JP2020116358A - 血糖値測定ユニット及びこれを使用する装置 - Google Patents

血糖値測定ユニット及びこれを使用する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子と受光素子との微妙な光軸調整を必要とせずに血糖値の安定した測定を可能にする。【解決手段】血糖値測定ユニット10は、腕時計20との間で無線通信を行い、ユーザの手100の指101の根本若しくは指先又はそれらの中間に装着する。血糖値測定ユニット10は、レンズ基板の一方の面において、複数のレンズの各々に対応して形成され、発光素子の外縁に近接する内縁によって発光素子を囲み、内縁と内縁の外側の外縁とによって画定される領域において、対応するレンズを透過して入射する波長の光を受光して、その光の強度値を示す電気信号を発生する複数の受光素子を有する受光部を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、血糖値測定ユニット及びこれを使用する装置に関する。
生活習慣病である糖尿病患者は年々増加の傾向にあり、厚生労働省の2014年の調査では、国内の糖尿病患者は約316万人にも達しており、その中の約半数が治療中であると言われている。血糖値が高ければ薬によって血糖値を下げる治療がなされる。一方、薬の影響で低血糖になると極めて危険であるので、飴などを食べて血糖値を上げることが行われている。このため、糖尿病の治療においては、注射針によって患者から血液を採取してその血糖値を測定することが行われている。当然のことながら採血の際には患者に苦痛を与える上、採血後の感染のおそれもある。また、採血コストも高い。
そこで、注射針によって患者から血液を採取することなく、近赤外線の光ビームを利用して血糖値を測定する非侵襲的手段による研究が従来行われてきた。
例えば、下記特許文献1に開示された血糖値測定装置では、少なくとも2つの異なる波長の光を発生する光源と、その光源からの出射光を体表面に照射するための光学系と、体表面からの反射光を検出する光検出器を有する。
また、下記特許文献2によれば、図3に示されるセンサノード1の2つの発光素子122から発光された赤外線を測定部位である手首に照射し、血管からの散乱光の強度変化を受光素子121で受光して、この強度変化の周期から脈拍及び脈波を推定して血糖値を測定するようになっている。
さらに、下記の特許文献3による血糖値測定装置は、発光素子の周囲に形成された受光素子を有するセンサを腕時計に組み込んだ構成になっている。
特許第3884036号(特開2006−61308号)公報 特許第5090013号(特開2008−206575号)公報 特開2009−109927号公報
しかしながら、上記各特許文献1及び特許文献2においては、それぞれ図4及び図3に示されているように、発光素子と受光素子との微妙な光軸調整が困難である上、発光する近赤外線の光量に対して受光する近赤外線の光量が少なくなるので、近赤外線の利用効率が低下するという問題がある。
また、上記特許文献3においては、図55に示されているように、腕時計型の血糖値測定装置1000の窓1006の位置の近傍に、使用者の太い血管が位置していなければ精度の高い測定は困難である。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、発光素子と受光素子との微妙な光軸調整を必要とせずに血糖値の安定した測定が可能な血糖値測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、操作部及び表示部を有する外部装置と無線通信を行って、ユーザの指に装着して指の中を流れる血液の血糖値を測定する血糖値測定ユニットであって、前記指の腹に接触又は近接するセンサ部は、通過する光を光軸に沿って集光する複数のレンズ群が配列されたレンズ基板と、前記光軸の方向に対して垂直となる前記レンズ基板の一方の面において、前記複数のレンズの各々に対応して形成され、血糖値に応じて吸収率が高くなる特定の波長の光を、前記操作部から入力される所定の指令に応じて、順次発光して対応するレンズを透過させる複数の発光素子と、前記レンズ基板の前記一方の面において、前記複数のレンズの各々に対応して形成され、前記発光素子の外縁に近接する内縁によって前記発光素子を囲み、かつ、当該内縁と当該内縁の外側の外縁とによって画定される領域において、対応するレンズを透過して入射する前記波長の光を受光して、その光の強度値を示す電気信号を発生する複数の受光素子と、を含み、前記本体の所定の内部は、前記受光素子によって発生される光の強度値に係る血糖測定データを前記外部装置に対して無線送信する制御部、を含む、ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
本発明の血糖値測定装置によれば、発光素子と受光素子との微妙な光軸調整を必要とせずに血糖値の安定した測定が可能になるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態における血糖値測定ユニット及びこれを使用する腕時計及びパソコンを示す図である。 図1の血糖値測定ユニットを指に装着した状態を示す側面図である。 第1の実施形態の血糖値測定ユニットに使用する光学部品を示し、(A)はレンズの平面図、(B)は(A)のX−X線に沿った断面図、(C)は光学素子群である。 第1の実施形態の発光素子及び受光素子の原理的構造を示し、(A)は発光素子の断面図、(B)は受光素子の断面図、(C)は光学半導体デバイスの断面図である。 第1の実施形態の血糖値測定ユニットの回路構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるハニカム状の光学素子群のアドレスを示す概念図である。 図1の腕時計の回路構成を示すブロック図である。 図7のCPUの血糖値測定処理の動作を示すフローチャートである。 図8の血糖値演算処理の動作を示すフローチャートである。 図5のCPUの血糖値測定処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるスマートフォンの表示例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における電源部の構成を示す回路図である。
以下、本発明による血糖値測定装置の第1の実施形態について、図1ないし10を参照しながら説明する。血糖値のデータには、瞬時時の血糖値(単位は、mg/dL)、及び血糖値の累積値であるヘモグロビン(Hb)A1C(単位は、%)がある。
近赤外線の特定の波長(例えば、500nmないし1200nm)の光ビームを人の皮膚に照射して、その反射光を受光した場合には、照射した光ビームの一部が血液中の糖分に吸収されるので、反射光の強度を測定することで、血糖値を間接的に測定することができる。また、数10日の血糖値の累積値によってHbA1Cを測定することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態における血糖値測定ユニット10、これを使用する腕時計20、及び腕時計20と通信するパソコン200を示す図である。図2は、血糖値測定ユニット10を指に装着した状態の断面を模した側面図である。図1において、血糖値測定ユニット10は、ユーザの手100の指101の根本若しくは指先又はそれらの中間に装着することができる。
図2に示すように、血糖値測定ユニット10は、不連続な部分を含む略環状な構造である。血糖値測定ユニット10の本体の一端10aが他端10bに沿って円弧状に移動することで、略環状の本体の内径が図2(A)のD1から図2(B)のD2に拡がる。また、血糖値測定ユニット10の本体は、一端10aが他端10bに近接するように付勢された弾性構造の合成樹脂である。したがって、様々な大きさの指101に装着可能で、かつ指101の腹が本体に密着する。そして、本体の内側表面部分10cには、指101の中を流れる血液の血糖値を測定するセンサ部が設けられている。また、本体上部の円筒型の部分10dには、電池を収容可能であるが、後述するマイクロ波の無線通信のアンテナ及び電子回路を収容することができる。また、部分10dの表面には、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換素子を収容することができる。
図3は、血糖値測定ユニット10に使用するセンサ部を示す図である。図3(A)は、透明なガラス基板を使用して形成されたレンズ基板の一部を構成する正六角形のレンズ1の平面図である。図3(B)は、図3(A)のX−X線に沿ったレンズ基板のレンズ1を含む一部の断面図である。このガラス基板の材料は、ケイ酸、炭酸カルシウム、酸化鉛を含み、透明度が高く屈折率が大きい鉛ガラス、または酸化鉛を含まない無鉛ガラスである。中でもドイツのツヴィーゼル・クリスタルガラス社等によって開発されたトリタン・クリスタル(登録商標)が好ましい。または、ポリエチレンテレフタレートやポリエーテルスルホン等からなる透明プラスチックでもよい。
図3(A)、(B)において、レンズ1は、レンズ基板の一方の面(図3(B)の右側)に凸部を有し、他方の面(図3(B)の左側)が平坦な形状になっている。この平坦な面には、発光素子2及び受光素子3が、図3(A)及び(B)に示されるように形成されている。発光素子2から血管400に照射された光ビームは、血管400内の血液によって一部が吸収され、一部が通過し、残りが反射されて受光素子3によって受光される。
発光素子2は、特定の範囲の波長の光、詳しくは、近赤外線の波長λの光を発光する。受光素子3は、図3(A)に示すように、発光素子2の外縁に近接する内縁によって発光素子2を囲み、かつ、その内縁とその内縁の外側の外縁とによって画定される領域(すなわち、ドーナツ型の領域)において、レンズ1を透過して入射する波長λの光を受光して、その光の強度値を示す電気信号を発生する。レンズ1の中心、発光素子2の中心、及び受光素子3の中心は、一点鎖線で表わす同一の光軸5を有する。
レンズ基板には、図3(C)に示されるように、平面が正六角形の領域を単位とするレンズ1、発光素子2、及び受光素子3を単位とする光学素子が複数形成されている。すなわち、複数の正六角形の領域によってハニカム(蜂の巣)状のマイクロレンズの配列を実現する。図3(C)において、複数の光学素子は、発光素子2及び受光素子3が形成されたレンズ1(0)を中心として、その周囲にレンズ1(1)、レンズ1(2)、レンズ1(3)‥‥が形成されている。なお、この複数の光学素子は、この後に説明する半導体回路を含んでいる。
図4は、発光素子2及び受光素子3の原理的構造並びにこれら発光素子2、受光素子3、駆動回路、受光回路等を含む半導体回路である薄膜トランジスタを示す図である。図4(A)は、発光素子2の断面図である。発光素子2は、PN接合の発光ダイオードで構成されている。発光素子2は、p型半導体2a、n型半導体2b、透明電極からなるアノード電極2c及びカソード電極2dで構成される。発光素子2は、後述する薄膜トランジスタからの駆動信号である順方向電流に応じて特定の波長λの近赤外線を発光する。
図4(B)は、受光素子3の断面図である。受光素子3は、n型半導体3a、n型半導体3aの表面に形成されたp型半導体3b、p型半導体3bの表面に形成されたn型半導体3c、p型半導体3bの表面に形成された透明なゲート電極3d、n型半導体3cの表面に形成された透明なソース電極3e、及びn型半導体3aの表面(図では下面)に形成された透明なドレイン電極3fで構成される。
さらに、図4(C)は光学素子の断面図であり、半導体層6を挟むようにレンズ1の表面1aに形成された透明電極層7及び電極層8その他図示しない半導体層及び電極層によって、発光素子2の駆動回路及び受光素子3の増幅回路、並びに後述する記憶回路その他を含む薄膜トランジスタ(TFT)が形成されている。TFTの製造方法は、従来技術を踏襲するものであり、例えば、特開2008−288424号公報の詳細な説明、図1及び図2を参照されたい。
図5は、血糖値測定ユニット10に収容されている回路構成を示す部ブロック図である。血糖値測定ユニット10は、制御部11、センサ部12、通信部13、電源部14で構成されている。
制御部11は、受光素子2によって発生される光の強度値に係る血糖測定データを外部装置に対して無線送信する。制御部11は、制御プログラムを実行するCPU(中央演算ユニット)11a、制御プログラムや初期データ等を記憶しているROM11b、受光素子2から得られる血糖値測定データ等を一時的に記憶するRAM11c、受光素子3から得られるアナログの血糖値測定データをデジタルに変換するA/D変換回路11dを含む。
センサ部12は、上記した発光素子2及び受光素子3の他に発光素子2を駆動する駆動回路12a、受光素子3からの光の強度値を電気信号に変換する受光回路12bを含む。
通信部13は、制御プログラムに基づいて腕時計20との間でスペクトラム拡散通信の周波数ホッピング方式を利用したブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)の規格に準拠した短距離無線通信を行う。特に、本発明においては省電力版であるロー・エナジー・ブルートゥース(Bluetooth−LE)を採用する。
電源部14は、制御部11、センサ部12、及び通信部13に電源を供給する。電源部14の構成としては、一次電池若しくは充電可能な二次電池、又は光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換素子、又は、第3の実施形態で説明する腕時計20若しくは後述するスマートフォンである外部装置からの電波を整流して蓄電する蓄電素子、又はこれらの任意の組み合わせで構成される。
図6は、センサ部12において、ハニカム状の光学素子群のアドレスを示す概念図である。発光素子2、受光素子3、駆動回路12a、及び受光回路12bで構成される各光学素子は、中心に位置する1つの光学素子(このアドレスはH(0)とする)の周囲に正六角形の複数のフレームH(1)、H(2)・・・H(n−1)、H(n)が放射状に拡がり、複数の光学素子が各フレーム上に配列されている。
任意のフレームH(i)の光学素子の数は6iであり、任意の光学素子がアドレスH(i,s)によって制御プログラムに従って時計回りの順序又は反時計回りの順序で指定される。例えば、フレームH(1)上の6個の光学素子は、H(1,1)、H(1,2)・・・H(1,6)で指定され、フレームH(2)上の12個の光学素子は、H(2,1)、H(2,2)・・・H(2,12)で指定される。
いま、指の腹に接触又は近接するセンサ部12の直径を約15mmとする。この場合において、各光学素子の大きさすなわちマイクロレンズの直径が3mmだとすると、光学素子の総数は19個となる。あるいはマイクロレンズの直径が4mmだとすると、光学素子の総数は7個となる。
図1において、腕時計20は、表示部22及び2つのプッシュボタンSW1、SW2を有する。表示部22の上面は、ユーザの接触によってオン操作が可能なタッチパネルを構成し、表示部22に表示された複数のメニュー(本実施形態では、「血糖値測定」及び「履歴表示」の2つのメニュー)の中で少なくとも1つの強調表示されたメニュー(この場合は反転表示された「血糖値測定」)がタッチパネルのオン操作によって選択される。
プッシュボタンSW2の操作によって、強調表示されるメニューがサイクリックに変更される。例えば、上記のメニューの他に、「データ較正」、「医療機関アクセス」などがある。
したがって、小さな面積の表示部22であっても、ユーザは表示部22のどの部分に接触しても強調表示されたメニューを選択できるので、優れた操作性を有する。
図7は、図1の腕時計20の回路構成を示すブロック図である。図7に示すように、腕時計20は、制御部21、時計部23、通信部24、電源部25を有するとともに、上記した表示部22、プッシュボタンSW1、SW2を有する。
制御部21は、制御プログラムを実行するCPU(中央演算ユニット)21a、制御プログラム、無線通信を介して血糖値測定ユニット10から受信した血糖測定データをmg/dLの単位で表される血糖値に変換する対応データ、%の単位で表される血糖値の累積値であるヘモグロビン(Hb)A1Cを算出する計算式、及び初期データ等を記憶している書き換え可能なEEPROM21b、並びに、血糖値測定ユニット10から受信した血糖値データをEEPROM21bの対応データによって変換した血糖値(mg/dL)を累積して記憶するSRAM21cを含んでいる。
例えば、米国糖尿病学会から下記の計算式が報告されている。
推定平均血糖値(mg/dL)=28.7×HbA1C(%)−46.7
この計算式から下記の計算式が導かれる。
推定HbA1C(%)={平均血糖値(mg/dL)+46.7}/28.7
したがって、7日、14日、30日、90日の血糖値をSRAM21cに累積して記憶することで、推定HbA1C(%)を算出できる。
さらに、図1に示したように、腕時計20は情報処理装置であるパソコン200との間で、例えば、ロー・エナジー・ブルートゥース(Bluetooth−LE)の短距離無線通信、もしくは、RFID(無線タグ)に広く普及している近距離無線通信、又は、本発明の用途に特化したマイクロ波帯の無線通信が可能である。したがって、実際に採血した結果の血糖値(mg/dL)と血糖値測定ユニット10が測定した血糖値データに基づく血糖値(mg/dL)との間に無視できない程度の差異がある場合には、採血結果に基づいてEEPROM21bの対応データを補正することができる。
次に、図8ないし図10に基づいて、腕時計20の動作、及び腕時計20動作について説明する。図8及び図9は、腕時計20のCPU21aによって実行される制御プログラムのフローチャートである。図8において、腕時計としての通常の時計表示を行う(ステップS101)。次に、プッシュボタンSW2がオンされたか否かを判別する(ステップS102)。
SW2がオンされない場合には(ステップS102;NO)、時計表示を維持するが、SW2がオンされたときは(ステップS102;YES)、メニュー表示を行う(ステップS103)。表示するメニューとしては、上記したように「血糖値測定」、過去の血糖値(mg/dL)やHbA1C(%)を参照する「履歴表示」、EEPROM21bの対応データを修正する「データ較正」、パソコン200を介して所定の医療機関に無線接続する「医療機関アクセス」等がある。
血糖値測定のメニューがオンされたか否かを判別し(ステップS104)、このメニューがオンされたときは(ステップS104;YES)、血糖値測定ユニット10に対して測定指示を送信する(ステップS105)。
図10は、血糖値測定ユニット10のCPU11aの血糖値測定処理の動作を示すフローチャートである。腕時計20から測定指示を受信したか否かを判別し(ステップS301)、測定指示を受信したときは(ステップS301;YES)、図6に示したセンサ部12の各光学素子を上記したアドレスH(i,s)の順序で指定して近赤外線の発光処理及び受光処理を順に実行する。
まず、中心位置のH(0)の光学素子に駆動信号を与えて発光させて指に照射し(ステップS302)、指の中の血管を流れる血液から反射された受光値をA/D変換回路11dでアナログからデジタルに変換してRAM11cにストアする(ステップS303)。
次に、変数i、変数sを1にセットし(ステップS304)、i及びsの値をインクリメントしながらH(i,s)の光学素子を発光させ、H(i,s)の受光値をRAM11cにストアする(ステップS305)〜(ステップS310)。
すべての光学素子からの受光値をRAM11cにストアしたときは(ステップ309S;YES)、RAM11cにストアしたデータを腕時計20に送信する(ステップS311)。そして、RAM11cをクリアし(ステップS312)、ステップS301に戻る。
なお、送信した血糖値データは各光学素子から得られた受光値のレベルに応じた電圧値であり、血液の実際の血糖値が高いほど受光値のレベルは小さくなる。そのため、腕時計20のEEPROM21bに記憶されている対応データによって測定した血糖値データを実際の血糖値(mg/dL)に変換する。ただし、血糖値測定ユニット10のROM11bの代わりに書き換え可能なEEPROMを設けて、変換用の対応データを記憶させてもよい。この場合には、測定した血糖値データを実際の血糖値(mg/dL)に変換して腕時計20に送信できる。
図8において、腕時計20の制御部21のCPU21aは、血糖値測定ユニット10から血糖値データを受信したか否かを判別し(ステップS106)、データを受信したときは(ステップS106;YES)、SRAM21cにそのデータをストアする(ステップS107)。そして、データ受信が終了したか否かを判別し(ステップS108)、終了していない場合には(ステップS108;NO)、SRAM21cにデータをストアする処理(ステップS107)を継続する。
データ受信が終了したときは(ステップS108;YES)、血糖値演算処理を実行する(ステップS109)。なお、図8及び図10には示していないが、血糖値測定ユニット10はデータ送信が終了したときは、その旨のメッセージを腕時計20に送信し、腕時計20はそのメッセージを受信してデータ受信の終了を認識する。
なおまた、周知の技術であるので図面には記載しないが、SRAM11cのメモリエリアには、受信した血糖値データをストアする配列C(p,q)があらかじめ設けられている。CPU21aは、メモリエリアのアドレスである変数p及びqをインクリメントしながら各光学素子に対応する血糖値データを順にストアする。
図9は、図8のステップS109の血糖値演算処理のフローチャートである。腕時計20のCPU21aは、まず、変数p及び変数qを1にセットする(ステップS201)、(ステップS202)。そして、ステップS203〜S210において、変数p及び変数qをインクリメントしながら、SRAM21cの配列C(p,q)のデータを順に読み出して(ステップS203)、対応データを参照する(ステップS204)。
次に、対応データによって変換された実際の血糖値(mg/dL)が所定の閾値thより大きいか否かを判別する(ステップS205)。血糖値(mg/dL)が所定の閾値より大きい場合には(ステップS205;YES)、SRAM21cの別のメモリエリアに記憶する(ステップS206)。一方、血糖値(mg/dL)が所定の閾値以下である場合には(ステップS205;NO)、変数をインクリメントして次の血糖値データを読み出す。なお、閾値thの値は適宜変更できる。
この実施形態の変形例として、閾値thとの比較を行わず、血糖値測定ユニット10のすべての光学素子に対応する血糖値(mg/dL)をSRAM21cの別のメモリエリアに記憶してもよい。指の中の毛細血管は極めて密度が高いので、すべての光学素子から発光された近赤外線はいずれかの血管に照射されると考えられるからである。
配列C(p,q)のすべての血糖値データについて対応データを参照したときは(ステップS210;YES)、記憶した血糖値の平均を算出する(ステップS211)。次に、その平均値を血糖値(mg/dL)として確定する(ステップS212)。そして、図8に移行して、血糖値表示処理を行う(ステップS110)。
次に、プッシュボタンSW1がオンされたか否かを判別し(ステップS111)、SW1がオンされたときは(ステップS111;YES)、ステップS101に移行して時計表示を行う。SW1がオンされない場合には(ステップS111;NO)、ステップS104に移行していずれかのメニューがオンされたか否かを判別する。
履歴表示のメニューがオンされたときは(ステップS112;YES)、SRAM21cに記憶されている履歴データを表示する(ステップS113)。他のメニューがオンされたときは(ステップS114;YES)、他のメニュー処理を実行する(ステップS115)。プッシュボタンSW2がオンされるごとに選択可能なメニューがサイクリックに強調表示される。強調表示は、図1に示した反転表示に限定されず、例えば、点滅表示やズームアップ表示等でもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図11は、本発明の第2の実施形態における携帯通信装置としてのスマートフォン30の表示例を示す図である。このスマートフォン30も第1の実施形態における腕時計と同様に、血糖値測定ユニット10との間でスペクトラム拡散通信の周波数ホッピング方式を利用した無線通信、例えば、ロー・エナジー・ブルートゥース(Bluetooth−LE)ブルートゥース(Bluetooth)の規格に準拠した省電力版の短距離無線通信、もしくは、RFIDに広く普及している近距離無線通信、又は、本発明の用途に特化したマイクロ波帯の無線通信を行う。
スマートフォン30の動作については第2の実施形態における腕時計の動作とほぼ同一であるので、重複する説明は省略し、異なる内容について説明する。スマートフォン30の表示部31は腕時計の表示部に比べて大きいので、腕時計のプッシュボタンに代えて表示部31にはアイコンスイッチSW1、SW2、及びSW3が表示される。
アイコンスイッチSW2は、オンされるごとに選択可能なメニューがサイクリックに強調表示される。アイコンスイッチSW1は、オンされるとデフォルトのメニューが表示される。アイコンスイッチSW3は、オン操作されると血糖値測定ユニット10との間の無線通信を切断して、スマートフォンとしての本来のモードに遷移する。
スマートフォン30は、所定の医療機関に直接アクセスすることができる。したがって、第1の実施形態のようにパソコンを介することなく、測定データを医療機関に直接送信することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図12を参照して説明する。図12は、第3の実施形態における血糖値測定ユニット10の構成を示す回路図である。この血糖値測定ユニット10の特徴はその電源部14にある。制御部11、センサ部12、通信部13については第1の実施形態と同様であるので重複した説明は省略する。
上記したように、アンテナANTは、外部装置である腕時計又はスマートフォンから2.4GHz帯、もしくは2.45GHz帯、又は本発明に特化した無線通信のマイクロ波帯の搬送波によって測定指示の信号が送信される。電源部14において、整流回路RECは、その搬送波を整流して直流電圧に変換する。その直流電圧は、ダイオードD1を介して抵抗R1及びコンデンサC1の並列回路による第1の充電回路に充電される。
例えば、ロー・エナジー・ブルートゥース(Bluetooth−LE)において送受信されるパケットのフォーマットについては、例えば、平成29年4月10日に工学者から発行された「基礎からわかるBluetooth増補版」に詳細に記述されているので、その説明は同書に譲るが、パケットの先頭にはプリアンブルが置かれている。もしくは、RFIDに使用されている2.45GHz帯のパケットのフォーマットについては、「https://ja.wikipedia.org/wiki/RFID」のサイトや流通研究社出版の「物流RFID入門」に参照されるように、コマンドの先頭にはプリアンブルが置かれている。又は、本発明に特化した無線通信においても、データ部の先頭にプリアンブルを置くこととする。第1の充電回路には、そのプリアンブルによって直流電圧V1が充電される。
通信部13及び制御部11には、その充電された直流電圧V1が電源電圧として供給される。通信部13は、搬送波に含まれている測定指示を復調して制御部11に入力する。制御部11は、その測定指示を受け取ると、半導体スイッチQ1をオンにするためにトリガ信号1をハイレベルにセットする。その結果、整流回路RECから直流電圧が抵抗R2及びコンデンサC2の並列回路による第2の充電回路に充電される。
この場合において、第2の充電回路の時定数C2R2は第1の充電回路の時定数C1R1よりもかなり大きい(C2R2>>C1R1)。したがって、第2の充電回路の充電電圧V2は、第1の充電回路よりもかなり緩やかに上昇する。この間において、制御部11は、通信部13を介して応答メッセージを含むパケットを腕時計又はスマートフォンに送信する。すなわち、整流回路RECには、腕時計又はスマートフォンとの間の無線通信が継続する限り、マイクロ波帯の搬送波が入力される。
制御部11は、第2の充電回路の直流電圧V2がセンサ部12を駆動するのに十分な電圧に達したときは、半導体スイッチQ2をオンにするためにトリガ信号2をハイレベルにセットする。その結果、センサ部12には直流電圧V2が電源電圧として供給される。制御部11は、トリガ信号2をハイレベルにセットした後、センサ部12に駆動信号を与えて順に指定した光学素子を発光させ、その受光値をメモリエリアにストアする。
ここで留意すべき点として、第2の充電回路の時定数C2R2の値は、センサ部12のすべての光学素子からの受光値が得られるまで電源電圧の供給が十分に継続するように設定されることである。
本発明に特化した無線通信においては、制御部11は、Q1をオンにするためにトリガ信号1をハイレベルにセットした後に、腕時計又はスマートフォンに対して充電開始信号を送信する。この信号を受信した腕時計又はスマートフォンは、無変調の搬送波又はプリアンブルで変調した搬送波を血糖値測定ユニット10に連続して送信する。制御部11は、センサ部12のすべての光学素子からの受光値が得られたときは、腕時計又はスマートフォンに対して充電終了信号を送信する。
なお、上記の各実施形態は本発明の例示であって本発明を限定するものではない。上記各実施形態の変形や修正が当業者にとって自明である他の実施形態についても、添付した特許請求の範囲から逸脱しない限り、本発明の範囲に包摂される。例えば、血糖値測定ユニット10の電源は、電池、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換素子、及び腕時計20又はスマートフォン30からの電波を整流して蓄電する充電回路の任意の組み合わせで構成されてもよい。
図2に示した血糖値測定ユニット10の本体上部の部分10dに電池を設けず、搬送波を整流した直流電圧によって電源を構成する場合には、血糖値測定ユニット10のメンテナンスフリー、小型化、軽量化を図ることができる。
1 マイクロレンズ
2 発光素子
3 受光素子
10 血糖値測定ユニット
11 制御部
12 センサ部
13 通信部
14 電源部
20 腕時計
30 スマートフォン

Claims (10)

  1. 操作部及び表示部を有する外部装置と無線通信を行って、ユーザの指に装着して指の中を流れる血液の血糖値を測定する血糖値測定ユニットであって、
    前記指の腹に接触又は近接するセンサ部は、
    通過する光を光軸に沿って集光する複数のレンズ群が配列されたレンズ基板と、
    前記光軸の方向に対して垂直となる前記レンズ基板の一方の面において、前記複数のレンズの各々に対応して形成され、血糖値に応じて吸収率が高くなる特定の波長の光を、前記操作部から入力される所定の指令に応じて、順次発光して対応するレンズを透過させる複数の発光素子と、
    前記レンズ基板の前記一方の面において、前記複数のレンズの各々に対応して形成され、前記発光素子の外縁に近接する内縁によって前記発光素子を囲み、かつ、当該内縁と当該内縁の外側の外縁とによって画定される領域において、対応するレンズを透過して入射する前記波長の光を受光して、その光の強度値を示す電気信号を発生する複数の受光素子と、を含み、
    前記本体の所定の内部は、
    前記受光素子によって発生される光の強度値に係る血糖測定データを前記外部装置に対して無線送信する制御部、を含む、
    ことを特徴とする血糖値測定ユニット。
  2. 前記略環状の本体は、不連続な部分を含み、当該部分の一端が他端に沿って円弧状に移動することで前記略環状の本体の内径が拡大又は縮小することを特徴とする請求項1に記載の血糖値測定ユニット。
  3. 前記略環状の本体は、前記一端が前記他端に近接するように付勢された弾性構造であることを特徴とする請求項2に記載の血糖値測定ユニット。
  4. 前記本体の電源は、電池、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換素子、若しくは前記外部装置からの電波を整流して蓄電する蓄電素子、又はこれらの任意の組み合わせで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の血糖値測定ユニット。
  5. 前記レンズ群の各レンズ、当該各レンズに対応する各発光素子及び当該発光素子の駆動回路を含む半導体回路、当該各レンズに対応する各受光素子及び当該受光素子からの電気信号の増幅回路を含む半導体回路は、ハニカム状の光学素子群を構成し、前記レンズ基板の中心に位置する1つの光学素子の周囲に正六角形の複数のフレームが放射状に拡がり、複数の光学素子が各フレーム上にそれぞれの中心が位置する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の血糖値測定ユニット。
  6. 無線通信部をさらに含み、前記制御部は、前記無線通信によって接続された前記外部装置の前記操作部からの測定指示に応じて算出した血糖値を前記外部装置に送信して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の血糖値測定ユニット。
  7. 前記外部装置は、測定条件の設定が可能な腕時計であり、連続測定条件が設定された場合には、前記制御部は一定時間ごとの測定指示に応じて血糖値を測定することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の血糖値測定ユニット。
  8. 前記腕時計の表示部はユーザの接触によってオン操作が可能なタッチパネルを構成し、前記表示部に表示された複数のメニューの中で少なくとも1つの強調表示されたメニューが前記タッチパネルのオン操作によって選択されることを特徴とする請求項6に記載の血糖値測定ユニット。
  9. 前記外部装置から受信した測定指示を担う搬送波の高周波信号を直流電圧に変換する整流回路と、
    前記整流回路によって変換された直流電圧を充電して前記通信部及び前記制御部に対して電源を供給する第1の充電回路と、
    前記通信部から測定指示に係る復調信号を受けた前記制御部によって導通される第1のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の導通によって前記整流回路と接続された後に前記整流回路によって変換された直流電圧を充電する第2の充電回路と、
    前記第2の充電回路の充電電圧が所定値に達したときに前記制御部によって導通される第2のスイッチ素子と、を備え、
    前記制御部は、前記第2のスイッチ素子の導通によって前記第2の充電回路と接続された前記センサ部に対して駆動信号を出力して前記センサ部から得られる前記血糖測定データを前記外部装置に対して無線送信する、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の血糖値測定ユニット。
  10. 前記第2の充電回路は、充電速度を規定する時定数が前記第1の充電回路の時定数よりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の血糖値測定ユニット。
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