JP2020109590A - 情報処理装置、書込制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、書込制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置において、補助記録手段への書込回数を抑制しつつ、書込データの消失を抑制する。【解決手段】データ書込可能な主記録手段112および補助記録手段125と、書込データを生成するCPU110と、を有する情報処理装置100において、CPU110には、補助記録手段125へ書き込む書込データが発生した場合に、その処理を実行する書込制御手段、が実現される。書込制御手段は、書込データの重要度を判断し、重要度が高い場合、書込データを補助記録手段125へ書き込み、重要度が高くない場合、書込データを主記録手段112へ蓄積して、主記録手段112に所定量以上の書込データが蓄積されると補助記録手段125へ書き込む。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
情報処理装置には、たとえば画像形成装置がある。画像形成装置では、画像処理において各種の書込データが生成される。そして、画像形成装置では、生成された書込データを、補助記録手段に書き込んで保存する(特許文献1)。
特開2010−198368号公報
ところで、近年、画像形成装置などの情報処理装置では、補助記録手段として、HDD(ハードディスクドライブ)に替えて、たとえばフラッシュメモリを用いた半導体メモリが使用されるようになってきている。半導体メモリは、HDDと比べて高速なランダムアクセスが可能であるばかりでなく、低消費電力、高耐衝撃性、軽量、省スペースという利点がある。ただし、半導体メモリに搭載されるフラッシュメモリには、書込可能回数に上限がある。このため、書込データの保存先として半導体メモリを使用する情報処理装置では、半導体メモリへの書込データを一時的にHDDなどに蓄積して、HDDなどに所定量以上の書込データが蓄積されると半導体メモリへ書き込むことが考えられる。しかしながら、このように半導体メモリへの書込データを一時的にHDDなどに蓄積した場合、停電などの瞬断により書込データが消失する可能性がある。
このように情報処理装置では、補助記録手段への書込回数を抑制しつつ、書込データの消失を抑制することが求められている。
本発明にかかる情報処理装置は、データ書込可能な主記録手段および補助記録手段と、書込データを生成するCPUと、を有する情報処理装置であって、前記CPUには、前記補助記録手段へ書き込む前記書込データが発生した場合に、その処理を実行する書込制御手段、が実現され、前記書込制御手段は、前記書込データの重要度を判断し、前記重要度が高い場合、前記書込データを前記補助記録手段へ書き込み、前記重要度が高くない場合、前記書込データを前記主記録手段へ蓄積して、前記主記録手段に所定量以上の書込データが蓄積されると前記補助記録手段へ書き込む。
本発明では、情報処理装置における補助記録手段への書込回数を抑制しつつ、書込データの消失を抑制することが求められている。
本発明の実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 SSDの一例の構成を示すブロック図である。 SSDのフラッシュメモリに対して、不要な書込が実行される状態を説明する図である。 SSDの種類ごとのキャッシュデータサイズを有するモデルテーブルの説明図である。 書込データを、SSDのフラッシュメモリに書込む書込制御の流れを示すフローチャートである。 DRAMに設けられるバッファの説明図である。 図6のDRAMのバッファに、新たな書込データが追加書き込みされた状態の説明図である。 画像形成装置におけるSSDへの書込データについての一例のセキュリティレベルの説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。図1の画像形成装置100は、情報処理装置の一例である。画像形成装置100は、スキャナ部101、プリンタ部102、操作部103、およびこれらが接続されるシステム制御コントローラ104、を有する。画像形成装置100は、プリント処理などを実行可能なMFP(Multi Function Peripheral)である。スキャナ部101は、原稿の画像を読み取り画像データを生成する。プリンタ部102は、プリント用の画像データに基づいて、用紙に画像を形成する。操作部103は、画像形成装置100のユーザインタフェースを構成する。操作部103は、たとえば入力デバイス、表示デバイスを有する。
システム制御コントローラ104は、CPU110、ROM111、DRAM112、第一SATAI/F113、操作I/F114、SRAM115、ネットワークI/F116、を有する。システム制御コントローラ104は、さらに、スキャナ画像処理部117、プリンタ画像処理部118、HDDコントローラ119、およびこれらが接続されるシステムバス120、を有する。スキャナ画像処理部117は、スキャナI/F121を通じて、スキャナ部101に接続される。スキャナI/F121は、スキャナ部101による原稿の読み取りを制御する。スキャナ画像処理部117は、スキャナ部101により読み取られた原稿の画像データを、読取設定などに基づいて処理し、システムバス120を通じてDRAM112へ出力する。プリンタ画像処理部118は、プリンタI/F122を通じて、プリンタ部102に接続される。プリンタ画像処理部118は、システムバス120を通じて入力される画像データを、画像データについてのプリント設定などに基づいて処理し、プリンタI/F122を通じてプリンタ部102へ出力する。ネットワークI/F116は、たとえばLAN(Local Area Network)に接続される。LANには、他の情報処理装置、他の画像形成装置100に接続される。ネットワークI/F116は、LANを通じてプリント用の画像データを受信すると、システムバス120を通じてDRAM112へ出力する。ネットワークI/F116は、システムバス120を通じてDRAM112から入力される読み取った画像データを、LANを通じて他の情報処理装置へ送信する。操作I/F114は、操作部103に接続される。操作I/F114は、システムバス120を通じて表示データを受信すると、操作部103の表示デバイスに表示する。表示デバイスには、たとえば操作画面、画像の表示画面が表示される。操作I/F114は、操作部103の操作デバイスに対するユーザ操作に基づいて、入力データをシステムバス120へ出力する。操作I/F114は、たとえば画像データの読取設定、プリント設定、加工設定についての入力データをシステムバス120へ出力する。
ROM(Read Only Memory)111は、データの読出専用のメモリである。ROM111には、画像形成装置100のブートプログラムおよびデータが記録される。SRAM(Static Random Access Memory)115は、データのリードライトができるメモリである。SRAM115は、電池のバックアップ給電により、画像形成装置100の電源がオフ状態である場合でもデータを保持する。HDDコントローラ119は、第二SATAI/F(Serial Advanced Technology Attachment Inter Face)123を通じて、HDD(ハードディスクドライブ)124に接続される。HDD124には、画像形成装置100で使用する画像データなどをリードライトできるディスクドライブデバイスである。HDDコントローラ119は、たとえば画像データをスプールするためにHDD124に記録する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)112は、CPU110が動作するためのシステムワークメモリである。DRAM112は、データ書込可能であり、画像形成装置100の電源がオン状態である場合にデータを書込んで保持できる。DRAM112は、画像形成装置100の電源がオフ状態になると、データを消去する。たとえば、DRAM112には、スキャナ部101で読み取られた画像データが保持される。DRAM112に保持される画像データには、必要に応じて画像処理が実行され、HDDコントローラ119へ出力される。転送された画像データは、HDDコントローラ119により、プリンタ画像処理部118へ出力される。
第一SATAI/F113は、データ書込可能な半導体メモリとしてのSSD(Solid State Drive)125に接続される。SSD125は、ブートプログラムに関係するプログラム、データを書込んで記録する。SSD125は、NAND型のフラッシュメモリ204を用いて、画像形成装置100の電源がオフであってもデータを消失しないSSD125である。第一SATAI/F113は、書込データをSSD125に書き込む。第一SATAI/F113は、SSD125から読出データを読み出す。
CPU(Central Processing Unit)110は、上述した各種の記録デバイスに記録されているプログラムを読み込んで実行する。これにより、画像形成装置100には、画像形成装置100の動作を制御する制御部が実現される。CPU110は、上述した各種の記録デバイスに記録されているデータを用いて、画像形成装置100をMFPとして機能させる。CPU110は、たとえば画像処理において画像データを取得し、加工し、出力する。この画像処理において、書込制御手段としてのCPU110は、適宜たとえばSSD125にアクセスし、画像データなどの各種の書込データをSSD125に書き込む。また、CPU110は、適宜たとえばSSD125にアクセスし、画像データなどの各種の書込データをSSD125から読み出す。
図2は、SSD125の一例の構成を示すブロック図である。図2には、SSD125とともに、第一SATAI/F113が図示されている。図2のSSD125は、第三SATAI/F201、SATAコントローラ202、キャッシュメモリ203、NAND型のフラッシュメモリ204、およびこれらが接続されるBUSコントローラ205、を有する。フラッシュメモリ204は、比較的大量のデータを保持することができるNAND型のフラッシュメモリ204である。フラッシュメモリ204は、書込データを保持し、読出データを出力する。キャッシュメモリ203は、フラッシュメモリ204より小さい容量のメモリである。第三SATAI/F201は、第一SATAI/F113と接続される。BUSコントローラ205は、第三SATAI/F201を通じて、データおよび命令を受け取る。SATAコントローラ202は、BUSコントローラ205を通じて、SSD125の命令を取得して解読する。SATAコントローラ202は、命令に応じた指示をBUSコントローラ205へ出力する。BUSコントローラ205は、たとえば、書込データの書込処理、読出処理、ブロックの書込回数の平滑化処理、データ削除処理、を実行する。BUSコントローラ205は、第三SATAI/F201から入力される書込データを、フラッシュメモリ204に保持させる処理を実行する。BUSコントローラ205は、フラッシュメモリ204から読み出した読出データを、第三SATAI/F201から出力する。
ところで、近年、画像形成装置100では、図1に示すように、HDD124の替わりに、または図1に示すようにHDD124とともに、SSD125が用いられるようになってきている。SSD125は、HDD124と比べて、高速なランダムアクセスが可能である。また、SSD125には、低消費電力、高耐衝撃性、軽量、省スペースといった特徴がある。ただし、SSD125に用いられるフラッシュメモリ204には、書込可能回数に上限がある。特に、フラッシュメモリ204のプロセスの微細化が進めば進むほど、書込可能回数の上限値は小さくなる傾向にある。そこで、SSD125のBUSコントローラ205は、フラッシュメモリ204の特定領域に書込が集中しないように、SSD125の論理アドレスに対応付けるフラッシュメモリ204の物理アドレスを書き込みに応じて変更する。BUSコントローラ205は、書込回数を平準化するウェアレベリング処理を実行する。SSD125のBUSコントローラ205は、SSD125の論理アドレスとフラッシュメモリ204の物理アドレスとの対応テーブルを、キャッシュメモリ203などに保持させる。SSD125のBUSコントローラ205は、新しく書込を行う際に、書込データを、たとえば一番書込回数の少ない空き領域の物理アドレスに書き込み、その物理アドレスをSSD125の論理アドレスに対応付けるように対応テーブルを更新する。これにより、SSD125に用いられるフラッシュメモリ204に、不良記録素子が早期に発生し難くなる。SSD125は、長期の使用に耐えられるようになる。
また、SSD125のBUSコントローラ205は、キャッシュデータサイズをアクセス単位として、フラッシュメモリ204へデータを書込み、フラッシュメモリ204からデータを読み出す。キャッシュデータサイズは、フラッシュメモリ204に対するアクセスでの、最小単位となる。キャッシュデータサイズは、たとえば1ページサイズや4KB単位である。このため、キャッシュデータサイズより小さいサイズのデータを書込む場合でも、フラッシュメモリ204には、キャッシュデータサイズの単位で書込処理がなされる。データが書き込まれない不要な書込が実行される。ウェアレベリング処理を実行しても、SSD125のフラッシュメモリ204には、不要な書込が実行される。
図3は、SSD125のフラッシュメモリ204に対して、不要な書込が実行される状態を説明する図である。図3のフラッシュメモリ204において、各ページは、512バイトのデータ部と、16バイトの冗長部、を有する。フラッシュメモリ204の1つのブロックは、複数のページで構成される。この場合、SSD125のBUSコントローラ205は、フラッシュメモリ204に対してページ単位でデータを書き込む。図3(A)では、ページ0への書込処理により、データ部に、512バイトより小さい書込データが書き込まれた状態である。データ部についての太線四角枠の部分には、データが書き込まれない。図3(B)では、ページ0およびページ1への書込処理により、それらのデータ部に、512バイトより大きい書込データが書き込まれた状態である。ページ1のデータ部についての太線四角枠の部分には、データが書き込まれない。これにより、不要な書込回数の増加が発生することになる。その分、SSD125のフラッシュメモリ204は、早期に書込可能回数の上限に達することになる。
そこで、画像形成装置100のCPU110は、書込データをたとえばDRAM112に一時的に蓄積し、SSD125のフラッシュメモリ204に対してはキャッシュデータサイズごとに書込データを書き込むようにすることが考えられる。これにより、ウェアレベリング処理を実行しても残存する不要な書込を減らすことができる。しかしながら、画像形成装置100において、SSD125のフラッシュメモリ204への書込データをキャッシュするDRAM112は、画像形成装置100が電源オフになるとデータを消去する。停電などの瞬断により書込データが消失する可能性がある。その一方で、画像形成装置100では、消去を避ける必要がある書込データがある。画像形成装置100は、セキュリティレベルなどの重要度が高い書込データについて、データ消失を避けなければならない。このように画像形成装置100では、SSD125への書込回数を抑制しつつ、書込データの消失を抑制することが求められている。
図4は、SSD125の種類ごとのキャッシュデータサイズを有するモデルテーブル300の説明図である。図4のモデルテーブル300は、たとえばROM111、SRAM115、HDD124に保持される。CPU110は、モデルテーブル300をDRAM112に読み出してよい。図4のモデルテーブル300には、3種類のSSD125の型番と、それぞれのキャッシュデータサイズとが、種類ごとに関連付けて記録される。「SSD A1」のSSD125のキャッシュデータサイズは、16kバイトである。「SSD A2」のSSD125のキャッシュデータサイズは、32kバイトである。「SSD A3」のSSD125のキャッシュデータサイズは、64kバイトである。
図5は、書込データを、SSD125のフラッシュメモリ204に書込む書込制御の流れを示すフローチャートである。書込制御手段としてのCPU110は、画像形成装置100の電源オン中に、図5の書込制御を実行し、画像処理においてSSD125のフラッシュメモリ204に書込データを書込む。ステップS101において、CPU110は、第一SATAI/F113を通じてSSD125にアクセスし、SSD125のIdentifyDevice情報(デバイス情報)を取得する。ステップS102において、CPU110は、IdentifyDevice情報に含まれるModelNameと、図4のモデルテーブル300とを照らし合わせて、該当するModelNameを確認する。ステップS103において、CPU110は、図4のモデルテーブル300において、該当するModelNameに対応付けられているキャッシュデータサイズを取得する。CPU110は、DRAM112に、SSD125のフラッシュメモリ204への書込データを一時的に蓄積するバッファ400を設定する。これにより、DRAM112には、キャッシュデータサイズの数倍の容量を有するバッファ400が設けられる。
その後、ステップS104において、CPU110は、画像処理において、SSD125に対するWrite命令を発行する。これにより、SSD125のフラッシュメモリ204への書込データが発生する。ステップS105において、CPU110は、書込データの重要度として、書込データのセキュリティレベルの高さ(高低)を判断する。CPU110は、書込データの重要度として、書込データについての消失に対する重要度を判断する。書込データの重要度が高い場合、CPU110は、処理をステップS106へ進める。書込データの重要度が高くない場合、CPU110は、処理をステップS108へ進める。
ステップS106において、CPU110は、書込データを、即座にSSD125に書き込む。ステップS107において、CPU110は、SSD125に対する書込を完了する。その後、CPU110は、図5の処理を終了する。これにより、CPU110は、セキュリティレベルが高い書込データについては、データの発生時に即座にSSD125に書き込む。
ステップS108において、CPU110は、書込データを、一時的に、主記録手段としてのDRAM112のバッファ400に書き込む。CPU110は、DRAM112のバッファ400に過去の書込データが残存している場合、新たな書込データを、それに追加する。書込データは、DRAM112に対して、キャッシュデータサイズごとのデータ区切りで書き込まれてよい。ステップS109において、CPU110は、DRAM112のバッファ400に書き込まれている書込データの総データ量を判断する。CPU110は、DRAM112へのキャッシュデータサイズを確認する。書込データの総データ量が少なくてキャッシュデータサイズ以上でない場合、CPU110は、処理をステップS104へ戻す。CPU110は、SSD125への書込処理を実行することなく、次の書込データの取得待ち状態となる。書込データの総データ量がキャッシュデータサイズ以上である場合、CPU110は、処理をステップS110へ進める。ステップS110において、CPU110は、DRAM112にキャッシュされている書込データの中の、キャッシュデータサイズ分の書込データを、補助記録手段としてのSSD125に書き込む。これにより、DRAM112にキャッシュされている書込データは、キャッシュデータサイズ分で減ることになる。ステップS107において、CPU110は、SSD125に対する書込を完了する。その後、CPU110は、図5の処理を終了する。これにより、CPU110は、セキュリティレベルが高くない書込データについては、DRAM112のバッファ400に一時的に蓄積し、キャッシュデータサイズ以上のデータが蓄積された時点で、キャッシュデータサイズごとにSSD125に書き込む。たとえばModelNameが「SSD A1」である場合、CPU110は、書込データがDRAM112のバッファ400に16KB以上で蓄積された場合に、16KBごとにSSD125に書き込む。
図6は、DRAM112に設けられるバッファ400の説明図である。DRAM112のバッファ400は、SSD125のフラッシュメモリ204のキャッシュデータサイズの整数倍を有する。図6のDRAM112のバッファ400は、図3のフラッシュメモリ204に対応し、フラッシュメモリ204の1ブロック分の記憶容量を有する。CPU110は、SSD125への複数の書込データとして、セキュリティレベルが高くないものが生じると、DRAM112のバッファ400に順番に蓄積する。複数の書込データは、間隔を開けないように、DRAM112のバッファ400の先頭から詰めて順番に蓄積される。図6のDRAM112のバッファ400では、書込データ1と書込データ2とが、開けないように、ページ0からページ1までに蓄積されている。そして、図6のページ1にデータが書き込まれている状態では、ページ0には、隙間なくデータが書き込まれることになる。
図7は、図6のDRAM112のバッファ400に、新たな書込データが追加書き込みされた状態の説明図である。図7では、DRAM112のバッファ400についてのページ0からページ63までに、書込データ1、書込データ2および書込データ3が書き込まれている。この場合、CPU110は、DRAM112のバッファ400についてのページ0からページ63までの書込データを、キャッシュデータサイズのページごとに、SSD125に書き込む。これにより、CPU110は、複数の書込データを、キャッシュデータサイズごとにまとめて、SSD125に書き込む。CPU110は、複数の書込データを、SSD125のフラッシュメモリ204の書込可能な回数を最大限引き出すことができる。
図8は、画像形成装置100におけるSSD125への書込データについての一例のセキュリティレベルの説明図である。図8に示すように、画像形成装置100では、プリント処理に係るデータとして、プリント回数のカウント値、プリント処理のための濃度調整値(パスカル値)、が生成される。CPU110は、プリント処理に係るデータを、その属性により重要度(セキュリティレベル)を判断する。CPU110は、プリンタ部102によりプリントを実行すると、プリント回数のカウント値を、SSD125への書込データとして生成する。この場合、CPU110は、図5の処理により、プリント回数のカウント値を、重要度(セキュリティレベル)が高いと判断し、即座にSSD125に書き込む。CPU110は、プリンタ部102によりプリントを実行する際に、プリント処理のための濃度調整値(パスカル値)を、SSD125への書込データとして生成する。この場合、CPU110は、図5の処理により、プリント処理のための濃度調整値(パスカル値)を、重要度(セキュリティレベル)が高くないと判断し、DRAM112のバッファ400に蓄積する。その後、DRAM112のバッファ400にキャッシュデータサイズ以上の書込データが蓄積されると、プリント処理のための濃度調整値(パスカル値)を含むキャッシュデータサイズの書込データを、SSD125に書き込む。
以上のように、本実施形態では、SSD125へ書き込む書込データが発生した場合、その書込データの重要度(セキュリティレベル)が高いときには、書込制御手段は、その書込データをSSD125へ書き込む。よって、重要度(セキュリティレベル)が高い書込データを、即座にSSD125へ書き込んで保持させることができる。重要度(セキュリティレベル)が高い書込データの消失を抑制し得る。また、書込データの重要度(セキュリティレベル)が高くないときには、書込制御手段は、一時的に、その書込データをDRAM112へ蓄積する。その後、DRAM112に所定量以上の書込データが蓄積されると、書込制御手段は、所定量ごとにSSD125へ書き込む。これにより、SSD125への書込回数を減らすことができる。特に、SSD125のキャッシュデータサイズ以上の書込データが蓄積された場合、本実施形態では、キャッシュデータサイズごとにSSD125へ書き込む。これにより、本実施形態では、重要度(セキュリティレベル)が高くない書込データについての、SSD125への書込回数を最小限に抑えることができる。その結果、本実施形態では、SSD125のフラッシュメモリ204への書込回数を減らしつつ、重要度(セキュリティレベル)が高い書込データの堅牢性を確保することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成装置
110 CPU
112 DRAM
124 HDD
125 SSD
203 キャッシュメモリ
300 モデルテーブル
400 バッファ

Claims (10)

  1. データ書込可能な主記録手段および補助記録手段と、書込データを生成するCPUと、を有する情報処理装置であって、
    前記CPUには、
    前記補助記録手段へ書き込む前記書込データが発生した場合に、その処理を実行する書込制御手段、が実現され、
    前記書込制御手段は、
    前記書込データの重要度を判断し、
    前記重要度が高い場合、前記書込データを前記補助記録手段へ書き込み、
    前記重要度が高くない場合、前記書込データを前記主記録手段へ蓄積して、前記主記録手段に所定量以上の書込データが蓄積されると前記補助記録手段へ書き込む、
    情報処理装置。
  2. 前記書込制御手段は、
    前記主記録手段に前記補助記録手段のキャッシュデータサイズ以上の書込データが蓄積されると、前記キャッシュデータサイズごとに前記補助記録手段へ書き込む、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記主記録手段は、前記補助記録手段に用いられるデバイス情報とキャッシュデータサイズとを関連付けて記録し、
    前記書込制御手段は、
    前記補助記録手段へ書き込む前記書込データが発生した場合に、前記補助記録手段に用いられているデバイス情報を取得し、前記主記録手段から前記デバイス情報に対応するキャッシュデータサイズを取得する、
    請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記主記録手段は、電源オフによりデータを消失するDRAMであり、
    前記補助記録手段は、フラッシュメモリを用いて、電源オフによりデータを消失しない半導体メモリである、
    請求項1から3のいずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記フラッシュメモリは、NAND型である、
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、プリント処理を実行可能な画像形成装置であり、
    前記書込制御手段は、プリント処理に係るデータを前記補助記録手段へ書き込む場合に、プリント処理に係るデータの属性により重要度を判断する、
    請求項1から5のいずれか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記書込制御手段は、プリント回数を、重要度が高いと判断する、
    請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記書込制御手段は、プリントの濃度調整値を、重要度が高くないと判断する、
    請求項6または7記載の情報処理装置。
  9. データ書込可能な主記録手段および補助記録手段を有する情報処理装置における前記補助記録手段への書込データの書込制御方法であって、
    前記書込データの重要度を判断する判断工程と、
    前記重要度が高い場合、前記書込データを前記補助記録手段へ書き込む第一書込工程と、
    前記重要度が高くない場合、前記書込データを前記主記録手段へ蓄積して、前記主記録手段に所定量以上の書込データが蓄積されると前記補助記録手段へ書き込む第二書込工程と、
    を有する、情報処理装置の書込制御方法。
  10. データ書込可能な主記録手段および補助記録手段を有する情報処理装置において、前記補助記録手段への書込データの書込制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置の書込制御方法は、
    前記書込データの重要度を判断する判断工程と、
    前記重要度が高い場合、前記書込データを前記補助記録手段へ書き込む第一書込工程と、
    前記重要度が高くない場合、前記書込データを前記主記録手段へ蓄積して、前記主記録手段に所定量以上の書込データが蓄積されると前記補助記録手段へ書き込む第二書込工程と、
    を有する、プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022098694A (ja) * 2020-12-22 2022-07-04 カシオ計算機株式会社 データ処理装置、電子機器、データ処理方法及びプログラム

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