JP2020123190A - データ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データが第三者に漏洩するリスクを抑えつつ、対面でのデータの受け渡しを可能とする。【解決手段】第1端末(10A)に表示されていたデータと関連づけられたIDを第2端末(10B)に取得させ、第1端末(10A)において所定の操作入力が検出されたときに、前記IDを取得した第2端末(10B)に前記第1端末(10A)に表示されていたデータを取得させる。【選択図】 図1
Description
本発明は、データ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラムに関し、特に、文書の電子データを受け渡すデータ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラムに関する。
今日では、多くの場面でのペーパーレス化が進み、企業間における商取引はもちろんのこと、企業と個人との間でも、説明を行う者がタブレット型端末装置などに提案書その他の文書を表示して、顧客等に対面で説明を行う場面が増えてきている。この場合、文書は説明する側の端末に表示されることが多く、説明を受ける側に対して対しては、紙に印刷された文書を渡すことはあっても、その場で文書のデータを説明を受ける側に渡したり、説明を受ける側の端末に文書を表示させたりすることは稀である。これは、秘密漏洩の防止やプライバシー保護の観点から、文書その他のデータを受け渡す場合には、そのデータを第三者に漏洩させないことが求められるからである。
一般的には、例えば特許文献1に記載されたように、ユーザからのデータへのアクセスを管理するシステムを導入することによってデータを管理することが行われている。しかしながら、このような特許文献1に開示された技術では、顧客に渡したデータのように、システムの外にあるデータについては、そのシステムによるアクセス管理は利用できない。
また、特許文献2では、システムの外にあるデータが何らの制約無く利用できてしまうことを避けるために、データを受け取った者がしかるべき認証を受けない限り、そのデータがその者に提供されないようにしている。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、認証の仕組みが必要となるため、システムが複雑になる恐れがある。さらには、データを受け取ろうとする者が認証されなければデータを提供することができないため、特許文献2に開示された技術では、対面でデータを受け渡す場合にも、認証が必要となる。
そこで、本発明は、データが第三者に漏洩するリスクを抑えつつ、対面でのデータの受け渡しを可能とするデータ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るデータ転送方法は、第1端末に表示されていたデータと関連づけられたIDを第2端末に取得させる第1ステップと、前記第1端末において所定の操作入力を検出する第2ステップと、前記所定の操作入力が検出されたときに、前記IDを取得した前記第2端末に前記第1端末に表示されていたデータを取得させる第3ステップとを有する。
上記のデータ転送方法において、前記第1ステップは、無線により前記第1端末と前記第2端末との間で互いを接続するステップと、互いに接続された状態で前記IDを前記第1端末から前記第2端末に送信するステップとを含むようにしてもよい。
また、上記のデータ転送方法において、前記第1ステップは、前記第1端末において前記IDを含むコードを作成して前記第1端末の表示装置に表示させるステップと、前記第1端末の表示装置に表示された前記コードを前記第2端末に読み取らせて前記IDを前記第2端末に取得させるステップとを含むようにしてもよい。
また、上記のデータ転送方法において、前記第3ステップは、前記データを、前記IDと関連づけてネットワーク上のサーバに記憶させるステップと、前記サーバに前記IDと関連づけて記憶された前記データを、前記IDを取得した前記第2端末に取得させるステップとを含むようにしてもよい。
上記のデータ転送方法において、前記第3ステップにおいて、前記データを前記第2端末に取得させたときに、前記データを前記第2端末に取得させたことを示すログを前記第1端末に送付する第4ステップをさらに有するようにしてもよい。
本発明に係るデータ転送システムは、ネットワークに接続されたサーバと、それぞれ表示装置を備え、かつそれぞれ前記ネットワークを介して前記サーバに接続可能な第1端末および第2端末とを含み、前記サーバは、前記第1端末から前記第2端末に受け渡すデータとこのデータと関連づけられたIDとを関連付けて記憶する記憶部を備え、前記第1端末は、データを記憶する記憶部と、この第1端末の前記表示装置に前記データを表示するデータ表示部と、 前記データと関連づけられたIDを前記第2端末に提示するID提示部と、前記第1端末における所定の操作入力を検出する検出部と、前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けて前記サーバに記憶させる登録部とを備え、前記第2端末は、前記IDを取得するID取得部と、前記サーバから前記IDと関連付けられたデータを取得するデータ取得部と、この第2端末の前記表示装置に前記データを表示するデータ表示部とを有することを特徴とする。
ここで、上記のデータ転送システムにおいて、前記第1端末と前記第2端末とは、それぞれ無線により互いを接続する無線通信部をさらに備え、前記ID提示部は、前記第1端末の前記無線通信部を介して前記IDを前記第2端末に送信し、前記ID取得部は、前記第2端末の前記無線通信部を介して前記IDを取得するようにしてもよい。
また、上記のデータ転送システムにおいて、前記第1端末は、前記第1端末において前記IDを含むコードを作成して前記第1端末の表示装置に表示するコード表示部を備え、前記第2端末は、前記第1端末の表示装置に表示された前記コードを読み込むカメラを備え、前記ID取得部は、前記カメラによって読み込まれた前記コードから前記IDを取得するようにしてもよい。
また、上記のデータ転送システムにおいて、前記サーバは、前記データを前記第2端末に取得させたときに、前記データを前記第2端末に取得させたことを示すログを前記第1端末に送付するログ発行部をさらに有していてもよい。
また、本発明に係る端末装置は、表示装置と、使用者による操作入力を受け付ける入力装置と、データを記憶する記憶部と、前記表示装置に前記データを表示させるデータ表示部と、前記データと関連づけられたIDを他の端末に提示するID提示部と、前記入力装置に対する所定の操作入力を検出する検出部と、前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けてネットワークを介してサーバに記憶させる登録部とを備える。
ここで、上記の端末装置において、前記データと関連づけられたIDを生成するID生成部をさらに備えていてもよい。
また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能なプログラムは、表示装置と、使用者による操作入力を受け付ける入力装置と、データを記憶する記憶部と、処理装置と、ネットワークを介してサーバと接続するネットワーク回路とを備えたコンピュータにインストールされて、このコンピュータを、前記表示装置に前記データを表示させるデータ表示部と、前記データと関連づけられたIDを他の端末に提示するID提示部と、前記入力装置に対する所定の操作入力を検出する検出部と、前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けてネットワークを介してサーバに記憶させる登録部とを有する端末装置として機能させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムである。
本発明によれば、データが第三者に漏洩するリスクを抑えつつ、対面でのデータの受け渡しを可能とするデータ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態においては、2台の端末装置の間で文書のデータ(以下、単に「文書」ということがある。)を受け渡す場合を例に説明する。本明細書においては、文書を渡す側の端末装置を「送信者端末装置」と呼び、文書を受けとる側の端末装置を「受信者端末装置」と呼ぶ。また、送信者端末装置と受信者端末装置とを総称して単に「端末装置」ということがある。
なお、本実施の形態においては、2台の端末装置の間で文書のデータ(以下、単に「文書」ということがある。)を受け渡す場合を例に説明する。本明細書においては、文書を渡す側の端末装置を「送信者端末装置」と呼び、文書を受けとる側の端末装置を「受信者端末装置」と呼ぶ。また、送信者端末装置と受信者端末装置とを総称して単に「端末装置」ということがある。
[1.データ転送システムの概要]
本実施の形態に係るデータ転送システム1は、図1に示すように、少なくとも2台の端末装置、すなわち、文書の送信元となる送信者端末装置10Aおよび文書の受信者となる受信者端末装置10B、ならびにサーバ50を備えている。本実施の形態において、送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、それぞれ本発明における第1端末および第2端末に相当する。送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、それぞれ、アクセスポイント20を介してネットワーク30に無線接続可能に構成されたコンピュータである。送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、例えば、可搬性を有するタブレット型のコンピュータやスマートフォンなどが考えられる。一方、サーバ50は、ゲートウェイ(GW)40を介してインターネット等のネットワーク30に接続されている。
本実施の形態に係るデータ転送システム1は、図1に示すように、少なくとも2台の端末装置、すなわち、文書の送信元となる送信者端末装置10Aおよび文書の受信者となる受信者端末装置10B、ならびにサーバ50を備えている。本実施の形態において、送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、それぞれ本発明における第1端末および第2端末に相当する。送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、それぞれ、アクセスポイント20を介してネットワーク30に無線接続可能に構成されたコンピュータである。送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、例えば、可搬性を有するタブレット型のコンピュータやスマートフォンなどが考えられる。一方、サーバ50は、ゲートウェイ(GW)40を介してインターネット等のネットワーク30に接続されている。
本実施の形態に係るデータ転送システム1では、例えば、送信者端末装置10Aの表示装置に提案書等の文書を表示させ、所定の操作を行うことで、その文書を受信者端末装置10Bの表示装置に表示させることができる。
[1.1.端末装置の構成]
送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、いずれも図2に示すように、処理装置11、記憶装置12、入力装置13、表示装置14、第1無線インターフェース回路(I/F)15、第2無線I/F16、カメラ17、およびこれらの装置間をつなぐバス18を備えたコンピュータである。
送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、いずれも図2に示すように、処理装置11、記憶装置12、入力装置13、表示装置14、第1無線インターフェース回路(I/F)15、第2無線I/F16、カメラ17、およびこれらの装置間をつなぐバス18を備えたコンピュータである。
ここで、処理装置11は、端末装置10A(10B)にインストールされたコンピュータプログラムの指令に基づいて演算処理を行うとともに、バス18を介して他の装置を制御する演算処理回路である。処理装置11が行う処理は、第1無線I/F15によってアクセスポイント20と接続する通信制御処理や、第1無線I/Fを介してサーバ50と文書のデータを送受信する処理、表示装置14に文書等を表示する処理を含み、さらに送信者端末装置10Aにあっては、後述する識別子(ID)を生成してこれを提示する処理や、使用者による所定の操作入力を検知する処理、受信者端末装置10Bにあっては、カメラ17で撮影された画像を認識する処理などを含む。
記憶装置12は、上述したコンピュータプログラムや、各種データを記憶する装置である。例えば、フラッシュメモリやハードディスクなどの記憶媒体は、記憶装置12を構成することができる。送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bのそれぞれにおいて、表示装置14に表示する文書のデータを記憶装置12に記憶するように構成することができる。
入力装置13は、端末装置10A(10B)の使用者によって操作されて、その端末装置10A(10B)に情報を入力するように構成された装置である。例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等は入力装置13を構成することができる。本実施の形態においては、入力装置13としてタッチパネルを備えるものを例に説明する。
表示装置14は、各種データを表示するように構成された装置である。例えば、液晶表示装置(LCD)や有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイなどは表示装置14を構成することができる。
表示装置14は、各種データを表示するように構成された装置である。例えば、液晶表示装置(LCD)や有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイなどは表示装置14を構成することができる。
第1無線I/F15は、アクセスポイント20と接続して、WiFi(登録商標)その他の無線LANの規格に則ってソケット通信やHTTP通信を行う無線通信回路を含む。この第1無線I/F1は、本発明におけるネットワーク回路に相当する。
第2無線I/F16は、BLUETOOTH(登録商標)その他の近距離無線通信規格に則って、例えば、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとを互いに無線接続する無線通信回路を含む。この第2無線I/Fは、本発明における無線通信部に相当する。
第2無線I/F16は、BLUETOOTH(登録商標)その他の近距離無線通信規格に則って、例えば、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとを互いに無線接続する無線通信回路を含む。この第2無線I/Fは、本発明における無線通信部に相当する。
カメラ17は、任意の対象を撮像する撮像デバイスである。少なくとも受信者端末装置10Bには、画像認識用のコンピュータプログラムがインストールされ、上述したように、カメラ17で撮影された画像、例えば、QRコード(登録商標)等を認識できるように構成されている。
なお、本実施の形態において、送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bは、ともに第2無線I/F16とカメラ17とを備えるものとして説明するが、必ずしも第2無線I/F16とカメラ17の双方を備えていなくてもよく、第2無線I/F16とカメラ17とのいずれか1つのみを備えていてもよい。
[1.2.送信者端末装置10Aの機能]
次に、送信者端末装置10Aの機能について、図3を参照して説明する。
送信者端末装置10Aは、上述した処理装置11その他のハードウェア資源と送信者端末装置10Aにインストールされたコンピュータプログラムとが協働することによって、記憶装置12に記憶された文書等を表示装置14に表示するように構成されたデータ表示部111と、送信者端末装置10Aにおいて表示装置14に表示する文書と関連づけられたユニークなIDを生成するように構成されたID生成部112と、このIDを表示装置14または第2無線I/Fを介して受信者端末装置10Bに提示するように構成されたID提示部113と、入力装置13における所定の操作入力を検出するように構成された検出部114と、所定の操作入力が検出されたときに、第1無線I/Fを介してサーバ50に文書とIDとを関連付けて記憶させる登録部115とを備える。
次に、送信者端末装置10Aの機能について、図3を参照して説明する。
送信者端末装置10Aは、上述した処理装置11その他のハードウェア資源と送信者端末装置10Aにインストールされたコンピュータプログラムとが協働することによって、記憶装置12に記憶された文書等を表示装置14に表示するように構成されたデータ表示部111と、送信者端末装置10Aにおいて表示装置14に表示する文書と関連づけられたユニークなIDを生成するように構成されたID生成部112と、このIDを表示装置14または第2無線I/Fを介して受信者端末装置10Bに提示するように構成されたID提示部113と、入力装置13における所定の操作入力を検出するように構成された検出部114と、所定の操作入力が検出されたときに、第1無線I/Fを介してサーバ50に文書とIDとを関連付けて記憶させる登録部115とを備える。
このうち、ID生成部112は、文書と関連づけられたユニークなIDとして、例えば、「xxxx−xxxx−xxxx−xxxx」形式の、0〜9およびA〜Zの組み合わせからなるランダムな文字列を生成するように構成することができる。このとき、IDに有効期限を設け、その生成から一定の期間、例えば24時間有効とすることで、異なる文書に対して同一のIDが付与された状態を回避することができ、ユニークな(唯一の)IDを合理的かつ実用的に実現することができる。
また、ID提示部113は、ID生成部112によって生成されたIDを、第2無線I/F16を介して近距離無線通信により受信者端末装置10Bに送信してもよいが、このIDを含むQRコード等の画像を生成して表示装置14に表示するようにしてもよい。この場合、ID提示部113が本発明におけるコード表示部に相当する。
[1.3.受信者端末装置10Bの機能]
受信者端末装置10Bの機能について、図4を参照して説明する。
受信者端末装置10Bは、上述した処理装置11その他のハードウェア資源と受信者端末装置10Bにインストールされたコンピュータプログラムとが協働することによって、記憶装置12に記憶された文書等を表示装置14に表示するように構成されたデータ表示部111と、送信者端末装置10Aによって提示されたIDを取得するように構成されたID取得部116と、第1無線I/F15を介してサーバ50から文書のデータを取得するデータ取得部117とを備える。
受信者端末装置10Bの機能について、図4を参照して説明する。
受信者端末装置10Bは、上述した処理装置11その他のハードウェア資源と受信者端末装置10Bにインストールされたコンピュータプログラムとが協働することによって、記憶装置12に記憶された文書等を表示装置14に表示するように構成されたデータ表示部111と、送信者端末装置10Aによって提示されたIDを取得するように構成されたID取得部116と、第1無線I/F15を介してサーバ50から文書のデータを取得するデータ取得部117とを備える。
このうち、ID取得部116は、第2無線I/F16を介して近距離無線通信により送信者端末装置10AからIDを受信して、これを記憶装置12に記憶させるように構成してもよいし、送信者端末装置10Aの表示装置14に表示された、IDを含むQRコード等をカメラ17によって撮像し、この画像からIDを読み取って記憶部12に記憶させるように構成してもよい。
また、データ取得部117は、記憶装置12に記憶されたIDを読み出すとともに、第1無線I/F15を介してサーバ50にアクセスして、サーバ50においてこのIDと関連付けられた文書のデータをダウンロードしてこれを記憶部12に記憶させるように構成されている。
[1.4.サーバの構成]
次に、サーバ50の構成について図5および図6を参照して説明する。
サーバ50は、図5に示すように、処理装置51と、記憶装置52と、オペレータ等が使用するキーボードやディスプレイ等のI/O装置53と、ゲートウェイ40と接続されるネットワークI/F(NWI/F)55と、これらの装置間をつなぐバス58を備えたコンピュータである。
次に、サーバ50の構成について図5および図6を参照して説明する。
サーバ50は、図5に示すように、処理装置51と、記憶装置52と、オペレータ等が使用するキーボードやディスプレイ等のI/O装置53と、ゲートウェイ40と接続されるネットワークI/F(NWI/F)55と、これらの装置間をつなぐバス58を備えたコンピュータである。
処理装置51は、サーバ50にインストールされたコンピュータプログラムの指令に基づいて演算処理を行い、バス58を介して他の装置を制御する演算処理回路である。処理装置51が行う処理は、文書とIDとを関連付けて記憶装置52に記憶する処理や、イ億装置52に記憶された文書を検索する処理、ネットワーク30を介して送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bと文書をやり取りする処理を含む。また、本実施の形態においては、処理装置51は、送信者端末装置10Aや受信者端末装置10Bと文書をやり取りした記録(ログ)を残す処理を行い、そのログを送信者端末装置10Aまたは受信者端末装置10Bに対して発行するログ発行部511を備えている。
記憶装置52は、上述したコンピュータプログラムや、各種データを記憶する装置である。例えば、フラッシュメモリやハードディスクなどの記憶媒体は、記憶装置52を構成することができる。サーバ50は、記憶装置52の一部として、外部のハードディスク等の記憶装置を備えるようにしてもよい。
本実施の形態において、サーバ50は、記憶装置52に文書とIDとを関連付けて記憶するように構成される。記憶装置52には、例えば、図6に示すような、IDと文書とを対応づけるデータ構造が構築される。
本実施の形態において、サーバ50は、記憶装置52に文書とIDとを関連付けて記憶するように構成される。記憶装置52には、例えば、図6に示すような、IDと文書とを対応づけるデータ構造が構築される。
[2.文書の受け渡し処理の手順]
次に、図7〜図11を参照して、本実施の形態に係るデータ転送システムにおけるデータ転送の処理の手順について説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係るデータ転送システムにおける文書の転送処理の手順は、「文書の表示、ならびにIDの生成および提示」(フェーズ1)と、「所定の操作入力の検出」(フェーズ2)と、「文書の授受および表示」(フェーズ3)とに分けることができる。これらのフェーズ1、フェーズ2およびフェーズ3は、それぞれ本発明に係るデータ転送方法の第1ステップ、第2ステップおよび第3ステップに相当する。
次に、図7〜図11を参照して、本実施の形態に係るデータ転送システムにおけるデータ転送の処理の手順について説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係るデータ転送システムにおける文書の転送処理の手順は、「文書の表示、ならびにIDの生成および提示」(フェーズ1)と、「所定の操作入力の検出」(フェーズ2)と、「文書の授受および表示」(フェーズ3)とに分けることができる。これらのフェーズ1、フェーズ2およびフェーズ3は、それぞれ本発明に係るデータ転送方法の第1ステップ、第2ステップおよび第3ステップに相当する。
[2.1.フェーズ1:文書の表示、ならびにIDの生成および提示]
フェーズ1における処理は、送信者端末装置10Aにおいて文書を送信者端末装置10Aの表示装置14に表示させる処置と、この文書に関連づけられたユニークなIDを生成して、このIDを送信者端末装置Aから受信者端末装置10Bに提示する処理とを含む。
なお、フェーズ1において、送信者端末装置10Aにおいて文書を表示する処理と、IDを生成して提示する処理とは、互いに独立した処理であり、文書とIDとが関連づけられる限り、どちらを先に実行してもよい。したがって、送信者端末装置10Aの表示装置14に文書を表示させた後に送信者端末装置10Aから受信者端末装置10BにIDを提示するようにしてもよいし、逆に、送信者端末装置10Aから受信者端末装置10BにIDを提示してから送信者端末装置10Aの表示装置14に文書を表示させてもよい。
フェーズ1における処理は、送信者端末装置10Aにおいて文書を送信者端末装置10Aの表示装置14に表示させる処置と、この文書に関連づけられたユニークなIDを生成して、このIDを送信者端末装置Aから受信者端末装置10Bに提示する処理とを含む。
なお、フェーズ1において、送信者端末装置10Aにおいて文書を表示する処理と、IDを生成して提示する処理とは、互いに独立した処理であり、文書とIDとが関連づけられる限り、どちらを先に実行してもよい。したがって、送信者端末装置10Aの表示装置14に文書を表示させた後に送信者端末装置10Aから受信者端末装置10BにIDを提示するようにしてもよいし、逆に、送信者端末装置10Aから受信者端末装置10BにIDを提示してから送信者端末装置10Aの表示装置14に文書を表示させてもよい。
[2.1.1.文書の表示]
送信者端末装置10Aに文書を表示させるにあたっては、文書のデータをあらかじめ送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶させておいても良いが、サーバ50の記憶装置52に記憶された文書のデータを、ネットワーク30を介して送信者端末装置10Aの表示装置14に表示するようにしてもよい。
文書の表示として、例えば、企画書等の文書のPDFファイルを、提案者が使用するタブレット型端末装置の画面に表示する行為が考えられる。この例では、提案者が使用するタブレット端末装置が送信者端末装置10Aとなる。
送信者端末装置10Aに文書を表示させるにあたっては、文書のデータをあらかじめ送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶させておいても良いが、サーバ50の記憶装置52に記憶された文書のデータを、ネットワーク30を介して送信者端末装置10Aの表示装置14に表示するようにしてもよい。
文書の表示として、例えば、企画書等の文書のPDFファイルを、提案者が使用するタブレット型端末装置の画面に表示する行為が考えられる。この例では、提案者が使用するタブレット端末装置が送信者端末装置10Aとなる。
[2.1.2.IDの生成および提示]
上述したように、文書に関連付けられたユニークなIDは、送信者端末装置10Aに設けられたID生成部112(図3参照。)において生成されて、送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶されるとともに、受信者端末装置10Bに提示される。このIDを受信者端末装置10Bに提示する方法としては、BLUETOOTH(登録商標)などの近距離無線通信によって受信者端末装置10Bに送信する方法や、IDのQRコードを作成して送信者端末装置10Aの表示装置14に表示させる方法など、様々な方法が考えられる。
上述したように、文書に関連付けられたユニークなIDは、送信者端末装置10Aに設けられたID生成部112(図3参照。)において生成されて、送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶されるとともに、受信者端末装置10Bに提示される。このIDを受信者端末装置10Bに提示する方法としては、BLUETOOTH(登録商標)などの近距離無線通信によって受信者端末装置10Bに送信する方法や、IDのQRコードを作成して送信者端末装置10Aの表示装置14に表示させる方法など、様々な方法が考えられる。
[(1)近距離無線通信規格BLUETOOTH(登録商標)を用いる場合]
例えば、送信者端末装置10Aにおいて生成したIDを、近距離無線通信規格BLUETOOTH(登録商標)に基づいて受信者端末装置10Bに送信するには、図8に示すように、まず、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとがそれぞれスキャンとアドバタイジングを行って、互いの接続を確立する。具体的には、アドバタイザとなる受信者端末装置10Bが、複数の周波数チャネルのうちの一つを使って、自己の属性を示す情報を含むアドバタイジングパケットを送出する一方、スキャナとなる送信者端末装置10Aは、受信状態となって受信者端末装置10Bからのアドバタイジングパケットを受信したら、受信者端末装置10Bに対してコネクトリクエストを送信する。
例えば、送信者端末装置10Aにおいて生成したIDを、近距離無線通信規格BLUETOOTH(登録商標)に基づいて受信者端末装置10Bに送信するには、図8に示すように、まず、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとがそれぞれスキャンとアドバタイジングを行って、互いの接続を確立する。具体的には、アドバタイザとなる受信者端末装置10Bが、複数の周波数チャネルのうちの一つを使って、自己の属性を示す情報を含むアドバタイジングパケットを送出する一方、スキャナとなる送信者端末装置10Aは、受信状態となって受信者端末装置10Bからのアドバタイジングパケットを受信したら、受信者端末装置10Bに対してコネクトリクエストを送信する。
受信者端末装置10Bは、スキャナである送信者端末装置10Aからのコネクトリクエストを受信するまで、周波数チャネルを変更しながらアドバタイジングを継続し、受信者端末装置10Bがコネクトリクエストを受信することで、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとの間の通信が開始され、送信者端末装置10Aから受信者端末装置10Bに対してIDが送信されて、受信者端末装置10Bの記憶装置12に記憶される。
以上のようにしてIDの授受が行われる。
以上のようにしてIDの授受が行われる。
なお、図8においては、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとをそれぞれスキャナとアドバタイザとなる例について説明したが、近距離無線通信規格BLUETOOTH(登録商標)に基づいてIDを送信する際には、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとがそれぞれアドバタイザとスキャナとなってもよいことはいうまでもない。
また、図8に示す例においては、IDの授受が行われた後に送信者端末装置10Aにおいて文書が表示されることが示されているが、端末装置同士の接続およびIDの授受に先だって送信者端末装置10Aにおいて文書を表示するようにしてもよい。
また、図8に示す例においては、IDの授受が行われた後に送信者端末装置10Aにおいて文書が表示されることが示されているが、端末装置同士の接続およびIDの授受に先だって送信者端末装置10Aにおいて文書を表示するようにしてもよい。
[(2)QRコードを用いる場合]
QRコードを用いてIDの授受を行う場合について、図9を参照して説明する。
送信者端末装置10Aにおいて、ID生成部112によって生成されたIDは、送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶されるとともに、このIDのQRコードが生成されて送信者端末装置10Aの表示装置14に表示される。
この送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されたQRコードを受信者端末装置10Bのカメラ17で撮影して読み込み、読み込んだQRコードからIDを取得して記憶装置12に記憶する。
QRコードを用いてIDの授受を行う場合について、図9を参照して説明する。
送信者端末装置10Aにおいて、ID生成部112によって生成されたIDは、送信者端末装置10Aの記憶装置12に記憶されるとともに、このIDのQRコードが生成されて送信者端末装置10Aの表示装置14に表示される。
この送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されたQRコードを受信者端末装置10Bのカメラ17で撮影して読み込み、読み込んだQRコードからIDを取得して記憶装置12に記憶する。
図9に示す例においても、QRコードを介したIDの授受の後に、送信者端末装置10Aにおいて文書が表示されることが示されているが、QRコードの生成および表示に先立って送信者端末装置10Aの表示装置14に文書を表示するようにしてもよい。
[2.2.フェーズ2:所定の操作入力の検出]
送信者端末装置10Aにおける所定の操作入力は、システムにとっては、次のフェーズ3(文書の授受および表示)に移行するためのトリガーとなる操作である。
送信者端末装置10Aにおける操作入力は、その操作入力を検出でき、かつ他の操作入力と区別できるのであれば、どのような操作でもよいが、その所定の操作入力が、送信者端末装置10Aの使用者にとっては、あたかも送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されている文書を、その近くにある受信者端末装置10Bに移すかのような操作となればなお好ましい。
送信者端末装置10Aにおける所定の操作入力は、システムにとっては、次のフェーズ3(文書の授受および表示)に移行するためのトリガーとなる操作である。
送信者端末装置10Aにおける操作入力は、その操作入力を検出でき、かつ他の操作入力と区別できるのであれば、どのような操作でもよいが、その所定の操作入力が、送信者端末装置10Aの使用者にとっては、あたかも送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されている文書を、その近くにある受信者端末装置10Bに移すかのような操作となればなお好ましい。
例えば、送信者端末装置10Aの入力装置13が表示装置14と一体に構成されたタッチパネルである場合には、表示装置14に表示された文書をなぞるように、タッチパネルを所定の方向(例えば、図10において矢印で示すように、送信者端末装置10Aの表示装置14に表示された文書の下から上へ)に沿ってスワイプする操作を所定の操作入力とすることができる。
[2.3.フェーズ3:文書の授受および表示]
送信者端末装置10Aにおいて所定の操作入力が検出されると、次のようにして、送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されていた文書を受信者端末装置10Bの表示装置14に表示させる。
送信者端末装置10Aにおいて所定の操作入力が検出されると、次のようにして、送信者端末装置10Aの表示装置14に表示されていた文書を受信者端末装置10Bの表示装置14に表示させる。
すなわち、送信者端末装置10Aは、所定の操作入力を検出すると、表示装置14に表示していた文書のデータを対応するIDと関連づけてサーバ50に記憶させる一方、受信者端末装置10Bは、サーバ50から、フェーズ1において取得したIDと関連づけられた文書のデータを取得して、これを表示装置14に表示させる。
このように、送信者端末装置10Aにおいて表示されていた文書を受信者端末装置10Bにおいて表示するためには、その文書と関連付けられたIDを受信者端末装置10Bが取得していることが条件となるので、文書と関連付けられたIDを取得していない他の端末装置では文書を取得することができない。
なお、サーバ50は、文書のデータを受信者端末装置10Bに取得させたときには、そのことを示すログを生成して送信者端末装置10Aに送付するようにしてもよい。
このように、送信者端末装置10Aにおいて表示されていた文書を受信者端末装置10Bにおいて表示するためには、その文書と関連付けられたIDを受信者端末装置10Bが取得していることが条件となるので、文書と関連付けられたIDを取得していない他の端末装置では文書を取得することができない。
なお、サーバ50は、文書のデータを受信者端末装置10Bに取得させたときには、そのことを示すログを生成して送信者端末装置10Aに送付するようにしてもよい。
より具体的には、フェーズ3において文書の授受を実現するには、一例として、図11に示すように、ソケット通信を利用することが考えられる。
すなわち、所定の操作入力を検出すると、送信者端末装置10Aと受信者端末装置10Bとは、それぞれの第1無線I/F15およびネットワーク30を介してサーバ50と接続する。このときのアクセス先となるサーバ50のURLは、データ転送システムを実現するために端末装置10A、10Bにインストールされるアプリ(コンピュータプログラム)のスクリプトの一部として端末装置に配布することができる。
送信者端末装置10Aおよび受信者端末装置10Bとサーバ50とがソケット通信によりネットワーク30を介して接続された状態で、送信者端末装置10Aから表示中の文書のPDFファイルをIDと関連づけてサーバ50に送付して、サーバ50の記憶装置52に記憶させる。受信者端末装置10Bは、ネットワーク30を介してサーバ50から、フェーズ1において取得したIDと関連づけられた文書のPDFファイルを取得して、これを表示装置14に表示させるのである。
また、文書の授受を実現する方法の他の例として、HTML通信を利用することが考えられる。より具体的には、図12に示すように、送信者端末装置10Aは、所定の操作入力を検出すると、表示している文書のデータをIDと関連づけてサーバ50に登録する。一方、受信者端末装置10Bは周期的にサーバ50にアクセスし、フェーズ1において取得したIDと関連づけられた文書のデータがサーバ50に登録されていないかを確認しているので、送信者端末装置10Aによってサーバ50に文書のデータとそのIDとが登録されれば、その文書のデータが受信者端末装置10Bによって取得され、受信者端末装置10Bの表示装置14に表示される。また、サーバ50は、受信者端末装置10Bによって文書のデータが取得されると、取得ログを送信者端末装置10Aに送付する。
[3.まとめ]
以上のように、転送すべき文書と関連付けられたユニークなIDを受信者端末装置10Bに取得させるとともに、その文書のデータとそのIDとを関連付けてサーバ50に記憶させ、そのIDを取得した端末装置のみがサーバ50からそのIDと関連付けられた文書のデータを取得できるようにしたことによって、データが第三者に漏洩するリスクを抑えつつ、対面でのデータの受け渡しを可能とすることができる。
以上のように、転送すべき文書と関連付けられたユニークなIDを受信者端末装置10Bに取得させるとともに、その文書のデータとそのIDとを関連付けてサーバ50に記憶させ、そのIDを取得した端末装置のみがサーバ50からそのIDと関連付けられた文書のデータを取得できるようにしたことによって、データが第三者に漏洩するリスクを抑えつつ、対面でのデータの受け渡しを可能とすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、2台の端末装置の間で文書を受け渡す場合を例に説明したが、文書を取得する受信者端末装置は必ずしも1台に限定されない。すなわち、1つの送信者端末装置と複数の受信者装置との間でIDの授受を行うことにより、複数の端末装置において文書を受けとるようにしてもよい。
また、図3に示したように、送信者端末装置10AがID生成部112を備え、送信者端末装置においてIDを生成するものとして説明したが、ID生成部112を、送信者端末装置10Aではなく、サーバ50に設けることによって、文書のデータと関連付けられたIDをサーバ50において生成し、これをネットワーク30を介して送信者端末装置10Aに提供するように構成してもよい。
また、受け渡すデータとして文書のデータを例に説明したが、本発明において受け渡されるデータは必ずしも文書に限定されない。例えば、音声や静止画、動画など、文書以外のデータを受け渡すことも可能である。
1…データ転送システム、10A…送信者端末装置、10B…受信者端末装置、11…処理装置、12…記憶装置、13…入力装置、14…表示装置、15…第1無線I/F、16…第2無線I/F、17…カメラ、18…バス、30…ネットワーク、50…サーバ、51…処理装置、52…記憶装置、53…I/O装置、55…ネットワークI/F。
Claims (12)
- 第1端末に表示されていたデータと関連づけられたIDを第2端末に取得させる第1ステップと、
前記第1端末において所定の操作入力を検出する第2ステップと、
前記所定の操作入力が検出されたときに、前記IDを取得した前記第2端末に前記第1端末に表示されていたデータを取得させる第3ステップと
を有するデータ転送方法。 - 請求項1に記載されたデータ転送方法において、
前記第1ステップは、
無線により前記第1端末と前記第2端末との間で互いを接続するステップと、
互いに接続された状態で前記IDを前記第1端末から前記第2端末に送信するステップと
を含むことを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1に記載されたデータ転送方法において、
前記第1ステップは、
前記第1端末において前記IDを含むコードを作成して前記第1端末の表示装置に表示させるステップと、
前記第1端末の表示装置に表示された前記コードを前記第2端末に読み取らせて前記IDを前記第2端末に取得させるステップと
を含むことを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載されたデータ転送方法において、
前記第3ステップは、
前記データを、前記IDと関連づけてネットワーク上のサーバに記憶させるステップと、
前記サーバに前記IDと関連づけて記憶された前記データを、前記IDを取得した前記第2端末に取得させるステップと
を含むことを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載されたデータ転送方法において、
前記第3ステップにおいて、前記データを前記第2端末に取得させたときに、
前記データを前記第2端末に取得させたことを示すログを前記第1端末に送付する第4ステップ
をさらに有することを特徴とするデータ転送方法。 - ネットワークに接続されたサーバと、それぞれ表示装置を備え、かつそれぞれ前記ネットワークを介して前記サーバに接続可能な第1端末および第2端末とを含み、
前記サーバは、
前記第1端末から前記第2端末に受け渡すデータとこのデータと関連づけられたIDとを関連付けて記憶する記憶部
を備え、
前記第1端末は、
データを記憶する記憶部と、
この第1端末の前記表示装置に前記データを表示するデータ表示部と、
前記データと関連づけられたIDを前記第2端末に提示するID提示部と、
前記第1端末における所定の操作入力を検出する検出部と、
前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けて前記サーバに記憶させる登録部と
を備え、
前記第2端末は、
前記IDを取得するID取得部と、
前記サーバから前記IDと関連付けられたデータを取得するデータ取得部と、
この第2端末の前記表示装置に前記データを表示するデータ表示部と
を有する
ことを特徴とするデータ転送システム。 - 請求項6に記載されたデータ転送システムにおいて、
前記第1端末と前記第2端末とは、それぞれ無線により互いを接続する無線通信部をさらに備え、
前記ID提示部は、前記第1端末の前記無線通信部を介して前記IDを前記第2端末に送信し、
前記ID取得部は、前記第2端末の前記無線通信部を介して前記IDを取得する
ことを特徴とするデータ転送システム。 - 請求項6に記載されたデータ転送システムにおいて、
前記第1端末は、
前記第1端末において前記IDを含むコードを作成して前記第1端末の表示装置に表示するコード表示部を備え、
前記第2端末は、
前記第1端末の表示装置に表示された前記コードを読み込むカメラを備え、
前記ID取得部は、前記カメラによって読み込まれた前記コードから前記IDを取得する
ことを特徴とするデータ転送システム。 - 請求項6〜8のいずれか1つに記載されたデータ転送システムにおいて、
前記サーバは、
前記データを前記第2端末に取得させたときに、前記データを前記第2端末に取得させたことを示すログを前記第1端末に送付するログ発行部
をさらに有することを特徴とするデータ転送システム。 - 表示装置と、
使用者による操作入力を受け付ける入力装置と、
データを記憶する記憶部と、
前記表示装置に前記データを表示させるデータ表示部と、
前記データと関連づけられたIDを他の端末に提示するID提示部と、
前記入力装置に対する所定の操作入力を検出する検出部と、
前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けてネットワークを介してサーバに記憶させるデータ登録部と
を備える端末装置。 - 請求項10に記載された端末装置において、
前記データと関連づけられたIDを生成するID生成部をさらに備えることを特徴とする端末装置。 - 表示装置と、使用者による操作入力を受け付ける入力装置と、データを記憶する記憶部と、処理装置と、ネットワークを介してサーバと接続するネットワーク回路とを備えたコンピュータにインストールされて、このコンピュータを、
前記表示装置に前記データを表示させるデータ表示部と、
前記データと関連づけられたIDを他の端末に提示するID提示部と、
前記入力装置に対する所定の操作入力を検出する検出部と、
前記所定の操作入力が検出されたときに、前記データと前記IDとを関連付けてネットワークを介してサーバに記憶させるデータ登録部と
を有する端末装置として機能させる、コンピュータ読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019015155A JP2020123190A (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | データ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019015155A JP2020123190A (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | データ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020123190A true JP2020123190A (ja) | 2020-08-13 |
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Family Applications (1)
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JP2019015155A Pending JP2020123190A (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | データ転送方法、データ転送システム、端末装置およびプログラム |
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Country | Link |
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-
2019
- 2019-01-31 JP JP2019015155A patent/JP2020123190A/ja active Pending
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