JP2020106988A - 公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システム - Google Patents

公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システム Download PDF

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Abstract

【課題】高い精度で所望の情報が配信されたことの告知をリアルタイムで送信し取得する。【解決手段】複数の情報メディアが配信する公開情報からクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに前記公開情報が配信されたことをリアルタイムで送信する。クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得し、複数の情報メディアから、公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを含む配信情報を取得し、記取得した配信情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該配信情報についてのテキスト情報を生成し、テキスト情報から前記特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報のテキスト情報を抽出し、所望する公開情報が配信された旨の告知を前記クライアントに送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、クライアントに特定の情報配信があったことをいち早く通知する公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムに関する。
今日、各種メディアからさまざまなニュース等の公開情報が配信されている。公開情報が配信されるメディアとしては、テレビ、ラジオ、インターネット上のウェブサイト等多岐にわたる。
企業等の組織や個人にあっては、特定のテーマについてのニュース等の情報をいち早く知りたいという要望がある。例えば企業にあっては、自社や自社製品、ライバル会社やライバル会社の製品がニュースに取り上げられたとき迅速にそのことを知り、今後の対策や方針を定めることができる。
従来、テレビについては放送内容をテキスト化して配信するサービスが提供されている。企業等のクライアントは当該企業と契約をして必要なニュースが配信されたことを知ることができる。また、ウェブサイトから必要とする情報を取得する場合には、インターネットにコンピュータを接続し、当該コンピュータにインストールしたインターネットブラウザソフトを用いて「Google(登録商標)」に代表される検索サイトに接続し、この検索サイトの検索欄にキーワードを入力して検索を行い、次いで、当該キーワードから抽出され、一覧表示された多数のウェブサイトから1つのウェブサイトを選択して当該ウェブサイトを閲覧して必要な情報を取得する。この操作を必要に応じて繰り返し、必要とする情報を取得する。
しかし、このような手法では、リアルタイムで情報を取得することができない。テレビ番組をテキスト化する等して配信されるまでには時間がかかるし、インターネットを検索して特定のニュースを抽出することも時間と手間がかかる。情報、例えば特定の企業に関するトピック、ニュース等の情報を検索するとき、上述した検索サイトでのキーワード検索では、目的とする情報を取得することができない「検索漏れ」が生じたり、目的とする情報とは異なる情報である「ノイズ」を多く抽出してしまったりする。
そこで、検索サイトの多くは、インターネット上のウェブサイトを自動的に巡回してデータを収集する、いわゆるロボット型サーチエンジンで収集した情報を対象とするためである。ロボット型サーチエンジンは、機械的に世界中のサイトの情報を取得しているため検索対象となる情報が極めて多く単なるキーワード検索では検索漏れ、あるいは不要な情報が抽出されることによる。また、ロボット型サーチエンジンでは、ウェブサイトの深い階層のページから情報を取得できていない可能性があり、この場合も検索漏れが発生する。
このため、情報検索に際しては、単なるキーワード検索ではなく、キーワードの組み合わせ等、複雑な設定をする必要がある。この結果、キーワードの設定のいかんによりその検索精度が大きく異なることとなる。また、サイトマップに沿って閲覧するか、情報の配置箇所を的確に掌握して閲覧しなければ、検索漏れを防止できない他、精度が低くなり、すべてのウェブサイトについてこの操作を実際に実行することは難しい。
また、テレビ放送の内容の要約をテキスト化して配信するシステムも提供されているが、自己の欲する情報をリアルタイムに取得することは難しい。
このような事情にかんがみ、特にインターネット上のウェブサイトにおけるニュース検索について従来さまざまな提案がなされている。
特許文献1には、指定されたホームページの複数階層にわたって文字データをダウンロードし、そのダウンロードした文字データファイルについて予め設定されたキーワードによる検索を行い、前記文字データファイルの日付が既登録データと照合して不一致の場合に、キーワード検索でヒットしたホームページ全体をダウンロードし、ダウンロードしたホームページの変更内容について、関係ユーザーにメールにて通知する。また、キーワードがヒットしたホームページについて、ヘッドラインを編集しニュースとして配信するウェブ情報収集装置が記載されている。
また、特許文献2には、情報提供サーバのトピックス情報収集手段はニュースサイトからニュース記事を収集し、論評情報収集手段はブログ運営サーバからブログコンテンツを収集し、トピックス情報探索手段は、収集したニュース記事の中から、ユーザーから取得した探索キーワードに適合するニュース記事を探索し、情報配信手段は、探索結果として、探索したニュース記事に関連するブログコンテンツを抽出し、抽出したブログコンテンツが、探索したニュース記事ごとに分類されて表示される探索結果情報を生成し、ユーザーPCに配信する情報配信方法が記載されている。
特開2005−31867号公報 特開2006−309515号公報
上述のように、企業等の組織にとって、自己や自己の製品がニュースで取り上げられることに大きな意味がある。これは、自社や製品が好意的に取り上げられることで大きな広告価値や広報価値が生じ、売り上げの向上が期待でき、自社や製品のイメージを向上させ、認知度や好感度を向上させるためである。
一方、自社や自社の製品が悪く取り上げられると、製品の売り上げの減少や、会社や製品のイメージの低下を招く。このような場合、的確な対応をとらなければ、企業等は、大きな、場合によっては致命的な損失を受けることがある。
このような企業や製品に関するニュースは、大手新聞社、地方新聞社、ニュース配信会社、テレビ会社、ラジオ番組の他、ニュース専門サイト、ニュースまとめサイト、その他のサイトに掲載される。このようなさまざまなメディアやサイトから網羅的に、自社ないしは自社製品に関するニュースを正確且つ迅速に取得することは、従来の検索サイトを使用したキーワード検索では困難である。
なお、特許文献1に記載のものは、指定されたホームページについての詳細な検索を行うことができるものの、ウェブ上に配信された多量のニュース情報からリアルタイムで所望の情報を高い精度で得ることはできない。
また、特許文献2に記載のものは、探索したトピックス情報と、このトピックス情報に関連する論評情報を一括してユーザーに配信するものであり、ウェブ上に配信された多量のニュース情報から所望の情報を高い精度で得ることはできない。
このように、従来、クライアントである企業等が各種のメディアから所望する情報を的確に取得してリアルタイムに告知、配信する技術は提供されていない。そこで、本発明は、高い精度で所望の情報が配信されたことの告知をリアルタイムで送信し取得することができる公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、複数の情報メディアが配信する公開情報からクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに前記公開情報が配信されたことをリアルタイムで送信する公開情報の配信告知方法であって、前記クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得するステップと、複数の情報メディアから、前記公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを含む配信情報を取得するステップと、前記取得した配信情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該配信情報についてのテキスト情報を生成するステップと、前記テキスト情報から前記特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報のテキスト情報を抽出するステップと、所望する公開情報が配信された旨の告知を前記クライアントに送信するステップと、を備えることを特徴とする公開情報の配信告知方法である。
同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法において、前記情報メディアが、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット放送、インターネット配信動画、インターネットウェブサイト記事のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法において、前記テキスト情報の生成に際しては、蓄積された過去の公開情報と、蓄積された過去のテキスト情報とを教材として学習した最適なテキスト情報生成のための設定に基づいてテキスト情報の生成を行うことを特徴とする。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法において、前記テキスト情報を要約するステップと、この要約又はテキスト情報を前記クライアントに送出するステップとを含み、テキスト情報を要約するに際しては、蓄積された過去のテキスト情報と、蓄積された過去の要約とを教材として学習した最適な要約生成のための設定を行うことを特徴とする。
同じく請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法において、配信された公開情報の重要度を判定するステップを備え、前記クライアントに前記重要度についての情報を含んだ告知を送信することを特徴とする。
同じく請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法において、抽出した公開情報についての情報を検索可能に格納しておくステップを備えることを特徴とする。
同じく請求項7に記載の発明は、複数の情報メディアが配信する公開情報からクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに前記公開情報が配信されたことをリアルタイムで送信するサーバ装置であって、前記クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得する手段と、複数の情報メディアから、前記公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを取得する手段と、前記取得した配信情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該配信情報についてのテキスト情報を生成する手段と、前記テキスト情報から前記特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報のテキスト情報を抽出する手段と、所望する公開情報が配信されたことを前記クライアントに送信する手段と、を備えることを特徴とするサーバ装置である。
同じく請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のサーバ装置において、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット放送、インターネット配信動画、インターネットウェブサイト記事のうちの少なくとも1つの情報を取得する手段を備えることを特徴とする。
同じく請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のサーバ装置において、蓄積された過去の公開情報と、蓄積された過去のテキスト情報とを教材として学習した最適なテキスト情報生成のための設定を行う手段を備えることを特徴とする。
同じく請求項10に記載の発明は、請求項7に記載のサーバ装置において、前記テキスト情報を要約する手段と、この要約又は前記テキスト情報を前記クライアントに送出する手段とを含み、テキスト情報を要約するに際しては、蓄積された過去のテキスト情報と、蓄積された過去の要約とを教材として学習した最適な要約生成のための設定を行うことを特徴とする。
同じく請求項11に記載の発明は、請求項7に記載のサーバ装置において、配信された公開情報の重要度を判定する手段を備え、前記クライアントに前記重要度についての情報を含んだ告知を送信することを特徴とする。
同じく請求項12に記載の発明は、請求項7にサーバ装置において、抽出した公開情報についての情報を検索可能に格納しておく手段を備えることを特徴とする。
同じく請求項13に記載の発明は、請求項5から請求項10のいずれかに記載のサーバ装置と、このサーバ装置から所望する公開情報が配信された旨の告知、前記告知と前記テキスト情報、及び前記告知と前記要約、のいずれかを受信する端末装置とを備えることを特徴とする公開情報の配信告知システムである。
同じく請求項14に記載の発明は、請求項5から請求項10のいずれかに記載のサーバ装置と、このサーバ装置に特定用情報を送出する端末装置とを備えることを特徴とする公開情報の配信告知システムである。
本発明に係る公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムによれば、テレビ、ラジオ、インターネット上のサイトを含む各種メディアから情報を指定に基づいて情報を抽出してクライアントに通知するので、クライアントは漏れがなく、高い精度の情報をいち早くリアルタイムに知得することができる。
即ち、請求項1に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項7に記載のサーバ装置によれば、複数の情報メディアからクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに当該公開情報が配信された旨の告知をリアルタイムで告知するに際し、前記クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得し、複数の情報メディアから、公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを取得し、公開情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該公開情報についてのテキスト情報を生成し、更にこのテキスト情報から特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報を抽出して、所望する公開情報が配信されたことを前記クライアントに配信する。
よって、本発明によれば、各種メディアから特定用情報に基づいて抽出し、当該公開情報が配信されたことをクライアントに通知するので、クライアントは漏れがなく、高い精度で所望の公開情報が配信されたことをリアルタイムに知得することができる。
また、請求項2に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項8に記載のサーバ装置によれば、前記情報メディアが、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット放送、インターネット配信動画、インターネットウェブサイト記事の少なくとも1つを含むものであるので、世界中で配信されるニュースを遺漏なく取得し、クライアントが所望するニュースをクライアントにリアルタイムで告知できる。
また、請求項3に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項9に記載のサーバ装置によれば、前記テキスト情報の生成に際しては、蓄積された過去のニュース情報と、蓄積された過去のテキスト情報とを教材として学習した最適なテキスト情報生成のための設定に基づいてテキスト情報の生成を行うので、高い精度でテキスト情報を生成でき、この生成の精度は使用することにより向上する。
また、請求項4に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項10に記載のサーバ装置によれば、テキスト情報を要約して、この要約又はテキスト情報をクライアントに送出するものであり、テキスト情報を要約するに際しては、蓄積された過去のテキスト情報と、蓄積された過去の要約とを教材として学習した最適な要約生成のための設定を行うので、高い精度で公開情報の要約を生成でき、この要約又はテキスト情報をクライアントに送信でき、更にこの生成の精度は使用することにより向上する。
また、請求項5に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項11に記載のサーバ装置によれば、配信された公開情報の重要度を判定して、クライアントに重要度についての情報を含んだ告知を送信するので、クライアントは、配信された公開情報の重要度を認識することができ、告知された情報を有効に利用できる。
また、請求項6に記載の公開情報の配信告知方法及び請求項12に記載のサーバ装置によれば、抽出した公開情報についての情報を検索可能に格納しているので、必要な公開情報を時間的に遡って特定することや、関連する公開情報を特定することができる。
更に、請求項13に記載の公開情報の配信告知システムによれば、端末装置はサーバ装置から所望する公開情報が配信された旨の告知、前記告知と前記テキスト情報、及び前記告知と前記要約、のいずれかを受信するので、クライアントはリアルタイムで自己の所望する公開情報が配信されたことや、この公開情報から生成されたテキスト情報、又は要約を受けることができる。
そして、請求項14に記載の公開情報の配信告知システムによれば、端末装置からサーバ装置に特定用情報を送出するので、クライアントは自己が所望するニュース特定情報を必要に応じて自由に設定、変更することができる。
本発明の実施形態に係る公開情報の配信告知システム及びサーバ装置の構成を示すブロック図である。 同サーバ装置における情報テキスト化手段の構成と処理の概略を示す図である。 同サーバ装置における要約手段の構成と処理の概略を示す図である。 同サーバ装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 同情報取得配信システムの動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態に係る公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムについて説明する。
まず、本発明の実施形態に係る公開情報の配信告知システムの及びサーバ装置の概略構成について説明する。図1は本発明の実施形態に係る公開情報の配信告知システム及びサーバ装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に係る公開情報の配信告知システム10は、情報メディア100からサーバ装置200が公開情報としてニュースを取得する。なお、公開情報はニュースだけではなく他の情報、例えばワイドショーその他の情報番組等を対象とする。
ここで、サーバ装置200はサービス提供会社が管理し、端末装置400は、サービス提供会社と契約しているクライアントが使用する。端末装置400としては、携帯電話、スマートフォン、ウエアブル端末、パーソナルコンピュータを使用することができる。また、端末装置400としては、工場の生産システムのロボット制御を行う装置であってもよく、この場合は配信された公開情報、ニュースの内容により生産量の調整を行う等の調整を自動的に行うことができる。更に、株式、為替相場、先物商品等の自動取り引きに適用することができる。
そして、クライアントが特定用情報で指定したニュース特定情報に合致する公開情報が配信された場合、これを検出し、クライアントの端末装置400に所望の公開情報を取得した旨の通知(アラート)と公開情報のテキスト情報の要約を送信する。サーバ装置200と端末装置400とはインターネット20で接続されている。なお、要約に代え、テキスト情報を送信することができる。
情報メディア100としては、テレビ110、ラジオ120、インターネット上のウェブサイト130、その他のニュースソース140を含む。サーバ装置200は、テレビ110からニュース番組、ワイドショーその他の番組の画像、音声、テロップ、ロゴマーク等からニュース情報を抽出して、テキスト化する。テレビ110は地上波デジタル放送、BS放送、CS放送、ケーブルテレビ、その他の各放送局を対象とすることができる。
また、サーバ装置200は、ラジオ120のニュース番組、その他の番組の音声からニュース情報を抽出してテキスト化する。ラジオ120として、AM放送、FM放送の各局を対象とすることができる。ラジオからの音声の取得には、サイマル放送により放送されたものをアプリケーションソフトウエアで取得したものを対象とすることができる。
更に、サーバ装置200は、ウェブサイト130、例えば新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局の各サイト、ニュースまとめサイト、YouTube(登録商標)、Instagram(登録商標)等の動画・画像投稿サイト、SNSサイトから文字、画像、音声からニュース情報を抽出してテキスト化する。
そして、サーバ装置200は、他のニュースソース140として、官公庁のウェブサイト、公報情報等から文字、画像、音声からニュース情報を抽出してテキスト化する。
サーバ装置200は、これらのテキスト化されたニュースを配信に適した情報量の要約を生成する。
そして、サーバ装置200は、端末装置400から特定用情報として取得したキーワード等に合致する公開情報を検出したとき、端末装置400にその旨のアラート、及び要約テキストを送信する。なお、クライアントは、端末装置400からは特定用情報をサーバ装置200に送出して設定できる。
この際、取得した公開情報の重要度を判定して、この重要度に応じて優先的に配信したり、多くの回数を配信したり、更に優先度の値を付加してアラートや要約テキストを配信することができる。
また、サーバ装置200は、抽出した情報をすべて検索可能にファイルした情報ファイルを格納している。この情報ファイルから過去の公開情報や、関連した公開情報を簡単に抽出して利用することができる。
以上のような機能を実現するため、サーバ装置200は、以下の構成を備える。即ち、サーバ装置200は、図1に示すように、公開情報取得手段210と、情報テキスト化手段220と、テキスト格納手段230と、情報抽出手段240と、要約手段250と、アラート生成手段260と、通信制御手段270と、特定用情報受領手段280と、特定用情報格納手段290と、情報取得格納手段300と、重要度判定手段310と、抽出情報格納手段320とを備える。
情報メディア100からの公開情報は、情報取得格納手段300で取得され、格納される。情報取得格納手段300には、テレビ情報取得格納手段301、ラジオ情報取得格納手段302、ウェブサイト情報取得格納手段303、その他情報取得格納手段304を備える。情報取得格納手段300で取得された各メディアからの情報は、公開情報取得手段210で公開情報として抽出される。公開情報取得手段210の処理の遅延がある場合を考慮して、情報取得格納手段300では、各メディアからの取得情報をレコーダに格納しておく。
テレビ情報取得格納手段301は地上波デジタル放送、BS放送、CS放送、ケーブル放送等を受信する受信装置と、取得した映像データを格納するレコーダ等を備える。例えば、テレビチューナとハードディスクレコーダを使用する。
ラジオ情報取得格納手段302は、AM放送、FM放送、短波放送等を受信する受信装置と、取得した音声データ等を格納するレコーダ等を備える。例えば、ラジオやラジオサイマル放送を受信する装置と音声レコーダを使用できる。
ウェブサイト情報取得格納手段303は、ウェブブラウザソフト、ウェブ巡回手段、ウェブ配信データを格納するレコーダを備える。
このウェブサイトの巡回は、予めニュースサイトと判断されるサイトを選定しておいたリストによる他、自動的にウェブサイトを巡回して新たな情報サイトを検出することにより行うことが。また、オペレーターによる判断によって行うことができる。
ここで抽出される情報サイトとしては、日本及び外国を対象とし、例えば大手新聞社、地方新聞社、ニュース通信会社、テレビ局、ラジオ局、ポータルサイト、ニュースまとめサイト等が挙げられる。これらのサイトは定期的に選定を見直すことが望ましい。
ウェブサイトの巡回は自動的に行われ、新規情報の収集は、新規であるとして記述されているものを取得する他、前回の巡回時の記録と比較して異なる内容のものを取得することができる。このとき、情報の収集に際しては、各情報サイトの構造に基づいて、漏れがないようにすべてのページを巡回する。
他情報取得格納手段304は、対象とするメディアから公開情報を取得する受信装置と、取得した公開情報を格納するレコーダとを備える。
公開情報取得手段210には、テレビ情報抽出手段211、ラジオ情報抽出手段212、ウェブサイト情報抽出手段213、その他情報抽出手段214を備える。
テレビ情報抽出手段211は、テレビチューナ機能を含む。テレビ情報抽出手段211は、放送されたテレビ番組から動画情報と、音声情報とを取得し、これらの情報から公開情報を抽出する。抽出は、画像、音声について行われる。テレビ情報抽出手段211は、既存の画像データと既存の認識結果に基づいて機械学習を行い、処理を最適化する。
画像からは、背景、人物、テロップの文字、ロゴマーク、ロゴマークの文字、フリップの文字が認識され、それぞれが何を表しているかがデータとして記録される。画像処理は、画像における画素濃度、色彩の変化点であるエッジを検出して、この検出した対象の画面上の位置(X,Y座標)、大きさ、記載事項が抽出される。この抽出した情報はどの放送局のどの番組でいつ配信されたかを含めて記録される。
また、顔を認識して人物の名前、所属、肩書き等を特定する。更に、テロップ、ロゴマーク、フリップについても、位置、大きさ、記載文字が認識される。
背景の画像についても、大きな火炎、事故、洪水の映像、噴火等の大災害や大事故に結び付く画像を抽出することが望ましい。
これらで抽出された、画像の位置や大きさ、種類は、後述する重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定するために使用される。例えば、上側に大きく記載されたテロップに記載された情報、大写しにされた顔を伴う情報、災害に関連する情報は重要度が高いとされる。
音声情報については、背景音からの音声の切り出し、音声の発生源の特定がなされる。音声が人の声であれば画像抽出得られた人物と紐付けられる。また、これらの音声の長さ、大きさ等も認識される。これらで抽出された音声の長さや大きさは、後述する重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定するために使用される。例えば、大きく、長い音声で伝えられた情報は重要度が高いとされる。
これら抽出されたデータは、抽出情報格納手段320にどの放送局でいつ配信されたかの情報を付加すると共に各情報で検索可能にファイル化されて蓄積していく。
ラジオ情報抽出手段212は、ラジオチューナ機能を含む。ラジオ情報抽出手段212には、放送されたラジオ番組から音声情報を取得する。このとき、すべての局の、すべての情報を取得する。
ラジオの音声情報については、背景音からの音声の切り出し、音声の発生源の特定(男性、女性、人物)がなされる。また、これらの音声の長さ、大きさ等も認識される。これらで抽出された音声の長さや大きさは、後述する重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定するために使用される。例えば、繰り返し伝えられた情報、非日常的な災害である地震、津波に関する情報は重要度が高いとされる。
これら抽出されたデータは、抽出情報格納手段320にどの放送局でいつ配信されたかの情報を付加すると共に各情報で検索可能にファイル化されて蓄積していく。
ウェブサイト情報抽出手段213は、ウェブサイト情報取得格納手段303からの多数のウェブサイトから公開情報を抽出する。この例ではニュースに関するウェブサイト、ニュースまとめサイト、動画投稿サイト、SNSサイト、インターネット放送サイト、インターネット配信動画サイト、インターネットウェブサイト記事等のすべてのウェブサイトから公開情報を抽出する。
ウェブサイトの抽出は、テレビ放送についての抽出と同様の処理による。動画配信サイト、SNSサイトでは、ページビュー、いいねの回数、再生回数、コメント等も抽出の対象とすることができる。これらの情報は、重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定するために使用される。また、抽出されたデータは、抽出情報格納手段320に検索可能にファイル化されて蓄積されていく。
他情報抽出手段214は、他情報取得格納手段304が取得した情報から公開情報を抽出する。官公庁や地方公共団体の災害情報、放送から災害等についての公開情報を抽出する。災害の地域、種類、規模、被害の状態が抽出される。これらの情報は、重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定するために使用される。また、抽出されたデータは、抽出情報格納手段320に検索可能にファイル化されて蓄積されていく。
次に情報テキスト化手段220について説明する。図2は同サーバ装置における情報テキスト化手段の構成と処理の概略を示す図であり、(a)はブロック図、(b)は処理の流れを示す図である。同図(a)に示すように、情報テキスト化手段220は、情報抽出部221、内容認識部222、テキスト化部223の他、テキスト化学習手段である機械学習部224、内容認識テキスト作成設定部225、比較評価部227を備える。また情報テキスト化手段220には、既存公開情報格納部500が接続されている。
情報抽出部221は、テレビの公開情報から、音声、テロップ、画像を抽出する。音声であれば、ナレーション、会話等を抽出する。また、画像からテロップやフリップ、ロゴマーク等を抽出する。また、内容認識部222は、抽出した情報を認識して、必要な情報をテキスト化部223に送出する。テキスト化部223は情報をテキスト化して出力する。これらの処理の手法は公知である。
情報テキスト化手段220は既存公開情報格納部500が格納する既存のデータと既存のテキストに基づいて機械学習を行い、内容認識部222及びテキスト化部223を最適化する。既存公開情報格納部500には、過去にテキストを作成したときに使用した多数のデータを格納した既存データ格納部510と、この既存データの内容から作成したテキストを格納した既存テキスト格納部520をと備える。これらのデータ及びテキストは機械学習の教材となる。
また、情報テキスト化手段220には、機械学習を行うときと、新規のデータからテキストを作成するときにデータ出力の切り換えを行う切換部228、229を備える。
内容認識テキスト作成設定部225は、情報抽出部221の発話情報の抽出処理の設定と、内容認識部222の発話内容認識処理の設定と、テキスト化部223のテキスト化処理の設定とが格納されている。情報抽出部221、内容認識部222及びテキスト化部223は内容認識テキスト作成設定部225の設定した条件、パラメータに従って情報抽出と、内容の認識と、テキスト化とを行う。
比較評価部227は、比較部227Aと評価部227Bとを備える。比較部227Aは、既存データ格納部510からの既存データを受けてテキスト化部223が作成したテキストと、既存テキスト格納部520からの既存発話テキストとを比較する。評価部227Bは比較部227Aの比較結果に基づいて評価を行い、よく一致した場合は高い点数を与える。
機械学習部224は、評価部227Bからの評価を受け、内容認識テキスト作成設定部225の設定状態を変更する。この処理を同一のビデオデータについて繰り返し行い、評価部227Bの評価値をできるだけ高いものとする。この処理は複数のデータについて繰り返し行うことができる。
このような機械学習を行うことにより、内容認識部222及びテキスト化部223の能力が向上する。所定の機械学習を終了した後、情報テキスト化手段220は新規データを処理して、最適なテキストを出力できる状態となる。
情報テキスト化手段220の処理について説明する。図2(b)に示すように、まず内容認識テキスト作成設定部225に認識及びテキスト化の特徴量を設定する(ステップSA1)。この設定は機械学習部224の学習結果により行う。
次いで、情報抽出部221が、設定された特徴量に基づいて必要なデータを大量の信号の中から抽出する(ステップSA2)。
更に、内容認識部222が、設定された特徴量に基づいて抽出したデータを解析する(ステップSA3)。
そして、テキスト化部223が、設定された特徴量に基づいてデータをテキスト化してテキストを出力し(ステップSA4)、テキスト格納手段230に格納する。
次に、重要度判定手段310について説明する。重要度判定手段310は、公開情報取得手段210からの情報を受け、各公開情報に重み付けを行う。重みが大きいほど配信のプライオリティが高い。
重要度は、上述のように、さまざまな事象を要素として決定できる。例えばメディアについて見ると、ラジオは音声だけで配信されるため、映像を伴うテレビに比して速報性がある。このため、情報の種類、例えば、交通情報、事故情報についてはいち早く伝えられプライオリティを高く設定する。このため、ラジオで配信される公開情報は大きな重み付けをすることができる。
また、同一事象に対する配信記事の総数、配信記事の文字数、時間の長さで重み付けをすることができる。記事の数が多いほど、文字数が多ほど、時間が長いほど大きな重み付けがされる。
更に、テロップ、説明文字、フリップの位置、文字の大きさにより、重み付けをすることができる。配置位置が上側であるほど、文字が大きいほど大きな重みを付けがされる。
また、画像の種類により、重み付けをすることができる。大きな災害や大きな事故に直結する画像が表示された場合大きな重み付けがされる。
公開情報は付けられた重みが大きいほど、迅速に、注意を引くべくアラートに反映される。優先して配信される場合や、アラートに重みに応じたマーク、番号を付することができる。
抽出情報格納手段320には、公開情報取得手段210で取得したすべて公開情報が、いつどのチャネルで、どの番組で配信されたかの情報を含めて、検索可能にファイル化して格納されている。
例えば、端末装置400から特定の期間、チャネル、キーワード等を指定して、端末装置400に特定の公開情報を配信することができる。なお、各重み付けの要素の選択、順序等はクライアントが端末装置400から指定、変更できる。
情報抽出手段240は、テキスト格納手段230に格納された公開情報のテキスト情報を特定用情報格納手段290が格納した特定用情報で検索して、該当するテキスト情報を抽出して要約手段250に送出する。このとき、特定用情報を設定したクライアントの情報をアラート生成手段260及び通信制御手段270に送出する。
要約手段250は、情報抽出手段240からのテキスト情報を所定の文字数、例えば240字に要約する。
以下、要約手段250について説明する。図3は同サーバ装置における要約手段の構成と処理の概略を示す図である。要約手段250は、図3(a)に示すように、要約テキスト作成部251、要約作成設定部252、要約設定学習手段である機械学習部253、比較評価部254を備える。要約手段250には、既存データ格納部650が接続されている。
要約手段250は既存データ格納部650が格納する統合テキストと要約テキストに基づいて機械学習を行い、要約テキスト作成部251の動作を最適化する。既存データ格納部650には、過去に要約テキストを作成したときに使用したテキストデータを格納した既存テキスト格納部660と、このテキストから作成した要約を格納した過去の要約作成結果である既存要約格納部670とを備える。これらの統合テキスト及び要約テキストは機械学習の教材となる。
また、要約手段250には、機械学習を行うときと、新規の統合テキストから新たな要約テキストを作成するときにデータ出力の切り換えを行う切換部255、256を備える。
要約作成設定部252には、要約テキスト作成部251の要約処理の設定が格納されている。要約テキスト作成部251は要約作成設定部252の設定した条件、パラメータに従ってテキスト要約処理を行う。
比較評価部254は、比較部254Aと評価部254Bとを備える。比較部254Aは、既存統合テキスト格納部610からの既存統合テキストを受けて要約テキスト作成部251が作成した要約テキストと、既存要約テキスト格納部620からの要約テキストとを比較する。評価部254Bは比較部254Aの比較結果に基づいて評価を行い、よく一致した場合は高い点数を与える。
機械学習部253は、評価部254Bからの評価を受け、要約作成設定部252の設定状態を変更する。この処理を同一の各種テキストデータについて繰り返し行い、評価部254Bの評価値をできるだけ高いものとする。この処理は複数の統合テキストデータについて繰り返し行うことができる。
このような機械学習を行うことにより、要約テキスト作成部251の能力が向上する。所定の機械学習を終了した後、要約手段250は新規データを処理して、最適な要約テキストを出力できる状態となる。
要約手段250の処理について説明する。図3(b)に示すように、まず要約テキスト作成部251に要約化の特徴量を設定する(ステップSB1)。この設定は機械学習部253の学習結果により行う。
次いで、要約テキスト作成部251は、情報抽出手段240が抽出したテキスト情報を取得する(ステップSB2)。
そして、要約テキスト作成部251が、設定された特徴量に基づいて要約を作成し(ステップSB3)、アラート生成手段260及びアラート生成手段260に送出する。
アラート生成手段260は、情報抽出手段240から送出されたクライアントに対して公開情報が配信された旨の告知(アラート)を生成し、通信制御手段270に送出する。このとき、通信制御手段270には、このアラートに対応する要約が要約手段250から送出され、通信制御手段270に送出される。
通信制御手段270は、アラート生成手段260からのアラートを受けると、該当するクライアントの端末装置400にアラートと、要約を送出する。
端末装置400は、このアラートと要約を受取り、告知音を発生すると共に画面に告知と要約を表示する。なお、端末装置400には、告知だけを通知すること、告知とテキスト情報を表示することができる。この告知内容の選択は、端末装置400からサーバ装置200に対して行うことができるものとする。
端末装置400からの特定用情報の設定は、クライアントが端末装置400から行う。端末装置400を、インターネット20を介してサーバ装置200の通信制御手段270経由で特定用情報受領手段280に接続する。端末装置400から特定用情報を送信することで特定用情報受領手段280は特定用情報を受領する。特定用情報としては、例えば企業名、個人名、団体名、事象、事件等を特定するキーワード、期間、地域を特定する情報とすることができる。
特定用情報格納手段290は、設定された特定用情報と、設定したクライアントの識別情報を格納する。
本実施形態に係るサーバ装置200は、コンピュータ700として構成されている。図4は同情報取得サーバのハードウエア構成を示すブロック図である。サーバ装置200を構成するコンピュータ700は、CPU(Central Processing Unit)710、RAM(Random Access Memory)720、ROM(Read Only Memory)730、ハードディスクドライブ(hard Disc Drive)740、インターネットに接続するための通信制御手段750、キーボード、マウス等の入力手段760、プリンタ、モニター等の出力手段770を接続して構成される。なお、入力手段760、出力手段770は、インターフェース761、771を介して接続されている。なお、コンピュータ700には、GPU(Graphics Processing Unit)780、TPU(Tensor Processing Unit)790を使用することができ、これにより画像処理やテンソル計算の処理速度が向上する。
サーバ装置200は、本発明の実施形態に係る情報取得方法を実現するプログラムを、RAM720をワークエリアとしてCPU710で実行することにより上記の各機能を実現する。
端末装置400は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末、その他のコンピュータとして構成されている。端末装置400には、ウェブブラウザや専用のアプリケーションをインストールして、サーバ装置200からのアラート及び要約、テキスト情報の受信機能、及び特定用情報の送出機能を実現する。なお、端末装置400を受信専用、送信専用とすることができる。
端末装置400でアラートや要約を受信したクライアントは、サーバ装置200に接続してサーバ装置200から所望の公開情報を取得するものとできる。このため、サーバ装置200に公開情報のデータベースを備えることができる。
以下、本発明の実施形態に係る公開情報の配信告知システム10における処理の流れについて説明する。図5は同情報取得配信システムの動作を示すフローチャートである。サーバ装置200は以下の工程に従って処理を行う。まず、サーバ装置200は、特定用情報受領手段280により、クライアントが端末装置400から入力したニュース特定情報をインターネット20、通信制御手段270を介して取得し(ステップS1)、特定用情報格納手段290に格納する(ステップS2)。
次いで、サーバ装置200は、公開情報取得手段210により、情報メディア100からニュースを取得する(ステップS3)。そして、サーバ装置200は、取得したニュースを情報テキスト化手段220でテキスト化し、テキスト格納手段230に格納する(ステップS4)。同時に、重要度判定手段310で公開情報の重要度を判定する(ステップS5)。更に、抽出した公開情報を抽出情報格納手段320に格納する。
次いで、サーバ装置200は、情報抽出手段240で特定用情報格納手段290に格納された特定用情報に基づいて検索して、特定用情報に適合する公開情報を抽出する(ステップS7)。
そして、サーバ装置200は、要約手段250でヒットしたニュースを要約し(ステップS8)、アラート生成手段260でアラートを生成し、これに重み付けに基づく重要度を加味し(ステップS9)、通信制御手段270を介してクライアントの端末装置400にアラートとニュース要約を送信する(ステップS10、S11)。
以上のように、本実施形態に係る公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムによれば、テレビ、ラジオ、インターネット上のサイトを含む各種メディアから情報を指定に基づいて情報を抽出してクライアントに通知するので、クライアントは漏れがなく、高い精度の情報を迅速にリアルタイムに知得することができる。
なお、情報メディアとしては、特定のテレビ局、ラジオ局等、特定のウェブサイト等を選択することができる。また、サーバ装置200からの送信時刻を定期的なものとする他、昼間に限定することができる。
本発明に係る公開情報の配信告知方法、サーバ装置、公開情報の配信告知システムは、企業、各種団体、個人等の要望に応えて、配信された各種ニュース中に所望のニュースがあった場合、アラートと要約を配信するものであり、産業上の利用可能性を有する。
10:配信告知システム
20:インターネット
100:情報メディア
110:テレビ
120:ラジオ
130:ウェブサイト
140:ニュースソース
200:サーバ装置
210:公開情報取得手段
211:テレビ情報抽出手段
212:ラジオ情報抽出手段
213:ウェブサイト情報抽出手段
214:その他情報抽出手段
220:情報テキスト化手段
221:情報抽出部
222:内容認識部
223:テキスト化部
224:機械学習部
225:内容認識テキスト作成設定部
227:比較評価部
227A:比較部
227B:評価部
228:切換部
229:切換部
230:テキスト格納手段
240:情報抽出手段
250:要約手段
251:要約テキスト作成部
252:要約作成設定部
253:機械学習部
254:比較評価部
254A:比較部
254B:評価部
255:切換部
256:切換部
260:アラート生成手段
270:通信制御手段
280:特定用情報受領手段
290:特定用情報格納手段
300 情報取得格納手段
301:テレビ情報取得格納手段
302:ラジオ情報取得格納手段
303:ウェブサイト情報取得格納手段
304:他情報取得格納手段
310:重要度判定手段
320:抽出情報格納手段
400:端末装置
500:既存公開情報データ格納部
510:既存データ格納部
520:既存テキスト格納部
610:既存統合テキスト格納部
620:既存要約テキスト格納部
650:既存データ格納部
660:既存テキスト格納部
670:既存要約格納部
700:コンピュータ
710:CPU
720:RAM
750:通信制御手段
760:入力手段
761:インターフェース
770:出力手段
771:インターフェース
780:GPU
790:TPU

Claims (14)

  1. 複数の情報メディアが配信する公開情報からクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに前記公開情報が配信されたことをリアルタイムで送信する公開情報の配信告知方法であって、
    前記クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得するステップと、
    複数の情報メディアから、前記公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを含む配信情報を取得するステップと、
    前記取得した配信情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該配信情報についてのテキスト情報を生成するステップと、
    前記テキスト情報から前記特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報のテキスト情報を抽出するステップと、
    所望する公開情報が配信された旨の告知を前記クライアントに送信するステップと、
    を備えることを特徴とする公開情報の配信告知方法。
  2. 前記情報メディアが、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット放送、インターネット配信動画、インターネットウェブサイト記事のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の公開情報の配信告知方法。
  3. 前記テキスト情報の生成に際しては、
    蓄積された過去の公開情報と、蓄積された過去のテキスト情報とを教材として学習した最適なテキスト情報生成のための設定に基づいてテキスト情報の生成を行うことを特徴とする請求項1に記載の公開情報の配信告知方法。
  4. 前記テキスト情報を要約するステップと、この要約又はテキスト情報を前記クライアントに送出するステップとを含み、テキスト情報を要約するに際しては、蓄積された過去のテキスト情報と、蓄積された過去の要約とを教材として学習した最適な要約生成のための設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の公開情報の配信告知方法。
  5. 配信された公開情報の重要度を判定するステップを備え、
    前記クライアントに前記重要度についての情報を含んだ告知を送信することを特徴とする請求項1に記載の公開情報の配信告知方法。
  6. 抽出した公開情報の抽出情報を検索可能に格納しておくステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の公開情報の配信告知方法。
  7. 複数の情報メディアが配信する公開情報からクライアントが希望する特定の公開情報を取得して、前記クライアントに前記公開情報が配信されたことをリアルタイムで送信するサーバ装置であって、
    前記クライアントが所望する公開情報を特定するための特定用情報を取得する手段と、
    複数の情報メディアから、前記公開情報に関する音声情報、文字情報、画像情報の少なくとも1つを取得する手段と、
    前記取得した配信情報の音声情報、文字情報、画像情報を解析して当該配信情報についてのテキスト情報を生成する手段と、
    前記テキスト情報から前記特定用情報に基づいて前記クライアントが所望する公開情報のテキスト情報を抽出する手段と、
    所望する公開情報が配信されたことを前記クライアントに送信する手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. テレビ放送、ラジオ放送、インターネット放送、インターネット配信動画、インターネットウェブサイト記事のうちの少なくとも1つの情報を取得する手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  9. 蓄積された過去の公開情報と、蓄積された過去のテキスト情報とを教材として学習した最適なテキスト情報生成のための設定を行う手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  10. 前記テキスト情報を要約する手段と、この要約又は前記テキスト情報を前記クライアントに送出する手段とを含み、テキスト情報を要約するに際しては、蓄積された過去のテキスト情報と、蓄積された過去の要約とを教材として学習した最適な要約生成のための設定を行うことを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  11. 配信された公開情報の重要度を判定する手段を備え、
    前記クライアントに前記重要度についての情報を含んだ告知を送信することを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。
  12. 抽出した公開情報についての情報を検索可能に格納しておく手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。
  13. 請求項7から請求項11のいずれかに記載のサーバ装置と、このサーバ装置から所望する公開情報が配信された旨の告知、前記告知と前記テキスト情報、及び前記告知と前記要約、のいずれかを受信する端末装置とを備えることを特徴とする公開情報の配信告知システム。
  14. 請求項7から請求項11のいずれかに記載のサーバ装置と、このサーバ装置に特定用情報を送出する端末装置とを備えることを特徴とする公開情報の配信告知システム。
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