JP2020083410A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍の際などに容器本体や蓋が変形することのない包装容器を提供する。【解決手段】容器本体10と、蓋とを有する包装容器であって、容器本体10は、開口12の周縁に設けられた環状内壁15と、一定の隙間を空けて取り囲む環状外壁17と、環状枠16とを備え、環状内壁15には、周方向に所定の間隔を空けて、内壁の下から上へと延びる複数の内側通気溝18が凹設されており、環状外壁17には、周方向に所定の間隔を空けて、かつ、内側通気溝18が設けられた位置とずれた位置に、外壁の上から下へと延びる複数の外側通気溝19が凹設されている。蓋は、容器本体10の開口12を塞ぐ蓋本体と、蓋本体の外周縁から立ち上がった環状蓋内壁と、環状蓋内壁の外側を環状蓋内壁と一定の隙間を空けて取り囲む環状蓋外壁と、環状蓋内壁及び環状蓋外壁の上端同士を繋いでいる環状蓋枠とを備える。【選択図】図1A

Description

本発明は、主として飲食物を収容するための包装容器に関する。
飲食物を収容するための包装容器としては、多種多様なものが存在し、本発明に関連するものとしては、特許文献1に記載の「食品包装容器」、特許文献2に記載の「通気による入れ子防止特性を有する容器蓋」及び特許文献3に記載の「電子レンジ対応の包装容器」等を例示することができる。
これら特許文献1〜3に記載された先行技術は、プラスチック製の容器本体と、容器本体を閉じる平板状をしたプラスチック製の蓋とを含む点で、本願発明と共通するものである。
一方、飲食物を収容するための包装容器には、ポーション容器と称されるものが存在する。ポーション容器とは、一度に利用する分量の飲食物を収容するためのカップ型の容器であり、典型例として、コーヒー用のミルクを入れるプラスチック製の容器、1サーブ分のゼリーなどが充填された容器等を挙げることができる。従来のポーション容器は、通常、容器の開口周縁のフランジに、蓋シートを溶着して容器に蓋をしている。
特許第5536392号公報 特許第4614602号公報 特許第3751194号公報
ところで、出願人は、冷菓などを入れるポーション容器において、流通時の輸送効率の向上等を図るべく、ポーション容器の形状の改良について種々検討している。その際に、当該ポーション容器に、内嵌合蓋ではなく、外嵌合蓋を採用する方が、空間におけるポーション容器の占有率が向上することに気付き、外嵌合蓋を設計した。ところが、ポーション容器に例えば冷菓を充填し、設計した外嵌合蓋を嵌めて冷凍すると、冷凍時に容器内部の空気を逃すことができなくなり、蓋や容器本体が変形することがあるという課題に遭遇した。
本発明は、係る課題を解決するためになされたものであり、飲食物を収容するための包装容器であって、容器本体と嵌合蓋とを含み、流通時に、梱包する化粧箱におけるデッドスペースを極力少なくして輸送効率が向上するように、容器本体及び蓋の形状が改良され、かつ、冷凍の際などに容器本体や蓋が変形することのない包装容器を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上面全体が開口したカップ型の容器本体と、前記容器本体の前記上面全体を覆う蓋とを有する包装容器であって、前記容器本体は、前記開口の周縁に設けられた環状内壁と、前記環状内壁の外側を前記環状内壁と一定の隙間を空けて取り囲む環状外壁と、前記環状内壁及び環状外壁の上端同士を繋いでいる環状枠とを備え、前記環状内壁には、周方向に所定の間隔を空けて、内壁の下から上へと延びる複数の内側通気溝が凹設されており、前記環状外壁には、周方向に所定の間隔を空けて、かつ、前記内側通気溝が設けられた位置とずれた位置に、外壁の上から下へと延びる複数の外側通気溝が凹設されており、前記蓋は、前記容器本体の前記開口を塞ぐ蓋本体と、前記蓋本体の外周縁から立ち上がった環状蓋内壁と、前記環状蓋内壁の外側を前記環状蓋内壁と一定の隙間を空けて取り囲む環状蓋外壁と、前記環状蓋内壁及び環状蓋外壁の上端同士を繋いでいる環状蓋枠とを備え、前記容器本体を前記蓋で閉じた際には、前記容器本体の前記環状内壁、環状外壁及び環状枠に対して、前記蓋の前記環状蓋内壁、環状蓋外壁及び環状蓋枠が当接して係合することを特徴とする、包装容器である。
請求項2記載の発明は、前記容器本体は、一度に利用する分量の飲食物を収容する容積を有するポーション容器を含むことを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
請求項3記載の発明は、前記蓋は、前記ポーション容器の前記上面開口を平らに覆うことを特徴とする、請求項2に記載の包装容器である。
請求項4記載の発明は、前記容器本体には、前記環状外壁の下端から外方へ向って突出する舌片が、前記開口の周方向の所定の位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装容器である。
請求項5記載の発明は、前記蓋には、前記環状蓋外壁の下端から外方へ向って突出する蓋舌片が、前記蓋の周方向の所定の位置に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の包装容器である。
請求項6記載の発明は、前記カップ型の容器本体は、半球状に窪んだ内形を有することを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
請求項7記載の発明は、前記半球状に窪んだ容器本体の内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の包装容器である。
請求項8記載の発明は、前記カップ型の容器本体は、前記開口から窪んだ円形の内周面と、前記内周面の下方に連設され、径が徐々に狭まる縮径内周面と、前記縮径内周面の下方に連設された内底面とを有し、前記内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
請求項9記載の発明は、前記カップ型の容器本体は、前記開口から円錐状に窪んだ内側面と、前記内側面の下方に連設された内底面とを有し、前記内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
請求項10記載の発明は、前記カップ型の容器本体は、前記開口が平面視で所定の形状をし、かつ、内方に向って傾斜して窪んだ内側面と、前記内側面の下方に連設された内底面とを有することを特徴とする、請求項1に記載の包装容器である。
本発明においては、容器本体の開口周縁には、環状内壁、環状枠及び環状外壁を含む嵌合部が備えられ、当該嵌合部に対して、蓋の環状蓋内壁、環状蓋枠及び環状蓋外壁を含む被嵌合部が、いわゆる外嵌合するように取り付けられる。このため、容器本体における開口周縁の嵌合部が、容器本体から外方へ張り出す割合が少なく、容器本体の外形状を、空間占有率の高い形状とすることができる。よって、流通時において、梱包時の化粧箱のデッドスペースが減少し、効率的な輸送が可能となる。
また、容器本体の環状内壁及び環状外壁には、それぞれ、複数の内側通気溝及び複数の外側通気溝が凹設されている。よって、容器本体に蓋を外嵌合する際に、容器本体内の空気は通気溝を介して容器の外部へ逃れることができる。これによって、例えば、冷凍時に、容器本体や蓋が変形することを防止できる。
さらに、複数の内側通気溝及び複数の外側通気溝は、周方向にずれた位置に設けられている。よって、容器本体に収容した内容物(飲食物)が内側通気溝から外側通気溝へと溝を伝って漏れ出るおそれはない。
この発明の一実施例に係るポーション容器本体10の平面図である。 この発明の一実施例に係るポーション容器本体10の正面図である。 この発明の一実施例に係るポーション容器本体10の底面図である。 この発明の一実施例に係るポーション容器本体10の縦断面端面図である。 この発明の一実施例に係る蓋30の平面図である。 この発明の一実施例に係る蓋30の正面図である。 この発明の一実施例に係る蓋30の底面図である。 この発明の一実施例に係る蓋30の縦断面端面図である。 この発明の一実施例に係るポーション容器本体10と蓋30との嵌合状態を示す部分断面図である。 この発明の他の実施例に係るポーション容器40(蓋30が嵌合されたポーション容器本体10)の図解的な平面図である。 この発明の他の実施例に係るポーション容器40の縦断面端面図である。 この発明のさらに他の実施例に係るポーション容器50(蓋30が嵌合されたポーション容器本体10)の図解的な平面図である。 この発明のさらに他の実施例に係るポーション容器50の縦断面端面図である。 この発明のさらに他の実施例に係るポーション容器50から取り出した内容物の形態の一例を示す斜視図である。
以下では、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明をする。
図1A〜図2Dは、本発明の一実施例に係るポーション容器を表わす図である。詳細には、図1Aはポーション容器の容器本体10の平面図、図1Bはポーション容器の容器本体10の正面図、図1Cはポーション容器の容器本体10の底面図、図1Dは、図1Aの線ID−IDに沿う縦断面端面図である。また、図2Aはポーション容器の蓋30の平面図、図2Bはポーション容器の蓋30の正面図、図2Cはポーション容器の蓋30の底面図、図2Dは、図2Aの線IID−IIDに沿う縦断面端面図である。
本実施例のポーション容器は、図1A、図1B、図1C及び図1Dに示すように、上面全体が開口したカップ型(又は椀型ともいえる)の容器本体10と、図2A、図2B、図2C及び図2Dに示すように、容器本体10の上面全体をほぼ平らに覆う蓋30とを有する包装容器である。
図1A、1B、1C及び1Dを参照して、容器本体10は、一例としてプラスチック製の成型品である。容器本体10は、カップ型の(又は「椀型」と称することもできる。)収容部11を含む。
収容部11は、一度に利用する分量の飲食物を収容できる容積を有している。例えば、一回にサーブする分量のアイスクリームやシャーベット等の冷菓を収容する容量を有している。
収容部11は、一例として、下方へ突出する半球状をし、上面全体に開いた開口12を有する。開口12の周縁には、嵌合部13が備えられている。
嵌合部13は、開口12の上端周縁から外方へ小さく張り出したフランジ14と、フランジ14の外周縁から上方へ立ち上がった環状内壁15と、環状内壁15の上端から外方へ延び出た環状枠16と、環状枠16の外周縁から下方へ垂下し、環状内壁15の外側を、環状内壁15と一定の隙間を空けて取り囲んでいる環状外壁17とを含んでいる。
そして、本実施例においては、環状内壁15には、周方向に所定の間隔を空けて(一例として、平面視において、円形の収容部11の中心線を中心にして、略90°間隔の角度位置に)、フランジ14から環状内壁15の下端へ延び、さらに環状内壁15の下から上へと延びる内側通気溝18が、4つ形成されている。各内側通気溝18は、フランジ14及び環状内壁15が凹まされて形成され、後述する外側通気溝19と比べて相対的に幅の狭い細い溝とされている。
凹設された内側通気溝18の数、形態、間隔等は一例であり、これに限定されない。例えば、内側通気溝18は、3つ、または5つ以上設けられてもよく、周方向における間隔はほぼ等間隔が好ましいが、等間隔でなくてもよい。あるいは、一箇所に設ける内側通気溝18が、対をなす2条の通気溝を含む構成であってもよい。
また、本実施例においては、環状外壁17には、周方向に所定の間隔を空けて、かつ、内側通気溝18が設けられた位置とは周方向にずれた位置に、例えば5つの外側通気溝19が凹設されている。各外側通気溝19は、平面視で円弧状に窪み、環状外壁17の上から下へと延びる溝であり、内側通気溝18と比べて相対的に幅が広く、上から下へ向って円弧が大きくなるように、幅が広がっていく溝とされている。外側通気溝19を係る形状にしたのは、蓋30を嵌める際に、収容部11内の空気を外へ逃がし易くするためである。
と同時に、内容物が収容された容器本体10から蓋30を剥がして内容物を取り出す際に、空気が収容部11内に入りやすいようにすることで、蓋30を剥がしやすくするためでもある。
外側通気溝19の数や形態や周方向に設ける間隔も、この実施例の例示は一例であり、これに限定されるものではない。
容器本体10には、開封時につまむ舌片20が形成されている。舌片20は、環状外壁17の周方向に見て所定の位置から外側へ張り出すように設けられている。より具体的には、平面視において、円形の収容部11の中心線を中心にして、予め定める角度位置方向から外方へ張り出すように、環状外壁17の下端縁が外方へ略水平に突出して形成されている。舌片20は、平面視で数字「3」状に突出したいわゆる二山形状の薄い可撓性を有する突出片である。舌片20には、手指で摘まみ易いように、格子状の凹凸が施されている。
さらに、舌片20に関連して、舌片20が突設された角度位置には環状内壁15、環状枠16及び環状外壁17へと延び、さらに舌片20を横断して延びる小通気溝21が形成されている。この小通気溝21は、後述する蓋30を開封する際に空気の導入路として機能し、蓋30を開け易くするために設けられたものである。
図2A,2B,2C及び2Dを参照して、蓋30も、一例としてプラスチック製の成型品である。蓋30は、容器本体10の開口12を塞ぐための蓋本体31と、蓋本体31の外周縁部に連設された被嵌合部32を含む。被嵌合部32は、容器本体10に蓋30をした際に、容器本体10の嵌合部13に外嵌合する部分である。被嵌合部32は、蓋本体31の外周縁から立ち上がった環状蓋内壁33と、環状蓋内壁33の外側を、環状蓋内壁33と一定の隙間を空けて取り囲んでいる環状蓋外壁34と、環状蓋内壁33及び環状蓋外壁34の上端同士を繋いでいる環状蓋枠35とを備えている。
蓋30には、開封時につまむ舌片36が形成されている。舌片36は、環状蓋外壁34の周方向に見て所定の位置から外側へ張り出すように設けられている。より具体的には、平面視において、円形の蓋本体31の中心線を中心にして、予め定める角度位置方向から外方へ張り出すように、環状蓋外壁34の下端縁から外方へ略水平に突出形成されている。舌片36は、平面視が山形に突出する薄い可撓性を有する片である。舌片36には、手指で摘まみ易いように、格子状の凹凸が施されている。
蓋30を容器本体10に被せる際には、舌片20と舌片36とが、平面視で重なるように嵌合させる。舌片20と舌片36とが重なっても、両舌片20,36は異なる外形をしているので、両舌片20,36を手指で摘まんで、容易に蓋30を開けることができる。
図3に示すように、容器本体10に蓋30を嵌めた際には、容器本体10の嵌合部13における環状内壁15、環状外壁17及び環状枠16に対して、蓋30の被嵌合部32における環状蓋内壁33、環状蓋外壁34及び環状蓋枠35が当接して係合する。
一例として、アイスクリームの製造工程において、容器本体10にアイスクリームを充填し、蓋30を嵌める工程について、簡単に説明する。
製造工程における包装ライン上で、容器本体10にドロドロのアイスクリームが充填され、上から蓋30が落ちてきて、機械で容器本体10に蓋30を押し込み、冷凍庫へと運ばれていく。蓋30をする際に、蓋30を押し込む部分は蓋30の中心部であり、先の尖った形状の物で、蓋30を上から押し込んでいく。この為、蓋30は中心部から嵌り始め、時間差を持って、最終的には外側が嵌っていく。この蓋30が閉まる際のゆがみにより、容器本体10内の空気は内側から外側へと逃げていく機構となっており、内側通気溝18及び外側通気溝19が最終的な空気の逃げ場として機能している。
図4は、本発明の他の実施例に係るポーション容器40の図解的な平面図である。図4に示すポーション容器40は、先に図1A〜図3を参照して説明した一実施例に係るポーション容器とは、上下を逆にして表わされている。また、図5は、図4に示すポーション容器40の線V−Vに沿う縦断面端面図である。
図4及び図5を参照して、当該他の実施例に係るポーション容器40は、容器本体10及び蓋30を備えている。容器本体10及び蓋30の構成において、先に説明した一実施例に係るポーション容器に採用されている構成と同じ要素には、同一の番号を付して、重複する説明については省略する。
ポーション容器40の特徴は、容器本体10の収容部11が、半球状に窪んだ内形に代えて、開口12から窪んだ円形の内周面111と、円形内周面111の先端側に連設された縮径内周面112と、縮径内周面112の先端側に連設された内天面113とを備える内形状とされていることである。なお、先の実施例と同様の半球状に窪んだ内形を採用することも可能である。そして、内天面113には、容器本体10内へ、すなわち収容部11内へ突出する所定形状(この実施形では、平面視が星形)の凸形態120(平面視でいえば、星形の凹部となる。)が設けられていることである。
内天面113に形成する凸形態120は、星形に限定されるものではなく、○形、△形、□形、菱形、ハート形など、任意の形態にしてもよい。
容器本体10の内天面113に任意の形状の凸形態120を設けると、この容器本体10に収容された内容物を取り出した際に、山形(半球状)に盛り上がった内容物の頂面部に、任意形状の窪みによって表わされる模様が表示され、内容物(たとえば冷菓)を盛りつけた際に見映えが良い等の利点がある。
図6は、本発明のさらに他の実施例に係るポーション容器50の図解的な平面図である。図6に示すポーション容器50は、図1A〜図3を参照して説明した一実施例に係るポーション容器とは、上下を逆にして表わされており、図4及び図5に示すポーション容器40と同じ上下方向で表わされている。図7は、図6に示すポーション容器の線VII−VIIに沿う縦断面図である。
図6及び図7を参照して、当該さらに他の実施例に係るポーション容器50は、容器本体10及び蓋30を備えている。容器本体10及び蓋30の構成におおいて、先に説明した一実施例に係るポーション容器に採用されている構成と同じ要素には、同一の番号を付して、重複する説明については省略する。
ポーション容器50の特徴は、容器本体10の収容部11が、半球状に窪んだ内形に代えて、例えば全体形状が星形に窪んだ内形状とされていることである。具体的には、容器本体10は、開口12の周縁部に形成されたフランジ14の一部分が選択的に開口12の内方へ張り出し、開口12の平面形状を星形に区画している。そして星形の開口12から傾斜状に内方へ窪んだ星形の内側面114を有し、星形の内側面114の先端には、星形の内天面115が連設されている。
収容部11が係る形態であるから、ポーション容器50から取り出した内容物は、例えば、図8に示す立体的な星形形態となる。このように、ポーション容器50によれば、内容物の形態が任意の立体形状をなすから、内容物を盛りつけた際に見映えが良い等の利点がある。
なお、ポーション容器50における容器本体10の収容部11の形態は、上述した星形に代えて、○形、△形、□形、菱形、ハート形など、任意の形態にしてもよい。
本発明は、以上説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内において、種々の変更が可能である。
10 容器本体
11 収容部
12 開口
13 嵌合部
14 フランジ
15 環状内壁
16 環状枠
17 環状外壁
18 内側通気溝
19 外側通気溝
20、36 舌片
21 小通気溝
30 蓋
31 蓋本体
32 被嵌合部
33 環状蓋内壁
34 環状蓋外壁
35 環状蓋枠
40、50 ポーション容器
111 円形内周面
112 縮径内周面
113、115 内天面
114 星形内側面
120 凸形態

Claims (10)

  1. 上面全体が開口したカップ型の容器本体と、前記容器本体の前記上面全体を覆う蓋とを有する包装容器であって、
    前記容器本体は、前記開口の周縁に設けられた環状内壁と、前記環状内壁の外側を前記環状内壁と一定の隙間を空けて取り囲む環状外壁と、前記環状内壁及び環状外壁の上端同士を繋いでいる環状枠とを備え、
    前記環状内壁には、周方向に所定の間隔を空けて、内壁の下から上へと延びる複数の内側通気溝が凹設されており、
    前記環状外壁には、周方向に所定の間隔を空けて、かつ、前記内側通気溝が設けられた位置とずれた位置に、外壁の上から下へと延びる複数の外側通気溝が凹設されており、
    前記蓋は、前記容器本体の前記開口を塞ぐ蓋本体と、前記蓋本体の外周縁から立ち上がった環状蓋内壁と、前記環状蓋内壁の外側を前記環状蓋内壁と一定の隙間を空けて取り囲む環状蓋外壁と、前記環状蓋内壁及び環状蓋外壁の上端同士を繋いでいる環状蓋枠とを備え、
    前記容器本体を前記蓋で閉じた際には、前記容器本体の前記環状内壁、環状外壁及び環状枠に対して、前記蓋の前記環状蓋内壁、環状蓋外壁及び環状蓋枠が当接して係合することを特徴とする、包装容器。
  2. 前記容器本体は、一度に利用する分量の飲食物を収容する容積を有するポーション容器を含むことを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記蓋は、前記ポーション容器の前記上面開口を平らに覆うことを特徴とする、請求項2に記載の包装容器。
  4. 前記容器本体には、前記環状外壁の下端から外方へ向って突出する舌片が、前記開口の周方向の所定の位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装容器。
  5. 前記蓋には、前記環状蓋外壁の下端から外方へ向って突出する蓋舌片が、前記蓋の周方向の所定の位置に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の包装容器。
  6. 前記カップ型の容器本体は、半球状に窪んだ内形を有することを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
  7. 前記半球状に窪んだ容器本体の内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の包装容器。
  8. 前記カップ型の容器本体は、前記開口から窪んだ円形の内周面と、前記内周面の下方に連設され、径が徐々に狭まる縮径内周面と、前記縮径内周面の下方に連設された内底面とを有し、
    前記内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
  9. 前記カップ型の容器本体は、前記開口から円錐状に窪んだ内側面と、前記内側面の下方に連設された内底面とを有し、
    前記内底面には、前記容器本体内へ突出する所定形状の凸形態が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
  10. 前記カップ型の容器本体は、前記開口が平面視で所定の形状をし、かつ、内方に向って傾斜して窪んだ内側面と、前記内側面の下方に連設された内底面とを有することを特徴とする、請求項1に記載の包装容器。
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