JP2020091825A - システム、管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、複数のエージェントをそれぞれ独立して動作させることで複数のネットワークデバイスを分散管理する管理装置を含むシステムにおいて、管理装置によるシステム内での負荷の調整を実現するための仕組みが提供されていなかった。【解決手段】 本発明における管理装置は、各エージェントサービスに対してマネージャー制御タスクの情報を送信し、各エージェントサービスで前記マネージャー制御タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれについて、処理対象となる各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理し、同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するために、各エージェントサービスからの問い合わせに対して、サブタスクの実行を許可するか許可しないかのいずれかの応答を送信することを特徴とする。【選択図】 図7

Description

本発明は、複数の画像処理装置などのネットワークデバイスを管理するためのマネージャー/エージェント型のシステムにおける制御に関する。
ネットワークに接続されている複数のネットワークデバイスを管理するにあたって、マネージャーとなる管理装置が1以上のエージェントを管理し、それらエージェントに複数のネットワークデバイスを分散監視させるシステムがある。
ネットワーク管理者などのユーザーは、管理装置が提供する管理画面を操作することで、各エージェントに対して、探索処理、機器情報や稼働情報やステータスの取得処理、設定値やソフトウェアの配信処理、などの作業(タスク)を指示することができる。各エージェントは、タスクの内容に従い、監視対象のネットワークデバイスに対して処理を実行し、その結果を管理装置に通知する。
なお、従来から、ファームウェアなどのソフトウェアコンテンツを、ネットワーク機器の管理を行う管理装置により配信する仕組みが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、管理装置は、ネットワーク機器からの取得要求に応じて、当該機器の機種に対応するファームウェアを配信する制御を実行している。
特開2013−045157号公報
前述したエージェントは、タスクの内容に従い、ソフトウェアを管理するコンテンツ管理サーバー(リポジトリーサーバー)からのダウンロードとそのインストールや更新などの適用とをネットワークデバイスに指示することができる。
例えば、複数のエージェントが、それぞれの監視対象に対して一斉にこの指示を実行してしまうと、管理装置によるタスク実行は分散処理されることになるが、多くのネットワークデバイスによるリポジトリーサーバーへの短期間でのアクセスの集中が発生する可能性がある。リポジトリーサーバーへのアクセスが集中することで、タスクの実行終了の遅延や実行エラーとなってしまう場合がある。このように、管理装置で作成されるタスクの中には、対象となる複数台のネットワークデバイスによる同じ時間帯での処理の実行によって、エージェント以外に、システム内で負荷が高まる可能性がある。このようなケースでは、分散処理の対象となった各エージェントが個別に処理負荷を調整することでは、システム全体として十分な負荷の調整が行われているとはいえない。
そこで、本発明は、複数のエージェントをそれぞれ独立して動作させることで複数のネットワークデバイスを分散管理する管理装置を含むシステムにおける、管理装置によるシステム内での負荷の調整を実現するための仕組みを提供することを目的とする。
本発明の管理装置は、それぞれ複数のネットワークデバイスを監視する複数のエージェントサービスを管理するマネージャーが稼働する管理装置であって、処理内容と処理対象のネットワークデバイスが設定されたマネージャー制御タスクを作成する作成手段と、前記マネージャー制御タスクに処理対象として設定されたネットワークデバイスを監視するエージェントサービスに対して、当該マネージャー制御タスクの情報を送信する送信手段と、各エージェントサービスで前記マネージャー制御タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれについて、処理対象となる各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理する保管手段と、同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するために、各エージェントサービスからの問い合わせに対して、サブタスクの実行を許可するか許可しないかのいずれかの応答を送信する応答手段と、を有し、前記エージェントサービスでは、前記問い合わせに対して実行が許可されたサブタスクに係る処理については、当該サブタスクの対象となるネットワークデバイスに対して指示されることを特徴とする。
本発明によれば、複数のエージェントを利用することで複数のネットワークデバイスを分散管理するシステムにおける、コンテンツ管理サーバーへの短期間でのアクセスの集中を抑制するための仕組みを提供できる。
本発明におけるネットワークシステムの構成例を示す図。 情報処理装置のハードウェア構成例を示す図。 本発明の各装置のソフトウェアのモジュール構成例を示す図。 管理装置が管理するエージェントリストの一例を示す図。 管理装置が管理するデバイスリストの一例を示す図。 管理装置によるタスク実行の処理を説明するためのフローチャートを示す。 管理装置によるサブタスクの実行制御処理を説明するためのフローチャートを示す。 管理クライアントのサブタスクの実行制御を説明するためのフローチャートを示す。 管理クライアントのサブタスクの結果の通知処理を説明するためのフローチャートを示す。 ネットワークデバイスのサブタスクに係る処理の説明するためのフローチャートを示す。
(実施例1)
図1は、本発明におけるネットワークシステムの構成例を示す図である。図1で示すシステムには、管理装置1000と、2台の管理クライアント2000であるMC−AとMC−B、及び、管理対象となる複数台のネットワークデバイス3000のDevA1〜DevAn、DevB1〜DevBnが含まれる。各装置は通信回線4000を介して接続されている。管理装置1000はマネージャーとして動作するためのプログラムが実行され、管理クライアント2000はエージェントとして動作するためのプログラムが実行される。ネットワークデバイス3000は、例えば、複写機、プリンターやスキャナなどの画像処理装置、ネットワークカメラやデジタル医療機器や家電製品などである。
なお、管理装置1000内に、エージェントとして動作するためのプログラムをさらに実行し、1台の装置でマネージャーとエージェントとの双方として機能することが可能である。この場合、管理装置1000内ではマネージャーとエージェントとがネットワークで通信するのと同様の通信プロトコルを利用して通信することになる。
以降、管理クライアント2000のMC−A、MC−Bは、それぞれ管理クライアントMC−A管理クライアントMC−Bと称す。また、ネットワークデバイス3000についても、デバイス3000やデバイスDevA1などと称す。
ここで、管理装置1000は、複数の管理クライアント2000の情報と、各管理クライアント2000が監視するデバイス3000の情報を関連付けて管理する。そして、管理装置1000は、ネットワーク管理者などのユーザーに管理画面を提供し、該画面を介した操作により1台以上のデバイス3000に対する処理を定義するタスクを作成する。作成されたタスクの内容(タスク情報)に従い、各管理クライアント2000はデバイス3000に対する処理を実行する。各管理クライアント2000では、タスクの実行結果を管理サーバーに通知するための機能も有する。タスクに定義される処理としては、探索処理、機器情報や稼働情報やステータスの取得処理、設定値やソフトウェアの配信処理などが含まれる。
本実施例においては、管理装置1000は、ソフトウェアの配信処理を実現するためのコンテンツ管理サーバーとしても動作する。そのため、管理装置1000では、マネージャーとして動作する機能構成のほかに、ソフトウェアや設定情報などのコンテンツを管理して、コンテンツをデバイス3000にダウンロードさせるための機能を実現するリポジトリサービスも有することになる。後述では、ソフトウェアの一例であるファームウェアの配信処理について詳しく説明する。
なお、リポジトリサービスは、管理装置1000とは別のサーバー装置を用いて実現することも可能である。本実施例にように、管理装置1000とリポジトリサービスとが同じ装置で実現される場合には、物理サーバーの設置数を低減できる一方で、複数のデバイスからのアクセスの集中はリポジトリサービスの機能性の劣化だけではなく、管理装置による他の機能に対しても影響を与えることになる。
図2は、管理装置1000、管理クライアント2000、デバイス3000を実現する情報処理装置のハードウェア構成の例を示す。
CPU10は、RAM12をワークエリアとして、ROM11、及びHDD19に格納されたプログラムを実行する。例えば、管理装置1000の場合、マネージャー部30を実現するためのプログラムが実行されることになる。システムバス13は装置内の各構成を接続する。また、マネージャー部30やエージェントサービス部37を実現するためのプログラムは、例えばDiskDrive20にマウント可能なFD、CD−ROM、DVD、磁気テープ、ICメモリカード等の記憶媒体により供給することができる。CPU10は、ディスクコントローラ(DKC)18を介して、HDD19、及びDiskDrive20にアクセスし、マネージャー部30などをHDD111にインストールする。
また、CPU10は、ビデオカード(VC)14を介して、表示装置(CRT)15にユーザーインターフェース表示を行う。更に、CPU10は、キーボードコントローラ(KBC)16を介し、キーボード(KB)17やマウスなどのポインティングデバイスからのユーザーインターフェースに対する入力指示に応じた制御を行う。また、CPU10は、ネットワークインタフェースボード(NIC)21を介し、通信回線4000上の管理クライアント2000上のエージェントサービス部37とのデータ通信を行う。なお、管理クライアント2000、デバイス3000の場合には、CPU10は、それぞれ、エージェントサービス部37、デバイスサービス部38を実現するためのプログラムを実行することになる。また、デバイス3000がプリンターであった場合には、プリントエンジンなどのハードウェア構成が追加される。また、デバイス3000には固有の機能を提供するためのファームウェアやアプリケーションと、各種設定が適用され、それらの情報はHDD111で管理されている。
図3は、本発明の各装置のソフトウェアのモジュール構成例を示す図である。
管理装置1000は、マネージャー部30としてタスク作成部31、タスク管理部32、エージェント制御部33、及びデータ保管部36を有し、さらに、リポジトリー制御部34及びリポジトリー保管部36を有する。各管理クライアント2000には、エージェントサービス部37がインストールされ、OSサービスのひとつとして常駐稼働しているものとする。各デバイス3000には、エージェントサービス部37や、マネージャー部30と通信するためのデバイスサービス部38がインストールされ、常駐稼働している。デバイスサービス部38は、管理装置1000に対してはHTTPなどのネットワークプロトコルを用いて通信する。
管理装置1000のマネージャー部30は、Webベースのアプリケーションとして実現することが可能である。その場合には、別の情報処理装置上で動作するWebブラウザーを介して、例えば、タスク作成部31が提供するウェブページにアクセスすることで、該ウェブページを介したマネージャー部30の利用が可能となる。
タスク作成部31は、ユーザーからの操作に従い様々なタスクを作成し、データ保管部35で保存される。タスクは、タスク情報として、その処理内容、実行スケジュール、処理対象を示す対象デバイス一覧が定義される。処理内容は、たとえばファームウェア配信であれば、配信するファームウェアの情報や、ファームウェアの取得先を示す情報(URL)などが含まれる。実行スケジュールでは、即時実行、指定時刻での実行、定期実行などの実行タイミングが任意に設定できる。タスク管理部32は、タスクに設定された実行スケジュールに応じて、エージェント制御部33に実行対象のタスクの情報を指示する。
エージェント制御部33は、指示されたタスクの内容から、タスク実行を担う管理クライアント2000のエージェントサービス部37にタスクの実行を指示する。エージェント制御部33とエージェントサービス部37は、互いにWebサービス等を用いての通信が可能である。
エージェントサービス部37は、データ保管部35に対してサブタスクの実行結果の書き込みなどを行うことで、タスクの実行結果をマネージャー部30に通知することができる。
データ保管部35は、HDD19を用いたデータベース等を提供する。データ保管部35では、各管理クライアント2000のエージェントサービス部37の監視対象となるデバイス3000の情報もリストとして管理される。図4は、データ保管部35で管理されるエージェントリストを示し、エージェント、管理クライアント、及びデバイスの識別情報(名称、ネットワーク識別子など)が含まれる。
例えば、エージェント名「Agent−A」のエージェントは、管理クライアントMC−A上で稼働し、IPアドレスがipA1〜ipAnである複数台のデバイス3000を監視対象とすることを示す。ここで、監視対象デバイスを識別するための情報として、IPアドレス以外に、FQDN(Fully Qualified Domain Name)といったDNS(Domain Name System)におけるホスト名で指定することも可能である。
次に、タスクの一例であるネットワーク上のデバイスの探索処理について説明する。探索では、SNMP、IP Broadcast、SLP/Multicast等を用いる。
まず、管理装置1000のタスク作成部31は、探索処理として利用するプロトコルや探索範囲、実行タイミングを指定したタスクを作成する。タスク管理部32は、実行タイミングになったらエージェント制御部33にタスクの情報を渡す。エージェント制御部33は、各エージェントに対してタスクの実行を指示する。
エージェントAgent−A、及びAgent−Bのエージェントサービス部37は、エージェント制御部33から指示されたタスクの内容に応じて、指定された探索範囲に対して探索用のパケットを送信する。エージェントサービス部37は、デバイス探索の結果として、デバイス名、製品名、及びアドレス情報等の機器情報を取得し、データ保管部35へ保存する。
データ保管部35は、デバイス探索の結果を、デバイスリストとして管理する。図5は、デバイスリストの一例を示す。デバイスリストは、デバイス名(シリアル番号など)、製品名(機種情報)、及びアドレス情報から構成される。例えば、デバイスDevA1は、製品名がDevA、アドレスがipA1のデバイスであることを示す。なお、デバイスリストに登録される情報は、CSVファイル等で、管理装置1000にインポートすることも可能である。デバイスリストに含まれるデバイスを選択して、エージェントリストのいずれかのエージェントに関連付けて登録することも可能である。
管理装置1000のリポジトリー制御部34は、リポジトリー保管部36を用いて、ファームウェアやアプリケーション、デバイスの設定情報といったコンテンツを管理する。リポジトリー保管部36は、HDD19を用いたデータベース等を提供する。また、リポジトリー制御部34は、デバイス3000のデバイスサービス部38からのコンテンツ要求に応じて、ファームウェアなどのコンテンツをダウンロードさせる。
次に、ファームウェア更新タスクに関して説明する。ファームウェア更新タスクは、タスク作成部31で作成されるタスクの一種で、タスクの内容として、ファームウェア情報、実行タイミング、対象デバイスなどが定義されている。
エージェント制御部33からタスク実行の指示を受けたエージェントサービス部37は、管理しているデバイス3000のうちタスク対象として指定されたデバイスのデバイスサービス部38に対して、ファームウェア更新を指示する。指示を受信したデバイスサービス部37は、リポジトリー制御部34にアクセスし、適切なファームウェアを要求して、ファームウェアを含むファイルをダウンロードする。その後、ファイルを展開して、ファームウェアを自装置に適用することで更新処理を実現する。
リポジトリー制御部34は、デバイスサービス部38から、更新処理の結果を受信し、その結果をデータ保管部35に書き込む。データ保管部35では、ファームウェア更新タスクで定義された対象デバイスごとのレコードをもつテーブルを保持しており、デバイスサービス部38は自装置に対応するレコードに対して、実行結果や処理時刻などを記録する。
本発明のデバイス管理システムにおいては、ファームウェアなどのコンテンツ配信タスクに関して、デバイスサービス部38からのリポジトリー制御部34へのアクセスを制御するために、管理装置1000のエージェント制御部33が、後述するような特別な処理を実行する。また、コンテンツ配信タスクを含む、サブタスクの同時実行数を制御する必要があるタスクのことをマネージャー制御タスクと呼ぶ。エージェントサービス部37は、マネージャー制御タスクに該当するタスクの種類(処理内容)を管理している。
まず、管理装置1000のエージェント制御部33は、リポジトリー制御部34へのアクセスを伴うタスクに従う各デバイスに対する処理(サブタスク)の開始を制御するための情報として実行制御チケット(以降、チケットと称す)を生成し、データ保管部35に保存する。チケットは、複数のエージェントサービス部37で同じ時間帯に並行して実行することが可能なサブタスクの総数を管理するために複数生成される。生成されるチケット数は、リポジトリー制御部34が動作する情報処理装置のハードウェアなどのリソースに応じて決定される。
また、サブタスクは、コンテンツ配信タスクの実行指示を受け付けたエージェントサービス部37が対象となるデバイスごとに作成して、内部実行する処理の単位である。すなわち、システム全体では、ひとつのタスクで、そのタスクを作成したときに指定されたデバイス台数分のサブタスクが各エージェントサービス部37で作成されることになる。
また、データ保管部35で管理されるチケットは、管理装置1000でリポジトリー制御部34へのアクセスを伴う複数のタスクが並行して開始された際には、各複数のタスクから作成される複数のサブタスクが共通して利用することになる。
なお、本実施例では、管理装置1000のエージェント制御部33は、チケットの数として<140>個のチケットを用いるとする。
図6は、管理装置1000によるタスク実行の処理を説明するためのフローチャートを示す。
S600で、タスク管理部32は、データ保管部35に保存されたタスクの実行スケジュールを参照して、タスクの実行時刻に到達したタスクが存在するかを判定する。該当するタスクが存在する場合にはS601に遷移する。ここでは、デバイスDevA1〜An、B1〜Bnを対象としたファームウェア更新タスクが存在すると判定したとする。タスク管理部32は、エージェント制御部33に対してタスクの情報を通知する。
S601で、エージェント制御部33は、タスク管理部32からの通知に従い、データ保管部35から指定されたタスクの情報を取得する。次に、S602で、エージェント制御部33は、取得したタスク情報からタスクを実行するエージェントを、図4で示すエージェントリストから特定する。本実施例では、エージェント制御部33は、対象デバイスの情報から、管理クライアントMC−AのAgent−Aと管理クライアントMC−BのAgent−Bのエージェントサービス部37に対するタスクであると判定する。
S603で、エージェント制御部33は、特定したエージェントサービス部37に対して、ファームウェア更新タスクの実行を指示する。
以降では、図7〜10で示すフローチャートを用いて、主に時系列で各装置の処理を説明する。
図7は、管理装置1000によるサブタスクの実行の制御処理を説明するためのフローチャートを示す。図8は、管理クライアント2000のサブタスクの実行処理を説明するためのフローチャートを示す。図9は、管理クライアント2000のサブタスクの結果の通知処理を説明するためのフローチャートを示す。図10は、デバイス3000のサブタスクに係る処理の説明するためのフローチャートを示す。
まず、図8で示す、管理クライアント2000における「1」以降の処理の説明に移る。
S800で、エージェントサービス部37は、管理装置1000のエージェント制御部33に対して、実行すべきタスクのタスク情報を要求する。
図7で示す、管理装置1000における「2」以降の処理の説明に移る。
S700で、エージェント制御部33は、エージェントサービス部37からの要求の内容を解析する。本実施例では、エージェント制御部33は、管理クライアントMC−AとMC−Bの各エージェントサービス部37からの要求を受付け、それぞれに応答することになる。
S701で、エージェント制御部33は、タスク情報の取得要求であるかどうかを判定する。ここで、タスク情報の取得要求であると判定した場合にはS702に遷移し、別の要求であった場合にはS703に遷移する。
S702で、エージェント制御部33は、データ保管部35から要求元のエージェントサービス部37の対象のタスク情報を取得し、該エージェントサービス部37に送信する。
図8で示す、管理クライアント2000における「3」以降の処理の説明に移る。
S801で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33からから受信したタスク情報を解析する。ここでは、タスクの処理内容や、対象デバイスを解析する。S802で、エージェントサービス部37は、解析したタスクの内容に従い、対象デバイスの台数分だけ、サブタスクを生成する。例えば、本実施例では、管理クライアントMC−Aのエージェントサービス部37は、デバイスDevA1〜Anに対してのサブタスクであるN個のサブタスクを生成し、エージェントサービス部37が管理するサブタスクキューにサブタスクを登録する。本実施例において、管理クライアントMC−AとMC−Bエージェントサービス部37のサブタスクの実行は、マルチスレッドで複数のサブタスクを並行させて実行する。そのため、S803以降のサブタスクに係る処理については、複数のスレッドを生成した上で並行に実行されることになる。
また、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33からから受信したタスク情報に関連付けて、S802で生成した1以上のサブタスクの識別情報を、データ保管部35に書き込む。この書き込みに対して、後述するように、エージェントサービス部37がサブタスクの実行結果を追加で書き込むことになる。
さらに、S802では、エージェントサービス部37は、生成したサブタスクの実行結果を管理装置1000に通知するための処理(図9)を、開始する。以降、エージェントサービス部37は、図8と図9で示す処理を併行で実行することになる。
S803で、エージェントサービス部37は、サブタスクキューを参照し、生成されたすべてのサブタスクを実行したかを判定する。全てのタスクが実行していた場合には図8で示す処理が終了し、未実行のタスクがある場合にはS804に遷移する。
S804で、エージェントサービス部37は、S801で解析したタスク情報に基づき、サブタスクの処理内容が、マネージャー制御タスクに該当するかどうかを判定する。マネージャー制御タスクに該当する場合にはS805に遷移し、該当しない場合にはS810に遷移する。ここでは、エージェントサービス部37は、ファームウェア更新に係るサブタスクであることからマネージャー制御タスクに該当すると判定する。
S805で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33に対して、サブタスクの実行の可否を問い合わせる。問い合わせのための要求には、サブタスクの処理内容を示す種別の情報が含まれる。
図7で示す、管理装置1000における「2」以降の処理の説明に移る。エージェント制御部33は、S700で、エージェントサービス部37からの要求の内容を解析する。ここでは、サブタスクの実行の可否を問い合わせの要求のため、S701からS703に遷移する。
S703で、エージェント制御部33は、サブタスク実行可否の問い合わせか否かを判定する。サブタスク実行可否の問い合わせと判定した場合にはS704に遷移する。
S704で、エージェント制御部33は、データ保管部35から、現在までに残っているチケットを取得する。前述したように、チケットの初期値は<140>である。S705で、エージェント制御部33は、エージェントサービス部37から問い合わせのあったサブタスクの種別を解析する。ここで、サブタスクの種別とは、ファームウェア更新、アプリケーションのインストール、アプリケーションの更新、設定情報の配信、などを示す。
S706で、エージェント制御部33は、S704にて取得したチケットとS705で特定した種別から、サブタスクが実行可能か分析する。本実施例では、サブタスクがファームウェア更新の場合にはチケット<3>を消費し、アプリケーションのインストールや更新の場合にはチケット<1>を消費するものと定義する。設定情報の配信でもチケット<1>を消費すると定義される。この定義は、デバイスサービス部38が取得するコンテンツのサイズなどから算出した値である。管理者が手動でこの値を調整しても良い。エージェント制御部33は、サブタスクの種別に対応する消費チケット数と、残りのチケット数とから、サブタスクの実行の可否を決定することになる。
S707で、エージェント制御部33は、S706での決定に従い、問い合わせのあったサブタスクの実行を許可するか否かを判定する。実行を許可する場合にはS708に遷移し、エージェント制御部33は、S704で取得した残りのチケットから、S705で解析したサブタスク種別に対応する消費チケット数を減算する。例えば、エージェント制御部33は、残りチケット<140>から、実行を許可したファームウェア更新のサブタスク分のチケット<3>を減算する。
S709で、エージェント制御部33は、S707の判定結果に従い、エージェントサービス部37に対して、サブタスクの実行許可、不可のいずれかを示す指示を応答する。
図8で示す、管理クライアント2000における「4」以降の処理の説明に移る。
S806で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33からのサブタスク実行可否に関する指示を解析する。
S807で、エージェントサービス部37は、サブタスクの実行が許可されたか否かを判定する。許可されていた場合にはS809に遷移し、不可の場合にはS808に遷移する。S808では、エージェントサービス部37は、ウェイト処理を行い、所定時間だけ経過した場合にS805に戻る。これにより、前記マネージャーにより実行が許可されなかったサブタスクについて、エージェントサービス部37により、再度、実行可否の問い合わせが実行されることになる。
S809で、エージェントサービス部37は、実行対象のサブタスクの情報を一時保存する。ここで、サブタスク情報には、サブタスクの識別情報、サブタスクの種別、サブタスクの対象となるデバイス3000、及び、サブタスクの実行に必要な情報(例えば、取得されるべきコンテンツの識別情報など)が含まれる。S809は、マルチスレッドでエージェントサービス部37を動作させる場合に、マネージャー制御タスクから作成され、かつ、実行が許可されたサブタスク情報を一時的に記録するための処理になる。
S810で、エージェントサービス部37は、サブタスクで指定されているデバイス3000のデバイスサービス部38に対して、サブタスクの内容に従う処理の実行指示を行う。具体的には、サブタスクの識別情報、サブタスクの種別、デバイスサービス部38により取得されるべきコンテンツの識別情報などを含むファームウェア更新の実行指示を送信する。S811で、エージェントサービス部37は、S810で実行指示したサブタスクを、サブタスクキューから削除する。
図10で示す、デバイス3000における「6」以降の処理の説明に移る。
S1000で、デバイスサービス部38は、エージェントサービス部37から指示された実行指示の内容を解析する。ここでは、デバイスサービス部38は、管理クライアントMC−Aのエージェントサービス部37から指示されたサブタスクに従う実行指示の内容を解析する。
S1001で、デバイスサービス部38は、実行指示の内容の解析の結果、コンテンツを取得する必要があるか否かを判定する。コンテンツ必要があると判定した場合にはS1002に遷移し、その必要が無いと判定した場合にはS1003に遷移する。ここでは、サブタスクの種別としてファームウェア更新である場合に、リポジトリー制御部34を介してリポジトリー保管部36からコンテンツを取得する必要があると判定されることになる。
S1002で、デバイスサービス部38は、リポジトリー制御部34を介してリポジトリー保管部36から、実行指示に含まれる識別情報に対応するコンテンツを要求する。この要求に応答して、リポジトリー制御部34からファームウェアなどのコンテンツファイルを取得する。
S1003で、デバイスサービス部38は、実行指示に従いサブタスクに係る処理を実行する。ファームウェアの更新の場合は、S1002で取得されたコンテンツファイルを展開して、ファームウェアの更新処理を実行する。
なお、サブタスクがアプリケーションのインストールの場合は、S1002で取得されたコンテンツファイルを展開して、アプリケーションのインストール処理を実行する。サブタスクが探索処理や稼働情報の取得であった場合には、デバイス3000内で管理される機器情報やステータスなどの情報を含む応答を生成する。ここで生成される応答は、後述のS1006における実行結果の通知としてエージェントサービス部37に送信されることになる。
S1004で、デバイスサービス部38は、コンテンツ取得を伴うサブタスクであったかを判定する。コンテンツ取得を伴うサブタスクであった場合にはS1005に遷移し、そうでない場合にはS1006に遷移する。
S1005で、デバイスサービス部38は、リポジトリー制御部34に対して、取得したコンテンツの適用の完了を、実行結果として、通知する。この通知には、サブタスクの識別情報が含まれる。管理装置1000のリポジトリー制御部34は、この通知に応じて、サブタスクの識別情報とともに、サブタスクの実行結果をデータ保管部35に書き込みを実行する。実行結果には、正常に処理が終了した完了、異常終了(失敗)などのステータスが書き込まれることになる。ここでは、デバイスサービス部38により、ファームウェア更新のサブタスクの識別情報と、該サブタスクの実行結果を、管理装置1000のリポジトリー制御部34に通知する。
S1006で、デバイスサービス部38は、管理クライアント2000のエージェントサービス部37に対してサブタスクの実行結果を通知する。エージェントサービス部37は、実行結果の通知を受けて、サブタスクの識別情報とともに、サブタスクの実行結果をデータ保管部35に書き込む。
本実施例では、コンテンツを制御するリポジトリー制御部34とリポジトリー保管部36を、管理装置1000内のマネージャー部30と分離独立した形態をとる。そして、リポジトリー制御部34は、エージェントサービス部37と同様の制御、プロトコルなどで、サブタスクの実行結果をデータ保管部35に書き込む。これにより、リポジトリー制御部34とリポジトリー保管部36を、マネージャー部30が動作する装置とは異なるネットワーク上の別装置で実現することが可能になる。また、コンテンツ取得を伴うサブタスクは、S1003における適用処理が、他の種類のサブタスクと比較して時間がかかる。また、エージェントサービス部37にデバイス3000内で管理される応答を送信する必要が無い。そのため、デバイスサービス部38はコンテンツ取得を伴うサブタスクの実行結果については、エージェントサービス部37ではなく、リポジトリー制御部34に送信する構成をとっている。
次に、図9を用いて、管理クライアント2000のサブタスクの結果の通知処理を説明する。
S900で、エージェントサービス部37は、S809で一時保存したサブタスクの情報を取得する。
S901で、エージェントサービス部37は、一時保存したサブタスクの情報が取得できたかどうかを判定する。取得できた場合にはS902に遷移し、取得できなかった場合には図9で示す処理を周章する。
S902で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33に、S900で取得したサブタスクの情報の実行結果を問い合わせるための要求を送信する。この要求には、S900で取得したサブタスクの情報として保存されているサブタスクの識別情報が含まれる。また、S900で複数のサブタスクの情報が取得された場合には、複数のサブタスクの識別情報を要求に含めても良い。
図7で示す、管理装置1000における「2」以降の処理の説明に移る。エージェント制御部33は、S700で、エージェントサービス部37からの要求の内容を解析する。ここでは、サブタスクの実行結果の問い合わせの要求のため、S701、S703を介して、S710に遷移する。
S710で、エージェント制御部33は、サブタスク実行結果の問い合わせか否かを判定する。サブタスク実行結果の問い合わせの場合にはS711に遷移する。
S711で、エージェント制御部33は、要求に含まれるサブタスクの識別情報に基づき、データ保管部35にアクセスし、対象のサブタスクの実行結果を確認する。ここでは、リポジトリー制御部34による書き込み領域を参照する。S712で、エージェント制御部33は、リポジトリー制御部34により実行結果が書き込まれたことが確認できた場合には、対象のサブタスクの実行結果をエージェントサービス部37に通知する。実行結果が確認できない場合には、エージェントサービス部37にその旨が通知される。エージェント制御部33は、要求に複数のサブタスクの識別情報が含まれる場合には、それらのサブタスクの実行結果がデータ保管部35にあれば、それらの結果をすべて通知する。
図9で示す、管理クライアント2000における「5」以降の処理の説明に移る。
S903で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33から通知されたサブタスクの実行結果の内容を解析する。S904で、エージェントサービス部37は、サブタスクの実行結果が判明したかを判定する。エージェント制御部33で実行結果が確認され、その実行結果が通知されていれば、実行結果が判明したものとしてS905に遷移する。実行結果が判明していなかった場合にはS901に戻る。
S905で、エージェントサービス部37は、実行結果が判明したものについて、S809で一時保存していたサブタスクの情報を削除する。S906で、エージェントサービス部37は、エージェント制御部33に、実行が許可されたサブタスクの完了を示す要求を送信し、S901に戻る。送信される要求にはサブタスクの識別情報が含まれる。
図7で示す、管理装置1000における「2」以降の処理の説明に移る。エージェント制御部33は、S700で、エージェントサービス部37からの要求の内容を解析する。ここでは、実行が許可されたサブタスクの完了を示す要求のため、S701、S703、S710を介して、S713に遷移する。
S713で、エージェント制御部33は、受信した要求が、実行を許可したサブタスクの完了を示すか否かを判定する。実行を許可したサブタスクの完了を示す場合にはS714に遷移する。
S714で、エージェント制御部33は、データ保管部35にアクセスし、要求に含まれる識別情報に基づき、該当するサブタスクの実行結果を書き込む。この処理は、マネージャー制御タスクから作成されたサブタスクについては、S802で作成したサブタスクのエントリーに対するS1006による実行結果の書き込みが行われないためである。
S715で、エージェント制御部33は、前述したS708とは逆に、対象のサブタスクの実行に要したチケットを加算する。例えば、エージェント制御部33は、実行結果を更新したサブタスクがファームウェア更新であることからチケットを<3>加算する。
なお、S715では、ファームウェアの更新完了を条件に、チケットを加算していた。しかしながら、デバイスサービス部38でのファームウェアなどのコンテンツのダウンロード完了を条件に、チケットを加算するといった構成をとってもよい。具体的には、エージェントサービス部37はエージェント制御部33経由でデータ保管部35を監視して、その条件を満たすかどうかを判断することになる。
この構成により、チケットの解放が早まりタスク処理時間の短縮といった更なる効果がある。
(実施例2)
管理装置1000で、実施例1でも説明したマネージャー制御タスクが複数作成された場合に、それらのタスクの実行時間が重なる場合がある。この場合、片方のタスク、とくに1つの種別のタスクに基づくサブタスクによって全てのチケットが利用されてしまう可能性がある。
本実施例では、実施例1の構成に加えて、リポジトリー制御部34へのアクセスの負荷(接続時間が長いなど)を考慮して、サブタスクの種別に応じたチケット数の上限を調整する。例えば、総チケット数の70%をファームウェア更新タスク用チケットとし、残りの30%をアプリケーション更新タスク用チケットとする、といった調整を行う。
具体的には、管理装置1000のタスク管理部32は、新たにタスクが生成されたタイミング、または、図6のS600において、作成済みの複数のタスクの実行スケジュールを確認し、実行時間が重なる可能性があるコンテンツ取得を伴うタスクが複数あるかを判定する。実行時間が重なる複数タスクが存在する場合には、総チケット数の70%をファームウェア更新タスク用チケットとし、残りの30%をアプリケーション更新タスク用チケットとする、といった調整を行う。そして、タスク種別ごとに残りのチケット数を管理する。
エージェント制御部33は、S704にて、サブタスクの種別を確認して、該当するタスク種別に対応して管理されている残りのチケット数を取得する。
(実施例3)
チケットを減算して実行許可されたサブタスクを実行開始したエージェントサービス部37が、処理の途中で停止してしまったり、エージェントサービス部37が稼働している管理クライアント2000自体がシャットダウンしてしまったりする場合がある。
稼働不能に陥ったエージェントサービス部37に割り振ったチケットは、他のエージェントサービス部37にて利用されることが望ましい。
本実施例では、実施例1または2の構成に加えて、働不能に陥ったエージェントサービス部37に割り振ったチケットを回収するための構成を実現する。
具体的には、管理装置1000のエージェント制御部33は、サブタスクの実行可能を指示した管理クライアント2000、ないしは管理クライアント2000のエージェントサービス部37に対して、定期的に応答確認の要求を行う。この要求は、サブタスクの実行状況や、管理クライアント2000のステータスの問合せのための要求であってもよい。エージェント制御部33は、応答がないまま所定時間が経過した場合に、図7のS714及びS715で示した処理と同様の処理を実行する。具体的には、応答がなかった管理クライアント2000のエージェントサービス部37に実行許可した1以上のサブタスクの実行結果を異常終了として書き込む。さらに、それらサブタスク分のチケット数を残りのチケットに加算処理する。
(実施例4)
本発明においては、マネージャー部30、リポジトリー制御部34、リポジトリー保管部36、エージェントサービス部37の全てを1台の情報処理装置内に実装することが可能である。そのようなケースでは、マネージャー制御タスク以外のタスクから生成されるサブタスクのエージェントサービス部37での実行負荷を考慮して、チケット数に大きな値を設定しないことが考えられる。
本実施例では、実施例1乃至3の構成に加えて、そのようなケースで、マネージャー制御タスク以外のタスクが実行されていない、または、マネージャー制御タスク以外のタスクがあまり実行されていない期間に、動的に残りのチケット数を増加させる構成をとる。
具体的には、管理装置1000のエージェント制御部33が、実行スケジュールに基づき、タスク同士の実行が重複する期間において、マネージャー制御タスクのタスク数とそれ以外の種別のタスクのタスク数を算出する。そして、エージェント制御部33は、マネージャー制御タスク以外の種別のタスクのタスク数が予め設定した規定値以下の場合には、マネージャー制御タスクで使用できる残りのチケット数を増加させる。マネージャー制御タスクでのみ使用できるチケット数を一時的に別途確保する構成でも良い。
(実施例5)
実行するタスクにおいて、各管理クライアント2000のエージェントサービス部37が対象とするデバイス3000の台数が同じではない場合がある。例えば、管理クライアントMC−Aのエージェントサービス部37は450台、管理クライアントMC−Bのエージェントサービス部37は50台のデバイスを対象とするマネージャー制御タスクを実行する場合がある。このようなケースでは、管理クライアントMC−Aのエージェントサービス部37のサブタスク実行の許可の割合を、管理クライアントMC−Bのエージェントサービス部37からのサブタスク実行の許可の割合よりも高くすることが望ましい。
管理装置1000のエージェント制御部33は、先の図6のS602にてタスクを実行するエージェントを特定する際に、タスクを実行するエージェントサービス部37とデバイス3000の比率を算出する。そして、管理装置1000のエージェント制御部33は、先の図7のS704でチケットを取得した際に、先の算出した比率に応じて、管理クライアント2000のエージェント制御部37にチケットを割り当てる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピューター(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピューターにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
1000 管理装置
2000 管理クライアント
3000 ネットワークデバイス
30 マネージャー部
37 エージェントサービス部

Claims (20)

  1. それぞれ複数のネットワークデバイスを監視する複数のエージェントサービスと、当該複数のエージェントサービスを管理するマネージャーと、を含むシステムであって、
    前記マネージャーは、
    処理内容と処理対象のネットワークデバイスが設定されたタスクを作成する作成手段と、
    前記作成したタスクに処理対象として設定されたネットワークデバイスを監視するエージェントサービスに対して、当該タスクの情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記タスクの情報を受信したエージェントサービスは、
    当該タスクに従い複数のサブタスクを生成する生成手段と、
    該タスクがマネージャー制御タスクであった場合に、各サブタスクについて、前記マネージャーに対して、実行してよいか問い合わせのための要求を送信する問い合わせ手段と、を有し、
    前記マネージャーは、さらに、
    前記マネージャー制御タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれについて、各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理する保管手段と、
    同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するために、前記問い合わせに対して許可するか許可しないかのいずれかの応答を送信する応答手段と、を有し、
    前記エージェントサービスは、さらに、
    前記問い合わせに対して実行が許可されたサブタスクに係る処理を、当該サブタスクの対象となるネットワークデバイスに対して指示する指示手段、を有し、
    前記問い合わせ手段は、前記マネージャーにより実行が許可されなかったサブタスクについて、所定時間が経過した後に再び問い合わせのための要求を前記マネージャーに対して送信する、ことを特徴とするシステム。
  2. マネージャー制御タスクは、該マネージャー制御タスクに基づき生成されたサブタスクに従う実行指示を受け付けたネットワークデバイスが、ネットワークを介してリポジトリに対してコンテンツを取得するための要求が必要になるタスクであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コンテンツは、ファームウェア、アプリケーション、及び設定情報のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記リポジトリは、前記マネージャーと同じ装置内で稼働することを特徴とする請求項2または3に記載のシステム。
  5. サブタスクは、前記タスクの情報に含まれる処理対象のネットワークデバイスの台数分だけ生成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記タスクの情報を受信したエージェントサービスの前記指示手段は、該タスクがマネージャー制御タスクでなかった場合に、前記マネージャーに対して問い合わせのための要求を送信することなく、
    該タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれに係る処理を、各サブタスクの対象となるネットワークデバイスに対して指示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記マネージャーは、さらに、
    同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するためチケットを管理する管理手段を有し、
    前記管理手段は、サブタスクの実行を許可した場合には所定の数だけチケットを消費し、当該サブタスクの実行が完了した場合にはチケットを所定の数だけ加算し、
    前記応答手段は、前記管理されているチケットの残りの数に基づき、前記問い合わせに対してサブタスクの実行を許可することを示す応答を行うか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記マネージャーは、さらに、
    同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するためチケットを管理する管理手段を有し、
    前記管理手段は、サブタスクの実行を許可した場合には所定の数だけチケットを消費し、当該サブタスクの対象となるコンテンツのダウンロードが完了した場合にはチケットを所定の数だけ加算し、
    前記応答手段は、前記管理されているチケットの残りの数に基づき、前記問い合わせに対してサブタスクの実行を許可することを示す応答を行うか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記管理手段は、サブタスクの種別に応じて、チケットを消費または加算する数を異ならせることを特徴とする請求項7または8に記載のシステム。
  10. 前記保管手段は、各エージェントサービスからの通知に応じて、サブタスクのそれぞれについて、各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシステム。
  11. それぞれ複数のネットワークデバイスを監視する複数のエージェントサービスを管理するマネージャーが稼働する管理装置であって、
    処理内容と処理対象のネットワークデバイスが設定されたマネージャー制御タスクを作成する作成手段と、
    前記マネージャー制御タスクに処理対象として設定されたネットワークデバイスを監視するエージェントサービスに対して、当該マネージャー制御タスクの情報を送信する送信手段と、
    各エージェントサービスで前記マネージャー制御タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれについて、処理対象となる各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理する保管手段と、
    同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するために、各エージェントサービスからの問い合わせに対して、サブタスクの実行を許可するか許可しないかのいずれかの応答を送信する応答手段と、を有し、
    前記エージェントサービスでは、前記問い合わせに対して実行が許可されたサブタスクに係る処理については、当該サブタスクの対象となるネットワークデバイスに対して指示されることを特徴とする管理装置。
  12. マネージャー制御タスクは、該マネージャー制御タスクに基づき生成されたサブタスクに従う実行指示を受け付けたネットワークデバイスが、ネットワークを介してリポジトリに対してコンテンツを取得するための要求が必要になるタスクであることを特徴とする請求項11に記載の管理装置。
  13. 前記コンテンツは、ファームウェア、アプリケーション、及び設定情報のいずれかであることを特徴とする請求項12に記載の管理装置。
  14. 前記リポジトリは、前記管理装置で稼働することを特徴とする請求項12または13に記載の管理装置。
  15. 同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するためチケットを管理する管理手段を、さらに有し、
    前記管理手段は、サブタスクの実行を許可した場合には所定の数だけチケットを消費し、当該サブタスクの実行が完了した場合にはチケットを所定の数だけ加算し、
    前記応答手段は、前記管理されているチケットの残りの数に基づき、前記問い合わせに対してサブタスクの実行を許可することを示す応答を行うか否かを判定することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の管理装置。
  16. 同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するためチケットを管理する管理手段を、さらに有し、
    前記管理手段は、サブタスクの実行を許可した場合には所定の数だけチケットを消費し、当該サブタスクの対象となるコンテンツのダウンロードが完了した場合にはチケットを所定の数だけ加算し、
    前記応答手段は、前記管理されているチケットの残りの数に基づき、前記問い合わせに対してサブタスクの実行を許可することを示す応答を行うか否かを判定することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の管理装置。
  17. 前記管理手段は、サブタスクの種別に応じて、チケットを消費または加算する数を異ならせることを特徴とする請求項15または16に記載の管理装置。
  18. 前記保管手段は、各エージェントサービスからの通知に応じて、サブタスクのそれぞれについて、各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の管理装置。
  19. それぞれ複数のネットワークデバイスを監視する複数のエージェントサービスを管理するマネージャーが稼働する管理装置における方法であって、
    処理内容と処理対象のネットワークデバイスが設定されたマネージャー制御タスクを作成する作成工程と、
    前記マネージャー制御タスクに処理対象として設定されたネットワークデバイスを監視するエージェントサービスに対して、当該マネージャー制御タスクの情報を送信する送信工程と、
    各エージェントサービスで前記マネージャー制御タスクに従い生成されたサブタスクのそれぞれについて、処理対象となる各ネットワークデバイスで実行された処理の実行結果を管理する保管工程と、
    同じ時間帯に並行して実行されるサブタスクの数を制御するために、各エージェントサービスからの問い合わせに対して、サブタスクの実行を許可するか許可しないかのいずれかの応答を送信する応答工程と、を有し、
    前記エージェントサービスでは、前記問い合わせに対して実行が許可されたサブタスクに係る処理については、当該サブタスクの対象となるネットワークデバイスに対して指示されることを特徴とする方法。
  20. 請求項11乃至18のいずれか1項に記載の各手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
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