JP2020101269A - Rotating machine device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転機械装置に関する。 The present invention relates to a rotating machine device.
圧縮機、水車、冷凍機、ファン、ポンプ等回転機械の異常振動は、当該回転機械の回転体に動力を伝達する主軸を回転可能に支持する軸受に顕著に表れる。そのため、センサ付の軸受装置が提案されている(特許文献1、特許文献2)。また、回転機械の一例であるポンプを備えるポンプ装置の点検・管理項目の一つとして、振動計測が挙げられる。一般に、振動を検出する検出器は、異常時やメンテナンス時に作業者によって回転機械に取り付けられる。ポンプ装置の振動を計測するISO規格(ISO 10816−7)によれば、ポンプ装置は、軸受の軸受ケーシングで振動計測を行うことが規定されている。また、当該ISO規格によれば、軸受の中心から半径方向に垂直な平面であって互いに直交する2つの平面において振動計測を行うことが規定されている。更に、特許文献3では運転状態を管理するための振動情報をポンプの形状に関わらず得ることができるポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法が提供される。 Abnormal vibration of a rotating machine such as a compressor, a water turbine, a refrigerator, a fan, a pump, or the like significantly appears in a bearing that rotatably supports a main shaft that transmits power to a rotating body of the rotating machine. Therefore, a bearing device with a sensor has been proposed (Patent Documents 1 and 2). Further, vibration measurement is one of the inspection/control items of a pump device including a pump, which is an example of a rotary machine. Generally, a detector that detects vibration is attached to a rotating machine by an operator during abnormalities or during maintenance. According to the ISO standard (ISO 10816-7) for measuring the vibration of a pump device, it is specified that the pump device measures the vibration in the bearing casing of the bearing. Further, according to the ISO standard, it is stipulated that vibration measurement is performed on two planes which are perpendicular to the radial direction from the center of the bearing and are orthogonal to each other. Furthermore, Patent Document 3 provides a pump device that can obtain vibration information for managing the operating state regardless of the shape of the pump, and a method of monitoring the pump device.
上記したように、ISO規格に沿ってポンプ装置の振動計測をするには、軸受ケーシングにおける軸受の中心から半径方向に垂直であって互いに直交する2つの平面に振動センサを取り付けることが求められる。しかしながら、軸受の中心が視認不可、他の部品が干渉する、取り付け位置が平面でない、等の理由のため、特に経験の浅い技術者にとって、振動センサを適切な場所に取り付けることは困難である場合があった。そのため、ポンプの外観にて振動センサの取り付け位置を明示することが所望される。 As described above, in order to measure the vibration of the pump device according to the ISO standard, it is required to mount the vibration sensor on two planes that are perpendicular to the radial direction from the center of the bearing in the bearing casing and are orthogonal to each other. However, if the center of the bearing is not visible, other parts interfere, the mounting position is not flat, etc., it is difficult for an inexperienced engineer to mount the vibration sensor at an appropriate place. was there. Therefore, it is desired to clearly indicate the mounting position of the vibration sensor on the appearance of the pump.
また、振動の経過観察を行うため、振動センサが取り付けられた状態で運用されているポンプ装置もある。この場合、ポンプの耐久寿命に比べて耐久寿命が短い振動センサは消耗部品として交換される。そのため、ポンプ運転中の振動センサの交換や、形状の異なる振動センサが取り付け可能なこと等が所望される。 In addition, there is a pump device that is operated with a vibration sensor attached in order to observe the vibration. In this case, the vibration sensor whose durability life is shorter than that of the pump is replaced as a consumable part. Therefore, it is desired that the vibration sensor be replaced while the pump is operating, or that a vibration sensor having a different shape can be attached.
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる回転機械装置を提供することを目的の1つとする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a rotary machine device that can easily attach a vibration sensor to an appropriate position.
本発明の一形態によれば、回転機械と、前記回転機械の動力を伝達する主軸を回転可能に支持する軸受と、前記軸受を収容する軸受ハウジングと、を備え、前記軸受ハウジングは、振動センサ取付け用の平面部を有し、当該平面部における所定の点と直交する垂線が前記振動センサの振動計測方向と平行する。こうした回転機械装置によれば、振動センサ取付け用の平面部を有するため、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる。 According to an aspect of the present invention, a rotating machine, a bearing that rotatably supports a main shaft that transmits power of the rotating machine, and a bearing housing that houses the bearing are provided, and the bearing housing includes a vibration sensor. It has a flat part for attachment, and a perpendicular line orthogonal to a predetermined point on the flat part is parallel to the vibration measurement direction of the vibration sensor. According to such a rotary machine, since the vibration sensor has the flat portion for mounting the vibration sensor, the vibration sensor can be easily mounted at an appropriate position.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面では、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図中の矢印にて、軸方向(Ad)、水平方向(Hd)、軸方向(Ad)に対する垂直方向(Vd)を示す。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in the drawings, the same or corresponding components are denoted by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted. The arrows in the figure indicate the axial direction (Ad), the horizontal direction (Hd), and the vertical direction (Vd) with respect to the axial direction (Ad).
図1は、本発明の一実施形態に係る回転機械装置の一例としてのポンプ装置を示す断面図である。図1に示すように、回転機械であるポンプ10は、1対の羽根車12a、12bと、ポンプケーシング15と、を備える横軸渦巻きポンプであり、より詳しくは横軸渦巻両吸込ポンプである。ポンプ装置100は、ポンプ10と、羽根車12a、12bに動力を伝達する主軸11と、軸受装置120、120と、を有している。主軸11は水平に延びている。主軸11の一端は図示しない電動機などの駆動機に連結されており、駆動機によって主軸11および1対の羽根車12a、12bが一体に回転される。本図の場合、駆動機は主軸11の紙面右側にて主軸11と連結している。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a pump device as an example of a rotary machine device according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a pump 10, which is a rotary machine, is a horizontal-axis spiral pump including a pair of
主軸11は、ポンプケーシング15の外部において、軸受装置120、120によって回転自在に支持されている。なお、図1に示す例では、ポンプケーシング15は支持部17を有し、当該支持部によって、軸受装置120が支持されている。本実施形態では軸受装置120は、ポンプ10と個別に設けられている。一実施形態として、ポンプ10と軸受装置120は、一体的に構成されてもよい。その場合、後述する軸受ハウジング23は、ポンプケーシング15によって構成される。
The
次に、軸受装置120について詳細に説明する。図2Aは、第1の例による図1に示した軸受装置120の要部拡大図である。図2Bは、図2AのI断面矢視図である。
Next, the
軸受装置120は、軸受19と軸受ハウジング23と軸封装置であるオイルシール24、25とを備える。一例として、軸受19は主軸11と軸受ケーシング20との間に設置されている。軸受カバー22は、軸受ケーシング20の開口を塞ぎ、軸受ケーシング20
と軸受カバー22とで軸受ハウジング23が構成される。軸受19は軸受ハウジング23内に形成された軸受室23aに収容される。つまり、軸受ハウジング23は、その内部に形成された軸受室23aにて軸受19の外輪19bと当接して、且つ、軸受19を収容する。軸受ハウジング23は、固定体である軸受ケーシング20並びに軸受カバー22と回転体である主軸11との間のオイルシール24、25にて、軸受19の潤滑材であるグリスが軸受ハウジング23外に漏れるのを防いでいる。また、ポンプケーシング15の支持部17には、軸受ハウジング23を介して軸受19の外輪19bが固定される。
The
The bearing
また、図2A,図2Bに示す例では、軸受19は、複数の玉19aと、外輪19bと、内輪19cとを有する玉軸受としているが、ころ軸受など、任意の軸受が用いられてよい。軸受ハウジング23は、ポンプケーシング15から延びる支持部17を介して設けられているが、支持部17を介さずに一体的に形成されてもよい。
Further, in the example shown in FIGS. 2A and 2B, the
軸受ハウジング23は、振動センサ取付機構として、振動センサ50を取り付けるための座面として機能する平面部21a、21b、21c、21d(以下、合わせて平面部21ともいう)を有する。平面部21aは、軸受19の軸方向に対する垂直方向(Vd方向)の振動を計測する振動センサ50を取りつけるための座面である。平面部21bは、軸受19の水平方向(Hd方向)の振動を計測する振動センサ50を取りつけるための座面である。平面部21c、21dは、軸受19の軸方向(Ad方向)の振動を計測する振動センサ50を取りつけるための座面である。図2A,図2Bに示す例では、軸受ケーシング20の軸方向(Ad方向)から見た断面における外周面が全体的に軸受19の外周面に沿った曲面状となっており、その一部が平面に切り欠かれて平面部21a、21bが形成されている。換言すれば、平面部21a、21bは、軸受ケーシング20の曲面部に連続した弦の領域である。こうした平面部21は、軸受ケーシング20の成型時に形成されてもよいし、既存の軸受ケーシング20を加工することにより形成されてもよい。なお、平面部21a、21b、21c、21dのうち、少なくとも一方向の振動計測のための平面部のみが形成されてもよい。
The bearing
図2Aに示すように、本実施形態の軸受ケーシング20は、主軸11の軸方向に沿って段差20nを有し、軸受19の位置より紙面右側領域の肉厚D2が、軸受19の上の領域の肉厚D3よりも大きくなっている(D2>D3)。そして、平面部21は、これらの一方の肉厚と同一の肉厚D1に形成されるとよい(D1=D3、又はD1=D2)。図2Aに示す例では、D1=D3となっている。こうした平面部21は、少なくとも振動センサ50の取付面よりも大きい領域で形成されることが好ましい。なお、平面部21には、振動センサ50の取り付けに使用される雌ネジなどが形成されていてもよい。なお、上記した例に限定されず、肉厚D1、肉厚D2、肉厚D3は、等しくてもよい(D1=D2=D3)。但し、軸受19より外側の肉厚D2が、軸受19上の肉厚D3よりも大きくなっている(D2>D3)ことで、軸受19の紙面右端を軸受ケーシング20の外観より確認でき、より正確な位置に振動センサ50を取り付けることができる。
As shown in FIG. 2A, the bearing
平面部21aは、主軸11の軸線LAを含む平面に対して平行な平面を画定する。図2Bに示す例では、平面部21aは、主軸11の軸方向から見て、軸受ケーシング20の外周面の2点21a1、21a2を結ぶ線分(弦)の領域に相当する。本実施形態では、平面部21aは、軸受19の中心点C0の真上の領域を含み、平面部21aの所定の点p1と直交して延びる垂線r1と軸受19の中心点C0が交わる。ここで、垂線r1から平面部21aの一端21a1までの角度θ1と、垂線r1から平面部21aの他端21a2までの角度θ2とを等しくすることで、平面部21a上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。なお、θ1=θ2は、垂線r1と、軸受19の中心点C0と平面部21aの一端21a1とを結ぶ線との角度θ1が、前記垂線(r1)と、軸受19の中心点C0と平面部21aの他端21a2
とを結ぶ線との角度θ2と等しい、と換言できる。また、θ1=θ2とすることで、第1の例において平面部21aは、水平面を画定することになる。
The
In other words, it is equal to the angle θ2 with the line connecting and. Further, by setting θ1=θ2, the
なお、本実施形態では、主軸11の軸方向Adから見て、垂線r1から平面部21aの一端21a1までの角度θ1と、垂線r1から平面部21aの他端21a2までの角度θ2とを等しくした。一実施形態では、主軸11の軸方向からだけではなく、垂線r1から平面部21aの任意の一端までの角度と、垂線r1から平面部21aの任意の他端までの角度とが等しければ、軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。
In the present embodiment, the angle θ1 from the perpendicular r1 to the one end 21a1 of the
このように、軸受ハウジング23は、その表面に軸方向Adに対する垂直方向の振動を計測するための振動センサ取付け用の平面部21aを有する。平面部21aは所定の点p1に直交する垂線r1が振動センサ50にて計測する振動方向である振動計測方向と平行する。これにより、回転機械装置100は、平面部21aに取り付けられた振動センサ50によって軸方向Adに対する垂直方向における振動が正確に計測できる。特に、平面部21aが水平面を画定する場合には、平面部21aに取り付けられた振動センサ50によって鉛直方向における振動が正確に計測できる。
As described above, the bearing
また、平面部21bは、主軸11の軸線LAを含む平面に対して平行な平面を画定する。平面部21bは、主軸11の軸方向から見て、軸受ケーシング20の外周面の2点21b1、21b2を結ぶ線分(弦)の領域に相当する。本実施形態では、平面部21bは、軸受19の中心点C0の真横の領域を含み、平面部21bの所定の点p2と直交して延びる垂線r2と軸受19の中心点C0が交わる。ここで、垂線r2から平面部21bの一端21b1までの角度θ3と、垂線r2から平面部21b他端21b2までの角度θ4とを等しくすることで、平面部21b上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。なお、θ3=θ4は、垂線r2と、軸受19の中心点C0と平面部21bの一端21b1とを結ぶ線との角度θ3が、前記垂線(r2)と、軸受19の中心点C0と平面部21bの他端21b2とを結ぶ線との角度θ4と等しい、と換言できる。なお、θ3=θ4とすることで、第1の例において平面部21bは鉛直面を画定することになる。
The
このように、軸受ハウジング23は、平面部21aとは別に、その表面に軸方向Adに対する垂直方向の振動を計測するための振動センサ取付け用の平面部21bを有する。平面部21bは所定の点p2に直交する垂線r2が振動センサ50にて計測する振動方向である振動計測方向と平行する。これにより、回転機械装置100は、平面部21bに取り付けられた振動センサ50によって軸方向Adに対する垂直方向における振動が正確に計測できる。特に、平面部21bが鉛直面を画定する場合には、平面部21bに取り付けられた振動センサ50によって水平方向における振動が正確に計測できる。
As described above, the bearing
さらに、2つの平面部21a、21bは、互いに垂直な平面を画定するとよい。つまり、平面部21は、第1平面を画定する平面部(第1平面部)21aと、第2平面を画定する平面部(第2平面部)21bと、を備え、平面部21aの垂線r1と平面部21bの垂線r2が直交するとよい。特に、平面部21aが水平面を画定すると共に平面部21bが鉛直面を画定するように平面部21を設けることにより、ISO規格(ISO 10816−7)に沿った振動計測を容易に行うことができる。
Furthermore, the two
また、平面部21c、21dは、主軸11の径方向に平行した平面である。平面部21c、21dは、軸方向の振動を計測できればよく、どちらか一方のみでもよい。特に、平面部21aが水平面を画定すると共に平面部21bが鉛直面を画定し、更に、平面部21cまたは21dが軸方向と垂直面を画定するように平面部21を設けることにより、水平
方向(Hd)と、軸方向に対する垂直方向(Vd)と軸方向(Ad)の3方向でISO規格(ISO 10816−7)に沿った振動計測を容易に行うことができる。
The
このように、軸受ハウジング23は、その表面に軸方向の振動を計測するための振動セサ取付け用の平面部21c、21dを有する。平面部21cは所定の点p3に直交する垂線r3が振動センサ50にて計測する振動方向である軸方向Adと平行する。また、平面部21dは所定の点p4に直交する垂線r4が振動センサ50にて計測する振動方向である軸方向Adと平行する。これにより、回転機械装置100は、平面部21、21dに取り付けられた振動センサ50によって軸方向における振動が正確に計測できる。
As described above, the bearing
なお、実施形態においては、平面部21aは、水平面を画定するとともに、軸受19の中心点C0の真上の領域を含み、平面部21aの所定の点p1と直交して延びる垂線r1と軸受19の中心点C0が交わるものとした。また、平面部21bは、鉛直面を画定するとともに、軸受19の中心点C0の真横の領域を含み、平面部21bの所定の点p2と直交して延びる垂線r2と軸受19の中心点C0が交わるものとした。しかし、こうした例に限定されず、平面部21a又は21bは、主軸11の軸線LAに対して平行な平面を画定し、平面部21における所定の点を通る当該平面の垂線が、軸線LAと交わるものであればよい。つまり、平面部21が画定する平面に対して軸線LAから延びる垂線(r1,r2)と当該平面との交点(p1、p2)が平面部21内に位置すればよい。また、軸受ケーシング20の一部に平面部21を設け、当該平面部21以外の軸受ケーシング20の表面が軸受の形状に沿った曲面である方が、軸受ケーシング20の表面全てを平面にするのに比べて、軸受ケーシング20を形成する材料が少なくなり、軽量化やコストの面で有利となる。
In addition, in the embodiment, the
ここで、既知の振動センサ50の振動検出部の構成について簡単に説明する。図3は、振動センサ50の一例としての動電式速度センサ50Aの構成を模式的に示す図であり、図4は、振動センサ50の一例としての圧電式加速度センサ50Bの構成を模式的に示す図である。
Here, the configuration of the vibration detection unit of the known
図3に示すように、動電式速度センサ50Aは、ケース51と、バネ52と、可動コイル53と、マグネット54と、を備える。この動電式速度センサ50Aでは、軸受ケーシング20の振動に伴って可動コイル53がケース51内で動くことで絶対振動の速度を検出する。このため、動電式速度センサ50Aは、可動コイルの動く方向Sd(紙面上下方向)が計測する振動方向であって、動電式速度センサ50Aの面取付け面d50Aと接する平面部21の垂線(r1、r2、r3、r4)が、振動計測方向である可動コイルの動く方向Sdと平行することで、動電式速度センサ50Aにて振動を正確に計測できる。
As shown in FIG. 3, the
図4に示すように、圧電式加速度センサ50Bは、ケース56と、おもり57と、圧電素子58と、を備える。圧電式加速度センサ50Bは、おもり57で抑えられている水晶などの圧電素子58に振動に伴う機械的な力が加わることで、その力に比例した電荷を発生する。この圧電式加速度センサ50Bは、取付面が粗い面である場合は、取付面との接触面積が少なくなるため正しい測定結果が得られないおそれがある。よって、平面部21は、圧電式加速度センサ50Bの取付け面d50Bと接する表面が他の表面よりも平らな平坦面となるように加工されるとよい。具体的には、鋳物で形成された凹凸のある鋳肌の軸受ハウジング23の表面において、少なくとも平面部21が研磨等の後加工によって他の表面よりも凹凸の少ない平らな平坦面に形成されるとよい。また、軸受ハウジング23が塗装される場合、少なくとも平面部21の表面の塗装を避けるもしくは塗装を削る等して、他の表面よりも平らな平坦面に形成されるとよい。また、振動センサ50は、取付面が円筒面であったり、取り付け不良等でも正確に計測できないおそれがあるため、他の表面よりも平らな平坦面である平面部21に取付けられることで正確な振動値を計測するこ
とができる。また、平坦面である平面部21は経験の浅い技術者にとっても外観で容易に視認できる振動センサの取付け位置の目印となる。
As shown in FIG. 4, the
これらのように、既知の振動センサ50においては、適正な計測値が得られるか否かが、振動センサ50の取付態様に大きく依存する。これに対して、本実施形態のポンプ装置100では、上記したように軸受ケーシング20に平面部21が設けられることにより、ユーザは、平面部21に振動センサ50(図2B中、破線参照)を容易に取り付けることができ、振動センサ50によって適切な振動計測値を得ることができる。また、作業者に依らず同一の場所に振動センサ50を取り付けることができるため、ポンプ装置100の振動として一定の情報を取得することができる。なお、振動センサ50の軸受ケーシング20への取付方法としては、軸受ケーシング20に雌ネジを形成して振動センサ50に形成されている雄ネジと係合させる方法、接着剤を用いて接着させる方法、磁石を用いて取り付ける方法などが知られているが、種々の取付方法が採用されればよい。なお、振動センサ50は手持ちピックアップ等を用いてもよい。
As described above, in the known
また、平面部21の面積は、振動センサ50の取付け面の面積よりも大きく且つほぼ同じ面積(平面部21の面積は、振動センサ50の取付け面の面積の1倍より大きく3倍以下)とするとよい。具体的には、平面部21の面積は、動電式速度センサ50Aの取付け面d50Aおよび/または圧電式加速度センサ50Bの取付け面d50Bの面積よりも大きく1倍以上3倍以下とする。これにより振動計測するときに、毎回ほぼ同位置に振動センサ50を取り付けることができる。また、p1、p2、p3、p4が平面部21の中心点であれば、更に振動センサ50の取り付け誤差を少なくすることができる。但し、p1、p2、p3、p4は、平面部21の中心点に限らす、平面部21の任意の点であればよい。
Further, the area of the
図5Aは、第2の例による図1に示した軸受装置120の要部拡大図である。図5Bは、図5AのII断面矢視図である。図5A,図5Bは、平面部21を除いて図2に示す例と同一である。図5A,図5Bに示す例では、平面部21は、軸受ハウジング23に形成された凸部の上面に画定されている。具体的には、第2の例による平面部21は、軸受ハウジング23の耐圧等の設計上で必要な肉厚D2、D3よりも大きい肉厚D1に形成されている(D1>D2、D3)。こうした構成により、平面部21が形成されている領域を肉厚とすることで、平面部21に振動センサ50を取り付けるためのネジ孔220(図5B)などを容易に形成することができる。
FIG. 5A is an enlarged view of a main part of the
第1の例と同様に、平面部21は、主軸11の軸方向において軸受19に対応する位置(図5A参照)に、軸受19の半径方向に対して垂直な平面を画定する。図5Bに示すように、平面部21aは、一端21a1から他端21a2までの領域が、隣接する軸受ハウジング23の外周面から突出する凸部となっている。図5Bに示す例では、平面部21aは、軸受19の中心点C0の真上の領域を含み、平面部21bの所定の点p1と直交して延びる垂線r1と軸受19の中心点C0が交わる。ここで、垂線r1から平面部21aの一端21a1までの角度θ1と、垂線r1から平面部21aの他端21a2までの角度θ2とを等しくすることで、平面部21a上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。なお、θ1=θ2とすることで、第2の例において平面部21aは水平面を画定することになる。
Similar to the first example, the
また、図5Bに示すように、平面部21bは、一端21b1から他端21b2までの領域が、隣接する軸受ハウジング23の外周面から突出する凸部となっている。図5Bに示す例では、平面部21bは、軸受19の中心点C0の真横の領域を含み、平面部21bの所定の点p2と直交して延びる垂線r2と軸受19の中心点C0と交わる。ここで、中心水平線r2から平面部21bの一端21b1までの角度θ3と、中心水平線r2から平面
部21b他端21b2までの角度θ4とを等しくすることで、平面部21b上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、振動の計測誤差を抑制できる。なお、θ3=θ4とすることで、第2の例において平面部21bは鉛直面を画定することになる。
Further, as shown in FIG. 5B, in the
さらに、2つの平面部21a、21bは、互いに垂直な平面を画定するとよい。つまり、平面部21は、第1平面を画定する平面部(第1平面部)21aと、第2平面を画定する平面部(第2平面部)21bと、を備え、平面部21aの垂線r1と平面部21bの垂線r2が直交するとよい。特に、平面部21aが水平面を画定すると共に平面部21bが鉛直面を画定するように平面部21を設けることにより、ISO規格(ISO 10816−7)に沿った振動計測を容易に行うことができる。
Furthermore, the two
また、平面部21c、21dは、主軸11の径方向に平行した平面である。平面部21c、21dは、軸方向の振動を計測する振動センサが正確に設置できればよく、どちらか一方のみでもよい。平面部2121c、21dも隣接する軸受ケーシング20の外周面から突出する凸部とすることで、図5Bに示す平面部21a、21bと同様の効果が得られる。
The
図6Aは、第3の例による図1に示した軸受装置120の要部拡大図である。図6Bは、図6AのIII断面矢視図である。図6A,図6Bは、平面部21を除いて図2及び図5に示す例と同一である。図6A,図6Bに示す例では、平面部21は、軸受ハウジング23に形成された凹部の底面に画定されている。具体的には、第3の例による平面部21は、軸受ハウジング23の肉厚D2、D3よりも小さい肉厚D1にて形成されている(D1<D2、D3)。なお、凹部は、振動センサ50の高さ以上の深さとされてもよいし、振動センサ50の高さより小さい深さとされてもよい。だだし、D1は耐圧等の設計上で必要な厚さを有する。このように平面部21が凹部の底部に形成されることにより、振動センサ50の位置決めをより容易に行うことができる。また、凹部の底部に振動センサ50を設けることで、第1及び第2の例に比べて、計測対象である軸受19により近い位置にて振動を計測できる。
FIG. 6A is an enlarged view of a main part of the
第1及び第2の例と同様に、平面部21は、主軸11の軸方向において軸受19に対応する位置(図6A参照)に、軸受19の半径方向に対して垂直な平面を画定する。図6Bに示すように、平面部21aは、一端21a1から他端21a2までの領域が、隣接する軸受ケーシング20の外周面から凹んだ凹部となっている。
Similar to the first and second examples, the
図6Bに示す例では、平面部21aは、少なくとも軸受19の中心点C0の真上の領域を含み、平面部21aの所定の点p1と直交して延びる垂線r1と軸受19の中心点C0が交わる。ここで、垂線r1から平面部21aの一端21a1までの角度θ1と、垂線r1から平面部21aの他端21a2までの角度θ2とを等しくすることで、平面部21a上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。なお、θ1=θ2とすることで、第3の例においても平面部21aは水平面を画定することになる。
In the example shown in FIG. 6B, the
また、図6Bに示すように、平面部21bは、一端21b1から他端21b2までの領域が、隣接する軸受ハウジング23の外周面から凹んだ凹部となっている。図6Bに示す例では、平面部21bは、軸受19の中心点C0の真横の領域を含み、平面部21bの所定の点p2と直交して延びる垂線r2と軸受19の中心点C0が交わる。ここで、垂線r2から平面部21bの一端21b1までの角度θ3と、中心水平線r2から平面部21b他端21b2までの角度θ4とを等しくすることで、平面部21b上であれば軸受19の中心点C0から一定の距離範囲内で振動センサ50を設置でき、計測誤差を抑制できる。
なお、θ3=θ4とすることで、第3の例において平面部21bは鉛直面を画定することになる。
Further, as shown in FIG. 6B, in the
By setting θ3=θ4, the
さらに、2つの平面部21a、21bは、互いに垂直な平面を画定するとよい。つまり、平面部21は、第1平面を画定する平面部(第1平面部)21aと、第2平面を画定する平面部(第2平面部)21bと、を備え、平面部21aの垂線r1と平面部21bの垂線r2が直交するとよい。特に、平面部21aが水平面を画定すると共に平面部21bが鉛直面を画定するように平面部21を設けることにより、ISO規格(ISO 10816−7)に沿った振動計測を容易に行うことができる。
Furthermore, the two
また、平面部21c、21dは、主軸11の径方向に平行した平面である。平面部21c、21dは、軸方向の振動を計測できればよく、どちらか一方のみでもよい。平面部2121c、21dも隣接する軸受ハウジング23の外周面から窪んだ凹部とすることで、図6Bに示す平面部21a、21bと同様の効果が得られる。
The
また、軸受ハウジング23の平面部21には、平面部21を覆うカバー40が取り付けられてもよい。図7〜図12は、カバー40の一例を示す図である。図7〜図12に示す例では、カバー40は、平面部21および振動センサ50を覆うように構成されている。ただし、こうした例に限定されず、カバー40は、平面部21にゴミなどの異物の付着を防止するように、振動センサ50が取り付けられていないときに平面部21を覆うものとしてもよい。なお、平面部21を覆うカバー40が取り付けられる場合、振動センサ50は、図3又は図4に一例を示した振動検出部に加えて、計測された振動値を処理する演算部(例えばCPU、不図示)と、計測された振動値を外部に出力する通信部(不図示)と、蓄電池などの電源を備えるとよい。蓄電池などの電源を備えることで、平面部21もしくはカバー40に電源線用の配線孔が必要なくなり、振動センサ50を密封できる。また、振動センサ50の各種配線があると、その配線自体の振動が測定値に影響を与えるおそれがある。振動センサ50の信号線や電源線がなくなることで振動センサ50は軸受の振動を正確に計測できる。また、振動センサ50は、検出した振動値を演算部の記憶部(例えば、揮発性メモリや不揮発性メモリ)に保存し、外部装置80又はポンプ装置100の図示しない制御部などからの指令によって、当該保存した振動値が通信部を介して出力されるとよい。
A
ここで、カバー40は、例えば樹脂など、通信信号を透過させる素材で形成されるとよい。こうすることにより、振動センサ50が無線による通信が可能な場合に、振動センサ50をカバー40で覆った状態で振動センサ50と外部装置80又はポンプ装置100の図示しない制御部などとの通信を可能にすることができる。ただし、こうした例に限定されず、カバー40は金属などで形成されてもよい。また、振動センサ50が有線による通信が可能な場合、カバー40は、図示しない有線を通すための開口を有してもよい。また、カバー40と軸受ハウジング23との間には、隙間を封止するためのシール部材48が設けられてもよい(図9参照)。シール部材48が設けられることにより、カバー40内部の平面部21および振動センサ50に水などの流体が侵入するのを防止できる。以下、図7〜図12の説明において、同等の機能を有する場合は同じ符号を付与し説明を省略する。
Here, the
図7は、軸受ハウジング23に形成された円柱状凸部の上面に平面部21が画定されている例(例えば図5A,B参照)を示している。また、図7に示す例では、円柱状凸部の側面にネジ溝23aが形成されている。そして、カバー40は、円柱状凸部に対応した有底円筒状に構成されており、内側面にネジ溝40aが形成されて軸受ハウジング23の円柱状凸部のネジ溝23aと螺合して結合できるように構成されている。こうした例によれば、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。
FIG. 7 shows an example (refer to FIGS. 5A and 5B, for example) in which the
図8は、軸受ハウジング23に形成された円柱状凹部の底面に平面部21が画定されている例(例えば図6A,B参照)を示している。また、図8に示す例では、円柱状凹部の側面にネジ溝23aが形成されている。そして、カバー40は、円柱状凹部に対応した有底円筒状に構成されており、外側面にネジ溝40aが形成されて軸受ハウジング23の円柱状凹部と結合できるように構成されている。こうした例においても、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。なお、図7並びに図8の実施形態では、円柱状凸部とカバー40は螺合して結合されるが、一実施形態として円柱状凸部とカバー40は嵌合にて結合されてもよい。
FIG. 8 shows an example (see FIGS. 6A and 6B, for example) in which the
図9は、軸受ハウジング23に形成された凸部の上面に平面部21が画定されている例(図5A,B参照)を示している。図9に示す例では、カバー40は、平面部21を画定する凸部より大きい凹部41と、凹部の縁に接続された縁部42とを有する。そして、図9に示す例では、縁部42において、カバー40と軸受ケーシング20とを締結具49(例えば、ボルトやネジ)で締結することにより、カバー40が軸受ケーシング20に取り付けられる。また、カバー40と軸受ケーシング20との締結部分には、シール部材48(例えばオーリング)が設けられるとよい。こうした例においても、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。
FIG. 9 shows an example (see FIGS. 5A and 5B) in which the
図10は、軸受ハウジング23に形成された凸部の上面に平面部21が画定されている例(図5A,B参照)を示している。図10に示す例では、カバー40は、平面部21を画定する凸部より大きい凹部41を有し、凹部41の側面において、カバー40と軸受ハウジング23とを締結具で締結することにより、カバー40が軸受ハウジング23に取り付けられる。こうした例においても、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。
FIG. 10 shows an example (see FIGS. 5A and 5B) in which the
図11は、軸受ハウジング23に形成された凹部の底面に平面部21が画定されている例(図6A,B参照)を示している。図11に示す例では、カバー40は、凹部の縁部において締結具により軸受ハウジング23に結合されるように構成されている。こうした例においても、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。
FIG. 11 shows an example (see FIGS. 6A and 6B) in which the
図12は、軸受ハウジング23の平面部21が周辺部と連続している例(図2A,B参照)を示している。図12に示す例では、カバー40は、平面部21を覆うカバー部43と、カバー部43に接続された縁部44とを有する。そして、図12に示す例では、縁部44において、カバー40と軸受ケーシング20とを締結具で締結することにより、カバー40が軸受ケーシング20に取り付けられる。こうした例において、カバー40を平面部21に取り付けて振動センサ50を保護することができる。
FIG. 12 shows an example (see FIGS. 2A and 2B) in which the
なお、上記した実施形態では、軸受ケーシング20に2つの平面部21が設けられるものとしたが、こうした例に限定されず、3つ以上の平面部21が設けられてもよい。
In addition, in the embodiment described above, the bearing
[変形例1]
図13Aは図1に示した軸受装置120の変形例を示す要部拡大図である。図13B、13Cは、図13AにおけるX断面矢視図である。図13A、13Bに示すように、軸受ハウジング23には、軸受室23aにグリスなどの軸受19の潤滑材を供給するためのグリスニップル(潤滑剤供給部)20aが設けられている。グリスニップル20aは潤滑剤を注入する注入口20a1と、軸受ハウジング23の外部と軸受室23aを連通する供給管20a2を備える。なお、グリスニップル20aには、注入した潤滑剤が漏れるのを防ぐ逆止弁や封止弁が設けられるとよい。
[Modification 1]
FIG. 13A is an enlarged view of a main part showing a modified example of the
グリスニップル20aは、軸受ハウジング23の外面において平面部21から離れた位置に設けられている。なお、グリスニップル20aは、その注入口20a1が主軸11の回転方向において平面部21と離れた位置に設けられている。つまり、図13Bに示すように、グリスニップル20aの供給管20a2は、主軸11の軸方向から見て、鉛直方向(ここでは、一例として軸線上のC1を通る鉛直線r11)から角度θaの場所に設けられており、この角度θaが、上記した角度θ1、θ2よりも大きくなっている(θa>θ1、θ2)。なお、グリスニップル20aが設けられている角度θaは90°より小さいことが好ましく(θa<90°)、特に、グリスニップル20aの注入口20a1が外輪19bの内周面の頂部H1よりも高い位置とするとよい。換言すると、軸線上の点C1から注入口20a1の高さHが外輪19bの内半径H1よりも大きいとよい。これにより、グリスニップル20aよりグリスが漏れるのを防止できる。ただし、グリスニップル20aは、主軸11の回転方向において平面部21と離れた位置に設けられている例に限定されず、主軸11の軸方向において平面部21と離れた位置に設けられてもよい。
The
なお、図13Bの実施形態では、供給管20a2が鉛直方向に対し傾斜して延びている。言い換えれば、鉛直方向に対し傾斜して延びた供給管20a2が軸受室23aと軸受ハウジング23の外部を連通している。図13Cに示す一実施形態のように供給管20a2が鉛直方向に延びていてもよい。ただし、供給管20a2が鉛直方向に対し傾斜していることで、グリスニップル20aの位置に設計上の自由度が広がり、且つ供給管20a2が短くできる。
13B, the supply pipe 20a2 extends obliquely with respect to the vertical direction. In other words, the supply pipe 20a2 extending obliquely with respect to the vertical direction communicates the bearing
また、図示されていないが、例えばポンプ装置100を移動させる際に使用される吊りボルト等についても、主軸11の軸方向または回転方向において平面部21から離れた位置に設けられるとよい。
Further, although not shown, for example, a hanging bolt used when moving the
[変形例2]
上記した実施形態では、回転機械装置の一例として、主軸11が水平方向に沿って配置されるポンプ装置100の説明をした。ただし、こうした例に限定されず、回転機械は、例えば主軸11が鉛直方向に沿って配置される立形の回転機械であってもよい。図14は、回転機械の一例であるポンプ装置の変形例における縦軸ポンプ装置100Aの概略構成を示す図である。
[Modification 2]
In the above-described embodiment, the
図13を参照すると、立軸形ポンプ装置100Aは、ポンプ200と、ポンプ200を駆動するモータ300とを含む。図示された例においてポンプ200は多段ポンプであり、ポンプ軸211に取り付けられた複数の羽根車212を備える。羽根車212はケーシング213内に収容されており、ケーシング213内で羽根車212が回転することによって流体が圧送される。負荷側軸受341と反負荷側軸受342とによって回転可能に支持されたモータ軸310がポンプ軸111に回転駆動力を伝達する。図示された例のような直動式のモータポンプでは、モータ軸310とポンプ軸111とが同軸で構成されて、羽根車212と一体に回転する主軸を構成する。
Referring to FIG. 13, the vertical shaft
こうした立軸形ポンプ装置100Aにおいても、振動センサ取付け用の平面部21が設けられることにより、上記した実施形態と同様の効果を奏することができる。具体的には、立軸形ポンプ装置100Aは、軸線LAに対して垂直方向の振動を計測するための振動センサ50の取付け用の平面部21a、水平方向の振動を計測するための振動センサ50の取付け用の平面部21b、軸方向の振動を計測するための振動センサ50の取付け用の平面部21cを有する。つまり、負荷側軸受341の外輪と当接して負荷側軸受341を収容する負荷側ブラケット361(軸受ハウジング)に、負荷側軸受341の半径方向に対して垂直であって、互いに垂直な2つの平面部21が設けられるとよい。また、反負荷
側軸受342の外輪に当接し且つ反負荷側軸受342を収容する半負荷側ブラケット362(軸受ハウジング)に、反負荷側軸受342の半径方向に対して垂直であって、互いに垂直な少なくとも2つの平面部21が設けられるとよい。
Also in such a vertical shaft
このように、立軸形ポンプ装置100Aの軸受341、342を収容する軸受ハウジングである負荷側ブラケット361および/または反負荷側軸受342は、振動センサ50の取付け用の平面部21a、b、cを有し、当該平面部における所定の点と直交する垂線が振動センサ50の振動計測方向である水平方向(Hd)、軸方向に対する垂直方向(Vd)、軸方向(Ad)と平行する。これにより、振動センサを適切な位置に容易に取り付け、立軸形ポンプ装置100Aの正確な振動を計測することができる。
As described above, the load-
なお、立軸、横軸、直動式か否か、に関わらず、モータ軸310を回転可能に支持する軸受がある場合は、当該軸受を収容する軸受ハウジングに、上述した振動センサ50の取付け用の平面部21を有するとよい。また、直動式のモータポンプにおいて、ポンプ軸111を回転可能に支持する軸受がある場合は、当該軸受を収容する軸受ハウジングの表面に、上述した振動センサ50の取付け用の平面部21を有するとよい。また、平面部21を有する回転機械装置はポンプ装置に限らない。上述した平面部21を有する回転機械装置はモータでもよいし、タービンやファン等の回転機械でも同様の効果が得られる。
If there is a bearing that rotatably supports the
以上説明した本実施形態は、以下の形態としても記載することができる。
[形態1]形態1によれば、回転機械装置が提案され、前記回転機械装置は、回転機械と、前記回転機械の動力を伝達する主軸を回転可能に支持する軸受と、前記軸受を収容する軸受ハウジングと、を備え、前記軸受ハウジングは、振動センサ取付け用の平面部を有し、当該平面部における所定の点と直交する垂線が前記振動センサの振動計測方向と平行する。こうした回転機械装置によれば、振動センサ取付け用の平面部を有するため、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる。
The present embodiment described above can also be described as the following modes.
[Mode 1] According to mode 1, a rotary machine device is proposed, and the rotary machine device accommodates the rotary machine, a bearing that rotatably supports a main shaft that transmits power of the rotary machine, and the bearing. A bearing housing is provided, and the bearing housing has a flat portion for mounting the vibration sensor, and a perpendicular line orthogonal to a predetermined point on the flat portion is parallel to the vibration measurement direction of the vibration sensor. According to such a rotary machine, since the vibration sensor has the flat portion for mounting the vibration sensor, the vibration sensor can be easily mounted at an appropriate position.
[形態2]形態2によれば、形態1の回転機械装置において、前記平面部は、前記主軸の軸線に対して平行な平面を画定し、前記平面部の前記垂線が前記主軸の軸線と交わる。形態2によれば、平面部が主軸の半径方向に対して垂直な平面を画定する。よって、平面部に振動センサを取り付けることによって、主軸の半径方向の振動を計測することができる。
[Mode 2] According to
[形態3]形態3によれば、形態1または2の回転機械装置において、前記回転機械装置は、前記平面部として、第1平面を画定する第1平面部と、第2平面を画定する第2平面部とを備え、前記第1平面部の前記垂線と前記第2平面部の前記垂線が直交する。形態3によれば、互いに垂直な平面を画定する第1平面部と第2平面部とに振動センサを容易に取り付けることができる。
[Mode 3] According to mode 3, in the rotary machine device of
[形態4]形態4によれば、形態1から3の回転機械装置において、前記平面部は、前記垂線と、前記軸受の中心と当該平面部の所定の一端とを結ぶ線との角度が、前記垂線と、前記軸受の中心と当該平面部の他端とを結ぶ線との角度と等しい。形態4によれば、平面部に振動センサを取り付けることで、軸受の中心から一定の距離範囲内で振動センサを設置でき、計測誤差を抑制できる。 [Mode 4] According to mode 4, in the rotary machine device of modes 1 to 3, the plane portion has an angle between the perpendicular and a line connecting the center of the bearing and a predetermined end of the plane portion, The angle between the perpendicular and the line connecting the center of the bearing and the other end of the plane portion is equal. According to the fourth aspect, by mounting the vibration sensor on the flat surface portion, the vibration sensor can be installed within a certain distance range from the center of the bearing, and the measurement error can be suppressed.
[形態5]形態5によれば、形態1から4の回転機械装置において、前記平面部は、前記軸受ハウジングの他の表面よりも平らな平坦面である。形態5によれば、振動センサを平面部に取り付けたときの互いの接触面積を大きくすることができ、振動センサによる計測制度を向上させることができる。
[Mode 5] According to
[形態6]形態6によれば、形態1から5の回転機械装置において、前記平面部は、前記軸受ハウジングに形成された凹部の底面に画定されている。形態6によれば、振動センサの位置決めを容易に行うことができる。 [Mode 6] According to mode 6, in the rotary machine device according to modes 1 to 5, the flat surface portion is defined on a bottom surface of a recess formed in the bearing housing. According to the sixth aspect, the vibration sensor can be easily positioned.
[形態7]形態7によれば、形態1から5の回転機械装置において、前記平面部は、前記軸受ハウジングに形成された凸部の上面に画定されている。形態7によれば、平面部が肉厚に形成される。これにより、平面部に振動センサを取り付けるためのネジ孔などを容易に形成することができる。 [Mode 7] According to mode 7, in the rotary machine device of modes 1 to 5, the flat surface portion is defined on an upper surface of a convex portion formed in the bearing housing. According to the seventh aspect, the flat portion is formed thick. This makes it possible to easily form a screw hole or the like for attaching the vibration sensor on the flat surface portion.
[形態8]形態8によれば、形態1から5の回転機械装置において、前記軸受ハウジングは、その外表面に曲面部を有し、前記平面部は、前記曲面部に連続する。形態8によれば、軸受ハウジングに平面部を容易に形成することができる。 [Mode 8] According to mode 8, in the rotary machine device of modes 1 to 5, the bearing housing has a curved surface portion on its outer surface, and the flat surface portion is continuous with the curved surface portion. According to the eighth aspect, the flat surface portion can be easily formed in the bearing housing.
[形態9]形態9によれば、形態1から8の回転機械装置において、前記平面部を覆うカバーを更に備える。形態9によれば、平面部に取り付けられた振動センサをカバーによって保護することができる。
[Mode 9] According to
[形態10]形態10によれば、形態9の回転機械装置において、前記カバーと前記軸受ハウジングとをシールするシール部材を更に備える。形態10によれば、カバー内に流体が侵入するのを防止できる。
[Mode 10] According to mode 10, the rotary machine device of
[形態11]形態11によれば、形態1から10の回転機械装置において、前記平面部の前記垂線と前記軸受の中心点が交わる。
[Mode 11] According to
[形態12]形態12によれば、形態1から11の回転機械装置において、前記平面部における前記垂線が直交する前記所定の点が前記平面部の中心である。 [Mode 12] According to mode 12, in the rotary machine device according to modes 1 to 11, the predetermined point at which the perpendicular to the plane part intersects at right angles is the center of the plane part.
[形態13]形態13によれば、形態1から12の回転機械装置において、前記回転機械は、前記主軸が水平方向に沿って配置される横軸ポンプであり、前記平面部は、水平面を画定する第1平面部と、前記主軸の軸線に垂直な垂直面を画定する第2平面部との少なくとも一方を有する。形態13によれば、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる横軸ポンプ装置を提供することができる。 [Mode 13] According to Mode 13, in the rotary machine device of Modes 1 to 12, the rotary machine is a horizontal shaft pump in which the main shaft is arranged along a horizontal direction, and the flat surface portion defines a horizontal plane. And a second plane portion that defines a vertical plane that is perpendicular to the axis of the main shaft. According to the thirteenth aspect, it is possible to provide the horizontal shaft pump device in which the vibration sensor can be easily attached to an appropriate position.
[形態14]形態14によれば、形態1から13の回転機械装置において、前記平面部に振動センサが設置されたことを特徴とする。 [Mode 14] According to mode 14, the rotary machine according to modes 1 to 13 is characterized in that a vibration sensor is installed on the plane portion.
[形態15]形態15によれば、回転機械の水平方向に延びる主軸を回転可能に支持する軸受と、前記軸受の外輪と接し且つ前記軸受を収容する軸受室を形成する軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに設けられ、前記軸受室に潤滑剤を供給するための潤滑材供給部と、を備え、前記潤滑材供給部は、前記主軸の軸線の鉛直方向を基準にして所定の角度に設けられる。形態15によれば、振動センサを主軸の軸線の鉛直方向に取り付けるときに、振動センサが潤滑供給部と干渉することを抑制でき、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる。
[Mode 15] According to
[形態16]形態16によれば、形態15の回転機械装置において、前記潤滑剤供給部は、外部と前記軸受室を連通する供給管を備え、当該供給管が鉛直方向に対し傾斜している。
[Mode 16] According to
[形態17]形態17によれば、形態15又は16の回転機械装置において、前記軸受ハウジングは、その表面に振動センサ取付け用の平面部を有し、前記平面部は水平面および
鉛直面の少なくとも一方を画定し、前記潤滑剤供給部は前記平面部から離れた位置に設けられる。形態17によれば、
[Mode 17] According to
[形態18]形態18によれば、形態15から17に記載の回転機械装置において、前記回転機械は、前記主軸が水平方向に沿って配置される横軸ポンプであることを特徴とする。形態18によれば、振動センサを適切な位置に容易に取り付けることができる横軸ポンプ装置を提供することができる。
[Mode 18] According to Mode 18, in the rotary machine device according to
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、実施形態および変形例の任意の組み合わせが可能であり、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the above-described embodiments of the present invention are intended to facilitate understanding of the present invention and do not limit the present invention. The present invention can be modified and improved without departing from the spirit thereof and, of course, the present invention includes equivalents thereof. Further, in the range in which at least a part of the problems described above can be solved, or in the range in which at least a part of the effect is achieved, any combination of the embodiment and the modified examples is possible, and is described in the claims and the specification. It is possible to arbitrarily combine or omit each component.
10…ポンプ
11…主軸
15…ポンプケーシング
19…軸受
20…軸受ケーシング
20a…潤滑材供給部
20a1…注入口
20a2…供給管
21、21a〜21d…平面部
23…軸受ハウジング
40…カバー
50…振動センサ
80…外部装置
100…ポンプ装置
100A…縦軸ポンプ装置
111…ポンプ軸
120…軸受装置120
200…ポンプ
200…モータ
211…ポンプ軸
212…羽根車
213…ケーシング
300…モータ
310…モータ軸
341、342…軸受
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10...
200... Pump 200...
Claims (18)
前記回転機械の動力を伝達する主軸を回転可能に支持する軸受と、
前記軸受を収容する軸受ハウジングと、
を備え、
前記軸受ハウジングは、振動センサ取付け用の平面部を有し、
当該平面部における所定の点と直交する垂線が前記振動センサの振動計測方向と平行する、
回転機械装置。 A rotating machine,
A bearing that rotatably supports a main shaft that transmits power of the rotating machine;
A bearing housing containing the bearing,
Equipped with
The bearing housing has a flat portion for mounting a vibration sensor,
A perpendicular line orthogonal to a predetermined point on the plane portion is parallel to the vibration measurement direction of the vibration sensor,
Rotating machinery.
前記第1平面部の前記垂線と前記第2平面部の前記垂線が直交する、
請求項1または2に記載の回転機械装置。 The rotary machine device includes, as the flat surface portion, a first flat surface portion that defines a first flat surface and a second flat surface portion that defines a second flat surface.
The perpendicular of the first plane portion and the perpendicular of the second plane portion are orthogonal to each other,
The rotary machine device according to claim 1.
前記平面部は、前記曲面部に連続する、
請求項1から5の何れか1項に記載の回転機械装置。 The bearing housing has a curved surface portion on its outer surface,
The flat surface portion is continuous with the curved surface portion,
The rotary machine device according to any one of claims 1 to 5.
前記平面部は、水平面を画定する第1平面部と、前記主軸の軸線に垂直な垂直面を画定する第2平面部との少なくとも一方を有する、
請求項1から12の何れか1項に記載の回転機械装置。 The rotary machine is a horizontal shaft pump in which the main shaft is arranged along a horizontal direction,
The plane portion has at least one of a first plane portion that defines a horizontal plane and a second plane portion that defines a vertical plane perpendicular to the axis of the main axis.
The rotary machine device according to any one of claims 1 to 12.
前記軸受の外輪と接し且つ前記軸受を収容する軸受室を形成する軸受ハウジングと、
前記軸受ハウジングに設けられ、前記軸受室に前記軸受の潤滑剤を供給するための潤滑剤供給部と、
を備え、
前記潤滑剤供給部は、前記主軸の軸線の鉛直方向を基準にして所定の角度に設けられる、回転機械装置。 A bearing that rotatably supports a main shaft that extends in the horizontal direction of the rotating machine,
A bearing housing that is in contact with the outer ring of the bearing and forms a bearing chamber that houses the bearing;
A lubricant supply part provided in the bearing housing, for supplying a lubricant for the bearing to the bearing chamber,
Equipped with
The rotary machine device, wherein the lubricant supply unit is provided at a predetermined angle with respect to the vertical direction of the axis of the main shaft.
当該供給管が鉛直方向に対し傾斜した、
請求項15に記載の回転機械装置。 The lubricant supply unit includes a supply pipe that communicates the outside with the bearing chamber,
The supply pipe is inclined with respect to the vertical direction,
The rotary machine device according to claim 15.
前記平面部は水平面および鉛直面の少なくとも一方を画定し、
前記潤滑剤供給部は前記平面部から離れた位置に設けられる、
請求項15または16の何れか1項に記載の回転機械装置。 The bearing housing has a flat portion for mounting a vibration sensor on its surface,
The plane portion defines at least one of a horizontal plane and a vertical plane,
The lubricant supply section is provided at a position apart from the flat section.
The rotary machine device according to claim 15.
請求項15から17の何れか1項に記載の回転機械装置。 The rotary machine is a horizontal shaft pump in which the main shaft is arranged along a horizontal direction,
The rotary machine device according to any one of claims 15 to 17.
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