JP2008003968A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 視聴者に対して説明者が説明する複数の資料の振り返りを支援できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報記録配信装置20は、視聴者に対して複数の資料を説明する説明者及び前記視聴者のうちの少なくも一方の前記資料の説明時の特徴情報を抽出する特徴情報抽出部22と、特徴情報抽出部22が検出した特徴情報に基づいて各資料の重要度を決定する重要度決定部26と、重要度決定部26が決定した各資料の重要度に基づいて複数の資料についての要約データを作成する要約作成部27とを備える。特徴情報抽出部22は、発表者の意図に関する情報や視聴者の対応に関する情報を上記特徴情報として抽出する。このとき、要約作成部27は、資料の重要度に応じて資料を掲載する領域を変更して要約を作成する。
【選択図】 図2
【解決手段】 情報記録配信装置20は、視聴者に対して複数の資料を説明する説明者及び前記視聴者のうちの少なくも一方の前記資料の説明時の特徴情報を抽出する特徴情報抽出部22と、特徴情報抽出部22が検出した特徴情報に基づいて各資料の重要度を決定する重要度決定部26と、重要度決定部26が決定した各資料の重要度に基づいて複数の資料についての要約データを作成する要約作成部27とを備える。特徴情報抽出部22は、発表者の意図に関する情報や視聴者の対応に関する情報を上記特徴情報として抽出する。このとき、要約作成部27は、資料の重要度に応じて資料を掲載する領域を変更して要約を作成する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
一般に、会議やプレゼンテーションなどでは、発表者が視聴者に対して複数の資料やスライドなどを使いながら発表することにより行われる。この会議等に参加することが出来なかった者や会議等に参加したが後で会議を振り返りたい者は、配布された会議スライドや会議スライドの電子データを見ることにより会議等の内容を振り返ることができる。
また、複数の画像に対して視認性を向上させるため、複数枚の画像から特定の画像を抽出し合成して要約画像であるステンドグラスサマリを生成する技術が提案されている(特許文献2〜4、非特許文献1参照)。また、ビデオの各々のショットの重要度を決定し、この重要度に基づいてビデオ要約を生成し、さらに重要度に基づいて代表フレームのサイズを変更する技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、ステンドグラスサマリを会議スライドに適用して画像要約を作成した場合、画像特徴のみを利用してサマライズ画像を合成するため、発表者の意図、参加者の反応や資料作成者の意図が反映されない。このため、サマライズ画像を見る者は要約画像のどの部分が重要なのかが分からず、後で発表を振り返る者に対して振り返りを適切に支援することができていなかった。また、上記特許文献1記載の技術を用いても、発表者の意図、参加者の反応や資料作成者の意図を反映してビデオ要約を作成することはできない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、発表者の意図、視聴者の反応又は資料作成者の反応を把握しながら効率良く発表内容を振り返ることができる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理システムは、視聴者に対して資料を用いて発表する発表者及び前記視聴者のうちの少なくとも一方をキャプチャした情報に基づいて、前記資料を用いた発表時における前記発表者及び前記視聴者のうちの少なくも一方の特徴情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した特徴情報に基づいて前記資料の重要度を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した各資料の重要度に基づいて前記資料のデータを処理する処理手段とを備える。
本発明によれば、資料のうち重要な資料の発表のときには、発表者の発表の仕方が変わり、視聴者が重要であると考える資料の発表のときには、視聴者の反応が他の資料の発表のときに比べて変わる。そこで、発表者の意図や視聴者の反応を発表者や視聴者の特徴情報として抽出し、この特徴情報を用いて資料の重要度を決める。このため、例えば、発表者が重要であると判断した資料については重要度が高くなり、反対に発表者が重要でないと判断した資料については重要度が低くなる。また、視聴者の反応が良い資料については重要度が高くなり、反対に視聴者の反応が悪い資料については重要度が低くなる。そして、発表者や視聴者が重要であると判断している資料と発表者や視聴者が重要で無いと判断した資料とに分けて資料データの処理を行う。これにより、発表者の意図や視聴者の反応を把握しながら効率良く発表内容を振り返ることができる。
また、本発明の情報処理システムは、前記資料のデータに基づいて前記資料の内容を解析する解析手段をさらに備え、前記決定手段は、前記抽出手段が抽出した特徴情報及び前記解析手段が解析した資料の内容に基づいて前記各資料の重要度を決定する。本発明によれば、発表者の意図や視聴者の反応だけでなく、資料作成者の意図に応じて資料の重要度を決定することにより、資料作成者の意図を把握しながら効率良く発表内容を振り返ることができる。
前記決定手段は、前記資料が複数の要素を含む場合、前記複数の要素毎に重要度を決定し、前記処理手段は、前記決定手段が決定した要素の重要度に基づいて、前記要素のデータを処理する。本発明によれば、重要度に応じて加工されたデータを閲覧することにより、発表者の意図、視聴者の反応、資料作成者の意図を容易に知ることができる。ここで、複数の要素を含む資料は、例えば単純に複数の資料を含むものが該当する。また、パワーポイントのように一つのファイルの中に複数のフライドが含まれている場合にはこれらの各スライドがそれぞれ要素となる。パワーポイントのファイルが複数の要素を含む資料となる。
前記処理手段は、前記決定手段が決定した要素の重要度に基づいて、前記要素を合成したデータを作成する。本発明によれば、重要度に応じて合成された要約を閲覧することにより、発表者の意図、視聴者の反応、資料作成者の意図を容易に知ることができる。ここで、要素を合成することは、複数の要素を要約することととらえてもよい。
前記処理手段は、前記要素の重要度に応じて前記要素を掲載する領域を変更して前記要素を合成する。ここで領域を変更するには、領域の大きさを変更する場合、領域の位置を変更する場合などが含まれる。本発明によれば、要素が掲載される領域の大きさの違いを把握することで、発表者の意図、視聴者の反応、資料作成者の意図を一目で把握することができる。
前記抽出手段は、前記発表者の意図に関する情報を前記特徴情報として抽出する。例えば、前記発表者の意図に関する情報は、前記発表者の資料に対する発表時間、前記発表者の属性、前記発表者の人数、前記発表者の資料に対する説明回数、前記発表者が発話したキーワード及び前記発表者が前記資料中の注目領域を指す動作のうちの少なくとも一つを含む。
前記抽出手段は、前記視聴者の反応に関する情報を前記特徴情報として抽出する。例えば、前記視聴者の反応に関する情報は、前記視聴者の前記資料の参照回数及び前記視聴者の資料の視聴率のうちの少なくとも一方を含む。
また、前記解析手段は、前記資料のデータに含まれるキーワード、音声データ及び画像データのうちの少なくとも一つに基づいて前記資料の内容を解析する。前記決定手段は、前記抽出手段が抽出した特徴情報に基づいて前記資料を分類し、該分類結果に応じて前記資料の重要度を決定する。前記処理手段は、前記決定手段が決定した資料の重要度に基づいて前記資料のデータを配信する処理を行う。前記処理手段は、前記資料の分類結果に基づいて、処理する資料を選択する。例えば、あるスライドを用いて発表された場合、発表者又は視聴者の特徴情報に基づいてそのスライドを例えば、“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”又は“精読”などに分類し、その分類結果に基づいて処理する資料を選択することができる。前記資料は、電子的な資料及び紙資料の少なくとも一方である。
本発明の情報処理方法は、視聴者に対して資料を用いて発表する発表者及び前記視聴者の少なくとも一方をキャプチャした情報に基づいて、前記資料を用いた発表時における前記発表者及び前記視聴者のうちの少なくとも一方の特徴情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出した特徴情報に基づいて前記資料の重要度を決定する決定ステップと、前記決定ステップで決定した各資料の重要度に基づいて前記資料のデータを処理する処理ステップとを有する。
本発明の情報処理方法は、前記資料のデータに基づいて前記資料の内容を解析する解析ステップをさらに有し、前記決定ステップは、前記抽出ステップで抽出した特徴情報及び前記解析ステップで解析した資料の内容に基づいて前記各資料の重要度を決定する。本発明によれば、発表者の意図や視聴者の反応だけでなく、資料作成者の意図に応じて資料の重要度を決定することにより、資料作成者の意図を把握しながら効率良く発表内容を振り返ることができる。
前記決定ステップは、前記資料が複数の要素を含む場合、前記複数の要素毎に重要度を決定し、前記処理ステップは、前記決定ステップで決定した要素の重要度に基づいて、前記要素のデータを処理する。本発明によれば、重要度に応じて加工されたデータを閲覧することにより、発表者の意図、視聴者の反応、資料作成者の意図を容易に知ることができる。前記処理ステップは、前記決定ステップで決定した要素の重要度に基づいて、前記要素を合成したデータを作成する。本発明によれば、重要度に応じて作成された要約を閲覧することにより、発表者の意図、視聴者の反応、資料作成者の意図を容易に知ることができる。本発明のコンピュータプログラムは、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、発表者の意図、視聴者の反応又は資料作成者の反応を把握しながら効率良く発表内容を振り返ることができる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。情報処理システム1は、プレゼンテーションシステム10、情報記録配信装置20及びユーザー端末30等を備えている。プレゼンテーションシステム10は、会議室のテーブル11の上に置かれたパーソナルコンピュータ(PC)12、プロジェクタ13及びスクリーン14を備える。プレゼンテーションシステム10及びユーザー端末30は、無線アクセスポイント40、41によりネットワーク50へ接続されている。このネットワーク50は非公衆回線網または社内LANからなる。ネットワーク50は、有線、無線、またはそれらの混在する通信回線から構成されてもよい。プレゼンテーションシステム10及びユーザー端末30は、有線接続によりネットワーク50へ接続されていてもよい。
プレゼンテーションシステム10は、ビデオカメラ及びマイクを備え、視聴者に対して複数の資料を用いて発表する発表者及び視聴者をキャプチャし、キャプチャしたデータを含む会議データを情報記録装置20へ送る。ここでは、ビデオカメラによって発表者及び視聴者を撮像したデータがキャプチャしたデータとなる。また、マイクによって発表者及び視聴者から集音したデータがキャプチャしたデータとなる。このキャプチャしたデータはPC12を介して情報記録装置20へ送られる。ここでの会議では、発表者が複数の視聴者に対して複数のスライド(資料)を用いながら内容を発表している場合の例である。また一つのスライドデータファイルは複数頁のスライドの要素から構成されている。なお、図ではプレゼンテーションシステム10を一つだけ示しているが、会議室が複数ある場合には複数の会議室のそれぞれに設置される。
発表者は、PC12を操作してプロジェクタ13によって資料となるパワーポイントのデータを投影する。パワーポイントのデータは、PC12を介して情報記録装置20へ送られる。情報記録装置20側では資料のデータを取得することができる。なお、プロジェクタ13によって投影されているスライドをビデオカメラによって撮像してその撮像したデータを資料のデータとして、情報記録装置20に蓄積するようにしてもよい。
情報記録配信装置20は、プレゼンテーションシステム10から送られてくる会議データを蓄積し、蓄積された会議データに対して加工を施したデータをユーザー端末30へ配信する処理を行う。ユーザー端末30は、情報記録配信装置20から送られてくる配信データを受信し、表示する機能を有する。このユーザー端末30は、例えばノートパソコンや携帯電話等の携帯型端末により構成されている。図1では、一つのユーザー端末だけが情報記録配信装置20との間でデータをやりとりするように示されているが、実際には複数のユーザー端末が情報記録配信装置20との間でデータのやり取りが可能である。
図2は、情報記録配信装置20の構成を示す図である。図2に示すように、情報記録配信装置20は、コンテンツDB21、抽出手段としての特徴情報抽出部22、蓄積部23、検索部24、解析手段としての資料内容解析部25、決定手段としての重要度決定部26、処理手段としての要約作成部27及び送信部28を備えている。コンテンツDB21は、プレゼンテーションシステム10がキャプチャした会議データ及び発表者や視聴者の特徴情報を格納する。
特徴情報抽出部22は、発表者又は視聴者をキャプチャした会議データに基づいてスライドの発表時における発表者又は視聴者の特徴情報を抽出する。また、特徴情報抽出部22は、上記特徴情報を抽出するときに、画像処理技術又は音声認識技術等を用いる。ここで、特徴情報抽出部22は、発表者の意図に関する情報を発表者の特徴情報として抽出する。特徴情報抽出部22は、コンピュータが所定のプログラムを実行することにより機能を実現する。例えば、特徴情報抽出部22は、発表者のスライドに対する発表時間、発表者の属性、発表者の人数、発表者のスライドに対する説明回数、発表者が発話したキーワード又は発表者が指し示すスライド中の注目領域などの特徴情報を発表者の意図に関する情報として抽出する。
特徴情報抽出部22は、スライドを発表する発表者の発話データを音声信号処理することにより発表者のスライドに対する発表時間を特定することができる。
また、特徴抽出部22は、予め決められている発表予定者リストに記載されている役職のデータを参照することにより発表者の属性を特定することができる。
特徴抽出部22は、音声信号処理により発表者の発話を音声認識し、この音声認識結果を利用して、例えば同じキーワードや文章を何度も繰り返し説明していることを検出することにより発表者のスライドに対する説明回数を特定する。
特徴情報抽出部22は、画像処理技術を用いてスライド中の発話者がスライドを指し示す位置を特定することにより発表者が指し示すスライド中の注目領域を特定する。
また、特徴抽出部22は、予め決められている発表予定者リストに記載されている役職のデータを参照することにより発表者の属性を特定することができる。
特徴抽出部22は、音声信号処理により発表者の発話を音声認識し、この音声認識結果を利用して、例えば同じキーワードや文章を何度も繰り返し説明していることを検出することにより発表者のスライドに対する説明回数を特定する。
特徴情報抽出部22は、画像処理技術を用いてスライド中の発話者がスライドを指し示す位置を特定することにより発表者が指し示すスライド中の注目領域を特定する。
例えばあるスライドに対する発表時間が長い場合、そのスライドは重要であるという発表者の意図が読み取れる。反対にあるスライドに対する発表時間が短い場合、そのスライドは重要でないという発表者の意図が読み取れる。また、発表者の属性が例えば、企業の役員等の場合にはそのスライドは重要であるという発表者の意図が読み取れる。また、発表者の人数が多ければそのスライドは重要であるという発表者の意図が読み取れる。
また、特徴情報抽出部22は、視聴者の反応に関する情報を視聴者の特徴情報として抽出する。例えば、特徴情報抽出部22は、視聴者のスライドの参照回数又は視聴者のスライドの視聴率を視聴者の特徴情報として抽出する。例えば、特徴情報抽出部22は、画像処理技術を用いて視聴者の視線の方向を検出することにより視聴者のスライドの参照回数を特定することができる。また、特徴情報抽出部22は、視聴者のスライドの参照時間を発表者のスライドの説明時間で割ることにより視聴者のスライドの視聴率を求めることができる。ある視聴者のあるスライドに対する参照回数が多い場合、その視聴者はそのスライドに興味があることが分かる。反対にある視聴者のあるスライドに対する参照回数が少ない場合、その視聴者はそのスライドに興味がない事が分かる。さらに、特徴情報抽出部22は、発表者又は視聴者をキャプチャした会議データに基づいてスライド投影開始時刻、スライド投影終了時刻、スライドに含まれているテキスト文字列、単語出現座標、文字のポイント数、発話区間等などを特徴情報として抽出するようにしてもよい。例えば、文字のポイント数によってスライド作成者のそのスライドに対する意図を伝えることができる。
発表者がスライド中の注目領域を指し示す位置は、会議中に発表者によって指し示されたポインタ位置とスライドの対応位置によって決定される。ここでは、特徴情報抽出部22は、特徴情報をコンテンツDB21に格納された会議データから自動的に抽出する例について説明するが、特徴情報を、利用者がキーボードやマウス等の入力手段を用いてコンテンツDB21に入力するようにしてもよい。蓄積部23は、特徴情報抽出部22が抽出した特徴情報をコンテンツDB21の会議データに関連付けて格納する。
検索部24は、コンテンツDB21に格納された会議コンテンツデータを検索するものである。検索部24は、ユーザー端末30から与えられる検索問い合わせから検索式を作成し、この検索式に基づいてコンテンツDB21に対して問い合わせを実行し、検索結果を得る。ここで、検索問い合わせは、キーワード、文書、音声、画像またはそれらの組み合わせなどで与えられる。資料内容解析部25は、画像処理技術又は音声認識技術などを用いて、スライドデータに含まれるキーワード、音声又は画像に基づいてスライドの内容を解析する。
重要度決定部26は、特徴情報抽出部22が抽出した特徴情報及び資料内容解析部25が解析したスライド内容に基づいて各スライドの重要度を決定する。また、重要度決定部26は、資料内容解析部25によってスライド内容が解析されていない場合は、特徴情報抽出部22が抽出した特徴情報だけに基づいて各スライドの重要度を決定することもできる。重要度決定部26は、決定した各スライドの重要度を会議データに対応付けてコンテンツDB21に格納する。
要約作成部27は、重要度決定部26が決定した各スライドの重要度に基づいて複数のスライドデータを処理するものである。具体的には、要約作成部27は、各スライドの重要度に基づいて複数のスライドを合成したデータを作成する。例えば、要約作成部27は、各スライドの重要度に基づいて複数のスライドを合成したデータを作成する。この時、要約作成部27は、スライドの重要度に応じてスライドを掲載する領域を変更して合成を作成する。要約作成部27は、要約を作成する際にステンドグラス要約画像を作成する。
具体的には、要約作成部27は、検索部24の検索結果で得られたスライド画像の特徴を用い自動的にRegion Of Interest (ROI:注目領域)を抽出する。ROIの抽出方法は、スライド画像中の密度の高い部分を含む矩形をROIとして抽出した後、スライド画像データに対応した重要度を利用してROIの面積を変化させるなどの画像処理演算を行って自動的に抽出する。これにより、ROIはスライド内容を反映させたものを抽出することができる。次に、要約作成部27は、複数枚のスライド画像からそれぞれ抽出されたROIを一枚の画像に配置してステンドグラス画像を合成する。ここで合成画像サイズ、採用するスライド枚数、レイアウトは、ユーザー端末30の表示部の画面サイズに応じて変更しても良い。送信部28は、要約作成部27が作成した要約データをユーザー端末30へ送信する。ユーザー端末30の表示部により、合成された一枚のステンドグラス要約画像を結果として利用者に表示される。
図3は、スライド分類に応じた要約作成テーブルの例を示す図である。図4は、図3に示すテーブルを用いてステンドグラス要約画像を作成する手順を示すフローチャートである。図3に示す要約作成テーブル60はコンテンツDB21に格納されている。資料内容解析部25は、スライドデータに含まれるキーワード、音声又は画像に基づいてスライドの内容を解析し、その解析結果に応じてスライドを“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”又は“精読”に分類する。
重要度決定部26は、コンテンツDB21に格納された要約作成テーブル60を参照して、“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”、“精読”のスライド分類に基づいてスライドの重要度を決定する(ステップS1)。図3に示す例では、重要度決定部26は、“見出し語”に分類されたスライドの重要度を“低”、“閲覧”に分類されたスライドの重要度を“低”、“傾聴”に分類されたスライドの重要度を“高”、“精読”に分類されたスライドの重要度を“高”と決定する。ここで“低”はスライドの重要度が低いことを示し、“高”はスライドの重要度が高いことを示す。
要約作成部27は、スライドの重要度の高低によりスライド画像のROIの大きさを決定する(ステップS2)。要約作成部27は、重要度が“低”のスライドに対してROIの大きさを“小”、重要度が“高”のスライドに対してROIの大きさを“大”と決定する。そして、要約作成部27は、決定されたROIの大きさに基づいて、ステンドグラス要約画像を作成する(ステップS3)。
図5はスライドの説明時間に応じた要約作成テーブルの例を示す図である。図6は、図5に示した要約作成テーブルを用いてステンドグラス要約画像を作成する手順を示すフローチャートである。図5に示す要約作成テーブル61は、コンテンツDB21に格納されている。重要度決定部26は、スライドの説明時間(秒)の長さに基づいてスライド画像の重要度を決定する(ステップS11)。具体的には、重要度決定部26は、全体の説明時間と各スライドの説明時間から各スライドの偏差値を計算する。次に、重要度決定部26は、閾値を参照して各スライドの偏差値からスライドの重要度を決定する。ここでは、重要度決定部26は、偏差値が50以下のスライドを重要度“小”、偏差値が50以上のスライドを重要度“大”と決定する。
要約作成部27は、スライドの重要度の高低によりスライド画像のROIの大きさ決定する(ステップS12)。ここでは、要約作成部27は、重要度が“低”のスライドに対してROIの大きさを“小”、重要度が“高”のスライドに対してROIの大きさを“大”と決定する。要約作成部27は、決定されたROIの大きさに基づいて、ステンドグラス要約画像を作成する(ステップS13)。
図7(a)は、重要度が決定されたスライドを示す図、同図(b)はステンドグラス要約画像を示す図である。図7(b)に示すように、要約作成部27は、スライドの重要度の高低に基づいてスライド画像のROIの大きさを決定する。要約作成部27は、重要度が“低”のスライドS1及びS3に対してROIの大きさを“小”とし、重要度が“高”のスライドS2、S4及びS5に対してROIの大きさを“大”と決定する。そして、要約作成部27は、決定されたROIの大きさに基づいてステンドグラス要約画像を作成する。図7(b)に示すように、スライドS1及びS3は、重要度が低いため狭い領域が割り当てられている。一方、スライドS2、S4及びS5は、重要度が高いため広い領域が割り当てられている。
図8は、要約画像の生成フローチャートである。検索部24は、検索条件に合致するデータをコンテンツDB21へ問い合わせる(ステップS21)。検索部24は、画像と索引データの組からなるリストを生成する(ステップS22)。検索部24は、リストから1項目をフェッチする(ステップS23)。
要約作成部27は、フェッチ項目がある場合(ステップS24で「N」)、画像中に注目部分が存在するかどうかを判断し、画像中に注目部分が存在する場合(ステップS26で「Y」)、注目部分を初期ROIとして設定する(ステップS27)。要約作成部27は、画像中に注目部分が存在しない場合(ステップS26で「N」)、画像の特徴から初期ROIを抽出する(ステップS28)。重要度決定部26は、索引データから重要度スコアを計算する(ステップS29)。要約作成部27は、初期ROIを中心に重要度スコアに対応した大きさのROIを切り出し(ステップS210)、ステップS23に戻る。要約作成部27は、フェッチ項目が無い場合(ステップS24で「Y」)、切り出されたROIから要約画像の生成する(ステップS25)。
図9は、会議中の注目点を反映した要約の例を示す図である。図10は、図9の要約画像の作成手順を示すフローチャートである。図9において参照符号80はスクリーン14中の会議発表者が指し示した注目領域を示す。特徴情報抽出部22は、会議データに基づいて、会議中に発表者により電子的なポインタにより指し示されたスライド中のポイントされた点の座標を抽出する(ステップS31)。特徴情報抽出部22は、スライドとポイント座標を対応させ、スライド中の注目領域を抽出する(ステップS32)。要約作成部27は、ステンドグラス要約画像を生成する際に、注目領域からROIを計算する(ステップS33)。要約作成部27は、計算されたROIを使ってステンドグラス要約画像を作成する(ステップS34)。
図11は、内容に基づいた要約の検索結果への適用例を説明するための図である。図12は、図11の要約画像の作成手順を示すフローチャートである。ユーザー端末30の表示部に表示されている画像要約画面72から検索の元となるスライドS6が指定されると(ステップS41)、検索部24は、指定されたスライドデータに含まれるキーワード、テキスト、音声又は画像などの情報をコンテンツDB21から抽出し、問い合わせ検索式を作成する(ステップS42)。検索部24は、コンテンツDB21に問い合わせを行い、関連度の高いスライドを検索結果として得る(ステップS43)。要約作成部27は、検索結果のスライド群からステンドグラス要約画像73を生成する(ステップS44)。
その際、要約作成部27は、各スライドの重要度の高低をROIの大小に反映させる。これにより、ユーザーはステップS41で指定したスライドに関連するスライドについての検索結果を得ることができる。図11では、スタイドS6>S6’>S6’’>S5の順で関連度が高い場合に要約画像を生成した場合の例である。これによりステンドグラス要約画像73では、関連度が一番高いスライドS6の領域が大きくなり、関連度が一番低いスライドS5の領域が狭くなる。
図13(a)は、分類が決定されたスライドを示す図、同図(b)はステンドグラス要約画像を示す図である。資料内容解析部25は、スライドデータに含まれるキーワード、音声又は画像に基づいてスライドの内容を解析し、その解析結果に応じてスライドを“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”又は“精読”に分類する。図13(a)に示す例では、資料内容解析部25は、スライドS1〜S3を“閲覧”、スライドS4を“傾聴”、スライドS5を“精読”に分類している。そして、同図(b)に示すように、要約作成部27は、スライドに分類に応じてアイコンを加えて表示する。ここで、要約作成部27は、ステンドグラス要約画像74のうち“傾聴”と分類されたスライドS4の領域の箇所に傾聴のアイコン74aを加え、“精読”と分類されたスライドS5の領域の箇所に精読のアイコン74bを加えて要約を作成している。
これにより、ユーザーは、ステンドグラス要約画像74を見たときに、傾聴のアイコン74aが表示されている場合、この傾聴のアイコンをマウスでクリックすることにより、スライドを発表時の音声を再生し、耳を傾けることによりスライドの内容を把握することができる。また、ユーザーは、ステンドグラス要約画像74を見たときに、精読のアイコン74bが表示されている場合、この精読のアイコンをマウスでクリックすることにより、スライドを拡大し、スライドS5に記載された文章を精読することにより、このスライドS5の内容を把握することができる。
次に、スライド分類に基づいた重要度を反映したステンドグラス要約のニュースペーパーサマリへの適用した場合の例について説明する。図14は、スライド分類別のステンドグラス作成時に合成するスライド最大枚数設定用のテーブルを示す図である。図15は、ニュースサマリ75をステンドグラス要約画像を含めて表示した場合の例を示す図である。図14に示したスライド最大枚数設定用のテーブル62は、コンテンツDB21に予め格納されている。ニュースペーパーサマリとは、インターネットなどを介して定期的に配信されるニュースで、従来、ユーザーは、このニュースペーパーサマリをサムネイルの形式で受け取っていた。
資料内容解析部25は、スライドデータに含まれるキーワード、音声又は画像に基づいてスライドの内容を解析し、その解析結果に応じてスライドを“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”又は“精読”に分類する。要約作成部27は、スライド最大枚数設定用のテーブル62を参照し、“見出し語”に分類されたスライドについては、内容把握が容易なため最大5枚のスライドをステンドグラス要約画像に含め、“閲覧”に分類されたスライドについては、内容把握がやや難しくなるため最大4枚のスライドをステンドグラス要約画像に含め、“傾聴”と“精読”に分類されたスライドは、内容把握が難しくなるため最大3枚のスライドをステンドグラス要約画像に含めて、ニュースペーパーサマリ75を作成する。図15では、傾聴”と“精読”に分類されたスライドを対象にしているため、3枚のスライドS1〜S3がステンドグラス要約画像に埋め込まれている。送信部28は、要約作成部27が作成したニュースペーパーサマリをユーザー端末30に送信する。ユーザー端末30は、図15に示すニュースペーパーサマリ75をユーザーに提示する。内容分類に応じてニュースを一目で把握することができる。
図16は、スライド画像S1〜S7からマンガ要約画像を生成する場合の例を示す図である。要約作成部27は、スライド分類又は注目部分を利用してROIを抽出する。同図(a)において網掛け部分は要約作成部27がROIとして抽出した箇所である。そして、要約作成部27は、スライドの切替り点をショットの切替り点と捉え、セグメント化し、同図(b)に示すように、スライドのROIを中心にマンガ要約の形式にパックする。これにより、ユーザーはユーザー端末30を介してスライド画像のROIを中心にした要約画像を見ることができる。
図17は、スライドと発表者、参加者画像からマンガ要約を生成する場合の例を示す図である。同図(a)はスライド画像S1−1〜S7−1、同図(b)は各スライドS1−1〜S7−1を発表時に発表者を撮影した画像S1−2〜S7−2、同図(c)は各スライドS1−1〜S7−1を発表時に参加者を撮影した画像S1−3〜S7−3、同図(d)はマンガ要約をそれぞれ示す図である。検索部24は、発表者、参加者の動画像データが有る場合は、発話の有無、動きなどから適当な代表フレーム画像を選択する。そして、重要度決定部26は、発表者、参加者画像の重要度スコアを、それぞれの発話時間の有無、長短のメタデータを元に計算する。重要度決定部26により画像カテゴリー別に重みを変更し重要度スコアを計算することでスライドを主体的に、人物の画像は補足的に使用できる。
図18は、ビデオ・コラージュテンプレートを用いた要約の例を示す図である。同図(a)はスライド画像S1〜S7と抽出されたROIを示す図、(b)はコラージュテンプレートとコラージュ領域優先度を示す図、(c)はスライド画像のROIを中心にコラージュテンプレートを使った要約を合成した場合の例である。なお、同図において網掛け部分がROIである。コラージュテンプレート80の切り抜かれた各コラージュ領域(1)〜(5)は、予め大きさや配置から割り当て優先順位を決めておく。重要度決定部26が計算する画像の重要度スコアの高い順に、スライド画像S1〜S5に対して優先度の高いコラージュ領域を割り当てる。
図19は、情報記録配信装置のハードウエア構成を示す図である。図19に示すように、情報記録配信装置20は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HD(Hard Disk)104などにより構成されている。CPU101は、RAM103を作業メモリとし、ROM102やHD104に格納されたプログラムを実行することにより、図2に示す各機能が実現される。なお、本発明による情報処理方法は、情報処理システム1によって実現される。
上記実施形態によれば、会議での発表者の意図、参加者の反応、発表内容や視聴者フィードバックなど画像特徴以外のメタデータを利用して注目部分であるROI領域を抽出することにより、内容に基づいた抽出ができる。これにより、発表者、参加者の意図および視聴者興味度合いを反映した要約の作成を行うことができる。また、抽出したROIからステンドグラス要約画像を合成することにより、利用者が会議のポイントを発見しやすくしたり、会議全体の内容を把握する時間を短縮したり、探している部分の発見を容易にすることができる。後で資料を振り返る者に対して、発表者の意図や視聴者の反応を伝えることができ、資料の振り返りを支援できる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。上記実施形態では資料の例としてスライド画像等の電子的な資料を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されることなく、会議中に配布される紙資料についても適用できる。また、上記実施形態においては索引データに基づいて要約を作成する例について説明したが、本発明ではこれに限定されることなく、複数の資料を加工するような資料の作成方法についても本発明を適用することができる。また、資料の加工をするだけでなく、索引データに基づいてスライド画像を並び替えるような処理を行うようにしてもよい。
また、上記では、重要度決定部26が、資料としてのスライドが複数の要素を含む場合、複数の要素毎に重要度を決定し、要約作成部27が、重要度決定部26が決定した要素の重要度に基づいて、要素のデータを処理する場合の例について説明した。本発明では、この例に限定されることなく、資料が複数の要素を含まない場合であっても適用することができる。また、上述したように資料を合成して要約を作成する場合だけでなく、例えば送信部28が、重要度決定部26が決定した資料の重要度に基づいて資料のデータを配信する処理を行うようにしてもよい。このとき、資料に対する重要度は、閲覧する利用者によって変更することができる。例えば、ある利用者は、“見出し語”、“閲覧”、“傾聴”、“精読”の順に重要であると予め設定しておくことができる。この場合、送信部28は、このような利用者の設定に従って資料のデータを利用者に配信する。
また、送信部28は、スライドの要素の分類結果に基づいて、処理する資料を選択することもできる。例えば、ある利用者は、“見出し語”、“閲覧”のスライドを送信するように設定し、“傾聴”又は“精読”のスライドについては送信しないように設定した場合、送信部28は、これらの設定とスライドの要素の分類結果に基づいて、配信するスライドの要素を選択する。これにより、利両者は、自分の希望する資料を得ることができる。また、送信部28は、配信を受ける側の興味の観点で重み付けするようにしてもよい。例えば、重要度決定部26は、概要が分かればよいものに対しては、見出し語の分類の重要度が高くなるように、精読の分類が低くなるようにする。このようにして重要度決定部26が分類したものに対して重要度を変更することで、送信部28は利用者に対して適切に資料を配信することができる。
1 情報処理システム
10 プレゼンテーションシステム
20 情報記録配信装置
21 コンテンツDB
22 特徴情報抽出部
23 蓄積部
24 検索部
25 資料内容解析部
26 重要度決定部
27 要約作成部
28 送信部
30 ユーザー端末
10 プレゼンテーションシステム
20 情報記録配信装置
21 コンテンツDB
22 特徴情報抽出部
23 蓄積部
24 検索部
25 資料内容解析部
26 重要度決定部
27 要約作成部
28 送信部
30 ユーザー端末
Claims (19)
- 視聴者に対して資料を用いて発表する発表者及び前記視聴者のうちの少なくとも一方をキャプチャした情報に基づいて、前記資料を用いた発表時における前記発表者及び前記視聴者のうちの少なくも一方の特徴情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した特徴情報に基づいて前記資料の重要度を決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した資料の重要度に基づいて前記資料のデータを処理する処理手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記資料のデータに基づいて前記資料の内容を解析する解析手段をさらに備え、
前記決定手段は、前記抽出手段が抽出した特徴情報及び前記解析手段が解析した資料の内容に基づいて前記各資料の重要度を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記決定手段は、前記資料が複数の要素を含む場合、前記複数の要素毎に重要度を決定し、
前記処理手段は、前記決定手段が決定した要素の重要度に基づいて、前記要素のデータを処理することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記処理手段は、前記決定手段が決定した要素の重要度に基づいて、前記要素を合成したデータを作成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
- 前記処理手段は、前記要素の重要度に応じて前記要素を掲載する領域を変更して前記要素を合成することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
- 前記抽出手段は、前記発表者の意図に関する情報を前記特徴情報として抽出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報処理システム。
- 前記発表者の意図に関する情報は、前記発表者の資料に対する発表時間、前記発表者の属性、前記発表者の人数、前記発表者の資料に対する説明回数、前記発表者が発話したキーワード及び前記発表者が前記資料中の注目領域を指す動作のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記抽出手段は、前記視聴者の反応に関する情報を前記特徴情報として抽出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報処理システム。
- 前記視聴者の反応に関する情報は、前記視聴者の前記資料の参照回数及び前記視聴者の資料の視聴率のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
- 前記解析手段は、前記資料のデータに含まれるキーワード、音声データ及び画像データのうちの少なくとも一つに基づいて前記資料の内容を解析することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記決定手段は、前記抽出手段が抽出した特徴情報に基づいて前記資料を分類し、該分類結果に応じて前記資料の重要度を決定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の情報処理システム。
- 前記処理手段は、前記決定手段が決定した資料の重要度に基づいて前記資料のデータを配信する処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
- 前記処理手段は、前記資料の分類結果に基づいて、処理する資料を選択することを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
- 前記資料は、電子的な資料及び紙資料の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか記載の情報処理システム。
- 視聴者に対して資料を用いて発表する発表者及び前記視聴者の少なくとも一方をキャプチャした情報に基づいて、前記資料を用いた発表時における前記発表者及び前記視聴者のうちの少なくとも一方の特徴情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出した特徴情報に基づいて前記資料の重要度を決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定した資料の重要度に基づいて前記資料のデータを処理する処理ステップと
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記資料のデータに基づいて前記資料の内容を解析する解析ステップをさらに有し、
前記決定ステップは、前記抽出ステップで抽出した特徴情報及び前記解析ステップで解析した資料の内容に基づいて前記資料の重要度を決定することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記決定ステップは、前記資料が複数の要素を含む場合、前記複数の要素毎に重要度を決定し、
前記処理ステップは、前記決定ステップで決定した要素の重要度に基づいて、前記要素のデータを処理することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の情報処理方法。 - 前記処理ステップは、前記決定ステップで決定した要素の重要度に基づいて、前記要素を合成したデータを作成することを特徴とする請求項17に記載の情報処理方法。
- 請求項15から請求項18のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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