JP2020087172A - 画像処理プログラム、画像処理方法、および画像処理装置 - Google Patents

画像処理プログラム、画像処理方法、および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一実施形態は、画像検索の際に、検索キーとした画像に写る荷物と一致する荷物が写る荷物画像を効率よく見つける。【解決手段】一実施形態に係る画像処理装置は、画像検索依頼を受信した場合、異なる荷物が写る複数の荷物画像であって、それぞれが荷物の持ち主を識別するための識別情報と対応付けられている複数の荷物画像に対して、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行して、複数の荷物画像のそれぞれと、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像との類似度を評価する評価部と、複数の荷物画像のうちで、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像の色と、色が所定の判定条件を満たさないと判定した荷物画像の類似度を低くなるように変更する変更部と、変更後の類似度が所定の条件を満たす荷物画像と、所定の条件を満たす荷物画像に対応付けられている識別情報とを返信する返信部と、を含む。【選択図】図10

Description

本発明は、画像処理プログラム、画像処理方法、および画像処理装置に関する。
例えば、空港などにおいて、乗客から預かった手荷物を、乗客が搭乗する航空機に積み込むコンテナが置かれたエリアまで搬送する手荷物取扱システムが利用されている。
手荷物取扱システムでは、例えば、手荷物の預け入れ時に、手荷物の持ち主の情報と対応付けられた識別情報が発行される。そして、例えば、識別情報をコード化したバーコードが印刷されたタグが手荷物に取り付けられる。その後、手荷物取扱システムは、手荷物に取り付けられたタグから識別情報をコンベア沿いに設置されたバーコードリーダで読み取る。そして、手荷物取扱システムは、読み取った識別情報を基にコンベアを制御して手荷物を仕分けし、最終的に手荷物の持ち主が搭乗する航空機に積み込まれるコンテナまで手荷物を搬送する。
また、例えば、物品の管理や放置物の検出などに、画像データを利用する技術が知られている。
特開平10−149434号公報 特開2009−152748号公報 国際公開第2018/012439号
例えば、手荷物をコンベアで搬送している間に、手荷物に取り付けたタグが外れてしまい、タグから手荷物の持ち主の情報を特定できなくなることがある。例えば、その様な状況に対処するために、乗客の手荷物を写した手荷物画像と、識別情報とを対応付けて予め保存しておくことが考えられる。それにより、例えば、タグの外れた手荷物が見つかった場合にも、タグの外れた手荷物を撮影した画像を検索キーとして画像検索を実行することで、識別情報を特定することが可能である。しかしながら、この様に、例えば、手荷物などの荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行した場合に、色の異なる荷物を写した荷物画像が検索結果の上位に含まれてしまうことがある。その結果、検索キーとした画像に写る荷物と一致する荷物が写る荷物画像を見つけるまでの効率が低下することがある。
1つの側面では、本発明は、画像検索の際に、検索キーとした画像に写る荷物と一致する荷物が写る荷物画像を効率よく見つけることのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様の画像処理プログラムは、画像検索依頼を受信した場合、異なる荷物が写る複数の荷物画像であって、それぞれが荷物の持ち主を識別するための識別情報と対応付けられている複数の荷物画像に対して、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行して、複数の荷物画像のそれぞれと、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像との類似度を評価し、複数の荷物画像のうちで、画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像の色と、色が所定の判定条件を満たさないと判定した荷物画像の類似度を低くなるように変更し、変更後の類似度が所定の条件を満たす荷物画像と、所定の条件を満たす荷物画像に対応付けられている識別情報とを返信する、処理を、画像処理装置に実行させる。
画像検索の際に、検索キーとした画像に写る荷物と一致する荷物が写る荷物画像を効率よく見つけることができる。
実施形態に係る手荷物取扱システムのシステム構成を例示する図である。 実施形態に係る手荷物取扱システムによる手荷物の取り扱いの流れを説明する図である。 実施形態に係る画像処理装置のブロック構成を例示する図である。 実施形態に係る手荷物管理情報を例示する図である。 実施形態に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。 手荷物画像の生成について例を説明する図である。 実施形態に係る手荷物画像の生成の流れを例示する図である。 実施形態に係る画像検索処理の動作フローを例示する図である。 色相環を例示する図である。 類似度の評価結果の変化を例示する図である。 第1の変形例に係る手荷物画像からの複数の手荷物画像の生成を例示する図である。 第1の変形例に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。 撮影装置で撮影した画像の背景と別のタイミングで撮影した画像の背景とが異なる場合を例示する図である。 例示的な背景画像管理情報を示す図である。 第2の変形例に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。 実施形態に係る画像処理装置を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。 実施形態に係る端末を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付すことがある。
上述のように、空港では、例えば、乗客は、航空機内へ持ち込む手荷物以外の手荷物を、搭乗前に航空会社のチェックインカウンタに預ける。預け入れの際に、手荷物には、手荷物を識別するための識別情報がコード化されたバーコードを含むタグが取り付けられて、ベルトコンベアなどのコンベア上を搬送される。識別情報は、例えば、手荷物の持ち主に関する情報(以下、手荷物情報と呼ぶことがある)と対応付けられており、手荷物の持ち主を識別するために用いられてよい。手荷物情報は、例えば、手荷物の持ち主の氏名、持ち主の性別、持ち主が乗る航空機の航空会社、および航空機の便名などの情報を含んでよい。
また、コンベア沿いにはバーコードリーダを備える読取装置が設置されている。そして、読取装置でタグのバーコードが読み取られ、読み取られた識別情報に従って、最終的に手荷物は持ち主が搭乗する航空機の荷物室に積み込むコンテナのあるメイクエリアまでベルトコンベアにより仕分け搬送される。
ここで、手荷物の搬送中に、手荷物に取り付けたタグが外れてしまうことがある。例えば、タグは、粘着性のシール等で手荷物に貼りつけられることがあるが、タグの粘着面が露出していると、粘着面が壁などにくっついてしまい、手荷物がコンベアを運ばれる力で引っ張られてタグが切れてしまうことがある。このようにタグが手荷物から外れてしまうと、タグに記載される識別情報から、手荷物情報を取得することができなくなるため、手荷物をどこに搬送すべきか等を特定することが難しくなる。
こうした状況に対処するための一つの手法として、例えば、乗客の手荷物を写した画像(以下、手荷物画像または荷物画像と呼ぶことがある)と、識別情報とを対応付けて予め記憶装置に保存しておくことが考えられる。そして、例えば、タグの外れた手荷物が見つかった場合に、タグの外れた手荷物の画像を撮影装置で撮影し、その撮影した画像を検索キーとして、記憶装置に保存されている手荷物画像を画像検索する。それにより、検索で上位に評価された手荷物画像のうちから、タグの外れた手荷物と対応する手荷物画像を特定して識別情報を迅速に取得することが可能である。
しかしながら、例えば、画像検索の結果、検索キーとして用いた画像に写る手荷物と、色の明らかに異なる手荷物を写した手荷物画像が上位に現れることがある。
例えば、画像検索に用いられる局所特徴量に基づく画像の比較は、明るさの変化の分布をもとに行われるため、色が異なっていても形状が似ていると、その画像の類似度を高く評価してしまうことがある。そのため、検索キーとして入力した画像に写る手荷物と色が明らかに異なる手荷物を写した手荷物画像が、画像検索において上位に現れることを抑制し、検索精度を高めることのできる技術の提供が望まれている。
以下で述べる実施形態では、画像検索で検索キーとして用いる手荷物の画像と、記憶装置に保存されている手荷物画像とのそれぞれの画像から、手荷物の色の特徴を表す特徴値を決定する。そして、2つの画像の特徴値が所定の近似度を下回って似ていない場合には、その手荷物画像の類似度の評価を下げる。それにより、画像検索の精度を高め、検索キーとして入力した画像に写る手荷物と一致する手荷物が写る手荷物画像を効率よく特定することを可能にする。以下、実施形態を更に詳細に説明する。
まず、実施形態に係る手荷物取扱システム100について説明する。
(手荷物取扱システム)
図1は、実施形態に係る手荷物取扱システム100のシステム構成を例示する図である。手荷物取扱システム100は、例えば、BHS(Baggage Handling System)であってよい。手荷物取扱システム100は、例えば、コンベア101、コンベア制御装置102、読取装置103、コントローラ104、管理サーバ105、画像処理装置106、および端末107を含む。
コンベア制御装置102、コントローラ104、管理サーバ105、画像処理装置106、および端末107は、例えば、ネットワーク150を介して互いに接続されていてよい。ネットワーク150は、例えば、LAN(Local Area Network)であってよく、有線ネットワーク、および無線ネットワークを含んでよい。
コンベア101は、例えば、ベルトコンベアであってよい。コンベア101は、例えば、通信機能を備えるコンベア制御装置102と接続されていてよく、コンベア制御装置102を介してネットワーク150に接続し、管理サーバ105からの制御を受けて手荷物を仕分け搬送する。
読取装置103は、例えば、バーコードリーダ131、および撮影装置132を備える。読取装置103のバーコードリーダ131は、例えば、コンベア101上を搬送される手荷物に付加されたタグ260のバーコードから識別情報を読み取る。また、読取装置103の撮影装置132は、例えば、コンベア101上を搬送される手荷物を撮影する。読取装置103は、例えば、通信機能を備えるコントローラ104と接続し、コントローラ104を介して管理サーバ105に識別情報を送信する。また、読取装置103は、例えば、バーコードリーダ131で読み取った識別情報と、撮影装置132で撮影した手荷物の撮影画像とをコントローラ104を介して画像処理装置106に送信する。
管理サーバ105は、例えば、読取装置103のバーコードリーダ131で読み取られた識別情報に基づいて、コンベア101による手荷物の仕分け搬送を制御する。
画像処理装置106は、例えば、読取装置103の撮影装置132で撮影されたコンベア101上を搬送される手荷物の撮影画像を解析し、手荷物の写る領域を抽出した手荷物画像を生成する。そして、画像処理装置106は、手荷物画像を、手荷物画像に写る手荷物の識別情報と対応付けて記憶する。また、画像処理装置106は、例えば、端末107から画像検索依頼を受信すると、画像検索依頼に含まれる画像データを検索キーとして、記憶している手荷物画像を画像検索する。
端末107は、例えば、タブレット端末、スマートフォンなどの通信機能を備える端末である。また、端末107は、例えば、カメラなどの撮影装置171を備える。
なお、図1に示す手荷物取扱システム100は例示であり、実施形態はこれに限定されるものではなく、手荷物取扱システム100は、その他の構成であってもよい。例えば、手荷物取扱システム100は、後述するチェックインカウンタに設置された端末などの更なる構成を含んでもよい。
続いて、実施形態に係る手荷物取扱システム100による手荷物の取り扱いの流れを説明する。図2は、実施形態に係る手荷物取扱システム100による手荷物の取り扱いの流れを説明する図である。図2には、例えば、コンベア101、読取装置103、管理サーバ105、画像処理装置106、チェックインカウンタ201、手荷物検査装置202、コンテナ270、メイクエリア290が示されている。
ここで、乗客は、例えば、チェックインカウンタ201にて手荷物250を預ける(図2の(1))。チェックインカウンタ201に設置された端末は、例えば、預けられた手荷物250の持ち主に関する手荷物情報と対応付けて識別情報を発行し、その識別情報をコードするバーコードを印刷したタグ260を発券する。発券されたタグ260は、預けられた手荷物250に取り付けられる(図2の(2))。
続いて、手荷物250は、手荷物検査装置202へとコンベア101上を運ばれ、手荷物検査装置202は、手荷物250に手荷物検査を実行し、検査内容を管理サーバ105に送信する(図2の(3))。手荷物検査の検査員は、例えば、管理サーバ105で受信した手荷物検査装置202の検査内容に基づいて手荷物を検査する。
続いて、手荷物250はコンベア101を更に運ばれ、読取装置103を通過する。読取装置103においてバーコードリーダ131は、例えば、コンベア101上を流れてきた手荷物250に付されたタグ260から識別情報を読み取る。また、読取装置103の撮影装置132は、例えば、コンベア101上を流れてきた手荷物250を撮影する。なお、読取装置103の撮影装置132は、所定の画角でコンベア101上を撮影するように設置されていてよい。続いて、読取装置103は、例えば、バーコードリーダ131で読み取った識別情報を、コントローラ104を介して管理サーバ105に送信する(図2の(4))。
管理サーバ105は、例えば、識別情報と対応する手荷物250の手荷物情報に基づいてコンベア制御装置102を制御し(図2の(5))、積み込み先のコンテナ270のあるメイクエリア290までコンベア101で手荷物250を仕分け搬送する。それにより、手荷物250は、持ち主が搭乗する便に積載されるコンテナ270への手荷物250の積み込み作業が行われるメイクエリア290に運ばれる(図2の(6))。メイクエリア290では、作業員は、例えば、端末107を用いて手荷物250に取り付けられたタグ260から識別情報を読み取る。そして、作業員は、例えば、端末107で識別情報を用いて手荷物250と対応する手荷物情報を確認し、持ち主が搭乗する航空機のコンテナ270に手荷物250を積み込む。
また、例えば、手荷物検査装置202において、手荷物250から不審物が発見された場合には、手荷物250は回避検査室までコンベア101で運ばれて、更なる検査を受ける(図2の(7))。この様に、手荷物取扱システム100では、タグ260に印刷されたバーコードなどの識別情報により手荷物250の個体管理が行われ、大量の手荷物250が高い精度で仕分けされ航空機に積み込まれている。
また、実施形態では読取装置103は、例えば、撮影装置132で撮影した手荷物250が写る撮影画像とバーコードリーダ131で読み取った識別情報とを対応付けて画像処理装置106に送信してよい(図2の(8))。画像処理装置106は、例えば、撮影装置132で撮影された手荷物250が写る撮影画像から、手荷物の写る領域を抽出した手荷物画像を生成する。そして、画像処理装置106は、生成した手荷物画像を、読取装置103から受信した識別情報と対応付けて記憶装置に保存する。そのため、手荷物250からタグ260が外れた場合にも、作業員は、手荷物250の画像を撮影し、撮影した画像を検索キーとして、記憶装置に保存した手荷物画像を画像検索することで、手荷物画像と対応付けられている識別情報を取得することが可能になる。
例えば、メイクエリア290でコンテナ270への手荷物の積み込みを担当する作業員が、タグ260が外れてしまった手荷物250を発見したとする。この場合、タグ260から識別情報を取得することができない。ここで、作業員は、例えば、タグ260の外れた手荷物250の画像を端末107の撮影装置171で撮影して、撮影した画像をキーとして画像処理装置106に画像検索を依頼する(図2の(9))。
画像処理装置106は、記憶装置に記憶している手荷物画像と、検索キーとして受信した手荷物250の画像とを比較し、類似度を評価する。また、画像処理装置106は、記憶装置に記憶している手荷物画像と、検索キーとして受信した手荷物250の画像との色の近似度を評価し、近似度に基づいて色が似ていないと判定した手荷物画像の類似度を低くなるように変更する。その後、画像処理装置106は、所定の条件を満たす類似度で類似している手荷物画像を、その手荷物画像と対応付けられる識別情報とともに端末107に返す。なお、所定の条件としては、例えば、類似度が上位の所定の数に入ることであってよい。作業員は、端末107で受信した手荷物画像および識別情報から、タグ260が外れてしまった手荷物250の識別情報を特定することができる。そして、手荷物250の識別情報が分かれば、作業員は、端末107を操作して識別情報と対応する手荷物情報について管理サーバ105に問い合わせを行うことで、手荷物250を積み込むべきコンテナ270などの情報を取得することができる。
以上で述べた実施形態に係る手荷物取扱システム100による手荷物の取り扱いの流れに関し、画像処理装置106が実行する処理に関する更なる詳細の例を以下に述べる。
図3は、実施形態に係る画像処理装置106のブロック構成を例示する図である。画像処理装置106は、例えば、制御部301、記憶部302、および通信部303を含む。制御部301は、例えば、評価部311、変更部312、および返信部313などとして動作してよい。記憶部302は、例えば、上述の手荷物画像と識別情報とを対応付けて記憶していてよい。通信部303は、制御部301の指示に従ってネットワーク150に接続し、端末107と通信したり、コントローラ104を介して読取装置103と通信したりする。これらの各部の詳細および記憶部302に格納されている情報の詳細については後述する。
図4は、実施形態に係る手荷物管理情報400を例示する図である。手荷物管理情報400のエントリには、例えば、航空会社、便、ゲート、識別情報を含む手荷物情報が登録されている。航空会社は、例えば、エントリと対応する手荷物250を運び込む航空便の航空会社を示す情報である。便は、例えば、エントリと対応する手荷物250を運び込む航空便を示す情報である。ゲートは、例えば、エントリと対応する手荷物250を運び込む航空便が停留するゲートを示す情報である。識別情報は、例えば、エントリと対応する手荷物250に対して発行された識別情報である。識別情報は、例えば、エントリと対応する手荷物250がチェックインカウンタ201に預け入れられる際に発行されてよく、手荷物250には識別情報を含むタグ260が取り付けられてよい。なお、図4の例では、手荷物管理情報400のエントリは、航空会社、便、ゲート、識別情報を含むが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、手荷物管理情報400のエントリは、手荷物の持ち主の氏名、持ち主の性別などのその他の情報を含んでもよい。
図5は、実施形態に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。画像処理装置106の制御部301は、例えば、手荷物画像の生成処理の実行指示が入力されると、図5の動作フローを開始してよい。
S501において制御部301は、読取装置103から手荷物250を撮影した撮影画像と、その手荷物250に取り付けられたタグ260から読み取った識別情報との組を受信したか否かを判定する。読取装置103から撮影画像と識別情報の組を受信していない場合(S501がNO)、フローはS501の処理を繰り返す。一方、読取装置103から撮影画像と識別情報の組を受信している場合(S501がYES)、フローはS502に進む。
S502において制御部301は、受信した撮影画像と、記憶部302に記憶されている背景画像とに基づいて、撮影画像から手荷物250が写る領域を抽出した手荷物画像を生成する。なお、背景画像は、例えば、撮影装置132で、手荷物250が画角に含まれないタイミングに背景となるコンベア101を撮影した画像であってよく、画像処理装置106の記憶部302に予め記憶されていてよい。
図6は、S502で実行される手荷物画像の生成について例を説明する図である。図6には、背景となるコンベア101を撮影した背景画像601と、手荷物250が写る撮影画像602と、手荷物画像603とが示されている。制御部301は、読取装置103から受信した撮影画像602と、記憶部302から読み出した背景画像601とに基づいて、撮影画像602から背景となるコンベア101が写る領域を取り除き、手荷物250が写る領域を抽出した手荷物画像603を生成する。このように抽出した手荷物画像603は、画像内の大部分の画素が手荷物250を示す情報となるため、画像検索の精度を高めることが可能である。以下、手荷物画像603の生成の更なる詳細について例示する。
図7は、実施形態に係る手荷物画像の生成の流れを例示する図である。図7の(1)において画像処理装置106の制御部301は、読取装置103の撮影装置132で撮影された手荷物250が写る撮影画像を記憶部302から読み出す。(2)において制御部301は、記憶部302から背景画像を読み出し、背景画像と、手荷物250が写る撮影画像との明るさの差分画像を得る。なお、図7の(2)から(7)は、明るさを表す白黒画像で示されており、黒色は暗く、白色は明るいことを表している。
(3)において制御部301は、得られた差分画像から小さい白色領域などのノイズを除去し、その後、白色領域の輪郭を太線化する。(4)において制御部301は、(1)に示す手荷物250が写る撮影画像からエッジを抽出したエッジ画像を生成し、エッジ画像と(3)で得られた画像とで白色画素の重なる領域を抽出する。
(5)において制御部301は、(4)で得られた画像から小さい白色領域などのノイズを除去し、その後、白色領域の輪郭を太線化する。(6)において制御部301は、(5)で得られた画像から白色領域で囲まれた黒色の小領域を除去する。(7)において制御部301は、(6)で得られた画像を180度回転させて回転前の画像に重畳する。(8)において制御部301は、(7)で得られた画像に矩形フィッティングを行い、手荷物領域を切り出して、手荷物画像として保存する。フィッティングでは、制御部301は、例えば、白色領域の外形を取り囲む最小の矩形領域を、手荷物画像として切り出してよい。
例えば、以上のようにして、画像処理装置106の制御部301は、撮影装置132で撮影された手荷物250の写る撮影画像から、手荷物画像を生成することができる。
なお、図7で述べた手荷物画像の取得は例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、別の実施形態では、制御部301は、手荷物250の領域が特定された撮影画像と、背景画像とを教師データとして用いて機械学習の手法により、手荷物250の写る領域を認識する学習器を作成し、作成された学習器により手荷物画像を生成してもよい。
続いて、図5のS503において制御部301は、S502で生成した手荷物画像と、S501で受信した識別情報とを対応付けて記憶部302に記憶し、フローはS501に戻る。一例では、制御部301は、手荷物画像を保存する際のファイル名を識別情報とすることで、手荷物画像と識別情報を対応付けて記憶部302に保存してよい。別な実施形態では、制御部301は、データベースに手荷物画像と識別情報とを対応付けたエントリを登録することで、手荷物画像と識別情報とを対応付けて管理してもよい。なお、図5のS503の実行のたびに記憶部302に保存される手荷物画像と識別情報との組は、以下に後述するように、画像検索の検索対象として用いることができる。
(手荷物画像の画像検索処理)
続いて、実施形態に係る手荷物画像の画像検索処理を説明する。手荷物画像の画像検索処理は、例えば、タグ260の外れてしまった手荷物250が見つかった際に、その手荷物250の識別情報を特定するために実行されてよい。なお、例えば、上述の局所特徴量に基づく画像検索のように、画像検索では、検索キーとして用いた画像に写る手荷物と色の明らかに異なる手荷物を写した手荷物画像が、類似する手荷物画像として上位に現れることがある。そのため、以下で述べる画像検索処理では、制御部301は、検索キーとして用いる手荷物の画像と、記憶装置に保存されている手荷物画像との色の近似度を評価し、2つの画像の色が似ていない場合には、その手荷物画像の類似度の評価を下げる。それにより、画像検索の精度が高まり、検索キーとして入力した画像に写る手荷物と一致する手荷物が写る手荷物画像を効率よく特定することが可能になる。
図8は、実施形態に係る画像検索処理の動作フローを例示する図である。画像処理装置106の制御部301は、例えば、手荷物画像の画像検索処理の実行指示が入力されると、図8の動作フローを開始してよい。
S801において制御部301は、端末107から画像検索依頼を受け付ける。例えば、メイクエリア290でコンテナ270への手荷物250の積み込みを担当する作業員が、タグ260が外れてしまった手荷物250を発見したとする。この場合、作業員は、端末107を用いてタグ260が外れてしまった手荷物250の画像を撮影し、撮影した画像を含む画像検索依頼を端末107から画像処理装置106に送信してよい。S801において制御部301が端末107から画像検索依頼を受信していない場合(S801がNO)、フローはS801の処理を繰り返す。一方、S801において制御部301が端末107から画像検索依頼を受信した場合(S801がYES)、フローはS802に進む。
S802において制御部301は、画像検索依頼からタグ260が外れてしまった手荷物250を写した画像を取得し、取得した画像を検索キーとして記憶部302に記憶されている複数の手荷物画像を画像検索する。なお、記憶部302に記憶されている検索対象の複数の手荷物画像は、それぞれが、例えば、S503で記憶部302に記憶された手荷物画像であってよく、識別情報と対応付けられている。また、画像検索には、例えば、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)、SURF(Speeded-Up Robust Features)、BRISK(Binary Robust Invariant Scalable Keypoints)、BRIEF(Binary Robust Independent Elementary Features)、KAZE特徴量、AKAZE(Accelerated-KAZE)特徴量などの局所特徴量ベースの画像比較を用いることができる。制御部301は、例えば、これらの局所特徴量ベースの画像比較により画像の類似度を評価してよい。そして、制御部301は、例えば、手荷物画像を類似度の高い順に並べ替えてよい。例えば、局所特徴量ベースの画像比較では、類似度をスコアで表すことができ、制御部301は、スコアの高い手荷物画像から順に、手荷物画像を並べ替えてよい。
続いて、S803で制御部301は、色の近似度を評価する。例えば、制御部301は、画像検索依頼に含まれる手荷物250を写した画像から、手荷物の色の特徴を表す特徴値を決定する。また、制御部301は、記憶部302に記憶されている複数の手荷物画像のそれぞれについて、手荷物の色の特徴を表す特徴値を決定する。そして、制御部301は、手荷物250を写した画像から得た特徴値と、記憶部302に記憶されているそれぞれの手荷物画像の特徴値とを比較し、色が近いか否かの近似度を評価する。
なお、色の近似度の評価に利用可能な特徴値としては、例えば、色相を用いることができる。色相は、例えば、色合い、色味のことであり、彩度および明度とともに、色の三属性の一つである。色相は、色の比較の指標として好ましく用いることができる。以下、色相を例に色の近似度を評価する例を述べるが、実施形態はこれに限定されるものではなく、その他の色の成分を用いて、色の近似度が評価されてもよい。
一実施形態において制御部301は、画像内の画素の色相を代表する代表値を算出し、手荷物の色の特徴を表す特徴値として用いてよい。代表値は、一例では、画像全体で色相を平均した値であってよい。例えば、色相の平均は、以下のように求めることができる。
図9は、色相環を例示する図である。図9に例示するように、色相環は色相の総体を順序立てて円環にして並べたものであり、色相環上での角度θにより色相を値で表すことができる。なお、以下では、色相環上での角度θを、色相値と呼ぶことがある。そして、画像内の1つの画素の色相は、角度θにより表すことができる。また更に、例えば、画像内に含まれる画素の色相の平均値は、以下の計算で求めることができる。
まず、以下の式により、画像内の各画素の色相のX軸成分とY軸成分とのそれぞれの総和を求める。
ここで、θは画像内の画素の色相である。Sは、画像内の全ての画素の色相のY軸成分の総和である。また、Cは、画像内の全ての画素の色相のX軸成分の総和である。続いて、S/Cのアークタンジェントを計算し、θaverageを求める。
ただし、アークタンジェントの出力は、−90°<θ<90°の範囲の値をとる。そのため、SおよびCのそれぞれの符号を用いて色相の平均値を決定する。例えば、θaverageが、45°であったとする。この場合に、SとCの符号が正であれば、色相の平均値を45°と決定することができる。一方、SとCの符号がともに負であれば、色相の平均値を225°と決定することができる。また、同様に、θaverageが−45°であったとする。この場合、Sの符号が負であり、Cの符号が正であれば、色相の平均値は−45°で、すなわち、315°と決定することができる。一方、Sの符号が正であり、Cの符号が負であれば、色相の平均値は−45°で、すなわち、135°と決定することができる。例えば、以上のように、色相の平均値を求めることができる。
そして、S803の処理において制御部301は、例えば、手荷物250を写した画像から得た色相の平均値と、記憶部302に記憶されている手荷物画像の色相の平均値との角度差の大きさが、所定の判定条件を満たせば色が近いと判定する。一方、制御部301は、例えば、手荷物250を写した画像から得た色相の平均値と、記憶部302に記憶されている手荷物画像の色相の平均値との角度差の大きさが、所定の判定条件を満たさなければ色が似ていないと判定してよい。一例として、制御部301は、手荷物250を写した画像から得た色相の平均値と、記憶部302に記憶されている手荷物画像の色相の平均値との角度差の大きさが、所定の角度未満であれば、色が近いと判定してよい。一方、例えば、手荷物250を写した画像から得た色相の平均値と、記憶部302に記憶されているそれぞれの手荷物画像の色相の平均値との角度差の大きさが、所定の角度以上であれば、制御部301は、色が近くないと判定してよい。なお、所定の角度は、例えば、45°〜135°の範囲の角度であってよく、一例では、90°であってよい。
S804において制御部301は、色が近くないと判定した手荷物画像に対して、S802の画像検索で得られた類似度を低くなるように変更する。例えば、制御部301は、画像検索の結果得られた類似度を表すスコアから所定の値を引くなどして、色が近くないと判定した手荷物画像に対するスコアを引き下げてよい。所定の値としては、例えば、色が近くないと判定された手荷物画像が、類似度による並び順で、上位に入らないような値を用いることができる。
続いて、S805において制御部301は、変更後の類似度において、類似度が所定の条件を満たして類似している手荷物画像と、その手荷物画像の識別情報とを検索結果として端末107に返し、フローはS801に戻る。例えば、制御部301は、類似度が上位の所定の数の手荷物画像を、その識別情報とともに、検索結果として端末107に返してよい。
そのため、作業者は、端末107で受信した手荷物画像の中から、タグ260の外れた手荷物250と一致する手荷物画像を容易に見つけることができ、その手荷物画像と対応付けられた識別情報を取得することができる。そして、作業者は、例えば、手荷物画像と対応付けられた識別情報を端末107から管理サーバ105に通知することで、管理サーバ105から識別情報と対応付けられた手荷物管理情報400のエントリの情報を取得することができる。そのため、作業者は、例えば、タグ260が外れてしまった手荷物250を積み込むべきコンテナ270を迅速に特定することができる。
また、図8の動作フローによれば、検索キーの画像に色が似ていない手荷物画像は類似度が低く評価されるため、検索キーとした画像に写る手荷物と一致する手荷物が写る手荷物画像を効率よく見つけることができる。
図10は、以上で述べた図8の動作フローの類似度の評価結果の変化を例示する図である。(1)に示すように、制御部301は、タグ260の外れてしまった手荷物250を写した画像を検索キーとして画像検索を実行する(図8のS802)。(2)は検索結果として、手荷物画像が類似度の高い方から順に並べており、図10の例では手荷物画像A>手荷物画像B>手荷物画像C>手荷物画像Dの順に類似度が高い。ここで、手荷物画像Aおよび手荷物画像Bに写る手荷物250は、形状は似ているが、色が全く異なり、検索キーとして入力された画像の手荷物と明らかに異なっている。この様に、明るさの変化の分布をもとに実行される局所特徴量ベースの比較では、異なる色をした明らかに別の手荷物250が、類似する手荷物250として上位に現れることがある。
しかし、実施形態では(3)に示す様に、制御部301は、色の近似度を評価し、色が似ていない手荷物画像の類似度を下げる(図8のS803およびS804)。それにより、(4)に示す様に、色が似ていない手荷物画像Aおよび手荷物画像Bを下位にし、類似度が高く、かつ、色も近い手荷物画像Cを上位にすることができる。そして、制御部301は、上位の所定の数の手荷物画像を、その識別情報とともに、検索結果として端末107に返してよい。それにより、作業者は、端末107で受信した手荷物画像の中から、タグ260の外れた手荷物250と一致する手荷物画像を容易に見つけることができ、その手荷物画像と対応付けられた識別情報を取得することができる。
以上で述べた様に、実施形態によれば、色の近似度を評価するため、画像検索の精度を高めて、検索キーとして入力した画像に写る手荷物と一致する手荷物が写る手荷物画像を効率よく特定することが可能になる。
なお、以上で述べた実施形態では、画像の色相を代表する値として、平均値を用いる例を述べたが実施形態はこれに限定されるものでない。例えば、別の実施形態では、最頻値などのその他の統計値を用いることができる。また、例えば、上述の実施形態では、画像全体で色相の平均値を得る例を述べたが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、作業者がタグ260の外れてしまった手荷物250を撮影装置で撮影する場合、手荷物は画像の中心に寄せて撮影する可能性が高い。また、例えば、S502の処理で生成される手荷物画像においても手荷物は画像の中心に配置されている可能性が高い。即ち、これらの画像において中心付近の画素からは、手荷物の色の情報を、背景などの不要な情報を含まずに取得できる可能性が高い。そのため、制御部301は、別の実施形態では、画像の全体ではなく、中心付近の所定のサイズの領域に含まれる画素から色相の平均値などの代表値を得てもよい。
(第1の変形例)
続いて、上述の実施形態の第1の変形例を説明する。例えば、手荷物画像に対して画像検索を実行する場合、検索キーとして用いる画像と、手荷物画像とで、画像に写る手荷物250の向きがおおよそ揃っていた方が類似度の評価精度が向上する。そのため、第1の変形例では制御部301は、手荷物画像から複数の手荷物画像を生成する。
図11は、第1の変形例に係る手荷物画像からの複数の手荷物画像の生成を例示する図である。図11の例では、制御部301は、手荷物画像1101を、90度ずつ回転して、3つの手荷物画像1102を生成している。なお、実施形態に係る手荷物画像からの複数の手荷物画像の生成はこれに限定されるものではない。例えば、別の実施形態では、制御部301は、一周するまで、30度ずつ回転して複数の手荷物画像を生成するなど、その他の角度で手荷物画像を回転して複数の手荷物画像を生成してもよい。或いは、更に別の実施形態では、制御部301は、例えば、手荷物画像の縮尺を変更して、または、向きと縮尺の両方を変更して複数の手荷物画像を生成してもよい。
図12は、第1の変形例に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。画像処理装置106の制御部301は、例えば、手荷物画像の生成処理の実行指示が入力されると、図12の動作フローを開始してよい。
続くS1201およびS1202の処理は、S501およびS502の処理と対応していてよく、制御部301は、例えば、S1201およびS1202の処理においてS501およびS502と同様の処理を実行してよい。
S1203において制御部301は、生成した手荷物画像から複数の手荷物画像を生成する。制御部301は、例えば、図11で述べたように、手荷物画像の向きを変更して複数の手荷物画像を生成してよい。
S1204において制御部301は、S1202で生成した手荷物画像および手荷物画像から生成した複数の手荷物画像のそれぞれを、S1201で受信した識別情報と対応付けて記憶部302に保存し、フローはS1201へと戻る。一例では、制御部301は、手荷物画像および複数の手荷物画像のそれぞれを保存する際のファイル名を、識別情報を含む名称とすることで、手荷物画像および複数の手荷物画像を識別情報と対応付けて記憶部302に保存してよい。
以上で述べた様に、図12の動作フローによれば、制御部301は、手荷物画像から複数の手荷物画像を生成し、複数の手荷物画像を識別情報と対応付けて記憶部302に記憶する。そのため、例えば、上述の図8の動作フローで画像検索が実行された場合に、検索キーとして用いる画像と写っている手荷物250の向きが近い手荷物画像が、記憶部302に記憶されている可能性を高めることができる。その結果、画像検索の精度を高めることができる。
(第2の変形例)
例えば、図6を参照して述べた様に、実施形態では制御部301は、撮影装置132で撮影した手荷物250が写る撮影画像と、手荷物250が画角に入らないタイミングでコンベア101を撮影して得た背景画像とに基づいて、手荷物画像を生成する。
しかしながら、例えば、手荷物250の外面に露出している金属などでコンベア101の表面にキズがついたり、タグ260などのシールがコンベア101に貼りついてしまったりすることがある。例えば、この様な場合に、撮影画像おいて手荷物250が写る領域以外の背景領域と、背景画像に写る背景とが異なってしまうことがある。
図13は、撮影装置171で撮影した画像の背景が、別のタイミングで撮影した画像の背景と大きく異なってしまう場合を例示する図である。図13(a)では、撮影画像1301においてコンベア101にタグ260が貼りついており、タグ260が写り込んでしまっている。そして、この撮影画像1301と、コンベア101に貼りついたタグ260が写っていない背景画像1302とで差分をとったとする。この場合、手荷物250の写る領域に加えてタグ260が写る領域でも差分が大きく出てしまい、手荷物250が写る領域の画定において邪魔になることがある。
そのため、変形例では、図13(b)に示す様に、画像処理装置106は、画角に手荷物250が含まれない様々なタイミングでコンベア101を撮影した複数の背景画像1302を記憶部302に記憶している。そして、制御部301は、例えば、読取装置103から撮影装置132で撮影された撮影画像1301を受信した際に、受信した撮影画像1301の背景に応じて、複数の背景画像1302のうちから背景画像を選択する。一例では、制御部301は、受信した撮影画像1301と、複数の背景画像1302のそれぞれとの明るさの差分をとった差分画像を生成し、差分の合計が最も小さい差分画像が得られた背景画像を選択して、以降の処理で用いてよい。図13(b)に示す例では、複数の背景画像1302のうちから、タグ260が写る背景画像1302が選択されている。
以上で例示したように、様々なタイミングで複数の背景画像を撮影し、記憶部302に記憶しておくことで、手荷物画像の生成における手荷物250が写る領域の抽出精度を向上させることができる。なお、実施形態は、以上の例に限定されるものではない。例えば、様々な撮影条件で撮影された複数の背景画像を記憶部302に格納しておくこともできる。
一例として、撮影の際の光の条件が異なる複数の背景画像を記憶部302に格納しておくことができる。光の条件は、例えば、撮影装置132が自然光が入射する建物に設置されている場合、時刻、天気、および、季節に応じた自然光の入射角などに応じて異なる。そのため、記憶部302には、時刻、天気、および、季節に応じた複数の背景画像が格納されていてもよい。
図14は、例示的な背景画像管理情報1400を示す図である。背景画像管理情報1400には、例えば、日付、天気、時刻、および背景画像が対応付けられたエントリが登録されている。日付は、例えば、エントリと対応する背景画像が撮影された日付である。天気は、例えば、エントリと対応する背景画像が撮影されたときの天気である。時刻は、例えば、エントリと対応する背景画像が撮影された時刻である。背景画像は、例えば、エントリの日付、天気、および時刻に示される撮影条件で撮影された背景画像である。そして、一実施形態では、制御部301は、手荷物画像を生成する場合に、手荷物250が写る撮影画像が撮影された季節、天気、および時刻と近い季節、天気、および時刻に撮影された背景画像を背景画像管理情報1400から取得してよい。一例では、制御部301は、撮影画像が撮影日の月および日と、所定の日にち以内で近い月および日に撮影されており、撮影時刻が所定の時間以内で近しく、かつ、同様の天気で撮影された背景画像を背景画像管理情報1400から取得して用いてよい。以下、第2の変形例に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを説明する。
図15は、第2の変形例に係る手荷物画像の生成処理の動作フローを例示する図である。画像処理装置106の制御部301は、例えば、手荷物画像の生成処理の実行指示が入力されると、図15の動作フローを開始してよい。
S1501において制御部301は、読取装置103から手荷物250を撮影した撮影画像と、その手荷物250に取り付けられたタグ260から読み取った識別情報との組を受信したか否かを判定する。読取装置103から撮影画像と識別情報の組を受信していない場合(S1501がNO)、フローはS1501の処理を繰り返す。一方、読取装置103から撮影画像と識別情報の組を受信している場合(S1501がYES)、フローはS1502に進む。
S1502において制御部301は、記憶部302に記憶されている複数の背景画像を読み出す。例えば、制御部301は、図13で示したように、異なる背景が写る複数の背景画像を読み出してよい。また、例えば、別の実施形態では制御部301は、S1501で受信した撮影画像の季節、天気、および時刻と近い季節、天気、および時刻に撮影された背景画像を背景画像管理情報1400から読み出してもよい。
S1503において制御部301は、複数の背景画像のうちから、手荷物画像の生成に用いる背景画像を選択する。例えば、制御部301は、受信した撮影画像と、複数の背景画像のそれぞれとで各画素の明るさの差分をとり、差分の合計が小さい背景画像を選択して、以降の処理で用いてよい。
続くS1504およびS1505の処理は、例えば、S502およびS503の処理と対応していてよく、制御部301は、S1504およびS1505においてS502およびS503と同様の処理を実行してよい。
以上の図15の動作フローによれば、受信した撮影画像に応じて適切な背景画像が選択されるため、撮影画像からの手荷物画像の生成の際の手荷物250が写る領域の切り出し精度を向上させることができる。
なお、第1の変形例および第2の変形例で記憶部302に記憶される手荷物画像と、識別情報と組に対しても、図8で述べた画像検索処理を実行することが可能である。
以上において、実施形態を例示したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の動作フローは例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。可能な場合には、動作フローは、処理の順番を変更して実行されてもよく、別に更なる処理を含んでもよく、または、一部の処理が省略されてもよい。例えば、図15の動作フローにおいて、S1505の処理の代わりに、図12で述べたS1203およびS1204の処理を実行し、手荷物画像から複数の手荷物画像を生成して、識別情報と対応付けて記憶してもよい。
また、上述の実施形態では、タグ260には識別情報がコード化されたバーコードが印刷される例を述べているが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、別の実施形態では、2次元コードとして識別情報がコード化されてもよい。或いは、タグ260は、RFID(radio frequency identifier)タグであってよく、読取装置103は、RFIDリーダを含み、近距離無線通信で識別情報を読み取ってもよい。
また、上述の実施形態では読取装置103が、手荷物250の撮影画像と識別情報とを取得し、画像処理装置106に通知する例を述べているが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、チェックインカウンタ201での手荷物250の預け入れ時に、チェックインカウンタに設置された端末が、手荷物250を撮影し、撮影した撮影画像と、手荷物250に対して発行した識別情報とを対応付けて画像処理装置106に通知してもよい。
また、上述の実施形態では、手荷物を例に説明を行っているが、実施形態はこれに限定されるものではなく、実施形態はその他の荷物に適用されてもよい。例えば、上述の実施形態に係る荷物の管理は、配送センターなどの物流センターにおける荷物の仕分けなどにおいて利用されてもよい。
なお、上述の実施形態において、例えば、S802の処理では、画像処理装置106の制御部301は、評価部311として動作する。また、例えば、S803〜S804の処理では、画像処理装置106の制御部301は、変更部312として動作する。例えば、S805の処理では、画像処理装置106の制御部301は、返信部313として動作する。
図16は、実施形態に係る画像処理装置106を実現するためのコンピュータ1600のハードウェア構成を例示する図である。図16の画像処理装置106を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ1601、メモリ1602、記憶装置1603、可搬型記憶媒体インタフェース1604、通信インタフェース1606、および入出力インタフェース1607を備える。なお、プロセッサ1601、メモリ1602、記憶装置1603、可搬型記憶媒体インタフェース1604、通信インタフェース1606、入出力インタフェース1607は、例えば、バス1608を介して互いに接続されている。
プロセッサ1601は、例えば、シングルプロセッサであっても、マルチプロセッサやマルチコアであってもよい。プロセッサ1601は、メモリ1602を利用して例えば上述の図5、図8、図12、または図15の動作フローの手順を記述したプログラムを実行することにより、上述した制御部301の一部または全部の機能を提供する。例えば、プロセッサ1601は、プログラムを実行することで、上述の評価部311、変更部312、および返信部313として動作してよい。
メモリ1602は、例えば半導体メモリであり、RAM領域およびROM領域を含んでいてよい。記憶装置1603は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、または外部記憶装置である。なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。
可搬型記憶媒体インタフェース1604は、プロセッサ1601の指示に従って可搬型記憶媒体1605にアクセスする。可搬型記憶媒体1605は、例えば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。なお、USBは、Universal Serial Busの略称である。CDは、Compact Discの略称である。DVDは、Digital Versatile Diskの略称である。
画像処理装置106の記憶装置1603は、例えば、手荷物画像と識別情報とを対応付けて記憶していてよい。なお、メモリ1602、記憶装置1603、可搬型記憶媒体1605、およびこれらの組み合わせは、上述の記憶部302の例である。
通信インタフェース1606は、プロセッサ1601の指示に従ってネットワークを介してデータを送受信する。なお、通信インタフェース1606は、上述の通信部303の一例である。入出力インタフェース1607は、例えば、入力装置および出力装置との間のインタフェースであってよい。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどのデバイスである。出力装置は、例えばディスプレーなどの表示装置、およびプリンタなどの印刷装置である。
図17は、実施形態に係る端末107を実現するためのコンピュータ1700のハードウェア構成を例示する図である。なお、端末107は、例えば、タブレット端末、スマートフォン、および携帯電話機などであってよい。図17の端末107を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ1701、メモリ1702、通信装置1703、入力装置1704、表示装置1705、および撮影装置171を備える。なお、メモリ1702、通信装置1703、入力装置1704、表示装置1705、および撮影装置171は、例えば、バスなどの信号線1610を介してプロセッサ1701に接続されていてよい。
プロセッサ1701は、メモリ1702を利用して例えば上述の端末107が実行する処理の手順を記述したプログラムを実行することにより、端末107が有する機能の一部または全部の機能を提供する。
メモリ1702は、例えば半導体メモリであり、RAM領域およびROM領域を含んでいてよい。通信装置1703は、例えば、プロセッサ1701の指示に従ってネットワークを介して管理サーバ105および画像処理装置106とデータを送受信する。入力装置1704は、例えば、静電式タッチパネルおよび感圧式タッチパネルなどであってよい。表示装置1705は、例えば、ディスプレーであってよい。一例では、ユーザは例えば表示装置1705の表示画面に沿って配設されたタッチパネルなどの入力装置1704を介して入力を行ってよい。
撮影装置171は、例えば、カメラであり、手荷物250の画像を撮影するために用いられてよい。
なお、実施形態に係る各プログラムは、例えば、記憶部302、およびメモリ1702に予め記憶されていてよい。または、実施形態に係る各プログラムは、例えば、プログラムサーバなどのサーバからネットワークを介して提供されてもよい。
また、図16および図17を参照して述べた画像処理装置106および端末107を実現するためのハードウェア構成は、例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の画像処理装置106および端末107の一部または全部の機能がFPGAおよびSoCなどによるハードウェアとして実装されてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoCは、System-on-a-chipの略称である。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してまたは置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
100 手荷物取扱システム
101 コンベア
102 コンベア制御装置
103 読取装置
104 コントローラ
105 管理サーバ
106 画像処理装置
107 端末
131 バーコードリーダ
132 撮影装置
150 ネットワーク
171 撮影装置
201 チェックインカウンタ
202 手荷物検査装置
250 手荷物
260 タグ
270 コンテナ
290 メイクエリア
301 制御部
302 記憶部
303 通信部
311 評価部
312 変更部
313 返信部
1600 コンピュータ
1601 プロセッサ
1602 メモリ
1603 記憶装置
1604 可搬型記憶媒体インタフェース
1605 可搬型記憶媒体
1606 通信インタフェース
1607 入出力インタフェース
1608 バス
1610 信号線
1700 コンピュータ
1701 プロセッサ
1702 メモリ
1703 通信装置
1704 入力装置
1705 表示装置

Claims (7)

  1. 画像検索依頼を受信した場合、異なる荷物が写る複数の荷物画像であって、それぞれが荷物の持ち主を識別するための識別情報と対応付けられている前記複数の荷物画像に対して、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行して、前記複数の荷物画像のそれぞれと、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像との類似度を評価し、
    前記複数の荷物画像のそれぞれの色と、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像の色とが所定の判定条件を満たさないと判定した荷物画像の前記類似度を低くなるように変更し、
    変更後の前記類似度が所定の条件を満たす荷物画像と、前記所定の条件を満たす荷物画像に対応付けられている前記識別情報とを返信する、
    処理を、画像処理装置に実行させる画像処理プログラム。
  2. 前記荷物が写る画像を代表する色相値と、前記複数の荷物画像のそれぞれを代表する色相値との色相環における角度差の大きさが所定の角度以上である場合に、所定の判定条件を満たさないと判定する、
    処理を、更に画像処理装置に実行させる、請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. コンベア上を流れる第1の荷物に取り付けられたタグから読取装置で読み取られた第1の識別情報と、撮影装置が撮影した前記第1の荷物が写る第1の撮影画像とを受信した場合、荷物が画角に含まれないタイミングで前記撮影装置が撮影した背景画像と、前記第1の撮影画像とに基づいて、前記第1の撮影画像から前記第1の荷物が写る領域を抽出した第1の荷物画像を生成し、
    前記第1の荷物画像を前記第1の識別情報と対応付け、前記画像検索の検索対象として前記複数の荷物画像に含めて記憶部に保存する、
    処理を、更に画像処理装置に実行させる、請求項1または2に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記第1の荷物画像を回転することで第2の荷物画像を生成し、
    前記第2の荷物画像を前記第1の識別情報と対応付け、前記画像検索の検索対象として前記複数の荷物画像に含めて前記記憶部に保存する、
    処理を、更に前記画像処理装置に実行させる、請求項3に記載の画像処理プログラム。
  5. 荷物が画角に含まれないタイミングで前記撮影装置が撮影した複数の背景画像のうちで、前記第1の撮影画像との明るさの差分が最も小さくなる背景画像を選択する、
    処理を、更に前記画像処理装置に実行させる、請求項3または4に記載の画像処理プログラム。
  6. 画像検索依頼を受信した場合、異なる荷物が写る複数の荷物画像であって、それぞれが荷物の持ち主を識別するための識別情報と対応付けられている前記複数の荷物画像に対して、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行して、前記複数の荷物画像のそれぞれと、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像との類似度を評価し、
    前記複数の荷物画像のうちで、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像の色と、色が所定の判定条件を満たさないと判定した荷物画像の前記類似度を低くなるように変更し、
    変更後の前記類似度が所定の条件を満たす荷物画像と、前記所定の条件を満たす荷物画像に対応付けられている前記識別情報とを返信する、
    ことを含む、画像処理装置が実行する画像処理方法。
  7. 画像検索依頼を受信した場合、異なる荷物が写る複数の荷物画像であって、それぞれが荷物の持ち主を識別するための識別情報と対応付けられている前記複数の荷物画像に対して、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像を検索キーとして画像検索を実行して、前記複数の荷物画像のそれぞれと、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像との類似度を評価する評価部と、
    前記複数の荷物画像のうちで、前記画像検索依頼に含まれる荷物が写る画像の色と、色が所定の判定条件を満たさないと判定した荷物画像の前記類似度を低くなるように変更する変更部と、
    変更後の前記類似度が所定の条件を満たす荷物画像と、前記所定の条件を満たす荷物画像に対応付けられている前記識別情報とを返信する返信部と、
    を含む、画像処理装置。
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