JP2020122617A - 拳銃用ホルスター - Google Patents

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Abstract

【課題】拳銃の収納動作また拳銃の引抜き動作を容易に行うことができる。【解決手段】本体10と、回動軸30を介して本体10に設けられて本体10に対して回動可能に構成される回動部20と、回動部20を本体10に対して閉じる方向に付勢する付勢部50と、を備え、回動部20を回動させて開状態とし、拳銃80を拳銃用ホルスター1内に進入させて拳銃を回動させると、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して閉状態となって、拳銃80を収納した状態とし、拳銃80が収納された状態で回動部材20を開く方向に回動させて開状態として、拳銃80を引抜くと、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して閉状態とする、拳銃用ホルスター1とする。【選択図】図1

Description

本発明は、拳銃を収納した状態で保持する拳銃用ホルスターの技術に関する。
従来、拳銃を収納した状態で保持する拳銃用ホルスターに関する技術は種々知られている(特許文献1参照)。
前記拳銃用ホルスターには、拳銃を収納する本体と、本体に回動可能に設けられるカバーと、を備えるものがある。前記拳銃用ホルスターは、本体に拳銃を収納した状態でカバーを回動させて拳銃の一部を覆うように配置することによって拳銃を保持する。このように、前記拳銃用ホルスターでは、カバーで拳銃の一部を覆って保持することで、本体に収納された拳銃が第三者によって容易に引抜かれないようにしている。
特開2011−153770号公報
しかしながら、特に緊急の際には、拳銃を拳銃用ホルスターに収納する動作また拳銃を拳銃用ホルスターから引抜く動作をよりスムーズに行えることが望ましい。
もっとも、前記拳銃用ホルスターでは、拳銃を収納するときまたは拳銃を引抜くとき、カバーを回動させることを要し、拳銃の収納する動作また拳銃を引抜く動作をスムーズに行うことができなかった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、拳銃の収納動作また拳銃の引抜く動作をスムーズに行うことができる拳銃用ホルスターを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、拳銃を収納した状態で保持して携帯可能とする拳銃用ホルスターであって、本体と、回動軸を介して前記本体に設けられて前記本体に対して回動可能に構成される回動部と、前記回動部を前記本体に対して閉じる方向に付勢する付勢部と、を備え、前記本体と前記回動部との内側の空間で前記拳銃が収納される空間が形成されるものであり、前記回動部を回動させて開状態とし、前記拳銃を前記拳銃用ホルスター内に進入させて拳銃を回動させると、前記付勢部によって付勢されて前記回動部が閉じる方向に回動して閉状態となって、前記拳銃を収納した状態とし、前記拳銃を収納した状態で前記回動部材を開く方向に回動させて開状態として、前記拳銃を引抜くと、前記付勢部によって付勢されて前記回動部が閉じる方向に回動して閉状態とするものである。
請求項2においては、前記本体は、前記本体内に配置される押え部を備え、前記付勢部は、弾性変形可能な板バネであり、前記付勢部の一方部は前記回動部の内面に固定され、前記付勢部の他方部は前記本体の押え部に当接し、前記回動部が開く方向に回動すると弾性変形して前記回動部を閉じる方向へ付勢する付勢力を生じさせるものである。
請求項3においては、前記当接部は、前記回動部の閉状態において前記拳銃に当接して前記拳銃用ホルスターから前記拳銃を引抜けない状態とする当接部を備えるものである。
請求項4においては、前記前記拳銃用ホルスターに収納された前記拳銃に当接して、前記回動部が閉状態から開く方向に回動することを防止するストッパを備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、拳銃の収納動作また拳銃の引抜き動作を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る拳銃用ホルスターを示す斜視図。 同じく拳銃用ホルスターを示す正面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す背面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す平面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す底面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す左側面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す右側面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す断面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す拡大断面図。 同じく拳銃用ホルスターを示す分解斜視図。 同じく拳銃用ホルスターの回動部の閉状態を示す右側面図。 同じく拳銃用ホルスターの回動部の開状態を示す右側面図。 同じく拳銃用ホルスターのストッパを規制位置とした状態を示す平面視図。 同じく拳銃用ホルスターのストッパを規制位置とした状態を示す右側面。 同じく拳銃用ホルスターのストッパを規制位置から解消した状態を示す平面視図。 同じく拳銃用ホルスターのストッパを規制位置から解消した状態を示す右側面。 同じく拳銃用ホルスターの規制位置とした状態を示す正面図。 同じく拳銃用ホルスターの規制位置とした状態を示す右側面。 同じく拳銃用ホルスターの規制位置とした状態を示す断面図。 同じく拳銃用ホルスターの規制位置を解消した状態を示す右側面。 同じく拳銃用ホルスターの規制位置を解消した状態を示す断面図。
次に、本発明の実施形態に係る拳銃用ホルスター1について、図1から図21を用いて説明する。
拳銃用ホルスター(以下において「ホルスター」と称する)1は、拳銃80を内部に収納して携帯するものであり、使用者の衣服や身体(例えば、使用者の右側の腰部、右足太腿部、左脇部等)に取付けられる。図1から図12に示すように、ホルスター1は、上部に開口部2を有し、内部に拳銃80が収納される収納空間3が形成される。ホルスター1は、本体10と、回動部20と、回動軸30と、取付具40と、付勢部50と、を備える。
ホルスター1の本体10は、布地や革よりも比較的剛性の高い素材、例えば、合成樹脂素材で構成される。本体10は、板状の部材であって、前板部から左板部と右板部とが後方に突出するように形成され、上方、下方、及び後方が開放するように構成される。本体10は、平面視で略C字状に構成される。本体10の上下方向の長さは、拳銃80の銃身82よりも若干長く構成される。本体10の下部は上部に比べて若干左右幅が狭く構成され、本体10の前部は後部に比べて若干左右幅が広く構成される。
また、本体10の下部の内側には底部11と押え部13とが設けられる。本体10の底部11は、平板状の部材であり、本体10の下端よりも若干上方に配置される。本体10の底部11は、前記本体10の幅が狭く構成される前部に配置される。本体10の押え部13は、平板状の部材であり、本体10内において、前記本体10の幅が狭く構成される前部に配置される。本体10の押え部13は、底部11の上方に所定の空間が形成されるように底部11の若干上方に配置される。
ホルスター1の回動部20は、布地や革よりも比較的剛性の高い素材、例えば、合成樹脂素材で構成される。回動部20は、回動軸30を介して本体10に設けられて、本体10に対して回動可能に構成される。回動部20は、板状の部材であって、後板部から左板部と右板部とが前方に突出するように形成され、上方、下方、及び前方が開放するように構成される。回動部20は、その後板部が上端から下方に行くに従って前方に湾曲して構成され、側面視で上部の前後幅よりも下部の前後幅の方が短く構成される。
また、回動部20の下部の内側には底部21が設けられる。回動部20の底部21は、回動部20の下端よりも若干上方に配置される。
ホルスター1の回動部20の左右の側板部の前部は、本体10の左右の側板部の後部の内側に配置される。
本体10及び回動部20のそれぞれの左右の側板部には、それぞれ貫通孔が形成され、本体10及び回動部20のそれぞれの左板部の貫通孔に左方の回動軸30が挿入され、本体10及び回動部20のそれぞれの右板部の貫通孔に右方の回動軸30が挿入されて、回動部20は本体10に対して回動可能に構成される。
ホルスター1の回動部20が、本体10に対して閉状態のときから後下方に回動するときに、開く方向に回動する。回動部20が、本体10に対して全開状態のときから前上方に回動するときに、閉じる方向に回動する。
回動部20は、閉状態のときには本体10に対して回動角度θ=0°の位置で回動した状態として設定される。回動部20は、閉状態のときに、その底部21の下面が本体10の底部21の上面に当接することによって、閉じる方向への回動が規制される。
回動部20は、全開状態のときには本体10に対して回動角度θ=10°の位置で回動した状態として設定される。回動部20は、全開状態のときに、その左板部および右板部の前部が本体10の底部11の後端に当接することによって、開く方向への回動が規制される。
なお、回動部20の閉状態または全開状態のときの回動角度については、仕様に応じて適宜任意の値に設定することもできる。
ホルスター1の回動軸30(本体10及び回動部20の貫通孔)は、本体10の後下部であって底部11よりも上方に配置される。
取付具40は、使用者の衣服等に装着するときに用いられるものであり、板状の部材が取付けピン等を介して本体10の左板部の外側面に設けられる。取付具40は、このような構成に限定されず、仕様に応じて適宜構成することもできる。
このように構成されるホルスター1では、上方が開口し、内部に所定の空間が形成される。前記上方の開口は、開口部2として構成され、前記内部の所定の空間は、収納空間3として構成される。
ここで、ホルスター1に収納される拳銃80について説明する。
拳銃80は、回転式拳銃であり、グリップ81、銃身82、銃口83、トリガー84、トリガーガード85、撃鉄86、及び弾倉87等を備え、射撃時に引金を引いて撃鉄86を動作させると、弾倉87が回転するように構成される(図8、図11、または図12参照)。
なお、拳銃80は、このような構成に限らず、自動式拳銃やその他の仕様のものであってもよいものとする。また、拳銃80は、弾丸を発射可能に構成されて殺傷能力を有するものの他に、モデルガンや拳銃型の小道具等も含まれるものとする。
ホルスター1では、回動部20の閉状態のときに拳銃80が収納空間3内に収納された状態で、拳銃80を保持した状態とされる。このとき、ホルスター1の開口部2からグリップ81が上方に突出し、また他の部分はホルスター1の収納空間3内に配置される。またこのとき、ホルスター1の本体10及び回動部20の内側の面(収納空間3内の面)に拳銃80の一部(トリガーガード85や銃身82等)が当接した状態とされる。
また、本体10は、左右一対の当接部12・12を備える。
本体10の当接部12は、回動部20の閉状態において拳銃80に当接してホルスター1から拳銃80を引抜けない状態とする。
本体10の当接部12は、平板状の部材であり、本体10の上部の内側に設けられる。本体10の当接部12は、本体10の上端(開口部2)よりも若干下方に配置される。本体10の当接部12は、前記本体10の幅が狭く構成される前部近傍の両側板から内側に突出する。
本体10の当接部12は、回動部20の閉状態において拳銃80の弾倉87の上端に当接部12の下面が当接することによって、ホルスター1から拳銃80を引抜けないように構成される。
なお、本体10の当接部12は、このような構成に限らず、回動部20の閉状態において拳銃80の他の部分(例えば、拳銃80の銃身82の後端部)に当接することによって、ホルスター1から拳銃80を引抜けないように構成することもできる。また例えば、拳銃80が自動式拳銃である場合には、回動部20の閉状態において排莢口部分やスライダの後部に当接することによって、ホルスター1から拳銃80を引抜けないように構成することもできる。
付勢部50は、回動部20を本体10に対して閉じる方向に付勢する。
付勢部50は、弾性変形可能な金属素材で構成される板状の部材(板バネ)であって、上方と前方とに突出する側面視略L字状に構成される。
付勢部50は、回動軸30の近傍に配置される。付勢部50の後部(一方部)は、回動部20の下部の後板部の内面に固定される。付勢部50の下部(他方部)の前端部(先端部)は、回動部20の前端よりも前方に突出し、本体10の底部11と押え部13との間に配置される。付勢部50は、その下部の前端部の上面が本体10の押え部13の下面に当接するように配置される。
付勢部50は、回動部20が開く方向に回動するとその下部が弾性変形して回動部20を閉じる方向へ付勢する付勢力を生じさせる。付勢部50は、ホルスター1の回動部20が閉状態において、使用者が拳銃80のグリップ81を把持した状態で後方に拳銃80を傾けたときにホルスター1の回動部20が開く方向に回動し、また、ホルスター1の回動部20が開状態において、使用者が拳銃80のグリップ81を離したときに、回動部20が閉じる方向に回動して閉状態となるように、回動部20を付勢する。
なお、付勢部50は、このような構成であることに限定せず、平板状の部材であって、後部が回動部20の下部の後板部の内面に固定され、前部が前方に突出するように構成することもできる。
次に、拳銃80をホルスター1の収納空間3に収納する動作について説明する。
ホルスター1の開口部2を介して収納空間3内に、銃口83側から拳銃80を挿入していき収納状態とされる。
拳銃80が収納されていない状態では、ホルスター1の回動部20は付勢部50に付勢されて閉状態となっている。このような状態で、拳銃80のグリップ81を把持して銃口83を下方に向け、銃身82の下部等を回動部20の上端に当接させて、拳銃80を若干後方に傾けた状態とする。そして、拳銃80によって後下方に押込むようにして回動させて回動部20を開状態とする。
次に、拳銃80を下方に移動させて、ホルスター1内に拳銃80を進入させる。このとき、拳銃80の下部(トリガーガード85等)を回動部20内で当接させる。
次に、拳銃80を前方に回動させると、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して閉状態となる。このとき、拳銃80の弾倉87の上端に本体10部の当接部12の下面が当接して、ホルスター1から拳銃80を引抜けない状態となっている。
このようにして、ホルスター1では拳銃80を収納空間3に収納する。
次に、ホルスター1から拳銃80を引抜く動作について説明する。
ホルスター1に収納された拳銃80のグリップ81を把持して拳銃80を後下方に傾斜させて、閉状態の回動部20を開く方向に回動させて開状態として、拳銃80の弾倉87の上端に本体10部の当接部12の下面が当接した状態を解消させる。
次に、拳銃80を上方(後上方)に引上げることによって、ホルスター1から拳銃80が引抜かれる。ホルスター1から拳銃80が引抜かれると、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して閉状態となる。
このようにして、ホルスター1では拳銃80が引抜かれる。
このように、ホルスター1では、回動部20を回動させて開状態とし、拳銃80をホルスター1内に進入させて拳銃80を前方に回動させると、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して閉状態となって、拳銃80を収納した状態とする。また、ホルスター1では、収納された拳銃80によって回動部20を開く方向に回動させて開状態として、ホルスター1から拳銃80を引抜く。したがって、拳銃80の収納動作また拳銃80の引抜き動作をスムーズに行うことができる。
また、ホルスター1では、拳銃80を引抜いた後、付勢部50によって付勢されて回動部20が閉じる方向に回動して自動で閉状態となることから、回動部20を開状態から閉状態とする手間が不要となる。
このように、ホルスター1では、付勢部50は、弾性変形可能な板バネであり、付勢部50の一方部は回動部20の内面に固定され、付勢部50の他方部は本体10の押え部13に当接し、回動部20が開く方向に回動すると弾性変形して回動部20を閉じる方向へ付勢する付勢力を生じさせる。したがって、拳銃80の収納動作また拳銃80の引抜き動作を容易に行うことができ、また、回動部20を開状態から閉状態とする手間が不要となるものを簡易な構成で実現することができる。
このように、ホルスター1では、本体10の当接部12は、回動部20の閉状態において拳銃80に当接してホルスター1から拳銃80を引抜けない状態とする。したがって、拳銃80が収納された状態を確実に保持することができる。
また、本体10の当接部12は、平板状の部材であり、本体10の幅が狭く構成される前部近傍の両側板から内側に突出することから、当接部12によって拳銃80が収納された状態を確実に保持することができるものを簡易な構成で実現することができる。
また、図13から図16に示すように、ホルスター1は、ストッパ60を備える構成とすることもできる。
このように構成されるとき、本体10は、案内部15を備える。
本体10の案内部15は、本体10の左側板の上部を貫通するに形成され、左右方向を長手方向とするように切欠かれて構成される。本体10の案内部15は、ホルスター1に収納されたときの拳銃80の弾倉87の外側に配置される。
ストッパ60は、ホルスター1に収納された拳銃80の弾倉87の左後面(拳銃80の一部)に当接して、回動部20が閉状態から開く方向に回動すること(開状態となること)を防止する。
ストッパ60は、当接部61と、連結部62と、操作部63と、を備え、使用者が操作部63を操作(例えば、親指で操作)することによって、本体10の案内部15に沿って(左右方向に)スライド可能に構成される。ストッパ60の当接部61と操作部63とは、連結部62を介して連結される。当接部61は本体10の内側に配置され、連結部62は本体10の案内部15内に配置され、操作部63は本体10の外側に配置される。
ストッパ60の操作部63は、使用者によって操作される部分であり、本体10の左側板から左方に突出するように構成され、ホルスター1に収納された拳銃80のグリップ81を使用者が把持した状態で右手の親指で操作可能な位置に配置される。
ストッパ60の連結部62は、ストッパ60がスライドするときに、本体10の案内部15に当接して摺動する。
ストッパ60の当接部61は、回動部20が閉状態から開く方向に回動すること(開状態となること)を防止するときに、拳銃80の弾倉87の外面に当接する。ストッパ60の当接部61は、その突出側端面(拳銃80の弾倉87側の面)が拳銃80の弾倉87の外面形状と一致するように形成される。
ストッパ60は、左方にスライドさせて当接部61(当接部61の突出側端面)を拳銃80の弾倉87に当接させた状態とすることによって、回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止する規制位置とされる(図13及び図14参照)。
また、ストッパ60は、規制位置から右方にスライドさせることによって、当接部61を拳銃80の弾倉87に当接させた状態を解消させて、回動部20が閉状態から開く方向に回動可能する(図15及び図16参照)。
このように、ホルスター1では、ストッパ60が、ホルスター1に収納された拳銃80に当接して、回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止することから、拳銃80が収納された状態をより確実に保持することができる。
なお、ストッパ60(ストッパ60の当接部61)は、回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止するときに、ホルスター1に収納された拳銃80の弾倉87に当接する構成に限定されず、拳銃80の他の部分(例えば、トリガーガード85)に当接して、回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止する構成とすることもできる。
次に、ホルスター1がストッパ60を備える構成以外の回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止する構成について説明する。
図17から図21に示すように、ホルスター1は、操作部65と、当接部66と、を備える。
操作部65は、使用者によって操作される部分である。操作部65は、上下方向を長手方向とする平板状の部材であり、左方の回動軸30に固定して設けられる。操作部65は、本体10の左方外側において左方の回動軸30から上方に突出するように構成される。
当接部66は、回動部20が閉状態から開く方向に回動すること(開状態となること)を防止するときに、本体10の押え部13の上面に当接する。当接部66は、本体10の内側において回動軸30に固定して設けられる。当接部66は、平板状の部材であり、回転軸30から前方に突出する。
このように、操作部65と当接部66とは回動軸30を介して連結されて、操作部65を前方または後方に回動させると、回動軸30が重回動して当接部66が回動する。
操作部65を前方に回動させて、当接部66(当接部66の突出側下端部)を本体10の押え部13の上面に当接させた状態とすることによって、回動部20が閉状態から開く方向に回動することを防止する規制位置とされる(図17から図19参照)。
また、操作部65を後方に回動させて当接部66を回動させることによって、当接部66を本体10の押え部13の上面に当接させた状態を解消させて、回動部20が閉状態から開く方向に回動可能する(図20及び図21参照)。
1 ホルスター
2 開口部
3 収納空間
10 本体
12 当接部
13 押え部
15 案内部
20 回動部
30 回動軸
40 取付部
50 付勢部材
60 ストッパ
61 当接部
62 連結部
63 操作部
65 操作部
66 当接部

Claims (4)

  1. 拳銃を収納した状態で保持して携帯可能とする拳銃用ホルスターであって、
    本体と、
    回動軸を介して前記本体に設けられて前記本体に対して回動可能に構成される回動部と、
    前記回動部を前記本体に対して閉じる方向に付勢する付勢部と、を備え、
    前記本体と前記回動部との内側の空間で前記拳銃が収納される空間が形成されるものであり、
    前記回動部を回動させて開状態とし、前記拳銃を前記拳銃用ホルスター内に進入させて拳銃を回動させると、前記付勢部によって付勢されて前記回動部が閉じる方向に回動して閉状態となって、前記拳銃を収納した状態とし、
    前記拳銃を収納した状態で前記回動部材を開く方向に回動させて開状態として、前記拳銃を引抜くと、前記付勢部によって付勢されて前記回動部が閉じる方向に回動して閉状態とする、
    拳銃用ホルスター。
  2. 前記本体は、前記本体内に配置される押え部を備え、
    前記付勢部は、弾性変形可能な板バネであり、前記付勢部の一方部は前記回動部の内面に固定され、前記付勢部の他方部は前記本体の押え部に当接し、前記回動部が開く方向に回動すると弾性変形して前記回動部を閉じる方向へ付勢する付勢力を生じさせる、
    請求項1に記載の拳銃用ホルスター。
  3. 前記当接部は、前記回動部の閉状態において前記拳銃に当接して前記拳銃用ホルスターから前記拳銃を引抜けない状態とする当接部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の拳銃用ホルスター。
  4. 前記前記拳銃用ホルスターに収納された前記拳銃に当接して、前記回動部が閉状態から開く方向に回動することを防止するストッパを備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の拳銃用ホルスター。
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