JP2020102446A - 有機発光表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機発光層の膜厚偏差による表示品質低下の改善。【解決手段】一実施形態による有機発光表示装置は、列及び行方向に配された副画素を含む基板、副画素の第1電極、第1電極上に配され第1電極を露出する第1開口部を含む第1バンク、及び第1バンク上に配され第1電極を露出する第2開口部を含む第2バンクを備え、第1電極は、第3n−2列、第3n−1列及び第3n列に配された第1−1電極、第1−2電極及び第1−3電極を含み、第1−1電極は第1−2電極と隣り合う一側に第1凹部を有し、第1−2電極は第1凹部に対向する第1凸部及び第1−3電極と隣り合う他側に第2凸部を有し、第1−3電極は第2凸部に対向する第2凹部を有し、第1バンクは列方向に隣り合う第1電極間並びに行方向に隣り合う第1−3電極及び第1−1電極間に配され、第2バンクは第1−1電極と第1−2電極との間並びに第1−2電極と第1−3電極との間に配される。【選択図】図2

Description

本発明は、有機発光表示装置に関するものである。
近年、陰極線管(Cathode Ray Tube)の短所である重さと体積を減らすことができる各種表示装置が開発されている。このような表示装置には、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)、電界放出表示装置(Field Emission Display:FED)、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display Device)などがある。
有機発光表示装置は、自ら発光する自発光素子であって、応答速度が速く、発光効率、輝度、及び視野角が大きいという長所がある。また、プラスチックのような柔軟な基板上に素子を形成でき、フレキシブルな表示装置を実現できる。
近年、大面積の高解像度有機発光表示装置が要求されており、単一のパネルには複数のサブピクセルが含まれる。一般に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)サブピクセルパターニング(patterning)のためにマスクを用いるので、大面積の表示装置を実現するためには、これに対応する大面積の微細金属マスク(Fine Metal Mask、FMM)が必要である。しかし、大面積になるほど、マスクが垂れ下がってしまう現象が発生し、発光層を構成する有機発光物質が本来の位置に蒸着されないなどの様々な不良を引き起こす。
前述したマスクを用いた蒸着法の問題点を解決するために、簡便かつ大面積に有利な溶液工程が関心を集めている。溶液工程は、インクジェットプリンティングやノズルプリンティングなどを介してマスクなしに大面積パターニングが可能であり、材料使用率が10%以下である真空蒸着に比べて材料使用率が50〜80%程度に極めて高い。また、真空蒸着薄膜に比べてガラス転移温度(glass transition temperature)が高く、熱安定性とモルフォロジー(morphology)特性に優れる。
ただし、溶液工程により、発光層を形成する場合、サブピクセル内の位置に応じる膜厚偏差による厚さの不均一が発生し、表示品質が顕著に低下するという問題が生じている。
本発明の目的は、有機発光層の膜厚偏差による表示品質の低下を改善できる有機発光表示装置を提供することにある。また、本発明の目的は、バンク構造を変形して混色不良を防止する有機発光表示装置を提供することにある。
本発明に係る有機発光表示装置は、基板、第1の電極、第1のバンク、第2のバンクを備える。基板は、列方向及び行方向に沿って配列された複数のサブピクセルを有する。第1の電極は、サブピクセルに割り当てられる。第1のバンクは、第1の電極上に配置されて、複数の第1の電極を露出する第1の開口部を有する。第2のバンクは、第1のバンク上に配置されて、複数の第1の電極を露出する第2の開口部を有する。第1の電極は、第3n−2(nは、1以上の自然数)列に配列された第1−1の電極、第3n−1列に配列された第1−2の電極、第3n列に配列された第1−3の電極を含む。第1−1の電極は、第1−2の電極と隣り合う一側に形成された第1の凹部を有する。第1−2の電極は、第1−1の電極と隣り合う一側に形成され、第1の凹部に対向する第1の凸部、及び第1−3の電極と隣り合う他側に形成された第2の凸部を有する。第1−3の電極は、第1−2の電極と隣り合う一側に形成され、第2の凸部に対向する第2の凹部を有する。第1のバンクは、列方向に隣り合う第1の電極間に配置され、行方向に隣り合う第1−3の電極及び第1−1の電極間に配置される。第2のバンクは、第3n−2列に配列された第1−1の電極と、これと隣り合う第3n−1列に配列された第1−2の電極との間に配置され、第3n−1列に配列された第1−2の電極と、これと隣り合う第3n列に配列された第1−3の電極との間に配置される。
添付された図面を参照して、詳細な説明の技術構成とこれらの有機的結合構造について説明し、添付された図面を介して本発明の技術的思想と実施形態を統合して説明する。
溶液工程の問題点を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る有機発光表示装置を概略的に示した平面図である。 図2をI−I’に切り取った断面図である。 図2をII−II’に切り取った断面図である。 第1の電極の形状を説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。 有機発光表示装置の概略的なブロック図である。 サブピクセルの概略的な回路図である。 サブピクセルの具体的な回路図である。 本発明に係るサブピクセルの平面レイアウトを概略的に示した図である。 図12をV−V’に切り取った断面図である。 第1の電極の位置関係を説明するための図である。 バンクの位置関係を説明するための図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。明細書全体にわたって同じ参照符号は、実質的に同じ構成要素を意味する。以下の説明において、本発明と関連した公知技術あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁す恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。種々の実施形態を説明するにあたって、同じ構成要素については、冒頭で代表的に説明し、他の実施形態では省略することができる。
第1、第2などのように、序数を含む用語は、様々な構成要素を説明するのに使用されることができるが、前記構成要素等は、前記用語等により限定されない。前記用語等は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ使用される。
図1は、溶液工程の問題点を説明するための図である。
図1に示すように、溶液工程(soluble process)を利用して有機発光層を形成する場合、パイルアップ(pile up)現象が発生して、有機発光表示装置の発光特性を低下させるという問題点がある。より具体的に、有機発光物質1は、インクジェット装置2などを介してバンク3により仕切られた第1の電極4上に滴下(drop)される。滴下された有機発光物質1は、硬化される過程で硬化速度差により、位置による膜厚偏差を有する。すなわち、バンクと接するエッジ部5は厚く、中央部6は薄い、不均一な有機発光層7が形成される。
このように、有機発光層7が不均一に形成された場合、位置による輝度偏差が発生して、表示品質が低下するという問題点が生じる恐れがある。また、有機発光層7内部の電流密度差が発生して、素子の寿命が低下する恐れがある。また、暗点が発生して、工程歩留まりが低下するという問題点が生じる恐れがある。これらを考慮するとき、溶液工程を利用して発光層を形成するにあたって、パイルアップ現象が発生する領域を最小限に減らす必要がある。
<実施形態>
図2は、本発明の実施形態に係る有機発光表示装置を概略的に示した平面図である。図3A及び図3Bは、図2をI−I’及びII−II’に切り取った断面図である。図4は、第1の電極の形状を説明するための図である。
図2〜図4に示すように、実施形態に係る有機発光表示装置は、サブピクセルSPが配列された基板10を備える。基板10上には、回路素子層20及び回路素子層20に備えられた素子により駆動される有機発光ダイオードが配置される。
回路素子層20は、有機発光ダイオードに駆動信号を印加するための信号ライン及び電極が配列され、信号ラインと電極は、必要に応じて少なくとも1つの絶縁層を挟んで区分されて配置されることができる。有機発光表示装置がAM(Active Matrix)方式で実現される場合、回路素子層20は、サブピクセルSP毎に割り当てられるトランジスタをさらに含むことができる。トランジスタは、トップゲート(top gate)、ボトムゲート(bottom gate)、ダブルゲート(double gate)構造など、様々な構造で実現されることができる。また、トランジスタは、pタイプで実現されるか、または、nタイプで実現されることができる。トランジスタを構成する半導体層は、アモルファスシリコン、またはポリシリコン、あるいは酸化物を含むことができる。以下では、有機発光ダイオードとバンク構造を先に説明し、トランジスタの具体的な配置例については後述する。
有機発光ダイオードは、第1の電極30、第2の電極60、及び第1の電極30と第2の電極60との間に介在された有機発光層50を備える。一例として、第1の電極30はアノードであり、第2の電極60はカソードである。回路素子層20に含まれているトランジスタは、第1の電極30に接続される。
基板10上には、複数のピクセルが配列される。ピクセルPは、互いに異なる色を実現する3個のサブピクセルSPで構成されることができる。サブピクセルSPは、互いに交差する行方向(例えば、X軸方向)及び列方向(例えば、Y軸方向)に沿って配列されることができる。行方向に沿って隣り合って配列されたサブピクセルSPは、相違した色の光を放出し、列方向に沿って隣り合って配列されたサブピクセルSPは、同一の色の光を放出することができる。
サブピクセルSPは、第1色を発光する第1のサブピクセル、第2色を発光する第2のサブピクセル、第3色を発光する第3のサブピクセル、第3色を発光する第4のサブピクセル、第2色を発光する第5のサブピクセル、第1色を発光する第6のサブピクセルを含む群(Group)単位に、行方向に沿って順次交互に配列されることができる。第1色、第2色、第3色は、各々赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に選択されることができるが、これに限定されるものではない。
サブピクセルSPには、有機発光ダイオードの第1の電極30が配置される。第1の電極30は、サブピクセルSPの各々に1つずつ割り当てられることができる。
第1の電極30は、第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3を含む。第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3は、互いに異なる平面形状を有する。
第1−1の電極30−1は、3n−2(nは、1以上の自然数)列に配置される。第1−1の電極30−1は、列方向に沿って順次配置される。第1−2の電極30−2は、3n−1列に配置される。第1−2の電極30−2は、列方向に沿って順次配置される。第1−3の電極30−3は、3n列に配置される。第1−3の電極30−3は、列方向に沿って順次配置される。これにより、第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3は、行方向に沿って順次交互に配置される。
第1−1の電極30−1は、第1−2の電極30−2と隣り合う一側に凹部CCを有する。第1−1の電極30−1は、第1の部分P1−1及び第2の部分P1−2を含む。第1−1の電極30−1の第1の部分P1−1は、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が狭くなる。第1−1の電極30−1の第2の部分P1−2は、第1の部分から延び、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が広くなる。第1−1の電極30−1の第1の部分P1−1と第2の部分P1−2とは、行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称でありうる。第1−1の電極30−1の第1の部分P1−1と第2の部分P1−2とは、直角台形の平面形状を有することができる。
第1−2の電極30−2は、第1−1の電極30−1と隣り合う一側及び第1−3の電極30−3と隣り合う他側に凸部CVを有する。第1−2の電極30−2は、第1の部分P2−1及び第2の部分P2−2を含む。第1−2の電極30−2の第1の部分P2−1は、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が広くなる。第1−2の電極30−2の第2の部分P2−2は、第1の部分P2−1から延び、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が狭くなる。第1−2の電極30−2の第1の部分P2−1と第2の部分P2−2とは、行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称でありうる。第1−2の電極30−2の第1の部分P2−1と第2の部分P2−2とは、等脚台形の平面形状を有することができる。
第1−3の電極30−3は、第1−2の電極30−2と隣り合う一側に凹部CCを有する。第1−3の電極30−3の第1の部分P3−1は、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が狭くなる。第1−3の電極30−3の第2の部分P3−2は、第1の部分P3−1から延び、列方向に沿って進むほど、行方向への幅が広くなる。第1−3の電極30−3の第1の部分P3−1と第2の部分P3−2とは、行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称でありうる。1−3電極30−1の第1の部分P3−1と第2の部分P3−2とは、直角台形の平面形状を有することができる。
第1−2の電極30−2の凸部CVは、各々第1−1の電極30−1の凹部CC及び第1−2の電極30−2の凹部CCに対向する。必要に応じて、第1−2の電極30−2の凸部CVは、各々第1−1の電極30−1の凹部CC及び第1−2の電極30−2の凹部CCの内側に引き込まれることができる。隣り合う第1−1の電極30−1と第1−3の電極30−3とは、列方向に延びる仮想の基準線に対して線対称でありうる。
第1の電極30が形成された基板10上には、バンク40が配置される。バンク40は、第1のバンク41及び第2のバンク43を備える。
第1のバンク41は、第1の電極30の少なくとも一部を露出させる第1の開口部OA1を備える。第1のバンク41は、列方向に隣り合う第1の電極30間で、第1の電極30の一側を覆うように配置されることができる。
複数の第1の開口部OA1は、列方向及び行方向に並んで配列される。第1の開口部OA1の各々は、行方向に延び、行方向に沿って配置された第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3を同時に露出させる。
より具体的に、第1のバンク41は、列方向に隣り合う第1の電極30間に配置されて、列方向に隣り合うサブピクセルSPを仕切ることができる。すなわち、第1のバンクは、列方向に隣り合う第1−1の電極30−1間、第1−2の電極30−2間、及び第1−3の電極30−3間に配置されることができる。また、第1のバンク41は、行方向に隣り合う第1−3の電極30−3と第1−1の電極30−1との間に配置されて、行方向に隣り合うピクセルPを仕切ることができる。
第1のバンク41は、その後に形成される有機発光層50により覆われることができるように、相対的に薄く形成されることができる。第1のバンク41は、親水性特性を有することができる。一例として、第1のバンク41は、酸化シリコン(SiO)または窒化シリコン(SiNx)のような親水性の無機絶縁物質で形成されることができる。第1のバンク41は、第1の電極30の疏水性特性による湿潤性(wettability)不良を防止するために備えられた親水成分の薄い膜であって、親水性である有機発光物質がよく広がるようにする。
図面では、第1の開口部OA1が略長方形状を有する場合を例に挙げて図示したが、これに限定されるものではない。また、第1の開口部OA1が全て同じ形状及び面積を有することと図示したが、これに限定されるものではなく、少なくともいずれか1つの第1の開口部OA1は、他の1つの第1の開口部OA1と相違した形状及び/又は面積を有することができる。
第1のバンク41が形成された基板10上には、第2のバンク43が位置する。第2のバンク43は、第1の電極30の少なくとも一部を露出させる第2の開口部OA2を備える。複数の第2の開口部OA2は、行方向に並んで配置され、列方向に各々延びる。第2の開口部OA2は、列方向に延び、列方向に沿って配置された複数の第1の電極30を露出させる。第2のバンク43の幅として、隣り合う第2の開口部OA2に滴下された互いに異なる色の有機発光物質が互いに混合されないように設定された、工程上可能な最小の幅を選択することができる。
より具体的に、第2のバンク43は、第3n−2列に配列された第1−1の電極30−1と、これと隣り合う第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2との間に配置される。すなわち、第3n−2列に配列されたサブピクセルと第3n−1列に配列されたサブピクセルとは、第2のバンク43により仕切られることができる。このとき、第2のバンク43は、第3n−2列に配列された第1−1の電極30−1と第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2との間で、ジグザグ形態で列方向に沿って延びることができる。
第2のバンク43は、第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2と、これと隣り合う第3n列に配列された第1−3の電極30−3との間に配置される。すなわち、第3n−1列に配列されたサブピクセルと第3n列に配列されたサブピクセルとは、第2のバンク43により仕切られることができる。このとき、第2のバンク43は、第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2と第3n列に配列された第1−3の電極30−3との間で、ジグザグ形態で列方向に沿って延びることができる。
第2のバンク43は、第3n列に配列された第1−3の電極30−3と、これと行方向に隣り合う第3n−2列に配列された第1−1の電極30−1との間には配置されない。すなわち、第1−3の電極30−3と第1−1の電極30−1とが行方向で隣り合って配置される領域で、第1−3の電極30−3と第1−1の電極30−1とは、1つの第2の開口部を介して同時に露出されることができる。すなわち、第3n列に配列されたサブピクセルと第3n−2列に配列されたサブピクセルとは、第2のバンク43により仕切られない。
例えば、図示されているように、第2の開口部OA2は、行方向に沿って配列された第2−1の開口部OA2−1、第2−2の開口部OA2−2、第2−3の開口部OA2−3、第2−4の開口部OA2−4、第2−5の開口部OA2−5、第2−6の開口部OA2−6、第2−7の開口部OA2−7を備えることができる。第2−1の開口部OA2−1は、第1列に配列された第1−1の電極30−1を露出する。第2−2の開口部OA2−2は、第2列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−3の開口部OA2−3は、第3列に配列された第1−3の電極30−3と第4列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する。第2−4の開口部OA2−4は、第5列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−5の開口部OA2−5は、第6列に配列された第1−3の電極30−3と第7列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する。第2−6の開口部OA2−6は、第8列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−7の開口部OA2−7は、第9列に配列された第1−3の電極30−3を露出する。
第2の開口部のうち、第1−2の電極30−2を露出する部分は、第1−2の電極30−2の面積に対応して相対的に広く設定されることができるので、溶液工程の際、有機発光物質が滴下される領域DP1に割り当てられることができる。また、第2の開口部のうち、第1−3の電極30−3と第1−1の電極30−1とを同時に露出する部分は、第1−3の電極30−3及び第1−2の電極30−2の面積に対応して相対的に広く設定されることができるので、溶液工程の際、有機発光物質が滴下される領域DP2に割り当てられることができる。これにより、有機発光物質が自らの位置に滴下され得ないことで、隣り合うサブピクセルSP間に混色不良が生じるという問題を最小化できる。
第1のバンク41と第2のバンク43の組み合わせ構造により露出した第1の電極30の一部は、発光領域と定義されることができる。発光領域の平面形状は、第1の電極30の平面形状と対応することができる。
第2のバンク43は、疏水特性を有することができる。一例として、第2のバンク43は、有機絶縁物質上に疏水特性の物質がコーティングされた形態を有することができ、疏水性物質が含有された有機絶縁物質で形成されることができる。第2のバンク43の疏水特性は、有機発光層50を構成する有機発光物質が発光領域の中央部に集まるように押し出す機能をすることができる。また、第2のバンク43は、互いに異なる色の有機発光物質が互いに混合されることを防止できるように、当該領域に滴下された有機発光物質を閉じ込めるバリア(barrier)として機能することができる。すなわち、第2のバンク43は、行方向に隣り合う第2の開口部OA2に各々滴下された互いに異なる色の有機発光物質が互いに混合されないようにする。
第2のバンク43が形成された基板10上に有機発光層50が位置する。有機発光層50は、対応する第2の開口部OA2内に、第2の開口部OA2の延長方向に沿って形成されることができる。すなわち、1つの第2の開口部OA2に滴下された有機発光物質は、第2の開口部OA2により露出した第1の電極30及び第1のバンク41を覆う。硬化工程後、第2の開口部OA2内に形成された有機発光層50は、第1のバンク41により物理的に分離されず、第1のバンク41上で連続性を維持する。
1つの第2の開口部OA2により露出した複数の第1の電極30上には、同じ色の有機発光物質が滴下される。これは、1つの第2の開口部OA2と対応する位置に割り当てられた複数のサブピクセルSPで、同じ色の光が放出されることを意味する。有機発光層50の平面形状は、第2の開口部OA2の平面形状と対応することができる。
互いに異なる色の有機発光物質は、対応する第2の開口部OA2の各々に滴下されることができる。例えば、有機発光層50は、第1色を発光する第1の有機発光層50−1、第2色を発光する第2の有機発光層50−2、第3色を発光する第3の有機発光層50−3を備えることができる。第1列に配列された第1−1の電極30−1を露出する第2−1の開口部OA2−1上には、第1の有機発光層50−1が形成され得る。第2列に配列された第1−2の電極30−2を露出する第2−2の開口部OA2−2上には、第2の有機発光層50−2が形成され得る。第3列に配列された第1−3の電極30−3と第4列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する第2−3の開口部OA2−3上には、第3の有機発光層50−3が形成され得る。第5列に配列された第1−2の電極30−2を露出する第2−4の開口部OA2−4上には、第2の有機発光層50−2が形成され得る。第6列に配列された第1−3の電極30−3と第7列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する第2−5の開口部OA2−5上には、第1の有機発光層50−1が形成され得る。第8列に配列された第1−2の電極30−2を露出する第2−6の開口部OA2−6上には、第2の有機発光層50−2が形成され得る。第9列に配列された第1−3の電極30−3を露出する第2−7の開口部OA2−7上には、第3の有機発光層50−3が形成される。
本発明では、有機発光物質が列方向に延びた第2の開口部OA2上の広い領域に均一な厚さで広がることができるので、硬化後、前述したパイルアップ現象による厚さ不均一現象が改善され得る。これにより、本発明の実施形態に係る有機発光表示装置は、有機発光層50の均一度低下を防止でき、サブピクセルSP内の膜厚偏差に起因した表示品質の低下を抑制することができる。また、有機発光層50の高い均一度を確保できるため、素子の寿命が低下し、暗点が発生するという不良も防止できる。
また、前述したように、本発明の好ましい実施形態に係る有機発光表示装置は、有機発光物質の滴下面積を十分に確保できるので、混色不良による表示品質の低下を顕著に改善できるという利点を有する。
図5A〜図8Bは、第1の電極、バンク、及び有機発光層の形成過程を時系列的に説明するための図である。
図5A及び図5Bに示すように、基板10上には、第1の電極30が形成される。第1の電極30は、サブピクセルSPの各々に1つずつ割り当てられることができる。以下では、サブピクセルが行方向に沿って7個が配列され、列方向に沿って6個が配列された場合を例に挙げて図示したが、これに限定されるものではない。
第1の電極30は、第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3を含む。第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3は、互いに異なる平面形状を有する。
第1−1の電極30−1は、第1列、第4列、第7列に配置されることができる。第1−2の電極30−2は、第2列、第5列、第8列に配置されることができる。第1−3の電極30−3は、第3列、第6列、第9列に配置されることができる。
図6A及び図6Bに示すように、第1の電極30が形成された基板10上には、第1のバンク41が形成される。第1のバンク41は、第1の開口部OA1を備える。第1の開口部OA1は、1つのピクセルに対応する複数の第1の電極30を露出する。例えば、1つの第1の開口部OA1は、一対の第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−2、第1−3の電極30−3を露出できる。
図7A及び図7Bに示すように、第1のバンク41が形成された基板10上には、第2のバンク43が形成される。第2のバンク43は、第2の開口部OA2を備える。第2の開口部OA2は、列方向に沿って配列された複数の第1の電極30を露出する。第1のバンクと第2のバンク43により発光領域が定義され得る。
例えば、第2の開口部OA2は、行方向に沿って配列された第2−1の開口部OA2−1、第2−2の開口部OA2−2、第2−3の開口部OA2−3、第2−4の開口部OA2−4、第2−5の開口部OA2−5、第2−6の開口部OA2−6、第2−7の開口部OA2−7を備えることができる。第2−1の開口部OA2−1は、第1列に配列された第1−1の電極30−1を露出する。第2−2の開口部OA2−2は、第2列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−3の開口部OA2−3は、第3列に配列された第1−3の電極30−3と第4列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する。第2−4の開口部OA2−4は、第5列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−5の開口部OA2−5は、第6列に配列された第1−3の電極30−3と第7列に配列された第1−1の電極30−1とを同時に露出する。第2−6の開口部OA2−6は、第8列に配列された第1−2の電極30−2を露出する。第2−7の開口部OA2−7は、第9列に配列された第1−3の電極30−3を露出する。
図8A及び図8Bに示すように、第2のバンク43が形成された基板10上には、有機発光層50及び第2の電極60が順次形成される。
有機発光層50は、第1色を発光する第1の有機発光層50−1、第2色を発光する第2の有機発光層50−2、第3色を発光する第3の有機発光層50−3を備えることができる。
例えば、第1の有機発光層50−1は、第2−1の開口部OA2−1、第2−5の開口部OA2−5上に配置されることができる。第2の有機発光層50−2は、第2−2の開口部OA2−2、第2−4の開口部OA2−4、第2−6の開口部OA2−6上に配置されることができる。第3の有機発光層50−3は、第2−3の開口部OA2−3、第2−7の開口部OA2−7上に配置されることができる。
<適用例>
図9は、有機発光表示装置の概略的なブロック図である。図10は、サブピクセルの概略的な回路図である。図11は、サブピクセルの具体的な回路図である。
図9に示されたように、有機発光表示装置100には、映像処理部110、タイミング制御部120、データ駆動部130、スキャン駆動部140、及び表示パネル200が備えられる。
映像処理部110は、外部から供給されたデータ信号DATAとともに、データイネーブル信号DEなどを出力する。映像処理部110は、データイネーブル信号DEの他にも、垂直同期信号、水平同期信号、及びクロック信号のうち、1つ以上を出力できるが、この信号等は、説明の都合上、図示省略する。
タイミング制御部120は、映像処理部110からデータイネーブル信号DEまたは垂直同期信号、水平同期信号、及びクロック信号などを含む駆動信号とともに、データ信号DATAの供給を受ける。タイミング制御部120は、駆動信号に基づいてスキャン駆動部140の動作タイミングを制御するためのゲートタイミング制御信号GDCとデータ駆動部130の動作タイミングを制御するためのデータタイミング制御信号DDCとを出力する。
データ駆動部130は、タイミング制御部120から供給されたデータタイミング制御信号DDCに応答して、タイミング制御部120から供給されるデータ信号DATAをサンプリングし、ラッチしてガンマ基準電圧に変換して出力する。データ駆動部130は、データラインDL1〜DLnを介してデータ信号DATAを出力する。データ駆動部130は、IC(Integrated Circuit)形態で形成されることができる。
スキャン駆動部140は、タイミング制御部120から供給されたゲートタイミング制御信号GDCに応答してスキャン信号を出力する。スキャン駆動部140は、ゲートラインGL1〜GLmを介してスキャン信号を出力する。スキャン駆動部140は、IC(Integrated Circuit)形態で形成されるか、表示パネル200にゲートインパネル(Gate In Panel;GIP)方式で形成される。
表示パネル200は、データ駆動部130及びスキャン駆動部140から供給されたデータ信号DATA及びスキャン信号に対応して映像を表示する。表示パネル200は、映像を表示できるように動作するサブピクセルSPを含む。
図10に示されたように、1つのサブピクセルには、スイッチングトランジスタ230、駆動トランジスタ235、キャパシタ240、補償回路245、及び有機発光ダイオード260が備えられる。
スイッチングトランジスタ230は、第1のゲートライン232を介して供給されたスキャン信号に応答して、第1のデータライン236を介して供給されるデータ信号がキャパシタ240にデータ電圧として格納されるようにスイッチング動作する。駆動トランジスタ235は、キャパシタ240に格納されたデータ電圧によって電源ライン242(高電位電圧)とカソード電源ライン244(低電位電圧)との間に駆動電流が流れるように動作する。有機発光ダイオード260は、駆動トランジスタ235により形成された駆動電流によって光を発光するように動作する。
補償回路245は、駆動トランジスタ235の閾値電圧などを補償するために、サブピクセル内に追加された回路である。補償回路245は、1つ以上のトランジスタで構成される。補償回路245の構成は、外部補償方法によって非常に様々なところ、これに対する例示を説明すれば、次のとおりである。
図11に示されたように、補償回路245には、センシングトランジスタ265とセンシングライン270(または、レファレンスライン)が含まれる。センシングトランジスタ265は、駆動トランジスタ235のソース電極と有機発光ダイオード260のアノード電極との間(以下、センシングノード)に接続される。センシングトランジスタ265は、センシングライン270を介して伝達される初期化電圧(または、センシング電圧)を駆動トランジスタ235のセンシングノードに供給するか、駆動トランジスタ235のセンシングノードまたはセンシングライン270の電圧または電流をセンシングできるように動作する。
スイッチングトランジスタ230は、第1のデータライン236に第1の電極が連結され、駆動トランジスタ235のゲート電極に第2の電極が連結される。駆動トランジスタ235は、電源ライン242に第1の電極が連結され、有機発光ダイオード260のアノード電極に第2の電極が連結される。キャパシタ240は、駆動トランジスタ235のゲート電極に第1の電極が連結され、有機発光ダイオード260のアノード電極に第2の電極が連結される。有機発光ダイオード260は、駆動トランジスタ235の第2の電極にアノード電極が連結され、第2の電源ライン244にカソード電極が連結される。センシングトランジスタ265は、センシングライン270に第1の電極が連結され、センシングノードである有機発光ダイオード260のアノード電極及び駆動トランジスタ235の第2の電極に第2の電極が連結される。
センシングトランジスタ265の動作時間は、外部補償アルゴリズム(または、補償回路の構成)によってスイッチングトランジスタ230と類似/同一であるか、異なることができる。一例として、スイッチングトランジスタ230は、第1のゲートライン232にゲート電極が連結され、センシングトランジスタ265は、第2のゲートライン234にゲート電極が連結されることができる。この場合、第1のゲートライン232には、スキャン信号Scanが伝達され、第2のゲートライン234には、センシング信号Senseが伝達される。他の例として、スイッチングトランジスタ230のゲート電極に連結された第1のゲートライン232とセンシングトランジスタ265のゲート電極に連結された第2のゲートライン234とは、共通に共有されるように連結されることができる。
センシングライン270は、データ駆動部に連結されることができる。この場合、データ駆動部は、リアルタイム、映像の非表示期間、またはNフレーム(Nは、1以上の整数)期間の間、サブピクセルのセンシングノードをセンシングし、センシング結果を生成できるようになる。一方、スイッチングトランジスタ230とセンシングトランジスタ265とは、同じ時間にターンオンされることができる。この場合、データ駆動部の時分割方式に基づいて、センシングライン270を介してのセンシング動作とデータ信号を出力するデータ出力動作とは相互分離(区分)される。
その他に、センシング結果による補償対象は、デジタル形態のデータ信号、アナログ形態のデータ信号、またはガンマなどになることができる。そして、センシング結果に基づいて、補償信号(または、補償電圧)などを生成する補償回路は、データ駆動部の内部、タイミング制御部の内部、または別の回路で実現されることができる。
光遮断層303は、駆動トランジスタ235のチャネル領域の下部にのみ配置されるか、駆動トランジスタ235のチャネル領域の下部だけでなく、スイッチングトランジスタ230及びセンシングトランジスタ265のチャネル領域の下部にも配置されることができる。光遮断層303は、単純に外光を遮断する目的として使用するか、光遮断層303を他の電極やラインとの連結を図り、キャパシタなどを構成する電極として活用することができる。したがって、光遮断層303は、遮光特性を有するように多層(異種金属の複層)の金属層として選択される。
その他、図11では、スイッチングトランジスタ230、駆動トランジスタ235、キャパシタ240、有機発光ダイオード260、センシングトランジスタ265を備える3T(Transistor)1C(Capacitor)構造のサブピクセルを一例として説明したが、補償回路245が追加された場合、3T2C、4T2C、5T1C、6T2Cなどで構成されることもできる。
図12は、本発明に係るサブピクセルの平面レイアウトを概略的に示した図である。図13は、図12をV−V’に切り取った断面図である。
図12に示すように、基板の表示領域上には、第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3が形成される。第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3の各々には、有機発光ダイオード(発光素子)と、有機発光ダイオードを駆動するスイッチングトランジスタ230、センシングトランジスタ265、及び駆動トランジスタ235などを含む回路が形成される。第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3の各々は、スイッチングトランジスタ230、センシングトランジスタ265、及び駆動トランジスタ235の動作に対応して有機発光ダイオードが発光するようになる。第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3間には、電源ライン242、センシングライン270、第1〜第3のデータライン236、238、252が配置される。第1及び第2のゲートライン232、234は、第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3を横切って配置される。
電源ライン242、センシングライン270、第1〜第3のデータライン236、238、252のような配線はもちろん、薄膜トランジスタを構成する電極は、互いに異なる層に位置するが、コンタクトホール(ビアホール)を介しての接触により電気的に連結される。センシングライン270は、センシング連結ライン272を介して第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3の各センシングトランジスタ265に連結される。電源ライン242は、電源連結ライン74を介して第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3の各駆動トランジスタ235に連結される。第1及び第2のゲートライン232、234は、第1のサブピクセルSP1、第2のサブピクセルSP2、及び第3のサブピクセルSP3の各センシング及びスイッチングトランジスタ265、230に連結される。
一例として、前述した第1のサブピクセルSP1は赤色サブピクセルであり、第2のサブピクセルSP2は緑色サブピクセルであり、第3のサブピクセルSP3は青色サブピクセルである。しかし、各サブピクセルの配置は、互いに位置が変わることもできる。
図13を参照して、第1〜第3のサブピクセルのうち、一例として第1のサブピクセルの断面構造を説明する。
図13を参照すれば、基板10上に光遮断層303が位置する。光遮断層303は、外部の光の入射を遮断して、トランジスタで光電流が発生することを防止する役割をする。光遮断層303上にバッファ層305が位置する。バッファ層305は、光遮断層303から流出するアルカリイオンなどのような不純物から後続工程で形成されるトランジスタを保護する役割をする。バッファ層305は、シリコン酸化物(SiOx)、シリコン窒化物(SiNx)、またはこれらの多重層でありうる。
バッファ層305上に駆動トランジスタ235の半導体層310が位置する。半導体層310は、シリコン半導体、酸化物半導体、または有機物半導体からなることができる。シリコン半導体は、非晶質シリコンを用いるか、非晶質シリコンを結晶化した多結晶シリコンを用いて形成されることもできる。酸化物半導体は、亜鉛酸化物(ZnO)、インジウム亜鉛酸化物(InZnO)、インジウムガリウム亜鉛酸化物(InGaZnO)、または亜鉛錫酸化物(ZnSnO)のうち、いずれか1つからなることができる。有機物半導体は、メロシアニン、フタルロシアニン、ペンタセン、チオフェンポリマーなどの低分子系または高分子系有機物からなることもできる。半導体層310は、p型またはn型の不純物を含むドレイン領域及びソース領域を含み、これらの間にチャネルを含む。
半導体層310上にゲート絶縁膜315が位置する。ゲート絶縁膜315は、シリコン酸化物(SiOx)、シリコン窒化物(SiNx)、またはこれらの多重層でありうる。ゲート絶縁膜315上に前記半導体層310の所定領域、すなわち、不純物が注入された場合のチャネルと対応する位置にゲート電極320が位置する。ゲート電極320は、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタニウム(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジミウム(Nd)、及び銅(Cu)からなる群より選ばれたいずれか1つまたはこれらの合金で形成される。また、ゲート電極(GAT)はモリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタニウム(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジミウム(Nd)及び銅(Cu)からなる群より選ばれたいずれか1つまたはこれらの合金で形成される。また、ゲート電極GATは、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタニウム(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジミウム(Nd)、及び銅(Cu)からなる群より選ばれたいずれか1つまたはこれらの合金からなる多重層でありうる。例えば、ゲート電極320は、モリブデン/アルミニウム−ネオジミウムまたはモリブデン/アルミニウムの2重層でありうる。
ゲート電極320上にゲート電極320を絶縁させる層間絶縁膜325が位置する。層間絶縁膜325は、シリコン酸化膜(SiOx)、シリコン窒化膜(SiNx)、またはこれらの多重層でありうる。層間絶縁膜325上にソース電極330及びドレイン電極335が位置する。ソース電極330及びドレイン電極335は、半導体層310のソース及びドレイン領域を各々露出するコンタクトホール337を介して半導体層310に連結される。ソース電極330及びドレイン電極335は、単一層または多重層からなることができ、前記ソース電極330及びドレイン電極335が単一層である場合には、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタニウム(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジミウム(Nd)、及び銅(Cu)からなる群より選ばれたいずれか1つまたはこれらの合金からなることができる。また、前記ソース電極330及びドレイン電極335が多重層である場合には、モリブデン/アルミニウム−ネオジミウムの2重層、チタニウム/アルミニウム/チタニウム、モリブデン/アルミニウム/モリブデン、またはモリブデン/アルミニウム−ネオジミウム/モリブデンの3重層からなることができる。駆動トランジスタ235と離間した領域には、第1のデータライン236が位置し、さらに他の領域には、カソード電源ライン244が位置する。
したがって、半導体層310、ゲート電極320、ソース電極330、及びドレイン電極335を含む駆動トランジスタ235が構成される。
駆動トランジスタ235を備える基板10上にパッシベーション膜340が位置する。パッシベーション膜340は、下部の素子を保護する絶縁膜であって、シリコン酸化膜(SiOx)、シリコン窒化膜(SiNx)、またはこれらの多重層でありうる。パッシベーション膜340の一部領域には、下部の駆動トランジスタ235のドレイン電極335を露出させる第1のビアホール342が位置し、カソード電源ライン244を露出させる第2のビアホール343が位置する。
パッシベーション膜340上にオーバーコート層350が位置する。オーバーコート層350は、下部構造の段差を緩和させるための平坦化膜でありうるし、ポリイミド(polyimide)、ベンゾシクロブテン系樹脂(benzocyclobutene series resin)、アクリレート(acrylate)などの有機物からなる。オーバーコート層350の一部領域には、パッシベーション膜340の第1のビアホール342を露出してドレイン電極335を露出させる第3のビアホール352が位置し、パッシベーション膜340の第2のビアホール343を露出してカソード電源ライン244を露出させる第4のビアホール354が位置する。
オーバーコート層350上には、有機発光ダイオード260が形成される。有機発光ダイオード260は、駆動トランジスタ235に連結された第1の電極30、第1の電極30と対向する第2の電極60、及び第1の電極30と第2の電極60との間に介在された有機発光層50を備える。一例として、第1の電極30は、アノード電極であり、第2の電極60は、カソード電極である。
第1の電極30は、オーバーコート層350上に位置し、オーバーコート層350の第3のビアホール352及びパッシベーション膜340の第1のビアホール342を介して駆動トランジスタ235のドレイン電極335に連結されることができる。第1の電極30は、サブピクセル当り1つずつ割り当てられることができるが、これに限定されるものではない。第1の電極30は、採択された発光方式に対応して、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、またはZnO(Zinc Oxide)などの透明導電物質からなり、透過電極として機能することができ、反射層を含んで反射電極として機能することができる。反射層は、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、またはこれらの合金からなることができ、好ましくは、APC(銀/パラジウム/銅合金)からなることができる。
第1の電極30と離間したオーバーコート層350上には、オーバーコート層350の第4のビアホール354及びパッシベーション膜340の第2のビアホール343を介してカソード電源ライン244と連結された連結パターン365が位置する。連結パターン365は、第1の電極30と同様の構造からなる。
第1の電極30が形成された基板10上にバンク40が位置する。バンク40は、第1のバンク41及び第2のバンク43を含む。第1のバンク41は、第1の電極30を露出する第1の開口部OA1を備え、第2のバンク43は、第1のバンク41の一部及び第1の電極30を露出する第2の開口部OA2を備える。第2の開口部OA2は、第1の開口部OA1より大きい面積で形成されて、第1のバンク41の一部を露出できる。
また、第1のバンク41は、連結パターン365を露出する第3の開口部OA3を備え、第2のバンク43は、第1のバンク41の一部及び連結パターン365を露出する第4の開口部OA4を備える。第4の開口部OA4は、第3の開口部OA3より大きい面積で形成されて、第1のバンク41の一部を露出できる。
バンク40が形成された基板10上には、有機発光層50が配置される。有機発光層50は、発光層(Emission layer、EL)を備え、正孔注入層(Hole injection layer、HIL)、正孔輸送層(Hole transport layer、HTL)、電子輸送層(Electron transport layer、ETL)、及び電子注入層(Electron injection layer、EIL)のうち、いずれか1つ以上をさらに備えることができる。有機発光層50は、インクジェットプリンティングまたはノズルコーティングなどの溶液工程でコーティングされて乾燥されることにより、有機発光層50とバンク40とがコンタクトする上面は、丸くなった形状からなることができる。
第2の電極60は、有機発光層50上に配置される。第2の電極60は、基板10の前面に広く形成されることができる。第2の電極60は、採択された発光方式に対応して、透過電極または反射電極として機能することができる。第2の電極60が透過電極である場合、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)のような透明導電物質で形成されるか、光が透過され得る程度に薄い厚さを有するマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、またはこれらの合金からなることができる。第2の電極60は、第1のバンク41の第3の開口部OA3及び第2のバンク43の第4の開口部OA4を介して連結パターン365に連結されることにより、カソード電源ライン244に連結される。
一方、駆動トランジスタ235及び有機発光ダイオード260が形成された基板10と対向する対向基板13が位置する。対向基板13は、基板10を封止するものであって、下部にカラーフィルタ395を備える。カラーフィルタ395は、赤色カラーフィルタでありうるし、赤色の色座標を濃くする機能をする。一例として、第1のサブピクセルが赤色サブピクセルである場合、対向基板13は、第1のサブピクセルと対応する領域に赤色カラーフィルタを備えることができる。そして、緑色サブピクセルである第2のサブピクセル及び青色サブピクセルである第3のサブピクセルと対応する対向基板13の領域には、いかなるカラーフィルタも備えられない場合もある。しかし、本発明は、一例を説明するものであって、各サブピクセルに当該色のカラーフィルタを全て備えることもできる。図13に示された構造は、当該サブピクセルだけでなく、他のサブピクセルにも同様に適用されることができる。
図14は、第1の電極の位置関係を説明するための図である。図15は、バンクの位置関係を説明するための図である。
図14に示すように、第1の電極30は、行方向に沿って順次交互に配列された第1−1の電極30−1、第1−2の電極30−1、第1−3の電極30−3を含む。第1−1の電極30−1の平面形状は、第1−2の電極30−2と隣り合う一側に形成された第1の凹部CCを有する。第1−2の電極30−2の平面形状は、第1−1の電極30−1と隣り合う一側に形成された第1の凸部CV、及び第1−3の電極30−3と隣り合う他側に形成された第2の凸部CVを有する。第1−3の電極30−3の平面形状は、第1−2の電極30−2と隣り合う一側に形成された第2の凹部CCを有する。第1の凸部CVは、第1の凹部CCに対向し、第2の凸部CVは、第2の凹部CCに対向する。
第1−1の電極30−1は、第3n−2のサブピクセルの駆動トランジスタに電気的に連結される。第1−2の電極30−2は、第3n−1のサブピクセルの駆動トランジスタに電気的に連結される。第1−3の電極30−3は、第3nのサブピクセルの駆動トランジスタに電気的に連結される。第1の電極30と駆動トランジスタとを連結するためのビアホール342、352(図13)は、行方向に延びる第1のバンク41に重なるように形成されることができる。
図15に示すように、バンク40は、第1のバンク41及び第2のバンク43を備える。第1のバンク41は、複数の第1の電極30を露出する第1の開口部OA1を備える。第1のバンク41は、列方向に隣り合う第1の電極30間に配置され、隣り合う第1−3の電極30−3及び第1−1の電極30−1間に配置される。
第2のバンク43は、複数の第1の電極30を露出する第2の開口部OA2を備える。第2のバンク43は、第3n−2列に配列された第1−1の電極30−1と、これと隣り合う第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2との間に配置され、第3n−1列に配列された第1−2の電極30−2と、これと隣り合う第3n列に配列された第1−3の電極30−3との間に配置される。このとき、第2のバンク43は、延長方向に沿って進みながら、サブピクセル内に割り当てられたストレージキャパシタ240の上部を横切ることができる。
以上説明した内容を介して当業者であれば、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で様々に変更及び修正できるであろう。したがって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲により決められるべきであろう。

Claims (24)

  1. 列方向及び行方向に沿って配列された複数のサブピクセルを有する基板と、
    前記サブピクセルに割り当てられた第1の電極と、
    前記第1の電極上に配置されて、複数の第1の電極を露出する第1の開口部を有する第1のバンクと、
    前記第1のバンク上に配置されて、複数の第1の電極と第1のバンクの一部を露出する第2の開口部を有する第2のバンクと
    を備え、
    前記第1の電極は、
    第3n−2(nは、1以上の自然数)列に配列された第1−1の電極、
    第3n−1列に配列された第1−2の電極、及び
    第3n列に配列された第1−3の電極
    を含み、
    前記第1のバンクは、
    前記列方向に隣り合う前記第1の電極間に配置され、且つ
    前記行方向に隣り合う前記第1−3の電極及び前記第1−1の電極間に配置され、
    前記第2のバンクは、
    第3n−2列に配列された前記第1−1の電極と、これと隣り合う第3n−1列に配列された前記第1−2の電極との間に配置され、且つ
    第3n−1列に配列された前記第1−2の電極と、これと隣り合う第3n列に配列された前記第1−3の電極との間に配置され、
    前記第2のバンクは、第3n列に配列された前記第1−3の電極と、これと前記行方向に隣り合う第3n−2列に配列された前記第1−1の電極との間に配置されない、
    有機発光表示装置。
  2. 前記第1−1の電極は、前記第1−2の電極と隣り合う一側に形成された第1の凹部を有し、
    前記第1−2の電極は、前記第1−1の電極と隣り合う一側に形成され、前記第1の凹部に対向する第1の凸部及び前記第1−3の電極と隣り合う他側に形成された第2の凸部を有し、
    前記第1−3の電極は、前記第1−2の電極と隣り合う一側に形成され、前記第2の凸部に対向する第2の凹部を有する、
    請求項1に記載の有機発光表示装置。
  3. 前記第2の開口部は、第3n列に配列された前記第1−3の電極と、これと前記行方向に隣り合う第3n−2列に配列された前記第1−1の電極とを同時に露出する、請求項1に記載の有機発光表示装置。
  4. 前記第2の開口部上に各々配置される有機発光層をさらに備え、
    前記有機発光層は、第1色を発光する第1の有機発光層、第2色を発光する第2の有機発光層、及び第3色を発光する第3の有機発光層を備える、
    請求項1に記載の有機発光表示装置。
  5. 前記第2の開口部は、前記行方向に沿って配列された第2−1の開口部、第2−2の開口部、第2−3の開口部、第2−4の開口部、第2−5の開口部、第2−6の開口部、第2−7の開口部を備え、
    前記第2−1の開口部は、第1列に配列された前記第1−1の電極を露出し、
    前記第2−1の開口部は、第2列に配列された前記第1−2の電極を露出し、
    前記第2−3の開口部は、第3列に配列された前記第1−3の電極と第4列に配列された前記第1−1の電極とを同時に露出し、
    前記第2−4の開口部は、第5列に配列された前記第1−2の電極を露出し、
    前記第2−5の開口部は、第6列に配列された前記第1−3の電極と第7列に配列された前記第1−1の電極とを同時に露出し、
    前記第2−6の開口部は、第8列に配列された前記第1−2の電極を露出し、
    前記第2−7の開口部は、第9列に配列された前記第1−3の電極を露出する、
    請求項4に記載の有機発光表示装置。
  6. 前記第1の有機発光層は、前記第2−1の開口部上及び前記第2−5の開口部上に配置され、
    前記第2の有機発光層は、前記第2−2の開口部上、前記第2−4の開口部上及び前記第2−6の開口部上に配置され、
    前記第3の有機発光層は、前記第2−3の開口部上及び前記第2−7の開口部上に配置される、
    請求項5に記載の有機発光表示装置。
  7. 前記第1−1の電極は、
    前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が狭くなる第1の部分と、
    前記第1の部分から延び、前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が広くなる第2の部分と、
    を含む、請求項2に記載の有機発光表示装置。
  8. 前記第1の部分と前記第2の部分は、直角台形の平面形状を有する、請求項7に記載の有機発光表示装置。
  9. 前記第1の部分と前記第2の部分は、前記行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称である、請求項7に記載の有機発光表示装置。
  10. 前記第1−2の電極は、
    前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が広くなる第1の部分と、
    前記第1の部分から延び、前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が狭くなる第2の部分と、
    を含む請求項2に記載の有機発光表示装置。
  11. 前記第1の部分と前記第2の部分は、等脚台形の平面形状を有する、請求項10に記載の有機発光表示装置。
  12. 前記第1の部分と前記第2の部分は、前記行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称である、請求項10に記載の有機発光表示装置。
  13. 前記第1−3の電極は、
    前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が狭くなる第1の部分と、
    前記第1の部分から延び、前記列方向に沿って進むほど前記行方向への幅が広くなる第2の部分と、
    を含む請求項2に記載の有機発光表示装置。
  14. 前記第1の部分と前記第2の部分は、直角台形の平面形状を有する、請求項13に記載の有機発光表示装置。
  15. 前記第1の部分と前記第2の部分は、前記行方向に延びる仮想の基準線に対して線対称である、請求項13に記載の有機発光表示装置。
  16. 隣り合う前記第1−1の電極と前記第1−3の電極は、前記列方向に延びる仮想の基準線に対して線対称である、請求項2に記載の有機発光表示装置。
  17. 前記サブピクセルは、第1色を発光する第1のサブピクセル、第2色を発光する第2のサブピクセル、第3色を発光する第3のサブピクセル、第3色を発光する第4のサブピクセル、第2色を発光する第5のサブピクセル、第1色を発光する第6のサブピクセルを含む群単位に、前記行方向に沿って順次交互に配列される、請求項1に記載の有機発光表示装置。
  18. 前記第1のバンクは、親水特性を有し、
    前記第2のバンクは、疎水特性を有する、
    請求項1に記載の有機発光表示装置。
  19. 前記有機発光層は、前記第2の開口部内に配置され、前記第2の開口部を介して露出された前記第1の電極及び前記第1のバンクの一部を覆う、請求項4に記載の有機発光表示装置。
  20. 前記第1のバンク及び前記第2のバンクによって露出された前記第1の電極の一部は、発光領域として定義され、
    前記発光領域の平面形状は、前記第1の電極の平面形状に対応する、
    請求項1に記載の有機発光表示装置。
  21. 前記第1の開口部は、列方向と行方向に並ぶように配置され、
    前記第1の開口部は、前記第1−1電極、前記第1−2電極、前記第1−3電極を同時に露出する、請求項1に記載の有機発光表示装置。
  22. 前記第2のバンクは、列方向にジグザグの形で延長される、請求項1に記載の有機発光表示装置。
  23. 前記第2の開口部は、行方向に並ぶように配置され、列方向に延びる、請求項1に記載の有機発光表示装置。
  24. 行方向に沿って連続的に配置された前記サブピクセルは、互いに異なる色の光を放出し、
    列方向に沿って連続的に配置された前記サブピクセルは、同じ色の光を放出する、
    請求項1に記載の有機発光表示装置。
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