JP2020117050A - Air-conditioning control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空調制御装置に関する。 The present invention relates to an air conditioning control device.
従来より、フロントガラスに発生した曇りを除去するように構成された空調制御装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。 BACKGROUND ART Conventionally, there is known an air conditioning control device configured to remove fogging generated on a windshield (see, for example, Patent Document 1).
ところで、追従車間距離制御(ACC:Adaptive Cruise Control)及び衝突前制御(Pre Crash Safety Control)等の走行制御を実行するために車室内にカメラセンサが設置される場合がある。上述の走行制御においては、カメラセンサにより取得された画像データを用いて、車両の周辺状況が認識される。 By the way, a camera sensor may be installed in the vehicle compartment in order to execute traveling control such as following vehicle distance control (ACC: Adaptive Cruise Control) and pre-collision control (Pre Crash Safety Control). In the above-mentioned traveling control, the surrounding condition of the vehicle is recognized using the image data acquired by the camera sensor.
しかし、フロントガラスに曇りが発生すると、カメラセンサは、車両の周辺の画像データを精度良く取得することができない。その結果、走行制御が精度良く実行できない可能性がある。従って、従来の装置(例えば、特許文献1に記載された空調制御装置)は、空調装置の作動モードをデフロスタモードに切り換える。この場合、ドライバに対する送風が停止されるので、ドライバの快適性が損なわれる虞がある。 However, if the windshield becomes cloudy, the camera sensor cannot accurately acquire image data of the surroundings of the vehicle. As a result, the traveling control may not be accurately performed. Therefore, the conventional device (for example, the air conditioning control device described in Patent Document 1) switches the operation mode of the air conditioning device to the defroster mode. In this case, the ventilation of the driver is stopped, which may impair the comfort of the driver.
本発明は、上記課題を解決するためになされた。即ち、本発明の目的の一つは、フロントガラスに曇りが発生した場合、車室内に乗員が存在するか否かに応じて、空調装置の作動モードを適切なモードに設定することが可能な空調制御装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above problems. That is, one of the objects of the present invention is to set the operation mode of the air conditioner to an appropriate mode depending on whether or not an occupant is present in the passenger compartment when the windshield is fogged. It is to provide an air conditioning control device.
本発明の空調制御装置(以下、「本発明装置」と称呼される場合がある。)は、
フロントガラス(FS)を介して車両(SV)の前方を撮像して、前記車両の前方の画像データを取得する撮像部(13)と、
前記撮像部によって取得された画像データを少なくとも用いて走行制御を実行する走行制御実行部(10)と、
前記車両に搭載された空調装置(50)であって、前記車両の乗員に対して空気を吹き出すモードである第1モード(フェイスモード、フットモード)と、前記フロントガラスに対して空気を吹き出すモードである第2モード(デフロスタモード)と、前記車両の前記乗員に対して空気を吹き出すとともに前記フロントガラスに対して空気を吹き出すモードである並列実行モード(第1並列実行モード、第2並列実行モード)との何れのモードにて作動するように構成された空調装置と、
前記フロントガラスに曇りが発生したとき又は前記フロントガラスに曇りが発生する可能性が高いときに成立する所定の条件が成立するか否かを判定する第1検出部(13、14、15、40)と、
前記乗員の存在を検出する第2検出部(16、40)と、
前記第1検出部により前記所定の条件が成立すると判定され且つ前記第2検出部により前記乗員が前記車両内に存在していると判定されたとき、前記並列実行モードにて前記空調装置を作動させ(ステップ308、ステップ309、ステップ310、ステップ407)、前記第1検出部により前記所定の条件が成立すると判定され且つ前記第2検出部により前記乗員が前記車両内に存在していないと判定されたとき、前記第2モードにて前記空調装置を作動させる(ステップ311、ステップ408)ように構成された制御装置(40)と、
を備える。
The air conditioning control device of the present invention (hereinafter, may be referred to as “the present device”)
An image capturing section (13) for capturing an image of the front of the vehicle (SV) through a windshield (FS) and acquiring image data in front of the vehicle;
A travel control execution unit (10) that executes travel control using at least the image data acquired by the imaging unit;
An air conditioner (50) mounted on the vehicle, the first mode (face mode, foot mode) being a mode for blowing air to an occupant of the vehicle, and a mode for blowing air to the windshield. A second mode (defroster mode) and a parallel execution mode (first parallel execution mode, second parallel execution mode) in which air is blown toward the occupant of the vehicle and air is blown toward the windshield. ) And an air conditioner configured to operate in either mode,
A first detection unit (13, 14, 15, 40) that determines whether or not a predetermined condition that is satisfied when the windshield is fogged or when the windshield is likely to be fogged is satisfied. )When,
A second detector (16, 40) for detecting the presence of the occupant;
When the first detecting unit determines that the predetermined condition is satisfied and the second detecting unit determines that the occupant is present in the vehicle, the air conditioner is operated in the parallel execution mode. (
Equipped with.
本発明装置は、フロントガラスに曇りが発生し且つ乗員が車両内に存在しているとき、並列実行モードにて空調装置を作動させる。従って、車両内に乗員が存在する場合には、乗員へ向けて空気が送風されながら、フロントガラスの曇りが除去される。従って、フロントガラスの曇りを除去している間において、乗員(例えば、ドライバ)の快適性が損なわれない。更に、本発明装置は、フロントガラスに曇りが発生し且つ乗員が車両内に存在しないとき、第2モードにて空調装置を作動させる。これにより、消費電力を抑えることができる。以上のように、本発明装置は、フロントガラスに曇りが発生した場合、車室内に乗員が存在するか否かに応じて、空調装置の作動モードを適切なモードに設定することができる。 The device of the present invention operates the air conditioner in the parallel execution mode when the windshield is fogged and the occupant is present in the vehicle. Therefore, when an occupant is present in the vehicle, the air is blown toward the occupant while the fog on the windshield is removed. Therefore, the comfort of the occupant (for example, the driver) is not impaired while removing the fogging of the windshield. Further, the device of the present invention operates the air conditioner in the second mode when the windshield is fogged and the occupant is not present in the vehicle. Thereby, power consumption can be suppressed. As described above, the device of the present invention can set the operation mode of the air conditioner to an appropriate mode depending on whether or not an occupant is present inside the vehicle when the windshield is fogged.
上記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記名称及び/又は符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。 In the above description, in order to help understanding of the present invention, the names and/or reference numerals used in the embodiments are added in parentheses to the configurations of the invention corresponding to the embodiments described later. However, each component of the present invention is not limited to the embodiment defined by the name and/or code.
<構成>
本発明の実施形態に係る空調制御装置(以下、「本実施装置」と称呼される場合がある。)は、車両に適用される。図1に示すように、本実施装置は、衝突前制御ECU10、エンジンECU20、ブレーキECU30、及び、空調制御ECU40を備えている。なお、以下において、衝突前制御ECU10は、単に「PCSECU10(又は走行制御実行部)」とも称呼される。
<Structure>
The air conditioning control device according to the embodiment of the present invention (hereinafter, may be referred to as “this embodiment device”) is applied to a vehicle. As shown in FIG. 1, the present embodiment includes a
これらのECUは、マイクロコンピュータを主要部として備える電気制御装置(Electric Control Unit)であり、図示しないCAN(Controller Area Network)を介して相互に情報を送信可能及び受信可能に接続されている。本明細書において、マイクロコンピュータは、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ及びインターフェースI/F等を含む。CPUはROMに格納されたインストラクション(プログラム、ルーチン)を実行することにより各種機能を実現するようになっている。これらのECUは、幾つか又は全部が一つのECUに統合されてもよい。 These ECUs are electric control units (Electric Control Units) having a microcomputer as a main part, and are connected to each other via a CAN (Controller Area Network) not shown so that information can be transmitted and received mutually. In this specification, the microcomputer includes a CPU, a RAM, a ROM, a nonvolatile memory, an interface I/F, and the like. The CPU implements various functions by executing instructions (programs, routines) stored in the ROM. Some or all of these ECUs may be integrated into one ECU.
PCSECU10は、以下に列挙するセンサと接続されていて、それらのセンサの検出信号又は出力信号を受信するようになっている。 The PCSECU 10 is connected to the sensors listed below, and receives detection signals or output signals from those sensors.
周囲センサ11は、レーダセンサ12及びカメラセンサ(撮像部)13を備えている。周囲センサ11は、車両の周囲に存在する立体物に関する情報を取得するようになっている。立体物は、例えば、歩行者、自転車及び自動車等の移動物、並びに、電柱、樹木及びガードレール等の固定物を表す。以下、これらの立体物は「物標」と称呼される場合がある。周囲センサ11は、物標に関する情報(車両SVと物標との相対関係を示すパラメータ)を演算して出力するようになっている。
The
図2に示すように、レーダセンサ12は、車両SVの前端部FRPに取付けられている。レーダセンサ12は、例えば、ミリ波帯の電波(以下、「ミリ波」と称呼する。)を少なくとも車両SVの前方領域を含む車両SVの周辺領域に放射し、放射範囲内に存在する物標によって反射されたミリ波(即ち、反射波)を受信する。更に、レーダセンサ12は、送信したミリ波と受信した反射波との関係を用いて、物標の有無について判定し、且つ、車両SVと物標との相対関係を示すパラメータを演算し、判定結果及び演算結果を出力するようになっている。車両SVと物標との相対関係を示すパラメータは、車両SVに対する物標の方位(又は位置)、車両SVと物標との距離、及び、車両SVと物標との相対速度等を含む。
As shown in FIG. 2, the
カメラセンサ13は、カメラ(単眼カメラ或いはステレオカメラ)及び画像処理部を備えている。図2に示すように、カメラ13aは、車両SVのルーフRFの前端部の車幅方向中央付近に取付けられている。カメラ13aは、フロントガラスFSを介して、車両の前方の風景を撮影して画像データを取得する。画像処理部は、その画像データに基いて、物標の有無について判定し、且つ、車両SVと物標との相対関係を示すパラメータを演算し、判定結果及び演算結果を出力するようになっている。この場合、PCSECU10は、レーダセンサ12によって得られた車両SVと物標との相対関係を示すパラメータと、カメラセンサ13によって得られた車両SVと物標との相対関係を示すパラメータと、を合成することにより、車両SVと物標との相対関係を示すパラメータを決定する。
The
エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21に接続されている。エンジンアクチュエータ21は、内燃機関22のスロットル弁の開度を変更するスロットル弁アクチュエータを含む。エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21を駆動することによって、内燃機関22が発生するトルクを変更することができる。内燃機関22が発生するトルクは、図示しない変速機を介して図示しない駆動輪に伝達されるようになっている。従って、エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21を制御することによって、車両SVの駆動力を制御し加速状態(加速度)を変更することができる。なお、車両が、ハイブリッド車両である場合、エンジンECU20は、車両駆動源としての「内燃機関及び電動機」の何れか一方又は両方によって発生する車両の駆動力を制御することができる。更に、車両が電気自動車である場合、エンジンECU20は、車両駆動源としての電動機によって発生する車両SVの駆動力を制御することができる。
The engine ECU 20 is connected to the
ブレーキECU30は、ブレーキアクチュエータ31に接続されている。ブレーキアクチュエータ31は、ブレーキペダルの踏力によって作動油を加圧する図示しないマスタシリンダと、車輪(左前輪、右前輪、左後輪及び右後輪)に設けられる摩擦ブレーキ機構32との間の油圧回路に設けられている。ブレーキアクチュエータ31は、ブレーキECU30からの指示に応じて、摩擦ブレーキ機構32のブレーキキャリパ32bに内蔵されたホイールシリンダに供給する油圧を調整する。その油圧によりホイールシリンダが作動することによりブレーキパッドがブレーキディスク32aに押し付けられて摩擦制動力が発生する。従って、ブレーキECU30は、ブレーキアクチュエータ31を制御することによって、車両SVの制動力を制御し加速状態(減速度、即ち、負の加速度)を変更することができる。
The
PCSECU10は、車両SVと衝突する可能性が高い物標(障害物)が存在する場合に、物標との衝突を回避するための周知の衝突前制御を実行するようになっている。以降において、衝突前制御は「PCS制御」と称呼する。
The
具体的には、PCSECU10は、車両SVと物標との相対関係を示すパラメータに基いて、物標が車両SVと衝突するまでに要する衝突予測時間TTC(Time To Collision)を演算する。この衝突予測時間TTCは、「車両SVと物標との距離」を「物標の車両SVに対する相対速度」で除算することによって算出される。衝突予測時間TTCが所定の時間閾値Tth以下である場合、PCSECU10は、PCS制御を実行する。
Specifically, the
PCS制御は、車輪に制動力を付与する制動力制御及び車両SVの駆動力を抑制する駆動力抑制制御を含む。具体的には、PCSECU10は、ブレーキECU30に対して制動指示信号を送信する。ブレーキECU30は、PCSECU10から制動指示信号を受信すると、ブレーキアクチュエータ31を制御し、それにより、車両SVの実際の加速度が制動指示信号に含まれる目標減速度TGに一致するように車輪に対して制動力を付与する。更に、PCSECU10は、エンジンECU20に対して駆動指示信号を送信する。エンジンECU20は、PCSECU10から駆動指示信号を受信すると、エンジンアクチュエータ21を制御し、それにより、車両SVの実際の加速度が駆動指示信号に含まれる目標加速度AG(例えば、ゼロ)に一致するように車両SVの駆動力を抑制する。
The PCS control includes a braking force control that applies a braking force to the wheels and a driving force suppression control that suppresses the driving force of the vehicle SV. Specifically, the
空調制御ECU40は、以下に列挙するセンサと接続されていて、それらのセンサの検出信号又は出力信号を受信するようになっている。なお、空調制御ECU40は、カメラセンサ13とも接続されており、カメラセンサ13から画像データを取得することができる。
The air
内気温センサ14は、車両SVの車室内の温度である車室内温度を検出し、車室内温度Trを表す信号を出力するようになっている。
外気温センサ15は、車両SVの車室外の温度である外気温を検出し、外気温Tamを表す信号を出力するようになっている。
乗員検出センサ16は、車両SVのインストルメントパネルに設けられたカメラであり、車室内を撮影して画像データを取得する。乗員検出センサ16は「ドライバモニタ」とも称呼される。乗員検出センサ16は、画像データに基いて、乗員(例えば、ドライバ)が車室内にいるか否かを表す信号を出力するようになっている。
The inside
The outside
The
空調装置50は、空調制御ECU40に接続されている。空調装置50は、車室内へ空気を供給するためのダクト、ダクト内に配置され車室へ向かう空気流を生じさせる送風機(ブロワ)、及び、ダクト内を通過する空気の温度を調整する温度調整装置等を含む周知の空調装置である(例えば、特開2017−114231号公報及び特開2018−16192号公報等を参照。)。
The
図2に示すように、空調装置50は、空調制御ECU40からの制御指示信号に応じて、ダクトに形成された空気吹出口201、202及び203から、温度調整された空気(以下、「空調空気」と称呼する。)を車室内へ吹き出させる。空気吹出口201、202及び203は、ダクトの最下流部に位置する。空気吹出口201は、車室内の乗員の上半身へ向けて空調空気を吹き出すフェイス吹出口である。空気吹出口202は、フロントガラスFSの内側面へ向けて空調空気を吹き出すデフロスタ吹出口である。空気吹出口203は、乗員の足下へ向けて空調空気を吹き出すフット吹出口である。
As shown in FIG. 2, the
空調制御ECU40は、空調装置50の動作モードを、以下に述べる複数のモードの何れかに設定することができる。
The air
第1モードは、フェイス吹出口201から車室内の乗員の上半身へ向けて空調空気を吹き出すモードである。第1モードは、「フェイスモード」と称呼される場合がある。
第2モードは、デフロスタ吹出口202から空調空気を吹き出すモードである。第2モードは、「デフロスタモード」と称呼される場合がある。
第3モードは、フット吹出口203から空調空気を吹き出すモードである。第3モードは、「フットモード」と称呼される場合がある。
The first mode is a mode in which conditioned air is blown from the
The second mode is a mode in which conditioned air is blown out from the
The third mode is a mode in which conditioned air is blown out from the
更に、空調制御ECU40は、空調装置50の作動モードを、以下の並列実行モードに設定することもできる。
第1並列実行モードは、フェイス吹出口201から車室内の乗員の上半身へ向けて空調空気を吹き出すとともに、デフロスタ吹出口202から空調空気を吹き出すモードである。即ち、第1並列実行モードは、フェイスモードとデフロスタモードとが並列して(同時に)実行されるモードである。
第2並列実行モードは、フット吹出口203から車室内の乗員の足下へ向けて空調空気を吹き出すとともに、デフロスタ吹出口202から空調空気を吹き出すモードである。即ち、第2並列実行モードは、フットモードとデフロスタモードとが並列して(同時に)実行されるモードである。
Further, the air
The first parallel execution mode is a mode in which the conditioned air is blown from the
The second parallel execution mode is a mode in which the conditioned air is blown from the
なお、空調装置50の作動モードは、他のモードを含んでもよく、例えば、フェイス吹出口201及びフット吹出口203の双方から空調空気を吹き出すモードを含んでもよい。
The operation mode of the
操作部51は、空調装置50の駆動状態をオン状態とオフ状態との間で切り替えるための駆動スイッチ、及び、空調装置50の作動モードを上記の何れかのモード(第1乃至第3モード、並びに、第1乃至第2並列実行モード)に切り替えるための切替スイッチを含む。従って、車両SVの乗員は、操作部51を操作することにより、空調装置50を駆動させたり、空調装置50の作動モードを切り替えたりすることができる。
The
更に、空調制御ECU40は、乗員による操作部51の操作なしに、後述するように空調装置50を自動的に駆動させるとともに、作動モードを自動的に切り替えることができる。
Further, the air
<作動の概要>
本実施装置の作動の概要を説明する。上述したように、フロントガラスFSに曇りが発生すると、カメラセンサ13は、車両SVの前方の画像データを精度良く取得することができない。その結果、PCS制御が精度良く実行できない可能性がある。従って、デフロスタモードにて空調装置50を作動させることが考えられる。しかし、デフロスタモードにて空調装置50を作動させると、乗員(ドライバ)に対する空調空気の送風が停止される。従って、ドライバの快適性が損なわれる虞がある。
<Outline of operation>
The outline of the operation of the present embodiment will be described. As described above, when the windshield FS becomes cloudy, the
そこで、本実施装置の空調制御ECU40は、フロントガラスFSに曇りが発生しているか否かを判定する。空調制御ECU40は、フロントガラスFSに曇りが発生していると判定した場合、車両SV内に乗員が存在するか否かを判定する。車両SV内に乗員が存在する場合、空調制御ECU40は、並列実行モード(第1並列実行モード及び第2並列実行モードの何れか)にて空調装置50を作動させる。一方、車両SV内に乗員が存在しない場合、空調制御ECU40は、デフロスタモードにて空調装置50を作動させる。このように、車両内に乗員が存在する場合には、乗員へ向けて空調空気が送風されながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。従って、乗員の快適性が損なわれない。
Therefore, the air
<本実施装置の具体的作動>
次に、空調制御ECU40のCPU(単に「CPU」と称呼する。)の具体的作動について説明する。CPUは、所定時間が経過する毎に図3にフローチャートにより示した「第1曇り除去ルーチン」を実行するようになっている。なお、CPUは、図示しないルーチンを所定時間が経過する毎に実行することにより、カメラセンサ13から画像データを受信(取得)するとともに、センサ14乃至16から検出信号又は出力信号を受信(取得)している。
<Specific operation of the present embodiment>
Next, a specific operation of the CPU (hereinafter simply referred to as “CPU”) of the air
加えて、CPUは、車両SVの図示しないイグニッション・スイッチ(始動スイッチ)がオフ位置からオン位置へと変更されたとき、図示しない初期化ルーチンを実行して、以下に述べる各種フラグの値を「0」に設定している。 In addition, when the ignition switch (starting switch) (not shown) of the vehicle SV is changed from the OFF position to the ON position, the CPU executes an initialization routine (not shown) to set the values of various flags described below. It is set to "0".
従って、所定のタイミングになると、CPUは、ステップ300から図3のルーチンを開始してステップ301に進み、現時点にて空調装置50がオン状態であるか否かを判定する。空調装置50がオン状態でない(即ち、オフ状態である)場合、CPUは、ステップ301にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
Therefore, at a predetermined timing, the CPU starts the routine of FIG. 3 from
一方、空調装置50がオン状態である場合、CPUは、ステップ301にて「Yes」と判定してステップ302に進み、第1実行フラグF1が「0」であるか否かを判定する。
On the other hand, when the
いま、第1実行フラグF1が「0」であると仮定すると、CPUは、ステップ302にて「Yes」と判定してステップ303に進み、所定の実行条件が成立するか否かを判定する。実行条件は、フロントガラスFSに曇りが発生している又はフロントガラスFSに曇りが発生する可能性が高いと判定されたときに成立する。
Assuming that the first execution flag F1 is "0", the CPU makes a "Yes" determination at
フロントガラスFSの曇りは、様々な公知の方法により判定される。例えば、特開2012−228916号公報に提案されている方法を用いて、CPUは、画像データに基いてフロントガラスFSに曇りが発生しているか否かを判定する。更に、CPUは、車室内温度Trと外気温Tamとの温度差が所定の温度差以上である場合、フロントガラスFSに曇りが発生する可能性が高いと判定してもよい。 Fogging of the windshield FS is determined by various known methods. For example, using the method proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 2012-228916, the CPU determines whether or not the windshield FS is fogged based on the image data. Further, the CPU may determine that the windshield FS is likely to be fogged when the temperature difference between the vehicle interior temperature Tr and the outside air temperature Tam is equal to or more than a predetermined temperature difference.
実行条件が成立しない場合、CPUは、ステップ303にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
If the execution condition is not satisfied, the CPU makes a “No” determination at
一方、実行条件が成立する場合、CPUは、ステップ303にて「Yes」と判定してステップ304に進み、現時点にて空調装置50がデフロスタモードで作動しているか否かを判定する。現時点にて空調装置50がデフロスタモードで作動している場合、乗員(ドライバ)がフロントガラスFSの曇りに気付いて、空調装置50の作動モードをデフロスタモードに設定していると考えられる。更に、乗員が意図的に作動モードとしてデフロスタモードを選択しているので、乗員に対する空調空気の送風も必要ないと考えられる。従って、CPUは、ステップ304にて「Yes」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
On the other hand, when the execution condition is satisfied, the CPU determines “Yes” in
これに対し、空調装置50がデフロスタモード以外の作動モードで作動している場合、CPUは、ステップ304にて「No」と判定してステップ305に進み、第1実行フラグF1の値を「1」に設定する。その後、CPUは、ステップ306に進み、車室内に乗員が存在するか否かを判定する。CPUは、乗員検出センサ16からの信号に基いて、乗員が車室内に存在するか否かを判定する。
On the other hand, when the
車室内に乗員が存在しない場合、CPUは、ステップ306にて「No」と判定してステップ311に進み、デフロスタモードにて空調装置50を作動させる。例えば、乗員が車両SVのイグニッション・スイッチをオン状態にしたまま、乗員が車両から離れている場合がある。この場合、並列実行モードで空調装置50が作動されると、消費電力が増大する。従って、デフロスタモード以外の作動モードで空調装置50が作動している場合、車室内に乗員が存在しないときには、CPUは、空調装置50の作動モードをデフロスタモードに切り替える。これにより、消費電力を抑えることができる。
If there is no passenger in the vehicle compartment, the CPU makes a “No” determination at
これに対し、車室内に乗員が存在する場合、CPUは、ステップ306にて「Yes」と判定してステップ307に進み、現時点の作動モードを判定する。
On the other hand, when there is an occupant in the vehicle compartment, the CPU determines “Yes” in
空調装置50がフェイスモードで作動している場合、CPUは、ステップ308に進み、第1並列実行モードにて空調装置50を作動させる。従って、乗員が現時点にてフェイスモードでの空調装置50の作動を希望しているとき、CPUは、フェイスモードとデフロスタモードとが並列して実行される第1並列実行モードにて空調装置50を作動させる。これにより、乗員の上半身へ向けた空調空気の送風が維持されながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。従って、フロントガラスFSの曇りが除去されるときに、乗員の快適性が損なわれない。
When the
空調装置50がフットモードで作動している場合、CPUは、ステップ309に進み、第2並列実行モードにて空調装置50を作動させる。従って、乗員が現時点にてフットモードでの空調装置50の作動を希望しているとき、CPUは、フットモードとデフロスタモードとが並列して実行される第2並列実行モードにて空調装置50を作動させる。これにより、乗員の足下へ向けた空調空気の送風が維持されながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。従って、フロントガラスFSの曇りが除去されるときに、乗員の快適性が損なわれない。
When the
なお、空調装置50が既に並列実行モード(第1並列実行モード及び第2並列実行モードの何れか)にて作動している場合、CPUは、ステップ310に進み、その並列実行モードを維持する。
When the
上述のように並列実行モードにて空調装置50を作動させた後に、CPUが図3のルーチンを再びステップ300から開始してステップ302に進む。この時点では、第1実行フラグF1の値が「1」であるので、CPUは、そのステップ302にて「No」と判定してステップ320に進む。CPUは、ステップ320にて、上述した実行条件が成立するか否かを判定する。実行条件が成立する場合、フロントガラスFSに曇りが依然として残っていると推定できる。従って、CPUは、ステップ320にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。従って、並列実行モードによる空調装置50の作動が継続される。
After operating the
これに対し、実行条件が成立しない場合、フロントガラスFSの曇りが除去できたと推定できる。従って、CPUは、ステップ320にて「Yes」と判定してステップ321に進み、所定の第1終了処理を実行する。具体的には、CPUは、第1実行フラグF1の値を「0」に設定する。
On the other hand, when the execution condition is not satisfied, it can be estimated that the fog on the windshield FS has been removed. Therefore, the CPU makes a “Yes” determination at
なお、CPUは、ステップ321にて、以下のように、空調装置50を制御してもよい。例えば、ステップ311を経由して作動モードをデフロスタモードに切り替えた場合、CPUは、空調装置50の状態をオン状態からオフ状態に切り替えてもよい。一方、ステップ308又はステップ309を経由して作動モードを並列実行モードに切り替えた場合、CPUは、並列実行モードに切り替える前に実行していた作動モードに戻してもよい。更に、ステップ310を経由して並列実行モードを維持している場合、CPUは、フェイスモード又はフットモードに切り替えてもよい。
Note that the CPU may control the
更に、CPUは、所定時間が経過する毎に図4にフローチャートにより示した「第2曇り除去ルーチン」を実行するようになっている。 Further, the CPU is adapted to execute the "second fog removal routine" shown by the flowchart in FIG. 4 every time a predetermined time has elapsed.
従って、所定のタイミングになると、CPUは、ステップ400から図4のルーチンを開始してステップ401に進み、現時点にて空調装置50がオフ状態であるか否かを判定する。空調装置50がオフ状態でない(即ち、オン状態である)場合、CPUは、ステップ401にて「No」と判定してステップ495に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
Therefore, at a predetermined timing, the CPU starts the routine of FIG. 4 from
一方、空調装置50がオフ状態である場合、CPUは、ステップ401にて「Yes」と判定してステップ402に進み、第2実行フラグF2が「0」であるか否かを判定する。
On the other hand, when the
いま、第2実行フラグF2が「0」であると仮定すると、CPUは、ステップ402にて「Yes」と判定してステップ403に進み、所定の実行条件が成立するか否かを判定する。ここでの実行条件は、図3のルーチンのステップ303の実行条件と同じである。
Assuming that the second execution flag F2 is "0", the CPU makes a "Yes" determination at
実行条件が成立しない場合、CPUは、ステップ403にて「No」と判定してステップ495に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
If the execution condition is not satisfied, the CPU makes a “No” determination at
一方、実行条件が成立する場合、ステップ403にて「Yes」と判定して、以下に述べるステップ404及びステップ405の処理を順に実行し、その後、ステップ406に進む。
ステップ404:CPUは、第2実行フラグF2の値を「1」に設定する。
ステップ405:CPUは、空調装置50の状態をオフ状態からオン状態へと切り替える。
On the other hand, when the execution condition is satisfied, it is determined as “Yes” in
Step 404: The CPU sets the value of the second execution flag F2 to “1”.
Step 405: The CPU switches the state of the
CPUは、ステップ406に進むと、乗員検出センサ16からの信号に基いて、車室内に乗員が存在するか否かを判定する。車室内に乗員が存在しない場合、CPUは、ステップ406にて「No」と判定してステップ408に進み、デフロスタモードにて空調装置50を作動させる。このように、乗員が車室内にいない場合には、デフロスタモードにて空調装置50を作動させるので、消費電力を抑えることができる。
When the CPU proceeds to step 406, it determines whether or not an occupant exists in the vehicle compartment based on the signal from the
これに対し、車室内に乗員が存在する場合、CPUは、ステップ406にて「Yes」と判定してステップ407に進み、第1並列実行モードにて空調装置50を作動させる。これにより、乗員の上半身へ向けて空調空気が送風されながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。従って、フロントガラスFSの曇りが除去されるときに、乗員にも送風されるので、乗員の快適性が向上する。
On the other hand, when there is an occupant in the vehicle compartment, the CPU determines “Yes” in
上述のように第1並列実行モード又はデフロスタモードにて空調装置50を作動させた後に、CPUが図4のルーチンを再びステップ400から開始してステップ402に進む。この時点では、第2実行フラグF2の値が「1」であるので、CPUは、そのステップ402にて「No」と判定してステップ410に進む。CPUは、上述した実行条件が成立するか否かを判定する。実行条件が成立する場合、フロントガラスFSに曇りが依然として残っていると推定できる。従って、CPUは、ステップ410にて「No」と判定してステップ495に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。従って、空調装置50の作動が継続される。
After operating the
これに対し、実行条件が成立しない合、フロントガラスFSの曇りが除去できたと推定できる。従って、CPUは、ステップ410にて「Yes」と判定してステップ411に進み、所定の第2終了処理を実行する。具体的には、CPUは、第2実行フラグF2の値を「0」に設定する。更に、CPUは、空調装置50の状態をオン状態からオフ状態へと切り替える。
On the other hand, when the execution condition is not satisfied, it can be estimated that the fog on the windshield FS has been removed. Therefore, the CPU makes a “Yes” determination at
次に、本実施装置の効果について説明する。本実施装置は、フロントガラスFSに曇りが発生しているか否かを判定する。本実施装置は、フロントガラスFSに曇りが発生していると判定した場合、車両SV内に乗員が存在するか否かを判定する。車両SV内に乗員が存在する場合、本実施装置は、並列実行モード(第1並列実行モード及び第2並列実行モードの何れか)にて空調装置50を作動させる。一方、車両SV内に乗員が存在しない場合、本実施装置は、デフロスタモードにて空調装置50を作動させる。従って、車両SV内に乗員が存在する場合には、乗員(の上半身又は足下)へ向けて空調空気が送風されながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。従って、乗員の快適性が損なわれない。一方で、乗員が車室内にいない場合には、デフロスタモードにて空調装置50を作動させるので、消費電力を抑えることができる。
Next, the effect of this embodiment will be described. The present embodiment determines whether the windshield FS is fogged. When it is determined that the windshield FS is fogged, the present embodiment device determines whether or not an occupant is present in the vehicle SV. When an occupant is present in the vehicle SV, the present embodiment operates the
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be adopted within the scope of the present invention.
(変形例1)
CPUは、図4のルーチンのステップ406にて「Yes」と判定した場合、以下のように第1並列実行モード及び第2並列実行モードの何れかのモードにて空調装置50を作動させてもよい。CPUは、ステップ406にて「Yes」と判定した場合、図示しない表示器及び/又はスピーカを通じて、乗員に空調装置50の作動モードを選択するように要求する。乗員が操作部51を用いてフェイスモードを選択した場合、CPUは、フェイスモードとデフロスタモードとが並列して実行される第1並列実行モードにて空調装置50を作動させる。これにより、乗員の上半身へ向けた空調空気の送風が行われながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。
(Modification 1)
When the CPU determines “Yes” in
一方で、乗員が操作部51を用いてフットモードを選択した場合、CPUは、フットモードとデフロスタモードとが並列して実行される第2並列実行モードにて空調装置50を作動させる。これにより、乗員の足下へ向けた空調空気の送風が行われながら、フロントガラスFSの曇りが除去される。このように、CPUは、乗員が希望する作動モードと、デフロスタモードとを並列して実行するように構成されてもよい。
On the other hand, when the occupant selects the foot mode using the
(変形例2)
乗員検出センサ16は、カメラに限定されない。乗員が車室内に存在するか否かを判定できる限り、他のセンサが用いられてもよい。例えば、シートベルトの装着を判定するセンサによるシートベルト装着情報、座席シートに設置されたセンサによる着席情報、又は、車両SVのドアに設置されたセンサによる開閉履歴情報が、乗員が車室内に存在するか否かを判定する情報として採用されてもよい。
(Modification 2)
The
(変形例3)
フロントガラスFSが、特許文献1に開示されているように、加熱部(ヒータ部)を備えてもよい。この場合、空調制御ECU40は、フロントガラスFSの内側面への送風に加えて、加熱部を作動させてもよい。
(Modification 3)
The windshield FS may include a heating unit (heater unit) as disclosed in Patent Document 1. In this case, the air
(変形例4)
フロントガラスFSの曇りを検出する方法は、上述の方法に限定されない。CPUは、図示しない湿度センサを用いて、曇りが発生する可能性が高いか否かを判定してもよい(例えば、特開平1−269646号公報を参照。)。更に、CPUは、結露センサを用いて、曇りが発生する可能性が高いか否かを判定してもよい。
(Modification 4)
The method for detecting the fogging of the windshield FS is not limited to the above method. The CPU may determine whether or not clouding is likely to occur by using a humidity sensor (not shown) (see, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 1-269646). Further, the CPU may determine whether or not clouding is likely to occur by using the dew condensation sensor.
(変形例5)
本実施装置は、PCS制御以外の走行制御を実行する車両に適用されてもよい。例えば、本実施装置は、追従車間距離制御(ACC:Adaptive Cruise Control)を実行可能な車両に適用されてもよい。追従車間距離制御は、レーダセンサ12からの情報及びカメラセンサ13の画像データを用いて、車両の直前を走行している先行車と車両との車間距離を所定の距離に維持しながら先行車に対して自車両を追従走行させる制御である。
(Modification 5)
The present embodiment may be applied to a vehicle that executes traveling control other than PCS control. For example, the present embodiment may be applied to a vehicle capable of executing following vehicle distance control (ACC: Adaptive Cruise Control). The following-vehicle distance control uses the information from the
10…衝突前制御ECU、20…エンジンECU、30…ブレーキECU、40…空調制御ECU。
10... Pre-collision control ECU, 20... Engine ECU, 30... Brake ECU, 40... Air conditioning control ECU.
Claims (1)
前記撮像部によって取得された画像データを少なくとも用いて走行制御を実行する走行制御実行部と、
前記車両に搭載された空調装置であって、前記車両の乗員に対して空気を吹き出すモードである第1モードと、前記フロントガラスに対して空気を吹き出すモードである第2モードと、前記車両の前記乗員に対して空気を吹き出すとともに前記フロントガラスに対して空気を吹き出すモードである並列実行モードとの何れのモードにて作動するように構成された空調装置と、
前記フロントガラスに曇りが発生したとき又は前記フロントガラスに曇りが発生する可能性が高いときに成立する所定の条件が成立するか否かを判定する第1検出部と、
前記乗員の存在を検出する第2検出部と、
前記第1検出部により前記所定の条件が成立すると判定され且つ前記第2検出部により前記乗員が前記車両内に存在していると判定されたとき、前記並列実行モードにて前記空調装置を作動させ、前記第1検出部により前記所定の条件が成立すると判定され且つ前記第2検出部により前記乗員が前記車両内に存在していないと判定されたとき、前記第2モードにて前記空調装置を作動させるように構成された制御装置と、
を備える
空調制御装置。
An image capturing unit that captures an image of the front of the vehicle through a windshield to acquire image data of the front of the vehicle,
A travel control execution unit that executes travel control using at least the image data acquired by the imaging unit;
An air conditioner mounted on the vehicle, the first mode being a mode in which air is blown to an occupant of the vehicle, the second mode is a mode in which air is blown to the windshield, and An air conditioner configured to operate in any of a parallel execution mode, which is a mode in which air is blown to the occupant and air is blown to the windshield,
A first detection unit that determines whether or not a predetermined condition that is satisfied when the windshield is fogged or when it is highly likely that the windshield is fogged,
A second detector for detecting the presence of the occupant;
When the first detecting unit determines that the predetermined condition is satisfied and the second detecting unit determines that the occupant is present in the vehicle, the air conditioner is operated in the parallel execution mode. When the first detecting unit determines that the predetermined condition is satisfied and the second detecting unit determines that the occupant is not present in the vehicle, the air conditioner is in the second mode. A controller configured to operate the
An air conditioning controller.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019009419A JP2020117050A (en) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | Air-conditioning control device |
Applications Claiming Priority (1)
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-
2019
- 2019-01-23 JP JP2019009419A patent/JP2020117050A/en active Pending
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