JP2020107263A - レシート共有システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】レシート情報の公開を通じてレシート情報を活用する新たな技術を提供する。【解決手段】レシート共有システム2000は、情報共有サービス50を利用する第1ユーザ20によって購入された商品に関するレシート情報10を取得する。また、レシート共有システム2000は、付加情報40を生成する。付加情報40は、情報共有サービス50を利用する第2ユーザ30がレシート情報10に示される商品を購入する際に利用することができる。そして、レシート共有システム2000は、レシート情報10及び付加情報40を情報共有サービス50で公開させる。【選択図】図1

Description

本発明は、レシートデータの活用に関する。
商品を購入した際に、その購入内容を表すレシート情報(電子レシート)を発行する技術が開発されている。そして、このようなレシート情報を活用する技術が開発されている。例えば特許文献1は、SNS(Social Networking Service)に電子レシートを投稿することにより、グループのメンバー間で各々の買い物の内容を把握できるようにする技術が開発されている。
特開2014−194744号公報
引用文献1のシステムにおいて、SNS に投稿された電子レシートの利用方法は、グループのメンバーが電子レシートの内容を閲覧するという方法のみである。本発明者は、レシート情報の公開を通じてレシート情報をさらに活用する技術を見出した。本発明の目的の一つは、レシート情報の公開を通じてレシート情報を活用する新たな技術を提供することである。
本発明のレシート共有システムは、1)情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得部と、2)情報共有サービスを利用する第2ユーザがレシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成部と、3)レシート情報及び付加情報を情報共有サービスで公開させる公開処理部と、を有する。
本発明の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、1)情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得ステップと、2)情報共有サービスを利用する第2ユーザがレシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成ステップと、3)レシート情報及び付加情報を情報共有サービスで公開させる公開処理ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、レシート情報の公開を通じてレシート情報を活用する新たな技術が提供される。
本実施形態のレシート共有システムの概要を説明するための図である。 レシート共有システムの機能構成を例示する図である。 レシート共有システムを実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1のレシート共有システムによって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 付加情報が生成される流れをさらに詳細に例示する図である。 付加情報の取得及び利用の流れの一例を示す図である。 情報共有サービスで公開される情報を選択する選択画面を例示する図である。 レシート情報に埋め込まれた商品ページのハイパーリンクを例示する図である。 複数のレシート情報から抽出された同一の商品についての情報が第2ユーザ端末に表示される様子を例示する図である。 ショッピングサイト管理サーバで付加情報が生成されるケースを例示する図である。 第1ユーザ端末で付加情報が生成されるケースを例示する図である。 共有サービス管理サーバで付加情報が生成されるケースを例示する図である。 付加情報にクーポン情報が含まれるケースにおいて、第2ユーザ端末でレシート情報を閲覧している様子を例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
<概要>
図1は、本実施形態のレシート共有システムの概要を説明するための図である。なお、図1は、レシート共有システム2000に対する理解を容易にするための例示であり、レシート共有システム2000の機能は図1に表されているものに限定されない。
レシート共有システム2000は、情報共有サービス50におけるレシート情報10の共有を実現するシステムである。レシート情報10は、購入された商品に関する情報を示すデータである。ここで、情報共有サービス50へレシート情報10を提供するユーザを、第1ユーザ20と呼ぶ。第1ユーザ20が商品の購入を行うと、その結果として、レシート情報10が生成される。例えば第1ユーザ20は、スマートフォンなどの端末を利用して商品を購入し、その端末でレシート情報10を取得する。以下、第1ユーザ20によって利用される端末を、第1ユーザ端末22と呼ぶ。
情報共有サービス50は、ネットワークを介して複数のユーザが情報を共有することができるサービスである。例えば情報共有サービス50は、SNS に分類される種々のサービスである。情報共有サービス50は、共有サービス管理サーバによって管理されるとする。共有サービス管理サーバは、情報共有サービス50を実現するサーバマシンである。ユーザは、スマートフォンなどの端末から共有サービス管理サーバにアクセスすること、情報共有サービス50を利用することができる。
第1ユーザ20は、レシート情報10を情報共有サービス50に対して提供する。情報共有サービス50は、第1ユーザ20から提供されたレシート情報10を他のユーザに対して公開する。こうすることで、情報共有サービス50を利用するユーザによって、レシート情報10が共有される。他のユーザは、端末を利用して共有サービス管理サーバにアクセスすることで、レシート情報10を閲覧することができる。
なお、情報共有サービス50における「情報の公開」とは、その情報を提供したユーザ以外のユーザがその情報にアクセスできる状態にすることを意味する。しかしながら、レシート情報10は、必ずしも情報共有サービス50を利用する全てのユーザに対して公開される必要はなく、情報共有サービス50を利用している一部のユーザ(例えば、情報共有サービス50において第1ユーザ20と関連付けられている(例えば、友達関係にある)ユーザ)に対してのみ公開されてもよい。また、レシート情報10は、必ずしもその内容の全てが公開される必要はなく、レシート情報10に含まれる少なくとも1つの商品についての情報が公開されればよい。
情報共有サービス50において、レシート情報10は付加情報40と共に公開される。付加情報40は、1)第1ユーザ20以外のユーザがレシート情報10に示される商品を購入する際に利用することができ、なおかつ2)第1ユーザ20の識別情報を含む。例えば付加情報40は、レシート情報10に示されている商品を購入することができる Web ページ(以下、商品ページ)へのリンクを表すリンク情報や、商品の割引などを受けられるクーポン情報である。
情報共有サービス50を利用するユーザは、レシート情報10と共に公開された付加情報40を利用して、レシート情報10に示されている商品を購入することができる。ここで、付加情報40を利用して商品の購入を行うユーザを、第2ユーザ30と呼ぶ。また、第2ユーザ30が利用する端末を第2ユーザ端末32と呼ぶ。
例えば付加情報40がリンク情報であるとする。この場合、第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32を利用してレシート情報10と共にリンク情報を取得する。そして、第2ユーザ30は、リンク情報を利用して第2ユーザ端末32から商品ページにアクセスすることで、商品の購入を行う。
その他にも例えば、付加情報40がクーポン情報であるとする。この場合、第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32を利用して、レシート情報10と共にクーポン情報を取得する。そして、第2ユーザ30は、取得したクーポン情報を店舗やショッピングサイトなどで利用する。
ここで、このように第2ユーザ30が付加情報40を利用して商品を購入すると、第1ユーザ20は、その購入に伴って何らかの特典(アフィリエイトや割引など)を受けられる。また、第2ユーザ30も、クーポン情報を利用することで、割引などの特典を受けられる。
第1ユーザ20に対して特典を与えるようにすることで、商品を購入したユーザに対し、レシート情報10を情報共有サービス50上で公開することのインセンティブを与えることができる。よって、商品を購入したユーザが積極的にレシート情報10を情報共有サービス50で公開するようになる。そして、レシート情報10が積極的に情報共有サービス50で公開されることにより、レシート情報10に示されている商品の売上げ等が向上する。
一方、第2ユーザに対して特典を与えるようにすることで、情報共有サービス50を利用するユーザに対し、情報共有サービス50で公開されているレシート情報10に基づいて商品を購入することについてのインセンティブを与えることができる。よって、レシート情報10に示されている商品の売上げ等が向上する。
上述したサービスを実現するために、例えばレシート共有システム2000は、以下の様に動作する。まずレシート共有システム2000は、第1ユーザ20が購入した商品に関するレシート情報10を取得する。そして、レシート共有システム2000は、レシート情報10に関し、付加情報40を生成する。レシート共有システム2000は、取得したレシート情報10を、そのレシート情報10について生成した付加情報40と共に、第1ユーザ20を含む複数のユーザによって利用される情報共有サービス50上で公開させる。
<作用効果>
本実施形態のレシート共有システム2000によれば、第1ユーザ20が情報共有サービス50でレシート情報10及び付加情報40を公開することにより、情報共有サービス50で公開されたレシート情報10を閲覧した第2ユーザ30が、レシート情報10と共に公開されている付加情報40を買い物に利用できる。このように、レシート共有システム2000によれば、レシート情報10の公開を通じ、レシート情報10を活用する新たな技術が提供される。
例えば付加情報40がリンク情報であれば、第2ユーザ30は、情報共有サービス50でレシート情報10を閲覧してそのレシート情報10に示されている商品が欲しいと思った際に、その商品を容易に購入することができる。よって、情報共有サービス50でレシート情報10を公開することを通じ、第2ユーザ30が商品を購入しやすい環境を作ることができる。そして、これにより、商品の売上げ等を向上させることができる。
付加情報40がクーポン情報であれば、レシート情報10を閲覧してクーポン情報を取得した第2ユーザ30が、そのクーポン情報を利用して積極的に商品の購入を行うようになると考えられる。よって、情報共有サービス50でレシート情報10を公開することを通じ、第2ユーザ30が積極的に商品を購入する環境を作ることができる。そして、これにより、商品の売上げ等を向上させることができる。
さらに、付加情報40に第1ユーザ20の識別情報を含めることで、付加情報40を利用して第2ユーザ30が行った商品の購入が、どのユーザがレシート情報10を公開したことに起因するものであるかを把握することができる。そのため、レシート情報10を公開した第1ユーザ20(すなわち、第2ユーザ30による商品の購入に寄与した第1ユーザ20)に対し、容易に特典を付与することができる。そして、このように第1ユーザ20に対して特典を付与することで、情報共有サービス50でレシート情報10を公開することについて第1ユーザ20に対してインセンティブを与えることができるため、第1ユーザ20が積極的にレシート情報10を公開する環境、ひいては、第2ユーザ30によって商品が沢山購入される環境を作ることができる。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<機能構成の例>
図2は、レシート共有システム2000の機能構成を例示する図である。レシート共有システム2000は、取得部2020、生成部2040、及び公開処理部2060を有する。取得部2020は、第1ユーザ20が購入した商品に関するレシート情報10を取得する。生成部2040は、取得したレシート情報10に関して付加情報40を生成する。公開処理部2060は、レシート情報10及び付加情報40を情報共有サービス50上で公開させる。
<レシート共有システム2000のハードウエア構成の例>
レシート共有システム2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、レシート共有システム2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、レシート共有システム2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は任意の計算機である。例えば計算機1000は、Personal Computer(PC)やサーバマシンなどの据え置き型の計算機である。その他にも例えば、計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などの可搬型の計算機である。なお、計算機1000は、レシート共有システム2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1120が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス1080は、レシート共有システム2000の各機能構成部を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
例えばレシート共有システム2000は、第1ユーザ端末22で実現される。この場合、第1ユーザ端末22は、レシート情報10の取得及び付加情報40の生成を行い、情報共有サービス50を管理する共有サービス管理サーバに対してレシート情報10及び付加情報40を送信することで、情報共有サービス50でレシート情報10及び付加情報40が公開されるようにする。ここで、SNS などの情報共有サービスを管理するサーバに所定の方法で情報を送信することにより、その情報が情報共有サービスを利用するユーザの間で公開されるようにする方法には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、レシート共有システム2000は、リンク情報を利用してアクセスできるショッピングサイトを管理するサーバ(以下、ショッピングサイト管理サーバ)で実現される。ショッピング管理サイトサーバも、レシート情報10の取得及び付加情報40の生成を行い、情報共有サービス50を管理する共有サービス管理サーバに対してレシート情報10及び付加情報40を送信することで、情報共有サービス50でレシート情報10及び付加情報40が公開されるようにする。
その他にも例えば、レシート共有システム2000は、情報共有サービス50を管理する共有サービス管理サーバで実現される。この場合、第1ユーザ端末22は、レシート情報10を取得して付加情報40を生成し、レシート情報10及び付加情報40を情報共有サービス50で公開する。
なお、レシート共有システム2000は、複数の計算機で実現されてもよい。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1のレシート共有システム2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020は、第1ユーザ20が購入した商品に関するレシート情報10を取得する(S102)。生成部2040は、取得したレシート情報10に関して付加情報40を生成する(S104)。公開処理部2060は、レシート情報10及び付加情報40を情報共有サービス50上で公開させる(S106)。
図5は、付加情報が生成される流れをさらに詳細に例示する図である。なお、図5において、図4と同じ処理を表すステップには、図4の場合と同じ符号を付している。第1ユーザ20が購入した商品に関するレシート情報10が取得される(S102)。情報共有サービス50で公開される情報(商品や項目など)の指定が行われる(S202)。付加情報40の生成に必要な情報が取得される(S204)。例えば後述するように、付加情報40にリンク情報を含めるためには、商品ページのアドレスを示す情報の取得が必要となる。第1ユーザ20の識別情報が取得される(S206)。S204で取得した情報とS206で取得した第1ユーザ20の識別情報を用いて、付加情報が生成される(S104)。
なお、S202において選択された商品や項目について生成すべき付加情報がない場合には、付加情報の生成は行われない。例えば付加情報40としてリンク情報を生成するケースにおいて、ショッピングサイトでは購入できない商品のみが選択されると、リンク情報は生成されない。また、特定の商品や項目についての情報を公開した場合にのみクーポン情報を生成するケースにおいて、当該特定の商品や項目が選択されないと、クーポン情報は生成されない。
図6は、付加情報の取得及び利用の流れの一例を示す図である。公開されたレシート情報10が取得(表示)される(S302)。S302において取得されたレシート情報10と共に公開された付加情報40が取得される(S304)。S306以降の流れは、利用する付加情報40がリンク情報である場合とクーポン情報である場合とで異なる。
リンク情報を利用する場合、リンク情報が選択される(S306)。選択されたリンク情報に対応する商品ページが表示される(S308)。商品ページにおいて商品が購入される(S310)。第1ユーザ20に対して特典が付与される(S312)。
クーポン情報を利用する場合、クーポン情報を利用した商品の購入が行われる(S314)。第1ユーザ20に対して特典が付与される(S316)。
<レシート情報10の取得:S102>
第1ユーザ20が購入した商品に関するレシート情報10を取得する(S102)。取得部2020がレシート情報10を取得する方法は様々である。例えば取得部2020は、第1ユーザ端末22から送信されるレシート情報10を受信することで、レシート情報10を取得する。
また、第1ユーザ20に対して発行されたレシート情報10が、第1ユーザ端末22以外の装置によって管理されることがある。例えば、Web サイトで第1ユーザ20がレシート情報10を閲覧できるように、Web サイトを提供するサーバでレシート情報10を管理することが考えられる。この場合、取得部2020は、このサーバなどからレシート情報10を取得してもよい。
<<公開される情報の指定:S202>>
第1ユーザ20は、レシート情報10に含まれる情報の中から、情報共有サービス50で公開される情報を選択してもよい。例えば第1ユーザ20は、レシート情報10に示される商品の中から、情報共有サービス50で公開される商品を選択する。すなわち、情報共有サービス50に示されている商品のうち、一部の商品については情報共有サービス50で公開されないようにする。
その他にも例えば、第1ユーザ20は、レシート情報10に示されている複数の項目(商品名、購入数、及び購入金額など)の中から、情報共有サービス50で公開される項目を選択する。すなわち、情報共有サービス50に示されている項目のうち、一部の項目については情報共有サービス50で公開されないようにする。
図7は、情報共有サービス50で公開される情報を選択する選択画面を例示する図である。この選択画面は、レシート情報10を情報共有サービス50で公開するための処理を第1ユーザ端末22において行う際に、第1ユーザ端末22のディスプレイ装置に表示される。
選択画面70には、レシート情報10の内容が表示されている。また、選択画面70には、公開する商品を選択するための入力インタフェース72と、公開する項目を選択するための入力インタフェース74が含まれている。ユーザは、入力インタフェース72と74を操作することで、公開する商品や項目を選択する。
例えば図7の例では、チェックマークが付いている情報が公開される情報である。すなわち、商品Aと商品Cについて、商品名と価格が公開される。なお、この例では商品名の公開が必須であることを前提としており、商品名という項目には入力インタフェース72が表示されていない。
第1ユーザ20は、公開する商品と項目の選択を終えた後に、「公開」と表示されたボタンに対して入力操作を加える。これにより、レシート情報10が共有サービス管理サーバに送信される。
なお、共有サービス管理サーバは、公開される情報のみが含まれるレシート情報10(公開しない情報が削除又はマスクされたレシート情報10)を取得してもよいし、レシート情報10と共に、公開する商品や項目が指定された情報を取得してもよい。後者の場合、共有サービス管理サーバは、取得したレシート情報10のうち、公開するように指定された商品や項目のみを、情報共有サービス50で公開する。例えば共有サービス管理サーバは、取得したレシート情報10に対し、公開することが指定されていない商品や項目を削除又はマスクする処理を行い、当該処理がなされたレシート情報10を、情報共有サービス50で公開する。
このように、一部の商品や項目については情報共有サービス50で公開しなくてもよいようにすることで、ユーザのプライバシーに配慮しつつ、レシート情報10の共有を実現することができる。
<付加情報40の生成:S104、S204、S206>
生成部2040は、レシート情報10に関して付加情報40を生成する。付加情報40としては、様々な情報を生成することができる。以下、付加情報40について、具体的に例示する。
<<例1:リンク情報>>
例えば付加情報40は、レシート情報10に示されている商品の商品ページについてのリンク情報である。リンク情報は、例えばハイパーリンクである。このリンク情報を利用することで、レシート情報10に示されている商品の商品ページを提供するショッピングサイトのサーバ(前述したショッピングサイト管理サーバ)に対し、その商品ページを要求するリクエストを送信することができる。また、商品ページのリンク情報には、第1ユーザ端末22の識別情報が含まれる。なお、リンク情報に付加的な情報を含めることで、サーバに対して当該付加的な情報が送信されるようにする技術には、ハイパーリンクにパラメータを付加するといった既存の方法を利用することができる。
ここで、商品ページのリンク情報を生成するためには、商品ページのアドレス(URL)を把握する必要がある。そのために、例えば、商品と、その商品の商品ページのアドレスとを対応づけた情報を、予め用意しておく。この情報をアドレス情報と呼ぶ。生成部2040は、レシート情報10に示されている各商品についてアドレス情報を取得することで、各商品の商品ページのアドレスを特定する(S204)。例えば商品情報は、ショッピングサイト管理サーバから取得できるようにしておく。
なお、複数の商品の間で、商品ページのアドレスの一部が共通することがある。例えば、同じ Web サイトで扱われる複数の商品については、商品ページのアドレスのうち、プロトコル名及びドメイン名の部分(http://abcxyz.co.jp、など)が共通であると考えられる。この場合、アドレス情報には、商品ページのアドレスのうち、商品間で共通しない部分(各商品特有の部分)のみが示されるようにしてもよい。
商品ページのリンク情報とレシート情報10を情報共有サービス50で公開する場合、商品ページのリンク情報をレシート情報10に埋め込むことが好適である。例えば、レシート情報10において、商品名を表す部分を、その商品の商品ページへのハイパーリンクに置き換える。その他にも例えば、レシート情報10において、商品名の横などに、その商品ページへのリンクを付加してもよい。
図8は、レシート情報10に埋め込まれた商品ページのハイパーリンクを例示する図である。図8のレシート情報10において、商品名を表す文字列が、その商品の商品ページへのハイパーリンクになっている。そのため、このレシート情報10を閲覧した第2ユーザ端末32において商品名を表す文字列に対して入力操作を行うと、その商品名を持つ商品の商品ページがブラウザなどに表示される。例えば図8の例では、「商品C」がタップされている。そのため、このタップ操作に応じて、商品Cの商品ページが表示される。
ここで、第2ユーザ端末32が情報共有サービス50において閲覧できるのは、レシート情報10ごとの情報に限定されない。例えば、共通点を持つ複数のレシート情報10を一括で閲覧できたり、複数のレシート情報10から共通の情報を抽出して閲覧できたりするようにしてもよい。前者の場合、例えば情報共有サービス50は、同一の第1ユーザ20によって公開された複数のレシート情報10をまとめて表示したり、所定の期間(例えば、過去1週間以内)に公開されたレシート情報10をまとめて表示したりする。ここで、複数のレシート情報10をまとめる共通点は、例えば、第2ユーザ端末32から指定される。具体的には、第2ユーザ30が一括して閲覧したいレシート情報10についての共通点(検索条件)を第2ユーザ端末32に入力すると、入力された共通点を持つ複数のレシート情報10が一括で表示される。
複数のレシート情報10から共通の情報を抽出して閲覧できるようにする場合、例えば、複数のレシート情報10から同一の商品についての情報を抽出し、抽出した情報を第2ユーザ端末32で閲覧できるようにする。
図9は、複数のレシート情報10から抽出された同一の商品についての情報が第2ユーザ端末32に表示される様子を例示する図である。この例では、第2ユーザ30が、情報共有サービス50で商品Aに関する情報を検索している。その結果、ユーザ1、ユーザ2、及びユーザ3のそれぞれが情報共有サービス50で公開したレシート情報10の中から、商品Aに関する情報が抽出され、第2ユーザ端末32において表示されている。
また、レシート情報10だけでなく、付加情報40も第2ユーザ端末32に表示されている。具体的には、商品ページのアドレス情報が取得され、商品名を選択することで商品ページを閲覧できるようになっている。また、ユーザ3のレシート情報10については、クーポン情報と共に公開されているために、クーポン情報のダウンロードリンク34が表示されている。
複数のレシート情報10から抽出する情報についての条件(例えば、商品名など)は、例えば前述した複数のレシート情報10をまとめる共通点と同様に、第2ユーザ端末32から指定される。具体的には、第2ユーザ30が閲覧したい情報(検索条件)を第2ユーザ端末32に入力すると、入力された情報を含む複数のレシート情報10が特定され、特定された各レシート情報10から抽出された情報が閲覧できるようになる。
<<例2:クーポン情報>>
例えば付加情報40は、レシート情報10に示されている商品を購入する際に利用できるクーポンを表すクーポン情報である。例えば、クーポン情報は商品に対応づけられており、対応する商品の割引を受けられるクーポンや、対応する商品を購入したことに応じて特定のポイントや景品をもらえることを表すクーポンなどを表す。ただし、クーポン情報は、必ずしも商品に対応づけられていなくもよい。例えば、レシート情報10に対する付加情報40は、そのレシート情報10が表す商品の購入が行われた店舗で利用できる1つのクーポン情報であってもよい。このクーポン情報は、買い物の合計金額に対する割引、キャンペーン中の商品などといった特定の商品に対する割引、又は特定のポイントや景品の贈呈などといった種々の特典を実現するクーポンとすることができる。
生成部2040は、公開されるレシート情報10に基づいて、所定の装置等からクーポン情報を取得し、取得したクーポン情報を付加情報40に含める。例えば所定の装置等は、ショッピングサイト管理サーバや店舗の商品を管理している管理サーバ(POS システムを実現するサーバなど)などである。また、クーポン情報自体を付加情報40に含めるのではなく、クーポン情報をダウンロードできる Web ページのリンク情報(すなわち、ダウンロードリンク)を付加情報40に含めてもよい。
クーポン情報は、例えば、バーコードや QR コード(登録商標)などの種々のコードにコード化されることが好適である。このようにすることで、クーポン情報の利用が容易になる。例えば、コード化されたクーポン情報を第2ユーザ端末32のディスプレイ装置に表示させ、POS 端末などに設けられているコードリーダで読み取ることにより、クーポン情報を利用した割引を実現できる。
また、クーポン情報には、第1ユーザ20の識別情報が含まれるようにする。例えば、割引の内容を表す情報と第1ユーザ20の識別情報とを組み合わせた(連結等させた)情報としてクーポン情報を生成し、このクーポン情報をコード化させる。このようにすれば、このコードをデコードすることにより、割引の内容を表す情報と第1ユーザ20の識別情報を得ることができる。例えば、コード化されたクーポン情報を第2ユーザ端末32のディスプレイ装置に表示させ、POS 端末などに設けられているコードリーダで読み取ることにより、割引の実現と第1ユーザ20の識別情報の取得の双方を容易に実現できる。
<<付加情報40を生成する装置について>>
付加情報40の生成は、様々な装置で行いうる。以下、付加情報40の生成を行う装置について、バリエーションを例示する。
<<<例1>>>
例えば付加情報40は、ショッピングサイト管理サーバによって生成される。図10は、ショッピングサイト管理サーバで付加情報40が生成されるケースを例示する図である。この場合、第1ユーザ端末22は、ショッピングサイト管理サーバ60に対してレシート情報10を送信する。ショッピングサイト管理サーバ60は、取得したレシート情報10に関し、付加情報40を生成する。そしてショッピングサイト管理サーバ60は、レシート情報10及び付加情報40を共有サービス管理サーバ80に送信する。
<<<例2>>>
その他にも例えば、付加情報40は、第1ユーザ端末22で生成される。図11は、第1ユーザ端末22で付加情報40が生成されるケースを例示する図である。この場合、第1ユーザ端末22は、付加情報40の生成に必要な情報(アドレス情報など)をショッピングサイト管理サーバ60から取得して、付加情報40を生成する。そして、生成した付加情報40をレシート情報10と共に共有サービス管理サーバ80へ送信する。
<<<例3>>>
その他にも例えば、付加情報40は、共有サービス管理サーバ80によって生成される。図12は、共有サービス管理サーバ80で付加情報40が生成されるケースを例示する図である。この場合、第1ユーザ端末22は、共有サービス管理サーバ80に対してレシート情報10を送信する。共有サービス管理サーバ80は、付加情報40の生成に必要な情報(アドレス情報など)をショッピングサイト管理サーバ60から取得して、付加情報40を生成する。
なお、例1と例3のケースにおいても、レシート情報10は、第1ユーザ端末22以外の装置から送信されてもよい。例えば前述したように、レシート情報10が Web サイトで管理されることがある。この場合、例えばこの Web サイトにおいて、第1ユーザ端末22が、閲覧しているレシート情報10を情報共有サービス50で公開することを指定する入力操作を行えるようにする。この入力操作が行われたら、この Web サイトを提供するサーバは、付加情報40を生成する装置に対して、レシート情報10を送信する。
なお、付加情報40の生成には、レシート情報10に加えて第1ユーザ20の識別情報が必要である。例えば、付加情報40を生成する装置は、レシート情報10と共に第1ユーザ20の識別情報を取得するようにする(S206)。
<第2ユーザ30によるレシート情報10等の取得:S302〜>
第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32を利用して情報共有サービス50を利用することで、第1ユーザ20によって公開されたレシート情報10を取得する(S302)。情報共有サービス50へのアクセスは、例えば、ブラウザや、情報共有サービス50にアクセスするための専用のアプリケーションを利用して行う。以下、付加情報40にリンク情報が含まれるケースとクーポン情報が含まれるケースの双方について、より具体的に説明する。
<<付加情報40にリンク情報が含まれるケース>>
この場合、第2ユーザ端末32でレシート情報10を閲覧することにより、リンク情報も取得される(S304)。第2ユーザ30は、リンク情報を利用して、商品の商品ページを閲覧する(S306、S308)。例えば図8を用いて例示したように、情報共有サービス50上でレシート情報10を閲覧すると、商品名が、その商品名を持つ商品の商品ページへのハイパーリンクとなっている。そこで、第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32において、購入したい商品の商品名に対して所定の操作(例えばタップ操作)を行う。これにより、第2ユーザ端末32から、その商品名を持つ商品の商品ページを提供しているショッピングサイト管理サーバ60へ、その商品ページの送信を要求するリクエストが送信される。その結果、第2ユーザ端末32は、ショッピングサイト管理サーバ60からその商品ページを受信する。そして、第2ユーザ端末32において、商品ページが表示される。
ここで、上記リクエストには、第1ユーザ20の識別情報が含まれる。そのため、ショッピングサイト管理サーバ60は、商品ページのリクエストが、第1ユーザ20によって提供されたレシート情報10を介して行われたものであることを把握することができる。
上述のようにして表示された商品ページを介して第2ユーザ端末32で商品の購入を行うと(S310)、ショッピングサイト管理サーバ60は、上記リクエストと共に取得した第1ユーザ20の識別情報を利用して、第1ユーザ20に対して特典を付与する処理を行う(S312)。第1ユーザ20に対する特典には、お金、クーポン、又は景品など、種々のものを採用することができる。なお、ユーザに対してこれらの特典を付与する具体的な技術には、アフィリエイトなどで用いられている既存の技術を利用することができる。なお、特典の付与は、第1ユーザ20だけでなく、商品を購入した第2ユーザ端末32に対しても行われてもよい。
ここで、第1ユーザ20に対して特典を付与する処理は、ショッピングサイト管理サーバ60以外の装置によって行われてもよい。例えば、第1ユーザ20に対する特典の付与は、購入された商品のメーカが管理するサーバによって行われる。この場合、ショッピングサイト管理サーバ60は、購入された商品の識別情報、第1ユーザ20の識別情報、及び商品を購入した第2ユーザ30の識別情報などを、メーカのサーバへ送信する。メーカのサーバは、取得した情報を利用して、第1ユーザ20や第2ユーザ30へ特典の付与を行う。
<<付加情報40がクーポン情報であるケース>>
この場合、第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32を利用して、情報共有サービス50上でレシート情報10と共に公開されているクーポン情報を取得する(S304)。例えば、第2ユーザ端末32で情報共有サービス50を利用すると、付加情報40として公開されたクーポン情報をダウンロードするためのリンクが、第2ユーザ端末32に表示されるようにする。第2ユーザ30は、このダウンロードリンクを選択する操作を第2ユーザ端末32に対して行うことにより、クーポン情報をダウンロードすることができる。
図13は、付加情報40にクーポン情報が含まれるケースにおいて、第2ユーザ端末32でレシート情報10を閲覧している様子を例示する図である。この例では、レシート情報10の中に「クーポンをダウンロード」という文字列が含まれている。第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32に表示されているこの文字列に体して入力操作(タップ操作など)を行う。これにより、第2ユーザ端末32は、共有サービス管理サーバ80からクーポン情報を取得する。
第2ユーザ30は、第1ユーザ20によって公開されたレシート情報10と対応づけられている店舗で買い物をする際に、上記クーポン情報を利用することができる(S314)。レシート情報10と対応づけられている店舗は、例えば、第1ユーザ20がレシート情報10に示されている商品を購入した店舗や、その店舗と関連のある店舗である。なお、ここでいう店舗は、実店舗に限定されず、インターネット上の仮想店舗(すなわち、ショッピングサイト)であってもよい。或る店舗と関連のある店舗とは、例えば、その店舗の系列店舗や、その店舗の運営会社が提供しているショッピングサイトなどである。
例えば実店舗において第2ユーザ端末32とその店舗の POS 端末との間で通信(例えば NFC(Near field communication))を行うことで商品を購入する場合、第2ユーザ端末32は、その POS 端末に上述したクーポン情報を送信する。こうすることで、第2ユーザ30は、クーポン情報に対応する特典(割引など)を受けることができる。その他にも例えば、クーポン情報がバーコードなどにコード化されている場合、第2ユーザ30は、第2ユーザ端末32のディスプレイ装置にそのコードを表示させる。そして、そのコードを第2ユーザ30自身又は店員が POS 端末に読み取らせる。これにより、第2ユーザ30は、クーポン情報に対応する特典を受けることができる。
ここで、POS 端末が取得したクーポン情報には、第1ユーザ20の識別情報が含まれる。そのため、POS 端末等は、第1ユーザ20に対して特典を付与するための処理をさらに実行してもよい(S316)。例えば POS 端末等は、第1ユーザ20に対して特典を付与する処理を行うサーバ(例えば、商品のメーカのサーバや、POS システムの管理サーバ)に対して、第1ユーザ20の識別情報を送信する。このサーバは、POS 端末から第1ユーザ20の識別情報を受信したことに応じて、第1ユーザ20に対して特典を付与する。
<特典について>
レシート情報10の公開に対して与えられる特典の価値の高さは、全てのケースで共通にしてもよいし、ケースごとに異なってもよい。ここで、特典の価値の高さとは、金額の高さ、クーポンで得られる割引の大きさ、もらえる景品の価値の高さなどである。特典の価値の高さを異ならせる場合、例えば、特典の価値の高さは、レシート情報10を公開した第1ユーザ20が情報共有サービス50において持つ影響力の大きさを表す指標値(以下、影響力指標値)によって決定される。
影響力指標値は、例えば、情報共有サービス50において第1ユーザ20と所定の関係にあるユーザ(第1ユーザ20と友達関係にあるユーザや第1ユーザ20のフォロワーなど)の数、第1ユーザ20が情報共有サービス50で公開した情報に対して所定の行動((「いいね」や「like」などを付ける操作や、コメントの書き込みなど)をしたユーザの数、又は第1ユーザ20が情報共有サービス50に対して情報を公開する頻度などで定められる。なお、第1ユーザ20が情報共有サービス50で公開した情報に対して所定の行動をしたユーザの数は、第1ユーザ20がこれまで情報共有サービス50で公開した全ての情報それぞれに対して上記行動が行われた数の統計値(平均値など)で定められてもよいし、一部の情報のみ(例えばレシート情報10の公開のみ)に対して上記行動が行われた数の統計値で定められてもよい。
特典の価値の高さは、上述した影響力指標値と正の相関を持つように決定される。すなわち、影響力指標値が大きくなるほど特典の価値が高くなる。例えば、影響力指標値を入力とし、特典の価値の高さを出力する単調非減少関数を定めておく。そして、レシート情報10を公開した第1ユーザ20の影響力指標値をこの関数に入力することで、特典の価値の高さが決定される。その他にも例えば、影響力指標値に複数の範囲を設け、各範囲に対し、価値の高さがそれぞれ異なる特典を対応づけた対応表を用意しておいてもよい。この場合、第1ユーザ20に対して与える特典は、第1ユーザ20の影響力の大きさを表す影響力指標値を含む範囲に対応づけられている特典となる。
ここで、特典の付与を行う機能構成部(以下、特典付与部)が共有サービス管理サーバ80以外の装置で実現されるとする。この場合、例えば特典付与部は、情報共有サービス50に対してクロールなどの処理を行うことで、第1ユーザ20による情報の公開やその公開に対する他のユーザの行動を把握して、影響力指標値を算出する。なお、ネットワーク上で公開されている情報をクロールなどの処理によって収集する技術には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、特典付与部は、共有サービス管理サーバ80によって算出される影響力指標を、共有サービス管理サーバ80から取得してもよい。共有サービス管理サーバ80において、第1ユーザ20による情報の公開やその公開に対する他のユーザの行動は、例えば、情報共有サービス50において行われたユーザの行動の履歴が記録されているデータベースから取得することができる。そのため、共有サービス管理サーバ80では、第1ユーザ20の影響力指標値を容易に算出することができる。特典付与部が共有サービス管理サーバ80で実現される場合にも、このような方法で算出した影響力指標値が利用される。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上述の実施形態では、付加情報40に第1ユーザ20の識別情報が含まれている。しかしながら、付加情報40には第1ユーザ20の識別情報が含まれなくてもよい。この場合、特典付与部は、付加情報40から取得する以外の方法により、特典を付与すべき第1ユーザ20の識別情報を特定する。例えば、第2ユーザ30が、付加情報40を利用した購入を行う際に第1ユーザ20の識別情報を入力するようにする。特典付与部は、第2ユーザ30によって入力された識別情報で特定される第1ユーザ20に対して、特典を付与する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得部と、
前記情報共有サービスを利用する第2ユーザが前記レシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成部と、
前記レシート情報及び前記付加情報を前記情報共有サービスで公開させる公開処理部と、を有するレシート共有システム。
2. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入できるページへのリンクを表すリンク情報を含む、1.に記載のレシート共有システム。
3. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入する際、又は前記レシート情報に示されている商品を購入した店舗若しくはその店舗と関連のある他店舗で商品を購入する際に利用できるクーポン情報を含む、1.に記載のレシート共有システム。
4. 前記付加情報を利用した商品の購入が行われた場合に、前記第1ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有する、1.乃至3.いずれか一つに記載のレシート共有システム。
5. 前記特典付与部は、前記第1ユーザについて、前記情報共有サービスにおける影響力の大きさを表す影響力指標値を取得し、その影響力指標値に基づいて前記第1ユーザに付与する特典を決定する、4.に記載のレシート共有システム。
6. 前記影響力指標値は、前記情報共有サービスにおいて前記第1ユーザと所定の関係にあるユーザの数、前記第1ユーザが公開した情報に対して所定の行動を行ったユーザの数、又は前記第1ユーザが前記情報共有サービスにおいて情報の公開を行う頻度に基づいて算出される、5.に記載のレシート共有システム。
7. 前記付加情報には前記第1ユーザの識別情報が含まれており、
前記特典付与部は、前記付加情報に示されている識別情報で特定される前記第1ユーザに対して特典を付与する、5.又は6.に記載のレシート共有システム。
8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得ステップと、
前記情報共有サービスを利用する第2ユーザが前記レシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成ステップと、
前記レシート情報及び前記付加情報を前記情報共有サービスで公開させる公開処理ステップと、を有する制御方法。
9. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入できるページへのリンクを表すリンク情報を含む、8.に記載の制御方法。
10. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入する際、又は前記レシート情報に示されている商品を購入した店舗若しくはその店舗と関連のある他店舗で商品を購入する際に利用できるクーポン情報を含む、8.に記載の制御方法。
11. 前記付加情報を利用した商品の購入が行われた場合に、前記第1ユーザに対して特典を付与する特典付与ステップを有する、8.乃至10.いずれか一つに記載の制御方法。
12. 前記特典付与ステップにおいて、前記第1ユーザについて、前記情報共有サービスにおける影響力の大きさを表す影響力指標値を取得し、その影響力指標値に基づいて前記第1ユーザに付与する特典を決定する、11.に記載の制御方法。
13. 前記影響力指標値は、前記情報共有サービスにおいて前記第1ユーザと所定の関係にあるユーザの数、前記第1ユーザが公開した情報に対して所定の行動を行ったユーザの数、又は前記第1ユーザが前記情報共有サービスにおいて情報の公開を行う頻度に基づいて算出される、12.に記載の制御方法。
14. 前記付加情報には前記第1ユーザの識別情報が含まれており、
前記特典付与ステップにおいて、前記付加情報に示されている識別情報で特定される前記第1ユーザに対して特典を付与する、12.又は13.に記載の制御方法。
15. 8.乃至14.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
10 レシート情報
20 第1ユーザ
22 第1ユーザ端末
30 第2ユーザ
32 第2ユーザ端末
34 ダウンロードリンク
40 付加情報
50 情報共有サービス
60 ショッピングサイト管理サーバ
70 選択画面
72 入力インタフェース
74 入力インタフェース
80 共有サービス管理サーバ
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 レシート共有システム
2020 取得部
2040 生成部
2060 公開処理部

Claims (15)

  1. 情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得部と、
    前記情報共有サービスを利用する第2ユーザが前記レシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成部と、
    前記レシート情報及び前記付加情報を前記情報共有サービスで公開させる公開処理部と、を有するレシート共有システム。
  2. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入できるページへのリンクを表すリンク情報を含む、請求項1に記載のレシート共有システム。
  3. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入する際、又は前記レシート情報に示されている商品を購入した店舗若しくはその店舗と関連のある他店舗で商品を購入する際に利用できるクーポン情報を含む、請求項1に記載のレシート共有システム。
  4. 前記付加情報を利用した商品の購入が行われた場合に、前記第1ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有する、請求項1乃至3いずれか一項に記載のレシート共有システム。
  5. 前記特典付与部は、前記第1ユーザについて、前記情報共有サービスにおける影響力の大きさを表す影響力指標値を取得し、その影響力指標値に基づいて前記第1ユーザに付与する特典を決定する、請求項4に記載のレシート共有システム。
  6. 前記影響力指標値は、前記情報共有サービスにおいて前記第1ユーザと所定の関係にあるユーザの数、前記第1ユーザが公開した情報に対して所定の行動を行ったユーザの数、又は前記第1ユーザが前記情報共有サービスにおいて情報の公開を行う頻度に基づいて算出される、請求項5に記載のレシート共有システム。
  7. 前記付加情報には前記第1ユーザの識別情報が含まれており、
    前記特典付与部は、前記付加情報に示されている識別情報で特定される前記第1ユーザに対して特典を付与する、請求項5又は6に記載のレシート共有システム。
  8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    情報共有サービスを利用する第1ユーザによって購入された商品に関するレシート情報を取得する取得ステップと、
    前記情報共有サービスを利用する第2ユーザが前記レシート情報に示される商品を購入する際に利用することができる付加情報を生成する付加情報生成ステップと、
    前記レシート情報及び前記付加情報を前記情報共有サービスで公開させる公開処理ステップと、を有する制御方法。
  9. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入できるページへのリンクを表すリンク情報を含む、請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記付加情報は、前記レシート情報に示されている商品を購入する際、又は前記レシート情報に示されている商品を購入した店舗若しくはその店舗と関連のある他店舗で商品を購入する際に利用できるクーポン情報を含む、請求項8に記載の制御方法。
  11. 前記付加情報を利用した商品の購入が行われた場合に、前記第1ユーザに対して特典を付与する特典付与ステップを有する、請求項8乃至10いずれか一項に記載の制御方法。
  12. 前記特典付与ステップにおいて、前記第1ユーザについて、前記情報共有サービスにおける影響力の大きさを表す影響力指標値を取得し、その影響力指標値に基づいて前記第1ユーザに付与する特典を決定する、請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記影響力指標値は、前記情報共有サービスにおいて前記第1ユーザと所定の関係にあるユーザの数、前記第1ユーザが公開した情報に対して所定の行動を行ったユーザの数、又は前記第1ユーザが前記情報共有サービスにおいて情報の公開を行う頻度に基づいて算出される、請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記付加情報には前記第1ユーザの識別情報が含まれており、
    前記特典付与ステップにおいて、前記付加情報に示されている識別情報で特定される前記第1ユーザに対して特典を付与する、請求項12又は13に記載の制御方法。
  15. 請求項8乃至14いずれか一項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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