JP2020083246A - 警報音制御装置、警報音制御方法及びプログラム - Google Patents

警報音制御装置、警報音制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近を適切に認識させることができる警報音制御装置を提供する。【解決手段】警報音制御装置は、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する映像取得部と、映像取得部が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する検出部と、検出部が人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる、警報音制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、警報音制御装置、警報音制御方法及びプログラムに関する。
車両の運転者は、歩行者が車両の近傍に存在するときに、歩行者に自車両の存在を認識させ注意を促すために警笛などの警報音を鳴らす場合がある。しかし、安易に警報音を鳴らすことは騒音などの観点から好ましくない。特許文献1には、自車両の存在をエンジンやコンプレッサなどの動作音や車両走行に起因する物理音などを利用して歩行者に、自車両の接近を報知する技術が開示されている。
特開2005−254935号公報
近年、ペットブームの影響もあり、路上には犬や猫などの動物を連れて散歩をしている歩行者も多く存在する。歩行者が犬や猫などの動物を連れて散歩をしている場合、当該歩行者は動物に注意が向いているため、車両の接近に気付かないことが多い。特に、歩行者が高齢者である場合にはこの傾向が顕著である。このようなことから、特許文献1に開示された技術では、動物に注意が向いている歩行者に対して車両の接近を認識させることができない恐れがある。
一方、より確実に車両の接近を認識させるため、動物を連れている歩行者に対して警報音を鳴らすと、当該歩行者をひどく驚かせてしまう恐れがある。歩行者が高齢者であれば、驚いた拍子に転倒などして大怪我をしてしまう恐れもある。また、動物を連れている歩行者に遭遇した場所が住宅地である場合、安易に警報音を鳴らすと近隣住民の迷惑となる恐れもある。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近を適切に認識させることができる警報音制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る警報音制御装置は、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する映像取得部と、前記映像取得部が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する検出部と、前記検出部により人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる、警報音制御部と、を備えるものである。
本発明に係る警報音制御方法は、車両の進行方向を撮影した映像データを取得するステップと、取得した映像データから、人物および対象の動物を検出するステップと、人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるステップと、を備えるものである。
本発明に係るプログラムは、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する処理手順と、取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する処理手順と、人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる処理手順と、をコンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近を適切に認識させることができる。
実施の形態1に係る警報音制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る警報音制御装置の制御部における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る警報音制御装置の制御部における、変形例1に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る警報音制御装置の制御部における、変形例2に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る警報音制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る警報音制御装置の制御部における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る警報音制御装置の制御部における、変形例4に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
まず、実施の形態1に係る警報音制御装置100の構成について説明する。ここで、警報音制御装置100は、車両としての自動車において警笛、所謂クラクションとしての警報音を鳴らす動作に関する制御処理を行うための装置である。図1は、実施の形態1に係る警報音制御装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、警報音制御装置100は、制御部110を備えている。制御部110は、映像取得部111と、検出部112と、警報音制御部113と、を含む。
映像取得部111は、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する。映像データは、車両の前方や後方に設置されたカメラ120により取得される。
カメラ120は、可視光映像を撮影するカメラ、または遠赤外線の熱画像を撮影するカメラなど、人物および対象の動物が認識できる映像を取得するカメラであれば任意である。カメラ120は、ドライブレコーダなどの車両に搭載された機器に設けられたものを流用することができる。
検出部112は、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する。検出部112は、映像データに対して、人物および対象の動物を検出するための認識処理を行うことで、人物および対象の動物を検出する。具体的には、映像データに対して、人物を認識するための人物認識辞書および対象の動物を認識するための動物認識辞書を参照することで、画像データから抽出した物体が人物または動物であるかを判断する。検出部112が検出する対象の動物とは、例えば、犬や猫など、一般的に人に飼われる動物であり、さらに、人に飼われ、人とともに散歩や案内などを行う動物である。さらに、検出部112が検出する対象の動物とは、人の可聴域外の周波数を可聴域に含む動物である。
警報音制御部113は、検出部112により人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる。具体的には、警報音制御部113において、検出部112により人物および対象の動物が検出されたか否かを判定する。そして、検出部112により人物および対象の動物が検出されたと判定された場合に警報音制御部113が、アンプを介して車両に設置されたスピーカ130に第一音の音声信号を送信し、スピーカ130が当該音声信号を警報音として出力する。第一音による警報音は、例えば人の可聴域を超え(20KHz超)、かつ、犬の可聴域にある高周波数の超音波である。制御部110は、例えば、CPU、RAM、ROMを有するマイクロコンピュータとして構成される。なお、制御部110がアンプやバッテリーを有していても良い。
次に、制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では、図1についても適宜参照する。
図2は、制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、まず、映像取得部111において、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する(ステップS101)。続いて、検出部112において、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する(ステップS102)。続いて、警報音制御部113において、検出部112が人物および対象の動物を検出したか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103において、検出部112が人物および対象の動物を検出したと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにする(ステップS104)。ステップS103において、検出部112が人物および対象の動物を検出しないと判定された場合、処理をステップS101に戻す。
このように、車両の進行方向において人物および対象の動物が検出されたときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにすると、当該対象の動物が第一音による警報音に反応して何らかの動作を起す。当該対象の動物が第一音による警報音に反応した動作を起すことで、当該対象の動物を連れている人物が車両の接近を認識することができる。これにより、動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近をより確実に認識させることができる。
[変形例1]
図1に示す警報音制御装置100の制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の変形例1について以下で説明する。なお、以下の説明では、図1についても適宜参照する。
制御部110における検出部112は、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出することに加え、検出した人物および対象の動物の車両の進行方向に対する位置関係を検出する。また、制御部110における警報音制御部113は、検出部112の検出結果に基づいて、人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあるかどうかを判定した上で第一音による警報音を出力させる。
図3は、制御部110における、変形例1に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、まず、映像取得部111において、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する(ステップS201)。続いて、検出部112において、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出するとともに、人物および対象の動物を検出したときに当該人物および対象の動物の車両の進行方向に対する位置関係を検出する(ステップS202)。
続いて、警報音制御部113において、検出部112が人物および対象の動物を検出したか否か判定する(ステップS203)。ステップS203において検出部112が人物および対象の動物を検出したと判定された場合、警報音制御部113が、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあるか否か判定する(ステップS204)。ステップS203において検出部112が人物および対象の動物を検出していないと判定された場合、処理をステップS201に戻す。
ステップS204において、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあると判定された場合、警報音制御部113が、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにする(ステップS205)。ステップS204において、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にないと判定された場合、処理をステップS201に戻す。
このようにすると、人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にない場合にまで第一音による警報音を行って当該対象の動物を不必要に刺激し、動物を連れている人物に迷惑をかけてしまうことを抑制することができる。
[変形例2]
図1に示す警報音制御装置100の制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の変形例2について以下で説明する。なお、以下の説明では、図1についても適宜参照する。
変形例2に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理では、変形例1の制御処理により第一音による警報音の出力をした後、さらに、警報音制御部113が、検出した人物および対象の動物が継続して車両の進行方向に対して危険な位置関係にあるか否かを判定する。
図4は、制御部110における、変形例2に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、まず、映像取得部111において、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する(ステップS301)。続いて、検出部112において、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出するとともに、人物および対象の動物を検出したときに当該人物および対象の動物の車両の進行方向に対する位置関係を検出する(ステップS302)。
続いて、警報音制御部113において、検出部112が人物および対象の動物を検出したか否か判定する(ステップS303)。ステップS303において検出部112が人物および対象の動物を検出したと判定された場合、警報音制御部113が、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあるか否か判定する(ステップS304)。ステップS303において検出部112が人物および対象の動物を検出していないと判定された場合、処理をステップS301に戻す。
ステップS304において、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にないと判定された場合、処理をステップS301に戻す。ステップS304において、検出された人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあると判定された場合、警報音制御部113が、既に、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させたか否か判定する(ステップS305)。
ステップS305において、まだ、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させていないと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにする(ステップS306)。そして、処理をステップS301に戻す。ステップS305において、既に、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させたと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して可聴な第二音による警報音を出力させるようにする(ステップS307)。ここで、第二音は、例えば、車両用の警報音として一般的に用いられているベル音やビープ音である。
このように、変形例2に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理では、第一音による警報音を行っても、人物および対象の動物が、依然として車両の進行方向に対して危険な位置関係にある場合に、人に対して可聴な第二音による警報音を行う。これにより、人物および対象の動物が車両の進行方向に対して危険な位置関係にあるときに第一音による警報音をしても対象の動物が反応しない場合に、動物を随伴した人物に対して、車両の接近を認識させることができる。
[変形例3]
図2に示す警報音制御装置100の制御部110における、変形例3について説明する。図2のステップS103、図3のステップS203および図4のステップS303においては、人物および対象の動物が検出されたか否かの判定に代えて、人物および対象の動物の間隔が所定距離未満である人物および対象の動物が検出されたか否かの判定としてもよい。所定距離とは、例えば1mなどであり、人と散歩中の対象の動物、人を案内している盲導犬や聴導犬などの対象の動物など、人と対象の動物とが随伴関係にあることが判断できればよい。言い換えると、図2のステップS103、図3のステップS203および図4のステップS303は、随伴関係にある人物および対象の動物が検出されたか否かを判定することとしてもよい。
実施の形態2
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2について説明する。
図5は、実施の形態2に係る警報音制御装置200の構成を示すブロック図である。図5に示すように、実施の形態2に係る警報音制御装置200は、図1を参照して説明した実施の形態1に係る警報音制御装置100の構成に対し、車両の警報音操作を受け付ける警報音操作部240をさらに備えている。警報音操作部240は、例えば自動復帰型のプッシュスイッチで構成される。
警報音制御部113は、検出部112が人物および対象の動物が検出されているときに警報音操作部240が操作された場合は、第一音による警報音を出力する。検出した人物および対象の動物が継続して認識されているときに、再度、警報音操作部240が操作された場合は、人に対して可聴な第二音による警報音を出力させる。
次に、実施の形態2に係る警報音制御装置200の制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では、図5についても適宜参照する。
図6は、制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、まず、映像取得部111において、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する(ステップS401)。続いて、検出部112において、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する(ステップS402)。
続いて、警報音制御部113において、検出部112が人物および対象の動物を検出したか否かを判定する(ステップS403)。ステップS403において、検出部112が人物および対象の動物を検出しないと判定された場合、処理をステップS401に戻す。ステップS403において、検出部112が人物および対象の動物を検出したと判定された場合、警報音制御部113が、人物および対象の動物が検出されてから所定期間内に警報音操作部240が操作されたか否かを判定する(ステップS404)。この場合の所定期間とは、例えば人物および対象の動物が検出されている期間である。また、この場合の所定期間を、例えば10秒などとして設定してもよい。
ステップS404において、警報音操作部240が操作されたと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにする(ステップS405)。ステップS404において、警報音操作部240が操作されていないと判定された場合、処理をステップS401に戻す。
ステップS405に続いて、警報音制御部113において、第一音による警報音の出力が行われてから所定期間内に再度、警報音操作部240が操作されたか否か判定する(ステップS406)。この場合の所定期間とは、例えば、5秒から10秒程度である。ステップS406において、再度、警報音操作部240が操作されたと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して可聴な第二音による警報音を出力させるようにする(ステップS407)。
以上より、実施の形態2に係る警報音制御装置200によれば、動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近をより確実に認識させることができる。
[変形例4]
図5に示す警報音制御装置200の制御部110における、警報音を鳴らす動作に関する制御処理の変形例4について以下で説明する。なお、以下の説明では、図5についても適宜参照する。
変形例4に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理では、人物および人物から所定距離未満の対象の動物が検出されているときに警報音操作部240が操作された場合、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる。
図7は、警報音制御装置200の制御部110における、変形例4に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、まず、映像取得部111において、車両の進行方向を撮影した映像データを取得する(ステップS501)。続いて、検出部112において、映像取得部111が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する(ステップS502)。
続いて、警報音制御部113において、検出部112が人物および対象の動物を検出したか否かを判定する(ステップS503)。ステップS503において、検出部112が人物および対象の動物を検出しないと判定された場合、処理をステップS501に戻す。ステップS503において、検出部112が人物および対象の動物を検出したと判定された場合、警報音制御部113が、検出された対象の動物が検出された人物から所定距離未満の位置にいるか否かを判定する(ステップS504)。ステップS504も、実施の形態1における変形例4と同様の判定である。
ステップS504において、検出された対象の動物が検出された人物から所定距離未満の位置にいないと判定された場合、処理をステップS501に戻す。ステップS504において、検出された対象の動物が検出された人物から所定距離未満の位置にいると判定された場合、警報音制御部113が、人物および対象の動物が検出されてから所定期間内に警報音操作部240が操作されたか否かを判定する(ステップS505)。この場合の所定期間とは、例えば人物および対象の動物が検出されている期間である。また、この場合の所定期間を、例えば10秒などとして設定してもよい。
ステップS505において、警報音操作部240が操作されたと判定された場合、警報音制御部113が、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるようにする(ステップS506)。ステップS505において、警報音操作部240が操作されていないと判定された場合、処理をステップS501に戻す。
以上より、変形例4に係る警報音を鳴らす動作に関する制御処理によれば、動物を連れている人物に対し、当該人物や近隣環境に配慮しつつ車両の接近をより確実に認識させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。以上で説明した複数の例は、適宜組み合わせて実施されることもできる。上記実施の形態では、警報音制御装置を自動車に適用する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、自転車やオートバイなどの自動車以外の車両にも適用することが可能である。
上記実施の形態における制御部が実現する各構成要素は、例えば、コンピュータである制御部が備える演算装置(図示せず)の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、制御部は、記憶部(図示せず)に格納されたプログラムを主記憶装置(図示せず)にロードし、演算装置の制御によってプログラムを実行して実現する。また、各構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェア、ファームウェア及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現しても良い。
上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100、200 警報音制御装置
110 制御部
111 映像取得部
112 検出部
113 警報音制御部
120 カメラ
130 スピーカ
240 警報音操作部

Claims (7)

  1. 車両の進行方向を撮影した映像データを取得する映像取得部と、
    前記映像取得部が取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する検出部と、
    前記検出部により人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる、警報音制御部と、
    を備える警報音制御装置。
  2. 前記検出部は、検出した人物および対象の動物の前記車両の進行方向に対する位置関係を検出し、
    前記警報音制御部は、検出した人物または動物が前記車両の進行方向に対して危険な位置関係である場合、前記第一音による警報音を出力させる、
    請求項1に記載の警報音制御装置。
  3. 前記警報音制御部は、前記第一音による警報音の出力後、検出した人物または対象の動物が継続して前記車両の進行方向に対して危険な位置関係にある場合、人に対して可聴な第二音による警報音を出力させる、
    請求項1または2に記載の警報音制御装置。
  4. 前記車両の警報音操作を受け付ける警報音操作部を備え、
    前記警報音制御部は、前記検出部が人物および対象の動物が検出されているときに前記警報音操作部が操作された場合は、前記第一音による警報音を出力し、検出した人物および対象の動物が継続して認識されている場合に再度前記警報音操作部が操作された場合は、人に対して可聴な第二音による警報音を出力させる、
    請求項1に記載の警報音制御装置。
  5. 前記警報音制御部は、前記映像取得部が取得した映像データから、人物および前記人物から所定距離未満の対象の動物が検出されているときに警報音、人に対して非可聴であり動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の警報音制御装置。
  6. 車両の進行方向を撮影した映像データを取得するステップと、
    取得した映像データから、人物および対象の動物を検出するステップと、
    人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させるステップと、
    を備える警報音制御方法。
  7. 車両の進行方向を撮影した映像データを取得する処理手順と、
    取得した映像データから、人物および対象の動物を検出する処理手順と、
    人物および対象の動物が検出されているときに、人に対して非可聴であり対象の動物に対して可聴な第一音による警報音を出力させる処理手順と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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WO2024063748A1 (en) * 2022-09-23 2024-03-28 Bahcesehir Universitesi A hybrid communication system and method

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