JP2020090334A - コンベヤ支持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベヤ支持機構において、地震発生時にコンベヤの無端ベルトが弛むことを抑止する。【解決手段】隙間を空けて配列されると共にコンベヤを支持する複数のコンベヤ支持桁と、脚部と、コンベヤ支持桁と脚部との間に介挿された支承部とを備えるコンベヤ支持機構であって、隣接配置されるコンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とに接続されると共に、コンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とが基準位置である場合にコンベヤから離間した離間姿勢となり、コンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とが基準位置に対して離間した場合にコンベヤを支持する支持姿勢となるリンク機構を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンベヤ支持機構に関するものである。
例えば火力発電所において石炭等を搬送するコンベヤは、例えば特許文献1に開示されているコンベヤ支持機構によって支持されている。このコンベヤ支持機構は、傾斜姿勢にて複数配列されたコンベヤ支持桁と、これらのコンベヤ支持桁を支持する複数の脚部とを備えており、低位置から高位置までコンベヤが到達するように支持している。
特開2016−199343号公報
コンベヤは、上述のコンベヤ支持桁に固定された複数の搬送ローラと、これらの搬送ローラに対して回し掛けられた無端ベルトとを備えている。地震等の振動によってコンベヤ支持桁が隣接配置されたコンベヤ支持桁から離間するように移動されると、コンベヤ支持桁同士の隙間が拡大する。この結果、コンベヤ支持桁同士の境界領域にて、搬送ローラの配置間隔が拡大し、無端ベルトの支持点が本来の間隔よりも離れることになる。このため、無端ベルトが弛み、無端ベルトにより搬送されている石炭等の搬送物が落下する可能性がある。また、コンベヤ支持桁同士が中継タワーを介して接続されている場合には、コンベヤ支持桁と中継タワーとが離間することによって、同様に無端ベルトが弛むことが考えられる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、コンベヤ支持機構において、地震発生時にコンベヤの無端ベルトが弛むことを抑止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、コンベヤを支持するコンベヤ支持桁と、上記コンベヤ支持桁と搬送方向に隣接し、上記コンベヤ支持桁と離隔して配置されたコンベヤ経由部と、上記コンベヤ支持桁と上記コンベヤ経由部とに接続したリンク機構とを備え、上記リンク機構は、上記コンベヤ支持桁と上記コンベヤ経由部とが基準位置である場合に上記コンベヤから離間した離間姿勢となり、上記コンベヤ支持桁と上記コンベヤ経由部とが基準位置に対して離間した場合に上記コンベヤを支持する支持姿勢となるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記リンク機構が、上記コンベヤ支持桁に一端部が軸支された第1リンク棒と、上記コンベヤ経由部に一端部が軸支されると共に他端部が関節部によって上記第1リンク棒の他端部に接続された第2リンク棒と、上記関節部と接続されると共に上記離間姿勢にて上記コンベヤの下方に離間配置された支持部とを備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記第1リンク棒及び上記第2リンク棒とのいずれかと上記支持部とを接続する弾性体を備えるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第2または第3の発明において、上記コンベヤ支持桁あるいはコンベヤ経由部と脚部との間に介挿された支承部を備え、上記支持部が、先端部を上記コンベヤに向けて上記関節部と接続された接続棒と、上記接続棒の先端部に固定された当接パッドとを備えるという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記当接パッドが、上記コンベヤとの当接面の縁部が面取りされているという構成を採用する。
第6の発明は、上記第4または第5の発明において、上記コンベヤ支持桁あるいはコンベヤ経由部と脚部との間に介挿された支承部を備え、上記支承部が、固定子が上記脚部に接続されると共に移動子が上記コンベヤ支持桁に接続されたスライド機構を備えるという構成を採用する。
第7の発明は、搬送ベルトが搬送されるコンベヤを支持するコンベヤ支持桁と、前記コンベヤ支持桁に第1の接続部が接続されたリンク機構と、前記コンベヤの搬送経路上に位置し、前記リンク機構の第2の接続部が取り付けられた、コンベヤ経由部と、前記リンク機構に設けられ、前記搬送ベルトに対し近接と離反が可能な支持部と、を備え、前記支持部は、前記第1の接続部が前記第2の接続部に対し近づくと、前記搬送ベルトから離反する方向に移動し、前記第1の接続部が前記第2の接続部に対し離反すると、前記搬送ベルトから離反する方向に移動するという構成を採用する。
本発明によれば、隣接して配置されるコンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とに接続されリンク機構を備え、コンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とが基準位置である場合にリンク機構がコンベヤから離間した離間姿勢をとり、コンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とが基準位置に対して離間した場合にリンク機構がコンベヤを支持する支持姿勢をとる。このため、本発明によれば、地震等によってコンベヤ支持桁とコンベヤ経由部とが離間すると、リンク機構によってコンベヤが支持され、コンベヤが備える無端ベルトが弛むことを抑制することが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるコンベヤ支持機構を模式的に示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態におけるコンベヤ支持機構が備えるリンク機構の拡大図であり、(a)が離間姿勢のリンク機構を示し、(b)が支持姿勢のリンク機構を示している。 本発明の第2実施形態におけるコンベヤ支持機構が備えるリンク機構の拡大図である。 本発明の第3実施形態におけるコンベヤ支持機構が備えるリンク機構の拡大図である。 本発明の第4実施形態におけるコンベヤ支持機構が備えるリンク機構の要部拡大図である。 本発明の第5実施形態におけるコンベヤ支持機構を模式的に示す概略構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るコンベヤ支持機構の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態におけるコンベヤ支持機構1を模式的に示す概略構成図である。本実施形態のコンベヤ支持機構1は、火力発電所等において石炭を低位置から高位置に搬送するコンベヤ50を支持する構造体である。なお、図1において、コンベヤ50による石炭の搬送方向(往路方向)と平行でかつ石炭搬送の上流側に向かう方向(復路方向)をx方向とし、x方向と直交しかつ上方に向かう方向をy方向として示している。
なお、コンベヤ50は、図1に模式的に示されたように、複数の搬送ローラ51と、搬送ローラ51に回し掛けられた無端ベルト52とを備えている。また、コンベヤ50は、搬送ローラ51の少なくともいずれかを回転駆動する不図示の駆動部等を備えている。搬送ローラ51は、上段と下段とに分けて配列されており、それぞれ往路、復路をなす。上段に配置された搬送ローラ51は無端ベルト52の上部(石炭が載置される部位)を下方から支持し、下段に配置された搬送ローラ51は無端ベルト52の下部を下方から支持している。無端ベルト52は、ゴム等を可撓性材料によって形成された環状の部材であり、搬送ローラ51から受ける動力によって上部と下部とが連続的に循環されるように走行される。本実施形態の無端ベルト52は上下方向に重なりをもって回し掛けられている、上部とは重なりの上側に位置する部分、下部とは重なりの下側に位置する部分となる。
本実施形態のコンベヤ支持機構1は、図1に示すように、複数のコンベヤ支持桁2と、複数の支持脚3(脚部)と、支承部4と、リンク機構5とを備えている。コンベヤ支持桁2は、複数の形鋼等が枠状に組み立てられることによって形成された架台であり、中空の直方体形状とされている。各々のコンベヤ支持桁2は、支持脚3によって長軸方向の一端から他端に向かうに連れて上昇するように傾斜して配置されている。なお、コンベヤ支持桁2の長軸方向の一端を下側端2aと称し、コンベヤ支持桁2の長軸方向の他端を上側端2bと称する。
離隔して隣接するコンベヤ支持桁2の下側端2aと上側端2bとは略同一の高さに配置されており、これによってすべてのコンベヤ支持桁2が略直線状に配列されている。隣接する2つのコンベヤ支持桁2の一方を第1コンベヤ支持桁2A(コンベヤ支持桁)とし、他方を第2コンベヤ支持桁2B(コンベヤ経由部)とする。隣接する2つのコンベヤ支持桁2のうち、いずれが第1コンベヤ支持桁2Aであっても第2コンベヤ支持桁2Bであっても良い。ただし、本実施形態においては、説明の便宜上、相対的に下方(石炭搬送方向における上流側)に位置するコンベヤ支持桁2を第1コンベヤ支持桁2Aとし、相対的に上方(石炭搬送方向における下流側)に位置するコンベヤ支持桁2を第2コンベヤ支持桁2Bと称する。つまり、第1コンベヤ支持桁2Aの上側端2bと第2コンベヤ支持桁2Bの下側端2aとが略同一の高さに配置されており、これによって第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが略直線状に配列されている。
第1コンベヤ支持桁2Aの上側端2bと第2コンベヤ支持桁2Bの下側端2aとは隙間を介して対向されている。つまり、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとは隙間を空けて配列されている。コンベヤ50の無端ベルト52は、図1に示すように、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの隙間を跨ぐようにして引き廻されている。
支持脚3は、例えば複数の形鋼等が組み立てられることによって形成されており、図1に示すように、隣接するコンベヤ支持桁2同士の隙間の下方に配置されている。各々の支持脚3は、設置面Sに対して立設されており、支承部4を介して、コンベヤ支持桁2を下方から支持している。例えば1つの支持脚3は、図1に示すように、支承部4を介して第1コンベヤ支持桁2Aの上側端2bを下方から支持し、支承部4を介して第2コンベヤ支持桁2Bの下側端2aを下方から支持している。
支承部4は、支持脚3とコンベヤ支持桁2との間に介挿された部材であり、コンベヤ支持桁2から受けた荷重を支持脚3に伝える。本実施形態のコンベヤ支持機構1は、この支承部4として、水平荷重を受ける固定支承部からなる下流側支承部4Aと、水平荷重を受ける固定支承部4aと、固定子が支持脚3に固定されると共に移動子が固定支承部4aを介してコンベヤ支持桁2に固定されたスライド機構4bとを有するスライド支承部4Bとを備えている。
下流側支承部4Aは、コンベヤ支持桁2の上側端2bの下方に配置されており、コンベヤ支持桁2の上側端2bから受ける荷重を支持脚3に伝える。スライド支承部4Bは、コンベヤ支持桁2の下側端2aの下方に配置されており、コンベヤ支持桁2の下側端2aから受ける荷重を支持脚3に伝える。このスライド支承部4Bは、移動子が固定子に対して水平移動可能なスライド機構4bを有している。このため、スライド支承部4Bは、コンベヤ支持桁2が熱伸縮により水平荷重を受けた場合や、地震による水平荷重を受けた場合に、移動子が固定子に対して水平移動することによって、これらの水平荷重を吸収可能とされている。
つまり、本実施形態においては、各々のコンベヤ支持桁2は、下側端2aが下流側支承部4Aを介して支持脚3に固定されており、上側端2bがスライド支承部4Bを介して水平移動可能に支持脚3に接続されている。
リンク機構5は、隣接するコンベヤ支持桁2同士の間、すなわち第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの間に配置されている。さらに、リンク機構5は、図1に示すように、高さ方向において、無端ベルト52の上部(石炭が載置される部位)と下部との間に配置されている。図2は、リンク機構5の拡大図であり、(a)が後述する離間姿勢のリンク機構5を示し、(b)が後述する支持姿勢のリンク機構5を示している。この図に示すように、リンク機構5は、第1リンク棒5aと、第2リンク棒5bと、支持部5cと、第1コイルバネ5d(弾性体)と、第2コイルバネ5e(弾性体)とを備えている。
第1リンク棒5aは、一端部5a1が第1コンベヤ支持桁2Aの上側端2bに対して軸支され、他端部5a2が第2リンク棒5bの他端部5b2に対して回転可能に接続されている。なお、第1リンク棒5aの一端部5a1は、第1コンベヤ支持桁2Aの長軸方向と直交する水平方向に沿った回転軸心L1を中心として第1コンベヤ支持桁2Aに対して回動可能に接続されている。また、第1リンク棒5aの他端部5a2は、上記の回転軸心L1と平行な回転軸心L2を中心として第2リンク棒5bに対して回動可能に接続されている。
第2リンク棒5bは、一端部5b1が第2コンベヤ支持桁2Bの下側端2aに対して軸支され、他端部5b2が上述のように第1リンク棒5aの他端部5a2に対して回転可能に接続されている。なお、第2リンク棒5bの一端部5b1は、第2コンベヤ支持桁2Bの長軸方向と直交する水平方向に沿った回転軸心L3(すなわち回転軸心L1及び回転軸心L2と平行な回転軸心L3)を中心として第2コンベヤ支持桁2Bに対して回動可能に接続されている。また、第2リンク棒5bの他端部5b2は、上記の回転軸心L2を中心として第1リンク棒5aに対して回動可能に接続されている。
互いに回転軸心L2を中心として回動可能に接続された第1リンク棒5aの他端部5a2と第2リンク棒5bの他端部5b2とは、リンク機構5の1つの関節部5fを形成している。つまり、第1リンク棒5aと第2リンク棒5bとは関節部5fによって相対的に回動可能に接続されている。このような関節部5fは、第1リンク棒5aの一端部5a1と第2リンク棒5bの一端部5b1とが離間する方向に移動されると、第1リンク棒5aの回転軸心L1を中心とする回動と第2リンク棒5bの回転軸心L2を中心とする回動とに伴って上昇する。つまり、関節部5fは、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが離間する方向に移動されると上昇する。
支持部5cは、関節部5fに接続されており、無端ベルト52の上部の下方に一定の隙間を空けて離間配置されている。この支持部5cは、図2に示すように、接続棒5c1と、当接パッド5c2とを備えている。接続棒5c1は、下端部が関節部5fに対して、回転軸心L2を中心として回動可能に接続された棒部材である。接続棒5c1は回転軸心L2の軸方向にみて、第1リンク棒5aと第2リンク棒5bの劣角側に位置する。この接続棒5c1の当接パッド5c2と関節部5fの間の位置には、第1コイルバネ5d及び第2コイルバネ5eが取り付けられている。これによって、接続棒5c1は、先端部を無端ベルト52に向けて配置されている。また、接続棒5c1は、リンク機構5が後述する離間姿勢である場合に、当接パッド5c2が無端ベルト52に当接しなく、リンク機構5が後述する支持姿勢である場合に、当接パッド5c2が無端ベルト52に下方から当接する長さに設定されている。
当接パッド5c2は、接続棒5c1の先端部に固定された略プレート状の部位であり、接続棒5c1が接続される側の面と反対側の表面が無端ベルト52の上部の裏面に対して当接可能とされている。以下、このような当接パッド5c2の無端ベルト52に対して当接可能な表面を当接面5c3と称する。この当接面5c3は、リンク機構5が後述する離間姿勢である場合には無端ベルト52から離間され、リンク機構5が後述する支持姿勢である場合に無端ベルト52に下方から当接される。このように当接パッド5c2が無端ベルト52に下方から当接することによって、リンク機構5は第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの隙間にて無端ベルト52を下方から支持する。
第1コイルバネ5dは、一端部が第1リンク棒5aの中央部に接続され、他端部が支持部5cの接続棒5c1の中央部に接続されており、支持部5cが第1リンク棒5a側に自重により傾動することを規制する。第2コイルバネ5eは、一端部が第2リンク棒5bの中央部に接続され、他端部が支持部5cの接続棒5c1の中央部に接続されており、支持部5cが第2リンク棒5b側に自重により傾動することを規制する。これらの第1コイルバネ5dと第2コイルバネ5eは、リンク機構5が後述する支持姿勢となった場合に、第1リンク棒5aあるいは第2リンク棒5bと接続棒5c1の間にて伸長され、接続棒5c1に対して第1リンク棒5aあるいは第2リンク棒5bが近づく方向に付勢力を発生させる。この結果、リンク機構5が離間姿勢となるための復元力が発生される。
このようなリンク機構5は、第1コンベヤ支持桁2A及び第2コンベヤ支持桁2Bが、地震等による水平荷重が作用していない通常状態での位置(以下、基準位置と称する)となっている場合には、図2(a)に示す離間姿勢となる。この離間姿勢は、第1リンク棒5aの一端部5a1と第2リンク棒5bの一端部5b1とが後述する支持姿勢と比較して近い位置とされ、関節部5fが無端ベルト52の上部から遠方に配置されることで当接パッド5c2が無端ベルト52の裏面から離間された姿勢である。このような離間姿勢のリンク機構5は、無端ベルト52と接触しておらず、無端ベルト52の走行の抵抗とならない。
一方、リンク機構5は、第1コンベヤ支持桁2A及び第2コンベヤ支持桁2Bが、地震等による水平荷重が作用することで基準位置に対して互いに水平方向において近接された状態での位置(以下、近接位置)である場合には、図2(b)に示す支持姿勢となる。この支持姿勢は、第1リンク棒5aの一端部5a1と第2リンク棒5bの一端部5b1とが離間姿勢と比較して遠い位置とされ、関節部5fが無端ベルト52の上部に近接して配置されることで当接パッド5c2が無端ベルト52の裏面に当接される姿勢である。このような支持姿勢のリンク機構5は、無端ベルト52に下方から接触し、無端ベルト52を下方から支持する。
このような構成の本実施形態のコンベヤ支持機構1は、地震等が発生していない状態では、リンク機構5をコンベヤ50に接触させることなく、コンベヤ50を支持している。一方で、地震等が発生して第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが水平方向に離間すると、リンク機構5が離間姿勢から支持姿勢となることにより、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの間にてリンク機構5によって無端ベルト52を下方から支持する。
以上のように説明した本実施形態のコンベヤ支持機構1は、上述のように、隣接配置される第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとに接続されると共に、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが基準位置である場合にコンベヤ50から離間した離間姿勢となり、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが基準位置に対して離間した場合にコンベヤ50を支持する支持姿勢となるリンク機構5を備えている。このような本実施形態のコンベヤ支持機構1によれば、電力等を必要とすることなく、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが基準位置である場合にリンク機構5がコンベヤ50から離間した離間姿勢をとり、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが基準位置に対して離間した場合にリンク機構5がコンベヤ50を支持する支持姿勢をとる。このため、本実施形態のコンベヤ支持機構1によれば、地震等によって第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが離間すると、リンク機構5によってコンベヤ50が支持され、コンベヤ50が備える無端ベルト52が弛むことを抑止することが可能となる。
また、本実施形態のコンベヤ支持機構1においては、リンク機構5が、第1コンベヤ支持桁2Aに一端部5a1が軸支された第1リンク棒5aと、第2コンベヤ支持桁2Bに一端部5b1が軸支されると共に他端部5b2が関節部5fによって第1リンク棒5aの他端部5a2に接続された第2リンク棒5bと、関節部5fと接続されると共に離間姿勢にてコンベヤ50の下方に離間配置された支持部5cとを備えている。このため、本実施形態のコンベヤ支持機構1によれば、リンク機構5を簡易な構成とすることが可能となる。
また、本実施形態のコンベヤ支持機構1においては、第1リンク棒5a及び第2リンク棒5bとのいずれかと支持部5cとを接続する第1コイルバネ5d及び第2コイルバネ5eとを備えている。このため、第1コイルバネ5d及び第2コイルバネ5eによって支持部5cが自重により傾動することを防止することができる。さらにリンク機構5が支持姿勢となると、第1コイルバネ5d及び第2コイルバネ5eが伸長してリンク機構5を離間姿勢に復帰させるための復元力が発生する。このため、地震等による水平荷重が作用しなくなって、通常状態に戻った後に、リンク機構5を離間姿勢に戻すことが可能となる。
また、本実施形態のコンベヤ支持機構1においては、支持部5cが、先端部をコンベヤ50に向けて関節部5fと接続された接続棒5c1と、接続棒5c1の先端部に固定された当接パッド5c2とを備えている。このため、当接パッド5c2が接続棒5c1と別部材とすることができ、関節部5fとの接続を考慮することなく当接パッド5c2を無端ベルト52の支持に適した形状とすることが可能となる。このため、より安定的に無端ベルト52を支持することが可能となる。
また、本実施形態のコンベヤ支持機構1においては、スライド支承部4Bは、固定子が支持脚3に接続されると共に移動子がコンベヤ支持桁2に接続されたスライド機構4bを備えている。このため、支持脚3に入力された地震等の水平荷重をスライド機構4bで吸収することで、コンベヤ支持桁2に地震等の水平荷重が伝わることを抑止することができる。このようなスライド機構4bを備えるスライド支承部4Bを備えることによって、地震発生時におけるコンベヤ支持桁2の水平移動量が大きくなり、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとが大きく離間する可能性がある。ただし、このような場合であっても、リンク機構5によって無端ベルト52が弛むことを防止できるため、石炭が落下することを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図3は、本実施形態のコンベヤ支持機構が備えるリンク機構5Aの拡大図である。この図に示すように、本実施形態において、リンク機構5Aが備える当接パッド5c2は、当接面5c3の縁部が面取り加工されることによって円滑な湾曲面とされている。
このような当接パッド5c2を備えるリンク機構5Aによれば、当接パッド5c2が無端ベルト52に当接した場合に、当接パッド5c2の縁部が無端ベルト52に食い込み、無端ベルト52に局所的な応力が作用することを防止することができる。例えば、地震等による揺れが長期に亘る場合には、繰り返し当接パッド5c2が無端ベルト52に当接することが考えられる。このような場合であっても、本実施形態のコンベヤ支持機構によれば、無端ベルト52の裏面が当接パッド5c2の繰り返しの接触で傷つくこと等を防止することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図4を参照して説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図4は、本実施形態のコンベヤ支持機構が備えるリンク機構5Bの拡大図である。この図に示すように、本実施形態において、リンク機構5Bは、クッション材からなる当接パッド5c4が備えられている。
このようなクッション材からなる当接パッド5c4を備えるリンク機構5Bによれば、当接パッド5c4が無端ベルト52に当接した場合における、無端ベルト52への衝撃を緩和することができる。例えば、地震等による揺れが長期に亘る場合には、繰り返し当接パッド5c4が無端ベルト52に当接することが考えられる。このような場合であっても、本実施形態のコンベヤ支持機構によれば、無端ベルト52の裏面が当接パッド5c4の繰り返しの接触で傷つくこと等を防止することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、図5を参照して説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図5は、本実施形態のコンベヤ支持機構が備えるリンク機構5Cの部分拡大図である。なお、図5は、無端ベルト52の石炭の搬送方向に沿った方向から見たリンク機構5Cの部分拡大図である。この図に示すように、本実施形態においては、コンベヤ50が備える搬送ローラ51が、回転軸心が水平な水平ローラ51aと、水平ローラ51aの両端に設けられて、水平ローラ51aの両側に内向きに傾斜して設けられた傾斜ローラ51bとを備えている。このような搬送ローラ51によって、本実施形態においては、図5に示すように、無端ベルト52の上部が搬送方向に沿った方向から見て両端が中間部に対してせり上がった略U字型形状に支持されている。
本実施形態のコンベヤ支持機構では、このように略U字型形状で走行される無端ベルト52の形状に合わせた形状を有する当接パッド5c5を備えている。この当接パッド5c5は、図5に示すように、中間部に対して両端部が内向きに傾斜するようにせり上がった形状を有している。
このような形状の当接パッド5c5を備えるリンク機構5Cによれば、無端ベルト52に当接する場合に、無端ベルト52の端部にも当接することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、支承部4として、コンベヤ支持桁2を水平方向に移動可能に支持するスライド支承部4Bを備える構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。スライド支承部4Bを備えない場合であっても、地震等によってコンベヤ支持桁2が水平移動する場合があり、このような場合に本発明のコンベヤ支持機構は有用である。
また、上記実施形態においては、リンク機構が支持姿勢の場合に無端ベルト52を下方から支持する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、リンク機構が支持姿勢の場合に無端ベルト52を吊下げ支持する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、リンク機構が第1コイルバネ5dと第2コイルバネ5eとを備える構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1コイルバネ5dと第2コイルバネ5eに換えて、板バネやゴム部材を設置することも可能である。また、第1コイルバネ5d及び第2コイルバネ5eのいずれか一方のみを備える構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、第1リンク棒5aと第2リンク棒5bとが同一長さであり、また、第1リンク棒5aと接続棒5c1とがなす角度と第2リンク棒5bと接続棒5c1とがなす角度とが同一とされた構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。第1リンク棒5aと第2リンク棒5bとが同一長さでない構成を採用することも可能である。また、第1リンク棒5aと接続棒5c1とがなす角度と第2リンク棒5bと接続棒5c1とがなす角度とが異なる構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの隙間にリンク機構が配置され、無端ベルト52の上部を裏面側からリンク機構で支持する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、支持姿勢の場合に、例えば無端ベルト52の下部を支持するリンク機構をさらに備える構成を採用することも可能である。また、第1コンベヤ支持桁2Aと第2コンベヤ支持桁2Bとの隙間以外の箇所にリンク機構を備える構成を採用することも可能である。
また、上記第2実施形態においては、当接パッド5c2の縁部が面取りされた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、当接パッド5c2を中央部が膨出するように湾曲させ、これによって当接パッド5c2の縁部が無端ベルト52に食い込むことを防止するようにしても良い。
また、上記の実施形態においては、リンク棒(第1リンク棒5a及び第2リンク棒5b)を用いる形態を示したが、リンク棒を用いなくてもよい。第1コンベヤ支持桁と接続する第1の接続部と第2コンベヤ支持桁と接続する第2の接続部と、当接パッドと、第1の接続部及び第2の接続部に伝達される、支持桁の移動方向(図1のx方向)の力を、当接パッドを無端ベルトの方向に移動する力(図1のy方向の力)に変換する機構があれば、無端ベルトを支持することは可能である。すなわち、当接パッドと接続部の間に力の方向を転換する機構を介在させることで、無端ベルトを支持することは可能である。上記の実施形態のリンク棒を用いる機構の場合は、一端部5a1は第1のコンベア支持桁2Aに取付けられている。第1のコンベア支持桁2Aが搬送方向に動くことで、一端部5a1に搬送方向の力が作用する。一端部5a1からリンク棒5aに搬送方向の力が作用すると、リンク棒には回転トルクが生じる。しかしながら、一端部5a1は第1のコンベア支持桁2Aに取付けられていることから、回転トルクに対する抗力(y方向の力)が第1のコンベア支持桁2Aから、一端部5a1を介し第1リンク棒5aに作用する。これにより、関節部5fとともに当接面5c3が(y方向に)せりあがる。この意味で、上記の実施形態においては一端部5a1及び、第1リンク棒5a、関節部5fが力の方向を転換する機構となっている。
力の方向を転換する機構は、例えば油圧、滑車、変向治具など、幅広く知られている。リンク棒を用いる形態に限らず、力の方向を転換する機構を用いることで、上記の実施形態と同じく、無端ベルトを支持することは可能である。
(第5実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図6は、本第5実施形態におけるコンベヤ支持機構1Aを模式的に示す概略構成図である。この図に示すように、本実施形態のコンベヤ支持機構1Aは、上記第1実施形態のコンベヤ支持機構1に対して、隣接する2つのコンベヤ支持桁2の間に配置される中継タワー6を備えている。
中継タワー6は、入口開口6aと出口開口6bとを有する箱状の設備である。中継タワー6の入口開口6aには、隣接する2つのコンベヤ支持桁2のうち上流側に配置されたコンベヤ支持桁2が挿し込まれている。つまり、上流側に配置されたコンベヤ支持桁2は、入口開口6aを介して、中継タワー6の外側から内側まで延伸された状態で配置されている。また、中継タワー6の出口開口6bには、隣接する2つのコンベヤ支持桁2のうち下流側に配置されたコンベヤ支持桁2が挿し込まれている。つまり、下流側に配置されたコンベヤ支持桁2は、出口開口6bを介して、中継タワー6の内側から外側まで延伸された状態で配置されている。
中継タワー6を介して隣接される2つのコンベヤ支持桁2は、コンベヤ50を支持している。このため、コンベヤ50が備える無端ベルト52は、中継タワー6を中継して搬送される。このような中継タワー6は、上流側のコンベヤ支持桁2から下流側のコンベヤ支持桁2に向けて無端ベルト52を経由するコンベヤ経由部となっている。
また、本実施形態のコンベヤ支持機構1Aでは、図6に示すように、中継タワー6とコンベヤ支持桁2との間に、リンク機構5が設けられている。つまり、中継タワー6を介して隣接配置されたコンベヤ支持桁2のうち上流側のコンベヤ支持桁2と中継タワー6との間に1つのリンク機構5が取り付けられ、下流側のコンベヤ支持桁2と中継タワー6との間に1つのリンク機構5が取り付けられている。例えば、リンク機構5の回転軸心L1(第1の接続部)はコンベヤ支持桁2に取り付けられ、回転軸心L3(第2の接続部)は中継タワー6に取り付けられ、回転軸心L2はコンベヤ支持桁2、中継タワー6のいずれにも接続されず浮いた状態である。また、当接面5c3はコンベヤ支持桁2を搬送されてきた無端ベルト52に対向している。なお、回転軸心L3は、中継タワー6の不図示の骨材等に固定されている。
本実施形態のリンク機構5は第1の実施形態のリンク機構と同一の構成とされている。そのため、回転軸心L1(第1の接続部)が回転軸心L3(第2の接続部)から離反すると、回転軸心L1(第1の接続部)と回転軸心L3(第2の接続部)の間の位置で、当接面5c3が無端ベルト52に向かって移動する。
なお、コンベヤ支持桁2は中継タワー6の間は接続されておらず、中継タワー6とコンベヤ支持桁2は、相互に近接及び離反が可能となっている。つまり、本実施形態においては、コンベヤ支持桁2は、中継タワー6に固定されておらず、中継タワー6に対して浮いている。しかし、当該構成は本実施形態と同様の効果を得るための必須の構成ではなく、支持桁2は中継タワー6が剛体的に接続されておらず外力の作用により、相互に近接及び離反が可能となっていればよい。そのため、例えばコンベヤ支持桁2が中継タワー6に対してバネやひも状のもので接続される、あるいは中継タワー6にローラが配され、コンベヤ支持桁2から搬送された無端ベルト52を支持している場合などであっても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
1……コンベヤ支持機構
2……コンベヤ支持桁
2a……下側端
2A……第1コンベヤ支持桁(コンベヤ支持桁)
2b……上側端
2B……第2コンベヤ支持桁(コンベヤ経由部)
3……支持脚(脚部)
4……支承部
4a……固定支承部
4A……下流側支承部
4b……スライド機構
4B……スライド支承部
5……リンク機構
5a……第1リンク棒
5A……リンク機構
5a1……一端部
5a2……他端部
5b……第2リンク棒
5B……リンク機構
5b1……一端部
5b2……他端部
5C……リンク機構
5c1……接続棒
5c2……当接パッド
5c3……当接面
5c4……当接パッド
5c5……当接パッド
5d……第1コイルバネ
5e……第2コイルバネ
5f……関節部
50……コンベヤ
51……搬送ローラ
51a……水平ローラ
51b……傾斜ローラ
52……無端ベルト
6……中継タワー(コンベヤ経由部)
6a……入口開口
6b……出口開口
L1……回転軸心
L2……回転軸心
L3……回転軸心
S……設置面

Claims (7)

  1. コンベヤを支持するコンベヤ支持桁と、
    前記コンベヤ支持桁と搬送方向に隣接し、前記コンベヤ支持桁と離隔して配置されたコンベヤ経由部と、
    前記コンベヤ支持桁と前記コンベヤ経由部とに接続したリンク機構とを備え、
    前記リンク機構は、前記コンベヤ支持桁と前記コンベヤ経由部とが基準位置である場合に前記コンベヤから離間した離間姿勢となり、前記コンベヤ支持桁と前記コンベヤ経由部とが基準位置に対して離間した場合に前記コンベヤを支持する支持姿勢となる
    ことを特徴とするコンベヤ支持機構。
  2. 前記リンク機構は、
    前記コンベヤ支持桁に一端部が軸支された第1リンク棒と、
    前記コンベヤ経由部に一端部が軸支されると共に他端部が関節部によって前記第1リンク棒の他端部に接続された第2リンク棒と、
    前記関節部と接続されると共に前記離間姿勢にて前記コンベヤの下方に離間配置された支持部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のコンベヤ支持機構。
  3. 前記第1リンク棒及び前記第2リンク棒とのいずれかと前記支持部とを接続する弾性体を備えることを特徴とする請求項2記載のコンベヤ支持機構。
  4. 前記コンベヤ支持桁あるいはコンベヤ経由部と脚部との間に介挿された支承部を備え、
    前記支持部は、
    先端部を前記コンベヤに向けて前記関節部と接続された接続棒と、
    前記接続棒の先端部に固定された当接パッドと
    を備えることを特徴とする請求項2または3記載のコンベヤ支持機構。
  5. 前記当接パッドは、前記コンベヤとの当接面の縁部が面取りされていることを特徴とする請求項4記載のコンベヤ支持機構。
  6. 前記支承部は、固定子が前記脚部に接続されると共に移動子が前記コンベヤ支持桁あるいはコンベヤ経由部に接続されたスライド機構を備えることを特徴とする請求項4または5記載のコンベヤ支持機構。
  7. 搬送ベルトが搬送されるコンベヤを支持するコンベヤ支持桁と、
    前記コンベヤ支持桁に第1の接続部が接続されたリンク機構と、
    前記コンベヤの搬送経路上に位置し、前記リンク機構の第2の接続部が取り付けられた、コンベヤ経由部と、
    前記リンク機構に設けられ、前記搬送ベルトに対し近接と離反が可能な支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記第1の接続部が前記第2の接続部に対し近づくと、前記搬送ベルトから離反する方向に移動し、前記第1の接続部が前記第2の接続部に対し離反すると、前記搬送ベルトから離反する方向に移動する、
    ことを特徴とするコンベヤ支持機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016175716A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 大成建設株式会社 間取合いシステム

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