JP2020093727A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源オフ操作が行われた際にシステムリレーが溶着することを抑制できるハイブリッド車両の制御装置を提供すること。【解決手段】制御装置60は、エンジン20が運転されている状況下で電源オフ操作が行われたときにエンジン20の運転を停止させるエンジン制御部61と、電源オフ操作が行われた場合、パワーコントロールユニット41とバッテリ43との間に配置されているシステムリレー42を、モータ回転数が規定回転数以下であるときに遮断するリレー制御部64と、モータジェネレータ40が回転している状況下で電源オフ操作が行われたときにはクラッチ30を係合状態とするクラッチ制御部63とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
特許文献1には、車両の動力源としてエンジン及びモータジェネレータを備えるハイブリッド車両の一例が記載されている。こうしたハイブリッド車両では、モータジェネレータを発電機として用いる場合、同モータジェネレータで発生した交流電圧がパワーコントロールユニットで直流電圧に変換され、当該直流電圧がバッテリに供給される。一方、モータジェネレータを電動機として用いる場合、バッテリからの直流電圧がパワーコントロールユニットで交流電圧に変換され、当該交流電圧がモータジェネレータに供給される。
車両の電源をオフにする操作が車両の運転者によって行われると、停車しているのであれば、パワーコントロールユニットとバッテリとの間に配置されているシステムリレーが遮断される。このとき、モータジェネレータが未だ回転している場合、同モータジェネレータで発生する逆起電力によってシステムリレーが溶着してしまうおそれがある。
上記課題を解決するためのハイブリッド車両の制御装置は、エンジンと、前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路に配置されているクラッチと、前記動力伝達経路における前記クラッチと前記駆動輪との間に配置されているモータジェネレータと、前記動力伝達経路における前記モータジェネレータと前記駆動輪との間に配置されている自動変速機と、バッテリと、前記バッテリと前記モータジェネレータとの間に配置されているパワーコントロールユニットと、前記バッテリと前記パワーコントロールユニットとの間に配置されているシステムリレーと、を備えるハイブリッド車両に適用される。車両の電源をオフにする操作のことを電源オフ操作とした場合、ハイブリッド車両の制御装置は、前記エンジンが運転されている状況下で前記電源オフ操作が行われたときに前記エンジンの運転を停止させるエンジン制御部と、前記電源オフ操作が行われた場合、前記モータジェネレータの回転数であるモータ回転数が規定回転数以下であるときに前記システムリレーを遮断するリレー制御部と、前記モータジェネレータが回転している状況下で前記電源オフ操作が行われたときには前記クラッチを係合状態とするクラッチ制御部と、を備えている。
モータジェネレータが惰性で回転している場合、モータジェネレータでは逆起電力が発生する。逆起電力は、モータ回転数が高いほど大きくなる。そして、大きな逆起電力がモータジェネレータで発生している状況下でシステムリレーを遮断しようとすると、当該逆起電力によってシステムリレーが溶着するおそれがある。この点、上記構成によれば、車両の運転者によって電源オフ操作が行われた場合、モータ回転数が規定回転数よりも高いときには、モータジェネレータで発生する逆起電力が大きいと判断できるため、システムリレーが遮断されない。そして、モータ回転数が規定回転数以下になると、逆起電力が小さくなったと判断できるため、システムリレーが遮断される。すなわち、逆起電力が大きい状態でシステムリレーが遮断されることを抑制できる。したがって、運転者によって電源オフ操作が行われた際にシステムリレーが溶着してしまうことを抑制できる。
また、上記構成によれば、電源オフ操作が行われた時点でモータジェネレータが回転している場合、クラッチが係合される。すると、モータジェネレータが、クラッチを介し、運転の停止されたエンジンと連結される。これにより、エンジンのイナーシャの分、モータジェネレータにかかる負荷が大きくなる。その結果、モータ回転数を早期に低下させることができる、すなわちモータジェネレータで発生する逆起電力を早期に小さくすることができる。したがって、電源オフ操作が行われた時点からシステムリレーが遮断されるまでの期間の長期化を抑制することもできる。
以下、ハイブリッド車両の制御装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1には、本実施形態の制御装置60が適用されるハイブリッド車両10が図示されている。ハイブリッド車両10は、車両の動力源としてエンジン20及びモータジェネレータ40を備えている。モータジェネレータ40は、エンジン20と車両の駆動輪11との間の動力伝達経路に設けられている。動力伝達経路におけるモータジェネレータ40と駆動輪11との間には自動変速機50が配置されている。自動変速機50は、トルクコンバータ51と変速機構55とを有している。
図1には、本実施形態の制御装置60が適用されるハイブリッド車両10が図示されている。ハイブリッド車両10は、車両の動力源としてエンジン20及びモータジェネレータ40を備えている。モータジェネレータ40は、エンジン20と車両の駆動輪11との間の動力伝達経路に設けられている。動力伝達経路におけるモータジェネレータ40と駆動輪11との間には自動変速機50が配置されている。自動変速機50は、トルクコンバータ51と変速機構55とを有している。
動力伝達経路におけるエンジン20とモータジェネレータ40との間には、クラッチ30が配置されている。クラッチ30が連結状態であるときには、エンジン20の出力を自動変速機50に入力することができる。一方、クラッチ30が非連結状態であるときには、エンジン20の出力が自動変速機50に入力されなくなる。
モータジェネレータ40を電動機として機能させた場合は、モータジェネレータ40の出力トルクを自動変速機50に入力させたり、エンジン20のクランク軸21に入力させたりすることができる。一方、モータジェネレータ40を発電機として機能させた場合は、エンジン20から出力されたトルクによって、モータジェネレータ40に発電させることができる。
ハイブリッド車両10の電源回路は、モータジェネレータ40に接続されているパワーコントロールユニット41と、パワーコントロールユニット41に接続されているバッテリ43とを備えている。パワーコントロールユニット41とバッテリ43との間には、システムリレー42が配置されている。システムリレー42が接続状態である場合、バッテリ43の充放電が可能である。一方、システムリレー42が遮断状態である場合、バッテリ43の充放電は不能である。システムリレー42が接続状態である状況下でモータジェネレータ40を発電機として機能させる場合、パワーコントロールユニット41は、モータジェネレータ40で発生した交流電圧を直流電圧に変換する。すると、この直流電圧がバッテリ43に供給され、バッテリ43が充電される。一方、システムリレー42が接続状態である状況下でモータジェネレータ40を電動機として機能させる場合、パワーコントロールユニット41は、バッテリ43から出力された直流電圧を交流電圧に変換し、この交流電圧をモータジェネレータ40に供給する。これにより、モータジェネレータ40を駆動させることができる。
図1に示すように、制御装置60には、クランク角センサ101、モータ回転数検出センサ102及び車速センサ103などの各種のセンサの検出信号が入力される。クランク角センサ101は、エンジン20のクランク軸21の回転速度であるエンジン回転数NEに応じた信号を出力する。モータ回転数検出センサ102は、モータジェネレータ40の回転軸の回転速度であるモータ回転数NMGに応じた信号を出力する。車速センサ103は、車速Vを検出し、検出した車速Vに応じた信号を出力する。そして、制御装置60は、各種のセンサ101〜103の検出信号を基に、エンジン20、クラッチ30、モータジェネレータ40(すなわち、パワーコントロールユニット41)及び自動変速機50を制御する。
なお、システムリレー42は、車両に設けられている車両の電源スイッチ111がオンになっている場合、接続状態になっている。この状態で電源スイッチ111がオフ操作された場合、後述する遮断条件が成立していることを条件に、制御装置60は、システムリレー42を遮断状態にする。
制御装置60は、機能部として、エンジン制御部61、モータジェネレータ制御部62、クラッチ制御部63及びリレー制御部64を有している。以降の記載では、モータジェネレータ制御部62のことを「MG制御部62」と略記する。
エンジン制御部61は、エンジン20を制御する。MG制御部62は、パワーコントロールユニット41の制御を通じてモータジェネレータ40を制御する。クラッチ制御部63は、クラッチ30を制御する。リレー制御部64は、システムリレー42を制御する。
次に、図2を参照し、車両の運転者によって電源スイッチ111をオフにする操作、すなわち電源オフ操作が行われたためにシステムリレー42を遮断状態にする際の一連の処理の流れについて説明する。
まずはじめにステップS11において、電源オフ操作が行われたか否かの判定が行われる。電源オフ操作が行われていない場合(S11:NO)、電源オフ操作が行われるまでステップS11の判定が繰り返し実行される。一方、電源オフ操作が行われた場合(S11:YES)、処理が次のステップS12に移行される。ステップS12において、エンジン20が運転中であるか否かの判定が行われる。エンジン20が運転中であるとの判定がなされていない場合(S12:NO)、エンジン20の運転が停止されていると判断できるため、処理が後述するステップS15に移行される。一方、エンジン20が運転中であるとの判定がなされている場合(S12:YES)、処理が次のステップS13に移行される。ステップS13において、エンジン制御部61によって、エンジン20の運転が停止される。また、ステップS14において、クラッチ制御部63によって、クラッチ30の係合が解除される。これにより、エンジン20とモータジェネレータ40との間での動力伝達が遮断される。そして、処理が次のステップS15に移行される。
ステップS15において、MG制御部62によって、モータジェネレータ40が回転しているか否かの判定が行われる。すなわち、MG制御部62は、モータ回転数NMGを基に、惰性でモータジェネレータ40が回転しているか否かを判定する。そして、モータジェネレータ40が惰性で回転しているとの判定がなされていない場合(S15:NO)、処理が後述するステップS19に移行される。一方、モータジェネレータ40が惰性で回転しているとの判定がなされている場合(S15:YES)、処理が次のステップS16に移行される。ステップS16において、クラッチ制御部63によって、クラッチ30が係合される。
続いて、次のステップS17では、MG制御部62によって、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下であるか否かの判定が行われる。エンジン20の運転が停止されており、且つクラッチ30の係合が解除されている場合であっても、モータジェネレータ40の回転軸が惰性で回転していることがある。このようにモータジェネレータ40が回転している場合、モータジェネレータ40では逆起電力が発生する。逆起電力は、モータ回転数NMGが高いほど大きい。そして、逆起電力が大きいと、システムリレー42を接続状態から遮断状態にしようとした際にシステムリレー42が溶着するおそれがある。そこで、システムリレー42を遮断状態にしたときに溶着が発生する可能性があるか否かの判断基準として、規定回転数NMGThが設定されている。モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下である場合、システムリレー42を遮断状態にしても溶着が発生しない。一方、モータ回転数NMGが規定回転数NMGThよりも高い場合、システムリレー42を遮断状態にすると溶着が発生する可能性がある。本実施形態では、規定回転数NMGThは「0」に設定されている。
ステップS17において、モータ回転数NMGが規定回転数NMGThよりも高い場合(NO)、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下になるまでステップS17の判定が繰り返し実行される。一方、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下である場合(S17:YES)、処理が次のステップS18に移行される。ステップS18において、クラッチ制御部63によって、クラッチ30の係合が解除される。そして、クラッチ30の係合が解除されると、処理が次のステップS19に移行される。
ステップS19において、停車しているか否かの判定が行われる。例えば、車速Vが停車判定値以下である状態が判定時間以上継続しているときに、停車していると判定することができる。そして、停車しているとの判定がなされていない場合(S19:NO)、停車しているとの判定がなされるまでステップS19の判定が繰り返し実行される。一方、停車しているとの判定がなされている場合(S19:YES)、処理が次のステップS20に移行される。ステップS20において、リレー制御部64によって、システムリレー42が遮断される。そして、図2に示す一連の処理が終了する。
すなわち、本実施形態では、エンジン20の運転が停止されていること、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下であること、及び、停車していることの何れもが成立しているときに、遮断条件が成立していると判定され、システムリレー42が遮断状態にされる。
次に、図3を参照し、本実施形態の作用及び効果について説明する。なお、図3に示す例は、エンジン20の運転中において未だ停車していない段階で電源オフ操作が行われた場合の例である。なお、図3におけるモータ回転数NMGの推移を示すタイミングチャート及びシステムリレー42の状態の推移を示すタイミングチャートにおいて、本実施形態の場合が実線で表されている。一方、クラッチ30を係合させない比較例の場合が破線で表されている。
図3に示すように、車両の減速途中のタイミングt11で電源オフ操作が行われる。図3に示す例では、エンジン20が運転しているとともに、クラッチ30が係合されている。そのため、エンジン20の運転が停止され、且つ、クラッチ30の係合が解除される。そして、エンジン回転数NEが「0」である状態のタイミングt12では、モータジェネレータ40が未だ回転しているため、クラッチ30が係合される。すると、エンジン20のイナーシャによって、モータジェネレータ40の回転軸に加わる負荷が大きくなる。その結果、実線で示すように、モータ回転数NMGが急低下する。そして、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下である状態のタイミングt13でクラッチ30の係合が解除される。
ここで、比較例の場合にあっては、モータジェネレータ40が回転している場合であってもクラッチ30が係合されない。そのため、破線で示すように、タイミングt13よりも後のタイミングt15で、モータ回転数NMGがやっと規定回転数NMGTh以下となる。その結果、タイミングt15よりも後のタイミングt16で、システムリレー42が遮断状態にされる。
これに対し、本実施形態では、モータジェネレータ40が回転している場合にはクラッチ30が係合されるため、比較例の場合よりもモータ回転数NMGを早期に低下させることができる。すなわち、モータジェネレータ40で発生する逆起電力を早期に小さくすることができる。そして、タイミングt15よりも手前でモータ回転数NMGを規定回転数NMGTh以下とすることができる。その結果、タイミングt16よりも手前のタイミングt14でシステムリレー42を遮断状態にすることができる。
これにより、比較例の場合と比較し、電源オフ操作が行われてからシステムリレー42を遮断状態にするまでに要する時間を短縮することができる。また、モータ回転数NMGを規定回転数NMGTh以下にしてからシステムリレー42を遮断状態にしているため、モータジェネレータ40で発生する逆起電力によってシステムリレー42が溶着することを抑制できる。
なお、図3には停車前に電源オフ操作が行われる例が示されているが、停車してから電源オフ操作が行われることもある。このように停車後に電源オフ操作が行われた場合であっても、電源オフ操作が行われた時点でモータジェネレータ40が回転しているときには、クラッチ30が係合され、モータ回転数NMGを規定回転数NMGTh以下にしてからシステムリレー42が遮断状態とされる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・モータジェネレータ40で逆起電力が発生していても当該逆起電力が小さい場合、システムリレー42を遮断状態にしても溶着が発生しない。そのため、溶着が発生しない程度の逆起電力がモータジェネレータ40で発生しているときにシステムリレー42を遮断状態にすることができる範囲で、規定回転数NMGThを「0」よりも大きい値としてもよい。
・モータジェネレータ40で逆起電力が発生していても当該逆起電力が小さい場合、システムリレー42を遮断状態にしても溶着が発生しない。そのため、溶着が発生しない程度の逆起電力がモータジェネレータ40で発生しているときにシステムリレー42を遮断状態にすることができる範囲で、規定回転数NMGThを「0」よりも大きい値としてもよい。
そして、規定回転数NMGThを「0」よりも大きい値とした場合、モータ回転数NMGが規定回転数NMGThよりも高い状況下で電源オフ操作が行われたときにクラッチ30を係合させるようにしてもよい。すなわち、モータ回転数NMGが規定回転数NMGTh以下の状況下で電源オフ操作が行われたときには、クラッチ30を係合させる処理を実行することなく、システムリレー42を遮断させるようにしてもよい。
10…ハイブリッド車両、11…駆動輪、20…エンジン、30…クラッチ、40…モータジェネレータ、41…パワーコントロールユニット、42…システムリレー、43…バッテリ、50…自動変速機、60…制御装置、61…エンジン制御部、63…クラッチ制御部、64…リレー制御部。
Claims (1)
- エンジンと、前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路に配置されているクラッチと、前記動力伝達経路における前記クラッチと前記駆動輪との間に配置されているモータジェネレータと、前記動力伝達経路における前記モータジェネレータと前記駆動輪との間に配置されている自動変速機と、バッテリと、前記バッテリと前記モータジェネレータとの間に配置されているパワーコントロールユニットと、前記バッテリと前記パワーコントロールユニットとの間に配置されているシステムリレーと、を備えるハイブリッド車両に適用され、
車両の電源をオフにする操作のことを電源オフ操作とした場合、
前記エンジンが運転されている状況下で前記電源オフ操作が行われたときに前記エンジンの運転を停止させるエンジン制御部と、
前記電源オフ操作が行われた場合、前記モータジェネレータの回転数であるモータ回転数が規定回転数以下であるときに前記システムリレーを遮断するリレー制御部と、
前記モータジェネレータが回転している状況下で前記電源オフ操作が行われたときには前記クラッチを係合状態とするクラッチ制御部と、を備える
ハイブリッド車両の制御装置。
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Cited By (1)
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JP2022076698A (ja) * | 2020-11-10 | 2022-05-20 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両制御装置 |
-
2018
- 2018-12-14 JP JP2018234183A patent/JP2020093727A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022076698A (ja) * | 2020-11-10 | 2022-05-20 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両制御装置 |
JP7409291B2 (ja) | 2020-11-10 | 2024-01-09 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両制御装置 |
US11982327B2 (en) | 2020-11-10 | 2024-05-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid vehicle controller |
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