JP2020091721A - 情報提供方法、情報提供システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自身の身体データとの関係で改善の可能性が高い運動プログラムの情報を対象者に提供できるようにする。【解決手段】情報提供方法に、対象者の身体データを受け付ける処理と、運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データに基づいて、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力する処理とを含める。【選択図】図6

Description

本発明は、情報提供方法、情報提供システム及びプログラムに関する。
特許文献1には、要管理者に定着し易い改善目標を提示することが可能な生活習慣改善支援装置として、要管理者の健康情報と類似の症例の中から生体情報の推移が最も好ましい方向に向かっている症例を抽出し、当該症例に対応する生活習慣情報を改善項目として出力する技術が記載されている。
特許文献2には、運動の開始時と終了時に身体情報を情報サービス会社に送信し、運動が激しすぎるか軽すぎるかのアドバイスを受けられるようにする技術が記載されている。
特開2007−156529号公報 特開2006−72865号公報
フィットネスクラブやスイミングスクール等では、様々な運動サービスを利用することができる。一方で、同じ運動プログラムを実施した実施者間でも、改善の効果は様々である。その一因として、各自の体質や身体の状態の違いが考えられる。
本発明は、自身の身体データとの関係で改善の可能性が高い運動プログラムの情報を対象者に提供できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、対象者の身体データを受け付ける処理と、運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データに基づいて、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力する処理とを有する情報提供方法である。
請求項2に記載の発明は、前記配布物又は前記配布データには、対応する運動プログラムを実施する場合に期待される改善の実績例が含まれる、請求項1に記載の情報提供方法である。
請求項3に記載の発明は、対象者が指定した目的を実現する効果が高い運動プログラムを優先する、請求項1に記載の情報提供方法である。
請求項4に記載の発明は、前記目的は、予め用意された複数の選択肢の中から指定される、請求項3に記載の情報提供方法である。
請求項5に記載の発明は、前記目的を複数指定する場合、優先順位の指定が可能である、請求項3に記載の情報提供方法である。
請求項6に記載の発明は、前記配布物又は前記配布データにより実施が促される運動プログラムは、健康の改善を優先して決定される、請求項1に記載の情報提供方法である。
請求項7に記載の発明は、運動プログラムは、事業者により運動サービスの一部として提供される、請求項1に記載の情報提供方法である。
請求項8に記載の発明は、前記配布物又は前記配布データは、案内状、クーポン券、お試し券、割引券、又は、それらの電子データを含む、請求項1に記載の情報提供方法である。
請求項9に記載の発明は、運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データを記憶するデータベースと、対象者の身体データを受け付ける受付手段と、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムを検出する検出手段と、検出された運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力させる出力制御手段とを有する情報提供システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、対象者の身体データを受け付ける機能と、運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データに基づいて、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力させる機能とを実行させるプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、自身の身体データとの関係で改善の可能性が高い運動プログラムの情報を対象者に提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、運動プログラムの実施を促す効果を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、運動プログラムの実施を促す効果を高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、任意の目的の入力が可能な場合に比して提供される情報の精度を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、優先順位を指定できない場合に比して対象者の希望に近い運動プログラムの情報を提供できる。
請求項6記載の発明によれば、健康との両立が可能な運動プログラムの情報を提供できる。
請求項7記載の発明によれば、事業者が提供する運動サービスの利用を促進できる。
請求項8記載の発明によれば、事業者が提供する運動サービスの利用を促進できる。
請求項9記載の発明によれば、自身の身体データとの関係で改善の可能性が高い運動プログラムの情報を対象者に提供することができる。
請求項10記載の発明によれば、自身の身体データとの関係で改善の可能性が高い運動プログラムの情報を対象者に提供することができる。
実施の形態1で想定するネットワークシステムの概要を説明する図である。 実績データの一例を示す図である。 実施の形態1における情報提供サーバの機能構成の一例を説明する図である。 目的の受付に用いられる受付画面の一例を示す図である。 目的の受付に用いられる他の受付画面の一例を示す図である。 情報処理システムの処理動作の一例を説明するフローチャートである。 配布物の一例を示す図である。 配布物の他の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
<実施の形態1>
<ネットワークシステムの説明>
図1は、実施の形態1で想定するネットワークシステム1の概要を説明する図である。
図1に示すネットワークシステム1は、運動サービスを提供する事業者等が管理する情報提供システム10と、運動サービスを利用する新規会員、加入見込者等の個人(以下「新規会員20」という)が携帯する携帯端末30と、通信網としてのインターネット40とで構成されている。
言うまでもなく、新規会員20は複数名でよい。ここでの新規会員20は対象者の一例である。
本実施の形態の場合、情報提供システム10は、フィットネスクラブ、スイミングクラブその他の施設(以下「フィットネスクラブ等」という)内に設けられている。
もっとも、情報提供システム10が構築される場所は、運動サービスが提供される施設内に限らない。例えば情報提供システム10はクラウドサーバとして提供されてもよい。
また、ネットワークシステム1の管理者も、フィットネスクラブ等の事業者に限られず、フィットネスクラブ等の事業者との間に業務上の関係を有する関係者でもよい。例えば新規会員20の勧誘を請け負う事業者でもよい。
なお、フィットネスクラブ等の事業者は、民間の事業者に限らず、公共の事業者でもよい。以下では、運動サービスを提供する事業者及び関係者等を含めてサービス事業者ともいう。
図1では、新規会員20が携帯する携帯端末30を情報提供システム10に対する入力装置として用いているが、情報提供システム10を構成する不図示の入力装置やインターネット40に接続される不図示の入力装置を用いてもよい。
図1では、携帯端末30を用いて新規会員20が自身の身体データD1を入力すると、新規会員20の身体データD1と類似する身体データを有していた既存会員について改善効果が確認された運動プログラムの実施を促す案内状、クーポン券、お試し券、割引券その他の配布物50が新規会員20に配布される。
図1では、配布物50と同内容の配布データD2が情報提供システム10から携帯端末30に送信される場合も表している。配布データD2は電子データの一例である。
配布データD2は、例えばメールやメッセージである。なお、配布データD2には、配布物50に相当する内容が本文として記述されていてもよいし、配布物50に相当する内容を携帯端末30に表示させるためのリンク情報が記述されていてもよい。
図1の場合、情報提供システム10は、新規会員20毎に改善効果が得られる可能性が高い運動プログラムを推奨プログラムとして提供する情報提供サーバ11と、既存会員の登録情報を記録する会員データベース(会員DB)12と、運動プログラムの実施の前後に測定された測定値と実施された運動プログラムの内容を実績データとして記録する実績データベース(実績DB)13と、症例とその改善に寄与する運動プログラムとの関係データを記憶する症例別データベース(症例別DB)14と、配布物50の印刷に使用される印刷装置15と、を有している。
ここでの既存会員とは、フィットネスクラブ等で運動サービスを利用する個人であり、運動プログラムの実施者の一例である。
本実施の形態の場合、会員データベース12の会員データ、実績データベース13の実績データ、症例別データベース14の関係データは、いずれも不図示の情報端末によって管理されている。
図1では、会員データベース12、実績データベース13、症例別データベース14がローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)を通じて情報提供サーバ11に直接接続されているが、インターネット40を通じて情報提供サーバ11に接続されていてもよい。
本実施の形態における会員データベース12は、例えば会員番号、会員の氏名、性別、年齢、住所、連絡先、入会日等を会員データとして記憶する。
また、本実施の形態における実績データベース13は、例えば会員番号、利用日時、実施した運動プログラムの内容、運動時間、運動の前後に測定された測定値を実績データとして記憶する。
図2は、実績データの一例を示す図である。図2に示す実績データは、利用日時121、会員番号122、実施した運動プログラムの内容123、運動時間124、運動前の測定値125、運動後の測定値126を含んでいる。
図2の場合、測定項目は、身長、体重、血圧、血糖値、筋肉量、体脂肪率である。因みに、血糖値は、例えばMHC(Metabolic Heat Confirmation)方式と呼ばれる測定方式を用いれば、採血なしに測定することができる。また、筋肉量や体脂肪率は、インピーダンス法と呼ばれる手法での測定が可能である。
図1の説明に戻る。
本実施の形態における症例別データベース14には、症例とその改善に寄与する運動プログラムの関係データが記憶されている。例えば高血糖値の改善に寄与する運動プログラムとしては、有酸素運動と筋力トレーニング(筋トレ)が記憶されている。
なお、症例の改善に寄与する運動プログラムは1つでもよいし、3つ以上でもよい。また、本例では、有酸素運動のように具体的な運動の内容を対応付けていないが、具体的な運動の内容が症例に対応付けられていてもよい。
情報提供サーバ11は、インターネット40との通信機能を有するコンピュータである。すなわち、情報提供サーバ11は、プログラム(基本ソフトウェアを含む)の実行を通じて装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶するROM(Read Only Memory)と、プログラムの実行領域として使用されるRAM(Random Access Memory)と、不揮発性の記憶装置等を有している。不揮発性の記憶装置には、例えば半導体メモリ、ハードディスク装置を使用する。
なお、後述する機能構成を実現するアプリケーションプログラムは、不揮発性の記憶装置等に記憶されている。
図3は、実施の形態1における情報提供サーバ11の機能構成の一例を説明する図である。
図3に示す情報提供サーバ11は、新規会員20(図1参照)の身体データの入力を受け付ける身体データ受付部111と、新規会員20が希望する目的の入力を受け付ける目的受付部112と、新規会員20に対して推奨される運動プログラムを決定する推奨プログラム決定部113と、検出された推奨プログラムの新規会員20への出力を制御する出力制御部114と、を有している。これらの機能は、CPUによるプログラムの実行を通じて実現される。
身体データ受付部111は、例えば新規会員20が携帯端末30を操作して入力した身体データD1の受付処理を実行する。ここでの身体データ受付部111は、受付手段の一例である。
本実施の形態の場合、身体データD1の内容は、実績データベース13に記憶されている測定値の項目と同じである。一般には、入力された身体データD1の内容が測定値の項目との重複が高いほど、推奨プログラムの検出精度を高めることが可能である。もっとも、実際のサービスでは、新規会員20が入力する身体データD1の内容と測定値の項目とが常に一致するとは限らない。
本実施の形態の場合、入力装置として携帯端末30を使用しているので、身体データD1の入力者として新規会員20を想定しているが、運動サービスが提供される施設などに設置された入力装置が用いられる場合には、サービス事業者側のスタッフでもよい。
目的受付部112は、新規会員20が運動サービスを利用する場合に期待する効果(以下では「目的」という)の受付処理を実行する。
図4は、目的の受付に用いられる受付画面300の一例を示す図である。
図4に示す受付画面300の場合、1段目には、新規会員20の名前を含むタイトル301が配置され、2段目には、新規会員20に求める作業と作業を求める理由を説明する文302が配置されている。
図4の場合、新規会員20に入力を求める目的の候補は予め選択肢として用意されている。選択肢として用意することで、任意の言葉や文の入力を認める場合に比して、新規会員20の身体情報に適合した運動プログラムの決定までの処理負担が軽減される。ここでの身体情報とは、性別、年齢、身長、体重、血圧等の身体の状態を特定する情報である。なお、これらの情報は一例である。
本実施の形態では、目的を選択肢によって入力しているが、任意の言葉や文による目的の入力を排除する意図ではない。例えば任意の言葉や文による目的の入力を許容する場合には、言葉や文の意味を人工知能等によって解釈する機能部を追加すればよい。
図4では、選択肢として、健康維持303、ダイエット304、お腹痩せ305、太もも痩せ306、筋力アップ307を例示している。また、図4では、チェック欄のマークの有無により、ダイエット304が選択された状態を表している。
図4では、目的が1つだけ選択された場合を例示しているが、複数の目的の選択を認めてもよい。
図5は、目的の受付に用いられる他の受付画面310の一例を示す図である。図5には、図4との対応部分に対応する符号を付して示している。
図5の場合、新規会員20は、ダイエット304と太もも痩せ306の2つを選択している。2つ以上の目的が選択された場合でも、新規会員20と類似の身体情報を有する既存会員の実績データについて、選択された2つ以上の目的が同時に達成された運動プログラムを決定できる可能性もあるが、必ずしも決定できるとは限らない。
このため、図5に示す受付画面310では、選択された2つの目的に対して優先順位308の入力を可能としている。因みに、図5の例では、ダイエット304に対応する優先順位欄318に「1位」が入力され、太もも痩せ306に対応する優先順位欄328に「2位」が入力されている。図5の例では、プルダウンメニュー内から順位を指定する入力方式を用いているが、他の入力方式を用いることも可能である。例えば目的を選択する場合と同様に、順位毎に選択用のチェック欄が設けられていてもよい。
図3の説明に戻る。
本実施の形態における推奨プログラム決定部113は、身体データ受付部111を通じて受け付けた身体データD1と目的受付部112を通じて受け付けた目的の両方を使用して、新規会員20に対して推奨される運動プログラムを決定する処理を実行する。ここでの推奨プログラム決定部113は、検出手段の一例である。
本実施の形態では、運動の目的の情報も使用するが、基本的には、新規会員20と類似する身体データD1を有していた既存会員の実績データを抽出し、抽出された実績データの分析を通じて改善効果が高い運動プログラムを決定する。前述の目的は、改善効果が高い運動プログラムのうち新規会員20の希望に近い運動プログラムの決定に使用される。
例えば推奨プログラム決定部113は、新規会員20の身体データD1が与えられると、身体データD1と類似度の高い身体情報を有していた既存会員を実績データベース13から検出し、検出された既存会員が実施した運動プログラムの内容と測定項目毎の測定値の変化との間の関連性を推定する。例えばスイミングと体重の減少効果との関連性の有無、スイミングと血糖値の減少効果との関連性の有無等が推定される。
これらの推定は、身体情報が新規会員20と類似する既存会員の集合を対象として実行される。集合を構成する要素の数が多いほど、推定される関連性の確度が高くなる。
なお、これらの推定や推奨する運動プログラムの決定には、人工知能を用いてもよい。例えば身体データD1と改善効果が認められる運動プログラムとの対応関係を機械学習したモデルに新規会員20の身体データD1を与え、改善効果が認められる1つ又は複数の運動プログラムを出力してもよい。なお、機械学習では、事前に教師データを与える手法を用いてもよいが、強化学習のように教師データを用いない学習を採用してもよい。
この後、推奨プログラム決定部113は、予め定めた規則に基づいて、新規会員20が実施した場合に改善効果が得られる可能性が高い運動プログラムを推奨プログラムに決定する。予め定めた規則には、例えば改善された項目の数が多い運動プログラムを優先、目的に対応する測定項目の改善効果が高い運動プログラムを優先等がある。
一方で、改善効果が大きい運動プログラムを常に優先すると、新規会員20の健康を結果的に損なう可能性もある。過度な運動は、かえって健康に悪いのと同じである。
そこで、本実施の形態における推奨プログラム決定部113には、症例別データベース14を参照し、健康への悪影響の可能性がある運動プログラムが推奨プログラムとして決定されないように確認する機能が設けられている。例えば新規会員20の血糖値が高い場合には、血糖値を下げる効果も認められる運動プログラムであるか否かが、症例別データベース14を用いて確認される。
出力制御部114は、決定された推奨プログラムの実施を促す配布物50(図1参照)や配布データD2の出力を制御する。
例えば配布物50を印刷する場合、出力制御部114は、印刷装置15(図1参照)に配布用の印刷データを出力する。
例えば配布データD2を送信する場合、出力制御部114は、携帯端末30を宛先とするメールやメッセージを出力する。
ここでの出力制御部114は、出力制御手段の一例である。
<情報提供システム10の処理動作>
図6は、情報提供システム10の処理動作の一例を説明するフローチャートである。なお、図中の記号Sはステップを表している。図6に示す処理動作は、情報提供方法の一例である。
図6に示す処理動作は、情報提供システム10が新規会員20の身体データD1を受け付けることで開始される(ステップ1)。
身体データD1を受け付けた情報提供システム10は、新規会員20と類似の身体データD1を有していた既存会員を検出する(ステップ2)。
次に、情報提供システム10は、検出された既存会員の実績データに基づいて改善効果が認められた運動プログラムを検出する(ステップ3)。検出された運動プログラムは、新規会員20と身体データが類似する既存会員について改善効果が確認されている。
図6の場合、新規会員20について改善効果が期待される運動プログラムが検出された時点で、新規会員20が運動サービスに期待する目的を受け付ける(ステップ4)。なお、目的の受付は、ステップ1に示す身体データD1の受付と一緒でもよい。
次に、情報提供システム10は、受け付けた目的が複数か否かを判定する(ステップ5)。
ステップ5で肯定結果が得られた場合、情報提供システム10は、優先順位を受け付ける(ステップ6)。一方、ステップ5で否定結果が得られた場合、情報提供システム10は、ステップ6をスキップする。
次に、情報提供システム10は、優先順位を考慮しつつ、改善効果が高い運動プログラムを推奨プログラムに決定する(ステップ7)。本実施の形態の場合、推奨プログラムは1つであるが、複数であってもよい。
なお、ステップ4で受け付けた目的が1つの場合、受け付けた目的を優先順位の1位として扱う。
推奨プログラムの決定後、情報提供システム10は、健康への悪影響がないか否かを判定する(ステップ8)。
ステップ8で否定結果が得られた場合、情報提供システム10は、ステップ7に戻り、改善効果が高い別の運動プログラムを新たな推奨プログラムに決定する。
ステップ8で肯定結果が得られると、情報提供システム10は、配布物50等の出力処理を実行する(ステップ9)。具体的には、配布データD2の出力処理も実行される。なお、配布物50と配布データD2の出力はいずれか一方だけでもよいし、両方同時でもよい。
図7は、配布物50の一例を示す図である。
図7に示す配布物50は、クーポンの例である。
図7に示す配布物50の場合、1段目には、配布物の種別を表すタイトル501が記載されている。ここでは、「筋トレ+有酸素運動プログラム・クーポン」と記載され、配布物50がクーポンであることに加え、推奨プログラムの内容が「筋トレ+有酸素運動プログラム」であることも示されている。ここでの筋トレは、筋力トレーニングのことである。
図7に示す配布物50の2段目には、新規会員20と類似の既存会員について改善効果の実績があることを説明する文502が記載されている。新規会員20のためだけに発行されたクーポンであるので、文502には「ガス太郎」との個人を特定する情報が含まれる。
また、期待される改善効果の内容として「ダイエット効果」が具体的に記されている。すなわち、配布物50はガス太郎さん専用であり、ガス太郎さんが「筋トレ+有酸素運動プログラム」を実行すれば、「ダイエット効果」が得られる可能性が高いことが具体的に示されている。
なお、図7では、「ガス太郎さんのタイプは、…得られています。」との表現により、単なる推奨ではなく、類型的に期待される効果であることを示唆している。
なお、配布物50の3段目には、運動プログラムに含まれるレッスンの内容が具体的に記載されている。ここでは、推奨される運動プログラムが1時間の筋トレと30分の有酸素運動で構成されることが示されている。
また、配布物50の4段目には、クーポンを使用可能な店舗を示す情報504が記載されている。この例では、全ての店舗で使用が可能である。
また、配布物50の5段目には、クーポンを使用可能な期限を示す情報505が記載されている。この例では7日間である。
図8は、配布物50の他の例を示す図である。図8には、図7との対応部分に対応する符号を付して示している。
図8に示す配布物50もクーポンであるが、推奨プログラムの内容が異なっている。すなわち、図8に示す配布物50の1段目には、「スイミングプログラム・クーポン」と記載され、推奨される運動プログラムが「スイミングプログラム」であることが示されている。
なお、配布物50は、ガス次郎さん専用であるので、文502には、「ガス次郎さん」用に発行されたクーポンであることが示されている。
また、図8に示す配布物50の3段目には、推奨する運動プログラムの実施に伴う実績例が具体的に示されている。
この例では、「ガス次郎さんと同じ身体データを有する方が、1日1時間のスイミングを1ヶ月続けたところ、体重が5kg減少したとの実績が報告されています。」との記載511が配置されている。
この記載は、汎用型のクーポンとは異なり、期待される改善効果を具体的に示している。このため、汎用型のクーポンを受け取った場合よりも、ガス次郎さんがスイミングプログラムを実施する可能性を高めることができる。
<他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、前述の実施の形態1に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
前述の実施の形態1では、配布物50や配布データD2によって、特定のサービス事業者が提供する運動プログラムを推奨しているが、ウォーキングや腹筋のように日常生活で行える運動プログラムを推奨してもよい。
また、前述の実施の形態1においては、サービス事業者が運動サービスを提供する事業者やその関係者であったが、これら以外でもよい。例えば健康アドバイス等を提供する事業者でもよい。
前述の実施の形態1では、症例別データベース14を用いているが、症例別に忌避すべき運動プログラムを記録したデータベースを用いてもよい。
前述の実施の形態1では、情報提供サーバ11において、推奨する運動プログラムの実施を促す配布物50又は配布データD2を出力するのに要する処理の全てを実行しているが、個々の機能は複数のサーバに分散されていてもよい。
1…ネットワークシステム、10…情報提供システム、11…情報提供サーバ、12…会員データベース、13…実績データベース、14…症例別データベース、15…印刷装置、20…新規会員、30…携帯端末、40…インターネット、50…配布物、111…身体データ受付部、112…目的受付部、113…推奨プログラム決定部、114…出力制御部、300、310…受付画面

Claims (10)

  1. 対象者の身体データを受け付ける処理と、
    運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データに基づいて、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力する処理と
    を有する情報提供方法。
  2. 前記配布物又は前記配布データには、対応する運動プログラムを実施する場合に期待される改善の実績例が含まれる、請求項1に記載の情報提供方法。
  3. 対象者が指定した目的を実現する効果が高い運動プログラムを優先する、請求項1に記載の情報提供方法。
  4. 前記目的は、予め用意された複数の選択肢の中から指定される、請求項3に記載の情報提供方法。
  5. 前記目的を複数指定する場合、優先順位の指定が可能である、請求項3に記載の情報提供方法。
  6. 前記配布物又は前記配布データにより実施が促される運動プログラムは、健康の改善を優先して決定される、請求項1に記載の情報提供方法。
  7. 運動プログラムは、事業者により運動サービスの一部として提供される、請求項1に記載の情報提供方法。
  8. 前記配布物又は前記配布データは、案内状、クーポン券、お試し券、割引券、又は、それらの電子データを含む、請求項1に記載の情報提供方法。
  9. 運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データを記憶するデータベースと、
    対象者の身体データを受け付ける受付手段と、
    運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムを検出する検出手段と、
    検出された運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力させる出力制御手段と
    を有する情報提供システム。
  10. コンピュータに、
    対象者の身体データを受け付ける機能と、
    運動プログラムの実施の前後に測定された各実施者の身体データに関する実績データに基づいて、運動プログラムの実施前の身体データが対象者と類似していた実施者について改善が認められた運動プログラムの実施を促す配布物又は配布データを、対象者毎に出力させる機能と
    を実行させるプログラム。
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