JP2020102128A - 情報共有システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システム利用者のコメントを簡易に共有し、より効果的な利用を実現する技術を提供する。【解決手段】端末装置4は、要求に応じてサーバから配信されるタグ付きデバイス情報及びタグ付きコメント情報に基づき、同一時間に対応づけられる一種類以上のデバイス情報を表示するための主画像データ、コメント情報を主画像中のコメント対象と関連づけて表示するためのコメント表示データを生成する。S710〜S720では、表示画像中のコメント対象を指定する。S820にて入力される、コメント対象に関連付けられたコメント情報と、S740〜S800、S840〜S890にて生成される第2タグ情報と関連づけることで、タグ付きコメント情報を生成し、サーバに記憶させる。【選択図】図13

Description

本開示は、手術や治療で使用される医療装置から取得した医療情報を共有する技術に関する。
下記特許文献1には、コミュニケーションサーバを介して接続された複数の端末を使用し、救急患者が治療を受ける病院の担当者と、予め登録された指導的専門医との間のコミュニケーションを実現する救急患者治療支援システムが記載されている。このシステムでは、病院の担当者から指導的専門医に対して、救急患者に関する診断情報を送信し、指導的専門医から病院の担当者に対して治療に関する見解情報(以下、コメント)を送信する。診断情報には、救急患者の患部を撮影した画像、その画像の撮影時刻等が含まれる。見解情報には、端末において入力されたテキストデータが用いられる。
特開2012−27565号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、システムの利用者によって共有される診断情報が、患部を撮影した画像程度しかなく、判断に必要な情報が不十分であった。また、リアルタイムでやりとりされるコメントは重要な情報となり得るが、振り返り等のために診断情報を再生したときに、コメントと診断情報との対応関係が不明確なため、コメントを有効利用できなかった。
本開示の1つの局面は、システム利用者のコメントを簡易に共有し、より効果的な利用を実現する技術を提供することにある。
本開示の一態様は、情報共有システムであって、サーバ(3)と、一つ以上の端末装置(4)と、を備える。
サーバは、複数のタグ付きデバイス情報、及び複数のタグ付きコメント情報が記憶される。タグ付きデバイス情報は、患者の治療に使用される複数の医療用のデバイス(21)から取得されるデバイス情報に、デバイス情報が取得された時刻、及びデバイス情報の種類を表す情報を含んだ第1タグ情報を関連づけた情報である。タグ付きコメント情報は、デバイス情報の少なくとも一部をコメント対象とするコメント情報に、コメント対象を特定するための情報を含んだ第2タグ情報を関連づけた情報である。
端末装置は、通信ネットワークを介してサーバに接続される。端末装置は、配信要求部(43:S520)と、主画像生成部(43:S610〜S630)と、表示生成部(43:S610〜S620,S640)と、対象指定部(43:S710〜S720)と、コメント入力部(43:S820)と、情報生成部(43:S740〜S800,S840〜S890)と、を備える。
配信要求部は、サーバに対してタグ付きデバイス情報、及びタグ付きコメント情報の配信を要求する。主画像生成部は、配信要求部の要求によりサーバから取得されるタグ付きデバイス情報から、同一時間に対応づけられる一種類以上のデバイス情報を抽出し、抽出したデバイス情報を1画面で表示するための画像データである主画像データを生成する。表示生成部は、主画像データにより表示される画像である主画像中にコメント対象が含まれる場合に、配信要求部の要求によりサーバから取得されるタグ付きコメント情報から、当該コメント対象に対応するコメント情報を抽出する。更に、表示生成部は、抽出したコメント情報を主画像中のコメント対象と関連づけて表示するための表示データであるコメント表示データを生成する。対象指定部は、主画像データによって表示される表示画像中のコメント対象を指定する。コメント入力部は、対象指定部により指定されたコメント対象に関連付けられる情報であるコメント情報を入力する。情報生成部は、コメント入力部により入力されたコメント情報を、対象指定部にて指定されたコメント対象を特定するための情報を含んだ第2タグ情報と関連づけることで、タグ付きコメント情報を生成し、サーバに記憶させる。
このような構成によれば、時間で統合された複数のデバイス情報を、端末装置を介して、任意の閲覧者と共有できるだけでなく、画面に表示された任意のコメント対象に対して様々なコメント情報を残すことができ、そのコメント情報も任意の閲覧者と共有できる。
その結果、閲覧者は、デバイス情報だけからは得ることのできない、有用な情報をコメント情報ら得ることができ、また、コメント情報を利用することで、アドバイスを受けたり、議論をしたりする等、様々なコミュニケーションを簡易に実現できる。
情報共有システムの構成を表すブロック図である。 情報共有システムを構成する各部の機能を表す機能ブロック図である。 タグ付きデバイス情報の構造を示す説明図である。 タグ付きコメント情報の構造を示す説明図である。 リスト情報生成処理を表すフローチャートである。 デバイス情報生成処理を表すフローチャートである。 配信処理を表すフローチャートである。 端末処理を表すフローチャートである。 選択リスト画像を示す説明図である。 表示更新処理を表すフローチャートである。 表示更新処理において読み出される情報を示す説明図である。 主画像のレイアウトの1例を表す説明図である。 コメント付与処理を表すフローチャートである。 コメント情報の表示例を表す説明図である。 コメント情報の表示例を表す説明図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.全体構成]
図1に示す情報共有システム1は、複数の情報提供装置2と、サーバ3と、複数の端末装置4とを備え、これらは通信ネットワーク5を介して互いに接続されている。
情報提供装置2は、例えば、病院毎に設置され、手術や治療に用いる様々な機器から取得されるデバイス情報を時間軸に沿って統合した統合情報を、通信ネットワーク5上のサーバ3に保存する。
端末装置4は、例えば、病院や医科大学など、医者、医療研究者、及び学生等が使用可能な場所に設置される。端末装置4は、情報提供装置2の近くに設置されてもよい。端末装置4は、通信ネットワーク5を介してサーバ3から統合情報を取得し、端末装置4を用いて統合情報を閲覧する利用者間の情報共有、及びコミュニケーションを支援するためのアプリケーションを少なくとも実行する。なお、利用者には、統合情報を提供する提供者も含む。
情報共有システム1は、例えば、手術中におけるリアルタイムな検討やサポートに用いられ、また、手術後における手術解析や教育用途などにも用いられる。
[1−1.情報提供装置]
図1に示すように、情報提供装置2は、デバイス群21と、提供処理部23と、入力部27とを備える。
デバイス群21は、図2に示すように、複数のデバイス22A〜22Hを備える。各デバイス22A〜22Hは、それぞれ、データを生成して提供処理部23に供給する。以下では、複数のデバイス22A〜22Hを区別することなく、任意のデバイスを指す場合は、デバイス22と記す。
デバイス22は、手術や治療時に使用される医療機器および医療設備等である。具体的には、医療機器として、例えば、生体情報モニタ、呼吸機能モニタ、循環動態モニタ、鎮静モニタ、麻酔器、輸液ポンプ、シリンジ、血液浄化装置、人工心肺装置、補助循環装置等が挙げられる。医療設備として、例えば、手術ナビゲーションシステム(以下、手術ナビ)、IPカメラ、医療ガスシステム、内視鏡、顕微鏡、電気メス、ドリル、超音照射装置等が上げられる。また、デバイスには、空調システム、アイソレーションシステム等が含まれてもよい。
そして、デバイス22から供給されるデータ(以下、デバイス情報)には、デバイス22による計測値、デバイス22から出力される動画や静止画、デバイス22の使用状況やエラーを含むデバイスの状態、デバイス22自体の設定値、及びデバイス22が扱うパラメータに関する設定値等が含まれる。
なお、手術ナビは、手術中における手術器具の3次元位置及び姿勢を取得する装置である。手術器具としては、電気メス及び鉗子の他、顕微鏡等も挙げられる。手術器具の3次元位置及び姿勢を取得する方法として、例えば、以下に示す方法を用いることができる。即ち、予め複数のマーカを手術器具の特定の位置に取り付け、手術が実施される空間において予め規定された基準位置から手術器具における特定の位置までのベクトルを手術器具の3次元位置として特定し、複数のマーカ間の位置関係から姿勢を特定する。また、顕微鏡の焦点を3次元位置として特定してもよい。このとき、CT、MRI等により、患者の患部を予め撮影した3次元画像に対応付けて3次元位置を特定する。CTはComputed Tomographyの略であり、MRIはMagnetic Resonance Imagingの略である。
図1に戻り、提供処理部23は、CPU231と、例えば、RAM、ROM等の半導体メモリ(以下、メモリ232)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
提供処理部23は、機能的には、図2に示すように、複数のプロバイダ24A〜24Hと、ミドルウェア25とを備える。以下では、複数のプロバイダ24A〜24Hを区別することなく任意のプロバイダを指す場合は、プロバイダ24と記す。
各プロバイダ24には、それぞれデバイス22のいずれか一つが接続される。プロバイダ24は、接続されたデバイス22との間で情報のやり取りを仲介する。
ミドルウェア25は、プロバイダ24に接続される様々なデバイス22に対して、プログラミング言語や通信プロトコルの違いよらず、統一的なアクセス手段をプロバイダ24と共に提供する通信インターフェースである。ここでは、ミドルウェア25として、ORiNが用いられる。ORiNは、Open Resource interface for the Networkの略である。
また、ミドルウェア25は、リスト情報およびタグ付きデバイス情報T_Idvを生成する情報生成機能251と、要求に応じて現在時刻を提供する時計機能252とを少なくとも有する。
入力部27は、キーボード、マウス、タッチパネル等のうち少なくとも一つを備え、提供処理部23に対する指令や情報の入力に用いられる。なお、入力部27を設ける代わりに、いずれかの端末装置4を介して、提供処理部23に対する指令を入力するように構成してもよい。
[1−2.サーバ]
サーバ3は、データベース31と、サーバ処理部32とを備える。
データベース31は、HDD等によって実現され、図2に示すように、デバイス情報領域311、コメント情報領域312、及びリスト情報領域313を少なくとも有する。デバイス情報領域311には、タグ付きデバイス情報T_Idvが格納され、コメント情報領域312には、タグ付きコメント情報T_Icmが格納され、リスト情報領域313には、リスト情報が格納される。また、タグ付きデバイス情報T_Idv及びタグ付きコメント情報T_Icmを総称して統合情報ともいう。
図3に示すように、タグ付きデバイス情報T_Idvは、第1タグ情報T1と、デバイス情報Idvとを有する。
デバイス情報Idvは、手術、治療又は検査(以下、治療等)中に、デバイス群21に属するいずれかのデバイス22から取得される情報であり、具体的には、計測値、設定値、及び画像データ等が含まれる。
第1タグ情報T1は、デバイス情報Idvに関する情報であり、事例識別タグT11、事例情報タグT12、時間タグT13、及びデータ種別タグT14が少なくとも含まれる。
事例識別タグT11は、ある患者に対して治療等が施された場合に、いずれかの情報提供装置2において、ある期間の間連続して取得される一連のデバイス情報Idvを一意に識別するための識別情報である。事例識別タグT11は、一連のデバイス情報Idvの提供元となった情報提供装置2を識別できるように設定されてもよい。
事例情報タグT12は、事例識別タグT11によって識別される治療等に関する情報を示す。具体的には、治療者(例えば、手術であれば執刀医)、治療対象者の年齢や性別、病名、及び術名等が含まれる。これに限らず、後日、教育用途等で使用する際に検索項目となり得る情報が含まれてもよい。
時間タグT13は、デバイス情報Idvが取得された時刻(以下、取得時刻)を表す情報である。
データ種別タグT14は、デバイス情報Idvの生成元となったデバイス22を特定するための識別情報を含む。なお、一つのデバイス22から複数のデバイス情報Idvが取得される場合は、いずれのデバイス情報Idvであるかを特定するための識別情報も含む。
図4に示すように、タグ付きコメント情報T_Icmは、第2タグ情報T2と、コメント情報Icmとを有する。
コメント情報Icmは、端末装置4を介して入力される情報であり、具体的には、テキストデータ、音声データ、及び画像データのうち少なくとも一つが含まれる。なお、画像データには、手書きの文字や図を表すビットマップデータ等が含まれてもよい。
第2タグ情報T2は、コメント情報Icmに関する情報であり、事例識別タグT21と、コメント識別タグT22と、入力者情報タグT23と、コメント対象タグT24と、時間タグT25と、時間タグT26と、コメント種別タグT27とが少なくとも含まれる。
事例識別タグT21は、第1タグ情報T1における事例識別タグT11と同様のものであり、コメント情報Icmが入力されたときに端末装置4にて表示されていたデバイス情報Idvに対応付けられた事例識別タグT11が用いられる。
コメント識別タグT22は、端末装置4から入力されたコメントを、個々に識別するための情報である。この情報は、コメントに対するコメントを可能にするための情報である。
入力者情報タグT23は、コメントを入力した入力者または入力が行われた端末装置4を識別するための情報である。
コメント対象タグT24は、コメントの対象を特定するための情報である。コメント対象には、データ種別タグT14で識別されるデバイス情報Idvの全体またはその一部が含まれてもよい。また、コメント対象には、デバイス情報Idvを特定しない情報全体(即ち、デバイス情報Idvが表示された画面全体)、及びコメント識別タグT22により特定されるコメントが含まれてもよい。デバイス情報Idvがデバイス22による測定値であり、その測定値が数字やグラフで表示される場合、デバイス情報Idvの一部とは、表示される数字またはグラフ等が含まれてもよい。
時間タグT25は、コメント対象の取得時刻、即ち、上述の時間タグT13と同様の時刻を表す情報である。
時間タグT26は、コメント情報Icmの入力時にコメント対象が指定された時刻を表す情報である。時間タグT26は、統合情報の再生が行われている現在の時刻(以下、再生時刻)を表す。但し、統合情報の再生がリアルタイムで行われている場合、即ち、統合情報の生成と再生とが同時に行われている場合は、時間タグT26は、時間タグT25と同じ値となってもよい。
コメント種別タグT27は、コメント情報Icmの形式を表す情報であり、テキストデータ、音声データ、画像データ、音声認識データ、動作解析データ等が含まれる。
リスト情報は、図示は省略するが、事例識別タグT11で識別される一連の統合情報毎に生成され、事例識別タグT11と、事例情報タグT12と、時間情報とを有する。時間情報は、統合情報が過去に生成されたものである場合は、全てを再生した場合に要する時間であり、統合情報がリアルタイムで生成される場合は、生成の開始予定時間、及び終了予定時間である。
図1に戻り、サーバ処理部32は、CPU321と、例えば、RAM、ROM等の半導体メモリ(以下、メモリ322)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
サーバ処理部32は、情報提供装置2から提供されるリスト情報及びタグ付きデバイス情報T_Idv、並びに端末装置4から提供されるタグ付きコメント情報TI_cmをデータベース31に格納する。また、サーバ処理部32は、端末装置4からの要求に従って、指定された統合情報を配信するアプリケーション(以下、AP)である配信AP33を少なくとも実行する。配信AP33の詳細については後述する。
[1−3.端末装置]
図1に示すように、端末装置4は、表示部41と、入力部42と、端末処理部43とを備える。複数の端末装置4は、いずれも同様の構成を有する。
表示部41は、例えばタッチパネル方式の液晶ディスプレイであり、MPR画像等の3次元画像と生体情報等の測定結果を表す波形データや数値、各種の操作ボタン、各機器の設定値、レイアウト値とを表示可能である。MPRは、Multi Planar Reconstructionの略である。
入力部42は、例えば、上述の液晶ディスプレイに設けられたタッチパネル、キーボード、マウス、マイク、カメラ、及びモーションセンサ等の入力機器である。入力部42、これら入力機器を介した入力操作に対応するテキストデータ、位置データ、音声データ、画像データ等を端末処理部43に対して出力する。
端末処理部43は、CPU431と、例えば、RAM、ROM等の半導体メモリ(以下、メモリ432)と、を有するマイクロコンピュータを備える。端末処理部43は、サーバ3のデータベース31に格納される統合情報に関連した1つ以上のアプリケーションを実行する。ここでは、端末処理部43は、図2に示すように、音声認識AP44、動作解析AP45、表示更新AP46、コメント付与AP47、およびレイアウト変更AP48を少なくとも実行する。
音声認識AP44では、入力部42を構成する入力機器の一つであるマイクにより取得された利用者の音声に対して、音声認識処理を実行し、認識内容に対応したコマンドまたはテキストデータである音声認識データを生成し、認識対象となった音声と共に出力する。
動作解析AP45では、入力部42を構成する入力機器の一つであるカメラによりユーザの動作(例えば、手、顔、頭等の動作)が撮影された画像を解析する。また、動作解析AP45では、解析内容に対応したコマンドまたはテキストデータである動作解析データを生成し、解析対象となった画像と共に出力する。
つまり、端末装置4は、入力部42と、音声認識AP44及び動作解析AP45と、を備えることで、非接触での入力操作を実現する。
なお、表示更新AP46、コメント付与AP47、及びレイアウト変更AP48については後述する。
[2.処理]
[2−1.リスト情報生成処理]
提供処理部23による情報生成機能251は、リスト情報生成AP及びデバイス情報生成APにより実現される。まず、提供処理部23が、リスト情報生成APを実行することで実現されるリスト情報生成処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。リスト情報生成処理は、入力部27を介して、リスト情報を生成する指令が入力されると開始される。
S110では、提供処理部23は、新たに生成される一連の統合情報(以下、事例)を識別するための識別情報、即ち、事例識別タグT11を生成する。事例識別タグT11は、例えば、情報提供装置2を一意に識別する識別子と、その情報提供装置2において新たな事例が発生する毎に更新される連番との組み合わせであってもよい。
続くS120では、提供処理部23は、S110で生成された識別情報によって特定される事例に関して、事例情報タグT12に関する情報と、その事例に関するデバイス情報の取得を開始および終了の予定時刻を表す時間情報とを、入力部27を介して取得する。
続くS130では、提供処理部23は、S110で生成される事例識別タグT11、S120で取得される事例情報タグT12及び時間情報をリスト情報として、このリスト情報をメモリ232に記憶すると共に、サーバ3に送信して処理を終了する。
[2−2.デバイス情報生成処理]
提供処理部23がデバイス情報生成APを実行することで実現されるデバイス情報生成処理を、図6のフローチャートを用いて説明する。デバイス情報生成処理は、情報提供装置2の入力部27を介して、事例識別タグT11に用いられる識別情報が指定され、かつ生成開始の指令が入力されると、プロバイダ24毎に実行される。
S210では、指定された識別情報に対応するリスト情報のうち、事例識別タグT11及び事例情報タグT12を取得する。
続くS220では、提供処理部23は、処理対象のプロバイダ24にデバイス22が接続されているか否かを判断する。提供処理部23は、デバイス22が接続されていないと判断した場合は、同ステップを繰り返すことで待機し、デバイス22が接続されていると判断した場合は、処理をS230に移行する。
S230では、提供処理部23は、プロバイダ24を介してデバイス22からデバイス情報Idvを取得する。一つのデバイス22から取得されるデバイス情報Idvは、1種類であってもよいし、複数種類であってもよい。
続くS240では、提供処理部23は、現在時刻を取得して時間タグT13を生成する。現在時刻は、マイコンが有する時計機能252から取得してもよいし、デバイス22からデバイス情報Idvと共に提供されるデバイス情報Idvの取得時刻を表す時刻情報を用いてもよい。
続くS250では、提供処理部23は、S230で取得されたデバイス情報Idvの種類を表すデータ種別タグT14を生成する。データ種別タグT14は、プロバイダ24に接続されたデバイス22に応じて、予め用意されたものを用いてもよい。
続くS260では、提供処理部23は、第1タグ情報T1が挿入されたデバイス情報Idvであるタグ付きデバイス情報T_Idvを生成する。なお、第1タグ情報T1は、上述の処理で取得、生成された事例識別タグT11と、事例情報タグT12と、時間タグT13と、データ種別タグT14とを含む。更に、提供処理部23は、生成したタグ付きデバイス情報T_Idvを、情報提供装置2が有するメモリ232に記憶すると共に、サーバ3に送信する。
続くS270では、提供処理部23は、統合情報の生成を終了するか否かを判断する。具体的には、情報提供装置2は、入力部27を介して統合情報の生成を終了する旨の指令が入力された場合は、処理を終了し、そのような指令が入力されていない場合は、統合情報の生成を継続するために、処理をS220に戻す。
[2−2.配信処理]
サーバ処理部32が配信AP33を実行することで実現される配信処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。配信処理は、サーバ3が起動すると繰り返し実行される。
S310では、サーバ処理部32は、情報提供装置2からリスト情報を取得したか否かを判断し、リスト情報を取得していれば処理をS320に移行し、リスト情報を取得していなければ処理をS340に移行する。
S320では、サーバ処理部32は、取得したリスト情報をデータベース31のリスト情報領域313に記憶させる。
続くS330では、取得したリスト情報を、全ての端末装置4に対して配信して、処理を一旦終了する。なお、リスト情報は、端末装置4からの要求に応じて配信してもよい。
S340では、サーバ処理部32は、情報提供装置2からタグ付きデバイス情報T_Idvを取得したか否かを判断し、タグ付きデバイス情報T_Idvを取得していれば処理をS360に移行し、タグ付きデバイス情報T_Idvを取得していなければ処理をS350に移行する。
S350では、サーバ処理部32は、端末装置4からタグ付きコメント情報T_Icmを取得したか否かを判断し、タグ付きコメント情報T_Icmを取得していれば処理をS360に移行し、タグ付きコメント情報T_Icmを取得していなければ、処理をS390に移行する。
S360では、サーバ処理部32は、取得したタグ付きデバイス情報T_Idvまたはタグ付きコメント情報T_Icmを、データベース31のデバイス情報領域311またはコメント情報領域312に保存する。このとき、事例識別タグT11,T21にて識別される一連の情報毎に、区分けして保存してもよい。
続くS370では、サーバ処理部32は、取得したタグ付きデバイス情報T_Idvの事例識別タグT11またはタグ付きコメント情報T_Icmの事例識別タグT21で特定される事例(以下、対象事例)について、リアルタイム配信中であるか否かを判断する。リアルタイム配信とは、対象事例の統合情報を受信すると同時に、その受信した統合情報を端末装置4に配信することを意味する。サーバ処理部32は、対象事例をリアルタイム配信中であると判断した場合は、処理をS380に移行し、対象事例をリアルタイム配信中ではないと判断した場合は、処理を一旦終了する。
S380では、サーバ処理部32は、S360にてデータベース31に保存されたタグ付きデバイス情報T_Idvまたはタグ付きコメント情報T_Icmを、リアルタイム配信の対象となる端末装置4(以下、対象端末)に対して配信して、処理を一旦終了する。
S390では、サーバ処理部32は、端末装置4から配信要求を受信したか否かを判断し、配信要求を受信していれば処理をS400に移行し、配信要求を受信していなければ処理を一旦終了する。
S400では、サーバ処理部32は、配信要求の要求元となった端末装置4を、対象端末に設定する。
続くS410では、サーバ処理部32は、対象事例に関する統合情報をデータベース31から収集する。具体的には、事例識別タグT11,T21の内容が配信要求に示された識別情報と一致する全てのタグ付きデバイス情報T_Idv及びタグ付きコメント情報T_Icmを収集する。但し、リアルタイム配信の要求であり、まだ配信が開始されていない場合は、収集すべき統合情報がデータベース31に存在しない場合もある。
続くS420では、S410で収集した情報を、S400で設定された対象端末に配信して、処理を一旦終了する。但し、配信要求が、リアルタイム配信の要求である場合は、対象端末に対してリアルタイム配信中であることを表す設定を行う。
[2−3.端末処理]
端末処理部43が実行する端末処理を、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、端末処理部43は、表示処理とは別に、情報蓄積処理を並列に実行する。情報格納処理は、サーバ3からリスト情報、又は当該端末処理部43からの配信要求に係る事例についての統合情報を受信すると、メモリ432の所定エリアにこれらの情報を格納する処理である。
端末処理は、入力部42を介して起動を指示する入力があると開始される。
S510では、端末処理部43は、メモリ432に蓄積されたリスト情報に基づいて、表示部41に選択リスト画面を表示させる。選択リスト画面は、図9に示すように、事例識別タグT11で識別される事例のアイコンを列挙する画面である。アイコンには、各リスト情報の事例情報タグT12の内容の少なくとも一部が表示される。特に、リアルタイム配信が行われるものについては、その開始予定時刻及び終了予定時刻も表示される。なお、選択リスト画面には、事例検索用の表示が行われてもよく、例えば、術式、執刀医、病名等、事例情報タグT12に示される情報を用いて、選択リスト画面に表示される事例を絞り込むことができるように構成されてもよい。
なお、選択リスト画面は、画面上のアイコンを選択することで、事例を選択することができるように構成されている。
続くS520では、端末処理部43は、選択リスト画面上でアイコンの選択が検出されると、選択された事例を特定する識別情報(即ち、事例識別タグT11)を示した配信要求を、サーバ3に送信する。
以後、サーバ3からは、配信要求に示された識別情報と一致する事例識別タグT11,T21を有した統合情報(以下、要求事例の統合情報)が送信されてくるため、端末処理部43は、上述の情報格納処理によってメモリ432の所定のエリアに要求事例の統合情報を格納する。但し、リアルタイム配信でなければ、要求事例の統合情報は一括して送信され、リアルタイム配信であれば、要求事例について新たな統合情報が生成される毎に送信される。
続くS530では、端末処理部43は、要求事例の表示の際に使用するレイアウトを初期化する。ここでレイアウトとは、以下の要素の複合である。(1)表示画面における表示領域をどのように区分するか。(2)区分された各領域に、どの種類のデバイス情報をいくつ同時に表示するか。(3)区分された各領域におけるデバイス情報の表示態様(例えば、画像、数値、グラフ、表等)をどのようにするか。(4)どの種類のコメント情報を表示するか。(5)コメント情報の表示態様(例えば、コメント領域の大きさ、位置等)をどのようにするか。コメント情報は、基本的には、表示対象となるデバイス情報に関するものが表示される。
続くS540では、端末処理部43は、表示更新AP46を起動する。表示更新AP46については後述する。
続くS550では、端末処理部43は、入力部42を介して表示処理を終了させる終了指示が入力されたか否かを判断し、終了指示が入力されていれば処理を終了し、終了指示が入力されていなければ、処理をS560に移行する。
S560では、端末処理部43は、入力部42を介してレイアウトを変更するする変更指示が入力されたか否かを判断し、変更指示が入力されていれば、処理をS570に移行し、変更指示が入力されていなければ、処理をS580に移行する。
S570では、端末処理部43は、レイアウト変更AP48を起動して、処理をS550に戻す。レイアウト変更AP48を起動すると、表示部41にレイアウト設定用画面が表示されるため、端末装置4の利用者は、レイアウト設定用画面を用いてレイアウトの変更を行う。変更されたレイアウトは、メモリ432に記憶されると共に、表示更新処理によって、表示部41での統合情報の表示に反映される。
なお、レイアウトの変更には、第2タグ情報T2に示された情報を用いて、表示するコメント情報Icmを絞り込むことを含む。例えば、特定の入力者によるコメントのみを表示したり、テキストデータのみを表示したりしてもよい。
S580では、端末処理部43は、入力部42を介してコメント入力を要求する指示が入力されたか否かを判断し、指示が入力されていれば、処理をS590に移行し、指示が入力されていなければ、処理をS550に戻す。
S590では、端末処理部43は、コメント付与AP47を起動して、処理をS550に戻す。コメント付与AP47については後述する。
なお、本処理においてS520が配信要求部に相当し、S570がコメント絞込部及びレイアウト指定部に相当する。
[2−4.表示更新処理]
先のS540にて表示更新AP46を起動することで実現される表示更新処理を、図10のフローチャートを用いて説明する。表示更新処理は、一旦開始されると、入力部42を介して終了指示が入力されるまでの間、予め設定された表示周期で繰り返し実行される。
なお、表示更新処理では、配信要求に応じてサーバ3から提供され、メモリ432に格納された要求事例の統合情報に基づき、入力部42を介して指定される時間Sに対応したデバイス情報Idv及びコメント情報Icmを表示部41の表示画面に表示する。但し、静止画を表示する動作モードでは、時間Sは、入力部42からの入力に応じて変更され、動画を表示する動作モードでは、時間Sは、入力部42からの初期値の入力後は、表示周期に合わせて自動的に更新される。
S610では、端末処理部43は、時間Sを取得する。
続くS620では、端末処理部43は、メモリ432から、表示対象とされている全てのデバイス種別及び全てのコメント種別について、時間S以前で最新の時刻を表す時間タグT13,T25が付与されたデバイス情報Idv及びコメント情報Icmを取得する。なお、最新の時刻の探索には、遡ることのできる上限時間が決められていてもよい。
例えば、図11に示すように、メモリ432には、A〜Dで識別される4種類のデバイス情報と、a,cで識別される2種類のコメント情報とが保存されているものとする。図11では、時間Sが9時00分Xミリ秒である場合、時および分を省略し、ミリ秒を単位として「X」と表示される。つまり、図11における「A」の欄に示す数値の列は、デバイス種別Aのデバイス情報Idvに付与された時間タグT13の内容を示す。
時間Sが「100」である場合、時間S以前で最新の時間タグT13を有するデバイス情報は、図11中に丸印で示した通りである。即ち、種類Aでは時間タグT13が「97」のデバイス情報である。種類Bでは時間タグT13が「100」のデバイス情報である。種類Cでは時間タグT13が「99」のデバイス情報である。種類Dでは時間タグT13が「98」のデバイス情報である。
また、時間S以前で最新の時間タグT25を有するコメント情報は、種類aでは時間タグT25が「93」のコメント情報である。種類cでは、上限時間範囲内に該当するコメント情報が存在しないことを意味する。
続くS630では、端末処理部43は、S620で読み出したデバイス情報Idvを、その時点で設定されているレイアウトに従って表示させるための画像データである主画像データを生成する。以下では、主画像データによって表示される画像を主画像という。
主画像のレイアウトの一例として、例えば、図12に示すように、モニタ領域A1、映像領域A2、ナビ画像領域A3、時間領域A4等を有していてもよい。モニタ領域A1は、生体情報をモニタするグラフ等が表示される領域である。モニタ領域A1では、生体情報を数値及びグラフ形式で表示される。映像領域A2は、治療対象をカメラ等で撮影した動画が表示される領域である。ナビ画像領域A3は、手術ナビにより検出される3次元位置が、予め用意された患部の3次元画像と共に表示される領域である。ナビ画像領域A3では、検出位置を含みかつ互いに異なる断面を示す三つの断面画像が三面図形式で表示される。時間領域A4は、統合情報の時系列が存在する時間範囲を時間軸で表現し、その時間軸上で、時間Sを表示するための領域である。時間領域A4には、時間軸と共に、イベントの発生時刻を表すバルーン状の表示が行われてもよい。
図10に戻り、続くS640では、端末処理部43は、S620で読み出したコメント情報Icmを、主画像と共に表示させるための表示データであるコメント表示データを生成する。以下では、コメント表示データによって表示される表示をコメント表示という。なお、主画像上におけるコメント表示の表示位置及び表示形式は、コメント情報Icmのコメント種別、又はコメント対象となるデバイス情報Idvのデータ種別に応じて、予め設定されている。なお、コメント表示の表示位置及び表示形式を変更する専用のアプリが存在してもよい。
続くS650では、端末処理部43は、S430にて生成された主画像データ及びS440にて生成されたコメント表示データを、表示用データとして表示部41に出力することで、主画像とコメント表示とを表示部41の表示画面に表示させて、処理を一旦終了する。
なお、本処理において、S610〜S630が主画像生成部に相当し、S610〜S620,S640が表示生成部に相当する。
[4−2.コメント付与処理]
先のS590にてコメント付与AP47を起動することで実現されるコメント付与処理を、図13のフローチャートを用いて説明する。
S710では、端末処理部43は、入力部42を介して、表示部41の画面(以下、表示画面)に表示されている情報全体(以下、「全体」)をコメント対象として指定する全指定入力が行われたか否かを判断する。端末処理部43は、全指定入力が行われたと判断した場合は、処理をS740に移行し、全指定入力が行われていないと判断した場合は、処理をS720に移行する。なお、端末処理部43は、例えば、図12に示すイベント追加ボタンBevがクリックされた場合に、全指定入力が行われたと判断してもよい。
S740では、端末処理部43は、全指定入力が行われたタイミングに対応した取得時刻を取得して時間タグT25を生成すると共に、当該タイミングに対応した再生時刻を取得して時間タグT26を生成する。なお、取得時刻とは、全指定入力が行われたタイミング以前に表示処理のS210にて直近で取得された時間S、または、当該タイミングで表示されているデバイス情報Idvに対応づけられた時間タグT13が示す時刻である。また、再生時刻とは、全指定入力が行われたタイミングで、マイコンが有する時計機能から取得される現在時刻である。
続くS750では、端末処理部43は、コメント対象が「全体」であることを表すコメント対象タグT24を生成して、処理をS820に進める。
S720では、端末処理部43は、入力部42を介して、表示画面上の位置を示す位置入力が行われたか否かを判断する。位置入力は、表示画面上のタッチパネルによって入力された位置でもよいし、マウスやキーボートによって操作される表示画面に表示されたカーソルが示す位置でもよい。更に、主画像中にナビ画像領域A3が含まれている場合は、そのナビ画像により示されている3次元位置であってもよい。具体的には、三面図のそれぞれに示された、補助線が交差する各画像の中心位置である。端末処理部43は、位置入力が行われたと判断した場合は、処理をS760に移行し、位置入力が行われていないと判断した場合は、処理をS710に移行する。
S760では、端末処理部43は、入力部42を介して位置入力が行われたタイミングに対応した取得時刻および再生時刻を取得し、S740での処理と同様に、時間タグT25,T26を生成する。
続くS770では、端末処理部43は、位置入力によって指定された表示画面上の位置である指定位置が、コメントを表示する領域か否かを判断する。端末処理部43は、指定位置が、コメントを表示する領域であると判断した場合は、処理をS790に移行し、指定位置が、コメントを表示する領域ではないと判断した場合は、処理をS780に移行する。
S790では、端末処理部43は、指定位置と、その時点でのコメント表示のレイアウトとに基づいて、指定位置に表示されているコメント情報Icmが、コメント対象であることを表すコメント対象タグT24を生成して、処理をS820に進める。このとき、指定位置に表示されているコメント情報Icmに対応づけられたコメント識別タグT22の値を、コメント対象タグT24の値としてもよい。
S780では、端末処理部43は、指定位置に、測定値を表す数字または波形(以下、波形等)が表示されているか否か、即ち、位置入力によって波形等が指定されたか否かを判断する。端末処理部43は、波形等が指定されていると判断した場合は、処理をS800に移行し、波形等が指定されていないと判断した場合は、処理をS810に移行する。
S800では、端末処理部43は、位置入力によって指定された波形等が、コメント対象であることを表すコメント対象タグT24を生成して、処理をS820に進める。
S810では、端末処理部43は、指定位置と、その時点での主画像のレイアウトとに基づいて、指定位置に表示されているデバイス情報Idvの種類を特定する。デバイス情報Idvの種類は、そのデバイス情報Idvに対応づけられたデータ種別タグT14で表される。更に、その特定されたデバイス情報Idvの種類がコメント対象であることを表すコメント対象タグT24を生成して、処理をS820に進める。
なお、S800及びS810では、コメント対象に割り当てられた表示領域内における相対位置で、指定位置を表した情報を、コメント対象タグT24に含めてもよい。これは、レイアウトが変更された場合に、表示領域内での表示と指定位置との関係が変化しないようにするための情報である。
S820では、端末処理部43は、入力部42を介してコメント入力があったか否かを判断し、コメント入力があれば処理をS840に移行し、コメント入力がなければ、処理をS830に移行する。
S830では、端末処理部43は、入力部42を介してコメント情報入力をキャンセルする指示が入力されたか否かを判断し、キャンセルする指示が入力された場合は処理を終了し、キャンセルする指示の入力がなければ、処理をS820に戻す。
S840では、端末処理部43は、再生中の統合情報を特定する事例識別タグT11を取得し、事例識別タグT21を生成する。
続くS850では、端末処理部43は、コメント入力に基づいて生成されたコメント情報を一意に識別するための識別情報を生成し、この識別情報を用いてコメント識別タグT22を生成する。
続くS860では、端末処理部43は、コメント入力者を識別する情報を取得し、入力者情報タグT23を生成する。なお、コメント入力者を識別する情報は、入力部42を介して入力させてもよいし、端末装置4の起動時にユーザに入力させるユーザID等を用いてもよい。
続くS870では、端末処理部43は、コメント入力に使用された入力機器等から、入力されたコメントの種別を特定して、コメント種別タグT27を生成する。コメントの種別とは、キーボードを介した文字入力、タッチパネルを介した手書き入力、マイクを介した音声入力、カメラを介した画像入力等がある。
続くS880では、端末処理部43は、コメント種別に応じたコメント情報Icmを生成する。具体的には、コメント種別が文字入力または手書き入力である場合、入力されたテキストデータまたは画像をそのままコメント情報Icmとする。コメント種別が音声入力である場合、音声データだけでなく、音声認識AP44を実行することによって生成される音声認識データもコメント情報Icmに含める。同様に、コメント種別が画像入力である場合、画像データだけでなく、動作解析AP45を実行することによって生成される動作解析データもコメント情報Icmに含める。
続くS890では、端末処理部43は、タグ付きコメント情報T_Icmを生成し、メモリ432に記憶された統合情報に追加すると共に、サーバ3に送信して、処理を終了する。なお、タグ付きコメント情報T_Icmは、S880で生成されるコメント情報Icmに、S740、S760で生成される時間タグT25,T26と、S750、S790〜S810で生成されるコメント対象タグT24と、S840〜S870で生成される事例識別タグT21、コメント識別タグT22、入力者情報タグT23、及びコメント種別タグT27とを挿入することで生成される。
なお、メモリ432に格納されたタグ付きコメント情報T_Icmは、繰り返し実行される表示更新処理によって、直ちに表示部41での表示に反映される。
また、サーバ3に送信されたタグ付きコメント情報T_Icmは、データベース31に格納される。また、リアルタイム配信中である場合、このタグ付きコメント情報T_Icmは、サーバ3から全ての対象端末に配信され、配信された対象端末での表示にも反映される。
なお、本処理において、S710〜S720が対象指定部に相当し、S820がコメント入力部に相当し、S740〜S800、S840〜S890が情報生成部に相当する。
[5.表示例]
ここで、表示更新処理によるコメント情報Icmの表示例を、図14及び図15を用いて説明する。
モニタ領域A1に表示された計測値が大きく変化した時に、その計測値が表示された画面上の部位を指で触れる等して位置入力をした後、キーボード等を介してコメント入力をする。すると、図14中の符号C1に示すように、コメント対象となるパラメータに関連付けた文字コメント「コメント1」が表示される。
映像領域A2を指定する位置入力が行われたあと、タッチパネル用の入力ペン等を用いて表示画面上に線図や文字を手書き入力する。すると、図14中の符号C2に示すように、コメント対象となる映像領域A2中の画像に、手書き入力した線図や文字がそのまま重畳表示される。
ナビ画像領域A3にMPR画像が3面図形式で表示されている状態で、ナビ画像領域A3を指定する操作が行われると、ナビ画像領域A3に表示されたMPR画像により特定される3次元位置を指定する位置入力が行われたものとされる。そして、その指定された3次元位置に対するコメントの入力が可能となる。この場合、3面図の各中央位置で表される3次元位置がコメント対象となり、図14中の符号C3で示す「コメ3」の部分にコメントが表示される。また、3面図の別の位置には、以前にコメント対象として指定された3次元位置を表す黒点に対応づけて、図14中の符号C4で示す「コメ4」の部分にコメントが表示される。なお、コメントは、画像に重畳表示されるのではなく、ナビ画像領域A3中で画像のない部分に表示されてもよい。
全指定入力が行われた場合、例えば、図15に示すように、表示画面の右隅にコメント表示領域C5を設定し、このコメント表示領域C5中にタイムラインTLに対応づけてコメントを表示してもよい。また、コメント対象がコメントである場合、図15中の符号C51,C52に示すように、コメントを重ねて表示してもよい。また、表示領域C5中では、デバイス情報の表示される主画面の時間とは独立に、指定された任意の時点を中心とする所定時間範囲のコメントの表示が可能であってもよい。また、表示領域C5中に表示されたコメントを指定して所定の操作を行うことによって、主画像の表示が、指定されたコメントに関連する内容に切り替わるように構成されてもよい。
[6.効果]
以上詳述した情報共有システム1によれば、以下の効果を奏する。
(6a)手術や治療中にリアルタイムで統合情報の配信、表示を行った場合、端末装置4を介して、任意の関係者と手術や治療の状況等をリアルタイムで共有できる。更に、術中に受けたアドバイスや術中に行った機器の操作や作業の意図、及び術中に気づいたこと等の備忘として、リアルタイムでコメントを残すことができる。
例えば、端末装置4の表示部41の表示画面に表示されたデバイス情報に、他の部分とは異なる特徴的な部分が存在する場合、投薬、空調の設定変更、及び患者の姿勢変更など、デバイス情報から読み取ることのできない情報をコメントとして残すことができる。
(6b)タッチパネル、キーボード、及びマウス等による機器の操作を伴う入力だけでなく、マイクがカメラを通した音声やジェスチャによる非接触でのコメント入力が可能なため、機器の操作を行えない状況にある施術者等のコメントも簡単に残すことができる。
(6c)手術や治療の振り返りや教育等のために、術後にデバイス情報Idv及びコメント情報Icmの表示を行った場合は、閲覧者は、デバイス情報Idvだけからは得ることのできない、有用な情報をコメント情報Icmから得ることができる。また、このとき、新たなコメントを追加することもできる。
(6d)コメントを入力する際には、表示画面上の示された個々のデバイス情報Idvを指定することができ、その指定されたデバイス情報Idv及び時間と関連づけて、コメント情報Icmが表示,再生される。従って、閲覧者は、コメント対象を明確に把握することができる。
(6e)コメント対象として、画面全体や特定のコメントを選択できるため、この機能を利用することで、閲覧者同士が表示画面上で議論をすることができ、また、その議論内容をコメントとして残すことができる。
(6f)リスト情報に含まれる事例情報タグT12の情報を利用して、事例を検索したり、タグ付きコメント情報T_Icmに含まれる入力者情報タグT23の情報を利用して、例えば、特定の人によるコメントのみを抽出して表示したりすることができる。このため、必要な情報を効率よく確認できる。
[7.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(7a)本開示に記載の提供処理部23、サーバ処理部32、端末処理部43、及びそれらの手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の提供処理部23、サーバ処理部32、端末処理部43及びそれらの手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の提供処理部23、サーバ処理部32、端末処理部43及びそれらの手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。提供処理部23、サーバ処理部32、及び端末処理部43に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(7b)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(7c)上述した情報共有システム1の他、当該情報共有システム1を構成する情報提供装置2、サーバ3、及び端末装置4としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…情報共有システム、2…情報提供装置、3…サーバ、4…端末装置、5…通信ネットワーク、21…デバイス群、22A〜22H…デバイス、23…提供処理部、24A〜24H…プロバイダ、25…ミドルウェア、27…入力部、31…データベース、32…サーバ処理部、41…表示部、42…入力部、43…端末処理部、231,321,431…CPU、232,322,432…メモリ、251…情報生成機能、252…時計機能、311…デバイス情報領域、312…コメント情報領域、313…リスト情報領域、33…配信AP、44…音声認識AP、45…動作解析AP、46…表示更新AP、47…コメント付与AP、48…レイアウト変更AP。

Claims (7)

  1. 患者の治療に使用される複数の医療用のデバイス(21)から取得されるデバイス情報に、前記デバイス情報が取得された時刻および前記デバイス情報の種類を表す情報を含んだ第1タグ情報を関連づけた複数のタグ付きデバイス情報、および前記デバイス情報の少なくとも一部をコメント対象とするコメント情報に、前記コメント対象を特定するための情報を含んだ第2タグ情報を関連づけた複数のタグ付きコメント情報が記憶されるサーバ(3)と、
    通信ネットワークを介して前記サーバに接続される一つ以上の端末装置(4)と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバに対して前記タグ付きデバイス情報及び前記タグ付きコメント情報の配信を要求するように構成された配信要求部(43:S520)と、
    前記配信要求部の要求により前記サーバから取得される前記タグ付きデバイス情報から、同一時間に対応づけられる一種類以上の前記デバイス情報を抽出し、抽出した前記デバイス情報を1画面で表示するための画像データである主画像データを生成するように構成された主画像生成部(43:S610〜S630)と、
    前記配信要求部の要求により前記サーバから取得される前記タグ付きコメント情報から、前記主画像データにより表示される画像である主画像中に前記コメント対象が含まれる場合に、当該コメント対象に対応する前記コメント情報を抽出し、抽出した前記コメント情報を前記主画像中の前記コメント対象と関連づけて表示するための表示データであるコメント表示データを生成するように構成された表示生成部(43:S610〜S620,S640)と、
    前記主画像データによって表示される表示画像中の前記コメント対象を指定するように構成された対象指定部(43:S710〜S720)と、
    前記対象指定部により指定された前記コメント対象に関連付けられる情報であるコメント情報を入力するように構成されたコメント入力部(43:S820)と、
    前記コメント入力部により入力された前記コメント情報を、前記対象指定部にて指定された前記コメント対象を特定するための情報を含んだ前記第2タグ情報と関連づけることで、前記タグ付きコメント情報を生成し、前記サーバに記憶させるように構成された情報生成部(43:S740〜S800,S840〜S890)と、
    を備える情報共有システム。
  2. 請求項1に記載の情報共有システムであって
    前記対象指定部にて指定される前記コメント対象の一つとして、前記コメント表示データによって前記主画像と共に表示されるコメントを含む、
    情報共有システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報共有システムであって、
    前記端末装置は、
    前記第2タグ情報に示された情報を用いて表示の対象となる前記コメント情報を絞り込むように構成されたコメント絞込部(43:S570)を更に備え、
    前記表示生成部は、前記コメント絞込部により絞り込まれた前記コメント情報を抽出して前記コメント表示データを生成する
    情報共有システム。
  4. 請求項3に記載の情報共有システムであって、
    前記第2タグ情報には、前記コメント情報の入力者を特定するための入力者情報が含まれる、
    情報共有システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の情報共有システムであって、
    前記端末装置は、
    表示対象となる前記デバイス情報を選択し、表示画像中における前記デバイス情報の配置を指定するように構成されたレイアウト指定部(43:S570)を更に備え、
    前記表示生成部は、前記レイアウト指定部にて表示対象として選択された前記デバイス情報に関する前記コメント情報を表示するためのコメント表示データを生成する
    情報共有システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の情報共有システムであって、
    前記表示生成部は、タイムラインに対応づけて前記コメント情報を表示するための前記コメント表示データを生成する
    情報共有システム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の情報共有システムであって、
    前記タグ付きデバイス情報を生成し、前記通信ネットワークを介して前記サーバに提供する一つ以上の情報提供装置を更に備え、
    前記第1タグ情報には、前記タグ付きデバイス情報の提供元となった前記情報提供装置を識別するための情報が含まれる
    情報共有システム。
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