JP2020113901A - 画像処理装置および画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】請求書などのシートから必要項目の項目値だけを抽出して電子データ化する作業を簡素化する。【解決手段】画像処理装置は、操作パネルと、シートを読み取り画像データを生成する画像読取部と、シートに対応するプレビュー画像を操作パネルに表示させるとともに、プレビュー画像のうち必要項目の項目値を含む領域を指定する領域指定操作の受け付けを操作パネルに行わせ、指定された領域に対応する画像データ内の領域を対象領域に設定し、対象領域に対してOCR処理を行うことによって認識した情報を対象情報として抽出し、必要項目と対象情報とを対応付けたリストを出力するためのリストデータを生成する制御部と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、画像処理装置および画像処理システムに関する。
従来、シートに記載された情報を読み取る機能が搭載された装置が知られている。このような装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。
特許文献1では、公共料金などの請求書(シート)に記載されたバーコードをカメラ付き携帯電話で撮影すると、バーコードの解読データがサーバーに送信される。解読データを受信したサーバーでは、決済処理が行われる。これにより、公共料金などの支払いを任意の場所(自宅など)で行うことができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
ユーザーによっては、請求書などのシートに記載された複数の項目の項目値(発行日や支払金額)のうち必要項目の項目値だけを抽出し、必要項目の項目値を電子データ化したい場合がある。必要項目の項目値を電子データ化するには、必要項目の項目値をコンピューターにテキスト入力する作業(ここでは、入力作業と称する)が必要となる。
ここで、必要項目の項目値の文字数が多い場合には、入力作業に時間がかかる。また、必要項目が複数存在する場合にも、入力作業に時間がかかる。したがって、ユーザーにとっては煩わしく利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、請求書などのシートから必要項目の項目値だけを抽出して電子データ化する作業を簡素化することが可能な画像処理装置および画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の局面による画像処理装置は、操作パネルと、情報抽出ジョブの実行時に、項目の項目値が記載されたシートを読み取り、シートの画像データを生成する画像読取部と、シートに対応するプレビュー画像を操作パネルに表示させるとともに、プレビュー画像のうち必要な項目である必要項目の項目値を含む領域を指定する領域指定操作の受け付けを操作パネルに行わせ、領域指定操作で指定された領域に対応する画像データ内の領域を対象領域に設定し、対象領域に対してOCR処理を行うことによって認識した情報を対象情報として抽出し、必要項目と対象情報とを対応付けたリストを出力するためのリストデータを生成する制御部と、を備える。
本発明の第2の局面による画像処理システムは、上記画像処理装置と、所定ソフトウェアがインストールされた情報処理装置と、を備える。画像処理装置は、情報処理装置と通信するための通信部を備える。制御部は、リストデータを所定ソフトウェアで使用可能なデータに変換する変換処理を行い、通信部を用いて、変換処理後のリストデータを情報処理装置に送信する。
本発明の構成では、請求書などのシートから必要項目の項目値だけを抽出して電子データ化する作業を簡素化することができる。
以下に、本発明の一実施形態による画像処理装置について、スキャン機能、プリント機能および送信機能など、複数種の機能を搭載する画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。
<画像形成装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、制御部1および記憶部2を備える。制御部1は、CPUを含む。制御部1は、制御プログラムおよび制御データに基づき、画像形成装置100の各部を制御する。記憶部2は、ROM、RAMおよびHDDなどの記憶デバイスを含む。記憶部2は、制御部1に接続される。制御プログラムおよび制御データは、記憶部2に記憶される。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、制御部1および記憶部2を備える。制御部1は、CPUを含む。制御部1は、制御プログラムおよび制御データに基づき、画像形成装置100の各部を制御する。記憶部2は、ROM、RAMおよびHDDなどの記憶デバイスを含む。記憶部2は、制御部1に接続される。制御プログラムおよび制御データは、記憶部2に記憶される。
また、画像形成装置100は、画像読取部3および印刷部4を備える。制御部1は、画像読取部3の読取動作を制御するとともに、印刷部4の印刷動作を制御する。画像読取部3および印刷部4の概略図を図2に示す。
画像読取部3は、シートSを読み取ってシートSの画像データを生成する。画像読取部3は、コンタクトガラスCGを備える。読取対象のシートSは、コンタクトガラスCGにセットされる。
また、画像読取部3は、シートSを光学的に読み取る光学系ユニットを備える。光学系ユニットは、光源31およびイメージセンサー32を含む。光源31は、コンタクトガラスCGにセットされたシートSに光を照射する。イメージセンサー32は、シートSで反射された反射光を受光して光電変換する。
印刷部4は、用紙搬送路40(図2では、破線で示す)に沿って用紙Pを搬送する。また、印刷部4は、トナー像を形成する。そして、印刷部4は、搬送中の用紙Pにトナー像を転写する。
印刷部4は、給紙ローラー41を備える。給紙ローラー41は、用紙カセットCAに収容された用紙Pに当接し、その状態で回転する。これにより、用紙カセットCAから用紙搬送路40に用紙Pが給紙される。
また、印刷部4は、転写ローラー対42を備える。転写ローラー対42は、感光体ドラムおよび転写ローラーを含む。感光体ドラムは、その周面上にトナー像を担持する。転写ローラーは、感光体ドラムに圧接し、感光体ドラムとの間で転写ニップを形成する。転写ローラー対42は、回転することにより、転写ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pにトナー像を転写する。
図示しないが、印刷部4は、帯電装置、露光装置および現像装置をさらに備える。帯電装置は、感光体ドラムの周面を帯電させる。露光装置は、感光体ドラムの周面上に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラムの周面上の静電潜像をトナー像に現像する。
また、印刷部4は、定着ローラー対43を備える。定着ローラー対43は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを含む。加熱ローラーは、ヒーター(図示せず)を内蔵する。加圧ローラーは、加熱ローラーに圧接し、加熱ローラーとの間で定着ニップを形成する。定着ローラー対43は、回転することにより、定着ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pに転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着ニップを抜けた用紙Pは排出トレイETに排出される。
図1に戻り、画像形成装置100は、操作パネル5を備える。操作パネル5は、タッチスクリーンを含む。タッチスクリーンは、種々の情報を表示し、ユーザーからタッチ操作を受け付ける。また、操作パネル5には、ハードウェアボタンが設けられる。ハードウェアボタンとしては、シートSの読取指示をユーザーから受け付けるためのスタートボタンなどがある。
操作パネル5は、制御部1に接続される。制御部1は、操作パネル5の表示動作を制御する。また、制御部1は、操作パネル5に対して行われた操作を検知する。制御部1は、コンタクトガラスCGにシートSがセットされた状態で、操作パネル5のスタートボタンに対して操作が行われると、シートSの読取指示を受け付けたと判断し、画像読取部3にシートSの読み取りを行わせる。
また、画像形成装置100は、通信部6を備える。通信部6は、インターネットなどのネットワークNTに画像形成装置100を接続するためのインターフェースである。通信部6は、LAN通信を行うためのLAN通信回路などを含む。通信部6は、無線LANアクセスポイントに接続される。
制御部1は、通信部6のLAN通信回路を制御し、ネットワークNTに接続された外部機器と通信する。たとえば、ネットワークNTには、画像形成装置100のユーザーにより使用されるユーザー端末200が接続される。たとえば、ユーザー端末200は、パーソナルコンピューターである。ユーザー端末200は「情報処理装置」に相当する。画像形成装置100とユーザー端末200とで画像処理システム1000が構成される。
ここで、画像形成装置100は、OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)処理の実行が可能である。OCR処理は、制御部1が行う。OCRプログラムは、記憶部2に記憶される。制御部1は、画像読取部3によるシートSの読み取りで得られたシートSの画像データに対してOCR処理を行う。
制御部1にOCR処理を行わせるため、パターンマッチング用の標準パターン(文字パターン)を格納する文字データベースが記憶部2に記憶される。制御部1は、OCR処理を行うとき、処理対象の画像データから文字画像を抽出し、当該抽出した文字画像と標準パターンとを比較することにより、処理対象の画像データに存在する文字(シートSに記載された文字や数字)を認識する。
<情報抽出ジョブ>
画像形成装置100には、所定アプリAPがインストールされる。所定アプリAPは、記憶部2に記憶される(図1参照)。所定アプリAPは、画像形成装置100のメーカーから提供されるアプリケーションである。画像形成装置100に所定アプリAPをインストールすることにより、画像形成装置100に情報抽出ジョブを実行させることが可能となる。
画像形成装置100には、所定アプリAPがインストールされる。所定アプリAPは、記憶部2に記憶される(図1参照)。所定アプリAPは、画像形成装置100のメーカーから提供されるアプリケーションである。画像形成装置100に所定アプリAPをインストールすることにより、画像形成装置100に情報抽出ジョブを実行させることが可能となる。
情報抽出ジョブは、シートSの読み取りを伴うジョブである。情報抽出ジョブでは、たとえば、請求書、領収書、見積書および納品書など、商品(サービスも含む)の販売業者ごとにフォーマットが予め定められている伝票が読取対象となる。以下の説明では、情報抽出ジョブで読取対象となるシートSを伝票シートSと称する。
伝票シートSには、通常、複数の項目(項目名)および複数の項目の各項目値が記載される。伝票シートSの一例を図3に示す。
図3に示す例では、「Number」、「Date」、「Subtotal」、「Tax」および「Total」などが項目に相当する。項目「Number」に対応する項目値は「12345(伝票シートSのナンバー)」である。項目「Date」に対応する項目値は「12/25/2015(伝票シートSの発行日)」である。項目「Subtotal」に対応する項目値は「6700」である。項目「Tax」に対応する項目値は「804」である。項目「Total」に対応する項目値は「7504」である。項目「Subtotal」、項目「Tax」および項目「Tatal」の各項目値は金額である。
画像形成装置100に情報抽出ジョブを実行させることにより、伝票シートSに記載されている複数の項目の各項目値のうち必要な項目である必要項目(項目値を抽出したい項目)の項目値だけを抽出してリストアップすることができる。必要項目の項目値(抽出された項目値)は、操作パネル5に表示させることができる。また、必要項目の項目値は、ユーザー端末200に表示させることもできる。必要項目の項目値を用紙Pに印刷することができてもよい。これにより、伝票シートSの記載内容(金額など)を確認する確認作業を容易に行える。
なお、伝票シートSが1枚だけであれば、画像形成装置100を使用しなくても、伝票シートSの記載内容の確認作業が簡単に済む。したがって、通常では、確認作業の対象となる伝票シートSが複数枚存在する場合に画像形成装置100が使用される。
情報抽出ジョブを要求する要求操作の受け付けは操作パネル5が行う。たとえば、操作パネル5は、所定アプリAPのアイコンを配した画面(図示せず)を表示する。操作パネル5は、所定アプリAPのアイコンに対する操作を情報抽出ジョブの要求操作として受け付ける。制御部1は、所定アプリAPのアイコンに対する操作を検知すると、情報抽出ジョブの要求を受け付けた(操作パネル5が要求操作を受け付けた)と判断する。
操作パネル5は、情報抽出ジョブの要求操作を受け付けると、情報抽出ジョブの設定画面(図示せず)を表示する。情報抽出ジョブの設定画面では、情報抽出ジョブのモード設定の受け付けが行われる。情報抽出ジョブのモードには、シングルフォーマットモードとマルチフォーマットモードとがある。シングルフォーマットモードは「第1モード」に相当する。マルチフォーマットモードは「第2モード」に相当する。
情報抽出ジョブで読み取る複数枚の伝票シートSの各フォーマットが全て同じである場合(複数の項目の項目値の各記載位置が全て同じである場合)には、情報抽出ジョブのモードをシングルフォーマットモードに設定すればよい。一方で、情報抽出ジョブで読み取る複数枚の伝票シートSの各フォーマットが全て同じではない場合(複数種のフォーマットが混在する場合)には、情報抽出ジョブのモードをマルチフォーマットモードに設定すればよい。
操作パネル5は、情報抽出ジョブのモード設定を受け付けた後、コンタクトガラスCGに伝票シートSをセットしてスタートボタンを押すようユーザーに促すメッセージ(図示せず)を表示する。当該メッセージが情報抽出ジョブの設定画面内に表示されてもよい。これにより、コンタクトガラスCGに伝票シートSがセットされる。そして、操作パネル5のスタートボタンが操作される。このとき、制御部1は、伝票シートSの読取指示を受け付けたと判断する。
制御部1は、情報抽出ジョブの要求を受け付けた後、伝票シートSの読取指示を受け付けると、図4に示すフローチャートに沿った処理を行う。以下に具体的に説明する。
ステップS1において、制御部1は、1枚目の伝票シートSの読み取りを画像読取部3に行わせる。画像読取部3は、コンタクトガラスCGにセットされた1枚目の伝票シートSを読み取り、1枚目の伝票シートSの画像データを生成する。
ステップS2において、制御部1は、1枚目の伝票シートSの画像データに基づき、1枚目の伝票シートSに対応するプレビュー画像を生成する。そして、制御部1は、1枚目の伝票シートSのプレビュー画像を操作パネル5に表示させる。このとき、操作パネル5は、図5上図に示すようなプレビュー画面PSを表示する。プレビュー画像は、プレビュー画面PS内に配される。図5には、図3に示した伝票シートSのプレビュー画像(符号PGを付した画像)を図示する。
ステップS3において、制御部1は、領域指定操作の受け付けを操作パネル5に行わせる。操作パネル5は、1枚目の伝票シートSのプレビュー画像のうち必要項目の項目値を含む領域を指定する操作を領域指定操作として受け付ける。
ここで、操作パネル5は、領域指定操作の受け付け前に、必要項目を設定する項目設定操作を受け付ける。制御部1は、項目設定操作で設定された項目を必要項目と認識する。操作パネル5は、項目設定操作を受け付けてから、領域指定操作を受け付ける。
たとえば、操作パネル5に項目(項目名)をテキスト入力する操作が項目設定操作として受け付けられる。この場合、制御部1は、操作パネル5にテキスト入力された項目を必要項目として認識する。
あるいは、操作パネル5に表示されているプレビュー画像内の領域を指定する操作が項目設定操作として受け付けられる。当該操作を項目設定操作として行うとき、ユーザーは必要項目(項目名)を含む領域を指定する。この場合、制御部1は、1枚目の伝票シートSの画像データのうちユーザー指定の領域に対してOCR処理を行い、それによって認識した情報を必要項目として認識する。
なお、項目値を抽出したい項目が複数存在する場合には、当該複数の項目をそれぞれ必要項目に設定することができる。この場合には、項目設定操作を行ってから領域指定操作を行う、という一連の操作を繰り返せばよい。
たとえば、図5上図に示す例において、必要項目が「Number」である場合には、項目値「12345」の表示領域を含む領域A1を領域指定操作で指定すればよい。必要項目が「Date」である場合には、項目値「12/25/2015」の表示領域を含む領域A2を領域指定操作で指定すればよい。必要項目が「Total」である場合には、項目値「7504」の表示領域を含む領域A3を領域指定操作で指定すればよい。以下の説明では、領域A1、A2およびA3がそれぞれ領域指定操作で指定されたとする。
ステップS4において、制御部1は、伝票シートSの画像データ内に対象領域を設定する領域設定処理を行う。領域設定処理で設定される対象領域は、OCR処理の対象となる領域である。
1枚目の伝票シートSの読み取り後に行われる領域設定処理では、1枚目の伝票シートSの画像データのうち、1枚目の伝票シートSのプレビュー画像に対する領域指定操作で指定された領域に対応する領域が対象領域に設定される。図5上図に示す例では、領域A1、A2およびA3がそれぞれ領域指定操作で指定された領域である。したがって、図5下図に示すように、1枚目の伝票シートSの画像データのうち、領域A1に対応する領域TA1、領域A2に対応する領域TA2、および、領域A3に対応する領域TA3がそれぞれ対象領域に設定される。
ステップS5において、制御部1は、伝票シートSの画像データのうち対象領域に存在する情報を対象情報として抽出する情報抽出処理を行う。このとき、制御部1は、伝票シートSの画像データ内に設定した対象領域に対してOCR処理を行い、それによって認識した情報を対象情報として抽出する。対象領域が複数存在する場合(必要項目が複数存在する場合)には、複数の対象領域のそれぞれに対してOCR処理が行われる。すなわち、この場合には、複数の必要項目にそれぞれ対応する複数の対象情報が抽出される。
1枚目の伝票シートSの読み取り後に行われる情報抽出処理では、1枚目の伝票シートSの画像データ内に設定された対象領域から対象情報が抽出される。図5下図に示す例では、領域TA1、TA2およびTA3のそれぞれに対してOCR処理が行われ、領域TA1、TA2およびTA3のそれぞれから対象情報が抽出される。領域TA1からは、必要項目「Number」の項目値である「12345」が対象情報として抽出される。領域TA2からは、必要項目「Date」の項目値である「12/25/2015」が対象情報として抽出される。領域TA3からは、必要項目「Total」の項目値である「7504」が対象情報として抽出される。
ステップS6において、制御部1は、シート情報を記憶部2に記憶させる。シート情報は、画像読取部3が読み取った伝票シートSに関する情報である。記憶部2は、シート情報を伝票シートSごとに記憶する。情報抽出ジョブで複数枚の伝票シートSの読み取りが行われた場合には、複数枚の伝票シートSにそれぞれ対応する複数のシート情報が記憶部2に記憶される。
制御部1は、伝票シートSの読み取りが行われるごとに、シート情報を生成して記憶部2に記憶させる。制御部1は、伝票シートSの画像データを対応する伝票シートSのシート情報に含める。1枚目の伝票シートSの読み取りが行われると、1枚目の伝票シートSのシート情報が生成される。1枚目の伝票シートSのシート情報には、1枚目の伝票シートSの画像データが含められる。
また、制御部1は、1枚目の伝票シートSの画像データと当該画像データ内に設定した対象領域の位置とを対応付けた情報を1枚目の伝票シートSのシート情報に含める。図5下図に示す例では、領域TA1、TA2およびTA3の各位置を示す情報がシート情報に含められる。
また、制御部1は、1枚目の伝票シートSの画像データと当該画像データの対象領域から抽出した対象情報とを対応付けた情報を1枚目の伝票シートSのシート情報に含める。このとき、制御部1は、必要項目と対象情報とを対応付ける。図5下図に示す例では、対象情報としての「12345」が必要項目「Number」と対応付けられてシート情報に含められる。対象情報としての「12/25/2015」が必要項目「Date」と対応付けられてシート情報に含められる。対象情報としての「7504」が必要項目「Total」と対応付けられてシート情報に含められる。
ステップS7において、制御部1は、情報抽出ジョブの終了を指示する終了操作を受け付けたか否かを判断する。たとえば、操作パネル5は、終了ボタン(図示せず)を表示する。制御部1は、終了ボタンに対する操作を終了操作として検知する。終了操作を受け付けていないと制御部1が判断した場合には、ステップS8に移行する。
ステップS8に移行すると、制御部1は、伝票シートSの読取指示を受け付けたか否かを判断する。伝票シートSの読取指示を受け付けたと制御部1が判断した場合には、ステップS9に移行し、伝票シートSの読取指示を受け付けていないと制御部1が判断した場合には、ステップS7に移行する。
ステップS9に移行すると、制御部1は、2枚目以降の伝票シートSの読み取りを画像読取部3に行わせる。画像読取部3は、コンタクトガラスCGにセットされた2枚目以降の伝票シートSを読み取り、2枚目以降の伝票シートSの画像データを生成する。
ステップS10において、制御部1は、情報抽出ジョブのモードがシングルフォーマットモードであるか否かを判断する。情報抽出ジョブのモードがシングルフォーマットモードであると制御部1が判断した場合には、ステップS11に移行し、情報抽出ジョブのモードがシングルフォーマットモードではない(マルチフォーマットモードである)と制御部1が判断した場合には、ステップS12に移行する。
ステップS11に移行した場合、制御部1は、シングルフォーマットモード用の処理(以下、第1処理と称する)を行う。その後、ステップS7に移行する。制御部1は、情報抽出ジョブのモードがシングルフォーマットモードである場合、2枚目以降の伝票シートSについては第1処理を行うことによってシート情報を生成し、当該生成したシート情報を記憶部2に記憶させる。第1処理については後に詳細に説明する。
ステップS12に移行した場合、制御部1は、マルチフォーマットモード用の処理(以下、第2処理と称する)を行う。その後、ステップS7に移行する。制御部1は、情報抽出ジョブのモードがマルチフォーマットモードである場合、2枚目以降の伝票シートSについては第2処理を行うことによってシート情報を生成し、当該生成したシート情報を記憶部2に記憶させる。第2処理については後に詳細に説明する。
ステップS7において、終了操作を受け付けたと制御部1が判断した場合には、ステップS13に移行する。ステップS13に移行すると、制御部1は、複数枚の伝票シートSの各シート情報に基づき、必要項目と対象情報とを対応付けたリストL(図6および図7参照)を出力するためのリストデータを生成する。必要項目が複数存在する場合には、必要項目ごとに対象情報を並べたリストLを出力するためのリストデータが生成される。
ステップS14において、制御部1は、リストLの表示指示の受け付けを操作パネル5に行わせる。そして、制御部1は、操作パネル5が表示指示を受け付けたか否かを判断する。表示指示を受け付けたと制御部1が判断した場合には、ステップS15に移行する。
ステップS15に移行すると、制御部1は、リストデータに基づき、リストLの表示データを生成する。そして、制御部1は、操作パネル5にリストLを表示させる。操作パネル5は、リストLを配したリスト画面LSを表示する。リスト画面LSの一例を図6に示す。図6には、図3に示した伝票シートSを含む5枚の伝票シートSが情報抽出ジョブで読み取られた場合のリストLを示す。
リスト画面LSには、送信ボタンSBが配される。送信ボタンSBに対する操作を制御部1が検知すると、ステップS16に移行する。ステップS14において、リストLの表示指示を受け付けなかったと制御部1が判断した場合には、ステップS15の処理が省略され、ステップS16に移行する。
ステップS16に移行すると、制御部1は、リストデータをユーザー端末200にインストールされている所定ソフトウェア(たとえば、表計算ソフト)で使用可能なデータに変換する変換処理を行う。そして、制御部1は、通信部6を用いて、ユーザー端末200に対し、変換処理後のリストデータを送信する。このとき、制御部1は、情報抽出ジョブで読み取った複数枚の伝票シートSの各画像データをユーザー端末200に送信する。なお、伝票シートSの画像データがユーザー端末200に送信されなくてもよい(リストデータだけがユーザー端末200に送信されてもよい)。また、伝票シートSの画像データをユーザー端末200に送信するか否かをユーザーが設定できてもよい。複数枚の伝票シートSの各画像データをユーザー端末200に送信する場合、制御部1は、各対象情報がいずれの画像データから抽出されたかを示す情報もユーザー端末200に送信する。
ユーザー端末200は、受信したリストデータを記憶する。以降、ユーザー端末200でリストデータを開くための操作をユーザーが行うと、所定ソフトウェアが立ち上がり、ユーザー端末200にリストLが表示される(図7参照)。
たとえば、ユーザー端末200は、リストLの表示中、いずれかの対象情報(項目値)を指定する操作をシート表示操作として受け付ける。特に限定されないが、対象情報の表示領域にポインタを合わせてクリックする操作がシート表示操作として受け付けられる。そして、ユーザー端末200は、シート表示操作で指定された対象情報に対応する画像データを認識するとともに、当該認識した画像データに基づき生成した伝票シートSの画像を表示する。たとえば、図7に示す例において、対象情報「12345」の表示領域に対してシート表示操作を行った場合には、項目「Number」の項目値が「12345」である伝票シートSの画像をユーザー端末200に表示させることができる。
ここで、第1処理および第2処理について説明する。
まず、図8に示すフローチャートを参照し、第1処理について説明する。
情報抽出ジョブのモードがシングルフォーマットモードである場合、ステップS21において、制御部1は、画像読取部3が読み取った新たな伝票シートS(2枚目以降の伝票シートS)の画像データを取得する。そして、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データのうち1枚目の伝票シートSのシート情報で示される対象領域と同じ位置の領域を対象領域に設定する(新たな伝票シートSの画像データ内に対象領域を設定する)。
ステップS22において、制御部1は、ステップS5と同様の処理(情報抽出処理)を行う。すなわち、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データ内に設定した対象領域に対してOCR処理を行い、それによって認識した情報を対象情報として抽出する(新たな伝票シートSの画像データ内に設定した対象領域から対象情報を抽出する)。すなわち、制御部1は、2枚目以降の伝票シートSの画像データについては、1枚目の伝票シートSのシート情報で示される対象領域と同じ位置の領域に対してOCR処理を行う。
ステップS23において、制御部1は、新たな伝票シートSのシート情報を生成し、当該生成したシート情報を記憶部2に記憶させる。新たな伝票シートSのシート情報には、新たな伝票シートSの画像データ、新たな伝票シートSの画像データと当該画像データ内に設定した対象領域の位置とを対応付けた情報、および、新たな伝票シートSの画像データと当該画像データの対象領域から抽出した対象情報とを対応付けた情報が含められる。その後、ステップS7に移行する。
次に、図9に示すフローチャートを参照し、第2処理について説明する。
情報抽出ジョブのモードがマルチフォーマットモードである場合、ステップS31において、制御部1は、画像読取部3が読み取った新たな伝票シートS(2枚目以降の伝票シートS)とフォーマットが同じ伝票シートS(複数の項目の項目値の各記載位置が全て同じ伝票シートS)の画像データが記憶部2に記憶されているか否かを判断する。言い換えると、制御部1は、新たな伝票シートSとフォーマットが同じ伝票シートSのシート情報が記憶部2に記憶されているか否かを判断する。以下の説明では、新たな伝票シートSとフォーマットが同じ伝票シートSを同一フォーマットシートSと称する。
ステップS31において、同一フォーマットシートSの画像データが記憶部2に記憶されていないと制御部1が判断した場合には、ステップS32に移行する。ステップS32に移行すると、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データに基づき、新たな伝票シートSに対応するプレビュー画像を生成する。そして、制御部1は、新たな伝票シートSのプレビュー画像を操作パネル5に表示させる。
ステップS33において、制御部1は、ステップS3と同様の処理を行う。すなわち、制御部1は、領域指定操作の受け付けを操作パネル5に行わせる。操作パネル5は、新たな伝票シートSのプレビュー画像のうち必要項目の項目値を含む領域を指定する操作を領域指定操作として受け付ける。また、操作パネル5は、領域指定操作の受け付け前に、必要項目を設定する項目設定操作を受け付ける。
ステップS34において、制御部1は、ステップS4と同様の処理(領域設定処理)を行う。すなわち、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データのうち、新たな伝票シートSのプレビュー画像に対する領域指定操作で指定された領域に対応する領域を対象領域に設定する。
ステップS35において、制御部1は、ステップS5と同様の処理(情報抽出処理)を行う。すなわち、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データ内に設定した対象領域に対してOCR処理を行い、それによって認識した情報を対象情報として抽出する(新たな伝票シートSの画像データ内に設定した対象領域から対象情報を抽出する)。
ステップS36において、制御部1は、新たな伝票シートSのシート情報を生成し、当該生成したシート情報を記憶部2に記憶させる。新たな伝票シートSのシート情報には、新たな伝票シートSの画像データ、新たな伝票シートSの画像データと当該画像データ内に設定した対象領域の位置とを対応付けた情報、および、新たな伝票シートSの画像データと当該画像データの対象領域から抽出した対象情報とを対応付けた情報が含められる。その後、ステップS7に移行する。
ステップS31において、同一フォーマットシートSの画像データが記憶部2に記憶されていると制御部1が判断した場合には、ステップS37に移行する。ステップS37に移行すると、制御部1は、同一フォーマットシートSの画像データに対応付けられた対象領域を適用するか否かの受け付けを操作パネル5に行わせる。同一フォーマットシートSの画像データに対応付けられた対象領域を適用しない旨を操作パネル5が受け付けた場合には、ステップS32に移行する。一方で、同一フォーマットシートSの画像データに対応付けられた対象領域を適用する旨を操作パネル5が受け付けた場合には、ステップS38に移行する。
ステップS38に移行すると、制御部1は、新たな伝票シートSの画像データのうち、同一フォーマットシートSのシート情報で示される対象領域と同じ位置の領域を対象領域に設定する(新たな伝票シートSの画像データ内に対象領域を設定する)。その後、ステップS35に移行する。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、操作パネル5と、情報抽出ジョブの実行時に、伝票シートSを読み取り、伝票シートSの画像データを生成する画像読取部3と、伝票シートSに対応するプレビュー画像を操作パネル5に表示させるとともに、プレビュー画像のうち必要項目の項目値を含む領域を指定する領域指定操作の受け付けを操作パネル5に行わせ、伝票シートSの画像データのうち領域指定操作で指定された領域に対応する領域を対象領域に設定し、対象領域に対してOCR処理を行うことによって認識した情報を対象情報として抽出し、必要項目と対象情報とを対応付けたリストLを出力するためのリストデータを生成する制御部1と、を備える。
本実施形態の構成では、必要項目と対象情報を対応付けたリストデータが生成される(必要項目の項目値が電子データ化される)。ここで、対象情報は対象領域に対するOCR処理によって抽出された情報である。すなわち、対象情報は必要項目の項目値に相当する情報である。したがって、必要項目の項目値をテキスト入力しなくても、容易に、必要項目の項目値を電子データ化することができる。また、領域指定操作を行うときに、不要な項目の項目値を含む領域を指定から外せば、不要な項目の項目値が電子データ化されることはない(必要な項目の項目値だけを電子データ化することができる)。
また、本実施形態の構成では、上記のように、制御部1は、操作パネル5が要求操作を受け付けてから終了操作を受け付けるまでの間に画像読取部3が読み取った複数枚の伝票シートSのそれぞれの画像データの対象領域に対してOCR処理を行い、複数枚の伝票シートSのそれぞれの画像データから対象情報を抽出する。この構成では、複数枚の伝票シートSにそれぞれ記載された必要項目の項目値をまとめて電子データ化することができる(複数枚の伝票シートSにそれぞれ記載された必要項目の項目値をひとまとめにしたリストLを生成することができる)ので、ユーザーにとっては利便性が良い。
なお、コンタクトガラスCGに複数枚の伝票シートSがセットされている場合、当該複数枚の伝票シートSのそれぞれの画像データの対象領域に対してOCR処理が行われ、当該複数枚の伝票シートSのそれぞれの画像データから対象情報が抽出されるよう構成してもよい。この構成では、複数枚の伝票シートSの読み取りを一括して行うことができるので、情報抽出ジョブの開始から完了までの時間を短くすることができる。
また、本実施形態の構成では、上記のように、情報抽出ジョブのモードとして、シングルフォーマットモードとマルチフォーマットモードとがある。シングルフォーマットモードでは、1枚目の伝票シートSの読み取り後に領域指定操作を行えば、以降は領域指定操作を行わなくてもよいので、ユーザーの利便性が向上する。マルチフォーマットモードでは、複数枚の伝票シートSの各フォーマットが全て同じでなくても、複数枚の伝票シートSにそれぞれ記載された必要項目の項目値をまとめて電子データ化することができる。
また、本実施形態の構成では、上記のように、制御部1は、画像読取部3が読み取った新たな伝票シートSとフォーマットが同じ同一フォーマットシートSの画像データが記憶部2に記憶されているとき、同一フォーマットシートSの画像データに対応付けられた対象領域を適用するか否かの受け付けを操作パネル5に行わせ、同一フォーマットシートSの画像データに対応付けられた対象領域を適用する旨を操作パネル5が受け付けた場合、新たな伝票シートSの画像データのうち同一フォーマットシートSのシート情報で示される対象領域と同じ位置の領域に対してOCR処理を行う。この構成では、今回読み取る伝票シートSと同じフォーマットの伝票シートSを過去に読み取ったことがある場合、今回は領域指定操作を行わなくてもよくなるので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態の構成では、上記のように、制御部1は、必要項目と対象情報とを対応付けたリストLを操作パネル5に表示させる。この構成では、情報抽出ジョブの結果を容易に確認することができる。
また、本実施形態の構成では、上記のように、制御部1は、リストデータを所定ソフトウェアで使用可能なデータに変換する変換処理を行い、通信部6を用いて、変換処理後のリストデータをユーザー端末200に送信する。この構成では、画像形成装置100で生成されたリストLをユーザー端末200に表示させることができる。また、当該リストLをユーザー端末200で編集することもできる。
また、本実施形態の構成では、上記のように、ユーザー端末200は、リストデータに基づきリストLを表示する。そして、ユーザー端末200は、リストLの表示中、予め定められたシート表示操作を受け付けると、画像データに基づき生成したシートSの画像を表示する。この構成では、リストLの基になった伝票シートSの記載内容を容易に確認することができる。
なお、変形例として、リストLにリストアップする項目の追加が可能に構成されてもよい。変形例の構成では、たとえば、操作パネル5は、追加ボタン(図示せず)を配したリスト画面LSを表示する。制御部1は、追加ボタンに対する操作を検知すると、読取済みの複数枚の伝票シートSのいずれかの画像データに基づきプレビュー画像を生成し、当該生成したプレビュー画像を操作パネル5に表示させる。そして、制御部1は、領域設定処理を追加的に行う。すなわち、制御部1は、項目設定操作および領域指定操作を操作パネル5に再度行わせる。
制御部1は、追加的に行われた項目設定操作で設定された項目(ここでは、追加項目と称する)を必要項目に設定する。また、制御部1は、追加的に行われた領域指定操作で指定された領域(ここでは、追加領域と称する)を対象領域に設定する。その後、制御部1は、読取済みの複数枚の伝票シートSの各画像データの追加領域に対してOCR処理を行い、各画像データの追加領域に存在する情報を対象情報として抽出する。そして、制御部1は、既存のリストLに追加項目を追加した新たなリストLを出力するためのリストデータを生成するとともに、新たなリストLを配したリスト画面LSを操作パネル5に表示させる。
変形例の構成では、画像形成装置100に伝票シートSの読み取りを再度行わせなくても、既存のリストLにリストアップされている項目とは別の項目を追加的にリストアップすることができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 制御部
2 記憶部
3 画像読取部
5 操作パネル
100 画像形成装置(画像処理装置)
200 ユーザー端末(情報処理装置)
1000 画像処理システム
L リスト
S 伝票シート(シート)
2 記憶部
3 画像読取部
5 操作パネル
100 画像形成装置(画像処理装置)
200 ユーザー端末(情報処理装置)
1000 画像処理システム
L リスト
S 伝票シート(シート)
Claims (8)
- 操作パネルと、
情報抽出ジョブの実行時に、項目の項目値が記載されたシートを読み取り、前記シートの画像データを生成する画像読取部と、
前記シートに対応するプレビュー画像を前記操作パネルに表示させるとともに、前記プレビュー画像のうち必要な前記項目である必要項目の前記項目値を含む領域を指定する領域指定操作の受け付けを前記操作パネルに行わせ、前記領域指定操作で指定された前記領域に対応する前記画像データ内の領域を対象領域に設定し、前記対象領域に対してOCR処理を行うことによって認識した情報を対象情報として抽出し、前記必要項目と前記対象情報とを対応付けたリストを出力するためのリストデータを生成する制御部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記操作パネルは、前記情報抽出ジョブを要求する要求操作を受け付けるとともに、前記情報抽出ジョブの終了を指示する終了操作を受け付け、
前記制御部は、前記操作パネルが前記要求操作を受け付けてから前記終了操作を受け付けるまでの間に前記画像読取部が読み取った複数枚の前記シートのそれぞれの前記画像データの前記対象領域に対して前記OCR処理を行い、複数枚の前記シートのそれぞれの前記画像データから前記対象情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像読取部が読み取った前記シートに関するシート情報を前記シートごとに記憶する記憶部を備え、
前記情報抽出ジョブのモードが第1モードである場合、
前記制御部は、1枚目の前記シートの前記画像データが生成されると、前記領域指定操作の受け付けを前記操作パネルに行わせることにより、1枚目の前記シートの前記画像データ内に前記対象領域を設定し、前記対象領域に対して前記OCR処理を行い、
前記制御部は、1枚目の前記シートの前記画像データ内に設定した前記対象領域の位置を示す情報を1枚目の前記シートの前記シート情報に含め、2枚目以降の前記シートの前記画像データについては、1枚目の前記シートの前記シート情報で示される前記対象領域と同じ位置の領域に対して前記OCR処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記情報抽出ジョブのモードが第2モードである場合、
前記制御部は、前記画像データが生成されるごとに、前記領域指定操作の受け付けを前記操作パネルに行わせることによって前記画像データ内に前記対象領域を設定し、当該設定した前記対象領域に対して前記OCR処理を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。 - 前記画像読取部が読み取った前記シートに関するシート情報を前記シートごとに記憶する記憶部を備え、
前記シート情報は、前記画像データを含むとともに、前記画像データと前記画像データ内に設定された前記対象領域の位置とを対応付けた情報を含み、
前記制御部は、前記画像読取部が読み取った新たな前記シートとフォーマットが同じ前記シートである同一フォーマットシートの前記画像データが前記記憶部に記憶されているとき、前記同一フォーマットシートの前記画像データに対応付けられた前記対象領域を適用するか否かの受け付けを前記操作パネルに行わせ、前記同一フォーマットシートの前記画像データに対応付けられた前記対象領域を適用する旨を前記操作パネルが受け付けた場合、新たな前記シートの前記画像データのうち前記同一フォーマットシートの前記シート情報で示される前記対象領域と同じ位置の領域に対して前記OCR処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記リストを前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
所定ソフトウェアがインストールされた情報処理装置と、を備え、
前記画像処理装置は、前記情報処理装置と通信するための通信部を備え、
前記制御部は、前記リストデータを前記所定ソフトウェアで使用可能なデータに変換する変換処理を行い、前記通信部を用いて、前記変換処理後の前記リストデータを前記情報処理装置に送信することを特徴とする画像処理システム。 - 前記制御部は、前記通信部を用いて、前記画像データを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記リストデータに基づき前記リストを表示し、前記リストの表示中、予め定められたシート表示操作を受け付けると、前記画像データに基づき生成した前記シートの画像を表示することを特徴とする請求項7に記載の画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003629A JP2020113901A (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | 画像処理装置および画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019003629A JP2020113901A (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | 画像処理装置および画像処理システム |
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JP2020113901A true JP2020113901A (ja) | 2020-07-27 |
Family
ID=71665991
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JP (1) | JP2020113901A (ja) |
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CN115016710A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-09-06 | 荣耀终端有限公司 | 应用程序推荐方法 |
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2019
- 2019-01-11 JP JP2019003629A patent/JP2020113901A/ja active Pending
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