JP2020081340A - 吸収性物品 - Google Patents

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友美 磯貝
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拓也 深山
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祐介 山川
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Abstract

【課題】排尿と排便とを区別して検出することが可能なインジケータを備えた吸収性物品を提供する。【解決手段】展開状態において長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体(21)を有する吸収性物品(1)であって、吸収体(1)よりも厚さ方向の非肌側に、便と接触することにより所定の反応を呈する便インジケータ(40)と、尿と接触することにより所定の反応とは異なる反応を呈する尿インジケータ(50)とを有し、長手方向及び幅方向において、便インジケータ(40)と尿インジケータ(50)とが異なる位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
吸収性物品の一例として、使い捨ておむつが知られている。このような使い捨ておむつには、排泄物の吸収量を視覚化し、使用者に取り換え時期を知らせるためのインジケータ機能を有するものがある。例えば、特許文献1には、おむつの吸収体と裏面シートとの間に、尿と接触することによって色が変化する排尿インジケータを備え、該排尿インジケータと重なる部分において外装不織布を圧密化することで、インジケータの視認性を高めた使い捨ておむつが開示されている。
特開2012−100886号公報
特許文献1の使い捨ておむつによれば、使用者(例えば、被着用者におむつを着用させる者)は、排尿が行われたことをおむつの外側から視覚的に認識することが可能となる。しかしながら、特許文献1のような従来のインジケータでは、排尿を検知できるものの、排便を検知することができなかった。また、排便を検知できたとしても、排泄されたのが尿であるのか便であるのかを区別することができず、使用者は、排便が行われたことをおむつの外側から認識することは難しかった。そのため、使用者は、排便が行われたことに気づき難く、おむつから便が漏出したり、排泄された便が着用者の肌に長時間付着することによって肌トラブルを生じたりするおそれがあった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、排尿と排便とを区別して検出することが可能なインジケータを備えた吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、展開状態において長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体を有する吸収性物品であって、前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に、便と接触することにより所定の反応を呈する便インジケータと、尿と接触することにより前記所定の反応とは異なる反応を呈する尿インジケータとを有し、前記長手方向及び前記幅方向において、前記便インジケータと前記尿インジケータとが異なる位置に配置されている、ことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、排尿と排便とを区別して検出することが可能なインジケータを備えた吸収性物品を提供することができる。
テープ型使い捨ておむつ1が展開かつ伸長された状態における平面図である。 図1に示す線A−Aでの断面図である。 便インジケータ40及び尿インジケータ50の変形例について表す図である。 便インジケータ40及び尿インジケータ50の変形例について表す図である。 便インジケータ40及び尿インジケータ50の変形例について表す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
展開状態において長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体を有する吸収性物品であって、前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に、便と接触することにより所定の反応を呈する便インジケータと、尿と接触することにより前記所定の反応とは異なる反応を呈する尿インジケータとを有し、前記長手方向及び前記幅方向において、前記便インジケータと前記尿インジケータとが異なる位置に配置されている、ことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、便または尿が排泄された際に、便インジケータによる便に対する反応と、尿インジケータによる尿に対する反応とが異なるため、使用者は、どちらのインジケータが反応したのかを視認することにより、排泄物が便であるか尿であるかを区別することができる。これにより、吸収性物品の交換タイミング等を正確に認識することができるようになる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータ及び前記尿インジケータは、各々帯状若しくは線状のパターンによって形成されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、呈色反応を生じた領域が、帯若しくは線の長さで表されるため、使用者は、排泄物の吸収量を視覚的に認識しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータ及び前記尿インジケータは、各々図柄のパターンによって形成されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の外部から視覚的に排便と排尿との区別がつきやすくなり、使用者による誤認を生じ難くすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータは、便を想起させる前記図柄のパターンによって形成され、前記尿インジケータは、尿を想起させる前記図柄のパターンによって形成されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、各々のインジケータに表示されている図柄によって、便または尿が直接想起されやすくなり、使用者は、排便と排尿とをより区別しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータと前記尿インジケータのうち、一方は帯状若しくは線状のパターンによって形成されており、他方は図柄のパターンによって形成されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータと尿インジケータとの外観的な差異が明確となるため、使用者は、排便と排尿とを区別しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記尿インジケータの数が、前記便インジケータの数よりも多い、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、尿インジケータの数を多くすることにより、尿が流動した場合でも、いずれかの尿インジケータによって当該尿を検出しやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータの前記幅方向の両側に、一対の前記尿インジケータが設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、尿が幅方向の右側若しくは左側に流動した場合のいずれの場合であっても、尿インジケータによって当該尿を検出しやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記幅方向において、前記便インジケータと前記尿インジケータの間に所定の間隔が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータと尿インジケータとが独立して配置されていることにより、使用者は、便インジケータ及び尿インジケータのうち、どちらのインジケータが反応しているのかを認識しやすくなる。これにより、使用者は、排尿が行われたのか、排便が行われたのかを、誤ることなく知ることができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータの前記幅方向における長さは、
前記尿インジケータの前記幅方向における長さよりも長い、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータの幅をなるべく広くすることにより、便インジケータと便(便汁)とが接触する可能性を高くすることができる。これにより、便の検出精度をより高めることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記幅方向の中央部に低坪量部を有し、前記低坪量部の坪量は、前記低坪量部に前記幅方向の外側から隣接する領域の坪量よりも低く、前記長手方向及び前記幅方向において、前記低坪量部と前記便インジケータとが重複する部分を有している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、排泄された便(便汁)が、吸収体の低坪量部を透過して肌側から非肌側へ移動し、便インジケータに到達しやすくなる。これにより、便インジケータによる便の検出性をより高めることができる。
かかる吸収性物品であって、前記長手方向及び前記幅方向において、前記低坪量部と前記尿インジケータとが重複する部分を有していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、尿は便と比較して流動性が高いため、低坪量部を透過しない場合であっても、尿インジケータに到達させやすい。また、尿インジケータと低坪量部とが重複していないことにより、該低坪量部を透過した便(便汁)が尿インジケータと接触してしまうことが抑制されやすくなり、尿と便とが誤検出される可能性をより小さくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記長手方向において、便インジケータの中心は、前記吸収性物品の中心よりも後側に位置している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、長手方向において便インジケータの位置と着用者の肛門(臀部)とが近くなる。したがって、排泄された便が便インジケータに到達しやすくなり、便の検出精度をより高めることができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータは、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも後側に配置されている面積が、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に配置されている面積よりも大きい、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、着用者の肛門付近(長手方向の後側)の領域において、便インジケータによる検出可能範囲を広くすることができる。したがって、便の検出精度をより高めることができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータが前記所定の反応を呈する要因である便インジケータ反応因子と、前記尿インジケータが前記所定の反応とは異なる反応を呈する要因である尿インジケータ反応因子と、が異なる、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータによる便への応答と、尿インジケータによる尿への応答とが異なるため、例えば、便インジケータが尿に対して反応し難く、便に対して反応しやすくなる。したがって、排尿と排便とが誤って検出されることを抑制しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータ反応因子は、前記便に含まれる生体物質であり、前記尿インジケータ反応因子は、前記尿のpHである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータの反応因子と尿インジケータの反応因子とが異なるため、便インジケータが尿に反応してしまうことや、尿インジケータが便に反応してしまうことが生じ難い。また、便インジケータ反応因子である生体物質は尿に含まれていない、もしくは尿に含有される割合が小さいため、便インジケータが誤って尿を検出してしまうことを抑制できる。したがって、尿と便とが誤って検出されてしまうことをより抑制しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記生体物質は、たんぱく質、腸内細菌、ビリルビン、陽イオン強度の少なくともいずれかである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、たんぱく質等の生体物質は、尿に含まれていない、若しくは尿に含まれる量・比重が非常に小さいため、便インジケータが当該生体物質と反応することにより、尿を検出することなく便を精度良く検出することができる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータは、所定濃度以上の前記便インジケータ反応因子に応答して前記所定の反応を呈する、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便インジケータが尿に対して反応し難くなる。これにより、便インジケータが誤って尿を検出してしまうこと等が抑制され、精度良く便を検出することが可能となる。
かかる吸収性物品であって、前記便インジケータの前記所定の反応、及び、前記尿インジケータの前記所定の反応とは異なる反応は、いずれも呈色反応であり、前記便インジケータが前記便と接触したときの前記呈色反応の色味と、前記尿インジケータが前記尿と接触したときの前記呈色反応の色味とが異なる、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便と接触したときの便インジケータの呈色後の色味と、尿と接触したときの尿インジケータの呈色後の色味とが異なることにより、使用者は、排泄されたものが尿であるのか、便であるのかについて把握しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体よりも非肌側に設けられたバックシートを有し、前記便インジケータ及び前記尿インジケータが前記呈色反応を示す前の色と、前記便インジケータ及び前記尿インジケータが前記呈色反応を示した後の色のうち少なくともいずれかは、前記バックシートの色と類似していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、便若しくは尿と反応してインジケータが呈色反応を生じた際に、色の変化がバックシートの色と重なって見え難くなってしまうことを抑制できる。したがって、使用者が便若しくは尿の排泄を見落としてしまうといった問題を生じ難くすることができる。
===実施形態===
本発明に係る吸収性物品として、乳幼児用のテープ型使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。ただし、これに限らず、例えば、パンツ型やパッドタイプの使い捨ておむつ、大人用のテープ型使い捨ておむつ等にも本発明を適用できる。
<テープ型使い捨ておむつ1の基本構成>
図1は、テープ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」ともいう)が展開かつ伸長された状態における平面図である。図2は、図1に示す線A−Aでの断面図である。おむつ1を伸長させた状態とは、おむつ1の展開状態において、おむつ1に生じていた皺が実質的に視認されなくなる程に伸長させた状態であり、おむつ1を構成する各部材(例えば後述するトップシート22等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまでおむつ1が伸長した状態である。
本実施形態のおむつ1は、所謂オープンタイプの使い捨ておむつであり、図1に示すように、前部3と、股下部5と、後部7とを有する。前部3は、着用者の前部(腹側、前胴回り)に位置することになる部分である。また、後部7は、着用者の後部(背側、後胴回り)に位置することになる部分である。股下部5は、前部3と後部7との間に位置することになる部分である。
以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、伸長状態のおむつ1において、前部3から後部7に向かう方向を「長手方向」とし、長手方向と直交する方向を「幅方向」とする。図1に示されている線B−Bは、長手方向におけるおむつ1の中心を示す線である。また、図2に示すように、長手方向及び幅方向と直交する方向を「厚さ方向」とし、着用者の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。
おむつ1は、中央帯状領域12と、サイドフラップ14と、レッグギャザー16と、レッグサイドギャザー17とを有する。一対のサイドフラップ14は、後部7において、ファスニングテープ30がそれぞれ取り付けられている。
中央帯状領域12は、前部3、股下部5及び後部7によって構成された幅方向の中央部に位置する帯状の領域である(図1参照)。中央帯状領域12は、着用者によって排泄された尿等の液体を吸収し保持する部位である。中央帯状領域12は、液保持性の吸収体21を含む縦長の形状(長手方向に沿った形状)を有する。中央帯状領域12は、主に、吸収体21と、同吸収体21を肌側から覆う液透過性のトップシート22と、同吸収体21を非肌側から覆う液不透過性のバックシート23、及び、おむつ1の外装をなす外装シート27(例えば不織布)とを有する(図2参照)。中央帯状領域12には、さらに、液透過性であるセカンドシート35が設けられているが、セカンドシート35は必ずしも設けられていなくても良い。
本実施形態の吸収体21は、図2に示すように、尿等の排泄物を吸収する吸収性コア24と、吸収性コア24を厚さ方向の肌側及び非肌側の両側からそれぞれ覆う液透過性のコアラップシート25とを有している。コアラップシート25に好適な材料としては、ティッシュペーパーや不織布等を例示できる。但し、これらのコアラップシート25は必須の構成ではない。
吸収体21(吸収性コア24)は、前部3、股下部5及び後部7にわたって配置されている。本実施形態の吸収性コア24は、所定形状の一例としての平面視略砂時計形状を有する。吸収性コア24を構成する液体吸収性素材としては、例えばパルプ繊維等の液体吸収性繊維や、高吸収性ポリマー(所謂SAP)等の液体吸収性粒状物を使用することができる。また、液体吸収性繊維及び液体吸収性粒状物以外の液体吸収性素材を含んでいても良い。
サイドフラップ14は、中央帯状領域12の幅方向の両側部に位置する部位である。サイドフラップ14は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成されている(図1参照)。股下部5におけるサイドフラップ14の幅方向の長さ(幅)は、前部3及び後部7におけるサイドフラップ14の幅方向の長さ(幅)よりも狭い。サイドフラップ14は、主に、肌側シート26とバックシート23から構成されている(図2参照)。肌側シート26は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成された肌側の部材であり、例えば不織布で構成されている。肌側シート26は、レッグサイドギャザー17(立体ギャザー)を構成する部材でもあり、肌側シート26の外側の部位(図1の破線で表示された接合部26Aより外側の部位)がサイドフラップ14を構成する。
中央帯状領域12のうち少なくとも股下部5には、吸収体21とバックシート23との間に、長手方向に伸縮可能な一対の脚周り弾性部材28(例えば糸ゴム)が設けられている。脚周り弾性部材28は、股下部5の中央帯状領域12に伸縮性を付与する部材である。本実施形態では、長手方向に伸長させた状態で脚周り弾性部材28が取り付けられる。これにより、脚周り弾性部材28は中央帯状領域12の股下部5に対して長手方向に沿った収縮力を発現する。
一対のサイドフラップ14には、長手方向に沿って伸縮するレッグギャザー弾性部材15がそれぞれ設けられている。レッグギャザー弾性部材15は、長手方向に沿って伸縮する弾性部材であり、おむつ1の着用時において、脚回り開口部に伸縮性を付与する部材である。すなわち、レッグギャザー弾性部材15はおむつ1の脚繰り部を着用者の脚に合わせてフィットさせる脚回り弾性部材である。また、レッグギャザー弾性部材15が股下部5の肌側シート26及びバックシート23に伸縮性を付与することによって、レッグギャザー16が構成される。
レッグサイドギャザー17は、脚繰りの隙間からの液漏れを防ぐための立体ギャザーである。一対のレッグサイドギャザー17は、前部3、股下部5及び後部7にわたって長手方向に沿って形成されている(図1参照)。レッグサイドギャザー17は、サイドフラップ14の内側で中央帯状領域12の両縁を覆うように形成されている。
レッグサイドギャザー17(立体ギャザー)は、主に肌側シート26の幅方向内側の部位から構成されている(図2参照)。股下部5の肌側シート26の内縁は糸ゴム等のレッグサイドギャザー弾性部材18によって伸縮性を有している。肌側シート26は、中央帯状領域12とサイドフラップ14との間の接合部26Aで長手方向に沿って接合されている。おむつ1の着用時には、レッグサイドギャザー弾性部材18の伸縮性によって肌側シート26の接合部26Aよりも内側の領域が、接合部26Aを基点として着用者の肌側に立ち上がり、排泄物等の横漏れを抑制する。
ファスニングテープ30は、おむつ1の後部7においてサイドフラップ14の幅方向の両側部に配置されている(図1参照)。そして、後述するターゲットテープ29(図1)に各ファスニングテープ30を係止することにより、おむつ1の胴回り開口及び脚回り開口が形成され、着用者の身体(胴)に対しておむつ1の位置を固定することができる。
中央帯状領域12の前部3には、ターゲットテープ29が設けられている(図1参照)。ターゲットテープ29は、前部3のバックシート23の非肌側に配置されている。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30と係合可能な部材であり、例えば不織布によって形成されている。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30を係合させるターゲット領域を構成する。なお、バックシート23の非肌側にターゲットテープ29を配置する代わりに、バックシート23を構成している最外層の不織布にターゲット領域を直接形成しても良い。そして、ファスニングテープ30をターゲットテープ29に係合させることによって、おむつ1を着用させることになる。
本実施形態のおむつ1は、おむつ1の幅方向の中央部に便インジケータ40を有しており、さらに、便インジケータ40に対して幅方向外側に離間して、一対の尿インジケータ50を有している。便インジケータ40及び尿インジケータ50は、厚さ方向において、それぞれ吸収体21の非肌側に配置される。尿インジケータ50は、従来の一般的なおむつに採用されているpH指示薬を含むインジケータとして構成されている。例えば、尿インジケータ50は、尿のpHを反応因子(尿インジケータ反応因子)として、尿と接触することによって所定の反応(例えば呈色反応)を呈することにより、尿が排出されたことを検知する。便インジケータ40の詳細については後述する。
<便インジケータ40の原理>
便インジケータ40は、おむつ1等の吸収性物品用の便インジケータであって、便中に含まれる所定の反応因子(便インジケータ反応因子)と接触することによって所定の反応(例えば呈色反応)を呈することにより、便が排出されたことを検知する。本実施形態では、便インジケータ40が便中の生体物質を検知する化学成分を含み、この化学成分の便への応答と、尿への応答が異なることにより、便の排出のみを検出することを可能としている。
例えば、便インジケータ40に含まれる化学成分が検知する生体物質(便インジケータ反応因子)をたんぱく質とする場合、当該化学成分としては、pH指示薬を用いることができる。一般に、たんぱく質は、アミノ酸が重合した構造を有しており、たんぱく質の主鎖の両末端や側鎖に酸性及び塩基性の官能基を有しているため、一定以上のたんぱく質が存在する場合、pH指示薬を変色させることができる(たんぱく誤差法)。本実施形態では、便中の食物由来の未消化のたんぱく質や、腸内細菌から分泌されるたんぱく質等を検知することで、pH指示薬が便に応答するようにしている。
具体的なpH指示薬としては、例えば、テトラフェノールブルーを使用することができる。この場合、たんぱく質が存在すると、たんぱく質中の遊離アミノ基と結合して塩様青色化合物を形成し、真のpHより高めのpHに相当する青色を呈する。よって、テトラフェノールブルーを含んだ便インジケータ40が便と接触することで、黄色から青色を呈色する。なお、pH指示薬の変色を起こしやすくするためには、予めpH3程度の酸性側にしておくことが望ましい。そのため、pH指示薬にクエン酸緩衝剤等を含ませても良い。
このように、所定のpH指示薬を用いることにより、尿や便自体のpH変化によって、pH指示薬が呈色せず、たんぱく質に応答して当該pH指示薬を呈色させることができる。なお、たんぱく誤差法に用いられるpH指示薬は、上記のテトラフェノールブルーに限定されるものではなく、他のpH指示薬を用いることもできる。例えば、ブロモフェノールブルー、ブロモクレゾールグリーン、チモールフタレイン等、若しくはその他の指示薬を用いることができる。さらに、pH指示薬は、肌に対して安全であり、湿気や日光による保管性に優れたものであることが望ましい。
また、便インジケータ40では、排泄物が便であるか尿であるかを誤検出しないように、便インジケータ40に含まれる化学成分が便に応答し、尿には応答しないようにすることが望ましい。そこで、本実施形態における便インジケータ40は、便インジケータ反応因子(たんぱく質等)が所定濃度以上である場合には、呈色反応等の反応を示し、便インジケータ反応因子が所定濃度よりも小さい場合には、反応を生じ難くしている。
一般に、健常者の尿中には、たんぱく質は含まれておらず、非健常者であっても、尿中のたんぱく質は、10,000mg/Lを下回る。そこで、本実施形態においては、pH指示薬を使用したたんぱく質誤差法により、便インジケータ50が、150mg/L以上のたんぱく質に応答することが好ましく、5,000mg/L以上のたんぱく質に応答することがより好ましく、10,000mg/L以上のたんぱく質に応答することが更に好ましい。例えば、化学成分としてブロモフェノールブルーを使用する条件で、便インジケータ50が150mg/L以上のたんぱく質に応答する場合、便インジケータ50における1cm2あたりのpH指示薬の適用量を、16.3μgとすることが好ましく、便インジケータ50が5,000mg/L以上のたんぱく質に応答する場合、便インジケータ50における1cm2あたりのpH指示薬の適用量を、0.5μgとすることが好ましく、便インジケータ50が10,000mg/L以上のたんぱく質に応答する場合、便インジケータ50における1cm2あたりのpH指示薬の適用量を、0.25μgとすることが好ましい。なお、pH指示薬の適用量を17.0μg以下とすることにより、吸収性物品の着用者に対する便インジケータ40の安全性が高まる。
本実施形態では、このようにpH指示薬の塗布量を調整することによって、便インジケータ40が便に対して反応可能な範囲と比較して、尿に対して反応可能な範囲を相対的に小さくすることができる。言い換えると、便インジケータ40の便に対する反応と、便インジケータ40の尿に対する反応とを異ならせることができる。これにより、便インジケータ40を尿に対して反応し難くすることができる。
また、便インジケータ40は、上述したたんぱく質を反応因子として限定するものではない。例えば、便の比重と相関関係がある便のイオン強度を反応因子としても良い。便インジケータ反応因子を陽イオンとする場合、便インジケータ40に含まれる化学成分としては、高分子電解質及びpH指示薬の組み合わせを用いることが好ましい。ここで、本実施形態の便インジケータ40が検知する陽イオンとしては、主として、ナトリウムイオン及びカリウムイオン等の1価の陽イオンを挙げることができる。これらの陽イオンは、高分子電解質中のプロトンと交換され、放出されたプロトンがpH指示薬を変色させる(陽イオン抽出法)。よって、これにより、便中の、好ましくは所定濃度以上の、陽イオンに応答することができる。
高分子電解質としては、酸基を有する水溶性高分子化合物を用いることが好ましく、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニル硫酸等を挙げることができる。また、pH指示薬としては、上述のpH指示薬と同種のものを使用することができるが、陽イオン抽出法がプロトンを検知することを考慮すれば、酸性域に変色域を持つpH指示薬を使用することが好ましい。また、尿のpHが通常6.0近辺の数値であるとともに、約5.0から約9.0の範囲で変動し、便のpHは、約4.0から約9.0の範囲で変動する。尿や便自体のpH変化によって、pH指示薬が呈色せず、陽イオンに応答してpH指示薬を呈色させることが好ましいことを考慮すると、pH4.0以下のpH値の範囲において、変色域を有するpH指示薬を使用することがより好ましい。
なお、陽イオン抽出法を使用した便インジケータ40の便への応答と、尿への応答とは異なっており、便インジケータ40に含まれる化学成分が便に応答し、尿には応答しないことが好ましい。一般に、ヒトは、一日当たり80mEqから250mEqまでのナトリウム、38mEqから64mEqまでのカリウムを尿中に排せつする一方で、一日あたりの尿量は、通常500mLから2000mLである。したがって、高分子電解質及びpH指示薬の組み合わせを使用した、陽イオン抽出法により、便インジケータ40が、700mEg/L以上の陽イオンに応答とすることが好ましい。例えば、pH指示薬として、ブロモチモールブルーを使用する条件において、便インジケータ40における1cmあたりのpH指示薬の適用量を、38.0μg以下とすることが好ましく、便インジケータ40が700mEg/L以上の陽イオンに応答する場合、3.4μg以下とすることがより好ましい。このようにすれば、便と尿とで異なる呈色反応を生じ、便と尿との誤検出を抑制しやすくなる。なお、pH指示薬の塗布量を、38.0μg以下とすることにより、吸収性物品の着用者に対する便インジケータ40の安全性が高まる。
さらに、便中に含まれる腸内細菌や、胆汁色素のビリルビン等、便に由来する物質を反応因子としても良い。これらの成分は、一般に、尿に含まれていない、若しくは便と比較して尿に含有される量や比重が非常に小さい。したがって、たんぱく質を反応因子とする場合と同様に、便インジケータ40が尿に対して反応し難く、便に対して反応しやすくなる。したがって、おむつ1において排泄された便を精度良く検出することができる。
また、排泄物が便であるか尿であるかを明確に表示するために、便インジケータ40が便と接触したときの呈色反応と、尿インジケータ50が尿と接触したときの呈色反応とが異なることが望ましい。仮に、便と接触したときの便インジケータ40の呈色後の色味(例えば赤)と、尿と接触したときの尿インジケータ50の呈色後の色味(例えば赤)が同色であると、使用者は、尿が排泄されたのか便が排泄されたのかを一見して把握することが難しくなる。そこで、本実施形態では、呈色後の色が異なるように各々のインジケータ40,50に含まれる化学成分を調整している例えば、便インジケータ40の化学成分(pH指示薬)としてテトラフェノールブルーを用いた場合、便と反応した後の色は「青」である。この場合、尿インジケータ50の化学成分として、尿と反応した後の色が青とは異なる色(例えば緑)となる化学成分を用いて尿インジケータ50を形成すると良い。なお、色が「異なる」とは、オストワルト表色系の色相環において、3色相以上ずれている状態を言う。
さらに、便インジケータ40が便と反応する際の色は、「赤」若しくは「茶」以外であることが望ましい。例えば、便インジケータ40の呈色反応前後における色が、オストワルト表色系の色相環において、「Purple」〜「Yellow」(色相番号:1〜3,10〜24)の範囲に含まれる色であることが好ましく、「ultramarine blue」〜「leaf green」(色相番号:13〜24)の範囲に含まれる色であることがより好ましい。一般に便は茶色であるため、便インジケータ40の色が「茶」であると、使用者が視認した際に、便が検出されているのか否かがわかり難くなるおそれがある。また、便インジケータ40の色が「赤」であると、使用者が視認した際に、血便が排泄されたと誤認するおそれがある。そこで、本実施形態では、便インジケータ40の呈色反応前後のいずれかの色、より好ましくは呈色反応後における色を「赤」若しくは「茶」以外の色とする。これにより、使用者が誤認することを抑制することができる。
同様に、尿インジケータ50が尿と反応する際の色は、「赤」若しくは「黄」以外であることが望ましい。例えば、尿インジケータ50の呈色反応前後における色が、オストワルト表色系の色相環において、「Purple」〜「Yellow」(色相番号:1,10〜24)の範囲に含まれる色であることが好ましく、「ultramarine blue」〜「leaf green」(色相番号:13〜24)の範囲に含まれる色であることがより好ましい。一般に尿は黄色であるため、尿インジケータ50の色が「黄」であると、使用者が視認した際に、尿が検出されているのか否かがわかり難くなるおそれがある。また、尿インジケータ50の色が「赤」であると、使用者が視認した際に、血尿が排泄されたと誤認するおそれがある。そこで、本実施形態では、尿インジケータ50の呈色反応前後のいずれかの色、より好ましくは呈色反応後における色を「赤」若しくは「黄」以外とする。これにより、使用者が誤認することを抑制することができる。
また、便インジケータ40が呈色反応を示す前の色、及び、便インジケータ40が呈色反応を示した後の色のうち少なくともいずれかは、おむつ1のバックシート23の色と類似していないことが望ましい。同様に、尿インジケータ50が呈色反応を示す前の色、及び、尿インジケータ50が呈色反応を示した後の色のうち少なくともいずれかは、おむつ1のバックシート23の色と類似していないことが望ましい。ここで、色が「類似していない」とは、例えば、便インジケータ40及び尿インジケータ50の呈色反応前後における色と、バックシート23の色とが、オストワルト表色系の色相環において、2色相以上ずれている状態を言う。このようにすれば、便若しくは尿と反応し、インジケータ40,50が呈色反応を生じて色が変化した際に、当該色の変化がバックシート23の色と重なって見え難くなってしまうことを抑制できる。したがって、使用者が便若しくは尿の排泄を見落としてしまうといった問題を生じ難くすることができる。
<便インジケータ40の具体的構成>
便インジケータ40は、上述のような化学成分(例えばpH指示薬)を含んだ接着剤(例えばホットメルト接着剤HMA)をおむつ1のバックシート23の肌側面に塗工することによって形成されている。本実施形態では、図1に示されるように、幅方向の中央において、股下部5から後部7にわたって、長手方向に沿った帯状(若しくは線状)の領域に、コーターを用いてホットメルト接着剤(HMA)を塗工することによって便インジケータ40が形成されている。このようなコーター塗工によれば、均等な膜厚でムラの少ない便インジケータ40を形成することが可能となり、便の検出精度を高めることができる。また、製造コストを抑えることができる。また、呈色反応を生じた領域が、帯や線の長さで表されるため、使用者は、排泄物の吸収量を視覚的に認識しやすくなる。なお、尿インジケータ50についても同様にして形成することができる。
また、化学成分をインクと混ぜて、バックシート23やコアラップシート25に印刷塗工することによって便インジケータ40が形成されるのであっても良い。また、化学成分を染みこませた濾紙や不織布を、ホットメルト接着剤(HMA)や超音波溶着でバックシート23やコアラップシート25に接合固定することによって便インジケータ40が形成されるのであっても良い。
また、本実施形態では、幅方向の中央部に便インジケータ40が配置されているため、おむつ1を着用した際に、幅方向において着用者の肛門の位置と便インジケータ40の位置とが重なりやすい。したがって、おむつ1に便が排泄された場合に、便中に含まれる水分(便汁)が便インジケータ40に到達しやすく、便を精度良く検出できるようになっている。なお、便は尿と比較して流動性が低いため、肛門から排泄された便は、長手方向や幅方向に流動し難い。したがって、図1に示されるように便インジケータ40が一つ(一本)だけ設けられている場合であっても、便の検出精度は悪化しにくい。
これに対して、尿は流動性が高く、長手方向や幅方向に流動・拡散しやすい。そこで、おむつ1では、尿インジケータ50を2つ以上設けることにより、尿が流動した場合でも、いずれかの尿インジケータ50によって検出できるようにしている。
また、尿インジケータ50が、便インジケータ40の幅方向両側に配置されることにより、尿が幅方向の右側に流動した場合、及び、幅方向の左側に流動した場合のいずれの場合であっても、尿インジケータ50によって検出することができるようになっている。
そして、便インジケータ40は、尿インジケータ50と幅方向において離間して設けられている。すなわち、幅方向において便インジケータ40と尿インジケータ50との間には所定の間隔が設けられている。便インジケータ40と尿インジケータ50とが独立して配置されていることにより、使用者は視覚的に両者を識別しやすくなり、排泄が行われた際に、便インジケータ40及び尿インジケータ50のうち、どちらのインジケータが反応しているのかを認識しやすくなる。これにより、使用者は、排尿が行われたのか、排便が行われたのかを、正しく知ることができる。
また、本実施形態では、便インジケータ40の幅方向における長さ(幅)が、尿インジケータ50の幅方向における長さ(幅)よりも長く(広く)なるように、便インジケータ40が形成されている。上述の様に、便インジケータ40は、幅方向の中央に一つだけ設けられている。そのため、便インジケータ40の幅をなるべく広くすることにより、便インジケータ40と便(便汁)とが接触する可能性を高くすることができる。これにより、便の検出精度をより高めることができる。
また、本実施形態において、便インジケータ40は、長手方向の後側(背側)寄りに配置されている。言い換えると、長手方向において、便インジケータ40の中心が、おむつ1の中心(図1において線B−Bの位置)よりも後側に位置するように、便インジケータ40が配置されている。このよう配置とすることにより、長手方向において便インジケータ40の位置と着用者の肛門(臀部)とが近くなる。したがって、排泄された便が便インジケータ40に到達しやすくなり、便の検出精度をより高めることができる。
また、便インジケータ40のうち、長手方向の中心(図1において線B−Bの位置)よりも後側(背側)に配置されている面積が、長手方向の中心よりも前側(腹側)に配置されている面積よりも大きいことが望ましい。すなわち、便インジケータ40は長手方向の前側よりも後側の面積が大きくなるように設けられていていることが望ましい。このようにすれば、着用者の肛門付近(すなわち、長手方向の後側)の領域において、便インジケータ40によって便を検出できる範囲を広くすることができる。したがって、便の検出精度をより高めることができる。
また、便インジケータ40及び尿インジケータ50は、以下のように変形することも可能である。図3〜図5は、便インジケータ40及び尿インジケータ50の変形例について表す図である。
便インジケータ40及び尿インジケータ50は、図1に示されるような帯状のパターンではなく、それぞれ異なる図柄のパターンによって形成されていても良い。例えば、図3では、星マークで表される図柄パターンによって便インジケータ40が形成され、顔マークで表される図柄パターンによって尿インジケータ50が形成されている。便インジケータ40と尿インジケータ50とが異なる図柄パターンであることにより、おむつ1の外部から視覚的に排便と排尿との区別がつきやすくなり、使用者による誤認を生じ難くすることができる。
さらに、図4では、便インジケータ40及び尿インジケータ50の図柄のパターンを、それぞれ便及び尿を想起させる図柄のパターンとしている。具体的には、便インジケータ40の図柄をうんちの図柄パターンとし、尿インジケータ50を水滴の図柄パターンとしている。このようにすれば、各々のインジケータに表示されている図柄によって、便または尿が直接想起されやすくなり、使用者は、排便と排尿とをより区別しやすくなる。
また、図5では、便インジケータ40が図柄のパターンによって形成され、尿インジケータ50が帯状パターンによって形成されている。逆に、便インジケータ40が帯状パターンによって形成され、尿インジケータ50が図柄のパターンによって形成されていても良い。このような場合も、便インジケータ40と尿インジケータ50との外観的な差異が明確となるため、使用者は、排便と排尿とを区別しやすくなる。
なお、便インジケータ40及び尿インジケータ50のパターンは、図1に表される帯状のパターンや、図3〜図5に表される図柄のパターンには限られず、他のパターン(例えば、幾何模様や文字情報)であっても良い。
<吸収体21の構造について>
上述のように、本実施形態のおむつ1では、吸収体21の非肌側に便インジケータ40を配置して便を検出するようにしているが、通常、便は粘性が高く流動性が低いため、吸収体21を厚さ方向に透過し難い。そのため、便インジケータ40が吸収体21の非肌側に設けられている場合、当該便インジケータ40に便が到達し難くなるおそれがある。
これに対し、本実施形態では、吸収体21が、幅方向の中央部に低坪量部21Aを有している(図2参照)。低坪量部21Aにおいては、坪量が、低坪量部21Aに幅方向の外側から隣接する領域21B、21Bの坪量よりも低くなっている。ここで、坪量とは、単位面積当たりの質量のことである。本実施形態の低坪量部21Aの坪量は、0〜200g/m2程度であることが好ましく、100g/m2程度であることがより好ましい。隣接する領域21Bのそれぞれの坪量は、370g/m2程度が好ましい。なお、低坪量部21Aの坪量が200g/m2を超えてしまうと、坪量が高すぎて便が低坪量部21Aを透過することが困難になる。
そして、本実施形態の便インジケータ40は、図1に示すように、長手方向及び幅方向において、低坪量部21Aと重複する部分を有するように配置されている。このような構成によって、おむつ1に排泄された便(便汁)が、吸収体21の低坪量部21Aを透過して肌側から非肌側へ移動し、便インジケータ40に到達しやすくなる。したがって、便インジケータ40による便の検出性をより高めることができる。
一方、尿インジケータ50は、図1に示すように、長手方向及び幅方向において、低坪量部21Aと重複する部分を有していない。尿は便と比較して流動性が高く、もともと吸収体21を厚さ方向に透過しやすい。そのため、おむつ1に排泄された尿は、低坪量部21Aを透過しない場合であっても、尿インジケータ50に到達しやすい。したがって、尿インジケータ50と低坪量部21Aとが重複していない場合であっても、尿インジケータ50による尿の検出性は悪化し難い。逆に、尿インジケータ50と低坪量部21Aとが重複していないことにより、該低坪量部21Aを透過した便(便汁)が尿インジケータ50と接触してしまうことが抑制されやすくなり、尿と便とが誤検出される可能性をより小さくすることができる。
もちろん、尿インジケータ50が、長手方向及び幅方向において、低坪量部21Aと重複する部分を有していても良い。例えば、低坪量部21Aが、便インジケータ40と比較して幅広に形成されている場合には、該低坪量部21Aが尿インジケータ50と重複する可能性がある。このような場合、吸収体21の低坪量部21Aを透過した尿が、尿インジケータ50により到達しやすくなるため、尿インジケータ50による尿の検出性をより高めることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
上述の実施形態では、セカンドシート35を厚さ方向においてトップシート22とコアラップシート25との間に配置しているが、吸収体21と便インジケータ40との間に、液体を拡散させる拡散シートとして配置しても良い。そうすることで、低坪量部21Aを透過した便の水分を吸収体21の下層で拡散させ、便インジケータ40をより広い範囲で反応させることができる。それにより、おむつ1外面からの視認性を高めることができる。
また、トップシート22は、開口を有していても良い。開口を有することによって、セカンドシート35と便との接地面積を増やし、セカンドシート35への便の透過性を向上させることができる。
また、上述の実施形態では、低坪量部21Aの形状は、図1に示す平面視において長手方向に長い長方形状であるが、形状はこの限りではない。例えば、正方形、幅方向に長い長方形状、ハート型等のパターン形状などでも良い。
また、上述の実施形態では、低坪量部21Aの数は、おむつ1の幅方向の中央部に一つであったが、低坪量部21Aは複数設けられていても良い。この場合、各低坪量部21Aに対して長手方向及び幅方向において重複する部分を有するように便インジケータ40を複数配置することよって、排便の検知をより向上させることもできる。
また、低坪量部21Aの数がゼロであっても良い。すなわち、吸収体21に低坪量部21Aが設けられていなくても良い。
1 テープ型使い捨ておむつ(吸収性物品)
3 前部
5 股下部
7 後部
12 中央帯状領域
14 サイドフラップ
15 レッグギャザー弾性部材
16 レッグギャザー
17 レッグサイドギャザー
18 レッグサイドギャザー弾性部材
21 吸収体
21A 低坪量部
22 トップシート
23 バックシート
24 吸収性コア
25 コアラップシート
26 肌側シート
26A 接合部
27 外装シート
28 脚周り弾性部材
29 ターゲットテープ
30 ファスニングテープ
35 セカンドシート
40 便インジケータ
50 尿インジケータ

Claims (19)

  1. 展開状態において長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、
    吸収体を有する吸収性物品であって、
    前記吸収体よりも前記厚さ方向の非肌側に、
    便と接触することにより所定の反応を呈する便インジケータと、
    尿と接触することにより前記所定の反応とは異なる反応を呈する尿インジケータとを有し、
    前記長手方向及び前記幅方向において、前記便インジケータと前記尿インジケータとが異なる位置に配置されている、ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータ及び前記尿インジケータは、各々帯状若しくは線状のパターンによって形成されている、ことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータ及び前記尿インジケータは、各々図柄のパターンによって形成されている、ことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項3に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータは、便を想起させる前記図柄のパターンによって形成され、
    前記尿インジケータは、尿を想起させる前記図柄のパターンによって形成されている、ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータと前記尿インジケータのうち、一方は帯状若しくは線状のパターンによって形成されており、他方は図柄のパターンによって形成されている、ことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記尿インジケータの数が、前記便インジケータの数よりも多い、ことを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータの前記幅方向の両側に、一対の前記尿インジケータが設けられている、ことを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項7に記載の吸収性物品であって、
    前記幅方向において、前記便インジケータと前記尿インジケータの間に所定の間隔が設けられている、ことを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータの前記幅方向における長さは、
    前記尿インジケータの前記幅方向における長さよりも長い、ことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記幅方向の中央部に低坪量部を有し、
    前記低坪量部の坪量は、前記低坪量部に前記幅方向の外側から隣接する領域の坪量よりも低く、
    前記長手方向及び前記幅方向において、前記低坪量部と前記便インジケータとが重複する部分を有している、ことを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項10に記載の吸収性物品であって、
    前記長手方向及び前記幅方向において、前記低坪量部と前記尿インジケータとが重複する部分を有していない、ことを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記長手方向において、便インジケータの中心は、前記吸収性物品の中心よりも後側に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータは、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも後側に配置されている面積が、前記吸収性物品の前記長手方向の中心よりも前側に配置されている面積よりも大きい、ことを特徴とする吸収性物品。
  14. 請求項1〜13に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータが前記所定の反応を呈する要因である便インジケータ反応因子と、
    前記尿インジケータが前記所定の反応とは異なる反応を呈する要因である尿インジケータ反応因子と、が異なる、ことを特徴とする吸収性物品。
  15. 請求項14に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータ反応因子は、前記便に含まれる生体物質であり、
    前記尿インジケータ反応因子は、前記尿のpHである、ことを特徴とする吸収性物品。
  16. 請求項15に記載の吸収性物品であって、
    前記生体物質は、たんぱく質、腸内細菌、ビリルビン、陽イオン強度の少なくともいずれかである、ことを特徴とする吸収性物品。
  17. 請求項14〜16のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータは、所定濃度以上の前記便インジケータ反応因子に応答して前記所定の反応を呈する、ことを特徴とする吸収性物品。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記便インジケータの前記所定の反応、及び、前記尿インジケータの前記所定の反応とは異なる反応は、いずれも呈色反応であり、
    前記便インジケータが前記便と接触したときの前記呈色反応の色味と、
    前記尿インジケータが前記尿と接触したときの前記呈色反応の色味とが異なる、ことを特徴とする吸収性物品。
  19. 請求項18に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体よりも非肌側に設けられたバックシートを有し、
    前記便インジケータ及び前記尿インジケータが前記呈色反応を示す前の色と、前記便インジケータ及び前記尿インジケータが前記呈色反応を示した後の色のうち少なくともいずれかは、前記バックシートの色と類似していない、ことを特徴とする吸収性物品。

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