JP2020108062A - 偏波多重光送信回路および偏波多重光送受信回路 - Google Patents

偏波多重光送信回路および偏波多重光送受信回路 Download PDF

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Abstract

【課題】偏波多重光送信回路において、送信パワーの減少を軽減した送信側PDLの保証を可能とする。【解決手段】光源(152)から出力される光を分岐する光分岐回路(154)と、光分岐回路の出力に接続された2本の導波路の少なくとも一方に配置された光位相シフタ(202,204)と、2本の導波路に接続された光波合成回路(206)と、光波合成回路の2つ出力にそれぞれ接続された第1および第2の光送信器(156,158)と、第1および第2の光送信器の2つの光送信器出力を偏波合成する偏波合波器(160)と、第1および第2の光送信器と偏波合波器との間に配置され、第1および第2の光送信器の少なくとも一方に接続された偏波回転器(164)と、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、偏波多重光送信回路および偏波多重光送受信回路に関し、より詳細には、集積化されたコヒーレント偏波多重方式向けの偏波多重光送信回路および偏波多重光送受信回路に関する。
近年、特に長距離の光通信において、1チャネルあたりの通信容量を飛躍的に増大できる、デジタルコヒーレント方式の光伝送システムが開発され、商用導入も進みつつある。デジタルコヒーレント方式の光通信では、直交する2つの偏波(偏光)に別の信号を与えて伝送量を倍増する、偏波多重方式が一般に適用されている。
各偏波に信号を付与する際の信号フォーマットには様々なものがあるが、現在最も盛んに商用導入が進められているチャネルあたり100Gbit/sの通信容量を有するシステムは、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を採用したものがほとんどである。 今後、100Gbit/s以上の通信容量を有するシステムは、デジタルコヒーレント方式を用いた大容量化が主流となっていくと考えられる。
図1は、デジタルコヒーレント偏波多重方式のトランシーバ内に構成されている、光送信回路および受信回路を含むトランシーバの全体構成を示すものである。図1の詳細を以下に説明する。
受信回路は、偏波分離器102と、偏波分離器の出力の一方に接続されたX偏波用受信器106と、偏波分離器の出力の他方に接続された偏波回転器104と、偏波回転器に接続されたY偏波用受信器108とを含んで構成される。
送信回路は、光源152と、光源に接続された光分岐回路154と、光分岐回路の出力の一方に接続されたX偏波用送信器156と、光分岐回路の出力の他方に接続されたY偏波用送信器158と、X偏波用送信器の出力に接続された光減衰器160と、Y偏波用送信器の出力に接続された光減衰器162と、光減衰器162の出力に接続された偏波回転器164と、光減衰器160および偏波回転器164の出力に接続された偏波合波器166とを含んで構成される。
受信回路の構成において、偏波分離器102は、受信光信号をX偏波とY偏波に分離する。偏波分離された偏波光は夫々、X偏波用受信器106およびY偏波用受信器108に入力される。
X偏波用受信器106およびY偏波用受信器108は、ミキサやフォトディテクタ等で構成された光コヒーレントミキサであり、光信号を電気信号に変換する。受信光の位相情報を抽出するために、X偏波用受信器106およびY偏波用受信器108には、受信光信号と共に、トランシーバ内に実装されている光源152からの光が光分岐回路154により分岐されて入力され、これらを干渉させることで信号光から情報を抽出する。
一方で、送信回路の構成においては、トランシーバ内の光源152が送信光信号の生成にも使用される。光分岐回路154により分岐された光源152からの光の一部は、X偏波用送信器156とY偏波用送信器158に入力される。
X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158はそれぞれ、送信する電気信号を光信号に変換する。Y偏波用送信器158から出力される送信光信号は、後段の偏波回転器164にてX側偏波送信器の偏波と直交する偏波に変換される。
偏波合波器166は、X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158からそれぞれ出力される互いに直交する2つの送信光信号を合波する。これにより、直交する偏波に夫々別の情報が、送信光信号に重畳される。
このようなデジタルコヒーレント偏波多重方式の光送信回路および光受信回路は小型化が求められ、InP(インジウム燐)光導波路やシリコン光導波路による光集積回路(PIC:Photonic Integrated Circuit)を使用して、1チップに集積することが検討されている。但し、光源152に関しては材料や製造方法の違いにより、チップ外に設けられることもある。
トランシーバ内の光源152は、送信器用と受信器用に、夫々別に設けられる場合もあるが、近年のトランシーバの小型化や低消費電力化のために、図1のように1つの光源を送信用および受信用に兼用する構成が増えている。図1に示す光分岐回路154は、光源152を兼用するために設けられており、限られた光源パワーを効率よく使用し、トランシーバ性能を最大化するように設定する必要がある。
例えば、光源152からの連続光が、光分岐回路154により送信回路側および受信回路側に分配されるときの分岐の比率は、光源152のパワーの制約がある場合や伝送する伝送路内に増幅器が無い場合には、等分岐よりも送信側により多くパワーを分配する方が、より優れた送受信特性を得られる場合が多い。この分岐比率の最適化については非特許文献1に詳述されており、条件により送信側:受信側=70:30程度までの非対称性が適している(光信号の伝送距離を最大化できる)ことが示されている。一方、光源152のパワーの制限や伝送路の制限がない場合は、送信側:受信側=50:50程度が適している。
更に、送信回路側のX偏波用送信器156とY偏波用送信器158に分岐される光強度についても、非対称な分岐比が求められる。X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158から出力される信号光が偏波多重されて出力されるまでには、各偏波が受ける損失が異なっている。例えば、偏波回転器164は、X偏波用送信器156またはY偏波用送信器158の一方の送信経路の側のみ(図1の例では、Y偏波用送信器158側の送信経路のみ)に存在し、1ないし2dB程度の回路過剰損失が発生する。それ以外にも、様々な損失により、送信信号のX偏波とY偏波との間で損失差が生じる。従って、あらかじめ光分岐回路154において光源152からの光を非対称な分岐比でX偏波側とY偏波側で分岐することで、X偏波とY偏波との間の損失差を補償することが必要となる。今後、このような送信回路のX偏波用の回路側の経路とY偏波用の回路側の経路と間で発生する損失差のことを送信側偏波依存損失(送信側PDL)と呼ぶ。
トランシーバの消費電力低減や小型化のため、光源152の光を効率よく使用するために、光分岐回路154の設計は重要であり、効率的な分岐比回路実現方法として、特許文献1等の方法が提案されている。光分岐回路154における、送信回路側:受信回路側の分岐比を非対称に分岐し、且つ、X偏波用送信器156:Y偏波用送信器158の分岐比を送信光の偏波間パワー差が少ないように非対称に分岐する手段として、過剰損失を最小限に抑えつつ、必要な非対称分岐を実現する方法である。
しかしながら実際の光回路においては、送信側PDLが製造バラつきにより変動する。その為、非対称にX偏波間とY偏波間で光を非対称に分岐したにもかかわらず、送信光の偏波間パワー差が残留してしまう。例えば、偏波回転器164の損失を1dBと想定した場合に、実際の回路が2dBで製造されたとすると、送信側PDLが1dB変化する。その為、送信光のX偏波とY偏波との間で1dBのパワー差が生まれてしまう。送信光の偏波間パワー差がある場合、伝送品質に影響を与えるため、等しく調整する必要がある。従来は、X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158の後段に設けられた光減衰器160または光減衰器162にて、高いパワーを持つ偏波側の光に損失を1dB与え、出力送信光の偏波間のパワー差を0dBにする必要があった。光減衰器160または光減衰器162で損失を与えるため、X偏波用送信器156またはY偏波用送信器158の光出力パワーは減少することとなる。光出力パワーの減少を保証するために、光源152からの光のパワーを増加する必要が生じる他、トランシーバの消費電力増加や、送信パワー不足に繋がっていた。
特許第6263312号
Bo Zhang et al., "Practical Limits of Coherent Receivers for Unamplified 100Gb/s Applications", Proceeding of OFC2013, OW1E.3, (2013)
従来のトランシーバの構成では、送信光の偏波間パワー差の原因である送信側PDLを保証するために、光減衰器160,162等で片側偏波に損失を与えてパワー差を解消する必要があり、送信パワーの減少に繋がる課題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、送信パワーの減少を軽減した送信側PDLの保証を可能とすることにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、偏波多重光送信回路である。一実施形態に係る偏波多重光送信回路は、光源から出力される光を分岐する光分岐回路と、光分岐回路の出力に接続された2本の導波路の少なくとも一方に配置された可変光位相シフタと、2本の導波路に接続された光波合成回路と、光波合成回路の2つ出力にそれぞれ接続された第1および第2の光送信器と、第1および第2の光送信器の2つの光送信器出力を偏波合成する偏波合波器と、第1および第2の光送信器と偏波合波器との間に配置され、第1および第2の光送信器の少なくとも一方に接続された偏波回転器と、を備える。
本発明の第2の態様は、偏波多重光送受信回路である。一実施形態に係る偏波多重光送受信回路は、上記の偏波多重光送信回路の光分岐回路に接続された第1および第2の光コヒーレントミキサを有する偏波多重光受信回路をさらに備える。
以上説明したように、本発明によれば、送信パワーの減少を軽減した送信側PDLの保証が可能な、偏波多重光送信回路および偏波多重光送受信回路を提供することができる。
デジタルコヒーレント偏波多重方式のトランシーバ内の光送信回路および受信回路の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る偏波多重光送受信回路の構成を説明するための図である。 可変光位相シフタで与える位相量と入力される光強度の関係を説明するための図である。 X偏波用送信器とY偏波用送信器に入力される光強度の比を説明する図である。 送信側偏波依存損失(PDL)のバラつきを示す図である。 各偏波毎の光出力パワーを示す図である。 調整後の各偏波毎の光出力パワーを示す図でる。 本発明の第2の実施形態に係る偏波多重光送受信回路の構成を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る偏波多重光送受信回路の構成を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。同一または類似の参照符号は、同一または類似の要素を示し、繰り返しの説明を省略する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る偏波多重光送受信回路について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態における、偏波多重光送受信回路の構成を示す回路図である。
光源152からの光を受信回路のX偏波用受信器106およびY偏波用受信器108には一定の分岐比にて分岐し、送信回路側のX偏波用送信器156およびY偏波用送信器158に夫々分岐するような光分岐回路154を配置する。
X偏波用送信器156やY偏波用送信器158は、マッハツェンダ干渉計等で構成されるIQ変調器等で構成され、送信光の位相および強度を変調することで情報を伝送する部分である。X偏波用送信器156やY偏波用送信器158で変調された信号は、互いに直交するX偏波とY偏波に変換されて合成され、偏波多重多値位相変調信号として送信される。
光分岐回路154からX偏波用受信器106およびY偏波用受信器108に分岐された光は、受信部分(受信回路側)の局発光としてX偏波用受信器106およびY偏波用受信器108に入力される。X偏波用受信器106およびY偏波用受信器108は、90度ハイブリッド回路及び受光素子で構成されている。受信信号光と局発光を干渉させ、干渉光を複数の受光素子に入力することで、受信した光信号に重畳された位相及び強度情報から伝送情報として電気信号に変換する。
光分岐回路154から、X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158に分岐した光の一方の側に可変光位相シフタ202を設け、他方の側に固定光位相シフタ204を設け、再度、分岐した光を合波する光波合成回路206に接続する。本実施形態では、可変光位相シフタ202をX偏波用送信器156の側に配置し、固定位相シフタ204をY偏波用送信器158の側に配置する。更に、光波合成回路206の出力を夫々、X偏波用送信器156およびY偏波用送信器158に接続する。
ここで、光波合成回路206とは、例えば方向性結合器や多モード干渉計のような2つの入力および2つの出力を有する2入力2出力合成回路である。
光波合成回路206は2つの光を干渉させる回路であり、入力する2つの光強度と位相関係により出力光の強度および位相が決定される。その為、入力する2つの位相を制御する必要があり、位相シフタ(可変光位相シフタ202または固定光位相シフタ204)を前段(2つの入力の側)に配置する。
位相シフタ(可変光位相シフタ202または固定光位相シフタ204)は、光導波路の屈折率を変更し、伝搬する光の位相を変化させるものである。一般的には、導波路付近に設けたヒータの熱やPNジャンクションにおけるキャリア密度変化を用い、導波路の屈折率を変化させて光位相を変化させるものでる。可変光位相シフタ202および固定光位相シフタ204は、光波合成回路206に入力される光位相差を調整するためのものであり、図2のように光波合成回路206に入力する2つの光の内の一方の位相をシフトするように、2つの入力の内の一方に一箇所配置する方法が単純であるが、その他の方法でも問題ない。例えば、可変光位相シフタ202を光波合成回路206の2つの入力の両方の配置し、それらの差分によって入力光に位相差を与える方法でも問題ない。更に、光分岐回路154内で位相差を調整できる機構を設けても構わない。説明のため、最も単純な図2の構成で今後説明する。
光波合成回路206の2つの入力の経路は、光源152から光波合成回路154まで、互いに等しい光路長となることが望ましい。この場合、固定位相シフタ204に関しては、一定の位相差を与える必要がある。例えば、図2のようにX偏波用送信器156の側に可変光位相シフタ202を配置し、Y偏波用送信器158の側に固定光位相シフタ204を配置する。更に、送信側PDLを補償するように光可変分岐回路(光分岐回路154)のX偏波用送信器156の側とY偏波用送信器158の側の分岐比をa:bに設定したとする。この場合、固定光位相シフタ204に与える位相量は、X偏波用送信器156とY偏波用送信器158に入力される光の強度の比をa’:b’とすると、a’:b’=a:bとなるように設定する。具体的には、固定位相シフタ204における位相シフト量φ、
Figure 2020108062
を設定する。実際の回路では、この固定位相シフタ204として可変光位相シフタ202にて一定の位相を与える他、光波合成回路206に入力される2つの光の経路にわずかに光路差を設け、必要な位相差を付加する方法でも構わない。
このような構成により、可変光位相シフタ202において位相差をわずかに与えると、X偏波用送信器156とY偏波用送信器158に入力される光強度をa:bから微調整することができる。更に、分岐比調整時にも過剰損失は発生しない。図3の破線および一点鎖線に夫々示すように、可変光位相シフタで与える位相量により、X偏波用送信器とY偏波用送信器へ入力される光強度が変化する。但し、この場合にもこれらの光強度の合計は変化せず、過剰損失が発生しない。図4に示すように、可変位相シフタ202で与える位相が0(位相差が0)のときは光強度比a’/b’はa/bのままであり、可変位相シフタ202で与える位相を大きく(小さく)する(位相差を大きく(小さく)する)とa’/b’はa/bよりも小さく(大きく)なり、結果、図4に示すように、a’:b’の比が変更できる。
実際の調整時には光出力強度をモニタする必要がある場合がある。予め可変光位相シフタ202において与える位相差が明確な場合は不要であるが、光強度をモニタしながら、位相シフタを調整する必要がある。一般的に送信器の構成内にはモニタ受光素子(不図示)が集積されており、変調器(不図示)の駆動状態をモニタしつつ位相シフト用の調整を行う。このようなモニタ受光素子が、X偏波用送信器156および/またはY偏波用送信器158内もしくはこれらの後段に配置されている。このように送信器の構成内に配置された各偏波についてのモニタ受光素子を用いて、光強度もモニタしながら可変光位相シフタ202を調整して送信側PDLを補償する。
本実施例の構成では、a:bを1:1に設計し、X偏波用送信器156とY偏波用送信器158の送信PDLを補償するように、可変光位相シフタ202の駆動によりa’:b’を調整することも可能である。但し、可変光位相シフタの駆動量が大きくなるため、消費電力が増大する。偏波多重光送信器の変調器は、構成的に必ず非対称な損失となるため、平均的な送信側PDLを有する。従って、平均的な送信側PDLに合わせa:bを調整することで、位相シフタの平均的な駆動量を低減することができ、消費電力の低減に繋がる。
製造バラつきにより送信側PDLが発生したとしても、可変光位相シフタにて送信側PDLを補償するようにX偏波用送信器156とY偏波用送信器158に入力する光の強度a’:b’を調整すれば、過剰損失を増加させることなく各出力偏波のパワーを等しくすることが出来る。仮に、設計通りの製造結果であった場合には、可変光位相シフタ202を駆動する必要はない。これまで、製造バラつきにより発生した送信側PDLの変動について説明したが、製造バラつきだけでなく、送信側回路が持つ損失の波長依存性や温度依存性などにより、送信側PDLが変化することもある。実際の光送受信器の運用時には、環境温度変化や動作波長変更に伴い、送信側PDLは大きく変化する。この様な送信側PDLの変化に対しても、それを補償するように位相シフタを駆動することにより、出力送信光の各偏波のパワーを等しくすることが出来る。
図5に、実際の製造バラつきにより発生する送信側PDLのバラつきを示す。サンプル毎に、X偏波側とY偏波側の間の送信器製造バラつきや分岐比バラつき、偏波回転器等の製造バラつきにより、送信側PDLがばらつく。図1のような従来構成の場合、あらかじめ光分岐回路にて送信側PDLを補償するように設計的にa:bを調整するが、このようなバラつきは個々に補償は不可能である。従って、実際には図5に示すような平均的な送信側PDLの値に対しそれを補償するようにa:bを設計するが、実際には平均値から1dB程度補償量はずれる。結果、実際の各偏波毎の光出力パワーは、図6のようにサンプルごとに異なる値となる(バラバラとなる)。送信側PDLのバラつきに対応し、各偏波の出力光強度がX偏波側とY偏波側で異なる。個々の送信側PDLの値に応じ、偏波間のパワー差が生じている。この様な偏波間のパワー差が残留している場合、伝送品質に影響を与えるため、これを解消する必要がある。
図7に、各偏波毎の光出力パワーを等しく調整した場合の合成光出力強度について、従来方法と本実施形態の構成で調整した場合について比較する。図1の従来構成の場合、光減衰器を駆動することで光強度が大きい偏波の光を減衰させる。一方、本実施形態の構成の場合、可変光位相シフタ202を駆動して各偏波の出力パワーを調整する。ここで、図2の光減衰器160,162では光減衰を与えず、常に完全透過状態のままである。本実施形態の場合、光減衰器160,162は各偏波の出力パワー調整の為には不要であるため、必ずしも必要ない。出力光を完全に消光させる等、シャッターとしての機能が要求される場合に、光減衰器を集積する場合がある。
これらの構成の違いにより、出力光強度(偏波間合成強度)は、図7のように異なる。図7の縦軸は、X偏波とY偏波の出力光強度の和を示している。従来に比べ、明らかに本実施形態の構成では出力光強度が大きい。製造バラつきで送信側PDLが変化したとしても、光減衰器を用いないため、高い送信光強度を保つことが可能となる。一方、従来の構成では出力光強度の高い偏波側を、低い強度偏波側と一致するように減衰させる。結果的には、出力光強度の総和は、本実施形態に比べると、原理的に小さくなってしまう。
この様に、本実施形態の構成では、送信側PDLに合わせ、原理的な損失を発生させることなく、X偏波とY偏波の出力光強度を一致させることが出来る。従って、送信側PDLの製造バラつきや波長依存性、温度依存性が発生したとしても、送信光強度の低下を最小に抑えられる。
[第2の実施形態]
トランシーバの小型化が要求されるなか、送信器および受信器を1チップで実現する研究開発が進んでいる。その具体的な材料として、SiやInPのような材料を用い、CMOSのような集積電子回路の製造プロセスを利用した平面型回路として実現さることが主流となりつつある。このような平面型の回路により実現できる光分岐回路の回路構成としては、複数の分岐回路を多段接続する方法が、最も過剰損失を発生することなく分岐できる。
前述したように、この光分岐回路に要求される分岐比は、要求される送受信器性能やアプリケーション別に様々ではある。本実施例では、送信側と受信側に分岐される総光強度比として75:25、且つ、X偏波用およびY偏波用間に平均して発生する3dBの出力側PDLを補償するような分岐比を実現する光分岐回路、および、送信PDLを補償可能な構成について具体的な設計方法を説明する。
図8に示すのは、本実施形態の回路構成の例である。光分岐回路154は、光源152からの光を分岐し、4本の経路に分割する。図8の経路P6、P7、P5、P3がそれぞれ、X偏波用受信器106、Y偏波用受信器108、X偏波用送信器156、Y偏波用送信器158へ接続される。光分岐回路154としては、様々な構成を採用し得るが、送信側と受信側に75:25の非対称に分岐する場合は、このような構成が適している。光分岐回路154において、1段目のスプリッタ801によって経路P1から入力された光源152からの光が2分岐されて、一方は経路P3を介して光波合成回路206を経由してY偏波用送信器158に接続され、他方は経路P2を介して2段目のスプリッタ802に接続される。スプリッタ802により2分岐された光の一方は経路P5を介して光波合成回路を経由してX偏波用送信器156に接続され、他方は経路P4を介してスプリッタ803を経由して受信側(X偏波用受信器106、Y偏波用受信機108)へ接続される。一般的には、X偏波用受信器106とY偏波用受信器108に、等量の光強度を入力するため、スプリッタ803は対称分岐回路となる。したがって、スプリッタ802からの他方は経路P4を介して3段目のスプリッタ803へ接続される。スプリッタ803により2分岐された光の一方は経路P6を介してX偏波用受信器106へ接続される。スプリッタ803により2分岐された光の他方は経路P7を介してY偏波用受信器108へ接続される。
送信側光強度(経路P5とP3の光強度の和)と、受信側光強度(経路P6とP7の光強度の和)を、75:25の光強度比にする。加えて、平均的に発生する送信側PDLが3dBであるとし、経路P5および経路P3に出力される光の強度を1:2にする場合、経路P5、P3、P6,P7に夫々分岐する光強度がP5:P3:P6:P7=25:50:12.5:12.5となるように、各スプリッタで分岐すればよい。
この様な分岐比を実現する場合、各スプリッタ801,802,803は全て、入力光を1:1に分岐するスプリッタを、図8のような接続方法で、多段化する。
ここでは光分岐回路154にて必要な分岐比の一例に対し、具体的なスプリッタ分岐比と接続方法を示したが、その他の分岐比でも同様の回路構成にて実現が出来る。
より一般的には、経路P5:経路P3:経路P6:経路P7=w:x:y:z(但し、w+x+y+z=1)の分岐比を実現する場合、1段目のスプリッタ801は分岐比x: w+y+zとなるように、2段目のスプリッタ802は分岐比w:y+zとなるように,3段目のスプリッタ803はy:zとなるように、それぞれ設計する。平均的に補償する送信側PDLは、10×log10((w+y+z)×w/(y+z)/x)となり、送信側と受信側への総光分岐比は、(w+x):(y+z)となる。これらの関係より、X偏波用受信器106とY偏波用受信器108への分岐比と、補償する送信PDLと、送信側と受信側への総光分岐比の3つの必要特性が決まると、一意にw、x、y、zの変数が決定され、3つのスプリッタ分岐比は決定される。
本実施形態の光分岐回路は原理的にはどの様な分岐比でも実現可能であるが、送信側の光強度と受信側の光強度との分岐比を75:25とし、送信側PDLを数dB補償する際に、適した回路である。なぜなら、各段スプリッタに要求される分岐比が、全て1:1に近い分岐比となるためである。平面回路で実現できるスプリッタの分岐比は、1:1に近い対称分岐は簡便に実現できるが、非対称性が大きな分岐比を持つスプリッタは実現が難しい。一般的に、スプリッタに要求される非対称性が大きくなればなるほど、損失増加等が発生するためである。
このような光分岐回路154の経路P5、P3を光波合成回路206に接続する。光波合成回路206は、方向性結合器や多モード干渉計で実現できる。上述したように、光波合成回路206の2つの入力の経路(スプリッタ802を経由する経路と経由しない経路)は、光源152から光波合成回路154まで、互いに等しい光路長となることが望ましい。この場合、固定位相シフタ204に関しては、一定の位相差を与える必要がある。
経路P3には、式(1)で決定されるシフト位相量が重畳できる固定位相シフタ204が配置されており、経路P5には可変光位相シフタ202が配置されている。
送信側PDLを調整する場合、この可変光位相シフタ202をわずかに駆動すると、X偏波用送信器156、Y偏波用送信器158へ分岐する光の強度を変更することができる。これにより、送信側PDLの個体バラつきや動作波長依存性、温度依存性など、送信側PDLが変動した場合にも、変動値を補償するように位相シフタ(可変光位相シフタ202、固定光位相シフタ204)を駆動することができる。結果、常にX偏波とY偏波の出力光強度を一致させることが出来る。
[第3の実施形態]
他の実施形態として、図9に具体的なスプリッタの接続方法等を示す。本実施形態の構成においても、光源152を光分岐回路154により分岐し、4本の経路に分割する。図9の経路P6、P7、P4、P5がそれぞれ、X偏波用受信器106、Y偏波用受信器108、X偏波用送信器156、Y偏波用送信器158へ接続される。経路P1から入力された光源152からの光は、1段目のスプリッタ901にて2分岐された光の一方は経路P3を介して2段目のスプリッタ902に接続され、他方は経路P2を介して2段目のスプリッタ903に接続される。スプリッタ902により2分岐された光の一方は経路P4を介して光波合成回路を経由してX偏波用送信器156に接続され、他方は経路P5を介して光波合成回路を経由してY偏波用送信器158に接続される。スプリッタ903により2分岐された光の一方は経路P6を介してX偏波用受信器106へ接続され、他方は経路P7を介してY偏波用受信器108へ接続される。
上述したように、光波合成回路206の2つの入力の経路は、光源152から光波合成回路154まで、互いに等しい光路長となることが望ましい。この場合、固定位相シフタ204に関しては、一定の位相差を与える必要がある。経路P5には、式(1)で決定されるシフト位相量が重畳できる固定位相シフタ204が配置されており、経路P4には可変光位相シフタ202が配置されている。
図9に示す様な光分岐回路154の構成においても、経路P4、P5の出力経路を光波合成回路206に接続し、位相シフタ(可変光位相シフタ202、固定光位相シフタ204)を搭載することで、送信側PDLを補償することが可能である。
本実施形態の光分岐回路154は原理的にはどの様な分岐比でも実現可能であるが、送信側光強度と受信側光強度の分岐比を50:50とし、送信側PDLを数dB補償する際に、適した回路である。なぜなら、各段スプリッタに要求される分岐比を、全て1:1に近い分岐比となるためである。前述したが、平面回路で実現できるスプリッタの分岐比は、1:1に近いスプリッタは低損失で且つ、簡便に実現できるためである。
102 偏波分離器
104 偏波回転器
106 X偏波用受信器
108 Y偏波用受信器
152 光源
154 光分岐回路
156 X偏波用送信器
158 Y偏波用送信器
160,162 光減衰器
164 偏波回転器
166 偏波合波器
202 可変光位相シフタ
204 固定光位相シフタ
206 光合成回路
801,802,803,901,902,903 スプリッタ

Claims (6)

  1. 光源から出力される光を分岐する光分岐回路と、
    前記光分岐回路の出力に接続された2本の導波路の少なくとも一方に配置された可変光位相シフタと、
    前記2本の導波路に接続された光波合成回路と、
    前記光波合成回路の2つ出力にそれぞれ接続された第1および第2の光送信器と、
    前記第1および第2の光送信器の2つの光送信器出力を偏波合成する偏波合波器と、
    前記第1および第2の光送信器と偏波合波器との間に配置され、前記第1および第2の光送信器の少なくとも一方に接続された偏波回転器と、
    を備えた、偏波多重光送信回路。
  2. 前記光分岐回路は、
    光源に接続された第1のスプリッタであり、2つの出力の一方に前記光波合成回路が接続された、第1のスプリッタと、
    前記第1のスプリッタの2つの出力の他方に接続された第2のスプリッタであり、2つの出力の一方に前記光波合成回路が接続された、第2のスプリッタと、
    前記第2のスプリッタの2つの出力の一方に接続された第3のスプリッタであり、2つの出力にそれぞれ第1および第2の受信器が接続された、第3のスプリッタと、
    を備え、前記光源から前記光波合成回路までの前記第2のスプリッタを経由する光路長と、前記光源から前記光波合成回路までの前記第2のスプリッタを経由しない光路長とが、等しい、請求項1記載の偏波多重光送信回路。
  3. 前記光分岐回路は、
    光源に接続された第1のスプリッタと、
    前記第1のスプリッタの2つの出力の一方に接続された第2のスプリッタであり、2つの出力が前記光波合成回路に接続された、第2のスプリッタと、
    前記第1のスプリッタの2つの出力の他方に接続された第3のスプリッタであり、2つの出力にそれぞれ第1および第2の受信器が接続された、第3のスプリッタと、
    を備え、前記光源から前記光波合成回路までの2つの経路の光路長が等しい、請求項1に記載の偏波多重光送信回路。
  4. 前記偏波合波器により偏波合成され偏波多重された各偏波の光の強度が等しくなる前記第1および第2の光送信器への入力する光の強度の比をa:bとすると、
    以下の式(1)により決定される位相φを固定的に付与する固定位相シフタが前記光波合成回路の2つの入力の一方に配置され、
    前記可変光位相シフタに与える位相量が0の場合にも、前記第1および第2の光送信器に入力される光の強度の比がa:bとなるように調整された、請求項2または3に記載の偏波多重光送信回路。
    Figure 2020108062
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の偏波多重光送信回路と、
    前記光分岐回路に接続された第1および第2の光コヒーレントミキサを有する偏波多重光受信回路と
    を備えた、偏波多重光送受信回路。
  6. 少なくとも前記偏波多重光送信回路が、1チップ上に集積された、請求項5に記載の偏波多重光送受信回路。
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