JP2020118042A - ターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの停止時にターボ式過給機のターボ軸部を早期に冷却することができるターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法を提供する。【解決手段】エンジン2に備わるターボ式過給機3のターボ軸部3aのターボ軸3aaの回転を制御する回転制御機構と、ターボ軸部3aの温度Tを取得する温度取得装置を備える。そして、制御装置13が、エンジン2の停止時で、温度取得装置の取得値Tが設定温度閾値T1以上である場合には、ターボ軸部3aを循環する冷却媒体に動力を供給するポンプを駆動させると共に、回転制御機構によりターボ軸3aaを回転状態に制御する。【選択図】図4
Description
本開示は、ターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法に関する。
エンジンの一時停止時で、ターボ式過給機が停止するまで慣性力で回転を所定時間続行しているときに、電動式の補助ポンプを駆動して潤滑オイルをターボ式過給機の軸受等に供給するターボ式過給機付きエンジンの潤滑装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の特許文献では、エンジンの一時停止時にターボ式過給機のターボ軸部(ターボ軸及び軸受)の回転により発生する摩擦熱をオイルで冷却している。
ところで、本発明者は、エンジンの停止時でターボ軸部の温度がある程度の高温であるときにターボ軸を回転させると、その回転で発生する摩擦熱がターボ軸部の冷却を抑制する効果よりも、その回転でオイルとターボ軸部の熱交換効率が向上してターボ軸部の冷却が促進される効果の方が大きくなるとの知見を得た。
エンジンの停止時にターボ軸部が高温であると、ターボ軸部の周辺に付着した油膜がその高温時の粘性低下により剥がれる虞がある。油膜が剥がれるとエンジンの再始動時にターボ軸部が焼きつく虞がある。したがって、エンジンの停止時にターボ軸部を早期に冷却することは重要である。
本開示の目的は、エンジンの停止時にターボ式過給機のターボ軸部を早期に冷却することができるターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の態様のターボ式過給機の冷却システムは、ターボ式過給機を備えた内燃機関の冷却用のオイルが循環するオイル用循環通路と、前記オイル用循環通路に配置されて、前記ターボ式過給機のタービンとコンプレッサを接続するターボ軸部と、前記ターボ軸部を冷却する冷却媒体に動力を付与するポンプと、を備えて構成されるターボ式過給機の冷却システムにおいて、前記ターボ軸部のターボ軸の回転を制御する回転制御機構と、前記ターボ軸部の温度を取得する温度取得装置を備えて、前記ターボ式過給機の冷却システムを制御する制御装置が、前記内燃機関の停止時で、前記温度取得装置の取得値が予め設定された設定温度閾値以上である場合には、前記ポンプを駆動させると共に、前記回転制御機構により前記ターボ軸を回転状態に制御するように構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の態様のターボ式過給機の冷却方法は、ターボ式過給機を備えた内燃機関の冷却用のオイルが循環するオイル用循環通路に、前記ターボ式過給機のタービンとコンプレッサを接続するターボ軸部を配置して、前記ターボ軸部をポンプにより動力を付与された冷却媒体で冷却するターボ式過給機の冷却方法において、前記内燃機関が停止状態か否かを判定する第1ステップと、前記ターボ軸部の温度が予め設定された設定温度閾値以上であるか否かを判定する第2ステップと、前記第1ステップで前記内燃機関が停止状態にあると判定し、前記第2ステップで前記ターボ軸部の温度が前記設定温度閾値以上であると判定した場合に、前記ポンプを駆動させると共に、前記ターボ軸部のターボ軸の回転を制御する回転制御機構により前記ターボ軸を回転状態に制御する第3ステップと、を有することを特徴とする方法である。
本開示によれば、エンジンの停止時にターボ式過給機のターボ軸部を早期に冷却することができる。
以下、本開示の実施形態のターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法について、図面を参照しながら説明する。
図1に例示するように、第1実施形態のターボ式過給機の冷却システム1は、エンジン(内燃機関)2に備わるターボ式過給機3のターボ軸部3aを冷却媒体により冷却するシステムである。第1実施形態では、この冷却媒体はエンジン2の冷却用のオイルOである。このシステムは、ターボ軸部3aの他に、オイル用循環通路4と、オイルポンプ5と、を備えて構成される。ターボ式過給機3は、ターボ軸部3aの他に、タービン3bと、コンプレッサ3cと、を備えて構成される。
ターボ軸部3aは、オイル用循環通路4に配置されて、タービン3bとコンプレッサ3cとを接続する装置である。ターボ軸部3aは、ターボ軸3aaと、ターボ軸受3abとで構成される。ターボ軸3aaは、タービン3b及びコンプレッサ3cと連動して回転することで、エンジン2の排気によるタービン3bの回転動力をコンプレッサ3cに伝達する装置である。ターボ軸受3abはターボ軸3aaを回転自在に支持する装置である。
オイル用循環通路4は、オイルOが循環する通路で、この通路には、オイルOが通過する順に、オイルポンプ5、オイルギャラリ6、ターボ軸部3a、オイルパン7が配置される。
オイルポンプ5は、オイル用循環通路4に配置されて、オイル用循環通路4を循環するオイルOに動力を付与する電動式の装置である。第1実施形態では、オイルポンプ5が、ターボ軸部3aを冷却する冷却媒体Oに動力を付与するポンプとなる。なお、オイルポンプ5は、外部電源による油圧式の装置でもよい。
オイルギャラリ6は、エンジン2のシリンダブロック内に形成されるオイル用の通路で、開閉弁8a、8bを介して、シリンダヘッド9やオイルジェット10に連通する。オイルパン7は、オイルOの貯留用の装置である。
第1実施形態のターボ式過給機の冷却システム1では、オイル用循環通路4に関して、ターボ軸部3aの前段にオイル用前段温度センサ11を、ターボ軸部3aの後段にオイル用後段温度センサ12を備える。オイル用前段温度センサ11及びオイル用後段温度センサ12は、各々の配置位置を通過するオイルOの温度を取得するセンサである。第1実施形態では、オイル用前段温度センサ11がターボ軸部3aの温度Tを取得する温度取得装置となる。
なお、温度取得装置は、オイル用後段温度センサ12でもよく、あるいは、オイル用前段温度センサ11及びオイル用後段温度センサ12の各検出値の平均値を取得する装置として構成してもよい。温度取得装置を、オイル用前段温度センサ11の検出値の変化率とオイル用後段温度センサ12の検出値の変化率に基づいて推定される値を取得する装置として構成してもよい。このように構成することで、各センサ11、12の検出時点の値のみではなく、時々刻々変化する各センサ11、12の検出値の推移に基づいてターボ軸部3aの温度を推定するので、その推定精度を向上させることができる。
第1実施形態のターボ式過給機の冷却システム1には、この冷却システム1を制御する制御装置13が備わる。制御装置13は、各種情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成されるハードウェアである。制御装置13には、オイルポンプ5、オイル用前段温度センサ11、オイル用後段温度センサ12等の各種装置が電気的に接続される。
本開示のターボ式過給機の冷却システム1では、ターボ軸3aaの回転を制御する回転制御機構が備わる。第1実施形態では、この回転制御機構は、電動コンプレッサ14である。図2、図3に例示するように、電動コンプレッサ14は、電動式のモータ15に接続されて、制御装置13からの制御信号によりモータ15が駆動されることで駆動する装置である。電動コンプレッサ14は、エンジン2の吸気通路16に配置されるターボ式過給機3のコンプレッサ3cより上流側または下流側の吸気通路16に配置される。なお、ターボ式過給機3のタービン3bはエンジン2の排気通路17に配置される。また、電動コンプレッサ14をバイパスするバイパス弁付きのバイパス通路を吸気通路16に接続してもよい。
本開示のターボ式過給機の冷却システム1では、制御装置13が、エンジン2の停止時で、オイル用前段温度センサ11の取得値Tが実験等により予め設定された設定温度閾値T1以上である場合には、オイルポンプ5を駆動させると共に、回転制御機構である電動コンプレッサ14によりターボ軸3aaを回転状態に制御するように構成する。設定温度閾値T1は、ターボ軸3aaの回転で発生する摩擦熱がターボ軸部3aの冷却を抑制する効果よりも、その回転でオイルOとターボ軸部3aの熱交換効率が向上してターボ軸部3aの冷却が促進される効果が大きくなる値として設定される。なお、ターボ軸3aaが回転すると、ターボ軸部3a周辺のオイルOがターボ軸3aaに連動して回転するので、オイルOとターボ軸部3aの熱交換効率が向上する。
図2に例示するように、電動コンプレッサ14をターボ式過給機3のコンプレッサ3cより下流側の吸気通路16に配置する場合には、電動コンプレッサ14により吸気Aは吸気通路16から排気通路17に圧送される。そして、吸気Aが排気通路17に配置されるタービン3bを回転させることで、ターボ軸3aaは回転状態となる。なお、吸気Aは、例えば、電動コンプレッサ14より下流側の吸気通路16とタービン3bより上流側の排気通路17を接続する開閉弁付きの排気還流用の通路(図示しない)を経由して、吸気通路16から排気通路17に圧送される。このとき、この開閉弁は開状態である。あるいは、吸気Aは、各気筒2aの内部を経由して、吸気通路16から排気通路17に圧送される。このとき、各気筒2aに配置された吸気弁及び排気弁は共に開状態である。
図3に例示するように、電動コンプレッサ14をターボ式過給機3のコンプレッサ3cより上流側の吸気通路16に配置する場合には、電動コンプレッサ14により吸気通路16内の吸気Aの流れが作り出されてコンプレッサ3cを回転させる。コンプレッサ3cが回転することで、ターボ軸3aaは回転状態となる。
上記のように回転制御機構を制御することで、ターボ軸3aaの回転によるオイルOとターボ軸部3aの熱交換効率の向上に伴うターボ軸部3aの冷却促進効果が大きくなる。したがって、エンジン2の停止時にターボ式過給機3のターボ軸部3aを早期に冷却することができる。
特に、吸気通路16には電動コンプレッサ14が配置されることが多いので、上記の回転制御機構を用いた制御を行う上で新たな装置を別途配置する必要がない場合が多い。
第1実施形態のターボ式過給機の冷却システム1を基にした制御フローについて、言い換えれば、ターボ式過給機の冷却方法について、図4を参照しながら説明する。図4に示す制御フローは、車両のイグニッションキーがオン状態のときに周期的に行われる制御フローである。
図4に示す制御フローがスタートすると、ステップS10(第1ステップ)にて、エンジン2が停止状態か否かを判定する。エンジン2が運転状態にある場合(NO)はリターンに進んで本制御フローを終了する。エンジン2が停止状態にある場合(YES)はステップS20に進む。
ステップS20(第2ステップ)にて、ターボ軸部3aの温度Tが設定温度閾値T1以上であるか否かを判定する。ターボ軸部3aの温度Tが設定温度閾値T1以上である場合(YES)はステップS30に進み、設定温度閾値T1未満である場合(NO)はステップS40に進む。
ステップS30にて、オイルポンプ(電動ポンプ)5を駆動させると共に電動コンプレッサ14を駆動及び制御して、ターボ軸3aaを回転状態に制御する。ステップS30を実施後、ステップS20に戻る。
ステップS40にて、ターボ軸部3aの温度Tが実験等により予め設定された第2設定温度閾値T2以上であるか否かを判定する。第2設定温度閾値T2は、第1設定温度閾値T1より小さな値で、この温度閾値T2以上であるとオイルOの粘性低下によりターボ軸部3aに付着した油膜が剥がれる虞のある温度閾値として設定される。ターボ軸部3aの温度Tが第2設定温度閾値T2以上である場合はステップS50に進み、第2設定温度閾値T2未満である場合はステップS60に進む。
ステップS50にて、電動コンプレッサ14は停止させるが、オイルポンプ5を駆動させて、オイルOの循環によりターボ軸部3aの冷却を行う。ステップS50を実施後、ステップS40に戻る。
ステップS60にて、オイルポンプ5及び電動コンプレッサ14を共に停止させて、ターボ軸部3aの冷却を終了する。ステップS60を実施後、リターンに進んで本制御フローを終了する。
第2実施形態のターボ式過給機の冷却システム1について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と回転制御機構の構成で異なり、その他の構成では同じである。
図5に例示するように、第2実施形態の回転制御機構は電動モータ18で構成される。電動モータ18は、ターボ軸部3aに接続されて、その駆動時にターボ軸3aaに回転動力を供給して、ターボ軸3aaを回転させる装置である。
第2実施形態では、制御装置13が、エンジン2の停止時で、オイル用前段温度センサ11の取得値Tが設定温度閾値T1以上である場合には、オイルポンプ5を駆動すると共に、電動モータ18を制御して、ターボ軸3aaを回転状態に制御するように構成する。
このように構成すると、エンジン2の停止時にターボ軸3aaに電動モータ18による回転動力を供給することで、ターボ軸3aaの回転数をオイルOとターボ軸部3aの熱交換が促進される所定の回転数領域に維持することが可能となる。したがって、エンジン2の停止時にターボ式過給機3のターボ軸部3aを早期に冷却することができる。
第2実施形態のターボ式過給機の冷却システム1を基にした制御フローは、図4に例示する第1実施形態の制御フローに関して、ステップS30、S50、S60の「電動コンプレッサ」を「電動モータ」に置き換えた制御フローである。なお、第2実施形態では、ステップS30の実施時に、電動モータ18の回転数が実験等により予め設定した回転数領域に含まれるように制御すると好ましい。この回転数領域は、ターボ軸3aaの回転によるオイルOとターボ軸部3aの熱交換効率が他の回転数領域と比較して高い領域である。このようにすることで、ターボ軸3aaの回転数が上記の「所定の回転数領域」に維持されるので、ターボ軸部3aの冷却をさらに促進することができる。
以上より、本実施形態のターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法によれば、エンジン2の停止時にターボ式過給機3のターボ軸部3aを早期に冷却することができる。それ故、エンジン2が高負荷状態から停止する等、ターボ軸部3aが高温のままエンジン2が停止した場合であっても、ターボ軸部3aの周辺に付着した油膜の粘性低下に伴う剥がれを防止して、エンジン2の再始動時のターボ軸3aaの焼きつきを防止することができる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態のターボ式過給機の冷却システム1では、ターボ軸部3aを冷却する冷却媒体をオイルOとしたが、図6に例示するターボ式過給機の冷却システム1の別の実施例のようにこの冷却媒体を冷却水Wとしてもよい。この場合、冷却媒体に動力を付与するポンプは、ターボ軸部3aを通過する冷却水W用の通路19に配置された冷却水ポンプ20である。冷却水ポンプ20は、電動式の装置でもよいし、外部電源による油圧式の装置でもよい。冷却水用前段温度センサ21または冷却水用後段温度センサ22がターボ軸部3aの温度Tを取得する温度取得装置である。ターボ軸3aaが回転すると、ターボ軸部3a周辺のオイルOがターボ軸3aaに連動して回転するので、ターボ軸部3aを通過する冷却水WとオイルOの熱交換効率が向上してオイルOの冷却が促進されて、オイルOとターボ軸部3aの熱交換効率が向上する。
また、エンジン2を備えた車両のブレーキ用に用いる圧縮空気を貯留したタンクとコンプレッサ3cより上流側の吸気通路16を開閉弁付きの通路を介して接続する。そして、制御装置13が、エンジン2の停止時で、温度取得装置の取得値Tが設定温度閾値T1以上である場合に、冷却媒体への動力付与用のポンプを駆動させると共に、上記の開閉弁を開状態にして、圧縮空気によりターボ式過給機3のコンプレッサ3cを回転させる。コンプレッサ3cが回転すると、ターボ軸3aaは回転状態となる。この場合は、圧縮空気を貯留したタンクと、開閉弁付きの通路と、開閉弁と、の組み合わせが回転制御機構に相当する。このように構成しても、第1、2実施形態のターボ式過給機の冷却システム1が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
1 ターボ式過給機の冷却システム
2 エンジン(内燃機関)
2a 気筒
3 ターボ式過給機
3a ターボ軸部
3aa ターボ軸
3ab ターボ軸受
3b タービン
3c コンプレッサ
4 オイル用循環通路
5 オイルポンプ(ポンプ)
6 オイルギャラリ
7 オイルパン
8a、8b 開閉弁
9 シリンダヘッド
10 オイルジェット
11 オイル用前段温度センサ(温度取得装置)
12 オイル用後段温度センサ
13 制御装置
14 電動コンプレッサ
15 モータ
16 吸気通路
17 排気通路
18 電動モータ
19 冷却水用の通路
20 冷却水ポンプ(ポンプ)
21 冷却水用前段温度センサ(温度取得装置)
22 冷却水用後段温度センサ
2 エンジン(内燃機関)
2a 気筒
3 ターボ式過給機
3a ターボ軸部
3aa ターボ軸
3ab ターボ軸受
3b タービン
3c コンプレッサ
4 オイル用循環通路
5 オイルポンプ(ポンプ)
6 オイルギャラリ
7 オイルパン
8a、8b 開閉弁
9 シリンダヘッド
10 オイルジェット
11 オイル用前段温度センサ(温度取得装置)
12 オイル用後段温度センサ
13 制御装置
14 電動コンプレッサ
15 モータ
16 吸気通路
17 排気通路
18 電動モータ
19 冷却水用の通路
20 冷却水ポンプ(ポンプ)
21 冷却水用前段温度センサ(温度取得装置)
22 冷却水用後段温度センサ
Claims (4)
- ターボ式過給機を備えた内燃機関の冷却用のオイルが循環するオイル用循環通路と、前記オイル用循環通路に配置されて、前記ターボ式過給機のタービンとコンプレッサを接続するターボ軸部と、前記ターボ軸部を冷却する冷却媒体に動力を付与するポンプと、を備えて構成されるターボ式過給機の冷却システムにおいて、
前記ターボ軸部のターボ軸の回転を制御する回転制御機構と、前記ターボ軸部の温度を取得する温度取得装置を備えて、
前記ターボ式過給機の冷却システムを制御する制御装置が、
前記内燃機関の停止時で、前記温度取得装置の取得値が予め設定された設定温度閾値以上である場合には、前記ポンプを駆動させると共に、前記回転制御機構により前記ターボ軸を回転状態に制御するように構成されるターボ式過給機の冷却システム。 - 前記タービンは前記内燃機関の排気通路に配置されて、前記コンプレッサは前記内燃機関の吸気通路に配置されるとともに、前記コンプレッサより上流側または下流側の前記吸気通路に前記回転制御機構である電動コンプレッサが配置されて、
前記制御装置が、
前記内燃機関の停止時で、前記温度取得装置の取得値が前記設定温度閾値以上である場合には、前記電動コンプレッサを制御して、前記コンプレッサまたは前記タービンを回転させることで前記ターボ軸を回転状態に制御するように構成される請求項1に記載のターボ式過給機の冷却システム。 - 前記回転制御機構が、前記ターボ軸部に接続されてその駆動時に前記ターボ軸を回転させる電動モータで構成されると共に、
前記制御装置が、
前記内燃機関の停止時で、前記温度取得装置の取得値が前記設定温度閾値以上である場合には、前記電動モータを制御して、前記ターボ軸を回転状態に制御するように構成される請求項1に記載のターボ式過給機の冷却システム。 - ターボ式過給機を備えた内燃機関の冷却用のオイルが循環するオイル用循環通路に、前記ターボ式過給機のタービンとコンプレッサを接続するターボ軸部を配置して、前記ターボ軸部をポンプにより動力を付与された冷却媒体で冷却するターボ式過給機の冷却方法において、
前記内燃機関が停止状態か否かを判定する第1ステップと、
前記ターボ軸部の温度が予め設定された設定温度閾値以上であるか否かを判定する第2ステップと、
前記第1ステップで前記内燃機関が停止状態にあると判定し、前記第2ステップで前記ターボ軸部の温度が前記設定温度閾値以上であると判定した場合に、前記ポンプを駆動させると共に、前記ターボ軸部のターボ軸の回転を制御する回転制御機構により前記ターボ軸を回転状態に制御する第3ステップと、を有することを特徴とするターボ式過給機の冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019007337A JP2020118042A (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | ターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法 |
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JP2019007337A JP2020118042A (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | ターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法 |
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JP2019007337A Pending JP2020118042A (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | ターボ式過給機の冷却システム及びターボ式過給機の冷却方法 |
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JP (1) | JP2020118042A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7512319B2 (ja) | 2021-04-06 | 2024-07-08 | エムエーエヌ・エナジー・ソリューションズ・フィリアル・アフ・エムエーエヌ・エナジー・ソリューションズ・エスイー・ティスクランド | 機械的エネルギー及び加圧ガスを届けるための大型ターボ過給式2ストローク内燃機関及び方法 |
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-
2019
- 2019-01-18 JP JP2019007337A patent/JP2020118042A/ja active Pending
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