JP2020113895A - 送信装置および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IIoTでは大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理が要求されるため、個々の送信データの情報量削減が必要となる。【解決手段】上位レイヤメッセージに一つまたは複数含まれる送信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づき前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部を備え、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報は第1通信プロトコルヘッダに対する第1圧縮符号化プロファイル設定を含み、第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は第2通信プロトコルヘッダに対する第2圧縮符号化プロファイル設定を含み、第1送信データ圧縮符号化部は前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて送信データに含まれる前記第1通信プロトコルヘッダを圧縮符号化し、第2送信データ圧縮符号化部は前記第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて送信データに含まれる前記第2通信プロトコルヘッダを圧縮符号化する送信装置。【選択図】図2

Description

本発明は、送信装置、受信装置およびその通信方法に関する。
標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、第3世代の移動通信方式を進化させたEvolved Universal Terrestrial Radio Access(「EUTRA」もしくは「LTE」とも呼称される)と、更にその発展形である第4世代の移動通信方式であるAdvanced EUTRA(「LTE−Advanced」もしくは「LTE−A」とも呼称される)の仕様規格化が行われ、それを利用した移動体通信の商用化が各国で行われている(非特許文献1)。また近年、3GPPでは第5世代移動通信方式であるNR(New Radio)の技術検討および仕様規格化が進んでいる(非特許文献2)。第5世代移動通信方式においては、eMBB(enhanced Mobile BroadBand;高速大容量)、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communicaion;超高信頼低遅延)、およびmMTC(massive Machine Type Communicaion;多数端末接続)などの技術を採用し、IoT(Internet of Things)の実現が図られている。また、産業用IoT(IIoT;Industory IoT)に第5世代移動通信方式の無線ネットワークを適用する検討も行われている(非特許文献3)。
IIoTでは、大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理が要求されるため、個々の送信データの情報量削減が必要となる。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、送信データに含まれる冗長性の高い情報を圧縮符号化することにより削減し、大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理を実現する送信装置および受信装置を提供することにある。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様による送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部を備え、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第1通信プロトコルヘッダに対する第1圧縮符号化プロファイル設定を含み、第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第2通信プロトコルヘッダに対する第2圧縮符号化プロファイル設定を含み、第1送信データ圧縮符号化部は、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記送信データに含まれる前記第1通信プロトコルヘッダを圧縮符号化し、第2送信データ圧縮符号化部は、前記第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記送信データに含まれる前記第2通信プロトコルヘッダを圧縮符号化することを特徴とする。
(2)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記第1送信データ圧縮符号化部で圧縮符号化する前記第1通信プロトコルヘッダは、イーサネット(登録商標)およびイーサネット(登録商標)に関連するプロトコルのヘッダであり、前記第2送信データ圧縮符号化部で圧縮符号化する前記第2通信プロトコルヘッダは前記第1通信プロトコルヘッダ以外の通信プロトコルであることを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、上りリンクのみに適用することができることを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様による送信装置は、上記の送信装置であって、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、下りリンクのみに適用することができることを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様による受信装置は、送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの受信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの圧縮符号化を行う複数の受信データ復号伸長部を備え、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第1通信プロトコルヘッダに対する第1圧縮符号化プロファイル設定を含み、第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第2通信プロトコルヘッダに対する第2圧縮符号化プロファイル設定を含み、第1受信データ復号伸長部は、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記受信データを復号伸長することにより前記第1通信プロトコルヘッダを復元し、第2受信データ復号伸長部は、前記第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記受信データを復号伸長することにより前記第2通信プロトコルヘッダを復元することを特徴とする。
(6)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記第1受信データ復号伸長部で復号伸長して復元する前記第1通信プロトコルヘッダはイーサネット(登録商標)およびイーサネット(登録商標)に関連するプロトコルのヘッダであり、前記第2受信データ復号伸長部で復号伸長する前記第2通信プロトコルヘッダは前記第1通信プロトコルヘッダ以外の通信プロトコルであることを特徴とする。
(7)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、上りリンクのみに適用することができることを特徴とする。
(8)また、本発明の一態様による受信装置は、上記の受信装置であって、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、下りリンクのみに適用することができることを特徴とする。
(9)また、本発明の一態様による送信装置は、送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部と、前記受信装置からのフィードバックPDUを受信するフィードバック受信部と、を備え、前記フィードバックPDUは、第1送信データ圧縮符号化部に対する第1フィードバックデータおよび第2送信データ圧縮符号化部に対する第2フィードバックデータを含み、前記フィードバック受信部は、前記フィードバックPDUから第1フィードバックデータと第2フィードバックデータを分離し、第1フィードバックデータを前記第1送信データ圧縮符号化部に送り、前記第2フィードバックデータを前記第2送信データ圧縮符号化部に送る、ことを特徴とする。
(10)また、本発明の一態様による受信装置は、送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの受信装置であって、上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの圧縮符号化を行う複数の受信データ復号伸長部と、前記送信装置へのフィードバックPDUを送信するフィードバック送信部と、を備え、前記フィードバックPDUは、第1受信データ復号伸長部からの第1フィードバックデータおよび第1受信データ復号伸長部からの第2フィードバックデータを含み、前記フィードバック送信部は、前記第1フィードバックデータと前記第2フィードバックデータを含むフィードバックPDUを生成し、前記送信装置に送信する、ことを特徴とする。
この発明によれば、送信データに含まれる冗長性の高い情報を圧縮符号化することにより削減し、大量端末からの高頻度送信データの高速リアルタイム伝送処理を実現する送信装置および受信装置を提供することができる。
本発明の一態様である送信装置と受信装置を、端末装置と基地局装置に組み込んで通信した場合の一例を示す図である。 本発明の一態様である送信装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一態様である受信装置の構成の一例を示す図である。 ROHCで規定されるヘッダ圧縮符号化プロファイルの一部を示す図表である。 本発明の第1の実施形態における上位レイヤからのメッセージに含まれるヘッダ圧縮符号化設定情報の構造の一例を図示している。 本発明の第1の実施形態における、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に含まれる使用可能プロファイルリストの一例を示す図表である。 本発明の一態様である送信装置および受信装置による、データの圧縮符号化および復号伸長の動作の一例を示す図である。 本発明の一態様である送信装置および受信装置による、データの圧縮符号化および復号伸長の動作の一例を示す図である。 本発明の一態様である送信装置および受信装置による、データの圧縮符号化および復号伸長の動作の一例を示す図である。 本発明の一態様を適用した場合の、フィードバックPDUの種別の値とデータタイプの関係の一例を示す図表である。 本発明の第1の実施形態における、フィードバックPDUのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における上位レイヤからのメッセージに含まれるヘッダ圧縮符号化設定情報の構造の一例を図示している。 本発明の第2の実施形態における使用可能プロファイルリストの一例を図示している。 本発明の第2の実施形態における、フィードバックPDUのフォーマットの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の一態様である送信装置と受信装置を、端末装置と基地局装置に組み込んで通信した場合の一例を図示している。図1に記載のとおり、上りリンクのデータは端末装置の送信装置から基地局装置の受信装置に送信され、下りリンクのデータは基地局装置の送信装置から端末装置の受信装置に送信される。
図2は本発明を適用した場合の送信装置の構成の一例を図示している。図2において、201は送信装置全体を制御する制御部である。202は上位レイヤとのデータの受け渡しを行う上位レイヤインタフェース(I/F)部である。203は第1送信データ圧縮符号化部、204は第2送信データ圧縮部であり、それぞれ送信データのヘッダまたは送信データ全体の圧縮符号化を行う。205は送信処理部であり、送信データに対して分割処理や誤り訂正符号化処理、送信リソースの割り当て、再送などの処理を行う。206は受信装置からのフィードバックデータを受信し、第1送信データ圧縮符号化部203および第2送信データ圧縮符号化部204にフィードバックを行う。207は変復調部であり、アンテナ部208を介してデータを無線信号で送受信するための変復調を行う。208はアンテナ部であり、受信装置との無線信号の送受信を行う。
図3は本発明を適用した場合の受信装置の構成の一例を図示している。図3において、301は受信装置全体を制御する制御部である。302は上位レイヤとのデータの受け渡しを行う上位レイヤインタフェース(I/F)部である。303は第1受信データ復号伸長部、304は第2受信データ復号伸長部であり、圧縮符号化された受信データを復号伸長し、ヘッダあるいは受信データ全体を復元する。305は受信処理部であり、受信データに対して結合処理や誤り訂正処理、送信装置への再送要求処理などを行う。306はフィードバック送信部であり、第1受信データ復号伸長部303および第2受信データ復号伸長部304からのフィードバックデータを送信装置に送信するための処理を行う。307は変復調部であり、アンテナ部308を介してデータを無線で送受信するための変復調を行う。308はアンテナ部であり、送信装置との無線信号の送受信を行う。
送信データ圧縮符号化部203および受信データ復号伸長部303で使用される圧縮符号化方式の一例として、ROHC(Robust Header Compression)がある。ROHCは、データそのもの(ペイロード)を圧縮符号化するのではなく、送受信に使用される通信プロトコルによってペイロードに付加されるヘッダ情報に対して圧縮符号化を行うものであり、ペイロードのサイズが比較的小さく、かつ送受信頻度が多いデータの情報量削減に効果的である。ROHCは使用されるプロトコルの組み合わせによって最適な圧縮符号化方式が予めプロファイルとして定められており、IP、TCP、UDP、RTPなどといったプロトコル(以下、IP系プロトコルと呼称する)の組み合わせに対してのプロファイルが、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comments)によって規定されている。図4は、RFCで規定されているROHCのプロファイルの一例である。一方、イーサネット(登録商標)やイーサネット(登録商標)で伝送されるEtherCAT(登録商標)などのIP系プロトコルを使用しない通信プロトコル(以下、非IP系プロトコルと呼称する)、およびそれらのプロトコルの組み合わせに対するROHCのプロファイルは、IETFのRFCではまだ規定されていないが、これらにもROHCを適用することにより、効率的に情報量を削減することができる。ただし、イーサネット(登録商標)および非IP系プロトコルのROHCのプロファイルを新たに規定する必要があり、またイーサネット(登録商標)とIP系プロトコルの組み合わせに対するROHCのプロファイルも新たに規定しなければならないことになり、プロファイルの総数が膨大となる懸念がある。そこで、IP系プロトコルのROHCと並行してイーサネット(登録商標)および非IP系プロトコル用のROHCを動作させることにより、この課題を解決する。
図5は、本実施形態における上位レイヤからのメッセージに含まれるヘッダ圧縮符号化設定情報の構造の一例を図示している。上位レイヤからのメッセージには、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報が含まれる。第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報にはそれぞれ、使用する圧縮符号化方式の設定情報が一つだけ含まれる。すなわち、双方向ROHCを使用する場合は双方向ROHC設定情報のみ、上りリンクのみの単方向ROHCを使用する場合は単方向(上りリンク)ROHC設定情報のみ、下りリンクのみの単方向ROHCを使用する場合は単方向(下りリンク)ROHC設定情報のみが含まれる。なお、これら以外の圧縮符号化方式の設定を使用する場合も同様に、その圧縮符号化方式の設定情報のみが含まれる。なお、双方向ROHC設定情報、単方向(上りリンク)ROHC設定情報、単方向(下りリンク)ROHC設定情報には、プロファイル識別子とそのプロファイル識別子に対応するプロファイルの利用可否情報がプロファイル毎に組み合わせがリストアップされた使用可能プロファイルリストが含まれる。それ以外にも、圧縮符号化方式毎に必要な設定、パラメータなどの情報が含まれていてもよい。なお、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報または第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に、使用する圧縮符号化方式の設定情報が一つも含まれていない場合は、そのヘッダ圧縮符号化および復号伸長は行われない。また、例えば第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に単方向(上りリンク)ROHC設定が含まれていた場合、端末装置の場合は送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化は動作するが、受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作しない。同様に、基地局装置の場合は受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作するが、送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化は動作しない。また、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に単方向(下りリンク)ROHC設定が含まれていた場合、端末装置の場合は受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作するが、送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化は動作しない。同様に、基地局装置の場合は送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化は動作するが、受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作しない。第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に単方向(上りリンク)ROHC設定あるいは単方向(下りリンク)ROHC設定が含まれていた場合も、端末装置、基地局装置とも前述と同様の動作となる。
一例として、図6で図示するように、第1ヘッダ圧縮符号化設定情報にはイーサネット(登録商標)およびEtherCAT(登録商標)、PROFINET(登録商標)のような非IP系プロトコルの組み合わせに対する使用可能プロファイルリストを含む双方向ROHC設定を内包し、第2ヘッダ圧縮符号化設定情報には、IP系プロトコル(IP、UDP、RTP、ESPなど)の組み合わせに対する使用可能プロファイルリストを含む双方向ROHC設定を内包するものとする。これにより、送信装置の制御部201は、第1送信データ圧縮符号化部203に第1ヘッダ圧縮符号化設定の適用、すなわちイーサネット(登録商標)および非IP系プロトコルのヘッダ圧縮符号化を行うように構成し、第2送信データ圧縮符号化部204に第2ヘッダ圧縮符号化設定の適用、すなわちIP系プロトコルのヘッダ圧縮符号化を行うように構成する。また、受信装置の制御部301は、第1受信データ復号伸長部303に第1ヘッダ圧縮符号化設定情報の適用、すなわちイーサネット(登録商標)および非IP系プロトコルのヘッダ復号伸長を行うように構成し、第2受信データ復号伸長部304に第2ヘッダ圧縮符号化設定情報の適用、すなわちIP系プロトコルのヘッダ復号伸長を行うように構成する。このとき、図7の上部に図示するような、イーサネット(登録商標)と非IP系プロトコルのデータに対しては、送信装置は第1送信データ圧縮符号化部203にて第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってヘッダ圧縮符号化を行い、送信する。なお、第2送信データ圧縮符号化部204は何もしない。また、受信装置は、図7の下部に図示するようなヘッダ圧縮符号化後のデータを受信した場合、第1受信データ復号伸長部303にて第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に従いヘッダの復号伸長を行い、図7の上部のデータに復元する。なお、第2受信データ復号伸長部304は何もしない。また、図8上部に図示されるようなIP系プロトコルの送信データに対しては、送信装置は第2送信データ圧縮符号化部204にて第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってヘッダ圧縮符号化を行い、送信する。なお、第1送信データ圧縮符号化部203は何もしない。また、受信装置は、図8下部に図示するようなヘッダ圧縮符号化後のデータを受信した場合、第2受信データ復号伸長部304が第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってヘッダの復号伸長を行い、図8の上部のデータに復元する。なお、第1受信データ復号伸長部303は何もしない。また、図9の上部に図示するような、イーサネット(登録商標)とIP系プロトコルの送信データの場合は、送信装置はイーサネット(登録商標)のヘッダに対して第1送信データ圧縮符号化部203にて第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってヘッダ圧縮符号化を行い、またIP系プロトコルのヘッダに対して第2送信データ圧縮符号化部204にて第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってヘッダ圧縮符号化を行って、送信する。また、受信装置は、図9の下部に図示するようなヘッダ圧縮符号化後のデータを受信した場合、イーサネット(登録商標)ヘッダ部分の圧縮符号化データに対して第1受信データ復号伸長部303にて第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に従いヘッダの復号伸長を行い、さらに第2受信データ復号伸長部304が第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に従ってIP系プロトコルのヘッダ部分の圧縮符号化データの復号伸長を行って、図9の上部のデータに復元する。
なお、ROHCではヘッダの時系列的相関を利用して圧縮符号化を行っているため、万一受信装置側で圧縮符号化データの復号伸長がエラーとなったときなどは、それ以降のデータの復号伸長もできなくなる可能性がある。この対策として、送信装置からの圧縮符号化後データの復号伸長結果などをフィードバックデータとして受信装置から送信装置に対して送ることで、復号伸長エラーの時間的伝搬を防ぐことができる。
本実施形態では、2つの異なるヘッダ圧縮符号化設定を、送信装置の2つの送信データ圧縮符号化部203と204、および受信装置の2つの受信データ復号伸長部303と304で、それぞれ独立に動作させるため、それぞれのフィードバックデータを送受信する必要がある。以下、その方法について説明する。図10は、フィードバックデータを伝送するフィードバックPDUの種別の値とPDUタイプの関係の一例を表していて、フィードバック受信部305は、受信したフィードバックPDUのPDUタイプをこの種別の値で識別する。図11は、フィードバックPDUの種別毎のフォーマットの一例を図示している。ここで、DCは制御データかユーザデータかを表し、フィードバックPDUの場合は、制御データであることを表す1が設定される。また、Rには必ず0が設定される。フィードバックPDUの種別が001、すなわち第1圧縮符号化設定用フィードバックの場合、データ部分には可変長の第1フィードバックデータが設定される。第1フィードバックデータは、送信装置のフィードバック受信部206から第1送信データ圧縮符号化部203に渡される。また、フィードバックPDUの種別が010、すなわち第2圧縮符号化設定用フィードバックの場合、データ部分には可変長の第2フィードバックデータが設定される。第2フィードバックデータは、送信装置のフィードバック受信部206から第2送信データ圧縮符号化部204に渡される。また、フィードバックPDUの種別が011、すなわち第1・第2圧縮符号化設定用フィードバックの場合、データ部分には第1フィードバックデータと第2フィードバックデータ両方が設定される。ここで、各フィードバックデータは可変長であるため、第1フィードバックデータと第2フィードバックデータの間にデリミタを挿入する。デリミタは予めユニークな値(16進数で0000、FFFF、AAAA、8888、F0F0など)を決めておき、2つのフィードバックデータの境界がわかるようにしておく。送信装置のフィードバック受信部206は、デリミタによって第1フィードバックデータと第2フィードバックデータを分離し、第1フィードバックデータを第1送信データ圧縮符号化部203に、第2フィードバックデータを第2送信データ圧縮符号化部204にそれぞれ受け渡す。なお、フィードバックPDUの種別の値、およびデリミタの値は前述したものに限るものではなく、他の値を使用してもよい。
なお、以上の説明では、データ圧縮符号化方式にROHCを用いた例を記載したが、ROHC以外のデータ圧縮符号化方式を使用してもよい。例えば、LTEおよびLTE−Aで規定されるUDC(Uplink Data Compression)のように、ヘッダを含む送信データ全体をDEFLATEなどのアルゴリズムで圧縮符号化してもよい。また、図4および図6に記載されているプロトコルに限らず、それ以外のプロトコルについても適用可能である。また、図6に記載している非IP系プロトコルに対するプロファイル識別子の値もこれに限るものではなく、他のプロファイルと重複しない範囲で他の値も使用可能である。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、イーサネット(登録商標)および非IP系プロトコルを含む送信データも効率的に圧縮符号化を行うことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、上位レイヤメッセージが2つのヘッダ圧縮符号化設定を含み、それぞれに使用可能プロファイルリストを含む例を記載したが、二つのヘッダ圧縮符号化設定を、一つのプロファイル識別子で示す方法もある。これを第2の実施形態として説明する。
図12は、本実施形態における上位レイヤからのヘッダ圧縮符号化設定情報の構造を図示している。上位レイヤからのメッセージには、一つのヘッダ圧縮符号化設定情報が含まれる。ヘッダ圧縮符号化設定情報には、使用する圧縮符号化方式の設定情報が一つだけ含まれる。すなわち、双方向ROHCを使用する場合は双方向ROHC設定情報のみ、上りリンクのみの単方向ROHCを使用する場合は単方向(上りリンク)ROHC設定情報のみ、下りリンクのみの単方向ROHCを使用する場合は単方向(下りリンク)ROHC設定情報のみが含まれる。なお、これら以外の圧縮符号化方式の設定を使用する場合も同様に、その圧縮符号化方式の設定情報のみが含まれる。なお、双方向ROHC設定情報、単方向(上りリンク)ROHC設定情報、単方向(下りリンク)ROHC設定情報には、プロファイル識別子とそのプロファイル識別子に対応するプロファイルの利用可否情報がプロファイル毎に組み合わせがリストアップされた使用可能プロファイルリストが含まれる。それ以外にも、圧縮符号化方式毎に必要な設定、パラメータなどの情報が含まれていてもよい。なお、ヘッダ圧縮符号化設定情報に、使用する圧縮符号化方式の設定情報が一つも含まれていない場合は、そのヘッダ圧縮符号化および復号伸長は行われない。また、ヘッダ圧縮符号化設定情報に単方向(上りリンク)ROHC設定が含まれていた場合、端末装置の場合は送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化は動作するが、受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作しない。同様に、基地局装置の場合は受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2圧縮符号化の復号伸長は動作するが、送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化は動作しない。また、ヘッダ圧縮符号化設定情報に単方向(下りリンク)ROHC設定が含まれていた場合、端末装置の場合は受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作するが、送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化は動作しない。同様に、基地局装置の場合は送信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化は動作するが、受信装置の第1ヘッダ圧縮符号化および第2ヘッダ圧縮符号化の復号伸長は動作しない。
図13は、各プロファイル識別子に対して第1ヘッダ圧縮符号化設定と第2ヘッダ圧縮符号化設定がそれぞれ割り当てられていることを図示している。例えば、プロファイル識別子0x0080では、第1ヘッダ圧縮符号化設定はROHC Ethernet(登録商標)で、第2ヘッダ圧縮符号化設定は不使用となる。また、プロファイル識別子0x0004では、第1ヘッダ圧縮符号化設定は不使用で、第2ヘッダ圧縮符号化設定はROHC IPとなる。また、プロファイル識別子0x0084では、第1ヘッダ圧縮符号化設定はROHC Ethernet(登録商標)で、第2ヘッダ圧縮符号化設定はROHC IPとなる。制御部201および301は、上位レイヤメッセージに含まれるヘッダ圧縮符号化設定に、図13で示されるような使用可能プロファイルリストに従い、送信装置の第1送信データ圧縮符号化部203および第2送信データ圧縮符号化部204、受信装置の第1受信データ復号伸長部303および第2受信データ復号伸長部304を構成する。図7、図8、および図9で図示されるデータに対するヘッダ圧縮符号化および復号伸長の動作については、第1の実施形態と同様となるため、省略する。
なお、以上の説明では、データ圧縮符号化方式にROHCを用いた例を記載したが、ROHC以外のデータ圧縮符号化方式を使用してもよい。例えば、LTEおよびLTE−Aで規定されるUDC(Uplink Data Compression)のように、ヘッダを含む送信データ全体をDEFLATEなどのアルゴリズムで圧縮符号化してもよい。また、図13に記載されているプロトコルに限らず、それ以外のプロトコルについても適用可能である。また、図10に記載している非IP系プロトコルに対するプロファイル識別子の値もこれに限るものではなく、他のプロファイルと重複しない範囲で他の値も使用可能である。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、イーサネット(登録商標)および非IP系プロトコルを含む送信データも効率的に圧縮符号化を行うことができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、デリミタを利用して2つの可変長のフィードバックデータを1つのフィードバックデータにまとめて送受信する方法について説明したが、デリミタを使用しない方法もある。本実施形態では、その方法について説明する。
図14は、第1フィードバックデータおよび第2フィードバックデータを、第1フィードバック(FB)データ長(kとする)の情報を付加して送信する場合のフォーマットを表している。フィードバック受信部206は、データの先頭から長さkの部分を第1フィードバックデータとし、残りの部分を第2フィードバックデータとする。なお、kがフィードバックPDUの全体長Lと同じ値の場合は、第2フィードバックデータは含まれない。また、kが0の場合は、第1フィードバックデータは含まれない。これにより、フィードバック受信部206は、分離した第1フィードバックデータおよび第2フィードバックデータを、それぞれ第1送信データ圧縮符号化部および第2送信データ圧縮符号化部に受け渡すことができる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態によれば、2つの異なる圧縮符号化方式のフィードバックデータを一つのフィードバックデータとしてまとめて送受信することができ、効率的である。
なお、以上で説明した送信装置および受信装置の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、送信装置および受信装置の全部または一部の機能を集積回路に集約して実現してもよい。各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、有線および無線での通信システムや通信装置に用いて好適である。
201…制御部
202…上位レイヤインタフェース部
203…第1送信データ圧縮符号化部
204…第2送信データ圧縮符号化部
205…送信処理部
206…フィードバック受信部
207…変復調部
208…アンテナ部
301…制御部
302…上位レイヤインタフェース部
303…第1送信データ圧縮符号化部
304…第2送信データ圧縮符号化部
305…送信処理部
306…フィードバック受信部
307…変復調部
308…アンテナ部

Claims (10)

  1. 送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、
    上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部を備え、
    第1ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第1通信プロトコルヘッダに対する第1圧縮符号化プロファイル設定を含み、
    第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第2通信プロトコルヘッダに対する第2圧縮符号化プロファイル設定を含み、
    第1送信データ圧縮符号化部は、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記送信データに含まれる前記第1通信プロトコルヘッダを圧縮符号化し、
    第2送信データ圧縮符号化部は、前記第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記送信データに含まれる前記第2通信プロトコルヘッダを圧縮符号化する、
    ことを特徴とする、送信装置。
  2. 前記第1送信データ圧縮符号化部で圧縮符号化する前記第1通信プロトコルヘッダは、イーサネット(登録商標)およびイーサネット(登録商標)に関連するプロトコルのヘッダであり、前記第2送信データ圧縮符号化部で圧縮符号化する前記第2通信プロトコルヘッダは前記第1通信プロトコルヘッダ以外の通信プロトコルであることを特徴とする、請求項1記載の送信装置。
  3. 前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、上りリンクのみに適用することができることを特徴とする、請求項1から2記載の送信装置。
  4. 前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、下りリンクのみに適用することができることを特徴とする、請求項1から2記載の送信装置。
  5. 送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの受信装置であって、
    上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの圧縮符号化を行う複数の受信データ復号伸長部を備え、
    第1ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第1通信プロトコルヘッダに対する第1圧縮符号化プロファイル設定を含み、
    第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、第2通信プロトコルヘッダに対する第2圧縮符号化プロファイル設定を含み、
    第1受信データ復号伸長部は、前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記受信データを復号伸長することにより前記第1通信プロトコルヘッダを復元し、
    第2受信データ復号伸長部は、前記第2ヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて、前記受信データを復号伸長することにより前記第2通信プロトコルヘッダを復元する、
    ことを特徴とする、受信装置。
  6. 前記第1受信データ復号伸長部で復号伸長して復元する前記第1通信プロトコルヘッダはイーサネット(登録商標)およびイーサネット(登録商標)に関連するプロトコルのヘッダであり、前記第2受信データ復号伸長部で復号伸長する前記第2通信プロトコルヘッダは前記第1通信プロトコルヘッダ以外の通信プロトコルであることを特徴とする、請求項5記載の受信装置。
  7. 前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、上りリンクのみに適用することができることを特徴とする、請求項5から6記載の受信装置。
  8. 前記第1ヘッダ圧縮符号化設定情報および第2ヘッダ圧縮符号化設定情報は、下りリンクのみに適用することができることを特徴とする、請求項5から6記載の受信装置。
  9. 送信装置および受信装置を少なくとも含む通信システムの送信装置であって、
    上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる送信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記送信データの圧縮符号化を行う複数の送信データ圧縮符号化部と、
    前記受信装置からのフィードバックPDUを受信するフィードバック受信部と、を備え、
    前記フィードバックPDUは、第1送信データ圧縮符号化部に対する第1フィードバックデータおよび第2送信データ圧縮符号化部に対する第2フィードバックデータを含み、
    前記フィードバック受信部は、前記フィードバックPDUから第1フィードバックデータと第2フィードバックデータを分離し、第1フィードバックデータを前記第1送信データ圧縮符号化部に送り、前記第2フィードバックデータを前記第2送信データ圧縮符号化部に送る、
    ことを特徴とする、送信装置。
  10. 上位レイヤメッセージに一つもしくは複数含まれる受信データのヘッダ圧縮符号化設定情報に基づいて前記受信データの圧縮符号化を行う複数の受信データ復号伸長部と、
    前記送信装置へのフィードバックPDUを送信するフィードバック送信部と、を備え、
    前記フィードバックPDUは、第1受信データ復号伸長部からの第1フィードバックデータおよび第1受信データ復号伸長部からの第2フィードバックデータを含み、
    前記フィードバック送信部は、前記第1フィードバックデータと前記第2フィードバックデータを含むフィードバックPDUを生成し、前記送信装置に送信する、
    ことを特徴とする、受信装置。
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