JP2020092964A - 塗布具 - Google Patents

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【課題】塗布具に内蔵される化粧料、染毛料などの種々の塗布剤の使用による塗布剤の具体的な残量(重量)を簡単に検知することができる塗布具を提供する。【解決手段】塗布体を有する塗布部を設けた塗布具であって、保管時には塗布部を覆う検知機構30を装着し、検知機構30を下方に配置した際に塗布具Aの重量を視認可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料、染毛料、薬剤などの種々の塗布剤を皮膚や髪などに塗布することができる塗布具に関し、更に詳しくは、塗布具に内蔵される化粧料、染毛料などの種々の塗布剤の使用による残量(重量)を視認により簡単に検知することができる塗布具に関する。
一般に、塗布具は、使用される部位や用途によって多種多様の形態を有している。従来より、汎用されている頭髪等に染毛料等を塗布する髪用の塗布具、メークアップ化粧料などの化粧料を肌に塗布する化粧料塗布具、薬剤などを皮膚に塗布する塗布具などにおいても、数多くの構造等の塗布具が知られている。
従来、塗布具に内蔵される化粧料や染毛料、薬剤などの塗布剤の残量を確認できる塗布具としては、例えば、
1) 塗布具本体と、塗布具本体に対し着脱自在なキャップとを具え、その塗布具本体にマスカラ等の流動性を有する化粧料を収容し且つその化粧料の残量を視認可能とするタンクと、化粧料を塗布するためのブラシ等の塗布部材と、タンク内の化粧料を定量づつ塗布部材へ送り出す定量押出機構とを設け、又、キャップの内部に塗布部材に付着した余分な化粧料を取り除き且つ化粧料を塗布部材の全体に均一に分散させるシゴキ部材を設けたことを特徴とする化粧料塗布具(例えば、特許文献1参照)、
2) 本体内に、インキ貯蔵部材としてインキ吸蔵体を収容してなる塗布具において、前記インキ吸蔵体内の塗布先側にインキを、その後方に残量表示液を吸蔵させ、本体に、残量表示液が視認可能な表示部を形成してなる塗布具(例えば、特許文献2参照)、
3) 塗布剤を収容するための収容部と、塗布剤を毛髪に塗布するための複数の立設部材が立設された塗布面を有するとともに、前記収容部から供給される塗布剤を前記塗布面の全域に設けられた複数の吐出穴に分配して吐出する塗布部と、前記収容部に収容されている塗布剤を前記塗布部へ供給するための内部流路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁に対して閉弁方向への力を付与する弾性体などを備え、前記収容部は透明な材料で形成されており、収容されている毛髪化粧料の残量を把握するための目安として、目盛り(例えば、3本の横線)が設けられた毛髪用塗布具付容器(例えば、特許文献3参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1〜3における各塗布具は、塗布剤を収容する容器を透明又は半透明にして塗布剤の残量を直接又は間接的に視認可能とするものであるが、これらの構造の場合、光の透過により内蔵される塗布剤の品質に影響等を与えるなどの課題があり、また、内蔵される塗布剤の重量を検知してその具体的な残量を検知するものでないものである。
特開2003−325225号公報(特許請求の範囲、図1等) 特開2007−230069号公報(特許請求の範囲、図1) 特開2010−213838号公報(特許請求の範囲、図2等)
本発明は、上記従来技術の課題などに鑑み、これを解消しようとするものであり、塗布剤を収容する容器を遮光できる構造(不透明)にしても内蔵される化粧料、染毛料などの種々の塗布剤の使用による塗布剤の具体的な残量(重量)を簡単に検知することができる塗布具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来技術の課題等を解決するために鋭意検討した結果、塗布剤を内蔵すると共に、塗布体を有する塗布部を設けた塗布具において、保管時に塗布部を覆う検知機構を装着する構造などとすることにより、上記目的の塗布具が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明の塗布具は、塗布剤を内蔵すると共に、塗布体を有する塗布部を設けた塗布具であって、保管時には塗布部を覆う検知機構を装着し、検知機構を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能であることを特徴とする。
前記検知機構は、少なくとも、外周にあるキャップと、内周にある天冠と、キャップと天冠とを摺動可能にする弾発部材とからなることが好ましい。
前記キャップと天冠とは異なる色で着色されていることが好ましい。
前記キャップには、窓部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、塗布具の重量を視認可能とすることにより、塗布具に内蔵される化粧料、染毛料などの種々の塗布剤の使用による塗布剤の具体的な残量を簡単に検知することができる塗布具が提供される。
本発明の塗布具の実施形態の一例を示すものであり、使用前の塗布具の各図面であり、(a)は左側面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は正面図、(d)は(c)の縦断面図である。 図1の塗布具において、検知機構を外した状態を示す各図面であり、(a)は左側面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は正面図、(d)は(c)の縦断面図である。 図1の塗布具を使用して内蔵される塗布剤(染毛料)を半分使用した状態を示す各図面であり、(a)は左側面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は正面図、(d)は(c)の縦断面図である。 図1の塗布具を使用して内蔵される塗布剤(染毛料)を全部使用した状態を示す各図面であり、(a)は左側面図、(b)は(a)の縦断面図、(c)は正面図、(d)は(c)の縦断面図である。 本発明の塗布具の検知機構の一例を示す各図面であり、(a)は前方側から見た斜視図、(b)は平面図、(c)は正面側から見た斜視図、(d)は左側面図、(e)は正面図である。 本発明の塗布具の検知機構の拡大縦断面図であり、(a)及び(b)は図2(b)及び(d)の拡大縦断面図である。 本発明の塗布具の検知機構を構成するキャップの一例を示す各図面であり、(a)は平面図、(b)は上方斜め方向から見た斜視図、(c)は左側面図、(d)は(c)の縦断面図、(e)は正面図、(f)は(e)の縦断面図、(g)は底面図、(h)は底面側から見た斜視図である。 本発明の塗布具の検知機構を構成するキャップの一例を示す各図面であり、(a)は平面図、(b)は上方側から見た斜視図、(c)は左側面図、(d)は(c)の縦断面図、(e)は正面図、(f)は(e)の縦断面図、(g)は底面図、(h)は正面側から見た斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。
図1〜図4は、本発明の塗布具の実施形態の一例を示すものであり、図1は使用前の塗布具の各図面であり、図2は使用時の塗布具の各図面であり、図3は使用中で内蔵される塗布剤が半分程、減少した際の一例を示す各図面であり、図4は使用後(内蔵される塗布剤がない状態)の一例を示す各図面である。図5及び図6は、検知機構の一例を示す各図面であり、図7及び図8は検知機構を構成するキャップ、天冠の一例を示す各図面である。
本実施形態の塗布具Aは、塗布剤として染毛料(剤)を用いた髪用の塗布具であり、図1〜図4に示すように、容器10に染毛料を内蔵すると共に、塗布体15を有する塗布部20を設けた塗布具であって、保管時には塗布部20を覆う検知機構30を装着し、検知機構30を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能であることを特徴とするものである。
なお、本発明の塗布具は、保管時に塗布部20を覆う検知機構30に特徴を有するものであり、検知機構30以外の塗布部20などの構造は特に限定されるものではないものである。
この実施形態に係る塗布具Aは、図2(a)〜(d)に示すように、容器10に内蔵される染毛料を含浸して毛髪に塗布する複数の塗布体15と、該各塗布体15を挟むように並設された複数の板状.の櫛体16とを有する塗布部20を備えている。これらの複数の塗布体15と櫛体16とを有する塗布部20は、固定部材17に取り付けられている。
塗布体15は、棒状を呈し、その素材としては、スライバーペン芯、フェルト状物、連続気泡スポンジ状物等が好適である。
また、櫛体16は、個々が板状であって、複数の櫛体16が互いに平行に間隔を持って配列された状態で、その櫛体16間に二本の塗布体15(図面上では一本)が挟まれた状態に設けられている。また、櫛体16は先端部から後方に位置した箇所が幅狭になって概略ひょうたん形状を呈している。そして、固定部材17の先端に一体に立設して形成されている。
この塗布部20は、櫛体16によって髪を梳いて塗布体15に当たりやすくすると共に、取り付けられる容器10内の染毛料を、塗布体15を介して毛髪に塗布するものである。
この塗布具Aにおいて、容器10は、樹脂製で、後端が閉鎖され、先端の開口した筒状に成形された容器本体11と、容器本体11の外部を覆うカバー体12とを備えている。容器本体11内には、貯溜体13が挿入収容されている。当該貯溜体13には塗布剤である染毛料が担持(貯溜)されている。この貯溜体13は、染毛料を担持できるものである限り、その材料に制限されるものではなく、例えば、中綿、多孔質体等を挙げることができる。
容器本体11には、その前端外周にフランジ11aが拡径して形成されている。カバー体12は、そのフランジ11aの後面に、カバー体12の前端が当接した状態になる。また、容器本体11外周の凹部(又は凸部)に、カバー体12内周の凸部(又は凹部)が着脱可能に嵌まって抜け止めすることによって、容器本体11に対してカバー体12が着脱可能に固定される。また、フランジ11aの先方の外周面には、検知機構30を構成するキャップ40が螺合する螺合部11bが形成されている。
なお、カバー体12は、外周面に窪み12a、12aの形成で持ちやすくなっており、かつ窪みやその他の模様、シュリンク等外面に意匠的な装飾も施すことができるものである
また、容器10の先端部には、塗布体15と櫛体16とを有する塗布部20を固着した固定部材17を取り付けるための先軸14が当該容器10の先方の開口を塞ぐように嵌着されている。
先軸14は、略筒状であり、先方から見て長円形の壁部14aが中心軸付近を覆って軸方向に延設される。塗布部20を固着した固定部材17は先軸14の壁部14a内に嵌着して、容器10の先端部に先軸14を介して着脱自在に設けられている。
なお、前記先軸14は、上記開口部から着脱可能でも、完全に固定されてもよい。
この塗布具Aは、上述の如く、容器10に塗布剤(染毛料)を内蔵すると共に、塗布体15を有する塗布部20を覆う検知機構30が着脱自在に設けられたものである。また、当該塗布具Aは、使用時に、図2(a)〜(d)に示すように、前記検知機構30のキャップ40を外して、塗布体15及び櫛体16を露出した状態にして使用に供される。
そして、保管時には、塗布部20を覆う検知機構30を装着し、検知機構30を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能となるものである。
本実施形態の検知機構30は、図5及び図6に示すように、少なくとも、外周にあるキャップ40と、内周にある天冠50と、キャップ40と天冠50とを摺動可能にする弾発部材60とから構成されている。また、キャップ40の下方側には、窓部49が設けられている。
この検知機構30の具体的な実施形態の一例を以下に詳述する。
検知機構30を構成するキャップ40は、図5〜図7に示すように、塗布部20を収納する側が開口した有底筒状に成形されたキャップ本体41と、該キャップ本体41内には、インナーキャップ45を稼働自在に保持する有底円筒状の中キャップ46とを有している。
キャップ本体41は、内側の内周体42と外周が拡径となる外周体43とを有し、内周体42と外周体43との間に、弾発部材60、本実施形態ではコイル状のスプリング部材からなる弾発部材60を下側から収容する周状の凹部44が設けられている。この周状の凹部44は、上方側が弾発部材60を保持する狭小の空間部44aと、下方(底面)側に向かうに従い、拡径となる傾斜空間部44bと天冠50が摺動可能となる広径の空間部44cとを有している。
また、キャップ本体41の内周体42内には、中キャップ46が嵌合等により固着されており、インナーキャップ45と、弾発部材であるスプリング部材47とが収納され、内周体42の開口端内面部に容器本体11の螺合部11bと螺合自在となる螺合部42aが形成されている。インナーキャップ45は中キャップ46の内部に軸方向に移動自在に、且つ抜け止めされた状態で収納されている。インナーキャップ45の内奥部には、塗布部20を先端と接触する塗布部20の受け部材45aが設けられている。コイル状のスプリング部材47は中キャップ46の内部においてインナーキャップ45の頭部45bと中キャップ46の天面46aとの間に介装されて、インナーキャップ45を中キャップ46の開口方向へ付勢している。
キャップ本体41の内周体42の外周下方側には、天冠50を固定する凹状の取付溝42b,42bが形成されている。
また、キャップ本体41の外周体43の下方側には頂部が底面側となる三角形の窓部49が形成されると共に、外周体43の下端部内周側には、凹部44の空間部44cに天冠50を収容保持する突部43a、43aが対向するように形成されている。窓部49は、キャップ本体41の外周体43の下方側に、本実施形態では、三角形状の窓部が形成されている。
天冠50は、図8(a)〜(h)に示すように、有底筒状体であり、底部51と、底部51の周縁に立設された周状の隔壁部52を有している。隔壁部52は、外周の中間に下側の隔壁部52aより若干拡径となる拡大隔壁部52bとを有し、隔壁部52aと拡大隔壁部52bには周状の段部(突部)53が形成されている。拡大隔壁部52bの一部には、四角形形状の開口部54が形成されており、この開口部54は、天冠50がキャップ40に収納された際に、キャップ40の三角形状の窓部49と重なり合う状態で収納される。
なお、隔壁52内周部には、キャップ本体41の内周体42に設けた取付溝42b、42bに挿着される挿着体55、55が設けられている。
このように構成される塗布具Aの塗布体15及び櫛部材16を中キャップ46の内部に挿入して、塗布体15などの先端部をインナーキャップ45の受け部材45aに嵌着させた状態で、キャップ本体41の内周体42の螺合部42aと容器本体11の螺合部11bとを螺合させて、その螺旋を締め付けていくと、中キャップ46は塗布具本体に向って軸方向に移動していくが、インナーキャップ45は容器本体11との接触により従動を阻止されるので、中キャップ46に対しインナーキャップ45が相対的に後退して中キャップ46の奥へ移動することになり、容器本体11の螺合部11bとキャップ本体41の内周体42の螺合部42aとの締め付けが完全な状態とならなくても、すなわち図1に示すようにネジの締め付けが不完全な状態であってもスプリング部材47が圧縮されることになる。従って、スプリング部材47圧縮に基づく力でインナーキャップ45と容器本体11とが緊密に接触して確実にインナーキャップ45によりシールされる。
本実施形態の検知機構30は、図5〜図8に示すように、キャップ本体41の内周体42と外周体43とに形成した凹部44に、弾発部材60を挿入すると共に、天冠50の挿着体55、55をキャップ本体41の内周体42に設けた取付溝42b、42bに挿着し、天冠50の段部(突部)53をキャップ本体41の外周体43の突部43a、43aに保持することにより構成され、キャップ40と天冠50とは弾発部材60により摺動可能となっている。
この検知機構30は、図1〜図4に示すように、保管時に、該検知機構30を下方に配置した際に、弾発部材60の撓みにより塗布具の重量を測定可能とするもの、すなわち、弾発(弾性)限界内において弾発部材60の撓みは荷重(重量)に比例することを利用するものである。
塗布具の使用前(内蔵される染毛料塗布前、以下同様)の状態で弾発部材60の撓みを最小(圧縮状態)となるように設定し、塗布具の使用後の状態(内蔵される染毛料を全部塗布した状態、以下同様)で弾発部材60の撓みを最大(又は最大近く、伸張状態)となるように設定し、これと連動するように、塗布具の使用前の状態で弾発部材60の撓み(最小)により、キャップ40の内周にある天冠50が隠れて視認できないものとし、塗布具を使用した場合に、弾発部材60の撓みが段々と最大側に近づいていくと、キャップ40により内周にある天冠50が視認されていくものであり、この天冠50の視認により内蔵される染毛料の使用量(塗布具の重量変化、減少していく状態)が視認(検知)することができるものとなる。
例えば、天冠50の視認される高さを予め設定すると、内蔵される染毛料の塗布(使用)前で天冠50の高さが0mm(天冠50が視認できず)、天冠50の最大高さを10mm(内蔵される染毛料を全て使用)とした場合、天冠50の高さが5mmでは、未だ染毛料が半分程度あることを視認(指標)できるものとなる。
好ましい形態として、キャップ40と天冠50とを異なる色に施せば、キャップ40と天冠50とが同一色よりも、塗布具の重量変化が更に明確に視認可能となるものである。例えば、キャップ40をワインレッド色(又は黒色以外の赤色などの着色)とし、天冠50を黒色とした場合、天冠50の黒色の視認の有無及び天冠50の黒色の高さの視認により塗布具の重量(変化)の視認が明確となる。図1〜図4において、各(c)の各図面は天冠50を黒色に着色とした場合を図示している。
更に、キャップ40に形成した窓部49を覗けば、キャップ40の色が視認(検知)されることにより、塗布具の重量変化(内蔵される染毛料の減少)が更に明確に視認可能となる。窓部49内に視認される色が全てキャップ40の色になれば、内蔵される染毛料が全て使用したこととなる。更に好ましくは、窓部49に視認できる色がはっきり視認できるように窓部49から視認されるキャップ本体41の内周体42の当該箇所に濃度の濃い着色、好ましくは天冠50と色の異なる着色を施しても良いものである。
このように構成される本発明の塗布具は、塗布剤を内蔵すると共に、塗布体を有する塗布部を設けた塗布具であって、保管時には塗布部を覆う検知機構を装着し、検知機構を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能とするものであり、常時保管状態で塗布具の重量が視認可能となるものであるので、塗布具に内蔵される化粧料、染毛料などの種々の塗布剤の使用による塗布剤の具体的な残量を塗布前に簡単に検知することができる塗布具が得られるものとなる。
本発明の塗布具は、塗布剤を収容する容器を透明又は半透明にして塗布剤の残量を直接又は間接的に視認可能とするものでないので、光等の透過により内蔵される塗布剤の品質に影響等を与えることもなく、常時保管状態で塗布具の重量が視認により簡単に検知することとなる。
本発明の塗布具は、上記実施形態などに限定されることなく、本発明の技術思想、すなわち、塗布体を有する塗布部を設けた塗布具であって、保管時には塗布部を覆う検知機構を装着し、検知機構を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能であることを要旨とするので、保管時に塗布部を覆う検知機構以外の構造は、特に限定されないので、当該要旨を変更しない範囲内で、検知機構以外の塗布具の形状・構造などを種々変更することができる。
例えば、上記実施形態では、塗布剤として染毛料を用いた中綿式の髪用塗布具で説明したが、塗布剤の形態〔液状、泡(ムース)状、ペースト状、粉末状等〕、塗布剤の吐出方式(中綿式、直液式、バルブ式等)、塗布体(ブラシ部材、スポンジ部材、筆ペン等)を有する塗布部の形状・構造等は、使用される部位や用途によって変更することができ、各種方式の髪用の塗布具、化粧料塗布具、薬剤塗布具、接着剤塗布具、塗料用塗布具、医療用液体塗布具などの塗布具であっても良いものである。
上記各実施形態では、塗布剤として染毛料で説明したが、各種化粧料(メークアップ化粧料、アイライナー、マスカラ、口紅、ネイルカラー等)、薬剤(皮膚用外用剤、散布剤)、修正液、接着剤、塗料(木材用、金属用など)、医療用液体(液体傷薬、液体かゆみ止め、軟膏など)などであってもよいものである。
上記実施形態では、弾発部材として、スプリング部材を用いたが、弾発(弾性)限界内において弾発部材の撓みなどの伸縮状態等により、荷重(重量)に比例することを利用するものであれば、スプリング部材の他、ゴム部材、板バネ部材、スポンジ部材等を用いても良い。
また、弾発部材として空気バネや液体バネなどの機構であってもよいものである。
本発明の塗布具では、化粧料、染毛料、薬剤などの種々の塗布剤を皮膚や髪などに塗布することができる化粧料塗布具、髪用(頭髪用)塗布具などに好適に利用することができる。
10 容器
15 塗布体
20 塗布部
30 検知機構
40 キャップ
49 窓部
50 天冠
60 弾発部材

Claims (4)

  1. 塗布体を有する塗布部を設けた塗布具であって、保管時には塗布部を覆う検知機構を装着し、検知機構を下方に配置した際に塗布具の重量が視認可能であることを特徴とする塗布具。
  2. 検知機構は、少なくとも、外周にあるキャップと、内周にある天冠と、キャップと天冠とを摺動可能にする弾発部材とからなり、該弾発部材の伸縮状態によりキャップの内周にある天冠の視認の有無及び天冠の高さの視認により塗布具の重量変化が視認可能であることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. キャップと天冠とは異なる色で着色されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
  4. キャップには窓部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の塗布具。
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