JP2020092489A - 点灯装置、照明器具および電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は点灯装置、照明器具および電源装置に関し、消費電力を低減できる点灯装置、照明器具および電源装置を得ることを目的とする。【解決手段】本発明に係る点灯装置は、外部電源から電力供給を受け光源を点灯させるスイッチング電源部と、外部電源からスイッチング電源部への電力供給線路上に設けられた保護回路と、保護回路を介して外部電源から電力供給を受け、制御電源を生成する制御電源回路と、制御電源の電力を外部装置に供給する外部装置接続部と、スイッチング電源部を制御する制御部と、を備え、保護回路は、限流素子と、限流素子と並列に接続され、スイッチング電源部が動作することで導通するバイパス回路と、を有し、制御部は、スイッチング電源部が停止しているときに外部装置接続部から外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、スイッチング電源部を動作させる。【選択図】図1

Description

本発明は、点灯装置、照明器具および電源装置に関する。
特許文献1には、直流電源と、昇圧チョッパ回路とを備える電源装置が開示されている。昇圧チョッパ回路は、エネルギーを蓄積するインダクタを有し、直流電源の電圧を昇圧する。この電源装置は、直流電源とインダクタとの間に接続された限流要素と、限流要素に並列に接続されたスイッチング素子を備える。スイッチング素子は、昇圧チョッパ回路のインダクタのエネルギーを用いてオンする。電源投入後の突入電流は限流要素で抑制される。昇圧チョッパ回路が動作を開始するとスイッチング素子がオンされ、限流要素の両端が短絡される。これにより、突入電流が流れ終わった後に限流要素により電力損失が生じないようにしてある。
特許第3551451号公報
照明器具から外部機器へ動作電源を供給することがある。消灯モードにおいて昇圧チョッパ回路が停止している際に外部機器に動作電源を供給する場合、特許文献1の構成では、限流要素の両端が短絡されない。従って、限流要素により電力損失が大きくなるおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、消費電力を低減できる点灯装置、照明器具および電源装置を得ることを目的とする。
本発明に係る点灯装置は、外部電源から電力供給を受け、スイッチング素子のオンオフにより光源を点灯させるスイッチング電源部と、該外部電源から該スイッチング電源部への電力供給線路上に設けられた保護回路と、該保護回路を介して該外部電源から電力供給を受け、制御電源を生成する制御電源回路と、該制御電源の電力を外部装置に供給する外部装置接続部と、該スイッチング電源部を制御する制御部と、を備え、該保護回路は、該電力供給線路上に設けられた限流素子と、該限流素子と並列に接続され、該スイッチング電源部が動作することで導通するバイパス回路と、を有し、該制御部は、該スイッチング電源部が停止しているときに該外部装置接続部から該外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、該スイッチング電源部を動作させる。
本発明に係る点灯装置では、スイッチング電源部が停止しているときに外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、スイッチング電源部が動作する。このため、外部装置の消費電力が大きいときにバイパス回路が導通し、限流素子による電力損失を抑制できる。従って、消費電力を低減できる。
実施の形態1に係る照明器具の回路ブロック図である。 実施の形態1に係る照明器具の動作を説明する図である。 実施の形態2に係る照明器具の回路ブロック図である。 実施の形態2に係る照明器具の動作を説明する図である。
本発明の実施の形態に係る点灯装置、照明器具および電源装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具100の回路ブロック図である。照明器具100は、複数の光源51を有する光源部50と、点灯装置10を備える。光源51は、例えばLED等の発光素子である。光源部50において、複数の光源51は直列に接続されている。これに限らず、複数の光源51は、並列または直並列に接続されても良い。また、光源部50は光源51を1つ以上有すれば良い。
点灯装置10は、外部電源ACから電力を供給され、光源51を点灯させる。外部電源ACは、例えば商用電源等の交流電源である。点灯装置10は、端子部CN1、整流器DB、スイッチング電源部30、制御部IC1、端子部CN2及び端子部CN3を備える。端子部CN1には外部電源ACが接続される。端子部CN2には光源部50が接続される。端子部CN3には制御ユニット60が接続される。
整流器DBは、端子部CN1に接続され、外部電源ACの交流電力を整流する。スイッチング電源部30は、外部電源ACから整流器DBを介して電力供給を受け、スイッチング素子Q1、Q2のオンオフにより光源51を点灯させる。スイッチング電源部30は、第1スイッチング電源部31と第2スイッチング電源部32を有する。第1スイッチング電源部31は、外部電源ACから電力供給を受けて定電圧を生成する。第2スイッチング電源部32は、第1スイッチング電源部31が生成した定電圧から光源51を点灯させる電力を生成する。
第1スイッチング電源部31は、整流器DBで整流された脈流電圧を昇圧し、コンデンサC1に予め定められた直流高電圧を充電する。第1スイッチング電源部31は、例えば昇圧チョッパ回路等の昇圧回路である。第1スイッチング電源部31は整流器DBの出力に接続される。第1スイッチング電源部31はコイルL1を備える。コイルL1の一端は、保護回路20を介して整流器DBの出力の高電位側と電気的に接続される。コイルL1の他端には、スイッチング素子Q1のドレインおよびダイオードD1のアノードが接続される。
スイッチング素子Q1は例えばMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)である。スイッチング素子Q1のソースは、整流器DBの出力の低電位側に接続される。スイッチング素子Q1のゲートはMOSFETドライバー43に接続される。ダイオードD1のカソードは、コンデンサC1の正極に接続される。
コンデンサC1の負極は、整流器DBの出力の低電位側に接続される。コンデンサC1と並列に、抵抗R2、R3の直列回路が接続される。抵抗R2、R3の接続点は、制御部IC1のP1端子に接続される。制御部IC1は、スイッチング電源部30を制御する。制御部IC1は、例えばマイコンである。
第1スイッチング電源部31の出力電圧は、コンデンサC1に充電される。コンデンサC1の両端電圧は、抵抗R2、R3で分圧され、制御部IC1に入力される。制御部IC1は、P1端子の電圧が予め定められた目標値と一致するように、Vg1端子からスイッチング素子Q1をオンオフするスイッチング信号を出力する。
ここで、一般にマイコンの出力電圧はMOSFETの駆動電圧よりも小さい。このため、制御部IC1からのスイッチング信号はMOSFETドライバー43に入力される。MOSFETドライバー43はスイッチング信号に応じて、スイッチング素子Q1をオンオフする。これにより、安定なスイッチングを実現できる。
コンデンサC1には第2スイッチング電源部32が接続される。第2スイッチング電源部32は、例えばバックコンバータ回路等の降圧回路である。第2スイッチング電源部32において、コンデンサC1の正極には、スイッチング素子Q2のドレインが接続される。スイッチング素子Q2は、例えばMOSFETである。スイッチング素子Q2のソースには、ダイオードD2のカソードおよびコイルL2の一端が接続される。スイッチング素子Q2のゲートは、MOSFETドライバー43に接続される。
ダイオードD2のアノードには、コンデンサC1の負極および抵抗R4の一端が接続される。コイルL2の他端には、コンデンサC3の正極が接続される。コンデンサC3の負極には抵抗R4の他端が接続される。また、抵抗R4の他端は、制御部IC1のP3端子に入力される。コンデンサC3と並列に、端子部CN2を介して光源部50が接続される。第2スイッチング電源部32の出力電圧は、コンデンサC3で平滑され、光源部50に供給される。
抵抗R4に印加される電圧は、光源部50を流れる電流に対応する。LEDに流れる電流は、抵抗R4にて電圧に変換される。制御部IC1は、抵抗R4に印加される電圧をP3端子から検出する。制御部IC1は、P3端子の電圧が予め定められた目標値と一致するように、Vg2端子からスイッチング素子Q2をオンオフするスイッチング信号を出力する。スイッチング素子Q1と同様に、制御部IC1はMOSFETドライバー43を介して、スイッチング素子Q2をオンオフする。これにより、光源51は定電流制御で点灯する。
また、コンデンサC1の正極には、制御電源回路41が接続される。制御電源回路41は、保護回路20を介して外部電源ACから電力供給を受け、制御電源V1を生成する。制御電源回路41は、第1スイッチング電源部31の出力電圧から制御電源V1を生成する。コンデンサC1に蓄えられた電荷は、制御電源回路41から制御電源V1に供給される。制御電源V1の電圧は、例えばDC15Vである。
制御電源回路41の出力とコンデンサC1の負極との間には、コンデンサC2が接続される。制御電源V1の電圧は、コンデンサC2の両端に印加される電圧である。制御電源V1は、MOSFETドライバー43に供給される。つまり、制御電源V1はスイッチング素子Q1、Q2を駆動させる電力を供給する。
また、制御電源V1は、降圧回路部42により降圧され、制御部IC1のVDD端子に入力される。VDD端子に入力される電圧は、例えばDC5Vである。このように、制御部IC1は制御電源V1から電源を供給される。
端子部CN3は、制御電源V1と接続された第1端子と、接地用端子である第2端子を有する。第2端子の電位は回路基準電位に等しい。第1端子と第2端子との間には、制御電源V1と等しい電圧が印加される。端子部CN3には外部装置が接続される。端子部CN3は、制御電源V1の電力を外部装置に供給する外部装置接続部である。本実施の形態では、外部装置は制御ユニット60である。点灯装置10と、制御電源V1からの電力で動作する外部装置は、電源装置70を構成する。
制御ユニット60は、制御電源V1を得て動作する。制御ユニット60は機能拡張ユニットとも呼ばれる。制御ユニット60は、例えば監視カメラまたは各種センサを有する。制御ユニット60は照明器具100による明かりの提供とは異なる機能を備えている。
次に、保護回路20について説明する。保護回路20は、外部電源ACからスイッチング電源部30への電力供給線路11上に設けられる。保護回路20は、整流器DBの高電位側の出力端子と、スイッチング電源部30との間に接続される。
保護回路20は電力供給線路11上に設けられた限流素子R10と、限流素子R10と並列に接続されたバイパス回路21とを有する。限流素子R10は抵抗である。限流素子R10の一端は、整流器DBの高電位側の出力端子に接続される。限流素子R10の他端は、コイルL1の一端に接続される。
バイパス回路21は、サイリスタQ10を有する。サイリスタQ10のアノードは限流素子R10の一端と接続され、カソードは限流素子R10の他端と接続される。サイリスタQ10のゲートには、抵抗R11の一端と、コンデンサC4の正極が接続される。抵抗R11の他端には、ダイオードD3のカソードが接続される。ダイオードD3のアノードは、コイルL1の中点巻き線に接続される。コンデンサC4の負極は、サイリスタQ10のカソードとコイルL1の一端との間で、電力供給線路11に接続される。コンデンサC4は、サイリスタQ10のゲートとカソード間の電圧を安定化させる。
第1スイッチング電源部31のスイッチングが開始すると、コイルL1の両端に電位差が発生する。これにより、ダイオードD3と抵抗R11を介してコンデンサC4が充電される。ダイオードD3は、コンデンサC4からコイルL1の中点巻き線に電流が逆流することを防止している。コンデンサC4で安定化された電圧により、サイリスタQ10がオンする。つまり、サイリスタQ10はスイッチング素子Q1のオンオフにより発生する電力に応じてオンする。従って、バイパス回路21は、第1スイッチング電源部31が動作することで導通する。
従って、整流器DBの出力する電流の経路は、第1スイッチング電源部31の動作状態に応じて変わる。第1スイッチング電源部31が動作しているとき、電流はサイリスタQ10のアノードとカソードを経由する。第1スイッチング電源部31が動作していないとき、電流は限流素子R10を経由する。
一般に、電源回路が有する平滑コンデンサに電荷が蓄えられていない低インピーダンス状態では、商用電源から電源回路に大きな電流が流れ込む場合がある。この電流は突入電流と呼ばれる。突入電流によって商用電源をオンオフするためのスイッチなどが故障する恐れがある。例えば1つの商用電源回路網に照明器具が複数台接続される場合には、照明器具に商用電源オン時に発生する突入電流を抑制する機能が設けられる場合がある。
本実施の形態では、外部電源ACがオンされたとき、第1スイッチング電源部31が動作するまでは限流素子R10を電流が流れる。従って、突入電流を限流素子R10で抑制できる。
ところで、サイリスタQ10がない、または、サイリスタQ10をオンさせない状態では、限流素子R10からスイッチング電源部30および光源部50に電力を供給することになる。このため、限流素子R10による損失が大きくなる。これに対し、本実施の形態では、スイッチング電源部30の動作時には、バイパス回路21を介して電力を供給する。光源部50が点灯しているときは、限流素子R10を迂回して電流を流すことで、回路損失を抑制できる。
外部電源ACがオンしたときの照明器具100の動作は次の通りである。まず、外部電源AC、整流器DB、限流素子R10、コイルL1、ダイオードD1、コンデンサC1の順で電流が流れ、コンデンサC1に電圧が蓄えられる。このとき、突入電流は限流素子R10で抑制される。次に、コンデンサC1の電圧で、制御電源回路41が動作し、制御電源V1が生成される。これにより、制御部IC1が動作する。次に、制御部IC1が第1スイッチング電源部31を動作させる。次に、スイッチング素子Q1のスイッチングにより、コイルL1の中点巻き線から得られた電圧でサイリスタQ10がオンする。次に、サイリスタQ10を経由して、外部電源ACから第1スイッチング電源部31、第2スイッチング電源部32、光源部50に電力が供給される。
本実施の形態ではコンデンサC1が充電されてから、サイリスタQ10がオンする。従って、コンデンサC1が充電されていない間は、限流素子R10により突入電流を確実に抑制できる。
次に光源部50の消灯モード、つまり待機状態について考える。消灯モードは、リモコンなどによる外部からの操作で光源部50を消灯させた状態を示す。外部からの消灯指令は、制御部IC1のP2端子に入力される。制御部IC1は、消灯指令を検出すると、光源部50を消灯するため第2スイッチング電源部32を停止させる。さらに、制御部IC1は、光源51が消灯しているとき、第2スイッチング電源部32に加えて第1スイッチング電源部31を停止させる。これにより、回路損失を低減できる。
消灯時においても、制御部IC1および制御ユニット60を動作させるために、制御電源回路41は動作を継続する。このとき、第1スイッチング電源部31が停止しているため、制御電源回路41は限流素子R10から電流の供給を受ける。
一般に、制御ユニット60により拡張される機能が高いほど、制御ユニット60は高消費電力となる。サイリスタQ10がオフした状態では、制御ユニット60の消費電力が大きくなるほど、限流素子R10から制御電源回路41に流れる電流が大きくなる。従って、限流素子R10による損失が大きくなる。
これに対し本実施の形態では、制御部IC1は、スイッチング電源部30が停止しているときに端子部CN3から外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、スイッチング電源部30を動作させる。これにより、制御ユニット60の消費電力が小さいときは、スイッチング電源部30を停止させて待機電力を抑制でき、制御ユニット60の消費電力が大きいときは限流素子R10による損失を抑制できる。従って、照明器具100の消費電力を低減できる。
また、制御部IC1は、第1スイッチング電源部31および第2スイッチング電源部32が停止しているときに制御ユニット60の消費電力が予め定められた値を超えると、第1スイッチング電源部31を動作させる。この際、制御部IC1は、第2スイッチング電源部32を動作させない。これにより、消灯状態を維持してサイリスタQ10をオンすることができる。
次に、制御ユニット60の消費電力の検出方法を説明する。制御ユニット60の消費電力は、コンデンサC1の電圧をモニタすることで検出できる。制御ユニット60の消費電力が大きくなると、限流素子R10を流れる電流が大きくなり、限流素子R10の電圧降下が大きくなる。このため、コンデンサC1の充電電圧が低下する。制御部IC1は、コンデンサC1の充電電圧をP1端子から検出する。制御部IC1は、第1スイッチング電源部31が停止しているときにコンデンサC1の両端に印加される電圧が予め定められた値よりも小さくなると、第1スイッチング電源部31を動作させる。P1端子から検出される電圧は、制御電源回路41への入力電圧でも良い。
また、第1スイッチング電源部31が動作していない状態では、コンデンサC1にインプットされる脈流電圧が大きくなる。制御部IC1は脈流電圧の大きさに応じて第1スイッチング電源部31を動作させても良い。
図2は、実施の形態1に係る照明器具100の動作を説明する図である。時刻t1以前では、端子部CN3から電流は流れていない。また、第1スイッチング電源部31は停止状態であり、スイッチング素子Q1はオフ状態を維持している。このとき、コンデンサC1には、外部電源ACを整流した電圧が充電されている。つまり、P1端子電圧は一定値を維持する。
時刻t1において、制御ユニット60が接続される。また、時刻t1において、制御ユニット60が動作を開始したとしても良い。これにより、端子部CN3の出力電流が増加する。また、端子部CN3から電力供給されたため、コンデンサC1の電圧が低下し始める。従って、P1端子電圧が低下する。
時刻t2において、端子部CN3からの出力電流が予め定められた値よりも大きくなる。このとき制御部IC1は、P1端子の電圧が閾値Vth1よりも低下したことを検出する。閾値Vth1は、例えば制御部IC1が有する記憶部に記憶されている。これにより、制御部IC1は、スイッチング素子Q1のスイッチングを開始する。
時刻t2以降では、スイッチング素子Q1がオンオフしている。第1スイッチング電源部31が動作を開始したため、コンデンサC1の電圧は、一定電圧まで昇圧される。
以上の制御により、制御ユニット60により照明器具100の機能拡張と、待機電力の抑制を満足させることができる。従って、低消費電力かつ高い付加価値を有する高機能な照明器具100を得ることができる。
また、本実施の形態では消灯モードにおいても制御電源回路41が動作する。このため、消灯モードにおいても制御部IC1および制御ユニット60により適切な制御を実施できる。
本実施の形態の変形例として、制御部IC1は消灯時において、限流素子R10による消費電力が、第1スイッチング電源部31が動作することによる消費電力よりも大きくなったら、第1スイッチング電源部31を動作させても良い。これにより、照明器具100の待機電力を効率よく抑制できる。
また、本実施の形態のバイパス回路21では、スイッチング素子Q1のオンオフに伴いコイルL1に発生する電力によりサイリスタQ10がオンする。これに限らず、バイパス回路21は、スイッチング電源部30が動作することで導通すれば別の構成でも良い。
また、端子部CN3に供給される電源は、実施の形態1の制御電源V1に限らず、点灯装置10において保護回路20を介して外部電源ACから電力供給を受けて生成される電源であれば良い。
これらの変形は以下の実施の形態に係る点灯装置、照明器具および電源装置について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る点灯装置、照明器具および電源装置については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係る照明器具200の回路ブロック図である。照明器具200は、点灯装置210を備える。点灯装置210は検出抵抗R20を備える。検出抵抗R20は、一端が端子部CN3の第2端子と制御部IC1のP4端子に接続され、他端がコンデンサC1の負極に接続される。検出抵抗R20には、端子部CN3から制御ユニット60に供給される電流が流れる。
P4端子は、検出抵抗R20に印加される電圧を検出する検出端子である。制御部IC1は、P4端子から検出抵抗R20に印加される電圧を検出する。制御部IC1は、検出抵抗R20に印加される電圧から、端子部CN3から制御ユニット60へ流れる電流が大きくなったことを検出できる。制御部IC1は、スイッチング電源部30が停止しているときに検出抵抗R20に印加される電圧が予め定められた値よりも大きくなると、スイッチング電源部30を動作させる。従って、実施の形態1と同様に、制御ユニット60の消費電力が小さいときは待機電力を抑制でき、制御ユニット60の消費電力が大きいときは限流素子R10による損失を抑制できる。従って、照明器具200の消費電力を低減できる。
図4は、実施の形態2に係る照明器具200の動作を説明する図である。時刻t1において、制御ユニット60が動作を開始し、端子部CN3の出力電流が増加する。このため、P4端子を流れる電流が増加し、P4端子の電圧が増加する。時刻t2において、P4端子の電圧が閾値Vth2よりも大きくなる。これに応じて、制御部IC1はスイッチング素子Q1のスイッチングを開始する。従って、サイリスタQ10がオンして限流素子R10による損失が抑制される。
本実施の形態では、制御部IC1が検出するP4端子の電圧は、端子部CN3の出力電流と直接的に連動する。このため、制御ユニット60の消費電力を正確に検出できる。特に本実施の形態では、時刻t2において第1スイッチング電源部31が動作を開始した後も、P4端子の電圧が端子部CN3の出力電流と連動する。このため、第1スイッチング電源部31が動作している状態でも、制御ユニット60の消費電力を検出できる。
制御部IC1は、時刻t2において第1スイッチング電源部31を動作させた後、制御ユニット60の消費電力が予め定められた値を下回った場合、第1スイッチング電源部31を停止させても良い。これにより、制御ユニット60の消費電力が低い状態に戻った場合に、第1スイッチング電源部31が再び停止されて待機電力を抑制できる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
100、200 照明器具、10、210 点灯装置、11 電力供給線路、20 保護回路、21 バイパス回路、30 スイッチング電源部、31 第1スイッチング電源部、32 第2スイッチング電源部、41 制御電源回路、42 降圧回路部、43 MOSFETドライバー、50 光源部、51 光源、60 制御ユニット、70 電源装置、CN1、CN2、CN3 端子部、AC 外部電源、DB 整流器、R2、R3、R4、R11、R20 抵抗、R10 限流素子、R20 検出抵抗、C1、C2、C3、C4 コンデンサ、L1、L2 コイル、D1、D2、D3 ダイオード、Q1、Q2 スイッチング素子、Q10 サイリスタ、IC1 制御部

Claims (8)

  1. 外部電源から電力供給を受け、スイッチング素子のオンオフにより光源を点灯させるスイッチング電源部と、
    前記外部電源から前記スイッチング電源部への電力供給線路上に設けられた保護回路と、
    前記保護回路を介して前記外部電源から電力供給を受け、制御電源を生成する制御電源回路と、
    前記制御電源の電力を外部装置に供給する外部装置接続部と、
    前記スイッチング電源部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記保護回路は、前記電力供給線路上に設けられた限流素子と、前記限流素子と並列に接続され、前記スイッチング電源部が動作することで導通するバイパス回路と、を有し、
    前記制御部は、前記スイッチング電源部が停止しているときに前記外部装置接続部から前記外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、前記スイッチング電源部を動作させることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記スイッチング電源部は、前記外部電源から電力供給を受けて定電圧を生成する第1スイッチング電源部と、前記定電圧から前記光源を点灯させる電力を生成する第2スイッチング電源部と、を有し、
    前記バイパス回路は、前記第1スイッチング電源部が動作することで導通し、
    前記制御部は、前記第1スイッチング電源部および前記第2スイッチング電源部が停止しているときに前記外部装置接続部から前記外部装置に供給される電力が予め定められた値を超えると、前記第1スイッチング電源部を動作させ、前記第2スイッチング電源部を動作させないことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記制御部は、前記光源が消灯しているとき、前記第1スイッチング電源部および前記第2スイッチング電源部を停止させることを特徴とする請求項2に記載の点灯装置。
  4. 前記バイパス回路はサイリスタを有し、
    前記サイリスタは前記スイッチング素子のオンオフにより発生する電力に応じてオンすることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記制御部は、前記スイッチング電源部が停止しているときに前記制御電源回路への入力電圧が予め定められた値よりも小さくなると、前記スイッチング電源部を動作させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記外部装置接続部に接続され、前記外部装置接続部から前記外部装置に供給される電流が流れる検出抵抗を備え、
    前記制御部は、前記検出抵抗に印加される電圧を検出する検出端子を有し、
    前記制御部は、前記スイッチング電源部が停止しているときに前記検出抵抗に印加される電圧が予め定められた値よりも大きくなると、前記スイッチング電源部を動作させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の点灯装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の点灯装置と、
    前記光源と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  8. 請求項1から6の何れか1項に記載の点灯装置と、
    前記制御電源からの電力で動作する前記外部装置と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
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