JP2020094249A - 付加製造装置 - Google Patents

付加製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020094249A
JP2020094249A JP2018234110A JP2018234110A JP2020094249A JP 2020094249 A JP2020094249 A JP 2020094249A JP 2018234110 A JP2018234110 A JP 2018234110A JP 2018234110 A JP2018234110 A JP 2018234110A JP 2020094249 A JP2020094249 A JP 2020094249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light beam
powder material
base
peak
power density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018234110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7243167B2 (ja
Inventor
貴也 長濱
Takaya Nagahama
貴也 長濱
誠 田野
Makoto Tano
誠 田野
好一 椎葉
Koichi Shiiba
好一 椎葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2018234110A priority Critical patent/JP7243167B2/ja
Priority to PCT/JP2019/047814 priority patent/WO2020116609A1/ja
Priority to US17/311,050 priority patent/US20220023950A1/en
Priority to DE112019006101.1T priority patent/DE112019006101T5/de
Publication of JP2020094249A publication Critical patent/JP2020094249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7243167B2 publication Critical patent/JP7243167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

【課題】高品質な造形物を付加できる付加製造装置を提供する。【解決手段】付加製造装置100は、粉末材料P1,P2,P3の光ビーム吸収率に応じて、中央光ビーム照射部121の出力条件と外側光ビーム照射部123の出力条件を独立して制御することで、中央光ビームLCのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークと外側光ビームLSのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを調整して造形物FC,FFを付加する制御装置130を備える。【選択図】図4E

Description

本発明は、付加製造装置に関する。
特許文献1に記載のように、付加製造装置に適用されるLMD(Laser Metal Deposition)法は、金属の基台に対し同種や異種の金属の粉末材料を噴射して供給するとともにレーザ光を照射し、粉末材料を溶融凝固させて基台に造形物を付加する肉盛技術(物性の部分制御加工)として利用されている。LMD法は、SLM(Selective Laser Melting)法では困難な複数の粉末材料の成分比を調整して供給でき、SLM法に比べて形状自由度が高く、約5−10倍の高速造形が可能である。
特開2015−196265号公報
LMD法では、例えば、鉄系材料で成る基台に銅(Cu)で成る造形物を付加する場合、鉄と銅のレーザ吸収率(熱伝導率)の違いから銅で成る造形物を炭素鋼で成る基台に安定して付加することが困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、造形物を安定して付加できる付加製造装置を提供することを目的とする。
本発明に係る付加製造装置は、粉末材料を用いて基台に造形物を付加する付加製造装置であって、前記基台に対し前記粉末材料を噴射して供給する粉末供給装置と、前記基台における前記粉末材料の供給部に対し光ビームを照射する光照射装置と、前記粉末供給装置の粉末供給及び前記光照射装置の光照射を制御するとともに、前記基台に対する前記光ビームの相対的な走査を制御する制御装置と、を備える。
前記光照射装置は、前記粉末材料の供給部の中央に前記光ビームとして中央光ビームを照射する中央光ビーム照射部及び前記中央光ビームの外側に前記光ビームとして外側光ビームを照射する外側光ビーム照射部を有し、前記制御装置は、前記粉末材料の光ビーム吸収率に応じて、前記中央光ビーム照射部の出力条件と前記外側光ビーム照射部の出力条件を独立して制御することで、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークと前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを調整して前記造形物を付加する。
これにより、粉末材料の光ビーム吸収率が高くても、急加熱を防止してスパッタの発生の抑制が可能となる。また、粉末材料の光ビーム吸収率が低くても、温度を上昇させて温度に比例する光ビーム吸収率の向上が可能となる。そして、中央光ビームと外側光ビームのトータルのレーザ出力を維持することができ、造形物の高速付加が可能となる。
本発明の実施形態に係る付加製造装置の概要図である。 付加製造装置で造形物を付加する基台を示す斜視図である。 造形物を付加した基台を中心軸線方向に見た図である。 付加製造装置の動作を説明するためのフローチャートである。 付加製造装置で造形物を付加する第一段階(基台の周面の予熱処理)のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で造形物を付加する第二段階(中間造形物の付加処理)の初期のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で造形物を付加する第二段階(中間造形物の付加処理)の中期のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で造形物を付加する第二段階(中間造形物の付加処理)の終期のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で造形物を付加する第三段階(上部造形物の付加処理)の初期のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で造形物を付加する第三段階(上部造形物の付加処理)の終期のパワー密度とレーザ光照射範囲の関係を示す図である。 付加製造装置で上部造形物を付加する際の基台に付加した中間造形物の初期状態を示す断面図である。 図5Aの状態から走査が進んだときの基台に付加した中間造形物の途中状態及び上部造形物の付加状態を示す断面図である。 付加製造装置の光照射装置の別例を示す概要図である。
(1.付加製造装置の概要)
本発明の実施形態に係る付加製造装置の概要について説明する。付加製造装置は、LMD法により1種又は複数種の粉末材料を用いて基台に造形物を付加する。粉末材料と基台は、異なる種類の材料でもよく、同一種類の材料でもよい。
本例では、銅(Cu)の粉末材料(以下、第1粉末材料という)で成る造形物を、鉄(Fe)で成る基台Bに付加する場合について説明する。なお、詳細は後述するが、この付加製造の際には、第1粉末材料のバインダの役割を担う鉄(Fe)やニッケル(Ni)の粉末材料(以下、第2粉末材料という)も用いる。
図1に示すように、付加製造装置100は、粉末供給装置110、光照射装置120及び制御装置130等を備える。ここで、付加製造装置100は、図2Aに示すように、大径の円盤部材B1の両側面に小径の円筒部材B2,B2が同軸で一体化された形状の基台Bにおいて、円筒部材B2,B2の開放端部側の網線で示す周面B2S,B2Sに造形物を付加する場合について説明する。
この付加製造の際、付加製造装置100は、基台Bを、モータM1(図1参照)により中心軸線C回りに回転するとともに、モータM2(図1参照)により中心軸線C方向に移動する。これにより、円筒部材B2,B2の開放端部側の周面B2S,B2S全体に造形物を付加できる。
粉末供給装置110は、第1ホッパ111、第2ホッパ112、成分比調整装置113、ガスボンベ114及び噴射ノズル115を備える。第1ホッパ111及び第2ホッパ112は、第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2をそれぞれ貯蔵する。なお、1種のみもしくは3種以上の粉末材料を貯蔵可能なホッパを備える構成としてもよい。
成分比調整装置113は、第1ホッパ111からの第1粉末材料P1と第2ホッパ112からの第2粉末材料P2の成分比を調整する。成分比調整装置113は、粉末導入バルブ113a,113b、粉末供給バルブ113c及びガス導入バルブ113dが接続される粉末攪拌機113eを備える。
粉末導入バルブ113a,113bは、第1ホッパ111及び第2ホッパ112と配管111a,112aでそれぞれ接続され、粉末供給バルブ113cは、噴射ノズル115と配管115aで接続され、また、ガス導入バルブ113dは、ガスボンベ114に配管114aで接続される。
噴射ノズル115は、ガスボンベ114からの高圧の例えば窒素により、成分比調整装置113から送られてくる成分比が調整済の粉末材料(以下、第3粉末材料という)P3を、基台Bの円筒部材B2の周面B2Sに対し噴射して供給する。噴射ノズル115は、本例では、2本を180度隔てて配置した場合を示すが、1本もしくは等角度間隔で配置される3本以上の噴射ノズルを備える構成としてもよい。また、第3粉末材料P3の供給用のガスは、窒素に限定されるものではなく、アルゴン等の不活性ガスでもよい。
光照射装置120は、中央光ビーム照射部121、中央光ビーム光源122、外側光ビーム照射部123及び外側光ビーム光源124を備える。光照射装置120は、基台Bの円筒部材B2の周面B2S(第3粉末材料P3の供給部)に対し、中央光ビーム光源122から中央光ビーム照射部121を通して中央光ビームLCを照射するとともに、外側光ビーム光源124から外側光ビーム照射部123を通して外側光ビームLSを照射する。
本例では、中央光ビーム照射部121は、円形状の照射形状(中央光照射範囲CS)となる中央光ビームLCを照射し、外側光ビーム照射部123は、中央光ビームLCの外周を囲うリング状の照射形状(外側光照射範囲SS)となる外側光ビームLSを照射する。中央光ビームLCは、基台Bの円筒部材B2の周面B2Sにおいて造形物を付加する役割を担う。外側光ビームLSの役割は後述する。なお、中央光ビームLC及び外側光ビームLSとしては、レーザ光を用いているが、レーザ光に限定されず、電磁波であれば例えば電子ビームでもよい。
制御装置130は、粉末供給装置110の粉末供給及び光照射装置120の光照射を制御するとともに、基台Bの円筒部材B2の周面B2Sに対する中央光ビームLC及び外側光ビームLSの相対的な走査を制御する。すなわち、制御装置130は、粉末導入バルブ113a,113bの回転を制御して、第1粉末材料P1と第2粉末材料P2の成分比を調整し、粉末供給バルブ113c及びガス導入バルブ113dの開閉を制御して、噴射ノズル115からの第3粉末材料P3の噴射供給を制御する。
また、制御装置130は、中央光ビーム光源122及び外側光ビーム光源124の動作をそれぞれ制御して、中央光ビームLC及び外側光ビームLSの各出力条件、すなわち中央光ビームLC及び外側光ビームLSの各レーザ出力や、中央光照射範囲CS及び外側光照射範囲SSの各単位面積当たりのレーザ出力(パワー密度)の分布形状(レーザビームプロファイル)をそれぞれ独立して制御する。
また、制御装置130は、モータM1の回転を制御して基台Bを中心軸線C回りに回転し、モータM2の回転を制御して基台Bを中心軸線C方向に移動することで、基台Bの円筒部材B2の周面B2Sに対する中央光ビームLC及び外側光ビームLSの相対的な走査を制御する。
(2.造形物の付加方法)
次に、造形物の付加方法について説明する。ここで、発明の解決課題で述べたように、LMD法では、基台と造形物のレーザ吸収性(光ビーム吸収率、熱伝導率)が異なる場合、造形物を基台に安定して付加することが困難であるという問題がある。
本発明者は、粉末材料の光ビーム吸収率に応じて、中央光ビームLC及び外側光ビームLSの出力条件、すなわち各レーザ出力や各パワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークをそれぞれ独立して制御して調整する。さらに、造形物を径方向に2層構造にする。これにより、基台と造形物のレーザ吸収率が異なっていても造形物を基台に安定して付加できることを見出した。
具体的には、粉末材料のレーザ吸収率が比較的高い場合(本例では、鉄(Fe)である第2粉末材料P2)、中央光ビームLCのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを外側光ビームLSのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも低減する。これにより、中央光ビームLCの中央光照射範囲CSの急加熱を防止できるので、スパッタの発生を抑制できる。また、中央光ビームLCと外側光ビームLSのトータルのレーザ出力を維持できるので、造形物の高速付加が可能となる。
また、粉末材料のレーザ吸収率が比較的低い場合(本例では、銅(Cu)である第1粉末材料P1)、中央光ビームLCのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを外側光ビームLSのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも増加する。これにより、中央光ビームLCの中央光照射範囲CSの温度を上昇させて溶融池を形成することができ、中央光照射範囲CSにおけるレーザ吸収率を向上できる。
そして、その後に中央光ビームLCのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを外側光ビームLSのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも低減する。中央光ビームLCの中央光照射範囲CSの温度は既に上昇しており、これ以上の加熱はスパッタが発生するおそれがあるためである。これにより、中央光ビームLCと外側光ビームLSのトータルのレーザ出力を維持できるので、造形物の高速付加が可能となる。
さらに、図2Bに示すように、基台Bの円筒部材B2の周面B2Sには、2層構造の造形物、すなわち、基台Bの円筒部材B2の表面に中間造形物FCを付加し、中間造形物FCの表面に上部造形物FFを付加する。中間造形物FCは、第1粉末材料P1と第2粉末材料P2の成分比が段階的に異なる(徐変する)ように付加される。
詳しくは、中間造形物FCは、基台Bの周面B2Sに対し厚さ方向(径方向)に最も近い部分から最も遠い部分において、第2粉末材料P2が100%から0%に段階的もしくは直線的に減少し、第1粉末材料P1が0%から100%に段階的もしくは直線的に増加する、いわゆる傾斜層となっている。例えば、基台Bの周面B2Sの上に第1粉末材料P1が10%、第2粉末材料P2が90%の混合で層を形成し、当該層の上に第1粉末材料P1が20%、第2粉末材料P2が80%に成分比を変えた混合で層を形成するという工程を繰り返し、最終的に第1粉末材料P1が90%、第2粉末材料P2が10%に成分比を変えた混合で層を形成するという段階的な傾斜層を付加する。そして、上部造形物FFは、第1粉末材料P1が100%、第2粉末材料P2が0%の層となっている。
基台Bの周面B2Sと第2粉末材料P2は、同一材料(鉄系材料(Fe))であるので、基台Bの周面B2Sと中間造形物FCのレーザ吸収率差は、基台Bの周面B2Sと中間造形物FCの境界に対し厚さ方向に近付くにつれて徐々に減少することになる。一方、上部造形物FFと第1粉末材料P1は、同一材料(銅(Cu))であるので、中間造形物FCと上部造形物FFのレーザ吸収率差は、中間造形物FCと上部造形物FFの境界に対し厚さ方向に近付くにつれて徐々に減少することになる。
よって、基台Bに中間造形物FCを付加し、中間造形物FCに上部造形物FFを付加することで、基台Bに対する造形物FC,FFを安定して付加できる。中間造形物FC及び上部造形物FFの付加方法は、第一段階として、中央光ビームLC及び外側光ビームLSにより、第二段階で行う中間造形物FCの付加処理の前処理として予熱処理を行う。このときの中央光ビームLC及び外側光ビームLSのレーザ出力は、基台Bの周面B2Sが溶融せずに所定の温度となるように制御される。
すなわち、制御装置130は、第3粉末材料P3の供給は行わず、図略の温度測定器からの中央光ビームLCの中央光照射範囲CS及び外側光ビームLSの外側光照射範囲SSの測定温度を監視する。そして、この監視により、図4Aに示すように、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP1を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP1より減少させる制御を行う。
第一段階の中央光ビームLCのパワー密度のピークLCP1を、外側光ビームLSのパワー密度のピークLSP1より減少させる理由は、中央光ビームLCは外側光ビームLSに囲まれるため、中央光ビームLCによる熱はこもり易く、外側光ビームLSによる熱は外方へ逃げ易いためである。そして、中央光ビームLCのパワー密度が低いことから、中央光ビームLCの過入熱によるスパッタの発生を抑制できる。
次に、第二段階として、第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2を溶融させて中間造形物FCを付加する。すなわち、制御装置130は、上述した成分比が調整された第3粉末材料P3を供給しつつ、図略の温度測定器からの中央光ビームLCの中央光照射範囲CS及び外側光ビームLSの外側光照射範囲SSの測定温度を監視する。
そして、この監視により、第二段階の初期においては、図4Bに示すように、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP2を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP2より減少させる制御を行う。
この第二段階の初期においては、中央光ビームLC及び外側光ビームLSのピークLCP2,LSP2は、第一段階の中央光ビームLC及び外側光ビームLSのピークLCP1,LSP1よりも低い値となる。これは、基台Bの周面B2Sが予熱処理されており、さらにレーザ吸収率の比較的高い第2粉末材料P2がレーザ吸収率の比較的低い第1粉末材料P1よりも圧倒的に多いためである。
そして、第二段階の中期においては、図4Cに示すように、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP3を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP3より増加させる制御を行う。
第二段階の中期においては、中央光ビームLC及び外側光ビームLSのピークLCP3,LSP3は、第二段階の初期の中央光ビームLC及び外側光ビームLSのピークLCP2,LSP2よりも高い値となる。これは、レーザ吸収率の比較的低い第1粉末材料P1がレーザ吸収率の比較的高い第2粉末材料P2よりも多くなるためである。なお、図4Cにおいては、3つのピークLSP3,LCP3,LSP3を持つ場合を説明したが、中央光ビームLCの1つのピークLCP3のみであってもよい。
そして、第二段階の終期においては、図4Dに示すように、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP4を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP4より減少させる制御を行う。これは、第二段階の中期において、中央光ビームLCにより高温になっているからである。
第二段階においては、制御装置130は、図略の温度測定器による中央光ビームLCの中央光照射範囲CS及び外側光ビームLSの外側光照射範囲SSの測定温度を監視しつつ、中央光ビームLC及び外側光ビームLSのレーザ出力を変動させるフィードバック制御を行う。なお、成分比の違いによる温度とレーザ出力の関係は、予めデータベースとして構築しておく。
次に、第三段階として、図5Aに示すように、中央光ビームLCで中間造形物FCの中央光照射範囲CSにおいて第1粉末材料P1を溶融して溶融池MPを形成する溶融処理を行う。同時に、外側光ビームLSの外側光照射範囲SSにおける走査方向SD(図5B参照)の前側の照射範囲SSFで、溶融池MPの形成処理の前処理として予熱処理を行う。
そして、図5Bに示すように、中央光ビームLCを走査(本例では、基台Bが回転して走査するが、図5Bでは便宜上、中央光ビームLCを走査)することで溶融池MPを拡大させ、中間造形物FCに第1粉末材料P1で成る上部造形物FFを付加する。
同時に、外側光ビームLSの外側光照射範囲SSにおける走査方向SDの前側の照射範囲SSFで、溶融池MPの形成処理の前処理として予熱処理を行うとともに、外側光ビームLSの外側光照射範囲SSにおける走査方向SDの後側の照射範囲SSBで、上部造形物FFの付加処理の後処理として保温処理を行う。
この第三段階の初期においては、図4Eに示すように、制御装置130は、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP5を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP5より増加させる制御を行う。
中央光ビームLCのレーザ出力は、第1粉末材料P1を溶融して溶融池MPが形成できる温度となるように制御される。外側光ビームLSのレーザ出力は、第3粉末材料P3(第1粉末材料)及び上部造形物FFが溶融せずに所定の温度となるように制御される。なお、図4Eにおいては、3つのピークLSP5,LCP5,LSP5を持つ場合を説明したが、中央光ビームLCの1つのピークLCP5のみであってもよい。
そして、第三段階の終期においては、図4Fに示すように、中央光ビームLCのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLCP6を、外側光ビームLSのパワー密度のレーザビームプロファイルにおけるピークLSP6より減少させる制御を行う。これは、上部造形物FFは中央光ビームLCにより高温状態になっており、上部造形物FFの温度とレーザ吸収率は比例関係にあることから、上部造形物FFのレーザ吸収率が高くなっているためである。
よって、中央光ビームLCによる急加熱を低減でき、スパッタの発生を抑制できる。また、外側光ビームLSの外側光照射範囲SSにおける走査方向SDの後側の照射範囲SSBで、溶融池MPの形成処理の後処理として保温処理を行うことで、上部造形物FFの急冷凝固を低減でき、割れの発生を抑制できる。
(3.付加製造装置の動作)
次に、付加製造装置100により基台Bの一方の円筒部材B2の周面B2Sに中間造形物FC及び上部造形物FFを付加する動作について図3のフローチャートを参照して説明する。なお、第1ホッパ111及び第2ホッパ112には、第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2がそれぞれ貯蔵されているものとする。
また、基台Bの一方の円筒部材B2の周面B2Sの一端は、付加製造装置100における所定の付加位置に位置決めされているものとする。また、制御装置130には、上述の第一、第二、第三段階における中央光ビームLC及び外側光ビームLSの各レーザ出力や各パワー密度のレーザビームプロファイルのピーク、第1、第2、第3粉末材料P3の供給量、基台Bの回転速度及び移動速度のデータ等は予め記憶されているものとする。
先ず、制御装置130は、上述の第一段階(基台Bの周面B2Sの予熱処理)を実行するため、基台Bの回転及び移動を開始すると同時に、光照射装置120をオンにする(図3のステップS1)。具体的には、制御装置130は、モータM1,M2を駆動して基台Bを中心軸線C回りに回転するとともに中心軸線C方向(周面B2Sの他端方向)に移動する。
同時に、制御装置130は、中央光ビーム光源122をオンにして中央光ビーム照射部121から中央光ビームLCを基台Bの周面B2Sに照射するとともに、外側光ビーム光源124をオンにして外側光ビーム照射部123から外側光ビームLSを基台Bの周面B2Sに照射し、基台Bの周面B2Sの予熱処理を実行する。
そして、制御装置130は、基台Bの周面B2Sに対し予熱処理が完了したか否かを判断し(図3のステップS2)、予熱処理が完了したら、光照射装置120をオフにして基台Bを第一段階の開始位置に戻し、基台Bの回転及び移動を停止する(図3のステップS3)。次に、制御装置130は、上述の第二段階(中間造形物FCの付加処理)を実行するため、粉末供給装置110をオンにし、基台Bの回転及び移動を開始すると同時に、光照射装置120をオンにする(図3のステップS4)。
具体的には、制御装置130は、成分比調整装置113の粉末導入バルブ113a,113bを適宜開閉して、第1粉末材料P1及び第2粉末材料P2の成分比を調整して第3粉末材料P3とする。そして、ガス導入バルブ113d及び粉末供給バルブ113cを開いて、ガスボンベ114からの高圧の窒素により第3粉末材料P3を噴射ノズル115から基台Bの周面B2Sに噴射して供給する。
そして、制御装置130は、モータM1,M2を駆動して基台Bを中心軸線C回りに回転するとともに中心軸線C方向(周面B2Sの他端方向)に移動する。同時に、中央光ビーム光源122をオンにして中央光ビーム照射部121から中央光ビームLCを基台Bの周面B2Sに照射するとともに、外側光ビーム光源124をオンにして外側光ビーム照射部123から外側光ビームLSを基台Bの周面B2Sに照射し、中間造形物FCの付加処理を実行する。
そして、制御装置130は、基台Bの周面B2Sに対し中間造形物FCの付加処理が完了したか否かを判断し(図3のステップS5)、中間造形物FCの付加処理が完了したら、光照射装置120をオフにして基台Bを第二段階の開始位置に戻し、基台Bの回転及び移動を停止する(図3のステップS6)。
次に、制御装置130は、上述の第三段階(上部造形物FFの付加処理)を実行するため、粉末供給装置110をオンにし、基台Bの回転及び移動を開始すると同時に、光照射装置120をオンにする(図3のステップS7)。具体的には、制御装置130は、成分比調整装置113の粉末導入バルブ113bは閉じたままで、粉末導入バルブ113aを適宜開閉して、第1粉末材料P1のみを第3粉末材料P3とする。そして、ガス導入バルブ113d及び粉末供給バルブ113cを開いて、ガスボンベ114からの高圧の窒素により第3粉末材料P3を噴射ノズル115から基台Bの周面B2Sに噴射して供給する。
そして、制御装置130は、モータM1,M2を駆動して基台Bを中心軸線C回りに回転するとともに中心軸線C方向(周面B2Sの他端方向)に移動する。同時に、中央光ビーム光源122をオンにして中央光ビーム照射部121から中央光ビームLCを基台Bの周面B2Sに照射するとともに、外側光ビーム光源124をオンにして外側光ビーム照射部123から外側光ビームLSを基台Bの周面B2Sに照射し、上部造形物FFの付加処理を実行する。
そして、制御装置130は、基台Bの周面B2Sに付加した中間造形物FCに対する上部造形物FFの付加処理が完了したか否かを判断し(図3のステップS8)、上部造形物FFの付加処理が完了したら、粉末供給装置110及び光照射装置120をオフにし、基台Bの回転及び移動を停止して(図3のステップS9)、全ての処理を終了する。
<4.その他>
上記実施形態では、光照射装置120は、中央光ビーム照射部121、中央光ビーム光源122、外側光ビーム照射部123及び外側光ビーム光源124を備える構成とした。しかし、図6に示すように、光照射装置120は、外側光ビーム照射部123及び外側光ビーム光源124の代わりに、前側光ビーム照射部(外側光ビーム照射部)125、前側光ビーム光源126、後側光ビーム照射部(外側光ビーム照射部)127、後側光ビーム光源128を備える構成としてもよい。
前側光ビーム照射部125は、中央光ビームLCの走査方向SDの前側に円形状の照射形状(前側光照射範囲FSS)となる前側光ビーム(外側光ビーム)FLSを照射する。後側光ビーム照射部127は、中央光ビームLCの走査方向SDの後側に円形状の照射形状(後側光照射範囲BSS)となる後側光ビーム(外側光ビーム)BLSを照射する。前側光ビームFLSの前側光照射範囲FSSで、溶融池MPの形成処理の前処理として予熱処理を行い、後側光ビームBLSの後側光照射範囲BSSで、上部造形物FFの付加処理の後処理として保温処理を行う。
また、上記実施形態では、基台Bに付加する造形物FC,FFは、異種材料で成る場合について説明したが、同一材料で成る場合でも同様に適用できる。その場合、中間造形物FCの付加は不要である。また、同一材料でなくても熱膨張係数が近い材料同士の場合も、中間造形物FCの付加は不要である。
100;付加製造装置、 110;粉末供給装置、 113;成分比調整装置、 120;光照射装置、 121;中央光ビーム照射部、123;外側光ビーム照射部、 130;制御装置、 B;基台、 P1;第一粉末材料、 P2;第二粉末材料、 P3;第三粉末材料、 LC;中央光ビーム 、LS;外側光ビーム、 FC;中間造形物、 FF;上部造形物

Claims (5)

  1. 粉末材料を用いて基台に造形物を付加する付加製造装置であって、
    前記基台に対し前記粉末材料を噴射して供給する粉末供給装置と、
    前記基台における前記粉末材料の供給部に対し光ビームを照射する光照射装置と、
    前記粉末供給装置の粉末供給及び前記光照射装置の光照射を制御するとともに、前記基台に対する前記光ビームの相対的な走査を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記光照射装置は、前記粉末材料の供給部の中央に前記光ビームとして中央光ビームを照射する中央光ビーム照射部及び前記中央光ビームの外側に前記光ビームとして外側光ビームを照射する外側光ビーム照射部を有し、
    前記制御装置は、前記粉末材料の光ビーム吸収率に応じて、前記中央光ビーム照射部の出力条件と前記外側光ビーム照射部の出力条件を独立して制御することで、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークと前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを調整して前記造形物を付加する、付加製造装置。
  2. 前記粉末供給装置は、複数種の前記粉末材料の成分比を調整可能な成分比調整装置を有する、請求項1に記載の付加製造装置。
  3. 複数種の粉末材料を用いて基台に造形物を付加する付加製造装置であって、
    前記複数種の粉末材料の成分比を調整可能な成分比調整装置を有し、前記基台に対し前記成分比が調整済の粉末材料を噴射して供給する粉末供給装置と、
    前記基台における前記成分比が調整済の粉末材料の供給部に対し光ビームを照射する光照射装置と、
    前記粉末供給装置の粉末供給及び前記光照射装置の光照射を制御するとともに、前記基台に対する前記光ビームの相対的な走査を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記光照射装置は、前記成分比が調整済の粉末材料の供給部の中央に前記光ビームとして中央光ビームを照射する中央光ビーム照射部及び前記中央光ビームの外側に前記光ビームとして外側光ビームを照射する外側光ビーム照射部を有し、
    前記制御装置は、前記基台の表面に前記成分比が厚さ方向に徐変する中間造形物を付加する際、前記中間造形物の光ビーム吸収率に応じて、前記中央光ビーム照射部の出力条件と前記外側光ビーム照射部の出力条件を独立して制御することで、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークと前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを調整し、さらに前記中間造形物の表面に前記複数種の粉末材料のうち1種類の前記粉末材料で成る上部造形物を付加する際、前記上部造形物の光ビーム吸収率に応じて、前記中央光ビーム照射部の出力条件と前記外側光ビーム照射部の出力条件を独立して制御することで、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークと前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを調整する、付加製造装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記粉末材料の光ビーム吸収率が比較的高い場合、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも低減し、
    前記粉末材料の光ビーム吸収率が比較的低い場合、前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも増加し、その後に前記中央光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークを前記外側光ビームのパワー密度のビームプロファイルにおけるピークよりも低減する、請求項1−3の何れか一項に記載の付加製造装置。
  5. 前記外側光ビーム照射部は、前記外側光ビームとしてリング状の光ビームを照射する、請求項1−4の何れか一項に記載の付加製造装置。
JP2018234110A 2018-12-06 2018-12-14 付加製造装置 Active JP7243167B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018234110A JP7243167B2 (ja) 2018-12-14 2018-12-14 付加製造装置
PCT/JP2019/047814 WO2020116609A1 (ja) 2018-12-06 2019-12-06 付加製造装置
US17/311,050 US20220023950A1 (en) 2018-12-06 2019-12-06 Additive manufacturing device
DE112019006101.1T DE112019006101T5 (de) 2018-12-06 2019-12-06 Additive Fertigungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018234110A JP7243167B2 (ja) 2018-12-14 2018-12-14 付加製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020094249A true JP2020094249A (ja) 2020-06-18
JP7243167B2 JP7243167B2 (ja) 2023-03-22

Family

ID=71084647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018234110A Active JP7243167B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-14 付加製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7243167B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113351887A (zh) * 2021-06-07 2021-09-07 华中科技大学 一种能够使焊丝与粉料同步送入的送粉头和3d打印装置
EP4104962A1 (en) * 2021-06-17 2022-12-21 Rolls-Royce plc Electron beam welding

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172893A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 セイコーエプソン株式会社 3次元形成装置および3次元形成方法
JP2017179575A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 キヤノン株式会社 三次元造形装置、及び三次元造形方法
JP2017530260A (ja) * 2014-06-09 2017-10-12 ハイブリッド マニュファクチュアリング テクノロジーズ リミテッド 材料処理方法及び関連装置
KR101787718B1 (ko) * 2016-06-21 2017-11-16 한국기계연구원 3차원 레이저 프린팅 장치 및 방법

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017530260A (ja) * 2014-06-09 2017-10-12 ハイブリッド マニュファクチュアリング テクノロジーズ リミテッド 材料処理方法及び関連装置
JP2016172893A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 セイコーエプソン株式会社 3次元形成装置および3次元形成方法
JP2017179575A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 キヤノン株式会社 三次元造形装置、及び三次元造形方法
KR101787718B1 (ko) * 2016-06-21 2017-11-16 한국기계연구원 3차원 레이저 프린팅 장치 및 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113351887A (zh) * 2021-06-07 2021-09-07 华中科技大学 一种能够使焊丝与粉料同步送入的送粉头和3d打印装置
EP4104962A1 (en) * 2021-06-17 2022-12-21 Rolls-Royce plc Electron beam welding

Also Published As

Publication number Publication date
JP7243167B2 (ja) 2023-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020094269A (ja) 付加製造装置
RU2641578C2 (ru) Головка для нанесения при производстве по аддитивной технологии
EP2895293B1 (en) Laser cladding system filler material distribution apparatus
Gadagi et al. A review on advances in 3D metal printing
JP5607031B2 (ja) パルス状の電流およびワイヤによるmig法を用いた金属部品の一部分の製造
JP6067852B2 (ja) 三次元物体を層状に製造する装置及び方法
US20100193480A1 (en) Deposition of materials with low ductility using solid free-form fabrication
US20160230283A1 (en) Fused Material Deposition Microwave System And Method
JP7439520B2 (ja) 付加製造装置
US20140072438A1 (en) Superalloy laser cladding with surface topology energy transfer compensation
US20070122560A1 (en) Solid-free-form fabrication process including in-process component deformation
JP7243167B2 (ja) 付加製造装置
JP2006200030A (ja) 立体造形物の製造方法及び製造装置
JP2019104986A (ja) 境界と領域の分離のための走査ストラテジ
US7301120B2 (en) Ion fusion formation process including precise heat input and temperature control
CN112974845A (zh) 一种金属构件非连续式激光增材制造方法
CN115846686A (zh) 一种栅格舵的分区并行丝材增材制备方法
US20210260701A1 (en) Additive manufacturing with rotatable deposition head
WO2020116609A1 (ja) 付加製造装置
US7342195B2 (en) Customizable ion fusion formation system and process
JP2021188111A (ja) 付加製造装置
CA2897012C (en) Laser deposition using a protrusion technique
JP2023182215A (ja) 付加製造装置
KR102091778B1 (ko) 석출경화형 금속을위한 외부열을 추가한 동시석출 적층가공 방법
AU2019325191A1 (en) Additive manufacture

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210301

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7243167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150