JP2020087157A - 車載装置、及び車載装置設定システム - Google Patents

車載装置、及び車載装置設定システム Download PDF

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Koichi Yamada
浩一 山田
勇治 渋谷
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勇治 渋谷
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Kyoji Kobayashi
恭二 小林
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幸範 小野
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Abstract

【課題】車載装置の各種機能の設定変更の為の操作がし易く、且つ設定変更の為の時間を節約できる車載装置及び車載装置設定システムを提供する。【解決手段】車載装置100は、設定情報に基づいて各種設定を行う。車載装置100は、設定ファイル読込部と設定反映部とを備える。設定ファイル読込部は、設定情報を内容とし、外部で作成された設定ファイルを読み込む。設定反映部は、設定ファイル内の設定情報に基づいて、車載装置100の各種設定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置及び車載装置設定システムに関する。
近年、車両に搭載される車載装置は、高性能化が進み、様々な機能が搭載されている。このような車載装置では、ユーザの好みに合わせて機能のON/OFF、動作時間、動作タイミング、精度などの設定項目について設定を行うことが可能となっている。
メーカ出荷時、各機能における設定項目は、メーカが定めた設定(以下、初期設定とする)となっている。ユーザが車載装置を使用する場合に、特に設定を変更しなければ、初期設定に基づいて車載装置は動作する。各機能における設定項目がユーザにより変更が可能な場合には、ユーザが設定内容を初期設定から変更することにより、車載装置の機能をユーザの好みに応じてアレンジすることができる。
特開2014−147017号公報
このように、機能の設定項目の変更を行うことができる車載装置では、各種機能をユーザの好みに応じて動作させることが可能である。そのためには、ユーザが車載装置の機能の設定項目を初期設定から変更する必要があるが、設定内容を変更したい機能が多くある場合には、その分だけ時間を要することになる。車載装置の機能の設定項目の変更は、安全上の観点より車両を停止させて行う。設定項目の変更の為の時間が長くなると、その分だけ、車両の移動を開始する時間が遅くなる。
また、機能の設定項目の変更のためには、設定内容が表示されたディスプレイを確認しながら、車載装置に備えられたボタンやリモコンを操作することで行われる。小型の車載装置においては、ディスプレイやボタンも小型であることが多い。そのため、ユーザは、小さいディスプレイを見ながら、小さいボタンを操作する必要がある。そのため、設定項目の変更の為の操作を行いづらいという問題も指摘されていた。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、車載装置の各種機能の設定変更の為の操作がし易く、且つ設定変更の為の時間を節約できる車載装置及び車載装置設定システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車載装置は、設定情報に基づいて各種設定を行う車載装置であって、前記設定情報を内容とし、外部で作成された設定ファイルを読み込む設定ファイル読込部と、前記設定情報に基づいて各種設定を行う設定反映部と、を備えることを特徴とする。
可搬型記憶媒体を収容する収容部を備え、設定ファイル読込部が前記収容部に収容された可搬型記憶媒体に記憶された前記設定ファイルを読み込むこととしても良い。
前記設定ファイルを受信する通信部を備え、設定ファイル読込部が無線ネットワークを介して伝送された前記設定ファイルを読み込むこととしても良い。
前記通信部は、ネットワークを介してサーバと通信可能であり、前記設定ファイルは、前記サーバに記憶されたものであっても良い。
また、前記車載装置と、前記設定ファイルを記憶する設定ファイル記憶部を備えるサーバとからなる車載装置設定システムも本発明の一態様である。
前記サーバは、ユーザの選択に基づいて設定情報を決定し、前記設定ファイルを作成する設定ファイル生成部と、前記設定ファイルの設定画面の表示を行う設定画面表示部と、を備え、前記設定画面には、前記設定情報におけるユーザが選択可能な設定値の候補と前記設定情報の説明とが表示されるようにしても良い。
本発明によれば、車載装置の各種機能の設定変更の為の操作がし易く、且つ設定変更の為の時間を節約できる車載装置及び車載装置設定システムを提供することにある。
第1の実施形態の車載装置を示す斜視図である。 第1の実施形態の車載装置のメモリカード収容部を示す斜視図である。 第1の実施形態の車載装置のハードウェアブロック図である。 第1の実施形態のレーダー探知機の制御部の機能ブロック図である。 第1の実施形態の車載装置の設定手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態の車載装置の構成を示すハードウェアブロック図である。 第3の実施形態の車載装置の構成を示すハードウェアブロック図である。 第3の実施形態の設定ファイルの設定画面の一例を示す図である。 第3の実施形態における設定ファイル作成時の設定画面を示す図である。
[1.第1の実施形態]
[1−1.概略]
本発明を実施するための第1の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態における車載装置は、以下(1)〜(5)がある。
(1)車両内外の画像を記録するドライブレコーダー
(2)GPSからの位置情報と地図情報を利用して目的地までのルート案内を行うナビゲーションシステム
(3)自動車等の車両の制限速度を遵守させるため、警告等を行って速度遵守を促す機能を有するレーダー探知機
(4)有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるノンストップ自動料金収受システム用の車載装置
(5)車両に搭載され、音楽、動画などのコンテンツを再生する機能を有するカーオーディオ
また、車載装置は、これらに限定されるものではなく、車両に搭載される種々の機器が含まれる。以下では、車載装置がレーダー探知機である場合を例にとり説明する。
車載装置がレーダー探知機である場合、後述するプロセッサが、メモリに格納された各種のプログラム、データ、設定情報を読み出して実行することにより、レーダー探知機として機能する。読み出される設定情報は、車載装置の機能ごとに設けられた設定項目ごとに設定される設定値である。設定項目は、1つの機能に対して複数の設定項目が設定されても良い。
設定値は、ユーザが変更可能な設定値と、ユーザが変更可能ではない設定値の2種類の設定値が含まれる。ユーザが変更可能な設定値としては、以下の(a)〜(e)の設定項目で設定させる設定値がある。各設定値は、工場出荷時には、括弧内に記載した初期値に設定されている。
(a)ロード自動選択 (初期値:オフ)
(b)アナウンス選択 (初期値:女性)
(c)警告パターン (初期値:リアルCG)
(d)速度取締機制限速度超過警告 (初期値:無し)
(e)速度取締機回避アナウンス (初期値:オフ)
ユーザが変更可能な設定値は、これらに限定されるものではなく、取締機前下り坂警告、速度取締機カウントダウン、速度取締機優先警告、平均速度超過警告など、車載装置100で設定する他の設定項目における設定値が含まれていても良い。また、設定値は、ON/OFF、高/中/低、有/無、強/弱だけでなくレベルを表した数字なども含む。以下では、(a)〜(e)の設定値について説明する。
(a)の「ロード自動選択」は、走行中の道路の種類に適した警告を行うために、走行している道路の種類を自動で判定するかについての設定項目である。この設定項目における設定値は、「オン」、「オフ」の2つの設定値が含まれる。設定値「オン」は、自動で道路の種類を判別する設定である。設定値「オフ」は、自動で道路の種類を判別しない設定である。「ロード自動選択」の初期値は、「オフ」に設定されている。
(b)の「アナウンス選択」は、車載装置100のスピーカから出力されるアナウンスの音声パターンについての設定項目である。この設定項目における設定値は、「女性」、「男性」、「キャラクター」、「英語」の4つの設定値が含まれる。設定値「女性」は、女性の声でアナウンスを行う設定である。設定値「男性」は、男性の声でアナウンスを行う設定である。設定値「キャラクター」は、合成音声による特徴的な声でアナウンスを行う設定である。設定値「英語」は、英語でアナウンスを行う設定である。「アナウンス選択」の初期値は、「女性」に設定されている。
(c)の「警告パターン」は、ディスプレイに表示する各種警告のパターンについての設定項目である。この設定項目における設定値は、「リアルCG」、「待受画面」、「安全運転モード」等、複数の設定値が含まれる。設定値「リアルCG」は、速度取締機やGPSポイント等をリアルなCG画像で表示し警告を行う設定である。設定値「待受画面」は、音声とテロップで警告案内を行う設定である。設定値「安全運転モード」は、警告対象を安全運転支援に必要な最低限の種類に絞り、安全運転支援に関係のない機能を無効にし、警告画面も通常とは異なるシンプルな画面構成とし、必要な情報だけを短時間で認知できるように工夫した警告案内を行う設定である。その他設定値として、カメラで撮影した映像と地図を2画面で表示し、映像に対して警告案内を行う等、様々なものがある。「警告パターン」の初期値は、「リアルCG」に設定されている。
(d)の「速度取締機制限速度超過警告」は、速度取締機の制限速度に対して指定の速度を超過したときに警告するかについての設定項目である。この設定項目における設定値は、「無し」、「0キロ」、「5キロ」、「10キロ」、「20キロ」の設定値が含まれる。設定値「無し」は、車両の速度が速度取締機の制限速度を超過した場合にでも警告を行わない設定である。設定値「0キロ」、「5キロ」、「10キロ」、「20キロ」は、車両の移動速度が速度取締機の制限速度を設定値で設定した速度以上超過した場合に警告を行う設定である。「速度取締機制限速度超過警告」の初期値は、「無し」に設定されている。
(e)の「速度取締機回避アナウンス」は、速度取締機から一定距離れた場合に報知をするかについての設定項目である。この設定項目における設定値は、音声などで報知を行う「オン」と、報知を行わない「オフ」の2つの設定値が含まれる。「速度取締機回避アナウンス」の初期値は、「オフ」に設定されている。
[1−2.車載装置100の構成]
車載装置100の外観構成を説明する。車載装置100は、図1及び図2に示すように、本体101、ブラケット102、ディスプレイ103、ランプ104、メモリカード収容部105を有する。
本体101は、略直方体形状の筐体である。ブラケット102は、本体101を車両に取り付ける部材である。ブラケット102は台座102a、支持部102b、及び取り付け部102cを有する。台座102aはダッシュボード上に固定され、台座102aからは支持部102bが上方に延びる。支持部102bは台座102aに対して回動自在になっており、支持部102bの角度を変えることで本体101のダッシュボードに対する角度を変えることが可能となっている。支持部102bの先端には、本体101を取り付ける取り付け部102cが設けられる。取り付け部102cには、本体101が着脱自在に固定される。車載装置100の電源としては、車両に搭載された車載バッテリーを使用する。例えば、車載装置100をOBD−IIアダプタやシガーライターソケットを介して車載バッテリーに接続しても良いし、車載装置100からの直接配線を車載バッテリーに接続しても良い。
ディスプレイ103は、本体101の背面側(車両に設置された状態で車両の後方に向かう側)に設けられ、各種の情報を表示する液晶等の表示装置である。ランプ104は、各種の情報を発光により表示する部材である。メモリカード収容部105は、図2に示すように、本体101の側部に設けられたスリット状のスロットであり、スロット内にメモリカードMが挿脱される。
[1−3.内部構成]
次に、車載装置100の内部のハードウェア構成を、図3のブロック図を参照して説明する。車載装置100は、上記のディスプレイ103、ランプ104、メモリカード収容部105に加えて、GPS受信器111、加速度センサ112、気圧センサ113、ジャイロセンサ114、温度センサ115、スピーカ116、メモリカードインタフェース117、制御部121を有する。ディスプレイ103は、動画像、静止画を表示する出力装置である。ディスプレイ103は、撮像した映像、車載装置100の設定画面、案内情報、警告等の情報を、所定のレイアウトで表示する。
ランプ104は、継続した発光又は消灯、点滅等により、ユーザに特定の情報を知らせる出力装置である。ランプ104としては、LEDを用いる。ランプ104は、例えば、発光によって電源オン、警告等を示すことができる。メモリカード収容部105は、メモリカードMなどの可搬型記憶媒体を収容する記録媒体収容部である。メモリカードMには、車載装置100、外部装置200や情報通信端末で作成された設定ファイルが記憶されている。メモリカード収容部105は、収容されたメモリカードMと車載装置100との電気的な接続を確立する。
GPS受信器111はGPS衛星からの電波を受信し、GPS衛星との距離及びGPS衛星の位置に基づいて車両の現在位置を検出する位置検出部である。GPS受信器111は、車両の現在位置を検出する以外にもGPS衛星からの受信した信号から時刻を算出しても良い。算出した時刻は、車両の位置情報や速度情報と共に関連付けられ走行ログとして保存することもできる。
加速度センサ112は、車載装置100や設置対象の加速度を検出するセンサである。本実施形態の加速度センサ112は、x軸、y軸及びz軸の3軸方向の加速度を検出する3Gセンサを用いる。加速度センサ112により検出される加速度によって、車載装置100を搭載した車両に加わった衝撃、車両の急加速、急減速などの動き、アイドリング時の振動などを判定できる。
気圧センサ113は、車載装置100に掛かる気圧を検出するためのセンサである。車載装置100は、GPS未測位状態の自車位置を高精度に補完するために使用する。気圧センサ113としては、ピエゾ抵抗効果を利用した圧力センサを利用することができる。
ジャイロセンサ114は、車載装置100や設置対象の角速度を検出するセンサであり、GPS未測位状態の自車位置を高精度に補完するために使用される。温度センサ115は、車載装置100の内部の温度を検出するセンサであり、無線・レーダー回路の温度偏差による誤判定を補正するために使用される。
スピーカ116は、音声により、ユーザに特定の情報を知らせる出力装置である。メモリカードインタフェース117は、メモリカード収容部105に収容されたメモリカードMへのデータの書き込み及びメモリカードMからのデータの読み出し、メモリカードMのフォーマット等を行うインタフェースである。
制御部121は、車載装置100の各部の動作を制御する。制御部121は、中央処理装置であるプロセッサを主体に構成され、各種のメモリ、入出力インタフェース等を備えた所謂コンピュータである。プロセッサは、メインプログラムに従って、情報の入力、記憶、出力等のための演算処理及び周辺機器の制御処理を行う。
メモリは、フラッシュメモリ、EEPROM、RAMを含む。フラッシュメモリは、プロセッサが各部の制御を行うための各種の処理をおこなうためのプログラム、データ、設定が格納された書き込み可能な不揮発性メモリである。RAMは、プロセッサが処理を行う際の作業領域等として機能するメモリである。入出力インタフェースは、プロセッサが外部との間で入出力する情報の変換を行う。
さらに、車載装置100には、信号ポート118、通信部120が設けられている。信号ポート118は、例えば、OBD−IIのように車両のECUの自己診断機能のための各種の情報を取得する車両情報取得部である。信号ポート118には、例えば、車両のOBD−IIコネクタに、アダプタケーブルを介して接続される。ECUの自己診断機能のための各種の情報は、アダプタ内でCANの処理を処理され、アダプタ内のUART(シリアル)通信ポートから信号ポート118へ伝送される。なお、ECUの自己診断機能のための各種の情報は、CAN通信プロトコル以外の通信プロトコルや、UART通信以外の通信方法を用いて、車載装置100に伝送されても良い、
通信部120は、外部との間で情報の送受信を行う処理部である。通信部120は、例えば、情報通信端末Tを介して、Wi-Fi(登録商標)、Bluetооth(登録商標)、USBなどを利用したテザリングによりネットワークNに接続され、外部装置200との間で情報を送受信する通信モジュールである。なお、通信部120としては、例えば、3G、4G等の通信規格による基地局との接続機能を有することにより、情報通信端末Tを介さずに、ネットワークNに接続可能な通信モジュールを用いることもできる。
[制御部の各処理部]
制御部121は、プロセッサが、メモリに格納された各種のプログラム、データ、各種設定を読み出して実行することにより、各種の処理部として機能する。以下の説明では、各処理部の機能をブロックで図示した機能ブロック図を用いる。
制御部121は、図4に示すように、設定ファイル読込部21、設定ファイル記憶部22、設定ファイル削除部23、設定反映部24を有する。
設定ファイル読込部21は、メモリカード収容部105に収容されたメモリカード内に記憶された設定ファイルを読み込む。設定ファイルとは、車載装置の機能における設定項目(a)〜(e)における設定値が書き込まれたファイルである。設定ファイル内には、工場出荷時に設定された初期設定値や、ユーザが設定したユーザ設定値が記憶される。ここで、設定ファイルには、各設定項目における設定値(a)〜(e)が以下のように設定されている。
(a)ロード自動選択 (設定値:オン)
(b)アナウンス選択 (設定値:女性)
(c)警告パターン (設定値:待受画面)
(d)速度取締機制限速度超過警告 (設定値:無し)
(e)速度取締機回避アナウンス (設定値:オン)
設定ファイル読込部21は、メモリカードインタフェース117を介して、メモリカードMにアクセスし、メモリカードM内に記憶されている設定ファイルを読み込む。設定ファイル読込部21は、読み込んだ設定ファイルを設定ファイル記憶部22に記憶させる。
設定反映部24は、設定ファイル記憶部22に記憶された設定ファイル内の設定情報に基づいて車載装置100の設定を行う。これにより、ユーザが車載装置100を操作し、設定画面の呼び出し設定を行わなくとも、各設定項目における設定値を設定値(a)〜(e)とすることができる。
車載装置100に搭載されるハードウェアは、制御プログラムのみで制御されるのではなく、制御プログラムに加えて、機能ごとに設定される設定値に基づいて制御される。設定値は、制御プログラムが参照可能な設定値テーブルに記憶されている。設定反映部24は、設定ファイル記憶部22に記憶された設定ファイル内の設定値に基づいて、設定値テーブルの内容を変更する。これにより、設定反映部24は、制御プログラムを変更することなく、制御プログラムの参照先の設定値を変更することで、各機能の設定項目の変更を行う。ここでは、制御プログラムが、設定値が記載されたテーブルを参照する形式にしたが、制御プログラムが設定値を読み込む方法は、これに限らない。例えば、制御プログラムが、設定ファイル記憶部22に記憶された設定値を直接読み込む場合には、設定反映部24は、設定ファイル自体を変更する。
[1−4.作用]
以上の様な構成を有する本実施形態の車載装置100における動作について説明する。図5は、本実施形態における車載装置100において、メモリカードMに記憶された設定ファイルに基づいて、車載装置100の設定変更を行う際の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、車載装置100の設定の変更を行いたい場合には、あらかじめ設定ファイルが記憶されたメモリカードMをメモリカード収容部105に挿入しておく。設定ファイル読込部21は、車載装置100の起動を検知すると(S01のYES)、更に、設定ファイル読込部21が、メモリカードM内に、設定ファイルが記憶されているかの判定を行う(S02)。メモリカードM内に、設定ファイルが記憶されている場合(S02のYES)には、設定ファイル読込部21は、設定ファイルを読み込んで、設定ファイル記憶部22に記憶する(S03)。正常に設定ファイルの記憶ができた場合には、設定ファイル削除部23が、メモリカードM内の設定ファイルの削除を行う(S04)。
設定反映部24は、制御プログラムが読み込む先の設定値を、設定ファイル記憶部22の設定値となるように反映させる(S05)。これにより、車載装置100の機能の設定内容が変更される。制御プログラムが読み込む先の設定値を変更するタイミングは、設定ファイルが、設定ファイル記憶部22に記憶された時点である。また、車載装置100の機能の設定内容が変更されるタイミングは、車載装置100の起動時、すなわち、車載装置100の制御プログラムが更新された設定値を読み込んだ場合となる。
つまり、車載装置100は、予め起動時の動作に、制御プログラムを読み込んで、各機能を設定する工程が含まれる。起動時に制御プログラムの参照先の設定値を変更することにより、今回の起動時より、規定値が更新された制御プログラムに基づいて、車載装置100の機能の設定が行われる。
一方、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードMに設定ファイルが記憶されていない場合(S02のNO)には、更新するべき設定値が存在しない。そのため、制御プログラムは、現在記憶している設定ファイル内の設定値を制御プログラムが参照する設定値とする。すなわち、現在の設定内容のままで動作を続ける(S06)。つまり、車載装置100が起動中の場合には、現在制御プログラムが参照している設定値と同じ値の設定値で、次回の起動時にも車載装置100は動作する。なお、メモリカードMがメモリカード収容部105に挿入されていても、車載装置100が起動しなければ(S01のNO)、設定値に変わりはない(S06)。次回の起動時に、メモリカードMに設定ファイルが記憶されている場合、上記のように設定値が反映される。
[1−5.効果]
以上のように本実施形態の車載装置100は設定ファイル読込部21と設定反映部24とを備えており、外部で作成された設定ファイルを読み込み、設定情報に基づいて各種設定を行う。これにより、次のような効果を奏することが可能となる。
(1)車載装置100の各機能の設定を予め車外で行うことができる。このため、ユーザが車両に搭乗した場合には、設定ファイルが記録されたメモリカードMを車載装置100に挿入しておくだけで、車載装置100の設定内容を変更することが可能となる。これにより、車載装置100の設定の為に時間を必要とせず、車両を発進させることが可能となる。つまり、車載装置100の設定の為の時間を節約することができる。
(2)また、車載装置100の設定の変更を車載装置100で行わず、外部のPCや情報通信端末Tで行うことが可能である。車載装置100は、ディスプレイ103やリモコンなどの入力インタフェースを有している。そのため、車載装置100のディスプレイ103に表示される設定画面と、リモコンにより、車載装置100の機能の設定内容の変更を行うことは可能である。しかしながら、車載装置100の制御部121は、車載装置100の機能に特化したCPUが用いられている。そのため、制御画面をディスプレイ103に表示したり、リモコンからの入力を受け付けて、設定内容の変更を行うなどの処理を素早く行うことにリソースを割けない場合がある。この場合には、設定変更を行おうとすると、処理時間が長くなりユーザにストレスを与えてしまう。これに対して、外部のPCや情報通信端末Tは、処理能力に余裕のあるCPUを備えている。そのため、ユーザの好みに合わせた設定値を有する設定ファイルの作成を、ユーザのストレスなく短時間で行うことが可能である。これにより、車載装置100の設定の為の時間を節約することができる車載装置100を提供することができる。
(3)車載装置100がレーダー探知機である場合、設定項目「ロード自動選択」では、走行中の道路が一般道であるか高速道路であるかを判定し、走行中の道路に合わせた警告を行う。例えば、ロード自動選択モードでは、地図データに基づいて走行中の道路の判定を行う。加えて、一般道路と高速道路とが並走している場合には、車両速度も道路の判定の基準とし、例えば、時速40km/h以下の場合には一般道として判定しても良い。このような判定を行っている場合において、ユーザに道路の自動判定における車両速度の基準値の変更を許可することもできる。その場合には、設定ファイル内の設定値であるロード自動選択モードにおける車両速度の基準値を時速40km/hから時速60km/hに変更する。つまり、制御プログラムの変更を行わず、制御プログラムが参照する先の設定値を変更するだけで、道路の自動判定における車両速度の基準値の変更を行うことが可能となる。制御プログラムには、ハードウェアを動作させるために、必要不可欠な設定やコマンドが記載されている。そのため、制御プログラムの一部が変更する場合では、そのハードウェアを機能させることができなくなる可能性があるが、本実施形態では、制御ブログラムの変更を行わないので、制御プログラムの変更を原因とする動作不良の可能性はない。
[2.第2の実施形態]
[2−1.構成]
本発明を実施するための第2の実施形態について、図6を参照して説明する。本実施形態では、設定ファイルが無線ネットワークを介して車載装置100へ伝送されることを特徴とする。すなわち、上述の実施形態では、車載装置100の外部装置200において設定ファイルはメモリカードM内に記憶し、メモリカードMを車載装置100に挿入することによりメモリカードM内の設定ファイルが車載装置100内の設定ファイル記憶部22に記憶した。本実施形態では、メモリカードMを外部装置200から車載装置100に入れ替えなくとも、無線ネットワークを介して車載装置100へ伝送される。
無線ネットワークは、スマートフォン、ウェアラブルデバイス等の情報通信端末TをアクセスポイントAPとする無線通信でも、情報通信端末T以外のアクセスポイントAPを利用した無線通信でも良い。ネットワークNは、インターネット、専用通信網等、現在又は将来において利用可能な種々の通信網を適用できる。例えば、車載装置100は、スマートフォン、ウェアラブルデバイス等の情報通信端末Tを介して、Wi-Fi(登録商標)、Bluetооth(登録商標)、USBなどを利用したテザリングにより、ネットワークNに接続される。
予め、情報通信端末Tにおいて設定ファイルを作成しておく。そして、ネットワークNを介して通信可能となった情報通信端末Tから車載装置100に対して設定ファイルを伝送する。設定ファイルの伝送先は、設定ファイル記憶部22とする。これにより、メモリカードMを情報通信端末Tから車載装置100に入れ替えなくとも、情報通信端末Tから車載装置100に設定ファイルを伝送することが可能となり、より手軽に車載装置100の設定の為の時間を節約することができる。また、情報通信端末TをアクセスポイントAPとして利用する場合には、車内に情報通信端末Tを持ち込む可能性が高い。例えば、車内にある情報通信端末Tを助手席に座ったユーザが操作し、設定ファイルの作成を行っても良い。
[2−2.作用効果]
本実施形態では、設定ファイルが無線ネットワークを介して車載装置100へ伝送される。このため、情報通信端末Tで作成した設定ファイルの内容を車載装置100の設定ファイル記憶部に記憶するために、メモリカードMを情報通信端末Tから車載装置100へ入れ替える必要がない。これにより、ユーザは、より簡単、手軽に車載装置100の設定の為の時間を節約することができる。また、情報通信端末Tから車載装置100に対して設定ファイルを伝送し、設定ファイルの内容を直接設定ファイル記憶部に記憶したが、これに限らない。例えば、予め車載装置100にメモリカードMを挿入しておき、受信した設定ファイルを車載装置100内のメモリカードMに記憶した後、メモリカードM内の設定ファイルを設定ファイル記憶部に記憶しても良い。これにより、メモリカードMを入れ替えて設定ファイルを受け渡す場合と同様の処理で車載装置100の設定内容を変更することが可能となる。
[3.第3の実施形態]
[3−1.構成]
本発明を実施するための第3の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。本実施形態では、設定ファイルをサーバ30上で生成することを特徴とする。
図7は、第3の実施形態の車載装置100のハードウェアブロック図である。サーバ30は、設定画面表示部31、設定ファイル生成部32、設定ファイル記憶部33、設定ファイル削除部34、設定ファイル送信部35を備える。
設定画面表示部31は、設定ファイルの設定画面の表示を行う。設定画面表示部は、サーバ30とデータの送受信を行う情報通信端末Tに対して設定画面を表示させる。設定ファイルの設定画面では、ロード自動選択、アナウンス選択、警告パターン、速度取締機回避アナウンスなどの設定項目と、それぞれの設定項目におけるユーザが選択可能な設定値と表示される。設定画面表示部31は、GUIとして設定画面を表示する。さらに、設定画面には設定項目や設定値の説明文が表示される。
図8は、設定画面の一例を示す。図8に示すように、設定画面には、設定項目名41、設定値ボタン42、説明文43a、グラフィック表示領域43b、マウスポインター50が表示される。設定項目名41は、設定項目「警告パターン」に対応する。設定値ボタン42は設定項目ごとに設定されるユーザが選択可能な設定値「リアルCG」「待受画面」「安全運転モード」に対応する。なお、図8においては、説明のために上記3つの設定値以外を省略している。
説明文43aは、設定項目名41及び設定値ボタン42に対するテキストによる説明であり、設定項目「警告パターン」及び設定値「リアルCG」「待受画面」「安全運転モード」についての説明が表示される。グラフィック表示領域43bは、マウスポインター50で選択した設定項目を視覚的に説明するための静止画や動画を表示するための領域である。グラフィック表示領域43bに表示する静止画や動画内には、画像だけでなく画像の説明文も表示しても良い。例えば、マウスポインター50により設定値「リアルCG」を選択すると、グラフィック表示領域43bには設定値「リアルCG」におけるディスプレイ103の表示画面とその説明文が表示される。また、静止画ではなくグラフィック表示領域43bに動画を表示しても良い。
設定ファイル生成部32は、情報通信端末Tを介したユーザからの入力に応じることで、ユーザが指定した設定値を有する設定ファイルの生成を行う。サーバ30に対して情報通信端末Tから、ユーザが選択した設定値の情報、設定ファイル作成指示が送信される。設定ファイル生成部32は、情報通信端末Tから受信した設定値の情報、及び設定ファイル作成指示に基づいて設定ファイルの作成を行う。設定ファイル生成部32で作成された設定ファイルは、設定ファイル記憶部33に記憶される。
設定ファイル送信部35は、車載装置100からの要求に応じ、設定ファイル記憶部33に記憶された車載装置100に対応した設定ファイルを、車載装置100に対して送信する。つまり、設定ファイルの送信は、車載装置100からのプル型配信によって行う。設定ファイルが正常に車載装置100に対して送信された場合には、設定ファイル削除部34は設定ファイル記憶部33に記憶されている設定ファイルの削除を行う。
サーバ30で作成した設定ファイルは、無線ネットワークを介して車載装置100へ伝送される。サーバ30から伝送された設定ファイルを受信した車載装置100は、受信した設定ファイルの内容に基づいて、車載装置100の設定を反映させる。
[3−2.作用]
図9は、設定ファイル生成部32で設定ファイルを生成する際に情報通信端末Tに表示される設定画面を示す。設定画面には、設定項目名41、設定値ボタン42に加えて設定ファイル生成ボタン44、マウスポインター50が表示される。図9においては、説明のために説明文43aやグラフィック表示領域43bは省略している。
ユーザは、情報通信端末Tの画面を確認しながら、情報通信端末Tのディスプレイに表示されたマウスポインター50を移動させ、設定値ボタン42、設定ファイル生成ボタン44上で、入力指示動作を行う。設定値ボタン42において、選択された設定値を示すボタンは黒で塗りつぶされ、選択されていない設定値は白で塗りつぶされている。
図9(a)は、設定画面を開いた状態であり、各設定項目は、初期値に設定された状態である。すなわち、初期値は以下のように設定されている。
(a)ロード自動選択 (初期値:オフ)
(b)アナウンス選択 (初期値:女性)
(c)警告パターン (初期値:リアルCG)
(d)速度取締機制限速度超過警告 (初期値:無し)
(e)速度取締機回避アナウンス (初期値:オフ)
例えば、ユーザが、ロード自動選択の設定値を「オン」、警告パターンを「待受画面」、速度取締機回避アナウンスを「オン」に設定する場合には、マウスポインター50を移動させ、好みの設定値を示す設定値ボタン42をクリックする。これにより、クリックされたボタンが黒く塗りつぶされ、設定値が選択された状態になる。
図9(b)は、ロード自動選択の設定値を「オン」、警告パターンを「待受画面」、速度取締機回避アナウンスを「オン」のボタンをクリックした状態である。ロード自動選択の設定値を「オン」、警告パターンを「待受画面」、速度取締機回避アナウンスを「オン」を示す設定値ボタン42は、クリックされたことにより、黒く塗りつぶされている。この状態で、設定ファイル生成ボタン44をクリックする。これにより、情報通信端末Tからサーバ30に対して、選択した設定値、及び設定ファイル作成指示が送信される。サーバ30では、受信した設定値及び生成指示に基づいて、以下の選択した項目の設定値を含む設定ファイルを作成する。
(a)ロード自動選択 (設定値:オン)
(b)アナウンス選択 (設定値:女性)
(c)警告パターン (設定値:待受画面)
(d)速度取締機制限速度超過警告 (設定値:無し)
(e)速度取締機回避アナウンス (設定値:オン)
作成した設定ファイルは、設定ファイル記憶部33に記憶される。
そして、車載装置100から無線ネットワークを介してサーバ30へ設定ファイルの要求が来たら、サーバ30は車載装置100に対応する設定ファイルを車載装置100へ送信する。より具体的には、車載装置100は、無線ネットワークの接続がサーバ30との間で確立されていることを前提として、バックグラウンドでサーバ30へのアクセスを所定の周期で行う。そして、このアクセスの際に、新しい設定ファイルがあれば、ダウンロードするかどうかの確認を求める表示を、ディスプレイ103に表示させる。ユーザが、入力インタフェースを介してダウンロードの実行を指示すると、設定ファイルの要求がサーバ30に送信され、これに応じてサーバ30から設定ファイルが車載装置100へ送信される。車載装置100において受信された設定ファイルの設定値は、上記のように反映される。設定ファイルが正常に伝送された場合には、設定ファイル削除部34が、設定ファイル記憶部33に記憶された設定ファイルの削除を行う。
なお、設定ファイル記憶部33に記憶された設定ファイルは、車載装置100に送信された後削除しなくても良い。その場合には、作成した設定ファイルにタイムスタンプ情報を含めておく。タイムスタンプ情報とは、ファイルのハッシュ値と時刻情報を組み合わせた情報である。この場合、設定ファイル送信部35は、設定ファイル記憶部33に記憶された設定ファイルの内で最新の設定ファイルを送信する。また、車載装置100は、受信した設定ファイルに含まれるタイムスタンプ情報の中の時刻情報と、前回受信した設定ファイルに含まれるタイムスタンプ情報の中の時刻情報とを比較し、新しく作成された設定ファイルを受信した場合には、設定変更を行うようにする。
[3−3.効果]
以上のような構成を有する本実施形態では、車載装置100の設定値を内容とする設定ファイルを、車載装置100の外部のサーバ30で作成する。これにより、車載装置100の設定の為の時間を節約することができる車載装置100を提供することができる。また、車載装置100だけでなく、車載装置100とサーバ30とから成るシステムとしてとらえることも可能である。
また、本実施形態では、サーバ30に、設定ファイル生成部32を設けたが、設定ファイル生成部32がサーバ30に無くても良い。例えば、サーバ30と通信可能な情報通信端末Tが設定ファイル生成部32を有しても良い。この場合、サーバ30は、情報通信端末Tより設定ファイルを受信し、受信した設定ファイルを設定ファイル記憶部33に記憶しておく。そして、設定ファイル送信部35は、車載装置100から無線ネットワークを介してサーバ30へ設定ファイルの要求が来たら、設定ファイル記憶部33に記憶された車載装置100に対応した設定ファイルを車載装置100に対して送信する。これにより、サーバ30に大きな負荷をかけることなく、車載装置の各種機能の設定変更の操作がし易く、且つ設定変更の為の時間を節約することができる車載装置を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態では、設定画面表示部31が表示する設定ファイルの設定画面をGUIとしている。加えて、設定画面には設定項目や設定値の説明文、設定値を説明するための画像や動画が表示される。これにより、ユーザは、設定値の選択を行おうとしている設定項目が、どのような機能における設定項目であるかの把握がし易くなる。例えば、設定項目として「インテリジェント安全運転評価」という項目があった場合、ユーザは「インテリジェント安全運転評価」について知らなければ、取扱説明書などで調べる必要があるが、設定画面上にインテリジェント安全運転評価の説明として「車両の走行状態に合わせた警告をおこなう」との説明があれば、インテリジェント安全運転評価についてのON/OFFの選択がし易くなる。つまり、ユーザに馴染みのない設定項目や設定値があった場合にでも、設定ファイルの作成がし易い車載装置を実現することが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
例えば、制御部121に設定ファイル削除部23を設けたが、設定ファイル削除部23を設けなくても良い。これにより、メモリカードMに記憶された設定ファイルが設定ファイル記憶部22に記憶された後でも、メモリカードMに設定ファイル(設定ファイルAとする)は削除されない。そのため、例えば、設定ファイルAを他の設定ファイルBで上書きした場合には、設定ファイルAが記憶されているメモリカードを、再度メモリカード収容部105に挿入することで、設定ファイルAに基づいた設定を行うことが可能となる。
また、サーバ30に設定ファイル削除部34を設けたが、設定ファイル削除部34を設けなくても良い。設定ファイルが正常に車載装置100に対して送信された後も、設定ファイル記憶部33に保存されている設定ファイルがあれば、その都度、一から設定する必要がなくなり、高い利便性を実現することが可能となる。さらに、設定ファイル作成部32で作成した設定ファイルと、設定ファイルを作成したユーザ毎のユーザ情報とを紐づけることで、サーバ30でユーザ毎の設定ファイルを保存することが可能となる。これにより、ユーザは、ユーザ情報を入力することで、過去に作成した設定ファイルを呼び出すことが可能となる。
100…車載装置
101…本体
102…ブラケット
102a…台座
102b…支持部
102c…取り付け部
103…ディスプレイ
104…ランプ
105…メモリカード収容部
111…GPS受信器
112…加速度センサ
113…気圧センサ
114…ジャイロセンサ
115…温度センサ
116…スピーカ
117…メモリカードインタフェース
118…信号ポート
120…通信部
121…制御部
21…設定ファイル読込部
22…設定ファイル記憶部
23…設定ファイル削除部
24…設定反映部
30…サーバ
31…設定画面表示部
32…設定ファイル生成部
33…設定ファイル記憶部
34…設定ファイル削除部
35…設定ファイル送信部
41…設定項目名
42…設定値ボタン
43a…説明文
43b…グラフィック表示領域
44…設定ファイル生成ボタン
50…マウスポインター
200…外部装置

Claims (6)

  1. 設定情報に基づいて各種設定を行う車載装置であって、
    前記設定情報を内容とし、外部で作成された設定ファイルを読み込む設定ファイル読込部と、
    前記設定情報に基づいて各種設定を行う設定反映部と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 可搬型記憶媒体を収容する収容部を備え、
    前記設定ファイル読込部は、前記収容部に収容された可搬型記憶媒体に記憶された前記設定ファイルを読み込むことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記設定ファイルを受信する通信部を備え、
    前記設定ファイル読込部は、無線ネットワークを介して伝送された前記設定ファイルを読み込むことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記通信部は、ネットワークを介してサーバと通信可能であり、
    前記設定ファイルは、前記サーバに記憶されたものであることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車載装置と、
    前記設定ファイルを記憶する設定ファイル記憶部を備えるサーバと、
    を備えることを特徴とする車載装置設定システム。
  6. 前記サーバは、
    ユーザの選択に基づいて設定情報を決定し、前記設定ファイルを作成する設定ファイル生成部と、
    前記設定ファイルの設定画面の表示を行う設定画面表示部と、
    を備え、
    前記設定画面には、前記設定情報におけるユーザが選択可能な設定値の候補と前記設定情報の説明とが表示されることを特徴とする請求項5に記載の車載装置設定システム。
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