JP2020118780A - 画像表示装置 - Google Patents

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Akihiro Kozuki
昭宏 香月
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Abstract

【課題】 スタック投影およびマルチ投影においてディスクリネーションによる画質低下を軽減したうえでフリッカーの影響を低減することが可能な画像表示装置を提供すること。【解決手段】 液晶素子を駆動する液晶駆動装置であって、連続して入力される入力フレーム画像データのそれぞれに対して第1のフレーム画像データおよび第2のフレーム画像データを生成する画像データ生成手段と、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データのそれぞれに基づいて、順次、1フレーム期間に含まれる複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記液晶素子の画素に対する第1の電圧の印加と該第1の電圧よりも低い第2の電圧の印加を制御することで該画素に階調を形成させる駆動手段と、を有し、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データに対して、前記第1の電圧と前期第2の電圧の割り当て方を切り替えられることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、パルス幅変調(PWM)で階調表示を行う液晶表示素子の表示装置および駆動方法に関する。また、その表示装置および駆動手段を用いて液晶表示素子からの光をスクリーン等に投影する画像表示装置に関する。
従来、画像変調手段として2次元画素光学スイッチとして液晶表示素子を用いた表示装置が有り、例えば透明電極を有する第1の透明基板と、画素を形成する透明電極及び配線、スイッチング素子等を有する第2の透明基板との間に誘電異方性が正のネマチック液晶を封入し、液晶分子長軸を2枚のガラス基板間で連続的に90°ねじった、いわゆるTN(Twisted Nematic)液晶表示素子が用いられている。
また、このような透過型の液晶表示素子の他に、透明電極を有する透明基板と、2次元光学スイッチとして一方の基板に反射鏡と配線、スイッチング素子等有する回路基板との間に誘電異方性が正のネマチック液晶を封入し、液晶分子長軸を2枚の基板間に対してほぼ垂直にモメオトロピック配向させた、いわゆるVAN(Vertical Alignment Nematic)液晶型の反射型液晶表示素子を用いているものもある。
いずれの液晶表示素子も、液晶層に電圧を印加することで液晶分子のダイレクタ方向を制御して光の偏光状態を変えて表示する明るさを制御している。
一般的に、液晶表示素子を駆動する手段は、液晶層に印加する電圧を変化させることで明るさを制御するアナログ駆動と、液晶層に印加する電圧を2値化して電圧印加時間を変化させることで明るさを制御するデジタル駆動が存在する。
デジタル駆動方式として、1フレームを時間軸上で複数のサブフレームに分割して各サブフレームにおいて各画素を階調に応じてオン電圧又はオフ電圧を印加するサブフレーム駆動方式が提案されている。
ここで、一般的なサブフレーム駆動方式の説明をする。図9は1フレーム期間の中で複数のサブフレームに分割された各ビットを表現している。数値は1フレーム期間の中で分割された時間の重みを示し、例として、64階調を表現したものになる。1フレーム内で各ビットの重みがバイナリで表現されており、図10は階調データを示す。縦軸が階調で横軸が1フレームの時間を示す。
このとき、隣接した画素において近い階調で白黒の位相が反転するようなケースでは、例えば、階調32と階調33が隣接した画素で表示されている場合、1フレーム内で最初のビットの時間の重み1+2+4+8+16の期間において、階調32は白を表示して、階調33は黒を表示している。更に、ビットの時間の重み32の期間において階調32は黒を表示して、階調33は白を表示している。このように、隣接した画素が同じ時間に黒と白の異なる位相で表示された場合、液晶分子に横電界によるディスクリネーションが発生し、白表示の画素の明るさが低下してしまう問題がある。
この隣接した階調におけるディスクリネーションを抑制する為に、下記の公知例が提案されている。特許文献1には、連続して入力される入力フレームに対して第1のフレーム画像データおよび第2のフレーム画像データを生成し、前記第1のフレームおよび第2のフレームには、第1の電圧の印加または、第2の電圧の印加を制御することにより、前記第1のフレームおよび第2のフレームの画像データのたがいに対応する画素位置の画像データの階調を異ならせ、発生するディスクリネーションを位置をずらすことが可能となり、ディスクリネーションによる画質の低下を軽減が可能となる提案がなされている。
特開2017−53945号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、前記電圧の印加の制御によって階調差が発生し、前記階調差が大きければ大きいほど、画像データのちらつきであるフリッカーが発生してしまう。それは、複数の液晶プロジェクタからスクリーンへ同一の画像を複数重ねて投影するスタック投影においても同様であり、さらにひとつの画像を複数の液晶プロジェクタから投影し、大きな一つの画像となるように投影するマルチ投影においても組み合わせによってフリッカーの強度が増す。
そこで、本発明は、投影状況に応じてディスクリネーションによる画質低下を軽減したうえで、フリッカーの影響を低減することが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像表示装置は、
液晶素子を駆動する液晶駆動装置であって、連続して入力される入力フレーム画像データのそれぞれに対して第1のフレーム画像データおよび第2のフレーム画像データを生成する画像データ生成手段と、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データのそれぞれに基づいて、順次、1フレーム期間に含まれる複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記液晶素子の画素に対する第1の電圧の印加と該第1の電圧よりも低い第2の電圧の印加を制御することで該画素に階調を形成させる駆動手段と、を有し、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データに対して、前記第1の電圧と前期第2の電圧の割り当て方を切り替えられることを特徴とする。
本発明によれば、スタック投影およびマルチ投影においてディスクリネーションによる画質低下を軽減したうえでフリッカーの影響を低減することが可能な画像表示装置の提供を実現できる。
本発明の実施例1である液晶プロジェクタ100の構成を示す図 本発明におけるの電圧制御方法を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例1を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例2を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例1でのスタック投影を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例2でのスタック投影を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例2でのマルチ投影を示す図 本発明における電圧制御の組み合わせ例1でのマルチ投影を示す図 従来例の複数のサブフレームに分割された各ビットを表す図 従来例の階調データを表す図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の一形態にかかる液晶プロジェクタの構成図である。
図1を用いて本発明の第1実施例としての液晶プロジェクタ100の構成について説明する。
本実施例の液晶プロジェクタ100は、CPU110、ROM111、RAM112、操作部113、画像入力部130、画像処理部140を有する。また、液晶プロジェクタ100は、さらに、液晶制御部150、液晶素子151R、151G、151B、光源制御部160、光源161、色分離部162、色合成部163、光学系制御部170、投影光学系171を有する。
CPU110は、液晶プロジェクタ100の各動作ブロックを制御するものあり、ROM111は、CUP110の処理手順を記述した制御プログラムを記憶するためのものであり、RAM112は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納するものである。
また、操作部113は、ユーザの指示を受け付け、CPU110に指示信号を送信するものであり、例えば、スイッチやダイヤル、表示部196上に設けられたタッチパネルなどからなる。また、操作部113は、例えば、リモコンからの信号を受信する信号受信部(赤外線受信部など)で、受信した信号に基づいて所定の指示信号をCPU110に送信するものであってもよい。また、CPU110は、操作部113や、通信部193から入力された制御信号を受信して、液晶プロジェクタ100の各動作ブロックを制御する。
画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号にフレーム数、画素数、画像形状などの変更処理を施して、液晶制御部150に送信するものであり、例えば画像処理用のマイクロプロセッサからなる。また、画像処理部140は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が画像処理部140と同様の処理を実行しても良い。画像処理部140は、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、解像度変換(スケーリング)処理、歪み補正処理(キーストン補正処理)といった機能を実行することが可能である。また、画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号以外にも、CPU110によって再生された画像や映像に対して前述の変更処理を施すこともできる。
液晶制御部150は、画像処理部140で処理の施された映像信号に基づいて、液晶素子151R、151G、151Bの画素の液晶に印可する電圧を制御して、液晶素子151R、151G、151Bの反射率若しくは透過率を調整する。
液晶素子151Rは、赤色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、赤色の光の透過率を調整するためのものである。液晶素子151Gは、緑色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、緑色の光の透過率を調整するためのものである。液晶素子151Bは、青色に対応する液晶素子であって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、青色の光の透過率を調整するためのものである。
光源制御部160は、光源161のオン/オフを制御や明るさの制御をするものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光源制御部160は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光源制御部160と同様の処理を実行しても良い。また、光源161は、不図示のスクリーンに画像を投影するための光を出力するものであり、例えば、レーザー、LEDハロゲンランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプなどであっても良い。また、色分離部162は、光源161から出力された光を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。なお、光源161として、各色に対応するレーザーや、LED等を使用する場合には、色分離部162は不要である。また、色合成部163は、液晶素子151R、151G、151Bを透過した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を合成するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。そして、色合成部163により赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の成分を合成した光は、投影光学系171に送られる。このとき、液晶素子151R、151G、151Bは、画像処理部140から入力された画像に対応する光の透過率となるように、液晶制御部150により制御されている。そのため、色合成部163により合成された光は、投影光学系171によりスクリーンに投影されると、画像処理部140により入力された画像に対応する画像がスクリーン上に表示されることになる。
光学系制御部170は、投影光学系171を制御するものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光学系制御部170は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光学系制御部170と同様の処理を実行しても良い。また、投影光学系171は、色合成部163から出力された合成光をスクリーンに投影するためのものであり、複数のレンズ、レンズ駆動用のアクチュエータからなり、レンズをアクチュエータにより駆動することで、投影画像の拡大、縮小、焦点調整などを行うことができる。
通信部193は、外部機器からの制御信号や静止画データ、動画データなどを受信するためのものであり、例えば、無線LAN、有線LAN、USB、Bluetooth(登録商標)などであってよく、通信方式を特に限定するものではない。また、画像入力部130の端子が、例えばHDMI(登録商標)端子であれば、その端子を介してCEC通信を行うものであっても良い。ここで、外部装置は、液晶プロジェクタ100と通信を行うことができるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機、リモコンなど、どのようなものであってもよい。
なお、本実施例の画像処理部140、液晶制御部150、光源制御部160、光学系制御部170、これらの各ブロックと同様の処理を行うことのできる単数または複数のマイクロプロセッサあっても良い。または、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が各ブロックと同様の処理を実行しても良い。
次に図2を用いて本発明の第1実施例における第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御方法について説明する。
図2の(a)は第1フレームに第1の電圧の印加を第2フレームに第2の電圧の印加を行う方法を示し、図2の(b)は第1フレームに第2の電圧の印加を第2フレームに第1の電圧の印加を行う方法を示している。
本実施例では、第1の電圧の印加と該第1の電圧よりも低い第2の電圧の印加は、第1の電圧に対してゲイン処理をかけることで実現している。第2電圧の実現方法はゲイン処理に限らず、オフセットなど第1の電圧に対して該第1の電圧よりも低い電圧を実現できれば手段は問わない。もちろん対応画素の階調地に従ってゲイン値を変動させても構わないし、ゲインおよびオフセットの両方を使用しても構わない。
図2の(a)では、1stフレームに対しては、画像データに対して100%のゲインをかけた画像データで駆動する。100%のゲインをかけることで画像データそのままで液晶駆動を行う。それに対して2ndフレームでは画像データに90%のゲインをかけて液晶駆動を行う。即ち画像データが諧調48の場合、1stフレーム画像データ諧調48で駆動する事となる。次に2ndフレームでは、諧調48に対しての90%の諧調データ43(データは四捨五入)となる。
図2の(b)では、1stフレームに対しては、画像データに対して90%のゲインをかけた画像データで駆動する。それに対して2ndフレームでは画像データに100%のゲインをかけて液晶駆動を行う。即ち画像データが諧調48の場合、1stフレーム画像データ諧調48で駆動する事となる。次に2ndフレームでは、諧調48に対しての90%の諧調データ43(データは四捨五入)となる。
次に図3および図4を用いて本発明の第1実施例におけるスタック投影時のそれぞれの液晶プロジェクタに対する第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御方法について説明する。
図3では、2台でスタック投影を行う際の第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の組み合わせを示している。プロジェクタAとプロジェクタBはNフレームの1stフレームに100%のゲインをかけ、2ndフレームに90%のゲインをかけていることを示している。この場合図5に示すように、プロジェクタAのNフレーム目の1stフレームの明るさとプロジェクタBのNフレーム目の1stフレームの明るさの合算と、プロジェクタAのNフレーム目の2nsフレームの明るさとプロジェクタBのNフレーム目の2ndフレームの明るさの合算が異なり、Nフレーム目の1stフレームと2ndフレーム、N+1フレーム目の1stフレームと2ndフレームで明るさが明暗し、フリッカーが視認できてしまう。
図4では、本発明の第1実施例における2台でスタック投影を行う際の第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の組み合わせを示している。プロジェクタAでは、Nフレームの1stフレームに100%のゲインをかけ、2ndフレームに90%のゲインをかけており、プロジェクタBはNフレームの1stフレームに90%のゲインをかけ、2ndフレームに100%のゲインをかけていることを示している。このように、第1の電圧と第2の電圧を適用するフレームを切り替えることで、プロジェクタAのNフレーム目の1stフレームの明るさとプロジェクタBのNフレーム目の1stフレームの明るさの合算と、プロジェクタAのNフレーム目の2nsフレームの明るさとプロジェクタBのNフレーム目の2ndフレームの明るさの合算が同じになり、この場合図6に示すように、Nフレーム目の1stフレーム、2ndフレーム、N+1フレーム目の1stフレームと2ndフレームで明るさが一定に近づき、フリッカーを低減することが可能となる。
ただし、第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御を、動画視認性を目的とした場合、図4に示した電圧制御を行うと、動画視認性の効果が低減してしまうため、動画視認性を優先とする場合には、図3に示した電圧制御を行ってもよい。
さらに、第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御方法について説明したが、操作部113をユーザが操作することにより、電圧制御方法を切り替えてもいいし、通信部193に接続したカメラなどを用いて液晶プロジェクタの投写状況を判断して自動もしくは選択により切り替えてもよい。また、通信部193に限らず、液晶プロジェクタにカメラ、センサーを内蔵し、内臓されたカメラ、センサーによって投写状況を判断し、自動もしくは選択により切り替えてもよい。この時、液晶プロジェクタの台数が偶数、奇数にかかわらず、第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御方法はそれぞれの液晶プロジェクタにおいて互い違いに設定してもよいし、全体のフリッカーが最小となるように制御してもよい。また、液晶プロジェクタが動画視認性を優先とするモードを持ち、前記モードに設定されている場合は、前記の通り、1stフレームと2ndフレームに対する第1の電圧の印加および第2の電圧を同期させる設定を優先させてもよい。
このように、スタック投影時には、1stフレームと2ndフレームにおいて第1の電圧の印加と第2の電圧の印加を互い違いに設定することで、スタック投影においてディスクリネーションによる画質低下を軽減したうえでフリッカーの影響を低減することが可能な画像表示装置を提供することが可能となる。
図3および図4を用いて本発明の第2実施例におけるマルチ投影時のそれぞれの液晶プロジェクタに対する第1フレーム及び第2フレームにおける第1の電圧の印加および第2の電圧の印加の制御方法について説明する。
マルチ投影時に図4のように電圧制御を行った場合、図7に示すように、プロジェクタAのNフレーム目の1stフレームの明るさ、Nフレーム目の2nsフレームの明るさ、N+1フレーム目の1stフレームの明るさ、N+2フレーム目の2nsフレームの明るさが交互に明暗し、さらに、Nフレーム目の1stフレームでプロジェクタAとプロジェクタBが互いに明暗となり、Nフレーム目の2ndフレームではプロジェクタAとプロジェクタBで明暗が逆となり、N+1フレーム目の1stフレームで再度プロジェクタAとプロジェクタBで明暗が逆となる。これにより、フリッカーが視認できてしまう。
そこで、図3のように電圧制御を行った場合、図8に示すように、プロジェクタAのNフレーム目の1stフレームの明るさ、Nフレーム目の2nsフレームの明るさ、N+1フレーム目の1stフレームの明るさ、N+2フレーム目の2nsフレームの明るさが交互に明暗することにはなるが、Nフレーム目の1stフレームでプロジェクタAとプロジェクタBで明るさがそろい、Nフレーム目の2ndフレームではプロジェクタAとプロジェクタBでも明るさがそろい、さらにN+1フレーム目の1stフレームで再度プロジェクタAとプロジェクタBでも明るさがそろう。これにより、図4で示した電圧制御に比べ、フリッカーを低減することができる。
これら制御装置決定方法によってマルチ投影においてディスクリネーションによる画質低下を軽減したうえでフリッカーの影響を低減することが可能な画像表示装置を提供することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 液晶プロジェクタ、110 CPU、130 画像入力部、
140 画像処理部、141 前処理部、142 メモリ制御部、
143 画像メモリ、145 階調変換部、146 後処理部、
150 液晶制御部、151R,151G,151B 液晶素子、
160 光源制御部、161 光源、199 レジスタバス

Claims (4)

  1. 液晶素子を駆動する液晶駆動装置であって、連続して入力される入力フレーム画像データのそれぞれに対して第1のフレーム画像データおよび第2のフレーム画像データを生成する画像データ生成手段と、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データのそれぞれに基づいて、順次、1フレーム期間に含まれる複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記液晶素子の画素に対する第1の電圧の印加と該第1の電圧よりも低い第2の電圧の印加を制御することで該画素に階調を形成させる駆動手段と、を有し、前記第1のフレーム画像データおよび前記第2のフレーム画像データに対して、前記第1の電圧と前記第2の電圧の割り当て方を切り替えられることを特徴とする画像表示装置。
  2. 複数台の装置を用いて単一の表示領域へ表示を行う際に、前記割り当て方を反転させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 複数台の装置を用いて複数の表示領域へ表示を行う際に、前記割り当て方を統一させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 動画視認性を向上させる駆動状態を有し、前記駆動状態の際に前期割り当て方を統一させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
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