JP2020107272A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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【課題】入力された画像の種別を効率よく判定することが可能な仕組みを提供する。【解決手段】スキャナ装置101に対して入力された帳票に関しての帳票画像をサーバ装置103で受信する。サーバ装置の前処理部131は、帳票の画像データを用いて帳票の種別を学習した学習データに基づいて、CNNにより、入力された帳票の帳票種別の候補を推定する。帳票別処理部132は、前処理部により推定して得られた帳票種別の帳票の画像データの特徴量と、入力された帳票の画像の特徴量とを比較することにより、入力された帳票の画像の種別を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記載された文字列の認識技術に関する。
主に金融や保険業界において、複数の手書き帳票を効率よく処理するために、自動文字認識システム(OCR)が利用される。
OCRにおいては、帳票のうち読み取り対象項目の座標や文字種別の情報を予め定義しておき(読み取り対象定義情報)、入力帳票画像から対象領域を切出して文字認識処理にかけるということが一般的に行われる。
通常、業務において扱う帳票の種類は複数種類ある。この場合、読み取り対象定義情報は帳票の種類によってそれぞれ登録しておく。
この場合、文字認識処理の前段として、入力帳票画像がどの種類の帳票であるかを精度良く認識し、適用する読み取り対象定義情報を決定することが重要となる。
そこで、帳票認識手法としては、帳票画像の罫線特徴によるマッチングや、予めバーコードやIDを所定位置に印字しておくなど様々な手法が一般的に利用されている。
従来のバーコードや帳票IDによって帳票種別を認識する手法では、新規マスター帳票を登録する際に、帳票におけるバーコードや帳票IDの位置をユーザ操作により指定させることを必要とするため、帳票登録の作業効率が悪いという問題がある。
またこの方法では、予め帳票にバーコードやIDを印刷しておかねばならず、既に流通している既存の帳票のように帳票IDが付いていない帳票では識別することができない。
また、帳票の画像的特徴を用いて、パターンマッチングなどで、帳票を識別する方法では、マスター帳票登録時の入力条件と処理対象となる入力帳票の入力条件が大きく異なる場合、例えば、入力時の濃度設定値や解像度が異なる場合、帳票種類を正しく識別することができないという問題がある。
そこで、このような問題を解決する手法として、一つの帳票種別に対し、予め異なる入力条件での複数のマスター帳票を登録しておくことで、識別対象の帳票画像のスキャン精度にばらつきがあっても精度良く認識できるような手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第03961730号公報
しかしながら、特許文献1における発明では、入力画像の特徴情報に対して登録済みの特徴情報と総当たりで比較するため、登録帳票が膨大になるに従い、認識処理に時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明では、入力された画像の種別を効率よく判定することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、帳票を判別する情報処理装置であって、帳票の画像を学習することにより得られた学習データに基づいて入力された画像データの種別を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された画像の種別に対応する画像データと前記入力された画像データとを用いて比較を行う比較手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、入力された画像の種別を効率よく判定することができる、という効果を奏する。
情報処理システムの概略構成を示す構成図である。 クライアント、及びサーバ装置のハードウェアの概略構成を示す構成図である。 帳票の認識処理の流れを示すフローチャートである。 1次識別処理の処理の流れを示すフローチャートである。 二次識別処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ確認処理の流れを示すフローチャートである。 帳票を学習する処理の流れを示すフローチャートである。 各テーブルの構成を示す構成図である。 確認画面の構成を示す構成図である。 確認画面の構成を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における情報処理システムの機能の構成を示す図である。尚、それぞれの機能については、後述するフローチャートによって合わせて説明を行う。
情報処理システム100は、スキャナ装置101、クライアント102、及びサーバ装置103を含んで構成されている。
スキャナ装置101は、紙などの記録媒体をスキャンすることによりスキャンデータを取得する。
スキャナ装置101は、スキャン部110、及び送受信部111を備えており、スキャン部110は、紙などの記録媒体(例えば、帳票など、以降、帳票)をスキャンすることによりスキャンデータを取得し、送受信部111によって、スキャン部110により得られたスキャンデータをクライアント102へ送信する。
クライアント102は、スキャナ装置101よりスキャンデータを受信し、サーバ装置103に対してスキャンデータに関して帳票の認識指示を行い、その認識結果を表示する。
クライアント102は、送受信部120、帳票識別指示部121、及び表示部122を備えており、送受信部120は、スキャナ装置101から送信されるスキャンデータを受信し、帳票識別指示部121は、送受信部120によって受信したスキャンデータに関して帳票の識別指示をサーバ装置103に対して行い、その結果を表示部122へ表示する。
サーバ装置103は、帳票を識別する処理を行い、その処理結果をクライアント102へ返す。
サーバ装置103は、送受信部130、前処理部131、帳票識別処理部132、及び帳票識別結果生成部133を備えている。
送受信部130は、クライアント102から送信されるスキャンデータを受信し、前処理部131によって、送受信部130によって受信したスキャンデータの前処理(詳細後述)を行う。
前処理部131によって前処理を行った後、帳票識別処理部132によって帳票の識別処理を行い、その結果を帳票識別結果生成部133によって生成する。
次に、図2では、クライアント102、及びサーバ装置103に適用可能なハードウェア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。
なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク106)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3には、サーバ装置103において行われる帳票の認識処理の流れを示すフローチャートが示されている。
本処理を行う前段として、スキャン部110によって帳票をスキャンすることにより得られたスキャンデータを送受信部111によってクライアント102の送受信部120が受信する。
帳票識別指示部121によって帳票の識別指示を受け付けると、送受信部120によって送信されるスキャンデータをサーバ装置103へ送信する。
ステップS100では、送受信部130は、クライアント102から送信されたスキャンデータを受信し、ステップS101では、前処理部131は、帳票を識別する前処理として、一次識別処理を行う(図4参照)。
ステップS102では、前処理部131は、ステップS101における帳票の識別結果を判定し、識別に成功したと判定した場合は、ステップS103へ処理を進め、識別に成功したと判定しない場合は、ステップS104へ処理を進める。
本ステップにおける判定方法としては、識別結果テーブル(図8参照)に記憶されている一次識別結果に係る情報により判定を行う。
図8には、識別結果テーブルの構成が示されており、識別結果テーブルは、帳票を一意に識別するための帳票ID、一次識別結果に係る情報を示す一次識別結果:帳票種別、二次識別結果に係る情報を示す二次識別結果、及びユーザの識別結果の確認に係る情報を記憶するユーザ確認結果を含んで構成されている。
ステップS103では、帳票識別処理部132は、二次識別処理を行う(図5参照)。
ステップS104では、帳票識別処理部132は、ステップS102における帳票の識別結果を判定し、識別に成功したと判定した場合は、ステップS106へ処理を進め、識別に成功したと判定しない場合は、ステップS105へ処理を進める。
ステップS105では、帳票識別結果生成部133は、ユーザ確認処理を行う(図6参照)。
ステップS106では、表示部122は、帳票の識別結果を表示する。
図4には、1次識別処理の処理の流れを示すフローチャートが示されている。
ステップS200では、前処理部131は、CNN(畳込みニューラルネットワーク)をメモリ上に構築し、CNNの学習済みの重みパラメタをパラメータテーブル(図8参照)から読み出し、CNNのノードに設定する。
ここで、CNNは一般的な画像分類用のネットワークアーキテクチャを想定している。例えば、Googleが公開しているMobilenetというアーキテクチャなどを利用する。
図8には、パラメータテーブルの構成が示されており、パラメータテーブルは、ニューラルネットワークの各層を示すレイヤ、出力元となるノードを示す出力元ニューロン、出力先となるノードを示す出力先ニューロン、出力元ニューロン及び出力先ニューロン間の重み付け係数を含んで構成されている。
ステップS201では、前処理部131は、ステップS100において受信したスキャンデータをCNNに入力する。
ステップS202では、前処理部131は、CNNによって、候補クラスとその確率が前処理結果テーブル(図8参照)に示されるように出力されるので、確率の上位2つを取得する。
ステップS203では、前処理部131は、ステップS202において抽出した上位2つの確率から、処理結果を判定し、1位の判定確率が50%以上であり、かつ2位との比率が2倍以上である場合には、ステップS204へ処理を進め、それ以外は、ステップS205へ処理を進める。
ステップS204では、前処理部131は、CNNの処理結果の判定確率が1位を識別結果として、識別結果テーブルの「一次識別結果:帳票種別」に記憶する。
ステップS205では、前処理部131は、識別失敗として、識別結果テーブルの「一次識別結果:帳票種別」に記憶する。
図5には、二次識別処理の流れを示すフローチャートが示されている。
ステップS300では、帳票識別処理部132は、ステップS100で受信したスキャンデータ(帳票画像)の特徴量ベクトルを算出する。特徴量ベクトルとしては、例えば、AKAZEなどの特徴量を使用する。
この特徴量ベクトルは、帳票の中で特徴的な局所領域(特徴点)について特徴量をベクトル表現したものであり、1画像の中で不定数の特徴点を抽出する。
ステップS301では、帳票識別処理部132は、識別結果テーブルを参照し、一次識別結果の帳票種別を取得し、取得した帳票種別の帳票の特徴量ベクトルを特徴量テーブル(図8参照)から読み出す。
図8には、特徴量テーブルの構成が示されており、特徴量テーブルは、帳票を一意に識別するための帳票種別ID、及び帳票種別IDから特定される帳票の特徴量のベクトルを示す特徴量ベクトルデータを備えている。
ステップS302では、帳票識別処理部132は、ステップS300で算出した特徴量ベクトルと、ステップS301で読みだした特徴量ベクトルとから、類似している特徴量ベクトルを抽出する。
類似した特徴量ベクトルの抽出は既知の手法の例として総当たりマッチングや、FlannBasedマッチングを使用する。
ステップS303では、帳票識別処理部132は、ステップS302で算出した2つの帳票画像の対応点の数を検査し、対応点の数が4つ以上あれば、ステップS304へ処理を進め、4つ未満であれば、ステップS309に処理を進める。
ステップS304では、帳票識別処理部132は、ステップS303において算出した2つの帳票画像の対応点を使って、射影変換行列を求める。射影変換行列の算出は既知の手法を用いる。
ステップS305では、帳票識別処理部132は、ステップS304で算出した射影変換行列を用いて、入力した帳票画像を帳票種別の画像の座標系に射影した場合の4つのコーナーの座標を求める。
ステップS306では、帳票識別処理部132は、ステップS305で算出した4つのコーナー座標からなる矩形の4つの内角の角度を求める。
具体的には、4つの座標のうち3点をA(x1,y1), B(x2,y2), C(x3,y3)とすると、点BACが成す角度は次式で求められる。
ax = float(x2 - x1)、ay = float(y2 - y1)、bx = float(x3 - x1)、by = float(y3 - y1)
角度=(180/π)*acos((ax * bx + ay * by) /sqrt((ax * ax + ay * ay) * (bx * bx + by * by)))
ここで、acosは逆余弦(アークコサイン)、sqrtは平方根とする。"
ステップS307では、帳票識別処理部132は、ステップS306で算出した4つのコーナーの角度が直角に対して閾値以内の角度であるかを判定する。
入力した帳票画像と帳票種別の画像は、いずれも長方形であることが想定される。この2つの画像間で射影変換した結果が同じく長方形であれば、この2つの画像は、同じ局所特徴を同じ位置に保持している、つまり同じ帳票である可能性が高い、と判断することができる。
4つの角度がいずれも、直角(90度)±閾値(例えば1度)の範囲内であれば、ステップS308へ処理を進め、そうでなければ、ステップS309へ処理を進める。
ステップS308では、帳票識別処理部132は、識別結果テーブルの二次識別結果に対して、成功に係る情報を記録する。
ステップS309では、帳票識別処理部132は、識別結果テーブルの二次識別結果に対して、失敗に係る情報を記録する。
図6には、ユーザ確認処理の流れを示すフローチャートが示されている。
ステップS400では、帳票識別結果生成部133は、識別結果テーブルから一次識別結果および二次識別結果を取得する。
ステップS401では、帳票識別結果生成部133は、ステップS400で取得した識別結果に基づいて、一次識別結果が成功かつ二次識別結果が失敗の場合は、ステップS401へ処理を進め、一次識別結果が失敗の場合は、ステップS403へ処理を進める。
ステップS402では、帳票識別結果生成部133は、入力された帳票画像と、一次識別結果の帳票種別の画像とを確認画面300(図9参照)に表示する。
図9には、入力された帳票の画像と一次識別結果で該当するとした登録済の画像とを表示する確認画面300の構成が示されており、確認画面300は、帳票選択リスト301、及びOKボタン302を備えている。
帳票選択リスト301には、既に登録済の帳票種別のリストが表示されており、一次識別結果の帳票種別が選択された状態で、初期表示される。
ユーザが帳票選択リスト301から正しい帳票種別を選択するか、「該当帳票なし」を選択するか、あるいは一次識別結果の帳票種別を確認してOKボタン302が押下されるのを待つ。
ステップS403では、帳票識別結果生成部133は、図10に示すように、入力された帳票画像と、帳票選択リスト301を「当該帳票なし」を選択した状態で確認画面300に表示する。
ユーザが帳票選択リスト301から正しい帳票種別もしくは「該当帳票なし」を選択してOKボタン302が押下されるのを待つ。
ステップS404では、帳票識別結果生成部133は、確認画面300において、「該当帳票なし」以外が選択されていた場合は、ステップS405へ処理を進め、「該当帳票なし」が選択されていた場合は、ステップS406へ処理を進める。
ステップS405では、帳票識別結果生成部133は、確認画面300において、帳票選択リスト301で選択された帳票種別に関する情報を識別結果テーブルのユーザー確認結果に記録する。
ステップS406では、帳票識別結果生成部133は、帳票種別なしとして、識別結果テーブルのユーザー確認結果に記録する。
図7には、帳票を学習する処理の流れを示すフローチャートが示されている。
ステップS700では、スキャン部110によってスキャンを行って、帳帳票種別として登録する帳票画像を受け取る。
ステップS701では、ステップS700において取得した帳票画像に対して、データオーグメンテーション処理を行い、帳票画像の複数パターンの画像を生成して所定の記憶域に保存する。
データオーグメンテーションは、1つの帳票画像から、拡縮、濃淡、角度、ノイズ有無を変更した画像を作成することである。
帳票を識別する処理において入力画像のスキャン条件によって帳票種別の画像とは異なる条件でスキャンされる可能性があり、このような異なる条件への耐性を高めるために予め異なる条件の帳票種別の画像を学習しておくためにデータオーグメンテーションを行う。
例えば、データオーグメンテーションの例として、拡縮、回転、濃淡、ノイズ、膨張縮小の変換し、変換した画像データを所定の記憶域に保存する。
ステップS702では、所定の記憶域に保存された帳票種別の画像を順次読み出し、CNNの重みパラメタの学習を行う。
CNNは一般的な画像分類用のネットワークアーキテクチャであり、学習方法は誤差逆伝搬手法などの既知の手法を用いる。
ステップS703では、ステップS702において学習した重みパラメタをCNNの重みパラメタをパラメータテーブルに保存する。
ステップS704では、帳票種別の画像に対して特徴量ベクトルを算出する。ステップS300と同等のアルゴリズムによって算出する。算出した特徴量ベクトルは特徴量テーブルに保存する。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理システム
101 スキャナ装置
102 クライアント
103 サーバ装置

Claims (3)

  1. 帳票を判別する情報処理装置であって、
    帳票の画像を学習することにより得られた学習データに基づいて入力された画像データの種別を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された画像の種別に対応する画像データと前記入力された画像データとを用いて比較を行う比較手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 帳票を判別する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、
    帳票の画像を学習することにより得られた学習データに基づいて入力された画像データの種別を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップにより推定された画像の種別に対応する画像データと前記入力された画像データとを用いて比較を行う比較ステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  3. コンピュータを、
    帳票の画像を学習することにより得られた学習データに基づいて入力された画像データの種別を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された画像の種別に対応する画像データと前記入力された画像データとを用いて比較を行う比較手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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