JP2020104289A - 廃液回収装置 - Google Patents

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【課題】ミストを液化した廃液を回収するタンクを交換することなく効率的に廃液を回収する。【解決手段】インクジェットヘッド2a〜2cからインクを吐出して用紙に印刷する印刷動作の際に発生するミストを吸引するファン13と、吸引されたミストを液化し廃液として回収する廃液回収部12と、インクジェットヘッド2a〜2cのメンテナンス動作により排出されるインクを受けるインクパン11と、廃液回収部12により回収された廃液をインクパン11へ廃液する廃液流路R1と、廃液流路R上に設けられ、印刷動作中は廃液流路Rを閉とし、メンテナンス動作中は廃液流路R1を開とする流量調整弁14とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ミストが液化した廃液を回収するタンクを交換することなく効率的に廃液を回収する廃液回収装置に関する。
インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドのノズル面に設けられたインク室のインクをノズルから液滴として吐出させ、ノズル面に対向する搬送経路上をノズル面と平行に搬送される記録媒体に着弾させて、記録媒体上に画像を形成している。
ノズルから吐出されたインクの液滴は尾を引く形で飛翔し、この飛翔する液滴の先頭部分と後尾部分との間に時間差や速度差が生じる。このため、先行する主たる液滴に付随して、不要な微小液滴(サテライト)が発生することがある。
サテライトは、ミストとなってインクジェットヘッドのノズル面と搬送経路との間の空間を浮遊し、記録媒体のインク液滴からずれた箇所に付着して印刷品質を低下させたり、装置内に付着して装置を汚したりするので、発生したミストは回収する必要がある。
一方、インクジェット印刷装置においては、インクジェットヘッドの正常な吐出状態を維持するため定期的にメンテナンスユニットを用いてメンテナンスを行う。
メンテナンスユニットは、インクを回収するインクパンと、インクパンからポンプで送液されたインクを貯留する廃液タンクと、インク吐出面に付着したゴミ等をワイパブレードで払拭することによりクリーニングを行うクリーニング機構とを備えている。
印刷時には、インクパンは印刷処理に干渉しないよう退避位置に移動され、メンテナンス時には、インクジェットヘッドの直下であるメンテナンス位置に移動される。
そして、メンテナンス時には、例えば、インクジェットヘッドのインク吐出面からインクを強制的に排出するパージを行い、排出されたインクとともに、インク吐出面に付着したゴミ等をワイパブレードで払拭する。そして、排出され、払拭されたインクは、インクパンにより中間タンクに廃液として回収され、中間タンクから廃液タンクに送液されて貯留される。
特許文献1には、ミストとエアを吸い込む吸引手段を設け、吸気口、フィルタ、液状化部、吸引ファン、排気口の順で風路上に配置し、インクミストをフィルタに通して液状化して、その廃液を貯留する廃液タンクを設け、廃液タンクが満杯になった場合には交換する廃液処理に関する技術が開示されている。
特開2007−160871号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、廃液タンクが満杯になった場合には交換する必要があるので、満杯になる度にユーザが交換作業を行うことが煩わしかった。また、交換作業を行っている間、印刷動作を停止する必要があるので、生産性が低下することになる。
また、メンテナンス時には、強制的に排出されたインクが廃液としてインクパンに回収される。そのため、このインクパンに回収された廃液と、印刷時に発生したミストを液化した廃液とを、一旦インクパンに集めた上で廃液タンクの送液をした方が、ポンプの起動停止回数を少なくすることができるので効率がよい。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、インクミストをフィルタに通して液状化した廃液を廃液タンクに直接的に送液するので、効率が悪かった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、ミストを液化した廃液を回収するタンクを交換することなく効率的に廃液を回収することができる廃液回収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る廃液回収装置の特徴は、
インクジェットヘッドからインクを吐出して用紙に印刷する印刷動作の際に発生するミストを吸引する吸引手段と、
前記吸引されたミストを液化し廃液として回収する廃液回収手段と、
前記インクジェットヘッドのメンテナンス動作により排出されるインクを受けるインクパンと、
前記廃液回収手段により回収された廃液を前記インクパンへ送液する廃液流路と、
前記廃液流路上に設けられ、前記印刷動作中は前記廃液流路を閉とし、前記メンテナンス動作中は前記廃液流路を開とする流量調整弁と、
を備えたにある。
本発明に係る廃液回収装置の特徴によれば、ミストを液化した廃液を回収するタンクを交換することなく効率的に廃液を回収することができる。
本発明の実施形態に係る廃液回収装置が適用されたインクジェット印刷装置の印刷時における概略構成図である。 本発明の実施形態に係る廃液回収装置が適用されたインクジェット印刷装置のメンテナンス時における概略構成図である。 (a)は、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置が印刷時における流量調整弁の状態を模式的に示しており、(b)は、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置のメンテナンス時における流量調整弁の状態を模式的に示している。 本実施の形態に係るインクジェット印刷装置の動作を示したタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
<インクジェット印刷装置の概要>
図1,2は、本発明の実施形態に係る廃液回収装置が適用されたインクジェット印刷装置の概略構成図である。図1は、印刷時におけるインクジェット印刷装置を示しており、図2は、メンテナンス時におけるインクジェット印刷装置を示している。以下の説明においては、図1における紙面の上下方向をZ1−Z2方向とし、左右をX1―X2方向とする。
図1,2に示すように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1は、印刷を行う印刷部2と、インクジェットヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス部3と、制御部4とを備える。
印刷部2は、用紙Pに画像を印刷する。印刷部2は、インクジェットヘッド2a〜2cを備えている。
図1に示すように、印刷時においては、インクジェットヘッド2a〜2cが、搬送される用紙Pに対して、ノズルからインクを吐出して画像を印刷する。インクジェットヘッド2a〜2cは、それぞれ異なる色(例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを吐出する。
このとき、ノズルから吐出されたインクの液滴Dは尾を引く形で飛翔し、この飛翔する液滴Dの先頭部分と後尾部分との間に時間差や速度差が生じる。このため、先行する主たる液滴Dに付随して、不要な微小液滴(サテライト)が発生することがある。
サテライトは、ミストMとなってインクジェットヘッド2a〜2cのノズル面と搬送経路との間の空間を浮遊する。
メンテナンス部3は、インクパン11と、廃液回収部12と、ファン13と、流量調整弁14と、ミスト吸引口15と、ポンプ16と、廃液タンク17とを備えている。廃液回収部12からインクパン11へ廃液を送液する配管として送液経路R1が設けられており、インクパン11から廃液タンク17へ廃液を送液する配管として送液経路R2が設けられている。流量調整弁14は、送液経路R1上に設けられている。流量調整弁14の構造については、後述する。また、ミスト吸引口15からミストを含むエアを吸引する配管として吸引配管S2が設けられており、ファン13によるエア吸引の配管として吸引配管S1が設けられている。
インクパン11は、メンテナンス時にパージによりインクジェットヘッド2a〜2cから排出された廃液となるインクを受けるものである。インクパン11は、図1に示す印刷時には、印刷処理に干渉しないよう破線で示した退避位置に移動される。
ファン13は、吸引配管S1を介して廃液回収部12と接続されており、廃液回収部12内のエア吸引を行う。ファン13は、制御部4の指示により、印刷部2が印刷中の間はオンとなり、メンテナンス部3がメンテナンス中の間はオフとなるように制御される。
廃液回収部12は、印刷部2が印刷中はファン13がオンであるので吸引配管S1内はエア吸引される。このとき、流量調整弁14は全閉となっている。これにより、廃液回収部12内部が負圧となり、ミスト吸引口15から吸引配管S2を介してエアを吸引する。
上述したように、印刷部2が印刷中は、ミストMがインクジェットヘッド2a〜2cのノズル面と搬送経路との間の空間を浮遊しているので、この浮遊したミストMが空気に同伴してミスト吸引口15から吸引配管S2を介して廃液回収部12へと吸引される。
廃液回収部12は、吸引配管S1へのエア出口にフィルタ12aが設けられている。これにより廃液回収部12へと吸引されたミストMが、ファン13のエア吸引によりフィルタ12aに吸着され、それが廃液となって廃液回収部12内で貯留される。
一方、メンテナンス時には、図2に示すように、インクパン11は、インクジェットヘッド2a〜2cの直下である実線で示したメンテナンス位置までX1方向に移動される。メンテナンス位置は、インクジェットヘッド2a〜2cの直下の位置となる。
そして、メンテナンス時には、例えば、インクジェットヘッド2a〜2cのインク吐出面からインクを強制的に排出するパージを行い、排出されたインクとともに、インク吐出面に付着したゴミ等をワイパブレードで払拭する。排出され、払拭されたインクは、廃液としてインクパン11に一時的に貯留される。
また、ファン13は、メンテナンス中はオフとなるように制御されるので、ミスト吸引口15は大気開放された状態となっている。
このとき、流量調整弁14は全開となっている。これにより、水頭差により廃液回収部12内部に貯留された廃液が送液経路R1を介してインクパン11へと流れる。
そのため、メンテナンス中には、インクジェットヘッド2a〜2cのインク吐出面から強制的にインクが排出されることにより生じた廃液と、廃液回収部12内部に貯留された廃液が送液経路R1を介して流入した廃液とが、インクパン11に貯留することになる。
そこで、制御部4は、ポンプ16をオンとすることにより、インクパン11に貯留された廃液を送液経路R2を介して廃液タンク17へと送液する。これにより、メンテナンス中に、インクジェットヘッド2a〜2cのインク吐出面から強制的にインクが排出されることにより生じた廃液と、廃液回収部12内部に貯留された廃液が送液経路R1を介して流入した廃液とを、一度にインクパン11から廃液タンク17へと送液することができる。
図3は、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1が備える流量調整弁14を説明した説明図である。図3(a)は、印刷時における流量調整弁14の状態を模式的に示しており、図3(b)は、メンテナンス時における流量調整弁14の状態を模式的に示している。
図3(a),(b)に示すように、インクパン11の側壁11aの上部には、カム部11bが設けられている。カム部11bは、X1方向に沿って緩やかに上方へ傾斜した傾斜面11cを有している。
上述したように、印刷時には、インクパン11は、メンテナンス位置から退避位置へ位置するようにX2方向へと移動される。また、メンテナンス時には、インクパン11が、退避位置からメンテナンス位置へ移動するようにX1方向へと移動される。
流量調整弁14は、回転軸を中心に回転するローラ14aと、Z1−Z2方向に移動自在に設けられ、送液経路R1の流量を規制するバルブピン14cと、ローラ14aの回転軸とバルブピン14cとを接続し、Z1―Z2方向に付勢する付勢リンク14bとを有している。
図3(b)に示すメンテナンス時には、インクパン11は、X1方向へと移動され、メンテナンス位置に位置している。このとき、ローラ14aは付勢リンク14bの付勢力によって、下面11dに押しつけられており、付勢リンク14bはバルブピン14cに接触していない。そのため、バルブピン14cが自重で下方(Z2方向)に移動するので、送液経路R1を全開とすることができる。
一方、図3(a)に示す印刷時には、インクパン11は、X2方向へと移動され、退避位置に位置している。インクパン11がX2方向へと移動されると、ローラ14aはカム部11bの傾斜面11cに沿ってZ1方向に押し上げられる。上面11eまで押し上げられると、ローラ14aのZ1−Z2方向の位置は安定する。
ローラ14aが上面11eまで押し上げられると、付勢リンク14bがバルブピン14cに接触し、バルブピン14cをZ1方向へ押し上げる。これにより、バルブピン14cが送液経路R1の流量を規制し、送液経路R1を全閉とすることができる。
図4は、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1の動作を示したタイミングチャートである。
図4に示すように、t1時点において印刷を終了しメンテナンス動作に移行する際、制御部4はファン13をオフさせる。その後、t2時点においてインクパン11は、退避位置からメンテナンス位置へ移動するようにX1方向へと移動が開始される。
t2時点からt4時点までの間、インクパン11がX1方向へ移動しているが、その間、流量調整弁14が全閉から全開へと除々に切り替えられている。これは、インクパン11のX1方向への移動に伴って、ローラ14aが付勢リンク14bの付勢力によって、カム部11bの傾斜面11cに沿ってZ2方向に除々に押し下げられるからである。
そして、t4時点以降は、図3(b)に示したように、ローラ14aが付勢リンク14bの付勢力によって、ローラ14aが下面11dに押しつけられ、バルブピン14cが自重で下方(Z2方向)に移動することで送液経路R1が全開となる。
メンテナンス動作が終了したt5時点において印刷開始が指示されると、インクパン11は、メンテナンス位置から退避位置へ移動するようにX2方向へと移動が開始される。
t5時点からt7時点までの間、インクパン11がX2方向へ移動しているが、その間、流量調整弁14が全開から全閉へと除々に切り替えられている。これは、インクパン11のX2方向への移動に伴って、ローラ14aはカム部11bの傾斜面11cに沿ってZ1方向に除々に押し上げられるからである。
そして、t7時点以降は、図3(a)に示したように、ローラ14aが上面11eまで押し上げられると、付勢リンク14bがバルブピン14cに接触し、バルブピン14cをZ1方向へ押し上げる。これにより、バルブピン14cが送液経路R1の流量を規制し、送液経路R1が全閉となる。
その後、t8時点において、印刷の準備のためにファン13がオンされ、t9時点において、制御部4は、印刷を開始する。
以上のように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1によれば、インクジェットヘッド2a〜2cからインクを吐出して用紙に印刷する印刷動作の際に発生するミストを吸引するファン13と、吸引されたミストを液化し廃液として回収する廃液回収部12と、インクジェットヘッド2a〜2cのメンテナンス動作により排出されるインクを受けるメンテナンス位置と、印刷動作中にインクジェットヘッド2a〜2cの直下から退避する退避位置との間で移動自在に設けられたインクパン11と、廃液回収部12により回収された廃液をインクパン11へ廃液する廃液流路R1と、廃液流路R1上に設けられ、印刷動作中は廃液流路R1を閉とし、メンテナンス動作中は廃液流路R1を開とする流量調整弁14とを備える。
これにより、適切なタイミングに廃液回収部12で回収された廃液をインクパン11へ送液することができるので、ミストが液化した廃液によって廃液回収部12が満杯になることがなく廃液回収部12を交換する必要がない。そのため、ユーザは煩わしい廃液回収部12の交換作業を行う必要がないので、ユーザの作業性が向上する。また、廃液回収部12の交換作業により印刷が停止することがないので、生産性を向上させることができる。
また、メンテナンス動作により、インクジェットヘッド2a〜2cからインクが排出されることにより生じた廃液と、廃液回収部12により回収した廃液とを、インクパン11へ送液するので、必要に応じてインクパンに貯留した廃液を一度に廃液タンク17に送液することができ、効率的に廃液タンク17へ廃液を回収することができる。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
インクジェットヘッドからインクを吐出して用紙に印刷する印刷動作の際に発生するミストを吸引する吸引手段と、
前記吸引されたミストを液化し廃液として回収する廃液回収手段と、
前記インクジェットヘッドのメンテナンス動作により排出されるインクを受けるインクパンと、
前記廃液回収手段により回収された廃液を前記インクパンへ送液する廃液流路と、
前記廃液流路上に設けられ、前記印刷動作中は前記廃液流路を閉とし、前記メンテナンス動作中は前記廃液流路を開とする流量調整弁と、
を備えたことを特徴とする廃液回収装置。
これにより、廃液回収手段に廃液がある程度たまった適切なタイミングに廃液回収手段で回収された廃液をインクパンへ送液することができるので、ミストが液化した廃液によって廃液回収手段が満杯になることがないので、廃液回収手段を交換する必要がない。また、メンテナンス動作により、インクジェットヘッドからインクが排出されることにより生じた廃液と、廃液回収手段により回収した廃液とを、インクパンへ送液するので、必要に応じてインクパンに貯留した廃液を一度に回収することができ、効率的に廃液を回収することができる。
(付記2)
前記インクパンは、前記インクジェットヘッドの直下で前記メンテナンス動作により排出されるインクを受けるメンテナンス位置と、前記インクジェットヘッドの直下から退避した退避位置との間で移動自在であり、
前記インクパンには、カム部が設けられ、
前記流量調整弁は、前記インクパンが前記メンテナンス位置から前記退避位置に移動する際に、前記カム部に接触することで全閉となり、前記インクパンが前記退避位置から前記メンテナンス位置に移動する際に、前記カム部から離間することで全開となる
ことを特徴とする(付記1)記載の廃液回収装置。
これにより、インクパンの移動に同期して機械的に流量調整弁が開閉されるので、電磁弁などの電気式の開閉弁と比較して流量調整弁の故障の発生率を低減させることができる。
1 インクジェット印刷装置
2 印刷部
2a〜2c インクジェットヘッド
3 メンテナンス部
4 制御部
11 インクパン
11a 側壁
11b カム部
11c 傾斜面
11d 下面
11e 上面
12 廃液回収部
12a フィルタ
13 ファン
14 流量調整弁
14a ローラ
14b 付勢リンク
14c バルブピン
15 ミスト吸引口
16 ポンプ
17 廃液タンク

Claims (2)

  1. インクジェットヘッドからインクを吐出して用紙に印刷する印刷動作の際に発生するミストを吸引する吸引手段と、
    前記吸引されたミストを液化し廃液として回収する廃液回収手段と、
    前記インクジェットヘッドのメンテナンス動作により排出されるインクを受けるインクパンと、
    前記廃液回収手段により回収された廃液を前記インクパンへ送液する廃液流路と、
    前記廃液流路上に設けられ、前記印刷動作中は前記廃液流路を閉とし、前記メンテナンス動作中は前記廃液流路を開とする流量調整弁と、
    を備えたことを特徴とする廃液回収装置。
  2. 前記インクパンは、前記インクジェットヘッドの直下で前記メンテナンス動作により排出されるインクを受けるメンテナンス位置と、前記インクジェットヘッドの直下から退避した退避位置との間で移動自在であり、
    前記インクパンには、カム部が設けられ、
    前記流量調整弁は、前記インクパンが前記メンテナンス位置から前記退避位置に移動する際に、前記カム部に接触することで全閉となり、前記インクパンが前記退避位置から前記メンテナンス位置に移動する際に、前記カム部から離間することで全開となる
    ことを特徴とする請求項1記載の廃液回収装置。

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