JP2020094704A - Water heater - Google Patents
Water heater Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020094704A JP2020094704A JP2018230881A JP2018230881A JP2020094704A JP 2020094704 A JP2020094704 A JP 2020094704A JP 2018230881 A JP2018230881 A JP 2018230881A JP 2018230881 A JP2018230881 A JP 2018230881A JP 2020094704 A JP2020094704 A JP 2020094704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- rainwater
- virtual
- incident
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
Description
本発明は、給湯器に関する。 The present invention relates to a water heater.
従来、筐体の上部に排気部を備えた給湯器が知られている(例えば、特許文献1参照)。排気部は、熱交換器の中ケーシングの上側に固定され、前面が開口して左右及び後部を覆うカバー状の排気ケーシングと、その排気ケーシングの内部に設けられる整流板とを備える。 BACKGROUND ART Heretofore, there has been known a water heater having an exhaust part on an upper part of a housing (see, for example, Patent Document 1). The exhaust unit is fixed to the upper side of the middle casing of the heat exchanger, and includes a cover-shaped exhaust casing having a front surface opened to cover the left and right and rear portions, and a rectifying plate provided inside the exhaust casing.
しかしながら、特許文献1に記載の給湯器において、排気部に対し、雨水が浅い角度で侵入した場合、侵入角度が深い場合に比べ、排気ケーシングの内壁や整流板に衝突することなく、整流板の後部を超えて排気ケーシングの奥側に雨水が入り込む可能性があった。特に、給湯器の薄型化に伴い、排気ケーシングの前後方向の長さが短くなったり、燃焼音、及び燃焼振動を抑制する為、通過面積を広くした場合に、その可能性はさらに高くなることが予想される。
However, in the water heater described in
本発明の目的は、排気ケーシング内に侵入した雨水が整流板の後部を超えて、給湯器内に入り込むのを防止できる給湯器を提供することである。 An object of the present invention is to provide a water heater that can prevent rainwater that has entered the exhaust casing from entering the inside of the water heater beyond the rear portion of the rectifying plate.
請求項1の給湯器は、バーナからの燃焼排気の熱によって通水を加熱する熱交換器の上方に設けられ、前部が前記熱交換器よりも前方へ張り出し、前記熱交換器を上方に通過した前記燃焼排気を排出する開口を前記前部に備えた排気ケーシングと、前記開口から前方に突出し、前記開口から排出された前記燃焼排気を、前端部に形成された排気出口から外部に排出する排気筒と、前記排気ケーシング内に支持され、前記熱交換器を上方に通過した前記燃焼排気を受けて前記開口に向けて整流する整流板とを備えた給湯器において、前記整流板は、前側から後側になるにつれて斜め上方に傾斜する下板部と、前記下板部の後部から前方に屈曲して折り返した後、前側になるにつれて下方に傾斜し、前記排気出口の下縁部に向けて延びる上板部とを備え、前記上板部の上面には、当該上面よりも上方で、前記排気出口を介して外部から入射する雨水を受ける雨除け部が設けられたことを特徴とする。
The water heater according to
請求項2の給湯器は、前記排気筒の前記排気出口から前記上板部の上面に延ばした仮想線を、前記排気出口を介して外部から前記雨水が入射する仮想入射線とし、当該仮想入射線と前記上板部の前記上面との仮想交点で前記仮想入射線と同一角度で反射する仮想線を、前記雨水が反射する仮想反射線とし、前記仮想入射線の入射角度を大きい方から小さい方に変化させたときに、前記仮想反射線が前記上板部の前記上面であって、前記仮想交点を除く部分と最初に接するときの前記上板部における前記仮想交点を基準点とした場合、前記雨除け部は、少なくとも当該基準点の上方を覆うようにして設けるとよい。
The water heater according to
請求項3の給湯器の前記排気ケーシングは、後部において上方に立ち上がり、前方に湾曲して延びる後方湾曲部と、前記後方湾曲部の前部から前記排気出口に向かって下方に傾斜する傾斜部とを備え、前記雨除け部は、自身の上面に入射して反射した前記雨水が、前記排気ケーシングの前記傾斜部の下面に衝突する高さ位置に設けるとよい。 The exhaust casing of the water heater according to claim 3, wherein a rear curved portion that rises upward at a rear portion and extends to be curved forward, and an inclined portion that is inclined downward from a front portion of the rear curved portion toward the exhaust outlet. The rain shield part may be provided at a height position where the rainwater incident on and reflected from the upper surface of the rain cover part collides with the lower surface of the inclined part of the exhaust casing.
請求項4の給湯器の前記上板部は、前側に向けて前記下板部よりも急勾配で下り傾斜する第一傾斜部と、前記第一傾斜部の前記前端部から前記第一傾斜部よりも緩やかな勾配で下り傾斜し、前記開口の前記下縁部に向けて延びる第二傾斜部とを備え、前記雨除け部は、前記第二傾斜部に設けるとよい。 The upper plate portion of the water heater according to claim 4, wherein the upper plate portion is inclined downward toward the front side at a steeper gradient than the lower plate portion, and the first inclined portion from the front end portion of the first inclined portion. It is preferable that the rain shield part is provided on the second sloped part, and the second sloped part is inclined downward at a gentler gradient and extends toward the lower edge part of the opening.
請求項5の給湯器の前記雨除け部は、前記上板部の前記上面と、前記上面と対向する前記排気ケーシングの下面との高さ方向の中間部よりも下方に設けるとよい。 It is preferable that the rain shield part of the water heater according to claim 5 is provided below an intermediate part in the height direction between the upper surface of the upper plate part and the lower surface of the exhaust casing facing the upper surface.
請求項1の給湯器によれば、排気筒の排気出口を介して浅い角度で雨水が排気ケーシング内に入射したとしても、その雨水は、雨除け部が無い場合よりも排気出口側で、且つ上板部よりも上方の位置で反射する。よって、雨水は、排気ケーシングの上部に衝突するので、排気部の後部を超えて、給湯器内に侵入するのを防止できる。なお、「浅い角度で雨水が排気ケーシング内に入射」について、垂直落下方向に近ければ近いほど、排気出口に対する入射角度は深く、水平方向に近ければ近いほど、排気出口に対する入射角度は浅いことを意味する。また、排気出口に対する入射角度が浅ければ浅いほど、整流板の上板部に対する入射角度は小さくなる。
According to the water heater of
請求項2の給湯器によれば、仮想入射線の入射角度を大きい方から小さい方に変化させたときに、仮想反射線が上板部の上面に最初に接するときの上板部における仮想交点を基準点とし、その上方を覆うようにして雨除け部を設ける。これにより、雨除け部が無い場合に排気ケーシングの奥側に入り込んでしまう雨水を、雨除け部で受けることができるので、排気ケーシングの上部に確実に衝突させることができる。
According to the water heater of
請求項3の給湯器によれば、雨除け部の上面に反射した雨水は、排気ケーシングの下面のうち傾斜部の下面に衝突し、傾斜部の下面を伝って排気出口側に流れる。これにより、雨水が整流板の後部を超えて、給湯器内に侵入するのを防止できる。 According to the water heater of claim 3, the rainwater reflected on the upper surface of the rain shield collides with the lower surface of the inclined portion of the lower surface of the exhaust casing, flows along the lower surface of the inclined portion, and flows toward the exhaust outlet side. As a result, rainwater can be prevented from exceeding the rear portion of the straightening vane and entering the water heater.
請求項4の給湯器によれば、雨除け部は緩傾斜部に設けられるので、上板部の後部で前方に折り返された燃焼排気が雨除け部に移動するまでの助走距離を長くできる。よって、雨除け部が燃焼排気の流れを妨げるのを抑制できるので、燃焼排気を排気口から円滑に排出できる。 According to the water heater of the fourth aspect, since the rain shield is provided on the gently sloped portion, it is possible to lengthen the run-up distance until the combustion exhaust folded back forward at the rear of the upper plate moves to the rain shield. Therefore, it is possible to suppress the rain shelter from obstructing the flow of the combustion exhaust gas, so that the combustion exhaust gas can be smoothly discharged from the exhaust port.
請求項5の給湯器によれば、上板部の上方を通過する燃焼排気の流れを妨げるのを防止できるので、燃焼排気を円滑に排出できる。 According to the water heater of claim 5, it is possible to prevent the flow of the combustion exhaust passing above the upper plate portion from being obstructed, so that the combustion exhaust can be smoothly discharged.
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される装置の構造などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明する為に用いられるものである。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described. Unless otherwise specified, the structure of the device described below is not intended to be limited thereto and is merely an example. The drawings are used for explaining the technical features that can be adopted by the present invention. In the following description, left and right, front and rear, and up and down indicated by arrows in the drawing will be used.
図1を参照し、給湯器1の構造を説明する。給湯器1は、筐体2とフロントカバー8を備える。筐体2の前面には開口7が設けられる。フロントカバー8は、筐体2の前面に着脱可能であって、開口7を閉塞する。フロントカバー8の上部には、排気筒9が前方に突出し、下部には吸気口(図示略)が設けられる。筐体2の底板4には、外部の給湯栓へ繋がる出湯口11、外部から水道管が接続される入水口12、外部からガス管が接続されるガス入口(図示略)が夫々設けられる。筐体2の背板6の上部と下部には、壁取付用の金具16A、16Bが夫々設けられる。
The structure of the
筐体2内の上部には、内胴17が設けられる。内胴17は、内部において下方から順に、バーナユニット18、熱交換器19、排気部30を備える。バーナユニット18は、熱交換器19と連通する下ケーシング21を有し、下ケーシング21の下部に複数のバーナ181を左右方向に並べて備える。下ケーシング21の手前側には、ノズル台22が設けられる。ノズル台22は、各バーナ181に設けた混合管182の後端に向けて設置され、ガス入口にガス管(図示略)を介して接続されるノズル221を支持する。バーナユニット18の下方には、各バーナ群に燃焼用空気を供給する給気ファン25が設けられる。
An
熱交換器19は、左右方向に所定間隔をおいて複数枚積層したフィン(図示略)を左右方向に貫通し、中ケーシング26内部で平行に配設される複数の伝熱管19Aを有する。隣接する伝熱管19A同士は、中ケーシング26の外部でU字状の接続管(図示略)によって連結されることで、蛇行状に繋がる一連の管体を形成する。熱交換器19の管体の上流端には、入水口12と接続される入水管27の下流端が接続され、当該管体の下流端には、出湯口11に接続される出湯管(図示略)が接続される。バーナユニット18からの燃焼排気が伝熱管19A同士の隙間を通過することによって、伝熱管19Aの通水との間で熱交換が行われ、伝熱管19Aの通水が加熱される。
The
排気部30は、排気ケーシング40と整流板50を備える。排気ケーシング40は、中ケーシング26の上部に固定され、排気筒9と連通する。排気ケーシング40は、前部が熱交換器19よりも前方へ張り出す。整流板50は、排気ケーシング40内に支持され、熱交換器19から排気ケーシング40内に流入した燃焼排気の排気通路を形成する。
The
図2を参照し、排気ケーシング40の形状を説明する。排気ケーシング40は、後部において上方に膨出し、前方へ向かうに従って徐々に低くなる形状を備える。排気ケーシング40は前部に開口400を有する。開口400は、正面視下側に開口する略コの字型である。排気ケーシング40は、後方から前方にかけて順に、湾曲部41、最上部42、急傾斜部43、緩傾斜部44を備え、それらの左右両側に一対の側面部45(図2では、左側の側面部45のみ図示)を備える。湾曲部41は、上方に立ち上がりつつ前方に湾曲する。最上部42は、湾曲部41の前端部から前方に向けて略水平に延びる。急傾斜部43は、最上部42の前端部から急な角度で斜め下方に傾斜する。緩傾斜部44は、急傾斜部43の前端部から急傾斜部43よりも緩い角度で傾斜し、前方に延びる。一対の側面部45は、湾曲部41、最上部42、急傾斜部43、緩傾斜部44の左右両端部から垂下し、排気ケーシング40の左右の両側面を形成する。
The shape of the
排気ケーシング40は、取付フランジ部46、上側フランジ部47、外側折返部48、加締め部49を更に備える。取付フランジ部46は、排気ケーシング40の前端部であって、緩傾斜部44の前端部と、一対の側面部45の夫々の前端部とに沿って設けられる。取付フランジ部46は、外側に向かってフランジ状に突出し、正面視下方に開口する略コの字型に形成される。上側フランジ部47は、湾曲部41の下端部と、一対の側面部45の夫々の下端部とに沿って設けられる。上側フランジ部47は、外側に向かってフランジ状に突出し、底面視前方に開口する略コの字型に形成される。外側折返部48は、上側フランジ部47の外周部に沿って設けられ、下方に折り返して突出する。加締め部49は、外側折返部48の下端部に沿って設けられる。上側フランジ部47の下側に、中ケーシング26の上端部に設けられた下側フランジ部261を配置し、加締め部49を内側に折り曲げて加締め固定する。これにより、中ケーシング26の上部に、排気ケーシング40が固定される。
The
一対の側面部45の夫々には、上側挟持部451と下側挟持部452が設けられる。上側挟持部451は、側面部45における最上部42の近傍に設けられ、内側に向けて略矩形状に突出する。上側挟持部451の下面には、整流板50の後述する上板部52の上面が接触する。なお、上側挟持部451は絞り加工で形成するとよい。下側挟持部452は、上側挟持部451の下方で且つ後方寄りに設けられ、内側に向けて略矩形状に突出する。下側挟持部452の上面は、前側に下り傾斜する。下側挟持部452の下面には、整流板50の後述する下板部51の下面が接触する。これにより、上側挟持部451と下側挟持部452は、整流板50の後部を上下両側から挟み込んで支持する。
An
最上部42の上面には、側面視略L字状のブラケット55の一端部がネジ38で固定される。ブラケット55の他端部は、筐体2の背板6にネジ(図示略)で固定される。これにより、排気ケーシング40は、筐体2の背面に固定される。
One end of a
図2、図3を参照し、整流板50の形状を説明する。整流板50は、下板部51、上板部52、雨除け部80を備える。下板部51は、平面視略矩形状に形成され、前側から後側になるにつれて斜め上方に傾斜する。下板部51の後端部には、上方に略直角に屈曲する下側係合部511が設けられる。下板部51の前端部には、前方に向けて略水平に延び、その先端側が下方に略直角に折り返した側面視略逆L字状の取付片512が設けられる。下板部51の前側の領域には、三つの支持部513(図2では一つのみ図示)が左右方向に間隔をあけて設けられる。支持部513は、平面視略矩形状で上方に突出する。支持部513の上面には、後述する上板部52の下面が接触する。これにより、支持部513は、上板部52を支持する。
The shape of the
上板部52は、下板部51の上側に支持され、平面視略矩形状に形成される。上板部52の後端部には、下方に屈曲する上側係合部521が設けられる。上側係合部521は、下板部51の下側係合部511と係合する。上板部52は、後方から順に、傾斜部61、水平部62、後側傾斜部63、前側傾斜部64を備える。傾斜部61は、平面視略矩形状であって、上側係合部521の上端部から前側に向かって上り傾斜する。水平部62は、傾斜部61の上端部から前側に向かって略水平に延び、排気ケーシング40の最上部42の下面と対向する。
The
後側傾斜部63は、水平部62の前端部から急な角度で斜め下方に傾斜する。後側傾斜部63の傾斜角度は、排気ケーシング40の急傾斜部43の傾斜角度と略同一である。後側傾斜部63は、排気ケーシング40の急傾斜部43の下方に位置し、且つその下面と対向する。前側傾斜部64は、後側傾斜部63の前端部から後側傾斜部63よりも緩い角度で傾斜し、排気ケーシング40の開口400から前方に突出する。下板部51の下側係合部511、上板部52の上側係合部521、傾斜部61は、整流板50の後端部に略U字状の折り返し部を形成する。
The rear slanted
整流板50が上記形状を備えることにより、排気ケーシング40内には、整流板50の下方で、下板部51の傾斜に沿って後方へ移動した後、整流板50の後部の折り返し部に沿って上方へ回り込んで前方へUターンし、上板部52の上方で前方へ移動して開口400に達する排気通路が形成される(図2中二点鎖線が示す燃焼排気の流れ参照)。
Since the
雨除け部80は、前側傾斜部64の上面に固定される。雨除け部80は、平面視左右方向に長い略矩形状に形成され、排気筒9から排気ケーシング40内の整流板50に向かって勢いよく入射する雨水を受ける。雨除け部80に当たって後方に跳ね返った雨水は、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突するようになっている。緩傾斜部44の下面に衝突した雨水は、整流板50の前側傾斜部64上に落下する。これにより、排気ケーシング40内において、雨水が整流板50の後部を超えて、筐体2内に侵入するのを防止できる。
The
雨除け部80は、受板81、右支持部82、左支持部83を備える。受板81は、平面視左右方向に延びる略矩形状に形成され、排気筒9を介して排気ケーシング40内に入射する雨水を受ける。右支持部82は、受板81の右端部から垂下し、その下端側が右方に折り返された正面視略L字状に形成される。左支持部83は、受板81の左端部から垂下し、その下端側が左方に折り返された正面視略逆L字状に形成される。右支持部82と左支持部83の夫々の下端側は、前側傾斜部64の上面に固定(例えばスポット溶接等)される。これにより、受板81は、前側傾斜部64の上面から所定の高さ位置(後述する高さH)に、前側傾斜部64の上面に対して平行に支持される。なお、雨除け部80の固定位置と、受板81の高さHについては、後述する。
The
図2を参照し、排気筒9の構造を説明する。排気筒9は、前後方向に延びる略四角筒状に形成される。排気筒9の前端部には、内側に向けて屈曲されたバーリング部91が設けられる。そのバーリング部91の内側に、排気出口92が設けられる。排気出口92は、正面視左右方向に長い略矩形状に形成される。排気筒9の後端部には、外方に向けてフランジ状に突出するフランジ部93が設けられる。フランジ部93は正面視略矩形リング状に形成される。フランジ部93の外周部には、内側に折り返された加締め片94が設けられる。
The structure of the exhaust stack 9 will be described with reference to FIG. The exhaust pipe 9 is formed in a substantially rectangular tube shape extending in the front-rear direction. A burring
フランジ部93の後面に対して、排気ケーシング40の前端部に設けられた取付フランジ部46と、整流板50の下板部51の前端部に設けられた取付片512が配置され、加締め片94で加締められる。これにより、排気ケーシング40の前端部と、整流板50の下板部51の前端部に対し、排気筒9が固定される。排気ケーシング40の開口400の前方に、排気筒9の排気出口92が配置される。これにより、排気筒9は、排気ケーシング40の開口400から流れる燃焼排気を排気出口92から良好に排出できる。整流板50の下板部51の前端部は、排気ケーシング40の開口400を介して、排気筒9の排気出口92の下縁部付近まで延びる。
On the rear surface of the
上記構造を有する排気筒9は、フロントカバー8の上部に設けられた筒用固定穴(図示略)に対して背面側から挿入され、フロントカバー8の背面に固定される。これにより、排気筒9がフロントカバー8の上部において前方に突出する状態で固定される。
The exhaust pipe 9 having the above structure is inserted from the rear side into a cylinder fixing hole (not shown) provided in the upper portion of the
図4〜図6を参照し、雨除け部80の固定位置と高さ位置を説明する。説明の便宜上、図4、図5では、雨除け部80を省略する。図4、図5中二点鎖線で示すA1〜A5は、整流板50の上板部52の上面に対する入射角度を大きい方から小さい方に変化させたときの雨水の経路を示す。図4では、雨水A1、A2の経路、図5では、雨水A3〜A5の経路を示す。雨水は無風のとき、垂直に落下するが、風(空気の流れ)等の影響により、その落下する角度は変化する。落下する角度によって、雨水は、排気筒9の排気出口92から排気ケーシング40内に降り込む場合がある。雨水が排気ケーシング40内に降り込んだ場合、整流板50の上板部52(前側傾斜部64又は後側傾斜部63)の上面に当たって後方に跳ね返る。雨水の跳ね返る方向は、前側傾斜部64の上面に対する雨水の入射角度によって変化する。
The fixed position and the height position of the
図4に示すように、雨水A1、A2は入射角度が比較的大きいので、整流板50の前側傾斜部64の上面の前側に当たって斜め上方に跳ね返った後、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突する。緩傾斜部44の下面に衝突した雨水は、緩傾斜部44を伝って排気出口92側に流れるか、前側傾斜部64の上面に落下して排気出口92側に流れる。従って、雨水A1、A2においては、前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返っても、排気ケーシング40の奥側に入り込むことはない。
As shown in FIG. 4, since the incident angles of the rainwater A1 and A2 are relatively large, the rainwater A1 and A2 hit the front side of the upper surface of the front sloped
ところが、図5に示すように、雨水A3、A4は、排気出口92に対して浅い角度で入射し、雨水A1、A2に比べて入射角度が小さいので、整流板50の前側傾斜部64の上面の中央よりも後端側に当たる。雨水A3は、前側傾斜部64の上面の中央に当たって斜め上方に跳ね返った後、緩傾斜部44には衝突せず、最上部42の下面に衝突する。最上部42の下面に衝突した雨水の一部は、最上部42と湾曲部41を伝って後方に流れ落ちたり、整流板50の水平部62の上面に落下する場合がある。水平部62の上面に落下した雨水の一部は、傾斜部61を伝って後方に流れ落ちる場合がある。
However, as shown in FIG. 5, since the rainwater A3, A4 enters the
雨水A4は、雨水A3よりもさらに入射角度が小さい。それ故、前側傾斜部64の上面の後側に当たって斜め上方に跳ね返った後は、整流板50における水平部62と傾斜部61が接続する角部C上を通過し、最上部42の下面のうち後側に衝突する。最上部42の下面に衝突した雨水は、最上部42と湾曲部41を伝って後方に流れ落ちたり、整流板50の傾斜部61の上面に落下する場合がある。傾斜部61の上面に落下した雨水は、そのまま後方に流れ落ちる場合がある。
The incident angle of the rainwater A4 is smaller than that of the rainwater A3. Therefore, after hitting the rear side of the upper surface of the front side inclined
雨水A5は、排気出口92に対してほぼ水平に吹き込む雨水であって、例えば台風や竜巻等の暴風の場合に想定される。雨水A5は、雨水A4よりもさらに入射角度が小さい。それ故、雨水A5は、整流板50の前側傾斜部64の上方を通過し、後側傾斜部63の上面に当たる。後側傾斜部63は、前側傾斜部64よりも急な角度で傾斜するので、後側傾斜部63に当たった雨水A5は上方に跳ね返り、排気ケーシング40の急傾斜部43の下面に衝突する。急傾斜部43の下面に衝突した雨水は、そのまま急傾斜部43と緩傾斜部44を伝って排気出口92側に流れるか、後側傾斜部63の上面に落下して排気出口92側に流れる。従って、雨水A5においては、雨水A1、A2と同様に、排気ケーシング40の奥側に入り込むことはない。
The rainwater A5 is rainwater that is blown substantially horizontally to the
なお、雨水A1〜A4は、排気出口92の上縁部付近を通過して、整流板50の上板部52の上面に入射する雨水の例である。これに対し、排気出口92の上縁部よりも下方を通過して、上板部52の上面に雨水A1〜A4と同一角度で入射する雨水の場合、その経路は、雨水A1〜A4の経路を下方に平行移動したものとなる。従って、上板部52の上面における雨水の入射位置は、上縁部付近を通過して入射する雨水の入射位置よりも前側に位置する。よって、上板部52の上面に当たって跳ね返った後に、排気ケーシング40に衝突する位置も前側に位置する。つまり、上縁部付近を通過して入射する雨水において、排気ケーシング40に衝突する位置が緩傾斜部44であれば、上縁部よりも下方を通過して入射する雨水においても緩傾斜部44に衝突する。よって、本実施形態では、排気出口92の上縁部付近を通過する雨水の経路で、上板部52の上面に当たって跳ね返った後の排気ケーシング40に衝突する位置を確認する。
The rainwater A<b>1 to A<b>4 are examples of rainwater that passes through the vicinity of the upper edge portion of the
このように、雨水A1〜A5のうち、入射角度の小さい雨水A3とA4においては、整流板50の前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返った後、緩傾斜部44及び急傾斜部43の何れにも衝突しないので、排気ケーシング40の奥側に入り込み、筐体2の内部に流れ落ちる可能性がある。入射角度の小さい雨水A3、A4について、前側傾斜部64の上面に入射して跳ね返った後、排気ケーシング40の緩傾斜部44又は急傾斜部43に衝突させるには、前側傾斜部64の上面に入射する雨水の入射位置を前方に移動させ、排気ケーシング40に衝突する衝突位置を前方に移動させればよい。そこで、本実施形態では、図2に示すように、整流板50の前側傾斜部64の上面に雨除け部80を固定し、前側傾斜部64の上面の入射位置よりも高い位置で雨水を受ける。これによって、排気ケーシング40に対する衝突位置を前方に移動させることができる。
As described above, among the rainwaters A1 to A5, the rainwaters A3 and A4 having small incident angles hit the upper surface of the front sloped
上記の通り、雨水A4は、前側傾斜部64の上面の後側に当たって斜め上方に跳ね返った後、整流板50の角部C上を通過し、排気ケーシング40の最上部42の下面に衝突する。雨水の入射角度をA4より小さくすると、前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返った雨水は、整流板50の後側傾斜部63の上面に衝突する。後側傾斜部63は、前側傾斜部64よりも急な角度で傾斜するので、後側傾斜部63に衝突した雨水は、後側傾斜部63に沿って前方に流れるか、上方に跳ね返った後に、排気ケーシング40の急傾斜部43の下面に当たって前方に流れるので、排気ケーシング40の奥側に入り込まない。
As described above, the rainwater A4 hits the rear side of the upper surface of the front sloped
一方、雨水の入射角度をA4より大きくすると、前側傾斜部64の上面に対する入射位置は、雨水A3、A2、A1のように前方に移動する(図4、図5参照)。そして、雨水A3では、前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返った後、排気ケーシング40の最上部42の下面に衝突するが、雨水A2では、緩傾斜部44の下面に衝突する。このことから、前側傾斜部64の上面において、例えば、雨水A2の入射位置から少なくとも雨水A4の入射位置までの範囲において、前側傾斜部64の上面よりも高い位置で雨水を跳ね返せば、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突させることができる。
On the other hand, when the incident angle of rainwater is larger than A4, the incident position on the upper surface of the front sloped
そこで、図6に示すように、本実施形態では、排気筒9の排気出口92の上縁部から整流板50の上板部52の上面に延ばした仮想線を、排気出口92を介して外部から雨が入射する仮想入射線Pとし、当該仮想入射線Pと上板部52の前側傾斜部64の上面との仮想交点を、反射点Q1とし、該反射点Q1において仮想入射線Pと同一角度で反射する仮想線を、雨が反射する仮想反射線R1とする。そして、仮想入射線Pの入射角度を大きい方から小さい方に変化させたときに、仮想反射線R1が上板部52の角部Cと最初に接するときの上板部52における仮想交点Q1を基準点Q1とする。なお、角部Cは、水平部62と後側傾斜部63における頂点に相当する。このときの仮想入射線Pと仮想反射線R1で形成される経路は、雨水A4の経路と一致する。
Therefore, as shown in FIG. 6, in the present embodiment, an imaginary line extending from the upper edge portion of the
そして、整流板50の前側傾斜部64の上面において、少なくともこの基準点Q1の上方を覆うようにして、雨除け部80が固定される。受板81は、前側傾斜部64の上面に対して平行になるように支持される。この構成により、排気出口92を介して外部から入射する仮想入射線Pは、受板81上の仮想交点Q2で反射する。つまり、雨水A4は、雨除け部80が無い場合よりも排気出口92側で、且つ上板部52よりも上方の位置で反射する。反射点Q2において仮想入射線Pと同一角度で反射する仮想線は、仮想反射線R2である。反射点がQ1からQ2に移動したことに伴い、仮想反射線もR1からR2に平行移動する。仮想反射線R2は、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突する。つまり、雨水A4は、雨除け部80の受板81上の反射点Q2で反射し、仮想反射線R2の経路に沿って飛ぶことにより、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突する。
Then, the
さらに、雨除け部80の受板81は、前側傾斜部64の上面における雨水A3の入射位置(図5参照)の上方も覆っているので、雨水A4と同様に、受板81の上面に当たって跳ね返った雨水A3は、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突する。これにより、雨水A3、A4のように、排気筒9の排気出口92を介して浅い角度で入射したとしても、排気部30は、雨水A3、A4が整流板50の後部を超えて、筐体2内に侵入するのを防止できる。
Furthermore, since the receiving
なお、前側傾斜部64の上面において、受板81で覆う領域については、基準点Q1を含め、前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返った後に、排気ケーシング40の最上部42に衝突してしまう雨水の前側傾斜部64の上面に対する入射位置を少なくとも覆うようにするとよい。これにより、前側傾斜部64の上面に当たって跳ね返った雨水を、緩傾斜部44に確実に衝突させることができる。
Note that, on the upper surface of the front sloped
また、上記の通り、基準点Q1は、上板部52のうち、前側傾斜部64上に設定されるので、雨除け部80は、前側傾斜部64に固定される。これにより、上板部52の後部で前方に折り返された燃焼排気は、後側傾斜部63上を流れた後で、前側傾斜部64上の雨除け部80に到達する。つまり、燃焼排気が雨除け部80に移動するまでの助走距離を長くできる。よって、雨除け部80が燃焼排気の流れを妨げるのを抑制できるので、排気部30は、燃焼排気を排気出口92から円滑に排出できる。
Further, as described above, since the reference point Q1 is set on the front side inclined
また、雨除け部80の受板81の高さHは、仮想反射線R2が排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に確実に衝突するように設定するとよい。高さHは、前側傾斜部64の上面からの高さである。仮に高さHが低過ぎる場合、前側傾斜部64の上面と高さ位置がほぼ変わらず、緩傾斜部44の下面に衝突しない可能性がある。緩傾斜部44の下面に衝突できる高さHを規定することで、受板81上の反射点Q2で反射させた雨水A4を、緩傾斜部44の下面に確実に衝突させることができる。
Further, the height H of the receiving
さらに、雨除け部80は、受板81が、前側傾斜部64の上面と、該上面と対向する排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面との高さ方向の中間部よりも下方に位置するように設けるのがよい。これにより、上板部52の上方を通過する燃焼排気の流れを妨げるのを防止できるので、排気出口92から燃焼排気を円滑に排出できる。
Further, in the
なお、上記の通り、雨水A5のように、排気出口92に対してより浅い角度で入射し、雨除け部80に当たらない雨水については、整流板50の後側傾斜部63に衝突するので、そのような雨水が筐体2内に侵入することもない。
As described above, rainwater A5, which is incident on the
以上説明したように、本実施形態の給湯器1は、排気ケーシング40、排気筒9、整流板50を備える。排気ケーシング40は、バーナ181からの燃焼排気の熱によって通水を加熱する熱交換器19の上方に設けられ、前部が熱交換器19よりも前方へ張り出し、熱交換器19を上方に通過した燃焼排気を排出する開口400を前部に備える。排気筒9は、開口400から前方に突出し、開口400から排出された燃焼排気を、前端部に形成された排気出口92から外部に排出する。整流板50は、排気ケーシング40内に支持され、熱交換器19を上方に通過した燃焼排気を受けて開口400に向けて整流する。整流板50は、下板部51と上板部52を備える。下板部51は、前側から後側になるにつれて斜め上方に傾斜する。上板部52は、下板部51の後部から前方に屈曲して折り返した後、前側になるにつれて下方に傾斜し、排気出口92の下縁部に向けて延びる。
As described above, the
上記構成において、上板部52の上面には、雨除け部80が固定される。これにより、排気筒9の排気出口92を介して浅い角度で雨水が排気ケーシング40内に入射したとしても、その雨水は、雨除け部80が無い場合よりも排気出口92側で、且つ上板部52よりも上方の位置で反射する。よって、雨水は、排気ケーシング40の上部に衝突するので、整流板50の後部を超えて筐体2内に侵入するのを防止できる。
In the above structure, the
なお、排気筒9の排気出口92から上板部52の上面に延ばした仮想線を、排気出口92を介して外部から雨水が入射する仮想入射線Pとし、当該仮想入射線Pと上板部52の上面との仮想交点で仮想入射線Pと同一角度で反射する仮想線を、雨水が反射する仮想反射線R1とし、仮想入射線Pの入射角度を大きい方から小さい方に変化させたときに、仮想反射線R1が上板部52の上面と最初に接するときの上板部52における仮想交点を基準点Q1とした場合、雨除け部80は、少なくともその基準点Q1の上方を覆うようにして設けられるのがよい。
A virtual line extending from the
上記説明において、排気ケーシング40の湾曲部41と最上部42は、本発明の「後方湾曲部」の一例であり、急傾斜部43と緩傾斜部44は、本発明の「傾斜部」の一例である。整流板50の上板部52の後側傾斜部63は、本発明の「第一傾斜部」の一例であり、前側傾斜部64は、本発明の「第二傾斜部」の一例である。
In the above description, the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。本実施形態の排気ケーシング40は、傾斜角度が異なる急傾斜部43と緩傾斜部44を備え、二段階で傾斜するが、一つの傾斜部であってもよい。
The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made. The
整流板50は、下板部51と上板部52の二部材で構成するが、一枚の板金を折り曲げて形成してもよい。上板部52は、傾斜角度が異なる後側傾斜部63と前側傾斜部64を備えることで、二段階で傾斜するが、さらに多段階で傾斜していてもよく、一つの傾斜部であってもよい。また、傾斜部は、直線的に傾斜する以外に、例えば曲線的に傾斜していてもよい。また、排気ケーシング40内における整流板50の支持構造は、上記実施形態に限定されない。
The
雨除け部80は、受板81を右支持部82と左支持部83で支持する構造であるが、これ以外の構造でもよく、例えば、所定の厚み(例えば、高さHと同一厚み)を有する受板を整流板50の上板部52上に直接固定してもよい。
The
雨除け部80は、排気出口92を介して入射した雨水を受け、排気ケーシング40の緩傾斜部44に衝突させるが、雨除け部80を固定する位置によっては、急傾斜部43に衝突させてもよい。
The
上記実施形態の排気部30は、整流板50の上板部52の上面に向けて入射する雨水を、雨除け部80の受板81で受けることによって、排気ケーシング40の緩傾斜部44の下面に衝突させ、排気出口92側により確実に流すものであるが、整流板50の上板部52の上面に当たって跳ね返った雨水が、排気ケーシング40の最上部42の後端側に衝突しなければよい。よって、雨除け部80の受板81で受けることによって、排気ケーシング40の最上部42の前端側に衝突させても本願の効果は得られる。
The
排気筒9の前端部に設けられたバーリング部91は省略してもよい。
The burring
1 給湯器
9 排気筒
19 熱交換器
40 排気ケーシング
41 湾曲部
42 最上部
43 急傾斜部
44 緩傾斜部
50 整流板
51 下板部
52 上板部
63 後側傾斜部
64 前側傾斜部
80 雨除け部
92 排気出口
181 バーナ
400 開口
P1 仮想入射線
Q1 基準点
R1 仮想反射線
1 Hot Water Heater 9
Claims (5)
前記開口から前方に突出し、前記開口から排出された前記燃焼排気を、前端部に形成された排気出口から外部に排出する排気筒と、
前記排気ケーシング内に支持され、前記熱交換器を上方に通過した前記燃焼排気を受けて前記開口に向けて整流する整流板と
を備えた給湯器において、
前記整流板は、
前側から後側になるにつれて斜め上方に傾斜する下板部と、
前記下板部の後部から前方に屈曲して折り返した後、前側になるにつれて下方に傾斜し、前記排気出口の下縁部に向けて延びる上板部と
を備え、
前記上板部の上面には、当該上面よりも上方で、前記排気出口を介して外部から入射する雨水を受ける雨除け部が設けられたこと
を特徴とする給湯器。 The combustion exhaust is provided above the heat exchanger that heats the water flow by the heat of the combustion exhaust from the burner, and the front portion projects forward from the heat exchanger and discharges the combustion exhaust passing through the heat exchanger upward. An exhaust casing having an opening at the front,
An exhaust pipe that projects forward from the opening and discharges the combustion exhaust discharged from the opening to the outside from an exhaust outlet formed at a front end portion,
A water heater provided in the exhaust casing, comprising: a rectifying plate that receives the combustion exhaust gas that has passed through the heat exchanger upward and rectifies the rectified gas toward the opening,
The current plate is
A lower plate portion that inclines obliquely upward from the front side to the rear side,
After being bent forward from the rear portion of the lower plate portion and then folded back, the lower plate portion is inclined downward toward the front side and includes an upper plate portion that extends toward the lower edge portion of the exhaust outlet,
The water heater, wherein the upper surface of the upper plate part is provided with a rain shield part above the upper surface for receiving rainwater incident from the outside through the exhaust outlet.
前記雨除け部は、少なくとも当該基準点の上方を覆うようにして設けられたこと
を特徴とする請求項1に記載の給湯器。 A virtual line extending from the exhaust outlet of the exhaust stack to the upper surface of the upper plate portion is a virtual incident line from which the rainwater is incident from the outside through the exhaust outlet, and the virtual incident line and the upper plate portion A virtual line that is reflected at the same angle as the virtual incident line at the virtual intersection with the upper surface is a virtual reflection line that the rainwater reflects, and when the incident angle of the virtual incident line is changed from a larger one to a smaller one, When the virtual reflection line is the upper surface of the upper plate portion, and when the virtual intersection point in the upper plate portion when first contacting the portion excluding the virtual intersection point is a reference point,
The water heater according to claim 1, wherein the rain shield part is provided so as to cover at least an upper side of the reference point.
後部において上方に立ち上がり、前方に湾曲して延びる後方湾曲部と、
前記後方湾曲部の前部から前記排気出口に向かって下方に傾斜する傾斜部と
を備え、
前記雨除け部は、自身の上面に入射して反射した前記雨水が、前記排気ケーシングの前記傾斜部の下面に衝突する高さ位置に設けられたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器。 The exhaust casing is
A rear curved portion that rises upward in the rear portion and extends by curving forward,
An inclined portion that inclines downward from the front portion of the rear curved portion toward the exhaust outlet,
The rain shield part is provided at a height position where the rainwater incident on and reflected from the upper surface of the rain cover part collides with the lower surface of the inclined part of the exhaust casing. Water heater.
前側に向けて前記下板部よりも急勾配で下り傾斜する第一傾斜部と、
前記第一傾斜部の前記前端部から前記第一傾斜部よりも緩やかな勾配で下り傾斜し、前記開口の前記下縁部に向けて延びる第二傾斜部と
を備え、
前記雨除け部は、前記第二傾斜部に設けられたこと
を特徴とする請求項1から3の何れかに記載の給湯器。 The upper plate portion,
A first sloped portion that slopes down toward the front side at a steeper slope than the lower plate portion,
A second inclined portion extending downward from the front end portion of the first inclined portion at a gentler gradient than the first inclined portion, and extending toward the lower edge portion of the opening,
The water heater according to any one of claims 1 to 3, wherein the rain shield part is provided on the second inclined part.
前記上板部の前記上面と、前記上面と対向する前記排気ケーシングの下面との高さ方向の中間部よりも下方に設けたこと
を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の給湯器。 The rain shelter is
The hot water supply according to claim 1, wherein the hot water supply is provided below an intermediate portion in a height direction between the upper surface of the upper plate portion and a lower surface of the exhaust casing that faces the upper surface. vessel.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230881A JP7250309B2 (en) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | Water heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230881A JP7250309B2 (en) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | Water heater |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020094704A true JP2020094704A (en) | 2020-06-18 |
JP7250309B2 JP7250309B2 (en) | 2023-04-03 |
Family
ID=71084765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018230881A Active JP7250309B2 (en) | 2018-12-10 | 2018-12-10 | Water heater |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7250309B2 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6428750U (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-20 | ||
JPH08200830A (en) * | 1995-01-31 | 1996-08-06 | Gastar Corp | Rain repelling structure of outdoor installed type combustion device |
JP2003021320A (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Noritz Corp | Exhaust cylinder and burner |
-
2018
- 2018-12-10 JP JP2018230881A patent/JP7250309B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6428750U (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-20 | ||
JPH08200830A (en) * | 1995-01-31 | 1996-08-06 | Gastar Corp | Rain repelling structure of outdoor installed type combustion device |
JP2003021320A (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Noritz Corp | Exhaust cylinder and burner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7250309B2 (en) | 2023-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5782938B2 (en) | Combustion device | |
JP2007033001A (en) | Exhaust top and hot water supply apparatus equipped with the same | |
JP7250309B2 (en) | Water heater | |
KR102505658B1 (en) | water heater | |
US8528538B2 (en) | Warm air furnace | |
US20140345542A1 (en) | Exhaust case and combustion apparatus provided with the same | |
JP2020098063A (en) | Water heater | |
CN108826644B (en) | Shell assembly, warm air blower and air conditioner | |
JP5773329B2 (en) | Exhaust top for hot water unit and hot water unit equipped with the same | |
JP5975423B2 (en) | Heat exchanger and hot water device provided with the same | |
JP7222864B2 (en) | Combustion device | |
JP2018161983A (en) | Front body structure of vehicle | |
JP2006300405A (en) | Exhaust duct for heat exchanger | |
JP7296615B2 (en) | Water heater | |
WO2024053208A1 (en) | Exhaust port member | |
JP2017089912A (en) | Water heater | |
JP2020098062A (en) | Water heater | |
CN215809341U (en) | Smoke outlet device and water heater | |
JP4230437B2 (en) | Through-wall type combustor | |
CN219828936U (en) | Central range hood | |
CN208595689U (en) | Gas heater | |
JP2013029234A (en) | Hot water unit | |
JP2003314820A (en) | Exhaust hood for combustion device | |
JP7040996B2 (en) | Combustion device | |
CN218955200U (en) | Mute bottom shell and gas water heater |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7250309 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |