JP2020118309A - 熱および灰分の回収装置、ならびに、回収方法 - Google Patents
熱および灰分の回収装置、ならびに、回収方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
複数のセラミックボールを備えており、
上記燃焼排ガスの熱を上記複数のセラミックボールへ蓄熱させるとともに、上記燃焼排ガス中の灰分を上記複数のセラミックボールに付着させることにより、上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収するように構成されている、
回収装置にある。
燃焼排ガスの熱および灰分の回収方法にある。
当該複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱と、上記複数のセラミックボールに付着した上記燃焼排ガス中の灰分と、を回収し、
当該熱および灰分を回収した後の上記複数のセラミックボールを上記燃焼排ガスの熱および灰分の回収に再利用する、
セラミックボールの熱および灰分の回収方法にある。
実施形態1の回収装置について、図1〜図9を用いて説明する。
本実施形態に対する比較形態は、例えば、炉本体に燃焼排ガス流路2が接続された廃棄物焼却炉とされる。比較形態の廃棄物焼却炉は、具体的には、上述した図1に示される燃料排ガス流路2に回収装置1を備えておらず、燃焼排ガスGと熱交換を行う蒸気配管式の熱交換部3(ボイラー)が第3流路23内に設置されている。
上述した比較形態の廃棄物焼却炉のように、第2流路22での冷却だけに比べ、本実施形態では、燃焼排ガスGの気流中に回収装置1を設置するため、より効率的に灰分を回収できる。加えて、回収装置1の下流に熱交換部3が設置される場合、回収装置1により熱と灰分の回収をおこなうため、熱交換部3に到達する灰分量を低減させやすくなる。これにより、熱交換部3の高温腐食、灰分付着による熱交換能力の低下を抑制しやすくなる。
実施形態2の回収装置について、図10〜図14を用いて説明する。なお、実施形態2以降において用いられる符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
実施形態3の回収装置について、図15および図16を用いて説明する。
実施形態4に係る燃焼排ガスの熱および灰分の回収方法について説明する。本実施形態の回収方法は、上述した実施形態1〜3のいずれかに記載に回収装置1を用いて燃焼排ガスGの熱および灰分を回収する方法である。本実施形態の回収方法によれば、上述した回収装置1を用いているので、燃焼排ガス流路2における燃焼排ガスGの熱の回収と同時に、燃焼排ガスG中の灰分を十分に除去することができる。
実施形態5に係るセラミックボールの熱および灰分の回収方法について、図17〜図20を用いて説明する。本実施形態に係るセラミックボールの熱および灰分の回収方法では、燃焼炉における燃焼により生じた燃焼排ガスの熱および灰分を回収した複数のセラミックボールが準備される。
10 セラミックボール
2 燃焼排ガス流路
G 燃焼排ガス
Claims (19)
- 燃焼炉における燃焼により生じた燃焼排ガスを流す燃焼排ガス流路に設置され、上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収する回収装置であって、
複数のセラミックボールを備えており、
上記燃焼排ガスの熱を上記複数のセラミックボールへ蓄熱させるとともに、上記燃焼排ガス中の灰分を上記複数のセラミックボールに付着させることにより、上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収するように構成されている、
回収装置。 - 上記燃焼炉は、廃棄物を焼却する廃棄物焼却炉である、請求項1に記載の回収装置。
- 上記燃焼排ガス流路は、上記燃焼炉の炉本体にて生じた上記燃焼排ガスを上方に導く第1流路と、
上記第1流路の上端部と連通し、上記燃焼排ガスを下方に導く第2流路と、
上記第2流路の下端部と連通し、上記燃焼排ガスと熱交換を行う熱交換部を備える第3流路と、を有しており、
上記第2流路に設置される、請求項1または2に記載の回収装置。 - 上記複数のセラミックボールをバッチ式にて入れ替え可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回収装置。
- 上記複数のセラミックボールを保持する保持部材を有しており、
上記保持部材にて保持された上記複数のセラミックボールにより、上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回収装置。 - 上記保持部材により保持された上記複数のセラミックボールを上記燃焼排ガス流路の側面から出し入れ可能に構成されている、請求項5に記載の回収装置。
- 上記複数のセラミックボールを連続的に入れ替え可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回収装置。
- 上記複数のセラミックボールを転がす転がし部材を有しており、
上記転がし部材にて上記複数のセラミックボールを転がしながら、上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収するように構成されている、請求項1〜3、7のいずれか1項に記載の回収装置。 - 上記複数のセラミックボールを上記燃焼排ガス流路の側面から上記燃焼排ガス流路内に設けられた上記転がし部材に供給可能に構成されている、請求項8に記載の回収装置。
- 上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収した上記複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱を回収する熱回収部を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の回収装置。
- 上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収した上記複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱と、上記複数のセラミックボールに付着した上記燃焼排ガス中の灰分と、を回収する熱・灰分回収部を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の回収装置。
- 上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収した上記複数のセラミックボールを振動させることにより、灰分を分離回収するように構成されている、請求項11に記載の回収装置。
- 上記燃焼排ガスの熱および灰分を回収した上記複数のセラミックボールに気流を当てることにより、熱を回収するように構成されている、請求項10〜12のいずれか1項に記載の回収装置。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の回収装置を用いた上記燃焼排ガスの熱および灰分の回収方法。
- 燃焼炉における燃焼により生じた燃焼排ガスの熱および灰分を回収した複数のセラミックボールを準備し、
当該複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱と、上記複数のセラミックボールに付着した上記燃焼排ガス中の灰分と、を回収し、
当該熱および灰分を回収した後の上記複数のセラミックボールを上記燃焼排ガスの熱および灰分の回収に再利用する、
セラミックボールの熱および灰分の回収方法。 - 上記複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱を回収した後、上記複数のセラミックボールに付着した上記燃焼排ガス中の灰分を回収する、請求項15に記載のセラミックボールの熱および灰分の回収方法。
- 上記複数のセラミックボールに蓄熱された上記燃焼排ガスの熱の回収と、上記複数のセラミックボールに付着した上記燃焼排ガス中の灰分の回収とを同時に行う、請求項15に記載のセラミックボールの熱および灰分の回収方法。
- 上記燃焼排ガスの灰分を回収した上記複数のセラミックボールを振動させることにより、灰分を分離回収する、請求項15〜17のいずれか1項に記載のセラミックボールの熱および灰分の回収方法。
- 上記燃焼排ガスの熱を回収した上記複数のセラミックボールに気流を当てることにより、熱を回収する、請求項15〜18のいずれか1項に記載のセラミックボールの熱および灰分の回収方法。
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