JP2020087839A - 照明装置 - Google Patents

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典明 西田
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Abstract

【課題】蓄電池の定格容量を増やさずに光源の点灯可能な時間の延長を図る。【解決手段】照明装置は、LEDと、蓄電池と、外部から供給される電力で蓄電池を充電する充電回路と、LEDを点灯させる点灯回路と、充電回路及び点灯回路を制御する制御回路とを備える。制御回路は、外部から点滅信号を受けたときにLEDを点灯させるように点灯回路を動作させる。制御回路は、点灯回路を動作させているときに蓄電池を充電する充電電流(出力電流)を増やすように充電回路を制御する。【選択図】 図6

Description

本開示は、照明装置に関し、より詳細には、蓄電池から供給される電力で光源を点灯させる照明装置に関する。
従来例として特許文献1記載の非常用照明装置を例示する。特許文献1記載の非常用照明装置(以下、従来例という。)は、バッテリと、常用電源から供給される電力でバッテリを充電する充電回路と、バッテリの放電電圧を昇圧する昇圧回路とを備える。従来例は、バッテリを充電回路に接続する状態とバッテリを昇圧回路に接続する状態とを選択的に切り替える切替回路と、昇圧回路からLED光源部に供給する電流を制御する点滅制御回路とを更に備える。
切替回路は、信号装置から受け取る制御信号に応じて、バッテリの接続を切り替える。信号装置は、火災感知器によって火災の発生が通知されると、避難路に適した通路及び階段などに設置されている非常用照明装置に対して制御信号を送信する。当該制御信号を受信した従来例の切替回路は、バッテリの接続先を充電回路から昇圧回路に切り替える。さらに、切替回路から指示された点滅制御回路がLED光源部を点滅させる。つまり、従来例は、LED光源部を点滅させることによって避難誘導を行う。
特開2011−204698号公報
ところで、上記従来例では、バッテリ(蓄電池)が満充電(完全充電)されていない状態で信号装置から制御信号を受信した場合、LED光源部(光源)の点灯可能な時間がバッテリ(蓄電池)の残容量に応じて短縮されてしまう。しかしながら、このような非常用照明装置(照明装置)においては、バッテリ(蓄電池)の容量(定格容量)を増やさずにLED光源部(光源)の点滅(点灯)可能な時間を延ばすことが望まれている。
本開示の目的は、蓄電池の定格容量を増やさずに光源の点灯可能な時間の延長を図ることができる照明装置を提供することである。
本開示の一態様に係る照明装置は、光源と、蓄電池と、外部から供給される電力で前記蓄電池を充電する充電回路と、前記光源を点灯させる点灯回路と、前記充電回路及び前記点灯回路を制御する制御回路とを備える。前記制御回路は、外部からトリガ信号を受けたときに前記光源を点灯させるように前記点灯回路を動作させる。前記制御回路は、前記点灯回路を動作させているときに前記蓄電池を充電する充電電流を増やすように前記充電回路を制御する。
本開示の照明装置は、蓄電池の定格容量を増やさずに光源の点灯可能な時間の延長を図ることができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る照明装置の正面図である。 図2は、同上の照明装置の分解斜視図である。 図3は、同上の照明装置の回路構成図である。 図4は、同上の照明装置における充電回路の回路図である。 図5は、同上の照明装置における充電回路の動作説明用の波形図である。 図6は、同上の照明装置における充電回路の動作説明用の波形図である。 図7は、同上の照明装置における充電回路の動作説明用の波形図である。 図8は、同上の照明装置における充電回路の動作説明用の波形図である。 図9は、同上の照明装置における充電回路の動作説明用の波形図である。
本開示の一態様に係る照明装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
実施形態の照明装置1は、誘導灯器具の近傍に取り付けられ、誘導灯信号装置から制御信号(点滅信号)を受けて、誘導効果を高めるためにLED光源を点滅させる、いわゆる独立形点滅装置である(日本照明工業会規格JIL5502-2008参照)。照明装置1は、造営材(例えば、建物内の避難口の近くの壁)に直付けされる直付け型の点滅装置である。
照明装置1は、図1及び図2に示すように、光源ユニット2と、電源ユニット4と、蓄電池ブロック3と、光源ユニット2、電源ユニット4及び蓄電池ブロック3を収容して造営材に取り付けられる筐体5とを備える。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図2に矢印で示す向きにおいて、照明装置1の上下、左右及び前後の各方向を規定する。
筐体5は、前面が開放された箱形のボディ50と、後面が開放された箱形のカバー51とを有する。ボディ50は、長方形状の底板500と、底板500の四つの辺の各々から前方に立ち上がる四つの側板501とを有する。底板500は、常用電源6(例えば、商用の電力系統)から給電されるための電源線が通される第1電線孔502と、点滅信号が伝送される信号線が通される第2電線孔503とを有している。底板500と四つの側板501は、亜鉛鋼板などの金属板が曲げ加工されることによって一体に形成されている。なお、ボディ50は、例えば、複数本のねじによって造営材にねじ止めされる。
光源ユニット2は、LED(Light Emitting Diode)20と、LED20を支持するホルダ21と、レンズ22と、取付板23とを有している(図1及び図2参照)。LED20は、例えば、COB(Chip on Board)型の照明用白色LEDである。ホルダ21は、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料によって円板状に形成されている。ホルダ21の中央部にLED20が保持されている。レンズ22は、アクリル樹脂によってドーム状に形成されている。ただし、レンズ22は、ケイ酸塩ガラスや石英ガラスのような不燃材によって形成されてもかまわない。ホルダ21とレンズ22は、取付板23の前面にねじ止めして取り付けられる。光源ユニット2は、支持板24を介してボディ50の底板500の前面に固定される(図2参照)。
蓄電池ブロック3は、複数本の乾電池型の電池セルが熱収縮チューブに包まれて構成された蓄電池30(図3参照)と、蓄電池30を保持する電池ホルダ31と、蓄電池30と電気的に接続されている電線32とを有している(図2参照)。電池セルは、例えば、ニッケル・水素蓄電池である。蓄電池ブロック3の電池ホルダ31は、ボディ50の底板500の前面下部において、複数のリベットによって底板500に固定される。
電源ユニット4は、合成樹脂製のケース45を有する(図2参照)。ケース45は、後述する回路が構成されたプリント回路板を内部に収容する。電源ユニット4は、ボディ50の底板500と支持板24の間に形成された空間にはめ込まれてボディ50に支持されている(図2参照)。
カバー51は、ボディ50の前面を覆うように、ボディ50に対して着脱可能に取り付けられる。カバー51の前面に、光源ユニット2のレンズ22が挿通される円形の孔510が貫通している。すなわち、ボディ50と結合されたカバー51の孔510から光源ユニット2のレンズ22がカバー51の外に露出するので(図1参照)、光源ユニット2の光は、カバー51の孔510を通して筐体5の外に出射される。
次に、電源ユニット4の回路構成について、図3を参照して詳細に説明する。
電源ユニット4は、充電回路40、点灯回路41、制御回路42、交直変換回路43、受信回路44を備える。
交直変換回路43は、常用電源6から供給される交流電力を直流電力に変換する。交直変換回路43は、例えば、ダイオードブリッジのような全波整流回路と、全波整流回路の脈流電圧を平滑する平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端電圧(入力電圧)を電圧変換するDC/DCコンバータとを有する。DC/DCコンバータは、例えば、絶縁型のフライバックコンバータである。交直変換回路43は、常用電源6から供給される交流電圧(例えば、実効値100Vの交流電圧)を数ボルト〜数十ボルトの直流電圧に変換して出力する。
充電回路40は、逆流阻止用のダイオードD2を介して交直変換回路43の出力端子に電気的に接続される。充電回路40は、交直変換回路43から出力される直流電力を蓄電池ブロック3の蓄電池30に供給して蓄電池30を充電する。なお、充電回路40の詳細な回路構成については後述する。
点灯回路41は、定電流回路410と、第1スイッチング素子Q1と、抵抗器411とを有する。
定電流回路410は、蓄電池30の電池電圧VBを昇圧し、かつ、安定化(定電圧化)する。定電流回路410は、第2スイッチング素子Q2、チョークコイルL1、ダイオードD1、入力コンデンサC2、出力コンデンサC0、ドライブ回路412などを有するブーストコンバータ(昇圧チョッパ回路)である。第2スイッチング素子Q2は、例えば、エンハンスメント形のNチャネルMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)からなる。ドライブ回路412は、抵抗器411の両端電圧(LED20に流れる電流に比例した電圧)に基づいて、LED20に定電流を流すように第2スイッチング素子Q2に対してパルス幅変調制御を行う。
第1スイッチング素子Q1は、定電流回路410から光源ユニット2のLED20への給電路を開閉する。第1スイッチング素子Q1は、例えば、エンハンスメント形のNチャネルMOSFETである。抵抗器411は、LED20に流れる電流を検出するために第1スイッチング素子Q1のソースと定電流回路410の低電位側の出力端子の間に挿入されている。
受信回路44は、2線式の信号線440を介して誘導灯信号装置から点滅信号を受信したときに制御回路42に対して制御信号を出力する。なお、点滅信号は、交流100V又は直流24Vの電圧信号である。
制御回路42は、例えば、マイクロコントローラを有している。制御回路42は、信号線を介して誘導灯信号装置から点滅信号を受信したとき、ドライブ回路412に駆動信号を出力する。ドライブ回路412は、駆動信号を受け取ると、第2スイッチング素子Q2をスイッチングして定電流回路410を動作させる。制御回路42は、駆動信号を出力した後、第1スイッチング素子Q1をオンして光源ユニット2を点灯させる。ただし、制御回路42は、誘導効果を高めるために光源ユニット2を間欠駆動する。例えば、制御回路42は、約500msごとに約50msの期間だけ第1スイッチング素子Q1をオンして光源ユニット2を点滅させる。
続いて、図4を参照して充電回路40の回路構成の一例について詳細に説明する。充電回路40は、シャントレギュレータU1、抵抗器R1〜R8、コンデンサC3、ダイオードD3、D4、第3スイッチング素子Q3、ツェナーダイオードZD1を有している。なお、図4における符号V1は、交直変換回路43からダイオードD2を介して充電回路40に入力される入力電圧である。また、図4における符号46A、46Bは、交直変換回路43からダイオードD2を介して電流が行き来する電路(導体)である。
シャントレギュレータU1のカソードがダイオードD3のカソードと電気的に接続されている。ダイオードD3のアノードは、抵抗器R1を介して高電位側の電路46Aと電気的に接続されている。シャントレギュレータU1のアノードは、ダイオードD4のアノードと電気的に接続されている。ダイオードD4のカソードは蓄電池30の正極と電気的に接続されている。シャントレギュレータU1のリファレンス端子は、二つの抵抗器R2、R3の接続点と電気的に接続されている。シャントレギュレータU1のカソードとリファレンス端子の間に、コンデンサC3と抵抗器R4が電気的に直列接続されている。なお、コンデンサC3は、リファレンス端子の入力電圧の変化を遅延させる役割を担っている。
抵抗器R2の第一端が高電位側の電路46Aと電気的に接続されている。抵抗器R2の第二端が抵抗器R3の第一端と電気的に接続されている。抵抗器R3の第二端がシャントレギュレータU1のアノードと電気的に接続されている。抵抗器R5の第一端が高電位側の電路46Aと電気的に接続されている。抵抗器R5の第二端が抵抗器R6の第一端と電気的に接続されている。抵抗器R6の第二端がシャントレギュレータU1のアノードと電気的に接続されている。
第3スイッチング素子Q3は、PNP型のバイポーラトランジスタである。第3スイッチング素子Q3のエミッタが高電位側の電路46Aと電気的に接続されている。第3スイッチング素子Q3のコレクタが抵抗器R5の第二端及び抵抗器R6の第一端と電気的に接続されている。抵抗器R7の第一端が高電位側の電路46Aと電気的に接続されている。抵抗器R7の第二端が抵抗器R8の第一端及び第3スイッチング素子Q3のベースと電気的に接続されている。抵抗器R8の第二端が制御回路42の出力ポートと電気的に接続されている。
ツェナーダイオードZD1のカソードがダイオードD3のアノードと電気的に接続されている。ツェナーダイオードZD1のアノードが低電位側の電路46Bと電気的に接続されている。なお、ツェナーダイオードZD1は、シャントレギュレータU1に過大な電圧が印加されることを防ぐ役割を担っている。
次に、充電回路40の動作を説明する。まず、受信回路44が誘導灯信号装置から点滅信号を受信していない場合の充電回路40の動作を説明する。なお、制御回路42は、受信回路44から制御信号を受け取っていない場合、制御回路42の出力端子(抵抗器R8に接続された出力ポート)をオープンする(ハイレベルとする)ことにより、第3スイッチング素子Q3をオフする。
シャントレギュレータU1は、アノードに対するリファレンス端子の電圧がリファレンス電圧(基準電圧)に等しくなるようにカソード電流(抵抗器R1からダイオードD3を介してシャントレギュレータU1に流れる電流)I2を調整する。したがって、二つの抵抗器R2、R3には、抵抗器R3の電圧降下がシャントレギュレータU1のリファレンス電圧に等しくなるような電流I3が流れる。また、二つの抵抗器R5、R6には、電流I3の大きさと二つの抵抗器R2、R3の合成抵抗の抵抗値との積に等しい電圧を二つの抵抗器R5、R6の合成抵抗の抵抗値で除した大きさの電流I4が流れる。ただし、抵抗器R5、R6の抵抗値は他の抵抗器R1〜R3の抵抗値よりも十分に小さいので、電流I4の大きさは電流I3よりも十分に大きい。充電回路40の出力電流I1(充電電流)は、上記三つの電流I2、I3、I4の合成電流となる。ただし、二つの電流I2、I3は、残り一つの電流I4よりも十分に小さいので、電流I4が出力電流I1の大半を占めている。
続いて、受信回路44が誘導灯信号装置から点滅信号を受信している場合の充電回路40の動作を説明する。制御回路42は、点滅信号を受信した受信回路44から制御信号を受け取ると、第3スイッチング素子Q3のベースを抵抗器R8を介してグランド(低電位側の電路46B)に電気的に接続することにより、第3スイッチング素子Q3をオンする。第3スイッチング素子Q3がオンすることにより、抵抗器R5の両端が第3スイッチング素子Q3で短絡される。したがって、電流I3の大きさは変わらないが、電流I4が増加することにより、出力電流I1も増加する。充電回路40の出力電流I1が増加すれば、蓄電池30に充電電流を供給しつつ、光源ユニット2を点滅させることができる。つまり、照明装置1では、点灯回路41を動作させる際、制御回路42が蓄電池30を充電する充電電流(出力電流I1)を増やすように充電回路40を制御するので、蓄電池30の定格容量を増やさずに光源ユニット2の点灯可能な時間の延長を図ることができる。
次に、受信回路44が点滅信号を受信してから制御回路42が充電回路40を制御して出力電流I1を変化させるタイミングについて、図5〜図6を参照して説明する。なお、図5〜図6における上段の波形は、照明装置1(の受信回路44)に対する点滅信号の受信状況を示している。また、中段の波形は、点灯回路41から第1スイッチング素子Q1を介してLED20に供給される電流を示している。さらに、下段の波形は、充電回路40の出力電流I1(充電電流)を示している。なお、各段の波形の横軸は時間tである。
図5に示すように、時間t=t0に常用電源6が投入されると、照明装置1の電源ユニット4が動作を開始して蓄電池30を充電し始める。このとき、充電回路40の出力電流I1の電流値は、相対的に小さい値(例えば、50mA)となる。そして、時間t=t1に誘導灯信号装置から点滅信号が送信されると、点滅信号を受信した受信回路44から制御回路42に制御信号が出力される。制御信号を受け取った制御回路42は、点滅信号を受信してから所定の待機時間T1が経過したとき(時間t=t2)、第3スイッチング素子Q3をオンして充電回路40の出力電流I1を増加させる。増加後の出力電流I1の大きさは、例えば、増加前の出力電流I1の大きさの10倍程度(例えば、500mA)であることが好ましい。なお、待機時間T1は、所定の限度値(例えば、数秒から十数分又は数時間から十数時間の範囲の任意の時間)以下であることが好ましい。特に、待機時間T1は、ゼロ(t1=t2)であっても構わない(図6参照)。ただし、ここでいう「ゼロ」とは、人が待機時間T1をゼロと知覚し得る時間差、例えば、数マイクロ秒〜数十ミリ秒の範囲の時間差を含んでいる。照明装置1は、待機時間T1が短いほど、光源ユニット2が不点となることを防ぐことができる。
ところで、実施形態の照明装置1を含む一般型の非常用照明器具においては、蓄電池を満充電するために必要な時間(充電時間)が24時間以内と定められている。したがって、制御回路42は、充電回路40の動作開始時点(時間t=t0)からの経過時間T2が充電時間(24時間)に達する前に制御信号を受けたとき(時間t=t2)に出力電流I1を増やすように充電回路40を制御することが好ましい(図7参照)。制御回路42が上述のように充電回路40を制御すれば、電力消費の抑制を図ることができる。なお、図7における一段目の波形は、常用電源6の給電状況を示している。二段目の波形は、照明装置1(の受信回路44)に対する点滅信号の受信状況を示している。また、三段目の波形は、点灯回路41から第1スイッチング素子Q1を介してLED20に供給される電流を示している。さらに、四段目の波形は、充電回路40の出力電流I1(充電電流)を示している。なお、各段の波形の横軸は時間tである。
また、制御回路42は、蓄電池30の電池電圧VBを監視し、制御信号を受けた時点(時間t=t0)の電池電圧VBがしきい値Vrよりも高いときは出力電流I1を増やすように充電回路40を制御しないことが好ましい。制御回路42は、制御信号を受けた時点以降で電池電圧VBがしきい値Vr以下まで低下したときに出力電流I1を増やすように充電回路40を制御することが好ましい(図8参照)。しきい値電圧Vrは、例えば、定格電圧の80%〜90%程度の電圧であることが好ましい。制御回路42が上述のように充電回路40を制御すれば、電力消費の抑制を図ることができる。なお、図8における上段の波形は、照明装置1(の受信回路44)に対する点滅信号の受信状況を示している。また、中段の波形は、点灯回路41から第1スイッチング素子Q1を介してLED20に供給される電流を示している。さらに、下段の波形は、充電回路40の出力電流I1(充電電流)を示している。なお、各段の波形の横軸は時間tである。
ところで、これまでの説明では、制御回路42が出力電流I1を増やすように充電回路40を制御する際に出力電流I1を急激に増加させている。これに対して、制御回路42が出力電流I1を増やす際に出力電流I1を漸増させるように充電回路40を制御することが好ましい(図9参照)。具体的には、制御回路42は、第3スイッチング素子Q3であるバイポーラトランジスタを能動領域で駆動することにより、バイポーラトランジスタ(第3スイッチング素子Q3)に流れる電流を徐々に増加させればよい。
制御回路42が出力電流I1を漸増させるように充電回路40を制御すれば、出力電流I1を急激に増加させる場合に比べて、蓄電池30及びLED20の少なくとも一方に瞬間的に過大な電流が流れることを抑制できる。なお、図9における上段の波形は、照明装置1(の受信回路44)に対する点滅信号の受信状況を示している。また、中段の波形は、点灯回路41から第1スイッチング素子Q1を介してLED20に供給される電流を示している。さらに、下段の波形は、充電回路40の出力電流I1(充電電流)を示している。なお、各段の波形の横軸は時間tである。
なお、実施形態に係る照明装置1は点滅装置に限定されない。例えば、照明装置1は、建物の避難口を表示する役割を担った点滅形避難口誘導灯器具であっても構わない。
上述のように第1の態様に係る照明装置(1)は、光源(LED20)と、蓄電池(30)と、外部から供給される電力で蓄電池(30)を充電する充電回路(40)とを備える。第1の態様に係る照明装置(1)は、光源を点灯させる点灯回路(41)と、充電回路(40)及び点灯回路(41)を制御する制御回路(42)とを備える。制御回路(42)は、外部からトリガ信号(点滅信号)を受けたときに光源を点灯させるように点灯回路(41)を動作させる。制御回路(42)は、点灯回路(41)を動作させているときに蓄電池(30)を充電する充電電流(出力電流I1)を増やすように充電回路(40)を制御する。
第1の態様に係る照明装置(1)は、制御回路(42)が蓄電池(30)を充電する充電電流を増やすように充電回路(40)を制御するので、蓄電池(30)の定格容量を増やさずに光源の点灯可能な時間の延長を図ることができる。
第2の態様に係る照明装置(1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、トリガ信号を受けてから点灯回路(41)の動作を開始させるタイミングと、トリガ信号を受けてから充電電流を増やすように充電回路(40)を制御するタイミングとの時間差(待機時間T1)を所定の限度値以下とすることが好ましい。
第2の態様に係る照明装置(1)は、蓄電池(30)の残容量が減少しても光源が不点となることを防ぐことができる。
第3の態様に係る照明装置(1)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、限度値をゼロとすることが好ましい。
第3の態様に係る照明装置(1)は、光源が不点となることをより確実に防ぐことができる。
第4の態様に係る照明装置(1)は、第1〜第3の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第4の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、充電回路(40)の動作開始時点からの経過時間(T2)が所定の充電時間に達する前にトリガ信号を受けたときに充電電流を増やすように充電回路(40)を制御することが好ましい。
第4の態様に係る照明装置(1)は、電力消費の抑制を図ることができる。
第5の態様に係る照明装置(1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、トリガ信号を受けて点灯回路(41)の動作を開始させた後、蓄電池の電池電圧が所定のしきい値以下に低下したときに充電電流を増やすように充電回路(40)を制御することが好ましい。
第5の態様に係る照明装置(1)は、電力消費の抑制を図ることができる。
第6の態様に係る照明装置(1)は、第1〜第5の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第6の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、充電電流を増やす際に充電電流を漸増させるように充電回路(40)を制御することが好ましい。
第6の態様に係る照明装置(1)は、充電電流を急激に増加させる場合に比べて、蓄電池(30)及び光源の少なくとも一方に瞬間的に過大な電流が流れることを抑制できる。
第7の態様に係る照明装置(1)は、第1〜第6の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第7の態様に係る照明装置(1)において、制御回路(42)は、光源を周期的に点滅させるように点灯回路(41)を制御することが好ましい。
第7の態様に係る照明装置(1)は、例えば、避難誘導用の点滅装置に利用された場合に、光源を周期的に点滅させることによって誘導効果を高めることができる。
1 照明装置
20 LED(光源)
30 蓄電池
40 充電回路
41 点灯回路
42 制御回路
I1 出力電流(充電電流)
T1 待機時間
T2 待機時間

Claims (7)

  1. 光源と、
    蓄電池と、
    外部から供給される電力で前記蓄電池を充電する充電回路と、
    前記光源を点灯させる点灯回路と、
    前記充電回路及び前記点灯回路を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、外部からトリガ信号を受けたときに前記光源を点灯させるように前記点灯回路を動作させ、かつ、前記点灯回路を動作させているときに前記蓄電池を充電する充電電流を増やすように前記充電回路を制御する、
    照明装置。
  2. 前記制御回路は、前記トリガ信号を受けてから前記点灯回路の動作を開始させるタイミングと、前記トリガ信号を受けてから前記充電電流を増やすように前記充電回路を制御するタイミングとの時間差を所定の限度値以下とする、
    請求項1記載の照明装置。
  3. 前記制御回路は、前記限度値をゼロとする、
    請求項2記載の照明装置。
  4. 前記制御回路は、前記充電回路の動作開始時点からの経過時間が所定の充電時間に達する前に前記トリガ信号を受けたときに前記充電電流を増やすように前記充電回路を制御する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記制御回路は、前記トリガ信号を受けて前記点灯回路の動作を開始させた後、前記蓄電池の電池電圧が所定のしきい値以下に低下したときに前記充電電流を増やすように前記充電回路を制御する、
    請求項1記載の照明装置。
  6. 前記制御回路は、前記充電電流を増やす際に前記充電電流を漸増させるように前記充電回路を制御する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記制御回路は、前記光源を周期的に点滅させるように前記点灯回路を制御する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
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