JP2020107959A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各機器が有する時計の時刻を高精度に同期させること。【解決手段】第1の時計を有する第1の機器と、第2の時計を有する第2の機器とを備え、第1の機器は、第1の時計の時刻情報を含む第1の信号を第2の機器へ送信する第1の送信部と、第2の機器から送信された第2の信号を受信する第1の受信部と、第1の送信部が第1の信号を送信してから第1の受信部が第2の信号を受信するまでの経過時間を計測する計時部と、計時部で計測された経過時間に基づいて、第1の時計の時刻を第2の時計の時刻に同期させる第1の補正部とを有し、第2の機器は、第1の信号を受信する第2の受信部と、第2の受信部が第1の信号を受信すると、第1の信号に含まれる時刻情報に基づいて、第2の時計の時刻を第1の信号の送信時刻に設定する第2の補正部と、第2の受信部が第1の信号を受信してから、第2の信号を送信する第2の送信部とを有する、通信システム。【選択図】図2

Description

本発明は、通信システムに関する。
複数の機器間で時刻を同期させてシステムを運用することは、リアルタイムの計測・制御にとって重要である。そのようなシステムの一例として、IEEE1588に規定された時刻同期プロトコルを利用して、機器間の時刻同期を行うシステムが存在する(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2011‐200100号公報 特開2018‐102043号公報
しかしながら、IEEE1588では、ネットワークの伝搬遅延が一定であることが前提となっているので、機器間の信号伝搬時間(通信時間)がばらつくと、各機器が有する時計の時刻を高精度に同期させることが難しい場合がある。
そこで、本開示は、各機器が有する時計の時刻を高精度に同期させることが可能な通信システムを提供する。
本開示は、
第1の時計を有する第1の機器と、第2の時計を有する第2の機器とを備え、前記第1の時計と前記第2の時計との間で時刻を同期させる通信システムであって、
前記第1の機器は、
前記第1の時計の時刻情報を含む第1の信号を、前記第2の機器へ送信する第1の送信部と、
前記第2の機器から送信された第2の信号を受信する第1の受信部と、
前記第1の送信部が前記第1の信号を送信してから前記第1の受信部が前記第2の信号を受信するまでの経過時間を計測する計時部と、
前記計時部で計測された前記経過時間に基づいて、前記第1の時計の時刻を前記第2の時計の時刻に同期させる第1の補正部とを有し、
前記第2の機器は、
前記第1の信号を受信する第2の受信部と、
前記第2の受信部が前記第1の信号を受信すると、前記第1の信号に含まれる前記時刻情報に基づいて、前記第2の時計の時刻を前記第1の信号の送信時刻に設定する第2の補正部と、
前記第2の受信部が前記第1の信号を受信してから、前記第2の信号を送信する第2の送信部とを有する、通信システムを提供する。
本開示の技術によれば、前記第2の補正部は、前記第1の信号に含まれる前記時刻情報に基づいて、前記第2の時計の時刻を前記第1の信号の送信時刻に設定するので、前記第1の時計の時刻の情報を前記第2の時計の時刻に反映できる。一方、前記第1の機器と前記第2の機器との間の通信時間がばらついても、前記第1の補正部は、前記計時部で計測された前記経過時間を考慮して、前記第1の時計の時刻を前記第2の時計の時刻に同期させることが可能となる。したがって、前記第1の時計の時刻と前記第2の時計の時刻とを高精度に同期させることができる。
本開示の技術によれば、各機器が有する時計の時刻を高精度に同期させることができる。
本開示の実施形態における通信システムの構成を例示する図である。 本開示の実施形態における通信システムが時刻同期を行う流れを例示するタイミングチャートである。 本開示の実施形態における通信システムの構成をより具体的に例示する図である。
以下、本開示の実施形態における通信システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の実施形態における通信システムの構成を例示する図である。図1に示す通信システム100は、第1の時計14を有する第1の機器10と、第2の時計24を有する第2の機器20とを備え、第1の時計14と第2の時計24との間で時刻を同期させるシステムである。
本実施形態では、機器間の通信は、無線通信であるが、有線通信でもよい。また、機器間の通信は、その具体例として、Wi‐Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、LPWA(Low Power Wide Area)などが挙げられるが、これらに限られない。
第1の機器10は、第1の時計14、第1の通信モジュール11、計時部15及び第1の補正部16を有する。第2の機器20は、第2の時計24、第2の通信モジュール21及び第2の補正部26を有する。
第1の時計14及び第2の時計24は、いずれも、時刻(年月日時分秒および1/1000秒から構成される時刻)を刻み続けるデバイスであり、その具体例として、リアルタイムクロックが挙げられる。第1の時計14及び第2の時計24は、いずれも、リアルタイムクロックと1/1000秒若しくはより短い時間単位で1秒を刻むことができるデジタル回路で構成されていてもよい。
第1の通信モジュール11は、第2の機器20との間で信号を送受するための通信用デバイスである。第1の通信モジュール11は、信号を第2の機器20へ送信する第1の送信部12と、第2の機器20から送信された信号を受信する第1の受信部13とを有する。一方、第2の通信モジュール21は、第1の機器10との間で信号を送受するための通信用デバイスである。第2の通信モジュール21は、第1の送信部12から送信された信号を受信する第2の受信部23と、信号を第1の機器10へ送信する第2の送信部22とを有する。第1の通信モジュール11及び第2の通信モジュール21は、例えば、通信用回路(より具体的には、通信用IC(Integrated Circuit))である。
計時部15は、第1の送信部12が第1の信号を送信してから、第2の送信部22から送信された第2の信号が第1の受信部13に受信されるまでの経過時間を計測する。この経過時間の計測の詳細については後述する。第1の補正部16は、第1の時計14の時刻を補正し、第2の補正部26は、第2の時計24の時刻を補正する。
計時部15と第1の補正部16との少なくとも一方の機能は、例えば、メモリに読み出し可能に記憶されるプログラムによってCPU(Central Processing Unit)が動作することにより実現される。あるいは、当該機能は、アナログ回路、デジタル回路、又はそれらの回路の組み合わせにより、実現されてもよい。第2の補正部26の機能も、第1の補正部16と同様の手段により、実現される。
次に、第1の時計14の時刻と第2の時計24の時刻とを機器間の通信を介して同期させる方法について図1,2を参照して詳細に説明する。
図2は、本開示の実施形態における通信システムが時刻同期を行う流れを例示するタイミングチャートである。図2の左半分は、第1の機器10側の時間の流れを示し、図2の右半分は、第2の機器20側の時間の流れを示す。
なお、図2において、t1は、第1の時計14が刻む時刻を表し、t2は、第2の時計24が刻む時刻を表す。また、T1,T2,T3,T4は、第1の時計14及び第2の時計24が刻む時刻ではなく、絶対時刻である。また、図2は、時刻同期が行われる前の段階では、第2の時計24の時刻t2が、第1の時計14の時刻t1よりも遅れている場合を例示している。具体的には、時刻同期前の絶対時刻T1における時刻t1,t2が年月日時分秒において一致しており、1秒以下の時刻がそれぞれ、100ms,80msの場合を示す。なお、100ms及び80msは、本説明をする上で便宜的に使用した数値にすぎず、時刻やその単位及び刻み幅は、本明細書で示す例に限られない。
まず、絶対時刻T1において、第1の機器10の第1の送信部12は、第1の時計14の時刻情報を含む第1の信号S1を第2の機器20へ送信する。本例では、第1の送信部12は、絶対時刻T1における第1の時計14の時刻t1(=100ms)の時刻情報を含む第1の信号S1を、第2の機器20へ絶対時刻T1に送信する。計時部15は、第1の信号S1の送信と同時又はその直後に、時間の計測を開始する。
一方、第2の機器20の第2の受信部23は、第1の機器10の第1の送信部12から送信された第1の信号S1を絶対時刻T2に受信する。第2の機器20の第2の補正部26は、第2の受信部23が第1の信号S1を受信すると、第1の信号S1に含まれる時刻情報に基づいて、第2の時計24の時刻を第1の信号S1の送信時刻(本例では、100ms)に設定する。本例では、第2の補正部26は、第2の時計24の時刻t2を、86msから100msに更新する。第2の補正部26は、第2の受信部23が第1の信号S1を受信した直後に、第2の時計24の時刻を第1の信号S1の送信時刻に設定することが好ましい。第2の受信部23が第1の信号S1を受信してから第2の補正部26が第2の時計24の時刻を設定するまでの時間をできるだけ短く且つばらつかないように、第2の機器20側の回路構成やプログラムを製作することが、時刻同期の精度が向上するポイントとなる。
第2の機器20の第2の送信部22は、第2の受信部23が第1の信号S1を絶対時刻T2に受信してから、第2の信号S2を第1の機器10へ絶対時刻T3に送信する。第2の信号S2は、第1の信号S1の受信に対する応答信号(ACK)に相当する。この際、第2の送信部22は、第1の信号S1の受信時刻及び第2の信号S2の送信時刻の情報を第2の信号S2に含めずに、第2の信号S2を第1の機器10へ絶対時刻T3に送信する。T2からT3までの処理時間(T3−T2)をできるだけ短く且つばらつかないように、第2の機器20側の回路構成やプログラムを製作することが、時刻同期の精度を上げるポイントとなる。
また、第2の補正部26が、上述のように、第2の時計24の時刻を第1の信号S1の送信時刻に設定するタイミングを仮にTaと定義する。TaとT3との時間差をできるだけ短く且つばらつかないように、第2の機器20側の回路構成やプログラムを製作することが、時刻同期の精度を上げるポイントとなる。つまり、TaとT3は同時であることが好ましい。しかしながら、時刻同期が所望の精度を確保できる範囲で、Taは、T3よりも前のタイミングでもよいし後のタイミングでもよい。
第2の信号S2が絶対時刻T3に送信された後、第1の機器10の第1の受信部13は、第2の信号S2を絶対時刻T4に受信する。計時部15は、第1の信号S1の送信と同時又はその直後に計測を開始した時間の計測動作を停止する。つまり、計時部15は、第1の送信部12が第1の信号S1を送信してから第1の受信部13が第2の信号S2を受信するまでの経過時間(T4−T1)を計測する。本例では、経過時間(T4−T1)は、9msである。
ここで、T2からT3までの処理時間(T3−T2)は、第2の機器20側の回路構成やプログラムによって決まる時間のため、そのばらつきは比較的小さい。つまり、処理時間(T3−T2)は、略一定である。また、T3からT4までの通信時間(T4−T3)は、第1の機器10と第2の機器20との間の通信が第1の信号S1の受信によって一旦確立されているので、そのばらつきは比較的小さい。つまり、通信時間(T4−T3)も、略一定である。一方、T1からT2への通信時間(T2−T1)のばらつきは、通信が確立するまでのリトライ等によるソフトウェア(例えば、第1の機器10及び第2の機器20側のアプリケーション層)の遅延時間のばらつきによって、比較的大きくなりやすい。よって、T1からT2への通信時間(T2−T1)のばらつきは、T3からT4への通信時間(T4−T3)のばらつきに比べて大きい。
このように、処理時間(T3−T2)及び通信時間(T4−T3)は略一定なので、第2の受信部23が第1の信号S1を受信してから第1の受信部13が第2の信号S2を受信するまでの所要時間(T4−T2)は、略一定である。所要時間(T4−T2)が略一定であることから、第1の機器10の第1の補正部16は、計時部15で実際に計時された経過時間(T4−T1)に基づいて、ばらつきが比較的大きな通信時間(T2−T1)を推定できる。例えば、第1の補正部16は、計時部15による計時結果である経過時間(T4−T1)から、略一定の所要時間(T4−T2)を減算することで、通信時間(T2−T1)を算出できる。
ここで、所要時間(T4−T2)は、略一定であることから、通信のたびに実測するのではなく、第1の信号S1の送信前から第1の機器10に予め設定しておくことが可能である。例えば、所要時間(T4−T2)を予め実測し、その予め実測された値を設定値として第1の機器10のメモリに予め格納しておく。これにより、第1の補正部16は、所要時間(T4−T2)を当該メモリから読み出し、計測された経過時間(T4−T1)から、読み出された所要時間(T4−T2)を減算することで、通信時間(T2−T1)を算出できる。なお、当該メモリに予め格納される設定値は、予め想定される所要時間(T4−T2)の設計値でもよい。
また、本例では、処理時間(T3−T2)が通信時間(T4−T3)に比べて十分に小さく、Ta(第2の時計24の設定タイミング)とT3(第2の信号S2の送信タイミング)との時間差は略零なので、所要時間(T4−T2)は、3msである。この場合、本例では、経過時間(T4−T1)が9msであるので、通信時間(T2−T1)は、6msと算出される。
また、所要時間(T4−T2)は、略一定であることから、経過時間(T4−T1)と通信時間(T2−T1)との対応関係を予め規定しておくことが可能である。つまり、当該対応関係を定まるマップ(テーブルデータ)を第1の機器10のメモリに予め格納しておいてもよい。この場合、第1の補正部16は、当該メモリに予め格納された当該対応関係に基づいて、計測された経過時間(T4−T1)に対応する通信時間(T2−T1)を導出(推定)できる。経過時間(T4−T1)と通信時間(T2−T1)との対応関係は、マップではなく、演算式により定められてもよい。
このように、第1の補正部16は、計時部15で計時された経過時間(T4−T1)に基づいて、ばらつきが比較的大きな通信時間(T2−T1)を推定できる。第1の補正部16は、絶対時刻T4における第1の時計14の現在の時刻t1から、その推定した通信時間(T2−T1)だけ遅らせた時刻に、第1の時計14を設定する。第2の時計24の時刻t2は、第1の信号S1の送信時刻に既に設定(更新)されているので、第1の時計14の時刻t1が、その遅らせた時刻に絶対時刻T4と同時又はその直後に設定されることで、時刻t1と時刻t2との時間差は小さくなる。したがって、時刻t1と時刻t2とを高精度に同期させることができる。
本例では、第1の補正部16は、絶対時刻T4における第1の時計14の現在の時刻t1(=109ms)から、その推定した通信時間(T2−T1=6ms)だけ遅らせた時刻(=103ms)に、第1の時計14を設定する。これにより、絶対時刻T4において、第1の時計14の時刻t1と第2の時計24の時刻t2は、103msで略一致する。
このように、本実施形態によれば、T1からT4までの時間がばらついても、第1の補正部16は、計時部15で実際に計測された経過時間(T4−T1)に基づいて、第1の時計14の時刻t1を第2の時計24の時刻t2に同期させることが可能となる。より具体的には、第1の補正部16は、計時部15で計測された経過時間(T4−T1)よりも短い補正時間(本例では、通信時間(T2−T1))だけ第1の時計14の時刻t1を遅らせることで、時刻t1を時刻t2に同期させることが可能となる。
なお、(T2−T1)と(T4−T3)が略同じである場合、第1の補正部16は、計時部15で実際に計測された経過時間(T4−T1)の約半分の時間だけ第1の時計14の時刻t1を遅らせることで、時刻t1を時刻t2に同期させることが可能となる。したがって、時刻t1を遅らせるために絶対時刻T4での時刻t1から減算されるべき補正時間は、計時部15で計測された経過時間(T4−T1)の40%以上75%以下の時間に設定されていてもよい。当該補正時間が40%以上75%以下の範囲に設定されることで、当該範囲以外に設定される場合に比べて、時刻同期の精度が高くなる。40%〜50%の範囲に比べて、50%〜75%の範囲の方が広いのは、ソフトウェア等による遅延時間が、通信時間(T4−T3)の期間に比べて通信時間(T2−T1)の期間の方が長くなりやすいからである。
図3は、本開示の実施形態における通信システムの構成をより具体的に例示する図である。図3に示す通信システム101は、図1の通信システム100の一具体例であり、第1の時計34と第2の時計44との間で時刻を同期させるシステムである。なお、図3に示す形態において、図1,2に示す形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで、省略又は簡略する。
通信システム101は、管理装置50、第1の機器30、第2の機器40、第1のセンサ37及び第2のセンサ47を備える。
第1の機器30は、第1の機器30よりも上位の管理装置50から送信される絶対時刻を定周期で受信する。第1の時計34は、管理装置50から送信される絶対時刻に同期するように動作する。第1の機器30は、第1の時計34、第1の通信モジュール31、マイコン35及び第1の計測部36を有する。第2の機器40は、第2の時計44、第2の通信モジュール41、マイコン45及び第2の計測部46を有する。第1の機器30は、上述の第1の機器10の一例であり、第2の機器40は、上述の第2の機器20の一例である。
第1の通信モジュール31は、上述の第1の通信モジュール11の一例であり、第2の通信モジュール41は、上述の第2の通信モジュール21の一例である。マイコン35は、上述の計時部15及び第1の補正部16と同じ機能を有し、マイコン45は、上述の第2の補正部26と同じ機能を有する。
第1の計測部36は、第1の時計34の時刻が所定の計測タイミングに一致すると、第1の計測対象で発生した第1の計測事象を第1のセンサ37により計測する。第2の計測部46は、第2の時計44の時刻が所定の計測タイミングに一致すると、第2の計測対象で発生した第2の計測事象を第2のセンサ47により計測する。通信システム101は、第1の時計34の時刻と第2の時計44の時刻とが高精度に同期していると、第1の計測事象と第2の計測事象との時間的な関係を高精度に把握できる。
例えば、第1のセンサ37が第1の配管の流量を計測し、第2のセンサ47が第2の配管の流量を計測する場合、通信システム101は、第1の配管と第2の配管との流量差を測定することで、流体の漏洩を検知できる。
例えば、第1のセンサ37が第1の配線の電流を計測し、第2のセンサ47が第2の配線の電流を計測する場合、通信システム101は、第1の配線と第2の配線との電流差を測定することで、漏電や地絡を検知できる。
例えば、第1のセンサ37が第1の電力変換装置又は第1の電池の電流及び電圧を計測し、第2のセンサ47が第2の電力変換装置又は第2の電池の電流及び電圧を計測する場合、通信システム101は、電力変換装置の変換状態又は電池の蓄電状態を時系列で比較できる。
例えば、第1のセンサ37が第1の物体の単位面積を通る熱量を計測し、第2のセンサ47が第2の物体の単位面積を通る熱量を計測する場合、通信システム101は、熱流束を検知できる。
なお、計測対象や計測事象は、これらに限られず、他の対象や事象でもよい。
以上、通信システムを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
10,30 第1の機器
11,31 第1の通信モジュール
12 第1の送信部
13 第1の受信部
14,34 第1の時計
15 計時部
16 第1の補正部
20,40 第2の機器
21,41 第2の通信モジュール
22 第2の送信部
23 第2の受信部
24,44 第2の時計
26 第2の補正部
100,101 通信システム
本開示は、
第1の時計を有する第1の機器と、第2の時計を有する第2の機器とを備え、前記第1の時計と前記第2の時計との間で時刻を同期させる通信システムであって、
前記第1の機器は、
前記第1の時計の時刻情報を含む第1の信号を、前記第2の機器へ送信する第1の送信部と、
前記第2の機器から送信された第2の信号を受信する第1の受信部と、
前記第1の送信部が前記第1の信号を送信してから前記第1の受信部が前記第2の信号を受信するまでの経過時間を計測する計時部と、
前記計時部で計測された前記経過時間よりも短い補正時間だけ前記第1の時計の時刻を遅らせて、前記第1の時計の時刻を前記第2の時計の時刻に同期させる第1の補正部とを有し、
前記第2の機器は、
前記第1の信号を受信する第2の受信部と、
前記第2の受信部が前記第1の信号を受信すると、前記第1の信号に含まれる前記時刻情報に基づいて、前記第2の時計の時刻を前記第1の信号の送信時刻に設定する第2の補正部と、
前記第2の受信部が前記第1の信号を受信してから、前記第2の信号を送信する第2の送信部とを有し、
前記第1の補正部は、前記計時部で計測された前記経過時間に基づいて、前記第1の信号が前記第1の送信部から送信されてから前記第2の受信部に受信されるまでの通信時間を推定し、
前記補正時間は、その推定した通信時間である、通信システムを提供する。

Claims (6)

  1. 第1の時計を有する第1の機器と、第2の時計を有する第2の機器とを備え、前記第1の時計と前記第2の時計との間で時刻を同期させる通信システムであって、
    前記第1の機器は、
    前記第1の時計の時刻情報を含む第1の信号を、前記第2の機器へ送信する第1の送信部と、
    前記第2の機器から送信された第2の信号を受信する第1の受信部と、
    前記第1の送信部が前記第1の信号を送信してから前記第1の受信部が前記第2の信号を受信するまでの経過時間を計測する計時部と、
    前記計時部で計測された前記経過時間に基づいて、前記第1の時計の時刻を前記第2の時計の時刻に同期させる第1の補正部とを有し、
    前記第2の機器は、
    前記第1の信号を受信する第2の受信部と、
    前記第2の受信部が前記第1の信号を受信すると、前記第1の信号に含まれる前記時刻情報に基づいて、前記第2の時計の時刻を前記第1の信号の送信時刻に設定する第2の補正部と、
    前記第2の受信部が前記第1の信号を受信してから、前記第2の信号を送信する第2の送信部とを有する、通信システム。
  2. 前記第1の補正部は、前記計時部で計測された前記経過時間よりも短い補正時間だけ前記第1の時計の時刻を遅らせて、前記第1の時計の時刻を前記第2の時計の時刻に同期させる、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の補正部は、前記計時部で計測された前記経過時間に基づいて、前記第1の信号が前記第1の送信部から送信されてから前記第2の受信部に受信されるまでの通信時間を推定し、
    前記補正時間は、その推定した通信時間である、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記第1の補正部は、前記計時部で計測された前記経過時間から、前記第2の受信部が前記第1の信号を受信してから前記第1の受信部が前記第2の信号を受信するまでの所要時間を減算することによって、前記通信時間を算出する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記所要時間は、前記第1の機器に予め設定されていた時間である、請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記補正時間は、前記計時部で計測された前記経過時間の40%以上75%以下の時間である、請求項2から5のいずれか一項に記載の通信システム。
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