連通孔を遮蔽する非透光領域とを備えてなる、〔13〕に記載の衣類処理装置。
〔16〕 前記排出孔は、前記凹部の周面から離隔して配置される、〔11〕に記載の衣類処理装置。
〔17〕 前記フロントガラスは、前記フロントガラスの前面及び背面が平面からなり、かつ、円板状に形成されたものである、〔1〕に記載の衣類処理装置。
〔18〕 前記排出孔は、前記凹部の外側に配置される、〔11〕に記載の衣類処理装置。
〔19〕 前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、前記凹部の外径より直径が大きいものであり、
前記排出孔は、前記インナーフレームにおいて前記凹部の凹み始める周面に向けて貫通形成される、〔11〕に記載の衣類処理装置。
〔20〕 前記アウターフレームと前記インナーフレーム間に設けられ、前記ドアの内部に侵入した湿気及び水を前記連通孔から吸入して前記排出孔から排出する吸入ファンをさらに備え、
前記吸入ファンは、
前記連通孔と前記排出孔間に配置されるブレード部と、
前記ブレード部を駆動するファンモータとを備えてなる、〔2〕に記載の衣類処理装置。
上記第1の目的を達成するために、本発明においては、ドアの内部と外部とを連通する流路がドアフレームの内部に形成され、蒸気の排出のための通気流路及び残水の排出のための排水流路として機能するので、ドアの内部に侵入した湿気や水が残留しなくなる。
上記第2の目的を達成するために、本発明においては、フロントガラスに備えられる非透光領域がドアの内部と外部とを連通する連通孔を覆うように配置されるので、連通孔が遮蔽されてドアの外部に露出しなくなる。
上記第3の目的を達成するために、本発明においては、ドアフレームの前面の下部に連通孔が形成され、連通孔に連通するようにドアフレームの背面の下部に排出孔が形成され、排出孔の方が連通孔より低い位置に配置されるので、動力によらず、重力により、ドア内部の残水が連通孔から排出孔を介して外部に排出されることになる。
上記第4の目的を達成するために、本発明においては、連通孔がドアフレームの開口部と接着剤充填溝間に配置されるので、開口部から侵入した湿気や水が接着剤充填溝に移動するのではなく、開口部と接着剤充填溝間の連通孔からドアの外部に排出されることにより、湿気や水による接着剤の接着力の弱化が最小限に抑えられる。
上記第5の目的を達成するために、本発明においては、アウターフレームとインナーフレーム間に吸入ファンが設けられるので、ドアの内部に侵入した湿気や水が吸入ファンにより強制的に排出されることになる。
本発明による衣類処理装置は、本体及びドアを含む。
前記本体は、前面に衣類投入口を備える。前記ドアは、前記衣類投入口を開閉する。
前記ドアは、アウターフレーム、フロントガラス、ドアウィンドウ及び流路を含む。
前記アウターフレームは、前記本体の外側を向くように配置される。
前記フロントガラスは、前記アウターフレームの前面に付着される。前記フロントガラスは、前記ドアの前面を形成する。
前記ドアウィンドウは、前記フロントガラスから前記衣類投入口に向けて離隔して配置される。前記ドアウィンドウは、前記衣類投入口に対応して配置される。
前記インナーフレームは、前記アウターフレーム及び前記ドアウィンドウに連結される。前記インナーフレームは、前記ドアの背面の一部を形成する。
前記流路は、前記ドアの内部と前記ドアの外部とを連通する。前記ドアの内部は、前記フロントガラスと前記アウターフレーム間に形成される。
上記構成によれば、前記流路により、前記ドアの内部に侵入した湿気や水が前記ドアの外部に排出される。
本発明の一態様によれば、前記流路は、連通孔及び排出孔を含む。前記連通孔は、前記アウターフレームに形成される。前記排出孔は、前記インナーフレームに形成される。前記連通孔は、前記ドアの内部に連通する。前記排出孔は、前記ドアの外部に連通する。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレームは、リング状に形成される。前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の水平中心線を基準に、前記アウターフレームの下部に形成される。よって、前記ドアの内部に侵入した湿気や水が重力により前記連通孔に移動する。
本発明の一態様によれば、前記排出孔は、前記連通孔より低い位置に配置される。よって、動力を供給しなくても、湿気や水が前記連通孔から前記排出孔に移送される。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレームは、付着ガイド、平面部、開口部及び接着剤充填溝を含む。
前記付着ガイドは、前記フロントガラスの外側面を囲む。
前記平面部は、前記付着ガイドの内側に半径方向に延びる。
前記開口部は、前記平面部の内側に前記衣類投入口に対応して形成される。
前記接着剤充填溝は、前記付着ガイドから前記開口部に延びる前記平面部にリング状に形成される。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレームは、曲面部をさらに含む。前記曲面部は、前記平面部と前記開口部間に配置される。前記曲面部は、前記平面部から前記ドアウィンドウの外縁部に向けて曲面状に形成される。
本発明の一態様によれば、前記連通孔と前記排出孔間には、環状空間が形成される。前記環状空間は、前記連通孔と前記排出孔とを連通する。前記環状空間は、前記アウターフレームと前記インナーフレーム間に形成される。
本発明の一態様によれば、前記平面部は、前記接着剤充填溝から前記開口部に延びる。前記連通孔は、前記平面部に形成される。
本発明の一態様によれば、前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の垂直中心線を基準に、前記平面部の左側と右側とに離隔して複数形成される。
本発明の一態様によれば、前記連通孔は、前記接着剤充填溝の下端より高い位置に配置される。よって、湿気や水が前記開口部から前記接着剤充填溝に到達するのではなく、前記開口部と前記接着剤充填溝間の前記連通孔を介して前記ドアの外部に排出される。
本発明の一態様によれば、前記フロントガラスは、非透光領域及び透光領域を含む。前記非透光領域は、前記接着剤充填溝及び前記連通孔を遮蔽するように配置される。前記透光領域は、前記非透光領域の内側に配置される。
本発明の一態様によれば、前記本体は、前面パネル及び凹部を含む。前記前面パネルには、前記衣類投入口が形成される。
前記凹部は、前記衣類投入口を囲むように前記前面パネルに凹設される。前記凹部は、前記インナーフレームの一部を収容する。
本発明の一態様によれば、前記衣類投入口は、前記凹部の中心から上方に偏心して配置される。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、それぞれリング状に形成される。リング状の前記アウターフレーム及び前記インナーフレームの内側には、それぞれ前記衣類投入口に対応する開口部が備えられる。
本発明の一態様によれば、前記開口部は、前記アウターフレーム及び前記インナーフレームのそれぞれの中心から上方に偏心して配置される。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレームには、前記フロントガラスの付着のための接着剤充填溝がリング状に形成される。
前記接着剤充填溝と前記開口部間の距離は、前記アウターフレームの上部から下部へ行くにつれて遠くなる。
前記連通孔は、前記距離が最も遠い領域に形成されてもよい。この場合、前記ドアの内部に前記連通孔を形成するための空間を確保することが容易である。
本発明の一態様によれば、前記フロントガラスは、透光領域及び非透光領域を含む。
前記透光領域は、前記開口部及び前記ドアウィンドウに対応して形成される。
前記非透光領域は、前記透光領域を囲むように形成される。前記非透光領域は、前記連通孔を遮蔽するように配置される。
本発明の一態様によれば、前記排出孔は、前記凹部の周面から離隔して配置される。よって、湿気や水が前記排出孔から容易に排出される。
本発明の一態様によれば、前記フロントガラスは、前面及び背面が平面からなる。前記フロントガラスは、円板状に形成される。
本発明の一態様によれば、前記排出孔は、前記凹部の外側に配置される。
本発明の一態様によれば、前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、前記凹部の外径より直径が大きい。
前記排出孔は、前記インナーフレームにおいて前記凹部の凹み始める周面に向けて貫通形成される。よって、前記ドラムの位置及び大きさが固定されていても、前記ドアを大きくすることができる。
本発明の一態様によれば、前記ドアは、吸入ファンをさらに含んでもよい。前記吸入ファンは、前記アウターフレームと前記インナーフレーム間に設けられる。前記吸入ファンは、前記ドアの内部に侵入した湿気及び水を前記連通孔から吸入して前記排出孔から排出する。
前記吸入ファンは、ブレード部及びファンモータを含む。前記ブレード部は、前記連通孔と前記排出孔間に配置される。前記ファンモータは、前記ブレード部を回転駆動するように構成される。
本発明による衣類処理装置においては次の効果が得られる。
第一に、ドアの内部と外部とを連通する流路がドアフレームに形成されるので、湿気や水がフロントガラス側に流入しても流路により湿気が除去されて水が排出されることから、ドアの内部に湿気や水が残留することを防止することができる。
第二に、フロントガラスの非透光領域がアウターフレームに形成される連通孔を覆って遮蔽するように配置されるので、連通孔がドアの外部に露出しない。よって、ドアの外観が美麗になる。
第三に、排出孔の方が連通孔より低い位置に配置されるので、重力により湿気や水が連通孔から排出孔に無動力で移動する。
第四に、連通孔と排出孔間に吸入ファンが配置されるので、ドアの内部に湿気が侵入しても、吸入ファンにより連通孔及び排出孔に迅速に吸入される。よって、湿気の乾燥が容易である。
また、フロントガラスが曇る現象を短時間で取り除くことができる。
さらに、ドアの内部に水が侵入しても、吸入ファンにより水の流速が速くなって連通孔及び排出孔からの水抜きが誘導されるので、水をドアの外部に円滑に排出することができる。
本発明の一実施形態による衣類処理装置を示す斜視図である。 図1に示すドアを前方から見た正面図である。 図2に示すドアの分解図である。 図2に示すドアの平面図である。 図2に示すドアの左側面図である。 図2に示すドアを後方から見た背面図である。 図3に示すフロントガラスを上方、下方、左側及び右側からそれぞれ見た図である。 図3に示すアウターフレームの前面を示す正面図である。 フロントガラス側に流入した湿気や水が連通孔からアウターフレームの内側に流入することを示す、図8のIX−IX線断面図である。 図3に示すインナーフレームの背面を示す背面図である。 湿気や水が排出孔から排出されることを示す、図10のXI−XI線断面図である。 ドアが前面パネルに装着された状態を示す、図1のXII−XII線断面図である。 図2のXIII−XIII線断面図である。 図12のXIV部を拡大して示す拡大図である。 本発明の他の実施形態による衣類処理装置を示す概念図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一の符号を付し、それについての重複する説明は省略する。以下で用いられる構成要素の接尾辞である「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与又は混用されるものであり、それ自体が有意性や有用性を有するものではない。また、本明細書に開示された実施形態について説明するにあたり、関連する公知技術についての具体的な説明が本明細書に開示された実施形態の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。さらに、添付図面は本明細書に開示された実施形態を容易に理解できるようにするためのものにすぎず、添付図面により本明細書に開示された技術的思想が限定されるものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。
第1、第2などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するために用いられるが、上記構成要素は上記用語により限定されるものではない。上記用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ用いられる。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されていると言及された場合は、他の構成要素に直接連結又は接続されていてもよく、中間にさらに他の構成要素が存在してもよいものと解すべきである。それに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されていると言及された場合は、中間にさらに他の構成要素が存在しないものと解すべきである。
単数の表現には、特に断らない限り複数の表現が含まれる。
本明細書において、「含む」や「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせが存在することを指定しようとするもので、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせの存在や付加可能性を予め排除するものではないと理解すべきである。
図1は本発明の一実施形態による衣類処理装置を示す斜視図である。
本発明の一実施形態による衣類処理装置は、本体10、衣類収容部及びドア12を含む。
本体10は、衣類処理装置の外形を形成する。本体10は、直方体状に形成されてもよい。
本体10は、前面パネル101、背面パネル、側面パネル、上面パネル及び下面パネルから構成されてもよい。
前面パネル101は、衣類処理装置の前面を形成する。背面パネルは、衣類処理装置の背面を形成する。側面パネルは、衣類処理装置の左右両側面をそれぞれ形成する。上面パネルは、衣類処理装置の上面を形成する。下面パネルは、衣類処理装置の下面を形成する。
前面パネル101には、衣類投入口106(図12参照)が円形状に貫通形成され、衣類を衣類投入口106から衣類収容部に投入することができる。
前面パネル101には、凹部103(図12参照)が形成されてもよい。凹部103は、円形状に凹設される。凹部103は、衣類投入口106を囲むように形成される。凹部103は、ドア12の背面の一部を収容するように形成される。衣類投入口106は、凹部103の中心から偏心して配置される。
衣類投入口106の中心は、凹部103の中心から直上方に位置するように、凹部103の内側に形成されてもよい。ドア12の背面の上部は、凹部103の周面に接触し、ドア12の背面の下部は、凹部103の周面から離隔して配置されてもよい(図12参照)。
ドア12の背面の上部には、凹部103の周面に接触する接触部191が備えられる。ドア12の背面の下部には、凹部103の周面から離隔して配置される非接触部192が備えられる。接触部191は、ドア12の背面の上部から円弧状の断面形状を有する曲面状に突設されてもよい。
非接触部192は、ドア12の背面の下部に傾斜して形成されてもよい。凹部103の周面は曲面状に形成される。接触部191と凹部103の周面の上部とは外接するように配置される。
上記構成によれば、接触部191は、衣類とドアウィンドウ23(図12参照)との衝突によるドア12の揺動を最小限に抑えることができる。
本体10の内部に備えられる衣類収容部は、乾燥機能を実行できるようにドラムを備えてもよく、洗濯機能と乾燥機能を共に実行できるようにタブ及びドラムを備えてもよい。
本実施形態においては、洗濯機能と乾燥機能を共に実行できるように、本体10の内部にタブ及びドラムが備えられる。タブは、円筒状に形成されてもよい。タブは、タブの長手方向の中心軸が水平に配置されてもよく、所定の角度で傾斜して配置されてもよい。タブの内部には洗濯水を貯蔵することができる。
タブの前端部には、衣類投入口106に連通するようにガスケットが設置されてもよい。ガスケットは、タブの内部に貯蔵された洗濯水が本体10の収容空間に漏れることを防止する。
ドラムは、タブの内部でタブに対して回転可能に設置されてもよい。ドラムの円周面には複数の貫通孔が形成される。複数の貫通孔は、洗濯水などの流体がドラムの内部に流入したりドラムの内部からタブに流出するようにする。
ドラムの前部は開放されて衣類投入口106に連通する。衣類は衣類投入口106からドラムの内部に収容される。
タブの背面には、駆動モータが設置されてもよい。駆動モータは、回転軸を介してドラムの背面に連結されてもよい。駆動モータが駆動すると、駆動モータの動力が回転軸を介してドラムに伝達され、ドラムが回転する。
ドラムは、内部に複数のリフターを備えてもよい。ドラムは、複数のリフターを用いて、ドラムの内部に収容された衣類をドラムの上部に回転させることにより、洗濯機能及び乾燥機能を実行するように構成される。
例えば、衣類がリフター及びドラムの回転によりドラムの内周面に沿ってドラムの下部から上部に回転し、重力によりドラムの下部に落下する過程で、衣類を洗濯棒で叩いて衣類の汚れを落とす効果が得られる。
コントロールユニット11は、衣類処理装置で行われる行程に関する情報を表示し、ユーザ操作の入力を受けるように構成される。このために、コントロールユニット11は、視覚情報を表示するためのディスプレイ部を備えてもよい。
また、コントロールユニット11は、ユーザ操作の入力のための円形のノブ及び複数のボタンを備えてもよい。
コントロールユニット11は、本体10に備えられてもよく、ドア12に備えられてもよい。本実施形態においては、コントロールユニット11が本体10の前面パネル101の上部に配置された場合を示す。
前面パネル101には、ドア12が回転可能に設けられる。ドア12は、衣類投入口106を開閉するように構成される。
以下、ドア12についてより具体的に説明する。
図2は図1に示すドア12を前方から見た正面図である。図3は図2に示すドア12の分解図である。図4は図2に示すドア12の平面図である。
図5は図2に示すドア12の左側面図である。図6は図2に示すドア12を後方から見た背面図である。図7は図3に示すフロントガラス20を上方、下方、左側及び右側からそれぞれ見た図である。
ドア12は、ドアフレーム13、ドアウィンドウ23、フロントガラス20、ヒンジユニット24及びロックユニット30から構成されてもよい。
ドアフレーム13は、リング状に形成されてもよい。ドアフレーム13の内側には、開口部18が形成されてもよい。
ドアフレーム13は、アウターフレーム14及びインナーフレーム19から構成されてもよい。アウターフレーム14及びインナーフレーム19は、合成樹脂材質(例えば、ABS材質、PC材質など)からなるようにしてもよい。アウターフレーム14及びインナーフレーム19は、それぞれ射出成形により製作してもよい。
アウターフレーム14及びインナーフレーム19は、それぞれリング状に形成されてもよい。
インナーフレーム19は、アウターフレーム14の背面に結合される。アウターフレーム14とインナーフレーム19との結合は、ピン溝結合、フック結合、螺合、ボンディング結合などにより行われてもよい。本実施形態においては、アウターフレーム14及びインナーフレーム19のそれぞれの外周部にフック36が備えられ、フック36により互いに係合されるようにしてもよい。
アウターフレーム14は、ドア12が閉じた状態で本体10の外側を向くように配置されるのでアウターフレームと命名し、インナーフレーム19は、ドア12が閉じた状態で本体10の内側を向くように配置されるのでインナーフレームと命名する。アウターフレーム14を第1フレームと命名し、インナーフレーム19を第2フレームと命名してもよい。
アウターフレーム14及びインナーフレーム19の内側には、それぞれ円形の開口部18が衣類投入口106に対向して形成される。
開口部18は、アウターフレーム14又はインナーフレーム19の中心から偏心して配置されてもよい。例えば、開口部18の中心の方がアウターフレーム14又はインナーフレーム19の中心より上方に配置されてもよい。
上記構成によれば、アウターフレーム14及びインナーフレーム19は、それぞれ円周方向に沿って幅が変化するようにしてもよい。ここで、幅とは、アウターフレーム14又はインナーフレーム19の外径と内径間の距離を意味する。例えば、アウターフレーム14及びインナーフレーム19は、それぞれ幅が最上端から最下端へ行くほど増加する(広くなる)ように形成される。
ドラムの中心は、本体10の高さ中心(1/2の高さ)より高い位置に配置されてもよい。
ドラムは、回転による微細な振動は別として、本体10の高さ方向において所定高さに固定される。
消費者は、洗濯機の容量及び大きさが同一であれば、本体10を前方から見た場合にドア12が大きいものを好む。
また、消費者は、ドア12を通してドラムの内部を見ることができ、できればドラムの内部空間に対して広い視野が確保されるものを好む。
このような消費者のニーズを満たすためにドア12を大きくする場合、ドラムの位置が固定された状態では、ドア12を下方に大きくしなければならない。また、ドアフレーム13の中心は、衣類投入口102又は開口部18の中心より下方に移動させなければならない。同様に、ドアフレーム13の中心は、開口部18に対応して配置されるドアウィンドウ23に対して下方に移動させなければならない。
さらに、ドア12を大きくする場合、ドア12の一部を本体10の凹部103の外側に突出させ、ドア12の直径を凹部103より大きくすることが好ましい。
アウターフレーム14の前面には、フロントガラス20が付着される。
フロントガラス20は、ドアフレーム13の開口部18を覆うように配置されてもよい。フロントガラス20は、シーラントや接着剤38(図8参照)などにより、アウターフレーム14の前面に接着されてもよい。
ガラス材質の特性上、フロントガラス20は、結合孔を開けると割れやすくなるので、ガラスの割れを防止するために、接着剤などを用いてアウターフレーム14に付着する。
一方、ガラス製のフロントガラス20の荷重は、ドア12の総荷重に対して相対的に大きな割合を占める。フロントガラス20の荷重を支持するために、アウターフレーム14の前面には、フロントガラス20の付着のための付着ガイド34が備えられる。
特に、フロントガラス20は、強化ガラスからなるようにしてもよい。強化ガラスの特性上、フロントガラス20の前面及び背面は強度が強いが、フロントガラス20の側面である円形の外周面は強度が強くない。
それを補完するために、付着ガイド34は、フロントガラス20の外周面を囲むように、アウターフレーム14の前面外周端から前方に突設される。付着ガイド34は、所定の内径を有し、リング状に形成される。付着ガイド34は、内部にフロントガラス20を収容するための空間を形成する。
付着ガイド34の内径は、フロントガラス20の外径に対応する。付着ガイド34は、フロントガラス20の外周面を囲むように形成される。
付着ガイド34は、フロントガラス20の荷重を支持すると共に、外部の衝撃からフロントガラス20の側面を保護する。
付着ガイド34の突出長さは、少なくともフロントガラス20の厚さの約2/3を覆う長さであってもよい。これは、付着ガイド34の突出長さが短すぎると、外部の衝撃がフロントガラス20の外周面に加わって割れることがあるからである。
例えば、フロントガラス20の外周面は、直線部202(図14参照)及び複数の曲線部201、203からなるようにしてもよい。複数の曲線部201、203は、フロントガラス20の前面に連結される第1曲線部201と、フロントガラス20の背面に連結される第2曲線部203とからなるようにしてもよい。直線部202は、第1及び第2曲線部201、203間に配置され、第1及び第2曲線部201、203にそれぞれ連結される。フロントガラス20の厚さにおける第1曲線部201、直線部202及び第2曲線部203の占める割合は、それぞれ1/3であってもよい。
付着ガイド34は、フロントガラス20の第2曲線部203及び直線部202を覆うように構成されてもよい。
付着ガイド34は、フロントガラス20の前面と同一平面を形成するように、所定の厚さで突設されてもよい。上記構成によれば、付着ガイド34とフロントガラス20間に段差がないので、よりシンプルな外観を実現することができる。
フロントガラス20は、透光領域21及び非透光領域22を含む。透光領域21は、フロントガラス20の内側に配置されてもよい。非透光領域22は、フロントガラス20の外側に配置されてもよい。
透光領域21とは、光の少なくとも一部が透過するように構成され、反対側や内部が見えるように構成される領域を意味する。よって、透光領域21は、半透光領域を含む概念である。
フロントガラス20がドアフレーム13に付着された状態で、透光領域21は、ドアフレーム13の開口部18及びドアウィンドウ23に対応して配置される。よって、ドア12が閉じた状態で、ユーザは透光領域21を通して衣類収容部を見ることができる。
透光領域21の中心は、アウターフレーム14の開口部18及びインナーフレーム19の開口部18の中心に対応する位置に配置される。ここで、対応する位置には、中心が完全に一致する場合の位置だけでなく、中心の偏心方向が同じ場合の位置も含まれる。
本実施形態においては、開口部18の中心がドアフレーム13の中心から上方(12時方向)に偏心して配置される。
それに対応して、透光領域21の中心は、フロントガラス20の中心から上方(12時方向)に偏心して配置される。ここで、透光領域21の中心と開口部18の中心が一致するようにしてもよい。
非透光領域22は、透光領域21を囲むように形成される。非透光領域22は、光を透過させない。非透光領域22は、ドアフレーム13の開口部18及びドアフレーム13の一部を除く部分を覆って遮蔽するように配置される。
透光領域21とそれを囲む非透光領域22との境界線は、非透光領域22により明確に区分されるようにしてもよい。
あるいは、網点(ハーフトーン)技法により透光領域21と非透光領域22との境界をぼかすようにしてもよい。この場合、透光領域21から非透光領域22へと視覚的になめらかに移行する。
そのために、非透光領域22は、透光領域21の周辺に形成される複数の遮蔽ドットを含み、前記複数の遮蔽ドットは、透光領域21へ行くほど密度が低くなるように形成されてもよい。
図3及び図7に示すように、フロントガラス20は、所定の半径を有する円形状に形成される。フロントガラス20は、ガラス材質からなる。フロントガラス20は、前面及び背面が平坦に形成される。
フロントガラス20は、一定の厚さを有する円板状に形成され、上下左右のどこから見ても屈曲がない。
上記構成によれば、円板状のフロントガラス20は、凸状の前面を有して不完全な円形状に形成されていた合成樹脂製の従来のドアカバーに比べて、ドア12の高級感が向上する。
一方、フロントガラス20は、次のレイヤ構造により、透光領域21、非透光領域22及びアライメントマーク(図示せず)を実現することができる。アライメントマークは、アウターフレーム14の前面へのフロントガラス20の位置合わせのために、非透光領域22の一側に表示される部分である。
第1例として、フロントガラス20は、透光性のガラス材質からなるガラス本体と、前記ガラス本体の背面を覆うように配置され、非透光領域22を形成する遮蔽層とを含む。ここで、前記遮蔽層が配置されていない部分は、透光領域21及び前記アライメントマークを形成する。前記遮蔽層は、前記ガラス本体の背面にガラス印刷により形成されるようにしてもよい。
第2例として、フロントガラス20は、透光性のガラス材質からなるガラス本体と、前記ガラス本体の背面を覆うように配置されるフィルムとを含み、前記フィルムは、透光領域21に対応して透光性を有するように形成される透光部と、非透光領域22に対応して非透光性を有するように形成される非透光部と、前記アライメントマークに対応して透光性を有するように形成されるアライメント部とを含む。
第3例として、フロントガラス20は、透光性のガラス材質からなるガラス本体と、前記ガラス本体の背面を覆うように配置されるフィルムとを含み、前記第2例とは異なり、前記フィルムが、透光領域21に対応して形成される第1ホールと、非透光領域22に対応して非透光性を有するように形成される非透光部と、前記アライメントマークに対応して形成される第2ホールとを含む。
すなわち、前記第2例では、前記フィルムにおいて透光領域21及びアライメントマークに対応する部分が透光性を有するように形成され、それに対し、前記第3例では、前記フィルムにおいて透光領域21及びアライメントマークに対応する部分が穿孔形成される。
アウターフレーム14は、平面部15及び曲面部16から構成されてもよい。
平面部15は、フロントガラス20の背面に接触し、平面部15の一部は、非透光領域22と重なるように配置されてもよい。平面部15に接着剤38(図8参照)が塗布され、平面部15にフロントガラス20が接着されてもよい。
曲面部16は、平面部15の内側端からインナーフレーム19の開口部18の外周部に向けて、所定の曲率を有する円弧状に屈曲形成されてもよい。
平面部15の内側部分と曲面部16は、透光領域21の外縁部と重なるように配置されてもよい。曲面部16の半径方向内側に開口部18が形成されてもよい。
アウターフレーム14の前面及び外周面には、保護層17がクロムメッキにより形成されてもよい。アウターフレーム14は、クロムメッキ液に完全に浸漬されてクロムメッキが施されることにより、アウターフレーム14の表面全体に保護層17が形成されるようにしてもよい。
インナーフレーム19は、クロムメッキ液に完全に浸漬されてクロムメッキが施されることにより、インナーフレーム19の表面全体に保護層17が形成されるようにしてもよい。
保護層17は、アウターフレーム14に銀色の金属光沢を持たせるように構成されてもよい。よって、保護層17は、明るい銀色により円形の水滴のように見える効果を奏する。また、保護層17は、外見的に高級感などの感性を感じさせる。
ドアウィンドウ23は、ドア12が閉じた状態で衣類投入口106に対応するように配置されてもよい。ドアウィンドウ23は、インナーフレーム19の開口部18に対応するようにドアフレーム13に装着されてもよい。
ドアウィンドウ23は、透明な材質、例えば透光性を有する合成樹脂材質からなり、ドアウィンドウ23を通して衣類収容部の内部空間を目視できるようにしてもよい。ドアウィンドウ23は、合成樹脂材質に限定されるものではなく、ガラス材質からなるようにしてもよい。
アウターフレーム14とインナーフレーム19間には、ドアウィンドウ23の外縁部231が挿入されて結合されるようにしてもよい。
ドアウィンドウ23の外縁部231は、平面状に形成され、アウターフレーム14の曲面部16の後端とインナーフレーム19の内側端間に配置されて固定されるようにしてもよい。
図3〜図6に示すように、ドア12は、ヒンジユニット24により本体10に対して前後方向に回転可能に設置されてもよい。ドア12の一側には、ヒンジユニット24が取り付けられてもよい。閉じたドア12を本体10の前方から見て、ヒンジユニット24は、ドア12の左側端部に結合されてもよい。
ヒンジユニット24は、ヒンジ25、ヒンジホルダ28及びブッシュ29を含んでもよい。
ヒンジ25は、本体10に固定され、ドアフレーム13に回転可能に結合されてもよい。ヒンジ25は、ベース部26及び回転結合部27を備えてもよい。
ベース部26は、板状に形成され、本体10に結合されてもよい。
回転結合部27は、ベース部26から突設されてドアフレーム13に回転可能に結合されてもよい。回転結合部27は、複数備えられ、上下方向に離隔して配置されてもよい。
ヒンジホルダ28は、ドアフレーム13に結合されて回転結合部27を支持する。ヒンジホルダは、回転結合部27がドアフレーム13から離脱することを防止する。
ブッシュ29は、回転結合部27の回転軸を囲むように円筒状に形成される。ブッシュ29は、回転結合部27の回転軸に嵌められ、回転軸が円滑に回転できるようにする。
ドア12の他側には、ロックユニット30が備えられてもよい。ドア12を本体10の前方から見て、ロックユニット30は、ドア12の右側背面に結合されてもよい。ロックユニット30は、ドア12を本体10にロック又はロック解除するように構成される。
ロックユニット30は、シャフト31、ドアラッチ32及びスプリング33を含んでもよい。
シャフト31は、ドアラッチ32を貫通するように構成され、ドアフレーム13に取り付けられてもよい。スプリング33は、ドアラッチ32の回転時にドアラッチ32が復元できるように付勢する。
上記構成によれば、ドアラッチ32は、ドアフレーム13に回転及び復元可能に構成され、ドア12を本体10にロック又はロック解除する。
ユーザがドア12を開閉できるように、ドア12には取っ手35が備えられる。図4に示すように、取っ手35は、インナーフレーム19の背面上部に凹設され、ユーザが取っ手35を引いてドア12を開放できるように構成される。
インナーフレーム19の背面は、円弧曲面状に後方に突設されてもよい。
従来は、取っ手がドアの前部に備えられるのが一般的であった。しかし、本発明においては、ドア12の前面を覆うようにフロントガラス20が備えられ、フロントガラス20に取っ手35を設置することは困難である。
フロントガラス20によりドア12の前面に取っ手35を備えることができず、取っ手35は、ドア12の背面に備えられることが好ましい。よって、取っ手35は、インナーフレーム19に備えられる。
また、ユーザがドア12を引きやすくするために、取っ手35は、ドア12の上部に設けられることが好ましい。これは、取っ手35がドア12の下部に設けられた場合、ユーザは取っ手35を引くために腰及び膝をより多く曲げなければならないからである。
さらに、ヒンジユニット24及びロックユニット30がドアフレーム13の中心を通る半径方向の水平中心線(CL−CL)上においてドアフレーム13の左部及び右部にそれぞれ備えられるので、取っ手35は、前記水平中心線(CL−CL)より高い位置に配置されることが好ましい。
その上、少ない力でドア12を開閉できるように、取っ手35は、ロックユニット30より高い位置、すなわちドアフレーム13の上部に配置されることが好ましい。
取っ手35は、インナーフレーム19の背面上部に形成されてもよい。より具体的には、取っ手35は、ドア12が閉じた状態で本体10の前方から見て右上部、すなわち1時方向と3時方向の間の区間に配置されてもよい。
取っ手35は、インナーフレーム19の凸状の背面からアウターフレーム14に向かって凹設されてもよい。取っ手35は、インナーフレーム19の背面において円周方向の一部の区間に円弧状に形成されてもよい。
取っ手35は、インナーフレーム19の外周部(取っ手35が形成されていない外周部)より薄く、平面状に形成されてもよい。
上記構成によれば、ドア12が閉じた状態でユーザが取っ手35に手を掛けることが容易であり、取っ手35の位置を識別することが容易である。
図8は図3に示すアウターフレーム14の前面を示す正面図である。
ドアフレーム13とフロントガラス20との結合のために、ドアフレーム13とフロントガラス20間には接着剤38が配置され、ドアフレーム13には接着剤38が塗布される接着剤充填溝37が形成される。図8においては、接着剤充填溝37がアウターフレーム14の前面に形成された場合を示す。
接着剤充填溝37は、付着ガイド34の周面に沿って所定の半径を有するリング状に形成される。接着剤充填溝37は、開口部18を囲むように形成される。付着ガイド34と接着剤充填溝37との間隔は、付着ガイド34の周面に沿って一定に保たれるようにしてもよい。すなわち、接着剤充填溝37の中心は、付着ガイド34の中心に対応するようにしてもよい。
図示のように、接着剤充填溝37は、接着剤塗布部371及び接着剤捕集部372を含んでもよい。
接着剤塗布部371は、接着剤38の塗布のための部分であり、開口部18を囲むリング状に形成される。付着ガイド34と接着剤塗布部371との間隔は、付着ガイド34の周面に沿って一定に保たれるようにしてもよい。
この場合、接着剤塗布部371の中心は、付着ガイド34の中心に対応する。また、付着ガイド34は、円形状に形成されるフロントガラス20の外周を囲むように形成されるので、接着剤塗布部371の中心は、フロントガラス20の中心にも対応する。
接着剤塗布部371を挟んで接着剤塗布部371の内側及び外側には、接着剤捕集部372がそれぞれ配置される。
接着剤捕集部372は、接着剤塗布部371の内外側からそれぞれ流出する接着剤38を捕集するように形成される。
接着剤捕集部372は、接着剤塗布部371から所定間隔離隔して、接着剤塗布部371に沿って並んで延設されてもよい。
接着剤塗布部371と接着剤捕集部372とは、同じ中心を有し、異なる直径を有するようにしてもよい。
接着剤塗布部371は、接着剤38が塗布される部分であり、接着剤捕集部372は、想定される接着剤38の溢れに備えて設けられる部分であるので、接着剤捕集部372の幅は、接着剤塗布部371の幅より狭くしてもよい。
上記構造によれば、フロントガラス20がアウターフレーム14に結合される過程で接着剤塗布部371に充填された接着剤38が漏れても、漏れた接着剤38を接着剤捕集部372に捕集することができる。よって、接着剤38の漏れによる外観品質の低下を防止することができる。
また、上記構造によれば、接着剤塗布部371をできるだけアウターフレーム14の周縁部に近い位置に配置することができる。よって、それに対応するフロントガラス20の周縁部の非接合部分を最小限に抑えることができるので、接合強度を向上させることができる。
以下、ドア12の内部に侵入した湿気や水がフロントガラス20側に流入した場合に流入した湿気や水が除去される構造について説明する。
図9はフロントガラス20側に流入した湿気や水が連通孔39からアウターフレーム14の内側に流入することを示す、図8のIX−IX線断面図である。図10は図3に示すインナーフレーム19の背面を示す背面図である。図11は湿気や水が排出孔40から排出されることを示す、図10のXI−XI線断面図である。
図12はドア12が前面パネル101に装着された状態を示す、図1のXII−XII線断面図である。図13は図2のXIII−XIII線断面図である。図14は図12のXIV部を拡大して示す拡大図である。
図2、図3、図6、図8〜図13に示すように、ドアフレーム13には、ドア12の内部と外部とを連通する流路が形成される。
本明細書において、ドア12の内部は、フロントガラス20とアウターフレーム14間に形成される空間を含む概念といえる。
具体的には、ドア12の内部は第1空間と第2空間に分けられる。第1空間は、フロントガラス20、アウターフレーム14及びドアウィンドウ23により形成される。第2空間は、アウターフレーム14とインナーフレーム19間に形成される。
第1空間と第2空間とはアウターフレーム14により区画される。第2空間は、シール部材によりシールされてもよい。シール部材は、必要に応じて選択的に適用される。
シール部材は、円形のリング状に形成されてもよい。シール部材は、ゴム材質からなるようにしてもよい。
シール部材は、アウターフレーム14の曲面部の後端とドアウィンドウ23の外縁部231間に設けられてもよい。よって、シール部材により、アウターフレーム14とドアウィンドウ23間の気密が保持される。
流路は、連通孔39、排出孔40及び環状空間41を含む。
連通孔39は、アウターフレーム14に形成される。連通孔39は、アウターフレーム14の平面部15の下部に形成されてもよい。連通孔39は、アウターフレーム14の中心を通る半径方向の水平中心線を基準に、アウターフレーム14の下部に形成されてもよい。連通孔39は、インナーフレーム19の後部平面を向くように、平面部15に貫設されてもよい。凹部103の周面とは、凹部103の凹み始める部分をいう。
連通孔39は、1つのみ備えられてもよく、複数備えられてもよい。
本実施形態においては、互いに離隔した2つの連通孔39がアウターフレーム14の下端に隣接して配置された場合を示す。
連通孔39は、平面部15の中心を通る半径方向の垂直中心線を基準に、平面部15の左側と右側とに離隔して複数形成されてもよい。
複数の連通孔39は、それぞれ四角形、円形、楕円形など、様々な形状に形成されてもよい。複数の連通孔39は、それぞれ幅が狭く長さが長い長方形状に形成されてもよい。連通孔39は、平面部15において左右方向に長く延びるようにしてもよい。
複数の連通孔39は、それぞれ平面部15の厚さ方向に貫通形成されてもよい。連通孔39は、開口部18と接着剤充填溝37間に配置されてもよい。連通孔39は、接着剤充填溝37の内側に配置されてもよい。
複数の連通孔39は、同じ高さを有するように、平面部15に並んで配置されてもよい。複数の連通孔39は、接着剤充填溝37から上方に離隔して配置されてもよい。
排出孔40は、ドア12の背面の一側に形成される。排出孔40は、インナーフレーム19の背面に形成されてもよい。排出孔40は、インナーフレーム19の背面の最下端部に形成されてもよい。
インナーフレーム19は、ドア12の背面の一部を形成する。排出孔40は、ドア12の背面から外部に露出する。排出孔40は、ドア12の下方に向けて開口した形状を有するようにしてもよく、同図に示すようにドア12の後方に向けて開口した形状を有するようにしてもよい。
排出孔40は、連通孔39よりもドア12の下方に配置されてもよい。この場合、ドア12の内部に侵入した水が重力により連通孔39から排出孔40に移動してドア12の外部に排出される構造が実現される。
排出孔40は、1つのみ備えられてもよく、複数備えられてもよい。
本実施形態においては、1つの排出孔40がインナーフレーム19の下端に隣接して配置された場合を示す。ドアフレーム13を正面から見て、1つの排出孔40の方が2つの連通孔39より低い位置に配置される。
排出孔40は、円形、四角形など、様々な形状に形成されてもよい。本実施形態においては、排出孔40が円形状に形成された場合を示す。
排出孔40は、インナーフレーム19の背面に形成される曲面部に形成されてもよく、インナーフレーム19の背面に傾斜して形成される非接触部192に形成されてもよい。
本実施形態においては、排出孔40がインナーフレーム19の背面の下部に傾斜して形成された非接触部192に形成された場合を示す。
複数の連通孔39は、同一平面上に配置される。排出孔40は、連通孔39とは異なる面に配置される。排出孔40は、アウターフレーム14の外周部に隣接するように、インナーフレーム19の非接触部192に形成されてもよい。非接触部192は、凹部103の周面に向かって所定の角度で傾斜して形成される。
環状空間41は、連通孔39と排出孔40間に形成される。環状空間41は、連通孔39と排出孔40とを連通する内部流路である。環状空間41は、第2空間に形成される。環状空間41は、連通孔39を介してドア12の内部の第1空間に連通し、排出孔40を介してドア12の外部に連通するようにしてもよい。
以下、湿気や水の移動経路について説明する。
湿気や水がドア12の内部の第1空間に侵入することがある。
特に、第1空間に侵入した湿気はフロントガラス20側に移動する。より詳細には、湿気はフロントガラス20と平面部15の隙間に移動する。
湿気とフロントガラス20との温度差により、フロントガラス20の内面が曇ったり凝縮水が発生することがある。
フロントガラス20と平面部15の隙間に流入した湿気や水は重力により隙間の下部に移動する。隙間の下部の湿気や水は連通孔39から環状空間41に流入する。
環状空間41に流入した湿気や水は重力の影響を受けて排出孔40に向かって下降する。湿気のうち比重の軽い湿気は上昇し、温度が下がると再び排出孔40に向かって下降する。
湿気や水は排出孔40からドア12の外部に排出される。排出孔40は、凹部103の周面から離隔して配置される。よって、湿気や水は排出孔40から排出されて自由に蒸発したり下方に流れる。
よって、本発明によれば、連通孔39と排出孔40とが通気流路及び水抜き流路を形成するので、ドア12の内部に侵入した湿気や水を乾燥させたりドア12の外部に排出することができる。すなわち、前記流路は、通気流路及び水抜き流路として機能する。
また、フロントガラス20の非透光領域22は、連通孔39を覆うように配置されてもよい。この場合、非透光領域22により連通孔39が遮蔽されるので、連通孔39がドア12の外部に露出しない。よって、ドア12の外観が美麗になる。
さらに、排出孔40の方が連通孔39より低い位置に配置される。よって、重力により湿気や水が連通孔39から排出孔40に無動力で移動する。
図15は本発明の他の実施形態による衣類処理装置を示す概念図である。
本発明の他の実施形態による衣類処理装置は、ドアフレーム13の内部に装着される吸入ファン42をさらに含む。その他の構成要素は前述した一実施形態と同一又は類似であるので、重複する説明は省略する。
吸入ファン42は、第1空間に侵入した湿気や水を吸入するように構成される。吸入ファン42は、第2空間に収容されてもよい。吸入ファン42は、複数のブレードを備えるブレード部44と、ブレード部44を駆動する駆動部とから構成されてもよい。
ブレード部44は、連通孔39の後方に回転可能に配置されてもよい。駆動部は、ファンモータ43で構成されてもよい。ファンモータ43は、ブレード部44と軸連結される。ファンモータ43は、ブレード部44を回転可能に支持する。ファンモータ43は、複数のブレードを回転させる。
吸入ファン42は、流体に動力を供給して流体を移動させる。吸入ファン42は、連通孔39の後方の空気を回転させる。吸入ファン42の回転により、連通孔39の後方にある第2空間の空気は、流速が速くなり、ドア12の内部の空気より空気圧力が低くなる。
吸入ファン42により、ドア12の内部の第1空間の空気は第2空間に移動する。また、湿気や水も第1空間から第2空間に吸入される。
すなわち、吸入ファン42の動力により、第1空間の湿気や水が連通孔39に吸入される。
上記構成によれば、ドア12の内部に湿気が侵入しても、吸入ファン42により連通孔39及び排出孔40に迅速に移動するので、湿気の乾燥が容易である。また、フロントガラス20が曇る現象を短時間で取り除くことができる。
さらに、ドア12の内部に水が侵入しても、吸入ファン42により水の流速が速くなって連通孔39及び排出孔40からの水抜きが誘導されるので、水をドア12の外部に円滑に排出することができる。
10 本体
101 前面パネル
103 凹部
106 衣類投入口
11 コントロールユニット
12 ドア
13 ドアフレーム
14 アウターフレーム
15 平面部
16 曲面部
17 保護層
18 開口部
19 インナーフレーム
191 接触部
192 非接触部
20 フロントガラス
21 透光領域
22 非透光領域
23 ドアウィンドウ
231 外縁部
24 ヒンジユニット
25 ヒンジ
26 ベース部
27 回転結合部
28 ヒンジホルダ
29 ブッシュ
30 ロックユニット
31 シャフト
32 ドアラッチ
33 スプリング
34 付着ガイド
35 取っ手
36 フック
37 接着剤充填溝
371 接着剤塗布部
372 接着剤捕集部
38 接着剤
39 連通孔
40 排出孔
41 環状空間
42 吸入ファン
43 ファンモータ
44 ブレード部

Claims (20)

  1. 衣類処理装置であって、
    前面に衣類投入口を備える本体と、
    前記衣類投入口を開閉するドアとを備えてなり、
    前記ドアは、
    前記本体の外側を向くように配置されるアウターフレームと、
    前記アウターフレームの前面に付着され、前記ドアの前面を形成するフロントガラスと、
    前記フロントガラスから前記衣類投入口に向けて離隔して配置され、前記衣類投入口に対応して配置されるドアウィンドウと、
    前記アウターフレーム及び前記ドアウィンドウに連結され、前記ドアの背面の一部を形成するインナーフレームと、
    前記フロントガラスと前記アウターフレーム間に形成される前記ドアの内部と前記ドアの外部とを連通する流路とを備えてなる、衣類処理装置。
  2. 前記流路は、
    前記アウターフレームに形成される連通孔と、
    前記インナーフレームに形成される排出孔とを備えてなる、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記アウターフレームは、リング状に形成されたものであり、
    前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の水平中心線を基準に、前記アウターフレームの下部に形成される、請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記排出孔は、前記連通孔より低い位置に配置される、請求項2に記載の衣類処理装置。
  5. 前記アウターフレームは、
    前記フロントガラスの外側面を囲む付着ガイドと、
    前記付着ガイドの内側に半径方向に延びる平面部と、
    前記平面部の内側に前記衣類投入口に対応して形成される開口部と、
    前記付着ガイドから前記開口部に延びる前記平面部にリング状に形成される接着剤充填溝とを備えてなる、請求項2に記載の衣類処理装置。
  6. 前記アウターフレームは、
    前記平面部と前記開口部間に配置され、
    前記平面部から前記ドアウィンドウの外縁部に向けて曲面状に形成される曲面部をさらに備えてなる、請求項5に記載の衣類処理装置。
  7. 前記アウターフレームと前記インナーフレーム間には、前記連通孔及び前記排出孔に連通する環状空間が形成される、請求項6に記載の衣類処理装置。
  8. 前記連通孔は、前記接着剤充填溝から前記開口部に延びる前記平面部に形成される、請求項5に記載の衣類処理装置。
  9. 前記連通孔は、前記アウターフレームの中心を通る半径方向の垂直中心線を基準に、前記平面部の左側と右側とに離隔して複数形成され、
    前記連通孔は、前記接着剤充填溝の下端より高い位置に配置される、請求項5に記載の衣類処理装置。
  10. 前記フロントガラスは、
    前記接着剤充填溝及び前記連通孔を遮蔽するように配置される非透光領域と、
    前記非透光領域の内側に配置される透光領域とを備えてなる、請求項5に記載の衣類処理装置。
  11. 前記本体は、
    前記衣類投入口が形成される前面パネルと、
    前記衣類投入口を囲むように前記前面パネルに凹設され、前記インナーフレームの一部を収容する凹部とを備えてなる、請求項2に記載の衣類処理装置。
  12. 前記衣類投入口は、前記凹部の中心から上方に偏心して配置される、請求項11に記載の衣類処理装置。
  13. 前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、それぞれ前記衣類投入口に対応する開口部を有するようにリング状に形成されたものであり、
    前記開口部は、前記アウターフレーム及び前記インナーフレームのそれぞれの中心から上方に偏心して配置される、請求項12に記載の衣類処理装置。
  14. 前記アウターフレームには、前記フロントガラスの付着のための接着剤充填溝がリング状に形成され、
    前記接着剤充填溝と前記開口部間の距離は、前記アウターフレームの上部から下部に向って離れてなるものであり、
    前記連通孔は、前記接着剤充填溝と前記開口部間の距離が最も遠い領域に形成される、請求項13に記載の衣類処理装置。
  15. 前記フロントガラスは、
    前記開口部及び前記ドアウィンドウに対応して形成される透光領域と、
    前記透光領域を囲むように形成され、前記連通孔を遮蔽する非透光領域とを備えてなる、請求項13に記載の衣類処理装置。
  16. 前記排出孔は、前記凹部の周面から離隔して配置される、請求項11に記載の衣類処理装置。
  17. 前記フロントガラスは、前記フロントガラスの前面及び背面が平面からなり、かつ、円板状に形成されたものである、請求項1に記載の衣類処理装置。
  18. 前記排出孔は、前記凹部の外側に配置される、請求項11に記載の衣類処理装置。
  19. 前記アウターフレーム及び前記インナーフレームは、前記凹部の外径より直径が大きいものであり、
    前記排出孔は、前記インナーフレームにおいて前記凹部の凹み始める周面に向けて貫通形成される、請求項11に記載の衣類処理装置。
  20. 前記アウターフレームと前記インナーフレーム間に設けられ、前記ドアの内部に侵入した湿気及び水を前記連通孔から吸入して前記排出孔から排出する吸入ファンをさらに備え、
    前記吸入ファンは、
    前記連通孔と前記排出孔間に配置されるブレード部と、
    前記ブレード部を駆動するファンモータとを備えてなる、請求項2に記載の衣類処理装置。
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