JP2020103575A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドパネルに設けた二つの止着テープ同士を重なり合わせて貼り付けられるようにすること。【解決手段】股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体31を設け、その固定端13側には人体と反対側の外面に面ファスナ51のループ面52を取り付け、その被固定端12側の両側には不織布を材料とするサイドパネル71をそれぞれ設ける。左右のサイドパネル71は、おむつ本体31の長手方向に沿って隣接する交差可能な二つの止着テープ72をそれぞれ先端に有し、これらの止着テープ72は、ループ面52に係合する面ファスナ51のフック面53を人体側の内面に有している。止着テープ72の人体と反対側の外面にはフック面53に係合力を生じさせるエンボス模様101を施し、互いに交差させた下側の止着テープ72のエンボス模様101に、上側の止着テープ72のフック面53が係合するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、テープ式の使い捨ておむつに関する。
特許文献1にはテープ式の使い捨ておむつが開示されている。この種の使い捨ておむつは、股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体を主体として、このおむつ本体の例えば臀部側に設けたサイドパネルを下腹部側に回して固定するようにしている。このときおむつとユーザの身体との間に隙間が生じないようにして、隙間からのモレを防ぐことが重要である。
大人用の使い捨ておむつを開発するに際しては、様々な体形のユーザを想定する必要がある。想定すべきユーザには体重30kgに満たない人もいれば80kgを超えるような人もいる。ヒップサイズも50cm程度から120cmを超える人まで様々であるし、太ももの太さも千差万別である。しかも拘縮などの原因から身体の左右の状態が異なるユーザにも対応できるようにしなければならない。
その一方で使い捨ておむつは大量生産されるのが一般的であり、S、M、L、LLのようにサイズが規格化されている。このため様々な体形の人に適合させるための工夫が必要になる。実際の使い捨ておむつでは、胴回りや足回りに伸縮材を設けたりすることでおむつと身体との間に隙間が生じないようにし、隙間からのモレを防いでいる。
大人用に開発されたテープ式の使い捨ておむつは、左右一対のサイドパネルにそれぞれ上下二つの止着テープを設けているのが一般的である。上側の止着テープは、胴回りに隙間なくおむつ本体を密着させるために設けられ、下側の止着テープは、脚回りに隙間なくおむつ本体を密着させるために設けられている。胴回りの隙間をなくすためには、上側の止着テープを腹側から脚側に向けて斜めの方向にひっぱり、おむつ本体の下腹部に設けたターゲットゾーンに固定する。脚回りの隙間をなくすためには、下側の止着テープを脚側から腹側に向けて斜めの方向にひっぱり、上記ターゲットゾーンに固定する。
止着テープとターゲットゾーンとの間の固定のための手段として用いられるのは、面ファスナである。おむつ本体のターゲットゾーンに面ファスナのループ面を取り付けておき、止着テープの裏面側に設けた面ファスナのフック面をループ面に係合させることで、ターゲットゾーンに止着テープを固定する。もっとも不織布に係合しやすい特殊なフック面を用い、おむつ本体の外装部分にフック面を係合させるようにしたり、あるいは一般的なフック面と係合しやすい特殊な不織布をおむつ本体の外装部分に用いるようにしたりした使い捨ておむつもある。
特開2014−018387号公報 特開2009−240679号公報
使い捨ておむつを隙間なく身体に装着しようとすると、ユーザの体形によっては、上下の止着テープの傾斜角度が不足することがある。上側の止着テープを脚側に向けてもっと傾斜させることで胴回りの隙間をなくせたり、下側の止着テープを腹側に向けてもっと傾斜させることで脚回りの隙間をなくせたりする場合である。ところが止着テープはターゲットゾーンに設けた面ファスナ、あるいはおむつ本体をなす不織布にしか貼り付けられず、止着テープ同士を重なり合わせるようにして貼り付けることはできない。
そこでサイドパネルにも面ファスナを設ければ、左右一対のサイドパネル同士を固定することが可能になる。つまりサイドパネルのうち、着用者の人体と反対側になる表面側に面ファスナのループ面を設け、もう一方のサイドパネルの裏面側に設けた面ファスナのフック面を係合させて固定し得るようにするわけである。ところがこの場合には材料費が高騰したり、サイドパネルが硬くなっておむつとしての快適性を低下させたりするといった不都合が生ずる。また面ファスナの分だけ止着テープの嵩が増し、ユーザの動きによって止着テープが外れやすくもなる。
特許文献2には、サイドパネル(文献2では「止着テープ」)にエンボス加工を施すことが開示されている。止着テープ(文献2では「つまみ部」)に設ける面ファスナと反対側の面にエンボス加工を施し、その裏面側と面ファスナとの間に弱い接着性を生じさせ、止着テープをサイドパネルに仮留めしようという内容である。この文献は、サイドパネルに施したエンボス加工の副次的な作用を利用し、左右のサイドパネルを交差して固定することも示唆している(文献2の段落[0045]、図3参照)。エンボス加工された不織布は、面ファスナのフック面(文献2では「雄部材」)との係合が容易になるとの知見に基づく示唆である。
もっとも特許文献2に記載されているのは、左右のサイドパネル同士を互いに交差させて固定することであり、サイドパネルに設けた二つの止着テープ同士を交差させることではない。
またエンボス加工を施された不織布は表面が滑らかになり、面ファスナのフック面と係合しにくい。この点特許文献2には、エンボス加工をするためのエンボスローラに設けられたローレットエンボスについて、個々の四角錐の一辺の長さと高さとが開示されている(文献2の段落0070参照)。しかしながらエンボス加工された不織布と面ファスナのフックとの間に十分な係合力を持たせるには、その他の各種条件を整える必要がある。特許文献2は、そのような条件を示していない。
本発明の課題は、サイドパネルに設けた二つの止着テープ同士を重なり合わせて貼り付けられるようにすることである。
本発明の使い捨ておむつは、股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体と、前記おむつ本体の長手方向に沿って隣接する交差可能な二つの止着テープをそれぞれ先端に有し、前記おむつ本体の固定端側の両側にそれぞれ設けられた不織布を材料とするサイドパネルと、前記おむつ本体の被固定端側で、人体と反対側の外面に設けられた面ファスナのループ面と、前記止着テープの人体側の内面に設けられ、前記ループ面に係合する面ファスナのフック面と、前記止着テープの人体と反対側の外面に設けられ、前記フック面に係合力を生じさせるエンボス模様と、を備える。
本発明の使い捨ておむつの製造方法は、股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体を用意する工程と、前記おむつ本体の長手方向に沿って隣接配置される交差可能な二つの止着テープをそれぞれ先端に有する不織布を材料とする一対の部材であり、人体と反対側の外面となる位置に施されたエンボス加工によるエンボス模様を有し、前記止着テープの人体側の内面となる位置に互いの前記エンボス模様に係合する面ファスナのフック面が取り付けられたサイドパネルを用意する工程と、前記おむつ本体の固定端側の両側に前記サイドパネルを取り付ける工程と、前記おむつ本体の被固定端側で、人体と反対側の外面に、前記フック面に係合する前記面ファスナのループ面を取り付ける工程と、を備える。
本発明によれば、サイドパネルに設けた二つの止着テープ同士を重なり合わせて貼り付けることができるので、ユーザの体形に合わせて使い捨ておむつを隙間なく身体にフィットさせることができる。
実施の一形態として、使い捨ておむつの斜視図。 外面側から見た使い捨ておむつを示す平面図。 内面側から見た使い捨ておむつを示す平面図。 サイドパネルの拡大平面図。 破断部を破断した状態を示すサイドパネルの拡大平面図。 サイドパネルに設けたエンボス模様の拡大平面図。 破断部を破断して二つの止着テープを交差させた状態を示すサイドパネルの拡大斜視図。 せん断力の試験に用いた試験装置を示す斜視図。
実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、大人用の使い捨ておむつへの適用例である。
[構造]
図1〜図3に示すように、使い捨ておむつ11は、人体の股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体31を主体としている。おむつ本体31は、臀部を覆う領域を前方に回して下腹部を覆う領域に固定することで、人体に装着するようになっている。本実施の形態では、おむつ本体31のうち下腹部を覆う領域側の端部を被固定端12、臀部側を覆う領域側の端部を固定端13と呼ぶ。
おむつ本体31の側面形状は、被固定端12側の領域と固定端13側の領域との間の中央部分が抉れたような形状をしている。中央部分の抉れた形状はレッグホールになる部分であり、人体の脚部に対するおむつ本体31のフィット性を高める。
おむつ本体31は、裏面シート32(図2参照)と表面シート33(図3参照)との間に吸収体34を積層している。裏面シート32及び表面シート33はともに不織布によって形成されたシートである。裏面シート32は液透過性を有さず、表面シート33は液透過性を有している。おむつ本体31は、吸収体34と裏面シート32との間に、液不透過性の防水シート35を介在させている。防水シート35は、例えば裏面シート32をなす不織布に貼り付けられている。このような防水シート35には、一例として通気性を有するものが用いられ、別の一例としては通気性を有しないものが用いられる。
図1及び図3に示すように、おむつ本体31は、表面シート33の両側にサイドシート36を設けている。これらのサイドシート36は、表面シート33に貼り付けられて接合され、予め決められた間隔を開けて互いに対面している。
表面シート33の側方の縁部には、糸ゴムをホットメルト接着剤で接着することによってレッグギャザー37が形成されている。レッグギャザー37は、脚部に対するおむつ本体31のフィット性を高め、着用者の股間からの尿漏れを防止する。
おむつ本体31の固定端13側の縁部には、糸ゴムを用いてウエストギャザー38が形成されている。ウエストギャザー38は、背中側の腰部に対するおむつ本体31のフィット性を高める。
サイドシート36の先端部分には、ホットメルト接着剤を塗布した糸ゴムを挟んで折り返された立体ギャザー39が形成されている。
図2及び図3は、レッグギャザー37、ウエストギャザー38、及び立体ギャザー39を模式的に示している。
おむつ本体31の被固定端12に固定端13を固定するために、本実施の形態は、面ファスナ51を採用している。面ファスナ51は、複数のループが密集するループ面52と、複数のフックが密集するフック面53とを組み合わせたもので、ループにフックを係合させてループ面52とフック面53とを固定する。ループ及びフックそれ自体の図示は省略する。
本実施の形態の使い捨ておむつ11では、裏面シート32をなす不織布に対して、面ファスナ51のフック面53は係合しない。もっとも別の一形態として、ループ面52のみならず、裏面シート32をなす不織布にも面ファスナ51のフック面53が係合するように構成してもよい。前述したとおり、裏面シート32をなす不織布に対するフック面53の係合は、不織布に係合しやすい特殊なフック面を用いるか、あるいは一般的なフック面と係合しやすい特殊な不織布をおむつ本体の外装部分に用いることによって実現可能である。
図1及び図2に示すように、おむつ本体31は、被固定端12側の人体と反対側の外面に、面ファスナ51のループ面52を設けている。ループ面52は、被固定端12に沿って長い矩形形状をしている。
図1及び図3に示すように、おむつ本体31は、固定端13側の両側にそれぞれサイドパネル71を設けている。個々のサイドパネル71は、おむつ本体31の長手方向に沿って隣接する二つの止着テープ72をそれぞれ先端に有している。これらの止着テープ72はそれぞれ、人体側の内面に面ファスナ51のフック面53を有している。フック面53は、止着テープ72の幅いっぱいに拡がる大きさを有している。こうして止着テープ72は、おむつ本体31の被固定端12側に設けたループ面52にフック面53を固定する際のつまみの役割を果たす。
サイドパネル71は、不織布によって形成されている。目付30〜120g/mの不織布である。別の好ましい一例としては目付50〜100g/m、より好ましい一例としては70〜90g/mの不織布を用いてもよい。
面ファスナ51のループ面52が取り付けられる部分は、ターゲットゾーンTZと呼ばれている。止着テープ72に設けたフック面53をループ面52に係合させる目標となる領域だからである。
図4に示すように、サイドパネル71は、隣接する二つの止着テープ72の間に、おむつ本体31の幅方向に沿って破断部73を設けている。破断部73はミシン目によって形成され、人の手の力によって容易に破断可能である(図5参照)。隣接する二つの止着テープ72は、破断部73を破断した状態でより自由に交差させやすくなる(図7参照)。
サイドパネル71は、エンボス模様101を有している。エンボス模様101が設けられているのは、サイドパネル71の全面である。
図4及び図5に示すように、エンボス模様101は、おむつ本体31の幅方向に沿って隣接配置された複数本の線状模様であり、エンボス加工によって形成されている。エンボス加工は、フック面53が設けられる面と反対側の面に施される。図6に拡大して示すように、エンボス模様101は、波形の凹凸模様をなしている。本実施の形態では、凹状の部分をエンボス加工部102、凸条の部分を非エンボス加工部103と呼ぶ。これらのエンボス加工部102と非エンボス加工部103とは互いに隣接している。
もっともエンボス模様101は波形に限られるわけではなく、エンボス加工部102と非エンボス加工部103とが交互に隣接する波形以外の他の模様であってもよい。
本実施の形態では、エンボス模様101を有する面をエンボス面104(図1〜図2、図4〜図5参照)、その裏面を非エンボス面105(図1、図3参照)と呼ぶ。エンボス面104は、エンボス加工を施した面である。このため前述した通り、エンボス面104はフック面53が設けられる面と反対側の面に設けられ、フック面53は、非エンボス面105に設けられる。
面ファスナ51のフック面53は、エンボス面104に設けられたエンボス模様101の非エンボス加工部103に係合する。エンボス面104ほど強くはないが、非エンボス面105に対しても、フック面53はわずかに係合する。エンボス面104と非エンボス面105とでは、面ファスナ51のフック面53の係合力という面で格段の違いがある。
本実施の形態では、エンボス模様101の各種の属性を次のように決定している。
(a1)エンボス模様101に係合したフック面53のせん断力は、ループ面52に係合したフック面53のせん断力の50%以上である。
(a2)エンボス模様101に係合したフック面53のせん断力は、エンボス模様101の裏面側、つまり非エンボス面105に係合したフック面53のせん断力の2.8倍以上である。
(a3)非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の厚み比率は、4〜27%、望ましくは10〜14%である。
(a4)非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の面積比率は、5〜90%、望ましくは15〜40%である。
[製造方法]
本実施の形態の使い捨ておむつ11は、次の(1)〜(4)に示す工程を経て製造される。(1)〜(4)の各工程は、経時的な順番を示しているわけでない。
(1)おむつ本体を用意する工程
おむつ本体31を用意する工程は、つぎの各工程を含んでいる。このとき他の工程を含むことも許容される。例えばおむつ本体31の製造過程中、おむつ本体を構成する部材、例えば裏面シート32や表面シート33に対して、後述するサイドパネル71や面ファスナ51のループ面52を取り付ける工程を含ませることも可能である。ここではそのようなサイドパネル71や面ファスナ51のループ面52を取り付ける工程を捨象して、おむつ本体31を用意する工程を説明する。
[サブ工程1]
吸収体34を成型する。
[サブ工程2]
立体ギャザー39を形成する。ホットメルト接着剤を塗布した糸ゴムを挟み込んでサイドシート36の先端部分を折り返すことで、立体ギャザー39は形成される。
[サブ工程3]
表面シート33を用意し、立体ギャザー39を取り付ける。
[サブ工程4]
裏面シート32をなす不織布を用意し、防水シート35を貼り付ける。
[サブ工程5]
ウエストギャザー38を形成する。ホットメルト接着剤を塗布した糸ゴムをフィルムと不織布とで挟み込むことで、ウエストギャザー38は形成される。
[サブ工程6]
防水シート35を貼り付けた裏面シート32に、ウエストギャザー38を貼り付ける。
[サブ工程7]
レッグギャザー37を形成する。防水シート35を貼り付けた裏面シート32の脚回りの部分にホットメルト接着剤を塗布した糸ゴムを貼り付けることで、レッグギャザー37は成形される。
[サブ工程8]
サブ工程1で成型した吸収体34を介在させて、サブ工程2〜3を経た表面シート33とサブ工程4〜7を経た裏面シート32とを貼り合わせる。
[サブ工程9]
サブ工程8の後、レッグホールを形成する。この工程では、吸収体34を挟んで貼り合わせた裏面シート32と表面シート33との側部をレッグホールカッタで切断する。切断箇所に、レッグギャザー37を側部に有するレッグホールが形成されている。
こうしておむつ本体31が完成する。
もっともおむつ本体31は、サイドパネル71を一体的に結合し、面ファスナ51のループ面52を取り付けたものであるため、サイドパネル71及びループ面52なしに完成するわけではない。
(2)サイドパネルを用意する工程
サイドパネル71を用意する工程は、つぎの各工程を含んでいる。
[サブ工程1]
一面側にエンボス加工を施された不織布を用意する。このような不織布は、いずこから調達しても、自ら製造してもいずれでもよい。エンボス加工された不織布は、例えばつぎのようにして製造される。
エンボス模様101は、エンボス加工によって形成される。この場合のエンボス加工は、表面が平滑に仕上げられたスムースローラと、表面に凹凸状の模様が施されたエンボスローラとの間に被加工物を挟み込み、加熱と加圧の作用で被加工物の一面にエンボス模様を生じさせる加工方法である。エンボスローラの凹凸模様が転写されて被加工物にエンボス模様が形成される。
そこでサイドパネル71をなす不織布をスムースローラとエンボスローラとの間に挟み込み、両ローラを加熱しながら回転させる。これによってエンボスローラに施された模様が不織布に転写され、その一面にエンボス模様101が形成される。
こうしてエンボス模様101を形成するのは、サイドパネル71中、人体と反対側になる外面側である。本実施の形態ではサイドパネル71の全面にエンボス模様101を形成する一例を示したが、少なくとも止着テープ72の一部にエンボス模様101が形成されていればよい。エンボス加工は、意図するエンボス模様101に合わせて適宜不織布に施す。
[サブ工程2]
エンボス加工を施された不織布に、面ファスナ51のフック面53を取り付ける。フック面53は、一対のサイドパネル71に二つずつ設けられる止着テープ72のそれぞれに取り付けられるように、取り付け位置を調整される。フック面53が取り付けられるのは、人体側に位置づけられる内面となる側、つまりエンボス模様101が設けられていない側の面である。
[サブ工程3]
面ファスナ51のフック面53を取り付けた不織布を切断し、サイドパネル71の形状に整える。この際、破断部73も同時に、あるいは別途作製する。このようなサイドパネル71は、左右一対分を製造する。こうしてフック面53が取り付けられた破断部73を有するサイドパネル71が得られる。
(3)サイドパネルを取り付ける工程
おむつ本体31にサイドパネル71を取り付ける。取り付け箇所は、おむつ本体31の固定端13側の両側となる位置である。サイドパネル71の取り付けは、一例として、上記「(1)おむつ本体を用意する工程」中のサブ工程3で、立体ギャザー39の取り付けに前後して、表面シート33に対して行う。
(4)面ファスナのループ面を取り付ける工程
おむつ本体31に面ファスナ51のループ面52を取り付ける。取り付け位置は、被固定端12側の端部であって、人体と反対側に位置づけられる外面である。ループ面52の取り付けは、一例として、「(1)おむつ本体を用意する工程」のサブ工程6で、ウエストギャザー38の取り付けに前後して、防水シート35を貼り付けた裏面シート32に対して行う。
以上の(1)〜(4)の工程により、使い捨ておむつ11が完成する。
[作用効果]
使い捨ておむつ11を人体に装着するには、おむつ本体31の表面シート33側を股部にあてがった状態で被固定端12側のおむつ本体31を下腹部にあて、臀部を覆う固定端13側のおむつ本体31を前方に持ってきて被固定端12に固定する。固定には面ファスナ51を利用する。つまり左右のサイドパネル71にそれぞれ設けられた二つの止着テープ72を指でつまみ、ターゲットゾーンTZに設けられた面ファスナ51のループ面52に、止着テープ72に設けられた面ファスナ51のフック面53を押し付ける。これによってループ面52にフック面53が係合して両者が固定され、使い捨ておむつ11が人体に装着される。
人体に対するフィット感を増すためには、上側の止着テープ72を脚部に向けて傾斜させたり、下側の止着テープ72を腹部に向けて傾斜させたりした方がよい場合がある。上側の止着テープ72を脚部に向けて傾斜させることで胴回りの隙間がなくなったり、下側の止着テープ72を腹部に向けて傾斜させることで脚まわりの隙間がなくなったりすることがあるからである。
ユーザの体形によっては、上下の止着テープ72の傾斜角度が深まり、交差させた状態で初めて良好なフィット感が得られる場合がある。このときより自由に上下二つの止着テープ72を交差させるには、破断部73を破断すればよい。これによって二つの止着テープ72を大きく交差させた重ね貼りをすることができる。
図7に示すように、二つの止着テープ72を重ね貼りした際、下側の止着テープ72はターゲットゾーンTZに面ファスナ51で固定される。その上から重ね貼りする止着テープ72は、下側の止着テープ72の表面側に施されたエンボス模様101に対して、フック面53が係合することによって固定される。こうして二つの止着テープ72を支障なく重ね貼りすることができる。したがって隙間なく身体にフィットさせることができるユーザの体形の許容度が増し、より多くのユーザに良好なフィット感を与えることができる。
本実施の形態によれば、ターゲットゾーンTZに固定した下側の止着テープ72に対して、その上から重ね貼りした止着テープ72を十分な強度で固定することができる。その要因となるのは、主につぎに示す(G1)〜(G6)の構成である。
(G1)エンボス模様101に係合したフック面53が有するフックのせん断力を、ループ面52に係合したフック面53のせん断力の50%以上にしていること。
(G2)エンボス模様101に係合したフック面53のせん断力を、エンボス模様101の裏面側、つまり非エンボス面105に係合したフック面53のせん断力の2.8倍以上にしていること。
(G3)エンボス模様101は、非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の厚み比率を4〜27%、望ましくは10〜14%にしていること。
(G4)エンボス模様101は、非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の面積比率を5〜90%、望ましくは15〜40%にしていること。
(G5)エンボス模様101は、互いに隣接する複数本の線状模様を有していること。
(G6)エンボス模様101は、サイドパネル71の止着テープ72以外の領域にも設けられていること。
[変形例]
実施に際しては、各種の変形や変更が許容される。
例えばエンボス模様101が設けられている領域は、必ずしもサイドパネル71の全面でなくてもよい。エンボス模様101は、少なくとも止着テープ72の人体と反対側になる面に設けられていればよいし、この場合も、サイドパネル71の一部の領域にエンボス模様101が及んでいる態様であってもよい。
その他実施に際しては、あらゆる変形や変更が許容される。
1.せん断力
図8に例示するような試験装置を製作し、重ね貼りした止着テープ72に十分な固定強度が得られたことを実験によって検証した。この試験装置は、机201の上に被検面202を有する被検材203を載置し、端部に錘204を着脱自在に取り付けた不織布からなるベルト205を設け、ベルト205の反対側の端部に面ファスナ51のフック面53を有するフックテープ206を固定する。そしてフック面53を被検面202に係合させる、という簡易な装置である。
つぎのような条件で実験を行った。
被検面202として用意したのは、
・面ファスナのループ面
・上記実施の形態で紹介した不織布(サイドパネル71)のエンボス面104
・同非エンボス面105
・エンボス加工していない不織布
の四種類である。
フックテープ206は幅25mm、長さ28mmの大きさにした。これを被検面202の上に荷重をかけずに載せ、1Kgの錘204で2秒間荷重をかけて被検面202にフック面53を係合させた。
その後ベルト205から錘204を取り外し、被検面202にフック面53が係合している状態のまま引張圧縮試験機にセットし、被検面202とフック面53とをともに垂直の向きで引っ張り係合力を測定した。180°ピール試験である。
使用した引張圧縮試験機、及びチャックスピードはそれぞれ、
・引張圧縮試験器 :株式会社今田製作所 SV−55C−20H
・チャックスピード:240mm/分
である。
実験結果を表1に示す。
表1中に示す数値は実験結果で、せん断力(単位:N/25mm)を示している。
Figure 2020103575
非エンボス面105とエンボス加工していない不織布については、測定をすることができなかった。フック面53に仮係合させ、1Kgの錘204を取り付けて荷重をかけた段階でフック面53から剥離してしまったからである。そこで非エンボス面105とフック面53、エンボス加工していない不織布とフック面53との間のせん断力は、1Kgf(9.7N)以下であると推測される。
エンボス面104については、表1に示す実験結果から、通常の面ファスナ51のループ面52との比較で50%以上のせん断力が発生したことがわかる。
こうして通常の面ファスナ51のループ面52との比較で、50%以上のせん断力を得た場合、それが使い捨ておむつ11の装着時、互いに隣接する二つの止着テープ72を交差させて貼り付けるという目的を達成する上で、十分なせん断力であるのかどうかが問題となる。そこでこの出願の発明者等は、官能試験を行った。
官能試験は、実施の形態で説明したサイドパネル71と同様のものを用意し、その止着テープ72に設けた面ファスナ51のフック面53を四種類の異なる面に貼り付けて実施した。フック面53を貼り付けた面は、
(イ)エンボス加工していない不織布
(ロ)別のサイドパネル71に設けたエンボス模様101と反対側の面
(ハ)別のサイドパネル71に設けたエンボス模様101の面
(ニ)実施の形態で説明した面ファスナ51のループ面52と同様のもの
である。上記(ロ)(ハ)については、サイドパネル71と同様のものをもう一つ用意して、その止着テープ72に設けたエンボス模様101と反対側の面、及びエンボス模様101の面をそれぞれ利用した。
官能試験は、面ファスナ51のフック面53を上記各面に貼り付け、互いに横方向、つまりせん断方向に引っ張ることによって実施した。このとき被験者には、1から5までの段階でせん断力を評価してもらった。評価1はせん断力が最も弱く、評価5はせん断力が最も強い評価である。
官能試験の結果を表2に示す。
上記(イ)のエンボス加工していない不織布と上記(ロ)の非エンボス面とについては、評価1という結果である。これに対して上記(ニ)の面ファスナ51のループ面52については、評価5となった。換言すると、(イ)(ロ)を評価1、(ニ)を評価5としたとき、人は上記(ロ)のエンボス面、つまりエンボス模様101を有する面に対するフック面53のせん断力をどの程度であると感じるのか、というのが本官能試験の目的となる。
結果は評価3であった。
平易に表現すると、ほとんどくっつかない(イ)(ロ)と、強力にくっつく(ニ)との中間程度に感じられたという結果である。
Figure 2020103575
以上の官能試験の結果から、表1に示す通常の面ファスナ51のループ面52との比較で50%以上のせん断力という計測数値は、使い捨ておむつ11の装着時、互いに隣接する二つの止着テープ72を交差させて貼り付けるという目的を達成するためには、十分なせん断力であるといえる。
エンボス面104と非エンボス面105との実験結果を比較する。前述したように、非エンボス面105のせん断力は9.7N以下であると推測される。仮に9.7Nであると仮定すると、エンボス面104の平均値は27.1Nなので、
27.1N/9.7N=2.8
となる。よってエンボス面104のせん断力は、非エンボス面105のせん断力の2.8倍以上となる。
この実験結果から、ターゲットゾーンTZに固定した下側の止着テープ72に対して、その上から重ね貼りした止着テープ72を十分な強度で固定することができることを根拠づける上記G1及びG2の要因の正しさが検証された。
2.エンボス加工部と非エンボス加工部との厚み比率
デジタルマイクロスコープを用いて、エンボス加工部102と非エンボス加工部103との厚みを測定した。使用した機器及びソフトウエアは、
・使用機器 :株式会社オプトサイエンス社 Dino-Lite Pro
Polarizer
・使用ソフト:DinoCapture2.0
である。
測定結果を表3に示す。
いずれも60倍の倍率で測定した結果である。エンボス加工部102は厚さ0.088〜0.103mm(平均0.094mm)、非エンボス加工部103は厚さ0.777〜0.901mm(平均0.850mm)という結果が得られた。
Figure 2020103575
この測定結果から明らかなように、エンボス模様101は、非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の厚み比率を10〜14%にしている。
よってターゲットゾーンTZに固定した下側の止着テープ72に対して、その上から重ね貼りした止着テープ72を十分な強度で固定することができることを根拠づける上記G3の要因の正しさが検証された。
3.エンボス加工部と非エンボス加工部との面積比率
上記実験及び測定は、エンボス加工部102の幅が1.0mm、非エンボス加工部103の幅が3.0mmに設定されたエンボス模様101を有するエンボス面104を用いて行なった。よって非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の面積比率は、33.333……%である。
上記G1〜G3の要因の正しさが検証されたのであるから、非エンボス加工部103に対するエンボス加工部102の面積比率33.333……%という値は、上記G4の要因の正しさも立証することになる。
11 使い捨ておむつ
12 被固定端
13 固定端
31 おむつ本体
32 裏面シート
33 表面シート
34 吸収体
35 防水シート
36 サイドシート
37 レッグギャザー
38 ウエストギャザー
39 立体ギャザー
51 面ファスナ
52 ループ面
53 フック面
71 サイドパネル
72 止着テープ
73 破断部
101 エンボス模様
102 エンボス加工部
103 非エンボス加工部
104 エンボス面
105 非エンボス面
201 机
202 被検面
203 被検材
204 錘
205 ベルト
206 フックテープ
TZ ターゲットゾーン

Claims (12)

  1. 股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体と、
    前記おむつ本体の長手方向に沿って隣接する交差可能な二つの止着テープをそれぞれ先端に有し、前記おむつ本体の固定端側の両側にそれぞれ設けられた不織布を材料とするサイドパネルと、
    前記おむつ本体の被固定端側で、人体と反対側の外面に設けられた面ファスナのループ面と、
    前記止着テープの人体側の内面に設けられ、前記ループ面に係合する面ファスナのフック面と、
    前記止着テープの人体と反対側の外面に設けられ、前記フック面に係合力を生じさせるエンボス模様と、
    を備える使い捨ておむつ。
  2. 前記エンボス模様に係合した前記フック面のせん断力は、前記ループ面に係合した前記フック面のせん断力の50%以上である、
    請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記エンボス模様に係合した前記フック面のせん断力は、前記エンボス模様の裏面側に係合した前記フック面のせん断力の2.8倍以上である、
    請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記エンボス模様は、非エンボス加工部に対するエンボス加工部の厚み比率を10〜14%にしている、
    請求項1ないし3のいずれか一に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記エンボス模様は、非エンボス加工部に対するエンボス加工部の面積比率を15〜40%にしている、
    請求項1ないし4のいずれか一に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記エンボス模様は、互いに隣接する複数本の線状模様を有している、
    請求項1ないし5のいずれか一に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記エンボス模様は、前記サイドパネルの前記止着テープ以外の領域にも設けられている、
    請求項1ないし6のいずれか一に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記サイドパネルは、前記おむつ本体の幅方向に沿って破断部を備え、
    前記二つの止着テープは、前記破断部を破断した状態で交差自在となる、
    請求項1ないし7のいずれか一に記載の使い捨ておむつ。
  9. 股部にあてがった状態で臀部と下腹部とを覆うおむつ本体を用意する工程と、
    前記おむつ本体の長手方向に沿って隣接配置される交差可能な二つの止着テープをそれぞれ先端に有する不織布を材料とする一対の部材であり、人体と反対側の外面となる位置に施されたエンボス加工によるエンボス模様を有し、前記一対の部材の互いの前記エンボス模様に係合する面ファスナのフック面が前記二つの止着テープの人体側の内面となる位置に取り付けられたサイドパネルを用意する工程と、
    前記おむつ本体の固定端側の両側に位置するように、前記おむつ本体を構成する部材に前記サイドパネルを取り付ける工程と、
    前記おむつ本体の被固定端側で、人体と反対側の外面に位置するように、前記おむつ本体を構成する部材に、前記フック面に係合する前記面ファスナのループ面を取り付ける工程と、
    を備える使い捨ておむつの製造方法。
  10. 前記サイドパネルの材料である不織布にエンボス加工を施し、前記エンボス模様を形成する工程を備える、
    請求項9に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  11. 前記サイドパネルの材料である不織布に、前記面ファスナのフック面を取り付ける工程を備える、
    請求項9又は10に記載の使い捨ておむつの製造方法。
  12. 前記面ファスナのフック面が取り付けられた前記不織布を前記サイドパネルの形状に切断する工程を備える、
    請求項9ないし11のいずれか一に記載の使い捨ておむつの製造方法。
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